JP2001286449A - プローブ装置 - Google Patents

プローブ装置

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裕之 栗山
Ryusuke Fukamizu
竜介 深水
Kazunori Yanagisawa
和典 柳沢
Isamu Takekoshi
勇 竹越
Tomoyuki Fujiwara
倫行 藤原
Tokiyoshi Ichikawa
祝善 市川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 全てのプローブを容易に頭皮に密着させるこ
とができ、プローブが自立的に頭部形状にフィットする
生体光計測装置用のプローブ装置。 【解決手段】 球体の表面を平面に置き換える場合、
(a)、(b)に示すように、多円錐図法によって平面
状に展開することができる。本発明のプローブ装置は、
このような多円錐図法による球体表面の平面への置き換
えを応用し、複数のプローブ202を格子状に配置して
保持するシェル部201を、(c)に示すように、中央
部のプローブ202を1つの方向に連結し、連結された
これらのプローブ202の連結軸に直角方向にあるプロ
ーブ202が、連結軸から離れて隣接するプローブ20
2と切り離されて位置するように構成される。また、シ
ェル部201は、枝状に延びた複数の部位の方向に2方
向から引っ張ることにより、自立的に球状に変形してく
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、生体光計測装置用
のプローブ装置に係り、特に、生体内の局所的な血液動
態変化を計測するために使用して好適な生体光計測装置
用のプローブ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】生体光計測装置として、光トポグラフ装
置と呼ばれる計測装置が知られている。この装置は、光
照射/検出部を持つプローブを多数配置したプローブ装
置を、各プローブが計測部位、例えば、頭部に密着する
ように取り付けて、各プローブから近赤外線を照射して
計測を行うというものである。
【0003】図15は従来技術によるプローブ装置を被
検体の頭部に装着した状態を説明する図、図16はプロ
ーブと頭皮との接触状態について説明する図であり、以
下、これらの図を参照して従来技術によるプローブ装置
について説明する。図15、図16において、201は
シェル部、202はプローブ、203は光ファイバー、
204はしわ、205は固定ベルトである。
【0004】従来技術によるプローブ装置は、図15に
示すように、被験者の頭部形状に合わせて椀形に形成さ
れたシート材によるシェル部201に、複数のプローブ
n2を格子状に配置して構成されている。個々のプロー
ブ202は、シェル部201から取り外し可能であり、
プローブ202が毛髪等により頭皮との接触が不完全で
あることがモニタ画面により確認された場合、その部分
のプローブ202だけを装着し直すことが可能とされて
いる。このように構成されるプローブ装置は、これを被
験者の頭部に装着する場合、被験者の頭部形状の個人差
や装着部位の違いにより、必ずしも頭部にフィットする
とは限らないので、固定ベルト205をあごに掛けてシ
ェル部201をしっかりと頭部に押し付けるようにして
使用される。そして、計測に当っては、各プローブ20
1から光ファイバー203を介して送られてくる近赤外
線を頭部の皮下に向けて照射し、その反射光をプローブ
201で受け、光ファイバー203を介して図示しない
計測装置本体に送り返す。
【0005】図16に頭部形状とプローブの接触状況と
を示しているが、図16(a)に示す例の場合、頭部曲
率とシェル部の曲率とが一致して、全てのプローブが頭
皮に接触している。図16(b)に示す例の場合、被験
者の頭部の曲率がシェル部の曲率より大きいため、中央
部に配置されるプローブが頭皮に接触できない状態にな
っている。また、図16(c)に示す例の場合、被験者
の頭部の曲率がシェル部の曲率より小さいため、周辺部
に配置されるプローブが頭皮に接触できない状態になっ
ている。
【0006】図16には、一軸方向しか示していないの
で、シェル部201を柔軟な弾性のある材料により構成
することにより、いずれの場合もフィットしそうに見え
る。しかし、シェルプローブは、シェル部201上に前
後左右の2次元状にプローブ202を配置して構成され
るので、シェル部201に柔軟な材料を使用しても、シ
ェル部201にしわ204が寄ってしまい、全てのプロ
ーブを確実に頭皮に接触させることが困難である。これ
