JPH08334458A - 光測定装置の検出器ホルダー - Google Patents

光測定装置の検出器ホルダー

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JPH08334458A
JPH08334458A JP16294895A JP16294895A JPH08334458A JP H08334458 A JPH08334458 A JP H08334458A JP 16294895 A JP16294895 A JP 16294895A JP 16294895 A JP16294895 A JP 16294895A JP H08334458 A JPH08334458 A JP H08334458A
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JP
Japan
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light
subject
belt
transmitting
pieces
Prior art date
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Pending
Application number
JP16294895A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshio Tsunasawa
義夫 綱沢
Yasunobu Ito
康展 伊藤
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Technology Research Association of Medical and Welfare Apparatus
Original Assignee
Technology Research Association of Medical and Welfare Apparatus
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 大きさの異なる被検体に対しても送・受光点
の数を変えることなく、簡便に被検体に密着して巻きつ
けることができるようにする。 【構成】 ベルトの構成単位となる可動片10は一対の
片10a,10bからなり、それぞれの中央部を支点と
し、隣接する可動片10,10の端部どおしがピン18
で回転可能に連結されて、リング状のベルト30を構成
している。支点A1,A2,A3,A4,……にはスリーブ
16によって先端面6aがリングの内面に露出するよう
に送・受光点となる光ファイバー6が保持されている。
ベルト30の直径を被検体の大きさにあわせて伸縮させ
ることにより、被検体の大小にかかわらず、簡単な機構
で、同数の送・受光部材を等間隔に、かつ被検体に密着
して配置することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は可視又は近赤外光を生体
などの被検体に照射し、その透過散乱光を検出して被検
体内の情報を非破壊的に測定する光CTなどの光測定装
置において、被検体の周囲に送光点と受光点を配置する
ためのホルダーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】光CTでは測定光を被検体の周囲の1点
から照射し、被検体内を透過又は散乱した光を被検体の
周囲で受光する。照射点を被検体の周囲にわたって移動
させ、例えばn点から順次送光し、n点で受光すれば、
2個のデータを得ることができ、これにより内部の断
層像を計算することができる。
【0003】図1は本発明が適用される光CTの送光部
と受光部の一例を表わしたものである。被検体2の周囲
に送光部として光ファイバの送光端I1〜Inが配置さ
れ、送光端の間に1個ずつの受光端O1〜Onが配置さ
れている。送光端からは送光パルスによって測定光が順
次送光され、全ての受光端で受光される。測定手順は、
まず送光端I1からパルス光を被検体2に照射し、被検
体2を透過し又は被検体2内で散乱した光を全ての受光
端O1〜Onで同時に並列で受光することによりn個の
受光信号を得る。
【0004】次に、送光部を1ステップ進めて、すなわ
ち送光端I2から光パルスを被検体2に照射し、全ての
受光端O1〜Onで受光する。これを繰り返して送光端
1〜Inまでn個の送光部を切り換えたn回の測定に
より、合計でn2個の受光信号を得ることができ、これ
から計算により断層像を求めることができる。各受光端
で受光した光は光ファイバを経て検出系に導かれる。
【0005】X線CTではX線が生体中を散乱なしに進
むので、X線の送光点は生体に密着させる必要がなく、
遠くから被検体を照射し、かつ、遠くから検出すること
ができる。しかし、光CTでは光の散乱が強いので、送
光点と受光点を被検体に密着する必要がある。通常、送
・受光点となる多数の光ファイバーの先端を被検体に押
し当てる方式がとられる。
【0006】この際、問題になるのは、送・受光点を等
間隔に、かつ被検体に密着させて被検体の周囲に配置す
るホルダーの機構である。特に、大きさの異なる被検体
に対しても送・受光点の数を変えることなく、簡便に被
検体に密着して巻きつけられるホルダーが要求されてい
る。
【0007】容易に考えつくホルダーとしては図2に示
されるものがある。図2(A)はベルト4に送・受光点
となる光ファイバー6の先端面6aを取りつけたもので
あり、そのベルト4を被検体2に巻きつける。しかし、
その方式のものは、送・受光点のピッチが同じになり、
簡便な方式ではあるが、被検体の大きさが異なると一部
の送・受光点が被検体からはみ出したり、不足したりす
るなど、送・受光点の数が変化してしまうし、ピッチの
端数がでる問題も生じる。送・受光点の数の相違やピッ
チの端数があると、対応する画像再構成アルゴリズムが
複雑になり、実用上使用できない。
【0008】他の方式は、図2(B)に示されるよう
に、被検体2よりも大きめの直径をもつ固定リング8に
光ファイバー6をスライド可能に支持し、光ファイバー
6をその先端面6aが被検体2に到達するまでスライド
