JP5549728B2 - ホルダ及びそれを用いた光計測装置 - Google Patents
ホルダ及びそれを用いた光計測装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5549728B2 JP5549728B2 JP2012505386A JP2012505386A JP5549728B2 JP 5549728 B2 JP5549728 B2 JP 5549728B2 JP 2012505386 A JP2012505386 A JP 2012505386A JP 2012505386 A JP2012505386 A JP 2012505386A JP 5549728 B2 JP5549728 B2 JP 5549728B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light
- holder
- probe
- subject
- head
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B5/00—Measuring for diagnostic purposes; Identification of persons
- A61B5/0059—Measuring for diagnostic purposes; Identification of persons using light, e.g. diagnosis by transillumination, diascopy, fluorescence
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B5/00—Measuring for diagnostic purposes; Identification of persons
- A61B5/0033—Features or image-related aspects of imaging apparatus classified in A61B5/00, e.g. for MRI, optical tomography or impedance tomography apparatus; arrangements of imaging apparatus in a room
- A61B5/004—Features or image-related aspects of imaging apparatus classified in A61B5/00, e.g. for MRI, optical tomography or impedance tomography apparatus; arrangements of imaging apparatus in a room adapted for image acquisition of a particular organ or body part
- A61B5/0042—Features or image-related aspects of imaging apparatus classified in A61B5/00, e.g. for MRI, optical tomography or impedance tomography apparatus; arrangements of imaging apparatus in a room adapted for image acquisition of a particular organ or body part for the brain
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B5/00—Measuring for diagnostic purposes; Identification of persons
- A61B5/68—Arrangements of detecting, measuring or recording means, e.g. sensors, in relation to patient
- A61B5/6801—Arrangements of detecting, measuring or recording means, e.g. sensors, in relation to patient specially adapted to be attached to or worn on the body surface
- A61B5/6813—Specially adapted to be attached to a specific body part
- A61B5/6814—Head
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B2562/00—Details of sensors; Constructional details of sensor housings or probes; Accessories for sensors
- A61B2562/02—Details of sensors specially adapted for in-vivo measurements
