JP2001291046A - 医療事務装置 - Google Patents

医療事務装置

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JP2001291046A
JP2001291046A JP2000104469A JP2000104469A JP2001291046A JP 2001291046 A JP2001291046 A JP 2001291046A JP 2000104469 A JP2000104469 A JP 2000104469A JP 2000104469 A JP2000104469 A JP 2000104469A JP 2001291046 A JP2001291046 A JP 2001291046A
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Masami Kanbe
雅己 神戸
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 診療報酬明細の実情報の印刷の途中で書式用
紙が無くなって白紙に印刷された場合でも、該印刷物か
ら診療報酬明細書を作成できるようにする。 【解決手段】 診療報酬明細書用の所定の書式を印刷す
るための書式情報と診療報酬明細の実情報を印刷するた
めの明細情報とを保持する主記憶装置14と、書式モー
ド又は明細モード又は合成モードの何れかを操作入力に
応じて設定するモード設定機能と、書式モードでは書式
情報を読み出して印刷し、明細モードでは明細情報を読
み出して印刷し、合成モードでは書式情報と明細情報と
を読み出して合成して印刷する印刷制御機能とを有する
医療事務装置。 【設定図】 図1

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、診療報酬明細書を
印刷する機能を備えた医療事務装置に関する。
【0002】
【従来の技術】診療報酬明細書を印刷する機能を備えた
医療事務装置が提供されている。従来の医療事務装置
は、診療報酬明細書の所定の書式が印刷された用紙(書
式用紙)に診療報酬明細の実情報(患者情報,日付,診
療の保険点数,等)を印刷するモード(以下『明細モー
ド』)と、白紙に上記の書式と実情報とを合成して印刷
するモード(以下『合成モード』)とを有し、何れか一
方の印刷モードを操作入力で指定することにより、所望
の印刷を行う装置である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】明細モードでの印刷は
実情報のみの印刷で足りるため、1枚当たりの印刷量が
少なく、大量の診療報酬明細書を印刷する場合(月末に
まとめて印刷するため通常は大量の印刷が必要である)
であっても、比較的短時間で印刷できるという利点があ
る。しかし、その反面、所定の書式用紙を十分に用意し
ておかなければならないという煩雑さがある。また、印
刷の途中で書式用紙が品切れとなって或る時点から白紙
に印刷されてしまった場合には、該白紙に印刷された部
分が無駄となるばかりでなく、その部分について、診療
報酬明細書を合成モードで印刷しなおさなければならな
いという煩雑さもある。
【0004】本発明は、上記の問題に鑑みたものであ
る。即ち、印刷の途中で書式用紙が品切れとなって或る
時点から白紙に印刷されてしまった場合でも、該或る時
点以後の印刷物(明細情報のみが印刷された印刷物)か
ら、診療報酬明細書を作成できるようにすることを目的
とする。また、印刷の途中で書式用紙が品切れとなって
或る時点から白紙に印刷されてしまう場合には、その旨
をその時点で警告できるようにすることを目的とする。
また、印刷の途中で書式用紙が品切れとなった場合に
は、該時点からの印刷を明細モードではなく、合成モー
ドで行い得るようにすることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、診療
報酬明細書用の所定の書式を印刷するための書式情報と
診療報酬明細を印刷するための明細情報とを保持する情
報記憶手段と、書式を印刷する書式モード又は診療報酬
明細を印刷する明細モード又は書式及び診療報酬明細を
印刷する合成モードの何れかを操作入力に応じて設定す
るモード設定手段と、書式モードが設定された場合は書