を解決するため、シェル部201をゴムシート等の伸縮
性のある材料を用いることが考えられるが、このように
構成されたプローブ装置は、プローブ相互間の距離が変
わってしまったり、より強い力でシェル部を頭部に押さ
え付けなければならないことになる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来技術によ
るプローブ装置は、シェル部が椀形に形成されている
が、この椀形形状を頭部形状に完全に一致させることが
できず、全てのプローブを確実に頭皮に密着接触させる
ことが困難であるという問題点を有している。また、プ
ローブを確実に頭皮に密着接触させるために、固定ベル
ト205によりしっかりと頭部に押し付けて使用しなけ
ればならないため、被験者にあごに掛かるベルトによる
痛み、苦痛を感じさせるという問題点を有している。こ
の問題点は、実際の計測に3時間程度の長時間を必要と
するため、被験者が苦痛に耐えられない場合も生じさせ
ることになる。
【0008】また、従来技術によるプローブ装置は、固
定ベルトをあご掛けて使用するため、発声を伴う計測を
行う場合に、プローブが動いてしまうという問題点を有
し、また、プローブの1つ1つを毛を掻き分けながら装
着しなければならず、プローブの装着に時間が掛かり、
高度な技術も必要であるという問題点を有している。さ
らに、従来技術によるプローブ装置は、各プローブに直
接光ファイバーが取り付けられて、プローブの数だけの
光ファイバーが外部に引き出されているので、これらの
ファイバーが絡み合ってしまう等その操作性が悪いとい
う問題点を有している。
【0009】本発明の目的は、前述した従来技術の問題
点を解決し、どのような形状を持った頭部にも全てのプ
ローブを容易に頭皮に密着させることができ、プローブ
が自立的に頭部形状にフィットすることを可能にした形
状を有する生体光計測装置用のプローブ装置を提供する
ことにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明によれば前記目的
は、生体表面に光を照射する光照射手段と、生体内部を
通過して生体表面から出射する光強度を検出する光検出
手段とを備える生体光計測装置に用いるプローブ装置お
いて、その先端に光ファイバー束端面が露出する複数の
プローブと、これらのプローブを保持するシェル部とに
より構成され、前記シェル部が、中央部のプローブを1
つの方向に連結し、連結されたこれらのプローブの連結
軸に直角方向に連結軸から両側に延びた複数の枝状部を
有し、前記枝状部に他のプローブを保持していることに
より達成される。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明による生体光計測装
置用のプローブ装置の実施形態を図面により詳細に説明
する。
【0012】図1は本発明によるプローブ装置を使用す
る生体光計測装置の構成を示すブロック図であり、本発
明によるプローブ装置の説明を行う前に、まず、図1を
参照して生体光計測装置について説明する。図1におい
て、1は光源、2は光源用光ファイバー、3a〜3cは
光ファイバー連結器、4は光照射用光ファイバー、5は
光照射位置、6は被検体、7a、7bは光検出用光ファ
イバー、8は光ファイバー固定部材、9a、9bは光検
出器用光ファイバー、10a、10bは光検出器、11
は差動増幅器、12はA/D変換器、13は計算機、1
4は表示装置、15は局所的に血液動態が変化する領
域、16a、16bは光検出用光ファイバーの視野、2
4a、24bはロックインアンプ、25a、25bは対
数増幅器である。
【0013】図1において、光源1から発せられる光
は、図示しないレンズ系を用いて集光されて光源用光フ
ァイバー2に入射する。光源1から発せられる光は、外
来起因の雑音を除去するために発振器23により100
Hz〜10MHz程度の任意の周波数fで強度変調され
ている。光源用光ファイバー2は、光ファイバー連結器
3aを介して光照射用光ファイバー4と接続されている
ため、光源1からの光は、光照射用光ファイバー4に伝
達され、光照射位置5より被検体6に照射される。用い
る光の波長は、生体内の注目物質の分光特性によるが、
血液内のHbとHbO2 との濃度から酸素飽和度や血液
量を計測する場合には600nm〜1400nmの波長
範囲の光の中から1あるいは複数波長選択して用いる。
光源1としては、半導体レーザ、チタンサファイアレー
ザ、発光ダイオード等を用いることができる。被検体6
に照射された光は、光検出用光ファイバーの視野16
a、16bの領域を通過し、この領域内の血管等の局所