- A61B2562/0233—Special features of optical sensors or probes classified in A61B5/00
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B2562/00—Details of sensors; Constructional details of sensor housings or probes; Accessories for sensors
- A61B2562/04—Arrangements of multiple sensors of the same type
- A61B2562/046—Arrangements of multiple sensors of the same type in a matrix array
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B5/00—Measuring for diagnostic purposes; Identification of persons
- A61B5/40—Detecting, measuring or recording for evaluating the nervous system
- A61B5/4058—Detecting, measuring or recording for evaluating the nervous system for evaluating the central nervous system
- A61B5/4064—Evaluating the brain
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Medical Informatics (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- Pathology (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Biomedical Technology (AREA)
- Heart & Thoracic Surgery (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Molecular Biology (AREA)
- Surgery (AREA)
- Biophysics (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Public Health (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
- Radiology & Medical Imaging (AREA)
- Neurology (AREA)
- Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)
Description
そして、このようにして得られた受光量情報A(λ1)、A(λ2)、A(λ3)から、脳血流中のオキシヘモグロビンの濃度・光路長積[oxyHb]と、デオキシヘモグロビンの濃度・光路長積[deoxyHb]とを求めるために、例えば、Modified Beer Lambert則を用いて関係式(1)(2)(3)に示す連立方程式を作成して、この連立方程式を解いている(例えば、非特許文献1参照)。さらには、オキシヘモグロビンの濃度・光路長積[oxyHb]と、デオキシヘモグロビンの濃度・光路長積[deoxyHb]とから総ヘモグロビンの濃度・光路長積([oxyHb]+[deoxyHb])を算出している。
A(λ1)=EO(λ1)×[oxyHb]+Ed(λ1)×[deoxyHb]・・・(1)
A(λ2)=EO(λ2)×[oxyHb]+Ed(λ2)×[deoxyHb]・・・(2)
A(λ3)=EO(λ3)×[oxyHb]+Ed(λ3)×[deoxyHb]・・・(3)
なお、EO(λm)は、波長λmの光におけるオキシヘモグロビンの吸光度係数であり、Ed(λm)は、波長λmの光におけるデオキシヘモグロビンの吸光度係数である。
送光プローブ12が被検者の頭部表面の送光点Tに押し当てられるとともに、受光プローブ13が被検者の頭部表面の受光点Rに押し当てられる。そして、送光プローブ12から光を照射させるとともに、受光プローブ13に頭部表面から放出される光を入射させる。このとき、光は、頭部表面の送光点Tから照射された光のうちで、バナナ形状(測定領域)を通過した光が、頭部表面の受光点Rに到達する。これにより、測定領域の中でも、特に送光点Tと受光点Rとを被検者の頭部表面に沿って最短距離で結んだ線Lの中点Mから、送光点Tと受光点Rとを被検者の頭部表面に沿って最短距離で結んだ線の距離の半分の深さL/2である被検者の測定部位Sに関する受光量情報A(λ1)、A(λ2)、A(λ3)が得られるとしている。
図8は、従来の近赤外分光分析計の概略構成の一例を示すブロック図である。なお、見やすくするために、数本の送光用光ファイバや数本の受光用光ファイバ等を省略している。
近赤外分光分析計201は、直方体形状(例えば、70cm×100cm×120cm)の筐体11を有する。
