JP2001293590A - レーザ加工機の加工用パイプ支持装置とレーザ加工機の加工用パイプ支持装置の製作方法 - Google Patents

レーザ加工機の加工用パイプ支持装置とレーザ加工機の加工用パイプ支持装置の製作方法

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JP2001293590A
JP2001293590A JP2000112048A JP2000112048A JP2001293590A JP 2001293590 A JP2001293590 A JP 2001293590A JP 2000112048 A JP2000112048 A JP 2000112048A JP 2000112048 A JP2000112048 A JP 2000112048A JP 2001293590 A JP2001293590 A JP 2001293590A
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JP
Japan
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pipe
processing
plate
support device
laser
Prior art date
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Application number
JP2000112048A
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English (en)
Inventor
Yasuaki Haraguchi
安明 原口
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Daito Koki KK
Original Assignee
Daito Koki KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成で、しかも正確にパイプの芯出し
ができ、加工精度を向上させることができるレーザ加工
機の加工用パイプ支持装置を提供することを目的とす
る。 【解決手段】 レーザ加工機でパイプをレーザ加工する
際、パイプを支持するレーザ加工機の加工用パイプ支持
装置であって、起立しベアリングを介在させてパイプを
支持する起立板よりなるレーザ加工機の加工用パイプ支
持装置とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザ加工機の加
工用パイプ支持装置とレーザ加工機の加工用パイプ支持
装置の製作方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のレーザ加工機の加工用支持パイプ
支持装置としては、パイプを大きいブロックで支持固定
してからパイプの芯出しを行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のブロックを用い
て支持固定して、芯出しをする装置は、大変構造が複雑
で、さらに芯出しもパイプをセット後、行わなければな
らず、操作も難しく、かつ、高価なものであった。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は、上記
の事情に鑑み、簡単な構成で、しかも正確にパイプの芯
出しができ、加工精度を良くすべく、レーザ加工機でパ
イプをレーザ加工する際、パイプを支持するレーザ加工
機の加工用パイプ支持装置であって、起立しベアリング
を介在させてパイプを支持する起立板よりなるレーザ加
工機の加工用パイプ支持装置とした。
【0005】また、本発明は、簡単な構成で、しかも正
確にパイプの芯出しができ、加工精度を良くするべく、
レーザ加工機でパイプをレーザ加工する際、パイプを支
持するレーザ加工機の加工用パイプ支持装置であって、
起立しベアリングを介在させてパイプを支持する起立板
と、ベアリング上に載置したパイプをベアリングを介在
させて押さえる押え板とよりなるレーザ加工機の加工用
パイプ支持装置とした。 さらに、本発明は、具体的に
は、起立板の上辺部および押え板下辺部にはパイプの外
径より大きい凹部をそれぞれ刻設し、ベアリングをパイ
プの外周に接するように臨ませたレーザ加工機の加工用
パイプ支持装置とした。
【0006】さらにその上に、正確にパイプの芯出しが
でき、加工精度を向上させ、簡単な操作の加工方法とし
て、レーザ加工機でパイプをレーザ加工する際、パイプ
を支持するレーザ加工機の加工用パイプ支持装置の起立
板および押え板のパイプを受け入れる凹部およびベアリ
ング支持板の受入れ溝を、それぞれレーザ加工機の連な
った1個の加工軌跡により設けるようにしたレーザ加工
機の加工用パイプ支持装置の製作方法とした。
【0007】
【発明の実施の態様】本発明を添付する図面に示す具体
的実施例に基づいて、以下詳細に説明する。
【0008】図1はレーザ加工機のテーブルベッド1に
支持装置2を取付け、支持装置2上に加工するパイプP
を載置し、レーザ加工機の加工ヘッド3で加工する状態
を示す。
【0009】支持装置2は、テーブルベッド1上に載置
した取付板4上に基板5を載置し、ボルト6で螺締し、
基板5上に起立板7を起立させてなる。
【0010】起立板7の上辺部にはパイプPを受け入れ
る凹部8を受ける。
【0011】この凹部8はパイプPを受入れられればど
のような形状のものであってもよいが、ベアリング9の
配置を考慮すると、受け入れるパイプPの直径をDとす
ると、(直径D+隙間A)の半円状の加工を行う。隙間
は加工するパイプPの直径や使用するベアリングの直径
にもよるが、通常5mm程度である。図示の場合は、パ
イプPの中心を通る水平線より上方は、パイプPを投入
する際、干渉しないように、(D+A)の同一幅に形成
されている。
【0012】ベアリング9はパイプPの外周に接するよ
うに配置するため、凹部8に連なるベアリング支持板1
0の受入れ溝11を刻設する。
【0013】起立板7の凹部8および受入れ溝11の加
工は、レーザ加工機で加工できる。しかも凹部8と受入
れ溝11とは、連なった1個の加工軌跡により設けるこ
とができるように設定されているので、加工精度もよ
く、加工も簡単で、加工時間も短くてすむ。レーザ加工
に加工精度は±0.1〜±0.3mmであり、加工され
た面を仕上げする必要は全くない。レーザ加工機で加工
された起立板を直ちに使用することができ、至極便利で
ある。
【0014】次に、図2、図3に示した例について述べ
る。
【0015】図2に示すように、パイプPを二箇所で支
持固定する。
【0016】レーザ加工機のテーブルベッド1上に取付
板4を載置し、そこに基板5をボルト6で螺締し、基板
5上に起立板7を起立させる。
【0017】この起立板7にはパイプPを受け入れる凹
部8を設け、その凹部8にはベアリング支持板10によ
り支持されたベアリング9がパイプPの外周に接する位
置に設ける。
【0018】押え板12の下辺部には凹部13を切り込
み、凹部8・13にはそれぞれベアリング9がパイプP
の外周に接するように臨ませる。図示の凹部13は四角
状の例を示しているが、これに限らず半円状のものであ
ってもよい。凹部13と受入れ溝11とは前記起立板7
の場合と同様、レーザ加工機によるレーザ加工により加
工できる。
【0019】ベアリング9の配置は、まず、受入れ溝1
1にベアリング支持板10を起立板7や押え板12に垂
直方向から挿入して起立板7や押え板12の板厚内に位
置させ、ベアリング9を起立板7や押え板12の両側に
配置し、回転軸14を挿通してその頭部15をベアリン
グ9に係合させてナット16で螺締する。
【0020】パイプPを起立板7のベアリング9上に載
置し移動しないように押え板12で押圧し、両者はボル
ト17で固定する。
【0021】このようにして固定したパイプPは、加工
ヘッド3により切断などの加工が施される。
【0022】上記実施例では、丸パイプの例について述
べたが、本発明はこれに限らず、四角パイプなどの角パ
イプにも実施でき、切断のみならず一部切欠きにも適用
でき、建築材などの嵌合箇所の加工にも適用できる。
【0023】上記では、加工するパイプPを直接ベアリ
ング9を接触させ、起立板7や押え板12にベアリング
支持板10を介在させた例について述べたが、ベアリン
グ9に替えてMCナイロンなどの樹脂あるいは焼結金属
を用いて行うこともできる。ベアリング9を用いる際、
ベアリング支持板10を介在させたが、MCナイロンな
どの樹脂あるいは焼結金属を用いる場合、ベアリング9
とベアリング支持板10と一体化した形状として使用し
てもよい。
【0024】
【発明の効果】本発明は、上述のように、レーザ加工機
でパイプをレーザ加工する際、パイプを支持するレーザ
加工機の加工用パイプ支持装置であって、起立しベアリ
ングを介在させてパイプを支持する起立板よりなるレー
ザ加工機の加工用パイプ支持装置であるので、簡単な構
成で、しかも正確にパイプの芯出しができ、加工精度を
良くすることができる。
【0025】また、本発明は、レーザ加工機でパイプを
レーザ加工する際、パイプを支持するレーザ加工機の加
工用パイプ支持装置であって、起立しベアリングを介在
させてパイプを支持する起立板と、ベアリング上に載置
したパイプをベアリングを介在させて押さえる押え板と
よりなるレーザ加工機の加工用パイプ支持装置であるの
で、簡単な構成で、しかも正確にパイプの芯出しがで
き、加工精度を良くすることができる。
【0026】さらに、本発明は、起立板の上辺部および
押え板下辺部にはパイプの外径より大きい凹部をそれぞ
れ刻設し、ベアリングをパイプの外周に接するように臨
ませたレーザ加工機の加工用パイプ支持装置であるの
で、簡単な構成で、しかも正確にパイプの芯出しがで
き、加工精度を良くすることができる。
【0027】さらにその上に、本発明は、レーザ加工機
でパイプをレーザ加工する際、パイプを支持するレーザ
加工機の加工用パイプ支持装置の起立板および押え板の
パイプを受け入れる凹部およびベアリング支持板の受入
れ溝を、それぞれレーザ加工機の連なった1個の加工軌
跡により設けるようにしたレーザ加工機の加工用パイプ
支持装置の製作方法であるので、簡単な構成で、しかも
正確にパイプの芯出しができ、加工精度を良くすること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の具体的一実施例のレーザ加工機の加工
用パイプ支持装置の正面図である。
【図2】本発明の他の実施例のレーザ加工機の加工用パ
イプ支持装置の正面図である。
【図3】図2の正面図である。
【符号の説明】
P…パイプ 9…ベアリング 7…起立板 12…押え板 10…ベアリング支持板 11…受入れ溝