式情報を読み出して印刷し、明細モードが設定された場
合は明細情報を読み出して印刷し、合成モードが設定さ
れた場合は書式情報と明細情報とを読み出して合成して
印刷する印刷制御手段と、を有することを特徴とする医
療事務装置である。書式情報は1種に限定されず、2種
以上を保持していて操作入力等に応じて適宜に設定して
用いる構成でもよい。明細情報は、例えば、本医療事務
装置と連携された電子カルテ装置(医療事務機能と電子
カルテ機能を備えた単一のコンピュータ装置を含む)で
入力された診療情報に基づいて作成される。請求項2の
発明は、請求項1に於いて、さらに、書式モードの予定
枚数及び/又は明細モードの予定枚数及び/又は合成モ
ードの予定枚数を入力するための枚数入力手段を有し、
前記モード設定手段は設定したモードでの印刷枚数が前
記枚数入力手段により入力された当該モードの予定枚数
に達するとモードを前記枚数入力手段により予定枚数を
入力された別のモードに切り換える、ことを特徴とする
医療事務装置である。請求項3の発明は、請求項1に於
いて、さらに、給紙手段にセットされた書式用紙の枚数
をセット枚数として保持する枚数記憶手段を有し、前記
モード設定手段は明細モードでの印刷枚数が前記セット
枚数に達するとモードを合成モードに切り換える、こと
を特徴とする医療事務装置である。ここで、セット枚数
とは、診療報酬明細書の印刷作業に先立って給紙カセッ
トや給紙トレイ等の給紙手段にセットされた書式用紙の
当初の枚数をいう。給紙カセットが1個のプリンタで
は、給紙カセット内の白紙の上に書式用紙を入れて明細
モードでの印刷作業を行う場合が多い。その場合、セッ
ト枚数の印刷が終了した後は、白紙に診療報酬明細の実
情報のみが印刷されることになる。請求項3の発明で
は、その時点から合成モードに切り換えるように制御す
ることで、そのような不具合を防止している。なお、セ
ット枚数は、キーボード等からの操作入力等によって与
えることができる。請求項4の発明は、請求項1に於い
て、さらに、給紙手段にセットされた書式用紙の枚数を
セット枚数として保持する枚数記憶手段と、明細モード
での印刷枚数が前記セット枚数に達すると書式モードで
の再印刷が必要になる旨を表示する表示制御手段と、を
有することを特徴とする医療事務装置である。前述のよ
うに給紙カセット内の白紙の上に書式用紙をセットして
明細モードでの印刷作業を行うと、セット枚数の印刷が
終了した後は、白紙に診療報酬明細の実情報のみが印刷
されることになる。請求項4の発明では、その時点で警
告することにより、印刷を中断して書式用紙を補充する
か、又は印刷を継続する場合には印刷終了後に書式モー
ドで再印刷を行うように促す。請求項5の発明は、請求
項1〜請求項4の何れかに於いて、さらに、書式モード
又は合成モードでは白紙を給紙し、明細モードでは書式
用紙を給紙する給紙制御手段、を有することを特徴とす
る医療事務装置である。なお、この構成では、プリンタ
が複数個の給紙カセットを備えており、医療事務装置が
各カセットに収納されている用紙の種類(白紙/書式用
紙)の情報を持つ必要がある。この情報は、キーボード
等からの操作入力等によって与えることができる。
【0006】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の形態に係る
医療事務装置の構成を示す。図示の医療事務装置は、制
御装置10と、入力装置12と、主記憶装置(RAM
等)14と、補助記憶装置(ハードディスク等)16
と、表示装置20(CRT,液晶等)と、印刷装置30
とを有する。
【0007】制御装置10は、印刷モードを指定する操
作入力に応じて印刷モードを設定したり印刷工程の所定
のタイミングで印刷モードを切り換える操作を行う印刷
モード設定機能、設定されたモードに応じて補助記憶装
置16の書式情報や診療情報を再生して主記憶装置14
に記憶したり、記憶した書式情報や明細情報を主記憶装
置14から読み出して印刷制御機能に渡すファイル記録
/再生機能、ファイル記録/再生機能から渡された情報
に基づいて印刷用のデータを展開して印刷装置30へ出
力して所望の印刷を行わせる印刷制御機能、及び所定の
警告メッセージを表示するための表示制御機能を有す
る。これらの機能についはて、後に、フローチャートを