筐体11の内部には、光を出射する光源2と、光源2を駆動する光源駆動機構4と、光を検出する光検出器3と、A/D(A/Dコンバータ)5と、送受光用制御部21と、解析用制御部22と、メモリ23とを備えるとともに、筐体11の外部には、64個の送光プローブ(送光手段)12と、64個の受光プローブ(受光手段)13と、64本の送光用光ファイバ14と、64本の受光用光ファイバ15と、モニタ画面26a等を有する表示装置26と、キーボード(入力装置)27とを備える。
光検出器3は、近赤外光をそれぞれ検出することにより、受光信号(受光量情報)A(λ1)、A(λ2)、A(λ3)をA/D5を介して送受光用制御部21に出力する検出器であり、例えば、光電子増倍管等である。
1本の送光用光ファイバ14は、1個の送光用プローブ12と、光源2の1個の半導体レーザLD1、LD2、LD3とを設定長さ(2m〜10m)で離れるように両端部に接続されている。
1本の受光用光ファイバ15は、1個の受光用プローブ13と、光検出器3の1個の光電子増倍管とを設定長さ(2m〜10m)で離れるように両端部に接続されている。
送光プローブ12T1〜12T64と受光プローブ13R1〜13R64とは、縦方向に16個と横方向に16個とに交互となるように配置されることになる。これにより、送光プローブ12と受光プローブ13とのプローブ間隔が一定となり、頭部表面から特定の深度となる受光量情報A(λ1)、A(λ2)、A(λ3)を得ている。なお、一般的にチャンネルを30mmとしたものが用いられ、チャンネルが30mmである場合には、チャンネルの中点からの深度15mm〜20mmの受光量情報A(λ1)、A(λ2)、A(λ3)が得られると考えられている。すなわち、頭部表面から深度15mm〜20mmの位置は脳表部位にほぼ対応し、脳活動に関係した受光量情報A(λ1)、A(λ2)、A(λ3)を得ている。
このようなホルダ30は、送光プローブ12や受光プローブ13を固定する128個のソケット部品33と、232個の接続部品31と、128個のナット部品32とを備える。
なお、図10は、送光プローブ12とナット部品32と2個の接続部品31とソケット部品33とを示す分解斜視図であり、図11は、組み立てた後の送光プローブ12とナット部品32と2個の接続部品31とソケット部品33とを示す図である。
ナット部品32は、円形状の貫通孔を有する円環形状であり、その内周面にソケット部品33の本体部33aに螺合されるメスネジが形成されている。なお、貫通孔の大きさは、上方から見ると、ソケット部品33の本体部33aの大きさよりも大きく、ソケット部品33の顎部33bよりも小さくなっている。
また、受光プローブ13も、送光プローブ12と同様な構造となっており、ソケット部品33と固定することが可能となっている円柱形状(例えば、直径5mm)をしている。そして、受光プローブ13の内部には、光検出器3と接続された受光用光ファイバ15(例えば、直径1mm)がバネ等を介して固定されており、受光用光ファイバ15の先端から光を受光するようになっている。
このような制御テーブルがメモリ23に記憶された送受光用制御部21は、所定の時間に、1個の送光プローブ12に光を送光する駆動信号を光源駆動機構4に出力するとともに、受光プローブ13で受光された受光信号(受光量情報)を光検出器3で検出する。
その結果、図9に示すように平面視すると、合計232個(S1〜S232)の受光量情報A(λ1)、A(λ2)、A(λ3)の収集が行われる。
そして、解析用制御部22は、合計232個の受光量情報A(λ1)、A(λ2)、A(λ3)に基づいて、関係式(1)(2)(3)を用いて、各波長(オキシヘモグロビンの吸収波長及びデオキシヘモグロビンの吸収波長)の通過光強度から、オキシヘモグロビンの濃度・光路長積[oxyHb]、デオキシヘモグロビンの濃度・光路長積[deoxyHb]及び総ヘモグロビンの濃度・光路長積([oxyHb]+[deoxyHb])を求めている。
よって、上述したようなホルダ30を被検者の頭部表面に密着させる場合には、多数(128箇所)のソケット部品33の顎部33bとナット部品32との間のネジ機構を、しっかり固定することになり、医師等にとっては非常に手間がかかり、被検者にとっては長い時間拘束されるため非常にストレスがかかるものであった。
よって、送光プローブ12T1〜12T64や受光プローブ13R1〜13R64をホルダ30に取り付ける場合にも、毛髪を掻き分けることになり、医師等にとっては非常に手間がかかり、被検者にとっては長い時間拘束されるため非常にストレスがかかっていた。
さらに、このようなリハビリ等の運動を被検者は毎日行うこともあり、その場合、被検者はリハビリ等の運動を行う場所は、被検者の家等であることもあり、家族等が被検者の頭部にホルダ30や送光プローブ12T1〜12T4や受光プローブ13R1〜13R4を取り付けるには非常に手間がかかっていた。
また、上述したようなホルダ30では、医師等が被検者の頭部にホルダ30を取り付けるホルダ取付作業と、送光プローブ12T1〜12T4や受光プローブ13R1〜13R4をホルダ30に取り付けるプローブ取付作業とを、この順で実行していたが、ホルダ自体が毛髪を掻き分けるため、送光プローブ12T1〜12T4や受光プローブ13R1〜13R4をホルダに取り付けてから、被検者の頭部にホルダを取り付けることが可能になった。