的に血液動態が変化する領域15を通過して光検出用光
ファイバー7a及び7bに入射する。なお、光ファイバ
ー4、7a、7bは、多数のファイバーが束ねられて構
成されたものである。
【0014】被検体6を通過して出射する光を検出する
ための2本の光検出用光ファイバー7a及び7bは、被
検体6上の異なる2箇所に配置される。図示例では、前
述の2本の光検出用光ファイバー7aと7bとは、光照
射位置5を対称中心として点対称の2箇所に配置され
る。光照射用光ファイバー4と光検出用光ファイバー7
a、7bは、表面が黒色に塗装された光ファイバー固定
部材8により固定されている。また、光照射用光ファイ
バー4、光検出用光ファイバー7a、7b及び光ファイ
バー固定部材8は、簡便を期するために光検出プローブ
として一体化されており、詳細については後述する。光
検出用光ファイバー7a、7bは、光ファイバー連結器
3b、3cを介して光検出器用光ファイバー9a、9b
に連結されているため、光検出用光ファイバー7a、7
bで検出された通過光は、光検出器10a、10bまで
伝達され、光検出器10a、10bにより光電変換さ
れ、通過光の強度が電気信号の強度として出力される。
光検出器10a、10bとしては、例えば、フォトダイ
オードや光電子増倍管等の光電変換素子を用いることが
できる。
【0015】光検出器10aと10bとから出力された
通過光強度を表わす電気信号は、それぞれロックインア
ンプ24a、24bにより光源の光強度変調周波数成分
のみが抽出される。ロックインアンプ24aからの出力
は、対数増幅器25aで対数変換された後に差動増幅器
11の負極に入力され、ロックインアンプ24bからの
出力は、対数増幅器25bで対数変換された後に差動増
幅器11の正極に入力される。その結果として、異なる
2ヵ所の位置での通過光強度の差分信号が、出力信号と
して差動増幅器11より出力される。差動増幅器11か
らの出力信号は、逐次A/D変換器12でデジタル信号
に変換され、計算機13に取り込まれて処理された後、
表示装置14に時系列データとして表示される。
【0016】前述した例は、光照射用光ファイバー1本
と光検出用光ファイバー2本とが光検出プローブとして
一体化されているとして説明したが、プローブは、光照
射用光ファイバーと光検出用光ファイバーとをそれぞれ
複数本設けたプローブ装置として構成されていてよく、
また、光検出用光ファイバーからの検出信号が個々に計
算機に入力されるようになっていてよい。
【0017】図2は本発明の実施形態によるプローブ装
置のシェル部の形状に対する基本的な考え方を説明する
図、図3はシェル部への固定ベルトの取り付けとプロー
ブ装置の被験者の頭頂部への装着状態とを説明する図、
図4はプローブ装置の被験者の頭部の各所への装着状態
を説明する図、図5は固定ベルトによらないプローブ装
置の装着方法を説明する図、図6はプローブの個数の相
違によるシェル部の形状の相違を説明する図である。図
2〜図6において、206は紐、207は連結器具、5
01はネット状帽子、502はヘッドバンドであり、他
の符号は図15の場合と同一である。
【0018】一般に、球体の表面を平面に置き換える場
合、例えば、地球儀上の地図を平面に置き換える場合、
図2(a)、図2(b)に示すように、多円錐図法によ
って平面状に展開することができる。本発明の実施形態
によるプローブ装置は、このような多円錐図法による球
体表面の平面への置き換えを応用したものであり、複数
のプローブ202を格子状に配置して保持するシェル部
201を、図2(c)に示すような形状としたものであ
る。すなわち、シェル部201は、中央部のプローブ2
02を1つの方向に連結し、連結されたこれらのプロー
ブ202の連結軸に直角方向にあるプローブ202が、
連結軸から離れて隣接するプローブ202と切り離され
て、連結部から枝状に延びだ部位に位置させられるよう
な形状を有して構成される。
【0019】前述のような形状を持つシェル部201
は、平面でありながら彎曲したときに、どのような球状
の形状の上にも容易にフィットすることができるものと
なる。この場合に、シェル部201自身は、伸縮するこ
となく、しわができたりすることもない。また、このシ
ェル部201は、球の大きさが異なる場合にも、問題な
く球面に密着させることができる。これにより、このよ
うなシェル部201上に格子状に配置される複数のプロ
ーブ202は、シェル部201の前述のような性質によ
り、その全てが容易に頭部等の球面上に密着可能とな
る。また、前述した形状を有するシェル部201は、枝
状に延びた複数の部位の方向に2方向から引っ張ること
により、自立的に球状に変形してくる。シェル部201