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザ加工機でパイプをレーザ加工する
    際、パイプを支持するレーザ加工機の加工用パイプ支持
    装置であって、起立しベアリングを介在させてパイプを
    支持する起立板よりなるレーザ加工機の加工用パイプ支
    持装置。
  2. 【請求項2】 レーザ加工機でパイプをレーザ加工する
    際、パイプを支持するレーザ加工機の加工用パイプ支持
    装置であって、起立しベアリングを介在させてパイプを
    支持する起立板と、ベアリング上に載置したパイプをベ
    アリングを介在させて押さえる押え板とよりなるレーザ
    加工機の加工用パイプ支持装置。
  3. 【請求項3】 起立板の上辺部および押え板下辺部には
    パイプの外径より大きい凹部をそれぞれ刻設し、ベアリ
    ングをパイプの外周に接するように臨ませた請求項1記
    載のレーザ加工機の加工用パイプ支持装置。
  4. 【請求項4】 レーザ加工機でパイプをレーザ加工する
    際、パイプを支持するレーザ加工機の加工用パイプ支持
    装置の起立板および押え板のパイプを受け入れる凹部お
    よびベアリング支持板の受入れ溝を、それぞれレーザ加
    工機の連なった1個の加工軌跡により設けるようにした
    レーザ加工機の加工用パイプ支持装置の製作方法。
JP2000112048A 2000-04-13 2000-04-13 レーザ加工機の加工用パイプ支持装置とレーザ加工機の加工用パイプ支持装置の製作方法 Pending JP2001293590A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011020151A (ja) * 2009-07-16 2011-02-03 Amada Co Ltd ワーク支持装置

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