したがって、毛髪を掻き分ける作業がなくなるだけでなく、プローブ取付作業とホルダ取付作業とをこの順で実行してもよくなるので、被検者一人でも自分自身の頭部にホルダや送光プローブ12T1〜12T4や受光プローブ13R1〜13R4を装着することができるようになった。
よって、ホルダには、例えば第一特定点は頭頂やCzであることを予め設定しておき、頭頂やCzと一致するように配置される配置基準点を設けることを見出した。
また、本発明のホルダは、少なくとも2個のプローブ装着部を有し、当該プローブ装着部に先端から光を照射する送光プローブ、又は、先端から光を受光する受光プローブが挿入されて、被検者の頭部に装着されるホルダであって、第一方向に伸びた基幹部と、前記第一方向と異なる第二方向に伸びた少なくとも2本の枝部とを備え、前記枝部が、前記基幹部に支持され、前記枝部の片側の端部にのみ、前記枝部の端部同士を連結する連結部を有することにより、櫛形形状をなすようにしている。
また、本発明のホルダは、前記被検者の頭部に予め設定された第一特定点と一致するように配置される配置基準点を備えるようにしてもよい。
また、「第一方向」や「第二方向」とは、ホルダの設計者等によって予め決められた任意の方向であり、例えば、第二方向は毛髪を掻き分けながらホルダを挿入しやすくなる前後方向等となる。
また、「配置基準点」とは、視認可能なものや指の触覚により認識可能なものであればよく、例えば、突起物や貫通孔やマーク等が挙げられる。
また、本発明のホルダは、前記第一特定点を、前記被検者の頭頂又は国際10−20法におけるCzを示す点とし、前記配置基準点は、円形状のマーク、突起物、又は、貫通孔であるようにしてもよい。
このようにした本発明のホルダは、正確に装着しやすくなる。
ここで、「第二特定点」とは、ホルダの設計者等によって予め決められた任意の一点であり、例えば、認識の容易な頭頂や耳や鼻根等となる。
また、「配置基準線」とは、視認可能なものや指の触覚により認識可能なものであればよく、例えば、突起物や貫通孔やマーク等が挙げられる。
このようにした本発明のホルダは、正確に装着しやすくなる。
また、本発明のホルダは、前記第二特定点は、前記被検者の鼻根又は耳を示す点であり、前記配置基準線は、直線状のマーク、突起物、又は、貫通孔であるようにしてもよい。
本発明のホルダによれば、1つのホルダで頭部の大きい成人にも頭部の小さい成人にも子供にも使用することができる。
図1は、本発明の一実施形態である光計測装置の概略構成を示すブロック図である。また、図2は、ホルダの一例を示す図である。なお、近赤外分光分析計201と同様のものについては、同じ符号を付している。また、光計測装置1は、病院に配置されるものとする。
光計測装置1は、直方体形状(例えば、70cm×100cm×120cm)の筐体11を有する。
筐体11の内部には、光を出射する光源2と、光源2を駆動する光源駆動機構4と、光を検出する光検出器3と、A/D5と、送受光用制御部21と、解析用制御部22と、メモリ23とを備えるとともに、筐体11の外部には、64個の送光プローブ(送光手段)12と、64個の受光プローブ(受光手段)13と、64本の送光用光ファイバ14と、64本の受光用光ファイバ15と、モニタ画面26a等を有する表示装置26と、キーボード(入力装置)27とを備える。
ホルダ60は、1本の直線状の基幹部62と、4本の直線状の第一枝部61と、1本の直線状の第二枝部63と、右耳にかけられる右端部64と、左耳にかけられる左端部65と、ホルダ60自体を頭部に固定するためのバンド66とを備える。
第二枝部63は、X方向と垂直なY方向(第二方向)に伸びており、例えば、幅15mm、厚さ0.1mm、長さ60mmとなっている。そして、第二枝部63の一端部が基幹部62の中央部に接続されている。また、第二枝部63の他端部は、毛髪を掻き分けるために先細り形状となっている。
さらに、第二枝部63の一端部から他端部に向かって45mmの位置に、円形状(例えば、直径7mm)の貫通孔である配置基準点63aが形成されている。
なお、ホルダ60には、第一特定点は頭頂であることが予め設定されており、これにより、ホルダ60を頭部に装着する際には、頭頂と配置基準点63aとを一致するようにして配置することになる。また、ホルダ60を頭部に装着する際には、頭頂と鼻根とを結んだ線上に第二枝部63がくるようにして配置することになる。
さらに、各第一枝部61の一端部から他端部に向かって30mmの位置と61.5mmの位置とに、円形状(直径7mm)の貫通孔(プローブ装着部)61aが形成されている。これにより、配置基準点63aの右方と左方とに、貫通孔61aで一辺が31.5mmとなる正方形が形成されることになる。
貫通孔61aの内側には、送光プローブ12や受光プローブ13が挿入可能となっている。これにより、対応する番号の貫通孔61aに送光プローブ12T1〜12T4と受光プローブ13R1〜13R4とを挿入すれば、図2(a)に示すように平面視すると、合計8個(S1〜S8)の受光量情報A(λ1)、A(λ2)、A(λ3)の収集を行うことができる。