参照して説明する。
【0008】入力装置12は、通常のコンピュータ装置
で用いられる入力装置であり、例えば、キーボードやマ
ウス等のポインティングディバイスで構成される。印刷
装置30は、例えば、電子写真方式(レーザ露光/LE
Dアレイ露光)のプリンタであり、本例では、下段給紙
カセット31と上段給紙カセット32とを備える。下段
給紙カセットには書式用紙をセットし、上段給紙カセッ
トには白紙をセットするように決めるとともに、制御装
置10から何れの給紙カセットを用いるかを指定するよ
うに構成してもよい。そのように構成すると、明細モー
ドでは書式用紙を給紙して実情報のみを印刷し、合成モ
ードでは白紙を給紙して実情報と書式を合成して印刷
し、書式モードでは白紙を給紙して必要な書式の印刷物
を得るとういうように、適宜に使い分けることができ
る。
【0009】以下、フローチャートに即して、診療報酬
明細書の発行のために制御装置10が実行する手順を説
明する。
【0010】診療報酬明細書の発行画面を呼び出す操作
入力が行われると、診療報酬明細書発行機能が起動され
て、診療報酬明細書発行画面が表示される(S01)。
診療報酬明細書発行画面の一例を図6に示す。また、こ
のとき、各種フラグ(例:診療報酬明細の実情報のみを
印刷する明細モードを示す明細モードフラグ,書式のみ
を印刷する書式モードを示す書式モードフラグ,診療報
酬明細の実情報と書式を合成して印刷する合成モードを
示す合成モードフラグ,自動切換モードを示す自動切換
フラグ)、各種バッファ(例:各モードの印刷予定枚数
をモード毎に保持する予定枚数バッファ,給紙カセット
31にセットされた書式用紙の枚数を保持するセット枚
数バッファ,診療情報に基づいて演算した今回の診療報
酬明細書の発行予定総数を保持する総発行枚数バッフ
ァ)、各種カウンタ(現在の印刷モードでの印刷済み枚
数を計数する排紙カウンタA,今回の診療報酬明細書の
印刷済み枚数を計数する排紙カウンタB)等が、初期化
される。
【0011】次に、ステップS10〜S19の手順が実
行される。これらは、ユーザの操作入力に応答して実行
される手順である。例えば、診療報酬明細書を発行すべ
き発行対象が入力された場合は(S10でYES)、該
発行対象の各診療情報が補助記憶装置16から読み出さ
れ、該診療情報に基づいて印刷用の明細情報(診療報酬
明細の実情報)が作成されて、RAM14に記憶される
(S11)。また、上記の実情報に対応する書式印刷用
の書式情報が補助記憶装置16から読み出されて、印刷
用の書式情報としてRAM14に記憶される(S1
1)。ここで、診療報酬明細書の発行対象は、患者もし
くは患者グループ(保険が共通である等で括られるグル
ープ)と期間(当月)とを指定することで絞り込むこと
ができる。
【0012】一方、何れかの印刷モード(明細モード/
書式モード/合成モード)が入力された場合は(S12
でYES)、該入力された印刷モードのフラグが1にセ
ットされる(S13)。また、明細モードの実行中に書
式用紙が無くなったときに自動的に合成モードに切り換
える自動切換モードに関する操作入力が行われた場合は
(S14でYES)、自動切換フラグが反転される(S
15)。つまり、操作入力毎に自動切換モードの設定/
解除が切り換えられる。なお、この設定/解除用に2個
の押ボタンを設けた構成では、ステップS15の処理を
『反転』ではなく、当該押ボタンに対応する処理とすれ
ばよい。上記反転の結果、自動切換フラグが1にセット
された場合は(S16でYES)、合成モードのフラグ
が0にリセットされる(S17)。その理由は、自動切
換モードでは明細モード後に自動的に合成モードに切り
換えられるため(S63参照,後述)、合成モードを予
め設定しておかなくてもよいことにある。なお、明細モ
ードと合成モードの両者が設定された場合には明細モー
ドを合成モードに優先して実行するように環境設定した
場合は、ステップS16〜S17の処理は無くてもよ
い。
【0013】上記の操作入力の結果(発行対象,印刷モ
ード)が確定された場合、即ち、診療報酬明細書の発行
対象と印刷モード(1又は2以上の印刷モード)とが決
まった場合は(S18でYES)、該確定した発行対象
の診療情報(診療情報から作成した明細情報でもよい)
に基づいて今回の診療報酬明細書の発行総枚数が演算さ