は、前述したような性質を持つので、被検体としての被
験者の頭部の曲率が異なるどのような位置に装着された
場合にも、全てのプローブ202を頭皮に密着させるこ
とができる。
【0020】シェル部201の枝状に延びた複数の部位
の2方向から引っ張るため、シェル部201には、図3
(a)に示すように、枝状に延びた複数の部位の先端に
紐206を連結し、これらの複数の紐を連結器具207
を介して固定ベルト205が取り付けられる。紐206
を伸縮性を有するものとすれば、固定ベルト205を単
に輪状に構成して、図3(b)に示すように、複数のプ
ローブ202と、これらを保持するシェル部201とに
より構成されるプローブ装置を頭部に容易に装着するこ
とができ、しかも、全てのプローブ202を頭皮に密着
させることができる。
【0021】被検体としての被験者の頭部の曲率が異な
る種々の位置にプローブ装置を装着した状態を図4に示
している。図4に示す例は、プローブ202を円盤状の
ものとして示しているが、プローブ装置全体の構成は、
前述したものと同一である。図4(a)に示す例はプロ
ーブ装置を側頭部に装着した例、図4(b)に示す例は
プローブ装置を前頭部に装着した例、図4(c)に示す
例はプローブ装置を後頭部に装着した例である。これら
の例は、いずれも、固定ベルト205をあごに掛けるの
ではなく頭部の周囲に掛けることにより、プローブ装置
を装着することができる。また、図4(d)に示す例は
プローブ装置を頭頂部に装着した例であり、この場合、
固定ベルト205は、あごに掛けられる。図4(a)〜
図4(d)に示す例は、組み合わせて使用することがで
き、これにより、複数の部位を同時に計測することがで
き、また、全脳に対する計測を行うこともできる。
【0022】図4ではプローブ装置の頭部への装着を固
定ベルトにより行うとしたが、次に、図5を参照して固
定ベルトによらない装着方法について説明する。
【0023】図5(a)に示す例は、頭部に載置したプ
ローブ装置の上からネット状帽子501を被せ、これに
より、プローブ装置を頭部に装着するようにした例であ
る。この例によれば、プローブ装置全体に押し付け力が
加わることになり、プローブの頭皮への密着性をより向
上させることができ、また、固定ベルトを使用する場合
のように被験者に違和感を与えることも少なくすること
ができる。また、後述するように、プローブ202は、
頭皮との間に毛髪等が挟まった場合に、その位置を調整
することが可能であるが、図5(a)に示す例は、この
ような場合に、ネットの目を通して容易にその作業を行
うことができる。図5(b)に示す例は、頭の側部周囲
にヘッドバンド502を装着させ、このヘッドバンド5
02に前述で説明した固定ベルトを連結してプローブ装
置を固定して装着するようにした例である。図5
(a)、図5(b)に示す例は、いずれも、被験者が固
定ベルトをあごに掛ける必要なくプローブ装置を装着す
ることができるので、長時間にわたる計測の場合にも、
被験者苦痛を与えることがなく、また、あごが自由であ
るので発声をを行いながらの計測も可能となる。なお。
ここに説明した2つの例は、組み合わせて使用すること
ができる。
【0024】前述までに説明した本発明の実施形態によ
るプローブ装置は、3×3の格子状に配置された9個の
プローブを有するものとして説明したが、プローブの数
は、これに限らず任意の数とすることができる。図6に
示す例は、それらの幾つかを模式的に示した例であり、
図6(a)はプローブを5×5とした例、図6(b)は
プローブを4×4とした例、図6(c)はこれまでに説
明したきたプローブを3×3とした例である。そして、
図6(b)に示すプローブを4×4とした例は、中央部
に並ぶプローブが存在しないため、中央部の2つの列の
プローブを連結して構成している。このような形状とし
ても、前述したと同様に使用することができ、同様な効
果を得ることができる。また、プローブ装置を構成する
プローブの並べ方は、前述した例に限らず、どのような
配列としてもよく、例えば、プローブの縦横の数が異な
る配列、列または行のプローブの数が他の列または行と
異なる配列等であってもよい。
【0025】図7は本発明の第1の実施形態によるプロ
ーブ装置の形状とプローブの構成を説明する図、図8は
本発明の第2の実施形態によるプローブ装置の形状とプ
ローブの構成を説明する図、図9は本発明の第3の実施
形態によるプローブ装置の形状とプローブの構成を説明
する図であり、以下、これらの図を参照して、本発明の
実施形態によるプローブ装置について具体的に説明す
る。図7〜図9において、701は連結部、702はバ