このような基幹部62と第一枝部61と第二枝部63と右端部64と左端部65とを構成する材質としては、特に限定されるものではないが、例えば、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリアセタール、金属等が挙げられる。
バンド66は、基幹部62の右端部と左端部とを結ぶように形成されている。
このようなバンド66を構成する材質としては、特に限定されるものではないが、例えば、伸縮性を有するゴム等が挙げられる。
次に、被検者は、ホルダ60を頭部の前方から頭部の後方へ向かって、毛髪を掻き分けながら挿入するように頭部に配置していく。
そして、被検者は、例えば鏡等を見ながら、頭頂と配置基準点63aとを一致するようにして配置するとともに、頭頂と鼻根とを結んだ線上に第二枝部63がくるようにして配置する。
さらに、右端部64と左端部65とバンド66とで頭部にホルダ60を固定する。
図3は、本発明の一実施形態である光計測装置の概略構成を示すブロック図である。また、図4は、ホルダの一例を示す図である。なお、光計測装置1と同様のものについては、同じ符号を付している。また、光計測装置101は、被検者の家に配置されるものとする。
光計測装置101は、直方体形状(例えば、70cm×100cm×120cm)の筐体11を有する。
筐体11の内部には、光源を駆動する光源駆動機構4と、A/D5と、送受光用制御部21と、解析用制御部22と、メモリ23とを備えるとともに、筐体11の外部には、4個の送光プローブ(送光手段)112と、4個の受光プローブ(受光手段)113と、4本の電線114と、4本の電線115と、モニタ画面26a等を有する表示装置26と、キーボード(入力装置)27とを備える。
また、受光プローブ113の先端部は、ホルダ160と固定することが可能となっている凹部を有する楕円柱形状をしている。そして、受光プローブ113の内部には、光検出器が固定されており、受光プローブ113の先端から光を受光するようになっている。光検出器は、受光信号(受光量情報)A(λ1)、A(λ2)、A(λ3)をA/D5を介して送受光用制御部21に出力する検出器であり、例えば、フォトダイオード等である。
ホルダ160は、直線状の基幹部162と、4本の直線状の第一枝部161と、2本の連結部166と、右耳にかけられる右端部64と、左耳にかけられる左端部65とを備える。
中央部162bの中央には、円形状(例えば、直径7mm)の貫通孔である配置基準点163が形成されている。また、右側部162aには、X方向に伸びた直線状のマークである配置基準線169が形成されている。
なお、ホルダ160には、第一特定点は頭頂であることが予め設定されており、これにより、ホルダ160を頭部に装着する際には、頭頂と配置基準点163とを一致するようにして配置することになる。また、ホルダ160を頭部に装着する際には、頭頂と右耳とを結んだ線上に配置基準線169がくるようにして配置することになる。
そして、第一の第一枝部161の一端部と、第二の第一枝部161の一端部とをX方向に31.5mmの間隔をあけて連結するように、連結部163が形成されている。つまり、第一のコの字体が形成されている。これにより、貫通孔161aで一辺が31.5mmとなる第一の正方形が常に形成されることになる。
また、第三の第一枝部161の一端部と、第四の第一枝部161の一端部とをX方向に31.5mmの間隔をあけて連結するように、連結部163が形成されている。つまり、第二のコの字体が形成されている。これにより、貫通孔161aで一辺が31.5mmとなる第二の正方形が常に形成されることになる。
貫通孔161aの内側に、送光プローブ112や受光プローブ113を挿入して固定することが可能となっている(図6(b)参照)。これにより、対応する番号の貫通孔161aに送光プローブ112T1〜112T4と受光プローブ113R1〜113R4とを挿入すれば、図4(a)に示すように平面視すると、合計8個(S1〜S8)の受光量情報A(λ1)、A(λ2)、A(λ3)の収集を行うことができる。
また、第一枝部161の他端部は、毛髪を掻き分けるために先細り形状となっている。
これにより、図5(a)と図5(b)とに示すように挿入穴162dに挿入板167を挿入することができ、さらに挿入穴162dに挿入板167を所望の距離L1、L2で挿入することができる。つまり、中央部162bに対して、第一のコの字体がX方向に移動可能となっている。
また、第二のコの字体における第四の第一枝部161の中央の右側には、右側部162cが接続されるとともに、第三の第一枝部161の中央の左側には、左方に所定の距離で伸びた挿入板(図示せず)が形成されている。一方、中央部162bの右側面には、左方に所定の距離で伸びた挿入穴(図示せず)が形成されている。なお、挿入板と挿入穴との表面は、ギザギザに加工されている。
これにより、挿入穴に挿入板を挿入することができ、さらに挿入穴に挿入板を所望の距離で挿入することができる。つまり、中央部162bに対して、第二のコの字体がX方向に移動可能となっている。
次に、被検者は、ホルダ160を頭部の前方から頭部の後方へ向かって、毛髪を掻き分けながら挿入するように頭部に配置していく。
そして、被検者は、配置基準点163と配置基準線169とを指で確認しながら、頭頂と配置基準点163とを一致するようにして配置するとともに、頭頂と右耳とを結んだ線上に配置基準線169がくるようにして配置する。