れて、総発行枚数バッファに保持される(S19)。
【0014】次に、ステップS30〜S36の手順が実
行される。これらは、ユーザの数値入力に応答して実行
される手順である。数値入力が検出され(S30でYE
S)、該数値入力が印刷モードに対応付けられていた場
合は(S31でYES)、該印刷モードの予定枚数バッ
ファに、当該印刷モードでの予定印刷枚数として保持さ
れる(S32)。ここで、『数値入力が印刷モードに対
応付けられている』とは、図6の例では、『1.診療報
酬明細情報のみ』という表記の右欄の入力欄に入力され
た数値を『明細モード』に対応つけられた数値として扱
うことをいう。合成モードや書式モードに関しても同様
である。
【0015】一方、検出された数値入力が書式用紙に対
応付けられていた場合は(S33でYES)、セット枚
数バッファに、書式用紙のセット枚数(給紙カセット3
1にセットされた書式用紙の枚数)として保持される
(S34)。ここで、『数値入力が書式用紙に対応付け
られている』とは、該数値入力が、書式用紙枚数の入力
欄から入力された数値であった場合をいう。
【0016】ステップS35は印刷スタートの操作入力
が行われたか否かをチェックするステップであり、該操
作入力が行われた場合は(S35でYES)、ステップ
S40〜S64,S70PS73の手順が、印刷完了ま
で、又は印刷中止まで、繰り返して実行される。
【0017】ステップS40〜S42は、印刷装置30
との間の処理である。まず、フラグが1にセットされて
いる印刷モードの印刷用データが順に作成されて、印刷
装置へ出力される(S40)。例えば、明細モードフラ
グが1にセットされている場合であれば、RAM14に
記憶している明細情報が順に読み出され、制御装置10
の印刷制御機能により印刷用のデータに展開されて、印
刷装置へ出力される。なお、複数の印刷モードのフラグ
が1にセットされている場合を考慮して、何れを優先的
に印刷するかを環境設定で決めておくものとする。
【0018】ステップS41では、印刷装置30から送
信されて来る排紙信号がチェックされる。つまり、印刷
装置30は、印刷した用紙が排紙トレイ上に排紙された
ことをセンサで検出するように構成されており、印刷済
み用紙の排出が当該センサで検出されたときに、制御装
置10へ排紙信号を出力するものとする。この排紙信号
が受信される毎に、制御装置10では、排紙カウンタA
とBがそれぞれインクリメントされる(S42)。排紙
カウンタAは、現在の印刷モードでの印刷済み枚数を計
数するカウンタである。また、排紙カウンタBは、今回
の診療報酬明細書の発行での印刷済み枚数を計数するカ
ウンタである。
【0019】ステップS50〜S53は、排紙カウンタ
Aのカウント値が、現在の印刷モードの予定枚数(現在
の印刷モードの予定枚数バッファが保持する値)になっ
たときに実行される手順である。
【0020】まず、排紙カウンタAの計数値が、現在の
印刷モードの予定枚数(予定枚数バッファの保持値)と
一致すると(S50でYES)、排紙カウンタAがクリ
アされ、且つ、現在の印刷モードの予定枚数バッファが
クリアされる(S51)。現在の印刷モードでの予定枚
数の印刷が終了したためである。
【0021】さらに、他の印刷モードの予定枚数バッフ
ァに非0のデータが有る場合は(S52でYES)、現
在の印刷モードのフラグが0にリセットされるととも
に、該他の印刷モードのフラグが1にセットされる(S
53)。これにより、該他の印刷モードが新たな『現在
の印刷モード』とされ、以後、この新たな現在の印刷モ
ードについての印刷が実行されることになる。なお、ス
テップS52でのチェックを別の方式で実行するのであ
れば、必ずしも現在の印刷モードの予定枚数バッファを
クリア(S51参照)しなくてもよい。ここで、『別の
方式』とは、例えば、環境設定の優先順位通りに印刷モ
ードを順に切り換える方式である。
【0022】ステップS60〜S64は、排紙カウンタ
Bのカウント値が、書式用紙の当初のセット枚数(セッ
ト枚数バッファが保持する値)になったときに実行され
る手順である。
【0023】まず、排紙カウンタBの計数値が、書式用
紙の当初のセット枚数(セット枚数バッファの保持値)
と一致すると(S60でYES)、直近の印刷制御が書
式用紙に診療報酬明細の実情報のみを印刷する明細モー