ネ、703は高さ調整ねじ、704は調整つまみ、70
5はファイバー束端、706はファイバー保持材、図7
(a)、図7(b)には、本発明の第1の実施形態によ
るプローブ装置の上面側を見た斜視図、下面側を見た斜
視図を示している。この実施形態は、プローブ202が
構成される部分のシェル部201を硬質プラスチック等
によりプローブ毎に分割して形成し、プローブが構成さ
れる部分の相互間を周囲に蛇腹を形成したゴムチューブ
等により形成された連結部701により可橈性を持たせ
て結合してシェル部201の全体を形成して構成されて
いる。
【0026】各プローブ202は、図7(c)に示すよ
うに、プローブ装置の下面側に突出するファイバー束端
705を保持するファイバー保持材706と、該保持材
706と共にファイバー束端705を下方に押し付ける
バネ702と、ファイバー保持材706の高さを調整す
る高さ調整ねじ703と、高さ調整ねじの調整とファイ
バー束端705の位置を微調整する調整つまみ704と
を備えて構成されている。このように構成されるプロー
ブ202は、シェル部201から取り外すことができな
いが、調整つまみ704によりシェル部201の内部で
動かすことができ、ファイバー束端705と頭皮との密
着が充分でない場合等に、毛髪を掻き分けて調節するこ
とができる。
【0027】なお、後述するが、ファイバー束端705
から延びる光ファイバーは、シェル部201の内部を通
り、列毎の各プローブ202からの光ファイバーが纏め
られてシェル部201の外部に導かれる。
【0028】図8(a)、図8(b)には、本発明の第
2の実施形態によるプローブ装置の上面側を見た斜視
図、下面側を見た斜視図を示している。この実施形態
は、シェル部201全体を、ゴム、エラストマ等のやや
軟質の材料により形成し、あるいは、これらのいずれか
とプラスチックとの2重成型により形成したもので、全
体がシームレスに見えるように構成されている。内部に
設けられるプローブの構成は、図7により説明したもの
と同一であってよい。
【0029】図9(a)、図9(b)には、本発明の第
3の実施形態によるプローブ装置の上面側を見た斜視
図、下面側を見た斜視図を示している。この実施形態
は、図9(a)、図9(b)に示すように、個々のプロ
ーブ202を位置させるシェル部の部位の形状を全体に
丸みを持たせてはっきり出すようにし、これらの部位を
連結する部分も、前述の丸みに滑らかに繋がるように形
成されている。これにより、このプローブ装置は、前述
で説明したネット状の帽子501により頭部に装着した
場合にも、ネット等にひっかかるようなことを防止する
ことができる。また、この実施形態は、シェル部201
の下側半分をシリコンゴム等によるクッション機能を有
する材料により形成し、図9(c)に示すように、プロ
ーブ202自体をシリコンゴム部901に取り付けてい
る。これにより、プローブ202は、図7により説明し
た構成からバネ702、高さ調整ねじ703を不要とし
てプローブ202の部品点数を低減させても、図9
(d)に示すように、調整つまみ704だけで、プロー
ブの高さ調整や頭皮への接触調整を行うことができる。
【0030】図10は各プローブからの光ファイバーの
プローブ装置の外部への引き出し方法について説明する
図である。
【0031】各プローブからの光ファイバーを従来技術
の場合のように各プローブから直接外部に引き出すよう
にすると、操作の邪魔になり、また、各ファイバー自体
が細いので損傷を受ける場合が生じる。そこで、本発明
の実施形態は、各プローブからの光ファイバーを、シェ
ル部の中にはわせて配線し、束ねてから外部に導出する
ようにしている。
【0032】図10(a)に示す例は、プローブの1列
毎に光ファイバーを束ねて外部に導出し、外部で複数の
各列から導出された光ファイバーの束をさらに束ねるよ
うにした例である。また、図10(b)、図10(c)
に示す例は、全てのプローブからの光ファイバーを全て
シェル部内部で束ねて外部に導出するようにした例であ
る。図10(b)、図10(c)に示した例は、外部へ
の光ファイバーの導出位置が相違するだけで、基本的に
同一である。
【0033】前述で説明した本発明の各実施形態による
プローブ装置は、複数備えられるプローブが、相互に隣
り合うものが光照射用、光検出器用として使用される。
このため、図1により説明した光照射用光ファイバー
4、光検出用光ファイバー7a、7bは、それぞれ、前
述した本発明の各実施形態によるプローブ装置のプロー
ブ202を構成するものであり、また、光ファイバー固
定部材8は、シェル部201に相当する。前述したよう