さらに、右端部64と左端部65とで頭部にホルダ160を固定する。
(1)上述した光計測装置1では、ホルダ60を頭部の前方から頭部の後方に向かって頭部に装着していくような構成としたが、ホルダを頭部の右方から頭部の左方に向かって頭部に装着していくような構成としてもよい。
(2)上述した光計測装置1では、ホルダ60に4個の送光プローブ12T1〜12T4と受光プローブ13R1〜13R4とを取り付けるような構成としたが、ホルダに8個の送光プローブと8個の受光プローブとを取り付けるような構成としてもよく、ホルダに2個の送光プローブと2個の受光プローブとを取り付けるような構成としてもよい。
(3)上述した光計測装置101では、中央部162bに対して、第一のコの字体と第二のコの字体とがX方向に移動可能となっているような構成としたが、第一のコの字体と第二のコの字体とがY方向に移動可能となっているような構成としてもよい。
11:筐体
12:送光プローブ(送光手段)
13:受光プローブ(受光手段)
14:送光用光ファイバ
15:受光用光ファイバ
22:解析用制御部
26:表示装置
27:キーボード(入力装置)
60:ホルダ
61:枝部
61a:貫通孔(プローブ装着部)
62:基幹部
63a:配置基準点
Claims (8)
- 少なくとも2個のプローブ装着部を有し、当該プローブ装着部に先端から光を照射する送光プローブ、又は、先端から光を受光する受光プローブが挿入されて、被検者の頭部に装着されるホルダであって、
第一方向に伸びた基幹部と、
前記第一方向と異なる第二方向に伸びた少なくとも2本の枝部とを備え、
前記枝部の一端が、前記基幹部に支持されることにより、櫛形形状をなすことを特徴とするホルダ。 - 少なくとも2個のプローブ装着部を有し、当該プローブ装着部に先端から光を照射する送光プローブ、又は、先端から光を受光する受光プローブが挿入されて、被検者の頭部に装着されるホルダであって、
第一方向に伸びた基幹部と、
前記第一方向と異なる第二方向に伸びた少なくとも2本の枝部とを備え、
前記枝部が、前記基幹部に支持され、
前記枝部の片側の端部にのみ、前記枝部の端部同士を連結する連結部を有することにより、櫛形形状をなすことを特徴とするホルダ。 - 前記被検者の頭部に予め設定された第一特定点と一致するように配置される配置基準点を備えることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のホルダ。
- 前記第一特定点は、前記被検者の頭頂又は国際10−20法におけるCzを示す点であり、
前記配置基準点は、円形状のマーク、突起物、又は、貫通孔であることを特徴とする請求項3に記載のホルダ。 - 前記被検者の頭部に第一特定点と異なる第二特定点が予め設定され、前記第一特定点と第二特定点とを結んだ線上に配置される配置基準線を備えることを特徴とする請求項3又は請求項4に記載のホルダ。
- 前記第二特定点は、前記被検者の鼻根又は耳を示す点であり、
前記配置基準線は、直線状のマーク、突起物、又は、貫通孔であることを特徴とする請求項5に記載のホルダ。 - 前記枝部は、前記基幹部に対して第一方向及び/又は第二方向に移動可能となるように形成されていることを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれかに記載のホルダ。
- 請求項1〜請求項7のいずれかに記載のホルダと、
前記被検者に光を照射する送光プローブと、
前記被検者から放出される光を受光する受光プローブと、
前記送光プローブ及び受光プローブを制御することで、前記被検者の脳活動に関する測定データを得る制御部とを備えることを特徴とする光計測装置。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
PCT/JP2010/054628 WO2011114479A1 (ja) | 2010-03-18 | 2010-03-18 | ホルダ及びそれを用いた光計測装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPWO2011114479A1 JPWO2011114479A1 (ja) | 2013-06-27 |
JP5549728B2 true JP5549728B2 (ja) | 2014-07-16 |
Family
ID=44648608
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012505386A Active JP5549728B2 (ja) | 2010-03-18 | 2010-03-18 | ホルダ及びそれを用いた光計測装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US10307062B2 (ja) |
JP (1) | JP5549728B2 (ja) |
CN (1) | CN102811668B (ja) |
WO (1) | WO2011114479A1 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5610065B2 (ja) | 2011-04-11 | 2014-10-22 | 株式会社島津製作所 | ホルダセット及びそれを用いた脳機能計測装置 |