ドの制御であったか否かチェックされる(S61)。そ
の結果、明細モードの制御であった場合は(S61でY
ES)、更に自動切換フラグがチェックされ(S6
2)、自動切換モードであれば(S62でYES)、明
細モードのフラグが0にリセットされるとともに合成モ
ードのフラグが1にセットされる(S63)。これによ
り、合成印刷モードが新たな『現在の印刷モード』とさ
れ、以後、この合成印刷モードについての印刷が実行さ
れることになる。
【0024】一方、自動切換フラグが0の場合は(S6
2でNO)、書式用紙が無くなった旨の警告(=そのま
までは、以後、白紙に診療報酬明細の実情報のみが印刷
されることになる旨の警告)が、表示装置20に表示さ
れる。この表示は文章でもよく、専用の記号等でもよ
い。また、音声出力を伴ったり音声出力のみの警告でも
よい。この警告に基づき、ユーザは、印刷を一旦中断し
て合成モードで再開するか、放置して実情報のみの印刷
物を得ておいて後に書式のみを印刷するか、を選択する
ことができる。後者の場合は印刷時間を短縮できる効果
があり、その効果は特に、印刷物が多量の場合に大き
い。つまり、書式のみを印刷する制御は同一の印刷を必
要部数分だけ行う制御であり、合成モードのように印刷
データを毎回作成する必要がないため、時間が短縮され
るのである。
【0025】ステップS70以降は、排紙カウンタBの
カウント値が、今回の作業で発行すべき診療報酬明細書
の総枚数(総発行枚数バッファの保持値)になったとき
に実行される手順である。
【0026】即ち、診療報酬明細の実情報のみを白紙に
印刷する制御が終了すると(S70でYES)、自動切
換モードでなかったことを条件として(S71でN
O)、カウンタBの計数値からセット枚数バッファの保
持値(書式用紙の当初のセット枚数)を減算した値が、
書式のみの再印刷の必要な枚数として表示装置20に表
示される(S72)。なお、自動切換モードだった場合
は(S71でYES)、合成モードでの印刷が行われた
場合であるため、書式の無い実情報のみを印刷物は存在
せず、したがって、上記の表示も必要が無い。
【0027】また、診療報酬明細の実情報のみを白紙に
印刷する制御を途中で中止すべき旨の操作入力が検出さ
れた場合は(S73でYES)、印刷装置30に対して
印刷の中止が指令された後(S74)、前記の警告表示
後の中止であることを条件として(S75でYES)、
上記と同様に、カウンタBの計数値からセット枚数バッ
ファの保持値(書式用紙の当初のセット枚数)を減算し
た値が、書式のみの再印刷の必要な枚数として表示装置
20に表示される(S72)。
【0028】排紙カウンタBのカウント値が今回の作業
で発行すべき診療報酬明細書の総枚数(総発行枚数バッ
ファの保持値)に達せず(S70でNO)、且つ、印刷
制御を途中で中止すべき旨の操作入力も検出されない場
合は(S73でNO)、ステップS40に戻る。これに
より、印刷動作が継続される。本医療事務装置は、以上
のように動作する。
【0029】
【発明の効果】請求項1の発明は、書式情報と明細情報
とを保持する手段と、書式モード又は明細モード又は合
成モードの何れかを設定する手段と、書式モードでは書
式を印刷し、明細モードでは診療報酬明細を印刷し、合
成モードでは書式と診療報酬明細とを合成して印刷する
手段とを有するため、明細モードでの印刷(診療報酬明
細の実情報の印刷)の途中で書式用紙が品切れとなって
白紙に印刷されてしまった場合でも、後に該実情報のみ
の印刷物に書式モードで再印刷を施して診療報酬明細書
を作成することができる。請求項2の発明は、さらに書
式モードの予定枚数及び/又は明細モードの予定枚数及
び/又は合成モードの予定枚数の入力手段を有し、設定
したモードでの印刷枚数が当該設定したモードの予定枚
数に達すると、予定枚数が入力されている別のモードに
切り換えるため、予定したモードで予定した枚数の印刷
を行うことができる。即ち、適切なモードでの印刷を行
うことができる。請求項3の発明は、さらに給紙手段に
セットされた書式用紙の枚数(セット枚数)を保持する
手段を有し、明細モードでの印刷枚数が上記セット枚数
(書式用紙の当初のセット枚数)に達すると合成モード
に切り換えるため、印刷の途中で書式用紙が品切れにな
った時点(明細モードで上記セット枚数の印刷が終了し