に、各プローブ202は、光照射用、光検出器用として
独立に使用されるので、本発明の各実施形態は、各プロ
ーブが光照射用として使用されるものであるか、光検出
器用として使用されるものであるかが目視によりすぐに
判るように、各プローブの調整つまみ704の上面が異
なる色とされている。例えば、光照射用を赤色とし光検
出器用を黄色とする等である。
【0034】そして、各プローブは、光照射用と光検出
器用との各ファイバーのファイバー束端の相互間の距離
がある一定の距離以下にならないように使用する必要が
ある。このため、前述で説明した本発明の各実施形態に
よるプローブ装置は、小さい曲率を持つ頭部に装着さ
れ、プローブを囲む部分のシェル部が相互に接触する状
態になった場合にも、各プローブのファイバー束端相互
間の距離が前述した一定の距離以下とならないように、
プローブを囲む部分のシェル部が形成されている。前述
の一定の距離は、大人用の場合約30mmであり、子供
用の場合約15mmである。
【0035】図11は図1に示す生体光計測装置に本発
明の実施形態によるプローブ装置を使用して計測を行う
状況を説明する図であり、以下、これについて説明す
る。
【0036】図11(a)において、半導体レーザーに
よる光源からの近赤外線領域の光は、光ファイバーを介
して、光照射用として使用されるプローブに送られて、
そのファイバー束端から頭部に照射される。そして、隣
接する光検出器用として使用されるプローブのファイバ
ー束端から頭内部を通った光が入力され、光ファイバー
を通ってフォトトランジスタによる光検出器10入力さ
れる。ここで、検出された光は電気信号に変換され、こ
の電気信号が増幅器11’、A/D変換器12を介して
PC等による計算機13に入力されて処理される。
【0037】本発明の実施形態によるプローブ装置を使
用する場合における計測領域と、複数のプローブの使い
分けとを図11(b)に示している。この例では、プロ
ーブ装置に4×4の16個のプローブが配置され、丸印
で示す8個のプローブを光照射用として使用し、四角印
で示す8このプローブを光検出器用として使用するとし
ている。そして、この例の場合、図11(b)に網掛け
により示している部分が被計測領域となり、頭部内の脳
における血流の状況等を観測することができる。
【0038】図12は図1に示す生体光計測装置に本発
明の実施形態によるプローブ装置を使用し、プローブの
ファイバー束端から頭皮部を照明可能とする構成を説明
する図であり、以下、これについて説明する。
【0039】プローブ装置は、被計測部である頭部に装
着した際に、各プローブのファイバー束端と頭皮との間
に毛髪等が挟まらないように、毛髪の掻き分け作業を行
わなければならない。このためには、ファイバー束端の
近傍を容易に目視することが可能であることが必要であ
る。図12に示す例は、このため、ファイバー束端から
頭皮部を照明可能としたもので、図12(a)に示すよ
うに、図11(a)に示す構成に白色光の光源121を
設け、また、各プローブに接続されているファイバーの
途中に光結合器122を設けたものである、そして、前
述の白色光は、光源121に接続された光ファイバーと
光結合器122とを介して各プローブに接続されている
ファイバーに注入される。これにより、白色光の光源1
21からの白色光は、各プローブのファイバー束端から
頭皮部分を照射して照明することができる。なお、この
場合、白色光を注入するプローブのファイバーは、光照
射用、光検出器用の全てである。作業者は、プローブの
調整つまみ704の近傍にプローブのファイバー束端を
見通せるように設けた穴123からファイバー束端の部
分を見ながら調整つまみ704を動かして、毛髪の掻き
分け作業、ファイバー束端の高さ調整の作業等を容易に
行うことができ、あるいは、穴123にピンを挿入して
毛髪の掻き分け作業を行うことができる。
【0040】図12に示す例は、白色光の光源121を
UV(紫外線)光源に置き換えることにより、各プロー
ブのファイバー束端のUV殺菌を行うことができる。
【0041】図13は図1に示す生体光計測装置に本発
明の実施形態によるプローブ装置を使用し、プローブの
ファイバー束端が頭皮に密着していることをプローブの
位置で確認可能とする構成を説明する図であり、以下、
これについて説明する。
【0042】図1に示す生体光計測装置は、各プローブ
のファイバー束端の頭皮への密着状況をリアルタイムで
検知することができる。通常、この検知情報は、計算機
13の表示装置14に表示させているが、図13に示す
例は、この検知情報をプローブの近傍に表示することが
できるようにしたものである。すなわち、この例は、図