WO2012140713A1 (ja) * | 2011-04-11 | 2012-10-18 | 株式会社島津製作所 | ホルダ及びそれを用いた光計測装置 |
JP6146475B2 (ja) * | 2013-09-06 | 2017-06-14 | 株式会社島津製作所 | 脳機能計測装置および脳機能計測装置用プローブホルダ |
WO2020183854A1 (ja) * | 2019-03-13 | 2020-09-17 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 | プローブホルダ |
CN114931706B (zh) * | 2021-10-19 | 2023-01-31 | 慧创科仪(北京)科技有限公司 | 一种拨发组件、拨发装置及经颅光调控设备 |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001137217A (ja) * | 1999-11-16 | 2001-05-22 | Hitachi Medical Corp | 生体光計測装置 |
JP2001286449A (ja) * | 2000-04-10 | 2001-10-16 | Hitachi Medical Corp | プローブ装置 |
JP2007236963A (ja) * | 2007-04-25 | 2007-09-20 | Hitachi Medical Corp | プローブ装置 |
JP2007315827A (ja) * | 2006-05-24 | 2007-12-06 | Shimadzu Corp | 光生体計測装置、光生体計測装置用プログラム及び光生体計測方法 |
JP2008067904A (ja) * | 2006-09-14 | 2008-03-27 | Shimadzu Corp | 脳機能データ制御装置 |
JP2009261588A (ja) * | 2008-04-24 | 2009-11-12 | Shimadzu Corp | 光生体測定装置及びそれに用いられるホルダ配置支援システム |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2426958A (en) * | 1944-12-27 | 1947-09-02 | Jr George A Ulett | Electrode holder for use in electroencephalography |
US3998213A (en) * | 1975-04-08 | 1976-12-21 | Bio-Volt Corporation | Self-adjustable holder for automatically positioning electroencephalographic electrodes |
US6240309B1 (en) * | 1995-10-06 | 2001-05-29 | Hitachi, Ltd. | Optical measurement instrument for living body |
US6510340B1 (en) * | 2000-01-10 | 2003-01-21 | Jordan Neuroscience, Inc. | Method and apparatus for electroencephalography |
JP3365397B2 (ja) | 2000-05-26 | 2003-01-08 | 株式会社島津製作所 | マルチチャンネル光計測装置 |
EP1347731B1 (en) * | 2000-11-02 | 2007-04-25 | Cornell Research Foundation, Inc. | In vivo multiphoton diagnostic detection and imaging of a neurodegenerative disease |
TW200740410A (en) * | 2006-03-22 | 2007-11-01 | Emotiv Systems Pty Ltd | Electrode and electrode headset |
US20080269848A1 (en) * | 2007-04-24 | 2008-10-30 | Conopco, Inc. D/B/A Unilever | Scalp treatment device |
JP5023921B2 (ja) | 2007-09-26 | 2012-09-12 | 株式会社島津製作所 | ホルダ及びこれに用いる光生体測定装置 |
-
2010
- 2010-03-18 JP JP2012505386A patent/JP5549728B2/ja active Active
- 2010-03-18 WO PCT/JP2010/054628 patent/WO2011114479A1/ja active Application Filing