た時点)からは合成モードでの印刷が行われる。このた
め、白紙に診療報酬明細の実情報のみが印刷されてしま
うことが防止される。請求項4の発明は、さらに、給紙
手段にセットされた書式用紙の枚数(セット枚数)を保
持する手段と、明細モードでの印刷枚数が前記セット枚
数(書式用紙の当初のセット枚数)に達すると書式モー
ドでの再印刷が必要になる旨を表示する手段とを有する
ため、印刷の途中で書式用紙が品切れになった時点で、
以後の用紙に対しては書式を印刷する(実情報と同時に
印刷する/実情報の印刷後に印刷する)必要が生ずるこ
とを警告できる。請求項5の発明は、さらに、書式モー
ド又は合成モードでは白紙を給紙し、明細モードでは書
式用紙を給紙する手段を有するため、白紙に診療報酬明
細の実情報のみが印刷されてしまったり、書式用紙に書
式が重ねて印刷されてしまうことを防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態の医療事務装置の構成を示すブロッ
ク図。
【図2】図1の制御装置10の手順を示すフローチャー
トの一部。
【図3】図1の制御装置10の手順を示すフローチャー
トの一部。
【図4】図1の制御装置10の手順を示すフローチャー
トの一部。
【図5】図1の制御装置10の手順を示すフローチャー
トの残部。
【図6】図1の表示装置20に表示された診療報酬明細
発行画面を例示する説明図。
【符号の説明】
10 制御装置 30 印刷装置 31 下段給紙カセット 32 上段給紙カセット

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 診療報酬明細書を印刷する医療事務装置
    であって、 診療報酬明細書用の所定の書式を印刷するための書式情
    報と、診療報酬明細を印刷するための明細情報とを保持
    する情報記憶手段と、 書式を印刷する書式モード、診療報酬明細を印刷する明
    細モード、又は書式及び診療報酬明細を印刷する合成モ
    ードの何れかを、操作入力に応じて設定するモード設定
    手段と、 書式モードが設定された場合は書式情報を読み出して印
    刷し、明細モードが設定された場合は明細情報を読み出
    して印刷し、合成モードが設定された場合は書式情報と
    明細情報とを読み出して合成して印刷する印刷制御手段
    と、 を有することを特徴とする医療事務装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に於いて、 さらに、書式モードの予定枚数、及び/又は明細モード
    の予定枚数、及び/又は合成モードの予定枚数を入力す
    るための枚数入力手段を有し、 前記モード設定手段は、設定したモードでの印刷枚数が
    前記枚数入力手段により入力された当該モードの予定枚
    数に達すると、モードを前記枚数入力手段により予定枚
    数を入力された別のモードに切り換える、 ことを特徴とする医療事務装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に於いて、 さらに、給紙手段にセットされた書式用紙の枚数をセッ
    ト枚数として保持する枚数記憶手段を有し、 前記モード設定手段は、明細モードでの印刷枚数が前記
    セット枚数に達するとモードを合成モードに切り換え
    る、 ことを特徴とする医療事務装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に於いて、さらに、 給紙手段にセットされた書式用紙の枚数をセット枚数と
    して保持する枚数記憶手段と、 明細モードでの印刷枚数が前記セット枚数に達すると書
    式モードでの再印刷が必要になる旨を表示する表示制御
    手段と、 を有することを特徴とする医療事務装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜請求項4の何れかに於いて、
    さらに、 書式モード又は合成モードでは白紙を給紙し、明細モー
    ドでは書式用紙を給紙する給紙制御手段、 を有することを特徴とする医療事務装置。
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