JP2001288936A - 引戸の取手 - Google Patents

引戸の取手

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JP2001288936A
JP2001288936A JP2000103110A JP2000103110A JP2001288936A JP 2001288936 A JP2001288936 A JP 2001288936A JP 2000103110 A JP2000103110 A JP 2000103110A JP 2000103110 A JP2000103110 A JP 2000103110A JP 2001288936 A JP2001288936 A JP 2001288936A
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JP
Japan
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handle
sliding door
recess
vertical groove
finger
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Application number
JP2000103110A
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English (en)
Inventor
Kazuo Kuriki
一男 久力
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KURIKI SEISAKUSHO KK
Kuriki Manufacture Co Ltd
Original Assignee
KURIKI SEISAKUSHO KK
Kuriki Manufacture Co Ltd
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Application filed by KURIKI SEISAKUSHO KK, Kuriki Manufacture Co Ltd filed Critical KURIKI SEISAKUSHO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 手指の滑りが防止されると共に、ワンタッチ
で引戸に固定できる安価な取手にする。 【解決手段】 引戸10の取手取付孔11に取り付けら
れる取手1において、手掛け用凹部4を形成している周
壁3の内側壁3aに滑り止め用の縦溝6を凹設するとと
もに、前記縦溝6の外側壁3bを突出させて前記取手取
付孔11に係止する係止突起7を形設した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、引戸の取手取付孔
に嵌め込まれて固定される引戸の取手に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、引戸を開閉するとき、取手の
手掛け用凹所から手指が滑って外れないように工夫した
ものが種々提案されている。図4に示すものは、特開平
10−115129号に開示された引戸の取手である。
【0003】この従来の引戸51における取手取付孔5
2に嵌め込まれた取手50は、手掛け用凹部53を形成
する両側壁54、54の開口縁部を内向き傾斜状態に突
出させて滑り止めとなる指止め部56、56が形成され
ている。図示した構造とすることにより、引戸の開閉
時、指止め部56により指掛かりが良くなって手指の滑
りが防止されるものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、こり引
戸の取手50における指止め部56は、手掛け用凹部5
3の開口縁部を内向きに突出させて形成するものである
ので、指止め部56によって手掛け用凹部53の開口幅
が減少する構造となっている。従って、引戸51の構造
やデザインによる制約から、より幅の狭い形状の取手が
求められるとき、この従来の取手50の構造では、手掛
け用凹部53の開口幅の狭い取手となる。従って、幅の
狭い取手では、手指の挿入のし難いものとなり、引戸を
引くときの挿入した手指を傾けるうえでも使い勝手が悪
くなる欠点を有している。
【0005】また、この取手50を引戸51の取手取付
孔52に固定するには、釘孔を設けて釘止めにするか、
ワンタッチで固定されるようにするには、何らかの別部
材から成る固定用部材を付設しなければならず、取付作
業の手間や、ワンタッチ固定式にした場合の製造コスト
の点で、経済的なメリットがなかった。
【0006】本発明は、上記の問題に鑑みてなされたも
ので、手掛け用凹部の開口幅を狭ばめることなく手指の
滑りが防止されると共に、ワンタッチで引戸に固定でき
る安価な取手を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記の課題を
解決する為に、引戸の取手取付孔に取り付けられる取手
において、手掛け用凹部を形成している周壁の内側壁に
滑り止め用の縦溝を凹設するとともに、前記縦溝の外側
壁を突出させて前記取手取付孔に係止する係止突起を形
設した。
【0008】上記の構成としたことにより、引戸の開閉
時には、指掛け用凹所に挿入した指先が縦溝に食い込ん
で引掛かることにより手指の滑りが防止される。また、
取手を引戸の取手取付孔に押し込むだけで、取手取付孔
に係止突起が係合してワンタッチで固定される。また、
従来例のように、指止め部を設けた為に手掛け用凹部の
開口幅が狭くなるようなこともないので、幅の狭い形状
の取手とすることができる。
【0009】また、縦溝および係止突起を手掛け用凹部
の奥行き方向へ複数設けることにより、引戸を引く手指
の挿入深度にかかわらず指先の縦溝への掛かりが迅速確
実になされると共に、複数の係止突起が取手取付孔に係
止して、取手の固定をより確実にする。
【0010】また、縦溝の断面形状を、手掛け用凹部の
奥行き方向へ向かう楔形に形成するとともに、係止突起
の断面形状も楔形にしたことにより、引戸を引くときの
指先が縦溝に食い込んで手掛け用凹部の掛かりが良くな
り、良好な滑り止め効果を奏する。また、突起の楔効果
で取手の取手取付孔からの抜け出しを防止する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を添付図面を参照しながら詳細に説明する。
【0012】図1乃至図3は、本発明の引戸の取手を示
すもので、取手1は、上下が半円形に形成された縦長の
底壁2の外縁に周壁3が立設されて成る手掛け用凹部4
と、手掛け用凹部4の開口縁から外側に延設されたフラ
ンジ5とから構成されており、本実施の形態において
は、所定の厚みの金属板を使用してプレス加工により一
体形成されている。
【0013】手掛け用凹部4を形成している周壁3の対
向する内側壁3a、3aには、滑り止め用の縦溝6が、
手掛け用凹部4の奥行き方向へ二条且つ縦方向へも二条
凹設されている。この各縦溝6の断面形状は、鋭角に設
けた溝底6bから手掛け用凹部4の奥行き方向への登り
傾斜面6aとなる楔形に形成されている。また、周壁3
の前記縦溝6を設けた外側壁4bの部分は突出されて、
断面形状が楔形の係止突起7に形成されており、縦溝と
係止突起とは、同一プレス工程で形成されるものであ
る。
【0014】図2に示すように、本実施の形態の取手1
は、指掛け用凹所4を引戸10の取手取付孔11に嵌め
込んでフランジ5の裏面が引戸10の表面に当接する迄
押し込むことにより取り付けられるものであり、引戸1
0にワンタッチの操作で固定することができる。従っ
て、取り付け作業が極めて簡単で大きな経済的メリット
がある。
【0015】取手1の係止突起7は、楔形をしているこ
とから取手取付孔11に入り易く、取り付けられた取手
1は、楔形の係止突起7が取手取付孔11の両側壁に圧
接状態に食い込んで係合するので、係止突起7の楔効果
により取手取付孔11から抜け出すことがない。そし
て、この取手1の係止突起7は、取手1を固定する為の
別部材を用いることなく一体形成されてなるものである
ので、価格を高騰させることがない。
【0016】また、固定された取手1の指掛け用凹所4
に手指を挿入して引戸10を引く際には、滑り止め用の
縦溝6の断面形状が、鋭角に設けた溝底6bから手掛け
用凹部4の奥行き方向へ登り傾斜面6aとなる楔形に形
成されていることから、指先の縦溝6における接触面積
が大きくなるうえに、指先が縦溝6に食い込んで指掛け
用凹所4に良く引掛かり、強力な滑り止め効果が得られ
る。
【0017】従って、重い引戸でも容易に開閉すること
ができる。また、厚みの薄い引戸に使用できるように指
掛け用凹所4の奥行きを浅くした取手1の場合でも、縦
溝6に指先が食い込んで滑り止め効果を得ることができ
る。
【0018】また、本実施の形態では、滑り止め用の縦
溝6を、手掛け用凹部4の奥行き方向に二条設けたの
で、手掛け用凹部4への手指の挿入深度にかかわらず、
指先を縦溝6へ迅速確実に引掛けることができる。
【0019】また、楔状の係止突起7も、取手取付孔1
1の深み方向へ二条設けてあるので、係止箇所が多いこ
とから取手1の固定がより確実になされる。
【0020】本発明の取手1は、従来例の取手のよう
に、指止め部によって手掛け用凹部53の開口幅を減少
させてしまうような構造ではないので、使い勝手を低下
させることなく幅の狭い形状の取手にすることが可能で
あり、図示の形状の物に限定されることなく、多様なデ
ザインの取手に対応することができる。
【0021】また、本発明の取手1は、金属板によるプ
レス成形に限るものではなく、硬質の合成樹脂材料を用
いて成形してもよいことは言う迄もない。
【0022】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、以下に記載されるような効果を奏する。
【0023】請求項1記載の引戸の取手によれば、手掛
け用凹部を形成する周壁の内側壁に滑り止め用の縦溝を
凹設するとともに、縦溝の外側壁を突出させて取付孔に
係止する係止突起を形設した構成としたので、手指の滑
り止め機能を有する取手をワンタッチで固定することが
可能となり、しかも一体成形されたものであるので、指
掛かりの良い取手を安価に提供することができる。
【0024】また、手指の滑り止めの形成により手掛け
用凹部の開口幅を狭めることがないので、使い勝手を損
なうことなく従来例よりも幅の狭い形状の取手にするこ
とができる。
【0025】請求項2記載の引戸の取手では、上記の効
果に加えて、縦溝および係止突起を手掛け用凹部の奥行
き方向へ複数設けたので、引戸を引く手指の挿入深度に
かかわらず指先が掛かり易くなると共に、引戸への取手
の固定をより確実にすることができる。
【0026】請求項3記載の引戸の取手では、上記の効
果に加えて、縦溝の断面形状を、手掛け用凹部の奥行き
方向へ向かう楔形に形成するとともに、係止突起の断面
形状も楔形にしたので、引戸の開閉時に縦溝に食い込ん
だ指先が良く掛かって引戸の作動を容易にすると共に、
取手の組み付けが容易で且つ取手を強固に固定すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の引戸の取手を示す正面図。
【図2】図1の取手のAーA矢視方向を示す断面図。
【図3】図1の取手の側面図。
【図4】従来例を示す断面図。
【符号の説明】
1 取手,3 周壁,3a 内側壁,3b 外側壁,4
手掛け用凹所,6縦溝,7 係止突起,10 引戸,
11 取手取付孔,