- 2010-03-18 CN CN201080065568.1A patent/CN102811668B/zh not_active Expired - Fee Related
- 2010-03-18 US US13/635,501 patent/US10307062B2/en not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001137217A (ja) * | 1999-11-16 | 2001-05-22 | Hitachi Medical Corp | 生体光計測装置 |
JP2001286449A (ja) * | 2000-04-10 | 2001-10-16 | Hitachi Medical Corp | プローブ装置 |
JP2007315827A (ja) * | 2006-05-24 | 2007-12-06 | Shimadzu Corp | 光生体計測装置、光生体計測装置用プログラム及び光生体計測方法 |
JP2008067904A (ja) * | 2006-09-14 | 2008-03-27 | Shimadzu Corp | 脳機能データ制御装置 |
JP2007236963A (ja) * | 2007-04-25 | 2007-09-20 | Hitachi Medical Corp | プローブ装置 |
JP2009261588A (ja) * | 2008-04-24 | 2009-11-12 | Shimadzu Corp | 光生体測定装置及びそれに用いられるホルダ配置支援システム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
WO2011114479A1 (ja) | 2011-09-22 |
JPWO2011114479A1 (ja) | 2013-06-27 |
CN102811668A (zh) | 2012-12-05 |
CN102811668B (zh) | 2016-01-06 |
US10307062B2 (en) | 2019-06-04 |
US20130066214A1 (en) | 2013-03-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5435134B2 (ja) | ホルダ及びそれを用いた光計測装置 | |
JP5370497B2 (ja) | ホルダ及びこれを用いる光生体測定装置 | |
JP5610065B2 (ja) | ホルダセット及びそれを用いた脳機能計測装置 | |
JP5804063B2 (ja) | リハビリ装置 | |
US8948849B2 (en) | System and method for optode and electrode positioning cap for electroencephalography, diffuse optical imaging, and functional neuroimaging | |
JP5549728B2 (ja) | ホルダ及びそれを用いた光計測装置 | |
JP5573845B2 (ja) | 光計測システム、それに用いられる携帯型光計測装置及びその使用方法 | |
JP5023921B2 (ja) | ホルダ及びこれに用いる光生体測定装置 | |
WO2012051617A2 (en) | System and method for optode and electrode positioning cap for electroencephalography, diffuse optical imaging, and functional neuroimaging | |
JP5459406B2 (ja) | 送光用プローブ、受光用プローブ、送受光用プローブ及びこれを用いた光測定装置 | |
JP5168247B2 (ja) | 光計測システム | |
JP2012032204A (ja) | 光測定装置 | |
JP4835454B2 (ja) | ホルダー及び光計測装置 | |
JP5234183B2 (ja) | ホルダ及びこれを用いた光生体測定装置 | |
JP5509576B2 (ja) | ホルダー及びそれを用いた光計測装置 | |
JP2012135380A (ja) | プローブ及びこれを用いた光測定装置 | |
JP5561429B2 (ja) | ホルダ及びそれを用いた光計測装置 | |
JP5708282B2 (ja) | 光計測装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20131119 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140117 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140422 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140505 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 5549728 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |