JPH0243637Y2 - - Google Patents

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JPH0243637Y2
JPH0243637Y2 JP3893785U JP3893785U JPH0243637Y2 JP H0243637 Y2 JPH0243637 Y2 JP H0243637Y2 JP 3893785 U JP3893785 U JP 3893785U JP 3893785 U JP3893785 U JP 3893785U JP H0243637 Y2 JPH0243637 Y2 JP H0243637Y2
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JP
Japan
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vacuum suction
chuck
base
vacuum
pressure switch
Prior art date
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JP3893785U
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JPS61159138U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、例えば磁性体の小物ワークを外周刃
加工機等にて、成型、切断又は溝入れ等の加工を
多量にしかも一括してマルチ加工する場合に使用
して好適な、ワークをセツテイングした加工治具
を加工機にセツト固定する際に真空吸着によつて
行なるようにした工作機械のワーク保持装置に関
する。
従来、磁性体の小物ワークを外周刃加工機等に
て加工を行なう場合、加工機内に取り付け固定さ
れた永久磁石チヤツク又は電磁石チヤツクに、内
段取りにてワークをセツテイングしていたが、加
工機内での手作業になるため、作業性が悪くまた
危険でもある。更に、その間当該設備は停止して
いるため、当然設備稼動率は低下する欠点を有す
る。
本考案はかかる点に鑑み、ワークをセツテイン
グした加工治具を加工機にセツト固定する際に真
空吸着によつて行なうようにすることにより、設
備稼動率の向上すなわち作業能率の向上を図つた
工作機械のワーク保持装置を提案することを主た
る目的とする。
以下本考案の一実施例について図面を参照しな
がら詳細に説明する。
第1図は本考案の一例を示す斜視図である。1
は外周刃切断機を示し、この切断機1のベース5
上には加工機セツト台4が載置され、セツト台4
には真空吸着用ベース7を配した小型角型永久磁
石ピツチレスチヤツク3が載置され、更にチヤツ
ク3のチヤツク面にワーク2が磁気セツテイング
されるように構成している。切断機1は図示のよ
うなマルチ砥石を使用することができる。
第2図はセツト台4の一例を示す斜視図であ
る。セツト台4にチヤツク3を支持するため、一
側面に支持突起体8が設けられている。セツト台
4には真空吸着用孔11,12が夫々底面41及
び支持突起体8の側面部に穿設されている。各孔
11,12は末端には真空ポンプ(図示せず)が
設置された管路13が接続され、管路13の途中
には真空度を検知するプレツシヤースイツチP1
P2,P3が接続されている。そして各プレツシヤ
スイツチP1,P2,P3は管路13の真空度が所定
に上昇したときオン(又はオフ)になるように設
定しておく。尚、スイツチの設定動作する真空度
は500mmHg程度にすることができる。
第3図は小型角型ピツチレスチヤツク3の一例
を示す斜視図である。チヤツク3の下部に設けら
れたベース7の底部及び支持突起体8に対応する
側部には、第4図に示す如く、凹状の真空吸着用
矩形状の逃げ部15,16が設けられている。こ
の場合、真空吸引面が単に平坦面であるときは、
接触面が広くなり、厳格な加工精度で広い面を平
坦にすることは事実上困難であるが、接触面を逃
げ部15,16の形成により加工面積を減少させ
ることにより、比較的容易に精度高い平坦面を得
ることができ、よつて真空吸引時間の減少及びプ
レツシヤスイツチの動作を確実にすることができ
る。尚、A,B,C,D,E,Fの各基準面は外
周刃切断機1自らの砥石により加工し、基準面を
出す必要がある。
次に本考案の動作について説明する。セツト台
4の上にチヤツク3のベース7が載置され、この
とき、ベース7の各逃げ部15,16内の空気が
管路13を通じて排気される。この場合、ベース
7とセツト台4とに隙間が生じているときは、管
路13内は所定の真空度に達しないため、プレツ
シヤスイツチは働かない。逆に、ベース7とセツ
ト台4とに隙間が生じてなく密着状態となつてい
るときは、管路13内は所定の真空度に達するた
め、プレツシヤスイツチはオン(又はオフ)とな
つて働らくことになる。したがつて、各プレツシ
ヤスイツチP1,P2,P3のオンによつて、加工機
1が動作するようにインターロツクを組んでおく
ことにより、セツト台4の基準面への不完全密着
すなわちセツトミスが防止され、よつてワークの
正確な段取りが可能となり、一種の「ばかよけ」
にもなる。
以上べたごとく本考案によれば、チヤツクの下
部の底面及び側面に矩形状の逃げ部を設けた真空
吸着用ベースが設けられ、該ベースに接するセツ
ト台には真空吸着用管路が形成され、該管路には
真空度を検知するプレツシヤスイツチが設けら
れ、該プレツシヤスイツチは上記真空吸着用ベー
スの基準面と上記セツト台の基準面とが密着した
ときに信号を発生するように構成したので、 予め工作機械の外で上記チヤツク等の加工治具
にワークをセツテイングしておくことができ、従
来の内段取り作業から外段取り作業にすることが
でき、よつて工作機械の運転を止めずに別途の加
工治具のセツテイングが可能となる。
したがつて、設備稼動率の向上すなわち加工能
率の向上とセツテイングミスを未然に防止でき、
セツテイング精度を向上し、加工歩留りの向上が
望める効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一例を示す斜視図、第2図は
セツト台の一例を示す斜視図、第3図はチヤツク
の一例を示す斜視図、第4図はチヤツクのベース
の例を示す斜視図である。 1……切断機、3……小型角型永久磁石ピツチ
レスチヤツク、4……加工機セツト台、7……真
空吸着用ベース、8……支持突起体、11,12
……真空吸着用孔、13……管路、15,16…
…凹状の真空吸着用逃げ部、P1,P2,P3……プ
レツシヤスイツチ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. チヤツクの下部の底面及び側面に矩形状の逃げ
    部を設けた真空吸着用ベースが設けられ、該ベー
    スに接するセツト台には真空吸着用管路が形成さ
    れ、該管路には真空度を検知するプレツシヤスイ
    ツチが設けられ、該プレツシヤスイツチは上記真
    空吸着用ベースの基準面と上記セツト台の基準面
    とが密着したときに信号を発生するように構成し
    たことを特徴とする工作機械のワーク保持装置。
JP3893785U 1985-03-20 1985-03-20 Expired JPH0243637Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3893785U JPH0243637Y2 (ja) 1985-03-20 1985-03-20

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3893785U JPH0243637Y2 (ja) 1985-03-20 1985-03-20

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61159138U JPS61159138U (ja) 1986-10-02
JPH0243637Y2 true JPH0243637Y2 (ja) 1990-11-20

Family

ID=30546415

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3893785U Expired JPH0243637Y2 (ja) 1985-03-20 1985-03-20

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JPS61159138U (ja) 1986-10-02

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