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 引戸の取手取付孔に取り付けられる取手
    において、手掛け用凹部を形成している周壁の内側壁に
    滑り止め用の縦溝を凹設するとともに、前記縦溝の外側
    壁を突出させて前記取手取付孔に係止する係止突起を形
    設したことを特徴とする引戸の取手。
  2. 【請求項2】 縦溝および係止突起を手掛け用凹部の奥
    行き方向へ複数設けたことを特徴とする請求項1記載の
    引戸の取手。
  3. 【請求項3】 縦溝の断面形状を、手掛け用凹部の奥行
    き方向へ向かう楔形に形成するとともに、係止突起の断
    面形状も楔形にしたことを特徴とする請求項1又は請求
    項2記載の引戸の取手。
JP2000103110A 2000-04-05 2000-04-05 引戸の取手 Withdrawn JP2001288936A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7698910B2 (en) 2002-01-09 2010-04-20 Lg Electronics Inc. Door and a drum type washing machine and a clothes dryer using the same
JP2014109114A (ja) * 2012-11-30 2014-06-12 Panasonic Corp 引き戸
JP2016049941A (ja) * 2014-09-02 2016-04-11 スズキ株式会社 バックドア構造

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7698910B2 (en) 2002-01-09 2010-04-20 Lg Electronics Inc. Door and a drum type washing machine and a clothes dryer using the same
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