13(a)、図13(b)に示すように、各プローブの
近傍にファイバー束端が頭皮への密着しているか否かを
示すLED131を設け、計算機13が持つ密着状況の
情報をプローブ装置まで導いて、各LED131により
ファイバー束端の頭皮への密着状態を表示するようにし
たものである。
【0043】例えば、計算機13は、各プローブのファ
イバー束端が頭皮に充分に密着されていない場合に、対
応する位置にあるLEDが発光するように制御する。こ
れにより、作業者は、どの位置のプローブにおけるファ
イバー束端が頭皮に充分に密着していないかを一目で知
ることができ、これにより、容易にそのプローブのファ
イバー束端を密着させる作業を行うことができる。な
お、LED131からの光は、ファイバー束端の照明と
して使用することができる。
【0044】前述までに説明した本発明の各実施形態に
よるプローブ装置は、計測装置との間を光ファイバーに
より接続して使用するものであったが、本発明は、プロ
ーブ装置と計測装置との間を有線または無線を使用した
電気信号により接続することもできる。
【0045】図14はプローブ装置と計測装置との間を
有線または無線を使用した電気信号により接続した例を
接続する図である。
【0046】図14(a)に示す例は、プローブ装置内
の各プローブに近赤外線発光用のLED141とフォト
トランジスタ10とを設け、フォトトランジスタ10に
より検出された信号をケーブルを介して計測装置に送信
するように構成した例である。この例の場合、図示して
いないがLED141の駆動用の電源ラインが別途必要
となる。このようなプローブ装置によれば、光ファイバ
ーを使用することなく計測を行うことができ、プローブ
装置の装着時の作業性の向上を図ることができる。な
お、この例は、光照射用または光検出器用のいずれか一
方のみを光ファイバーとすることもできる。
【0047】図14(b)に示す例は、プローブ装置内
の各プローブに近赤外線発光用のLED141とフォト
トランジスタ10とを設けると共に、プローブ装置内に
フォトトランジスタ10により検出された信号を増幅す
るアンプ142、A/D変換器143及び無線送信装置
144を設け、フォトトランジスタ10により検出され
た信号をディジタル化して計測装置に送信するように構
成した例である。この場合、計測装置には、無線受信装
置145を設ける必要がある。この例の場合、プローブ
装置の内部あるいは外付けでプローブ装置内のLED1
41、アンプ142、A/D変換器143、無線送信装
置144を駆動するためのバッテリーを備えることによ
り、被験者は、プローブ装置を装着したまま自由に動く
ことができ、例えば、運動をしながらの脳機能の計測を
容易に行うことが可能となる。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、複
数のプローブを自立的に頭部形状にフィットさせること
ができ、どのような形状を持った頭部にも全てのプロー
ブを容易に頭皮に密着させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるプローブ装置を使用する生体光計
測装置の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施形態によるプローブ装置のシェル
部の形状に対する基本的な考え方を説明する図である。
【図3】シェル部への固定ベルトの取り付けとプローブ
装置の被験者の頭頂部への装着状態とを説明する図であ
る。
【図4】プローブ装置の被験者の頭部の各所への装着状
態を説明する図である。
【図5】固定ベルトによらないプローブ装置の装着方法
を説明する図である。
【図6】プローブの個数の相違によるシェル部の形状の
相違を説明する図である。
【図7】本発明の第1の実施形態によるプローブ装置の
形状とプローブの構成を説明する図である。
【図8】本発明の第2の実施形態によるプローブ装置の
形状とプローブの構成を説明する図である。
【図9】本発明の第3の実施形態によるプローブ装置の
形状とプローブの構成を説明する図である。
【図10】各プローブからの光ファイバーのプローブ装
置の外部への引き出し方法について説明する図である。
【図11】図1に示す生体光計測装置に本発明の実施形
態によるプローブ装置を使用して計測を行う状況を説明
する図である。
【図12】プローブのファイバー束端から頭皮部を照明
可能とする構成を説明する図である。
【図13】プローブのファイバー束端が頭皮に密着して
いることをプローブの位置で確認可能とする構成を説明
する図である。
【図14】プローブ装置と計測装置との間を有線または