させる方式のものである。しかし、このような方式のも
のでは、個々の光ファイバー6を移動させるのに手間を
要する上、機構自体も大型になってしまい、簡便なホル
ダーとは言い難い。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は大きさの異な
る被検体に対しても送・受光点の数を変えることなく簡
便に被検体に密着して巻きつけられるホルダーを提供す
ることを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の検出器ホルダー
は、一対の片の中央部が回転可能な支点として結合され
た可動片を構成単位とし、隣接する可動片の端部どおし
が回転可能に連結されて、被検体の周囲に巻きつけられ
る伸縮可能なリング状又は円弧状のベルトと、各可動片
の支点で先端面がそのベルトの内面に位置するように固
定された送・受光部材とを備えて構成されている。
【0011】
【作用】このベルトの直径又は周囲の長さは被検体の大
きさに応じて伸縮させることができる。その際、送・受
光部材が設けられている支点の相互の距離の相対関係は
変わらないので、被検体の大小にかかわらず、同数の送
・受光部材が被検体に等間隔で、かつ密着して配置され
る。
【0012】
【実施例】図3はリング状のベルトを構成した一実施例
の一部を示したものである。(A)はそのベルトの一部
の正面図、(B)は斜視図である。ベルトの構成単位と
なる可動片10は長方形の板の両端が互いに反対方向に
折れ曲がった形状の一対の片10a,10bからなり、
それぞれの中央部を支点として各片の端部が外側を向く
ように組み合わされ、その支点でスリーブ16によって
回転可能に結合されている。隣接する可動片10,10
間では、一方の可動片10でリングの外側になる片10
aの上端12aと、他方の可動片10でリングの内側に
なる片10bの上端12bとがピン18によって回転可
能に連結され、一方の可動片10でリングの内側になる
片10bの下端14bと、他方の可動片10でリングの
外側になる片10aの下端14aとがピン18によって
回転可能に連結されている。このように、複数の可動片
10がピン18により連結されて全体としてリング状の
ベルト30が構成されている。
【0013】ベルト30をリング状に連結するために
は、図3(C)に示されるように、ピン18による連結
部B1,C1で片10aと10bの間にリングの半径方向
にいくらか変位できる隙間20を設けておく。ベルト3
0をリング状にする他の方法としては、片10a,10
bの材質をプラスチックなどの可撓性をもつものにした
り、片10a,10bがリングに沿って湾曲した形状に
形成しておいてもよい。
【0014】図3(D)は図3(B)のX−X´線位置
での断面図を示したものであり、一対の片10a,10
bを回転可能に結合している支点A1,A2,A3,A4
……の各スリーブ16に、先端面6aがリングの内面に
露出するように光ファイバー6が保持されている。光フ
ァイバー6は単芯の光ファイバーでも光ファイバー束で
もよい。
【0015】光ファイバー6は送光部材としても受光部
材としても作用するものであり、送光部材となるときは
外部のレーザー装置などの光源と結合され、受光部材と
なるときは外部の光検出器と結合される。また、光ファ
イバーの先端面6aの位置に受光部材としてのフォトダ
イオードなどの光検出器を直接取りつけるようにしても
よく、送光部材としての発光ダイオードなどの発光素子
を直接取りつけるようにしてもよい。
【0016】図4はこの実施例の使用時の状態を示した
ものである。(A)は被検体2が小さい場合であり、被
検体2の周りに巻きつけられたこのベルト30は、被検
体2に応じて収縮して送・受光部材を被検体2に密着さ
せて使用される。(B)は被検体が大きい場合であり、
ベルト30を直径が大きくなるように延ばした状態で被
検体の周りに巻きつけられて使用される。実施例はホル
ダーのベルト30がリング状であるが、リングが完全に
閉じていない円弧状のベルトとしても実現することがで
きる。
【0017】
【発明の効果】本発明では可動片を連結して伸縮可能な
ベルトを構成し、その可動片の各支点に送・受光部材の
光ファイバーなどを配置したので、被検体の大小にかか
わらず、簡単な機構で、同数の送・受光部材を等間隔
に、かつ被検体に密着して配置することができる。被検
体の断面形状が完全な円でなく、楕円その他の変形した
形状であっても、その被検体の外周に沿って等分割の点
に送受光部材を配置することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】光CTにおける送光部と受光部の一例を示す概
略平面図である。
【図2】考えられる検出器ホルダーの例を示したもので
あり、(A)はベルトを用いた場合の斜視図、(B)は
固定リングを用いた場合の平面図である。
【図3】一実施例を示す図であり、(A)はベルトの一
部を示す正面図、(B)は斜視図、(C)は可動片の連
結部を示す上面図、(D)は(B)のX−X´線位置で
の断面図である。
【図4】同実施例の使用状態を示す斜視図であり、
(A)は被検体が小さい場合、(B)は被検体が大きい
場合をそれぞれ表わしている。
【符号の説明】
6 光ファイバー 6a 光ファイバーの先端面 10 可動片 10a,10b 片 16 スリーブ 18 ピン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の片の中央部が回転可能な支点とし
    て結合された可動片を構成単位とし、隣接する可動片の
    端部どおしが回転可能に連結されて、被検体の周囲に巻
    きつけられる伸縮可能なリング状又は円弧状のベルト
    と、 前記各可動片の支点で先端面が前記ベルトの内面に位置
    するように固定された送・受光部材と、を備えたことを
    特徴とする光測定装置の検出器ホルダー。
JP16294895A 1995-06-05 1995-06-05 光測定装置の検出器ホルダー Pending JPH08334458A (ja)

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