無線を使用した電気信号により接続した例を接続する図
である。
【図15】従来技術によるプローブ装置を被検体の頭部
に装着した状態を説明する図である。
【図16】プローブと頭皮との接触状態について説明す
る図である。
【符号の説明】
1 光源 2 光源用光ファイバー 3a〜3c 光ファイバー連結器 4 光照射用光ファイバー 5 光照射位置 6 被検体 7a、7b 光検出用光ファイバー 8 光ファイバー固定部材 9a、9b 光検出器用光ファイバー 10a、10b 光検出器 11 差動増幅器 12 A/D変換器 13 計算機 14 表示装置 15 局所的に血液動態が変化する領域 16a、16b 光検出用光ファイバーの視野 24a、24b ロックインアンプ 25a、25b 対数増幅器 201 シェル部 202 プローブ 203 光ファイバー 204 しわ 205 固定ベルト 206 紐 207 連結器具 501 ネット状帽子 502 ヘッドバンド 701 連結部 702 バネ 703 高さ調整ねじ 704 調整つまみ 705 ファイバー束端 706 ファイバー保持材
フロントページの続き (72)発明者 柳沢 和典 東京都国分寺市東恋ケ窪一丁目280番地 株式会社日立製作所デザイン研究所内 (72)発明者 竹越 勇 東京都国分寺市東恋ケ窪一丁目280番地 株式会社日立製作所デザイン研究所内 (72)発明者 藤原 倫行 東京都千代田区内神田一丁目1番14号 株 式会社日立メディコ内 (72)発明者 市川 祝善 東京都千代田区内神田一丁目1番14号 株 式会社日立メディコ内 Fターム(参考) 2G059 AA05 BB12 CC16 EE02 FF06 GG01 GG02 GG06 HH01 HH06 JJ11 JJ17 KK01 KK02 KK03 MM01 MM09 PP04 4C017 AA12 AB06 AC26 EE01 4C038 KK01 KL07 KX01 KY01 TA04 UC02

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 生体表面に光を照射する光照射手段と、
    生体内部を通過して生体表面から出射する光強度を検出
    する光検出手段とを備える生体光計測装置に用いるプロ
    ーブ装置おいて、その先端に光ファイバー束端面が露出
    する複数のプローブと、これらのプローブを保持するシ
    ェル部とにより構成され、前記シェル部は、中央部のプ
    ローブを1つの方向に連結し、連結されたこれらのプロ
    ーブの連結軸に直角方向に連結軸から両側に延びた複数
    の枝状部を有し、前記枝状部に他のプローブを保持して
    いることを特徴とするプローブ装置。
  2. 【請求項2】 前記複数のプローブは、前記シェル部に
    格子状に配置されていることを特徴とする請求項1記載
    のプローブ装置。
  3. 【請求項3】 前記複数のプローブは、隣り合うプロー
    ブのそれぞれが光照射用、光検出用となるように配置さ
    れていることを特徴とする請求項1または2記載のプロ
    ーブ装置。
  4. 【請求項4】 前記シェル部は、前記複数の枝状部を両
    側から引っ張ることにより、自立的に球面状に変形する
    ことを特徴とする請求項1、2または3記載のプローブ
    装置。
  5. 【請求項5】 前記プローブに結合される光ファイバー
    が、前記シェル部の内部を通り、列毎のプローブからの
    光ファイバーが纏められて、あるいは、プローブ装置の
    全てのプローブからの光ファイバーが纏められて外部に
    引き出されることを特徴とする請求項1ないし4のうち
    いずれか1記載のプローブ装置。
  6. 【請求項6】 光照射用のプローブに対するLED及び
    前記光検出用のプローブに対するフォトダイオードが前
    記シェル部に設けられていることを特徴とする請求項3
    または4記載のプローブ装置。
  7. 【請求項7】 前記複数のプローブのそれぞれに表示用
    LEDを有し、表示用LEDは、外部装置から制御され
    て、前記ファイバー束端面の計測位置への密着状態を表
    示することを特徴とする請求項1ないし6のうちいずれ
    か1記載のプローブ装置。
  8. 【請求項8】 前記複数のプローブのそれぞれに、前記
    ファイバー束端面を見通すことができる穴が設けられて
    いることを特徴とする請求項1ないし7のうちいずれか
    1記載のプローブ装置。
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