JP2001286187A - 電気機器システム用ファンモータ制御方法およびその装置 - Google Patents

電気機器システム用ファンモータ制御方法およびその装置

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JP2001286187A
JP2001286187A JP2000099398A JP2000099398A JP2001286187A JP 2001286187 A JP2001286187 A JP 2001286187A JP 2000099398 A JP2000099398 A JP 2000099398A JP 2000099398 A JP2000099398 A JP 2000099398A JP 2001286187 A JP2001286187 A JP 2001286187A
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fan motor
fan
control means
motor control
electric equipment
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JP2000099398A
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Masanobu Tomoe
正信 巴
Katsuhide Okamoto
勝秀 岡本
Hiroshi Domae
浩 堂前
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Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
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    • Y02B30/70Efficient control or regulation technologies, e.g. for control of refrigerant flow, motor or heating

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  • Air Conditioning Control Device (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 きめ細かい制御を達成するとともに、制御作
業を簡単化する。 【解決手段】 電気機器システムを制御するためのシス
テム制御マイコン1と、通信回線2を通してシステム制
御マイコン1との間でデータ通信が行われる4台のファ
ンマイコン3と、各ファンマイコン3によって制御され
るファンドライバ4と、ファンドライバ4によって駆動
波形が供給されるファンモータ5と、ファンモータ5に
より回転されるファン6とを有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は電気機器システム
用ファンモータ制御方法およびその装置に関し、さらに
詳細にいえば、複数のファンモータを有する電気機器シ
ステムにおいて、これらのファンモータを制御するため
の方法およびその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、複数のファンモータを有する
空気調和機などの電気機器におけるファンモータ制御装
置としては、図16に示すように、交流電源ACに対し
て互いに並列接続されたファンモータ(ACモータ)を
有し、しかも、各ファンモータの入力側に電力リレーを
接続して各ファンモータのオン・オフおよび回転数を制
御するようにしたものが提案されている。
【0003】そして、この構成のファンモータ制御装置
が組み込まれた空気調和機を採用することにより、各フ
ァンモータのオン・オフ、回転数を制御することがで
き、ひいては空気調和機の運転状態に応じて各ファンモ
ータを最適状態に制御することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図16に示す構成のフ
ァンモータ制御装置を採用した場合には、各電力リレー
を制御することによってのみ対応するファンモータのオ
ン・オフ、回転数を制御することができるのであるか
ら、ファンモータを余りきめ細かく制御することができ
ない。
【0005】また、ファンモータの台数が多くなれば、
各電力リレーを個別に操作しなければならないことに伴
って作業が繁雑化してしまう。
【0006】
【発明の目的】この発明は上記の問題点に鑑みてなされ
たものであり、きめ細かい制御を達成することができる
とともに、作業を簡単化することができる電気機器シス
テム用ファンモータ制御方法およびその装置を提供する
ことを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の電気機器シス
テム用ファンモータ制御方法は、ファンモータを制御す
る複数のファンモータ制御手段と、電気機器システムを
制御するシステム制御手段とを有する電気機器システム
において各ファンモータを制御するに当たって、システ
ム制御手段と複数のファンモータ制御手段との間でデー
タ通信を行うことにより複数台のファンモータを制御す
る方法である。
【0008】請求項2の電気機器システム用ファンモー
タ制御方法は、前記各ファンモータ制御手段において外
部信号を読み取って対応するファンモータの識別情報を
認識する方法である。
【0009】請求項3の電気機器システム用ファンモー
タ制御方法は、前記システム制御手段から各ファンモー
タ制御手段に向かってファンモータの機種データを送信
し、各ファンモータ制御手段は機種データに応じた制御
定数を用いてファンモータを制御する方法である。
【0010】請求項4の電気機器システム用ファンモー
タ制御方法は、前記各ファンモータ制御手段において外
部信号からファンモータの機種データを読み取ってシス
テム制御手段に向かって送信し、システム制御手段にお
いて、受信した機種データがファンモータ制御手段に対
応して予め保持している機種データと一致するかを判定
する方法である。
【0011】請求項5の電気機器システム用ファンモー
タ制御方法は、前記各ファンモータ制御手段において、
ファンモータまたはファンモータドライバの異常を検出
したことに応じてファンモータドライバの駆動波形出力
を停止させるとともに、システム制御手段に向かって異
常要因データを送信する方法である。
【0012】請求項6の電気機器システム用ファンモー
タ制御方法は、前記システム制御手段において、故障に
よりファンモータが停止したことを検出したことに応答
して、全体として正常時と同程度の風量を得るべく他の
ファンモータの回転数を上げるようにファンモータ制御
手段を制御する方法である。
【0013】請求項7の電気機器システム用ファンモー
タ制御方法は、前記電気機器システムとして空気調和機
システムを採用する方法である。
【0014】請求項8の電気機器システム用ファンモー
タ制御方法は、前記ファンモータとして空気調和機シス
テムの室内機に含まれるファンモータを採用する方法で
ある。
【0015】請求項9の電気機器システム用ファンモー
タ制御方法は、前記ファンモータとして空気調和機シス
テムの室外機に含まれるファンモータを採用する方法で
ある。
【0016】請求項10の電気機器システム用ファンモ
ータ制御方法は、前記各ファンモータ制御手段におい
て、風量を判定し、順風または逆風により熱交換に必要
な風量が得られていると判定したことに応答して対応す
るファンモータドライバの駆動波形出力を停止させる方
法である。
【0017】請求項11の電気機器システム用ファンモ
ータ制御方法は、前記ファンモータとしてブラシレスD
Cモータを採用する方法である。
【0018】請求項12の電気機器システム用ファンモ
ータ制御装置は、ファンモータを制御する複数のファン
モータ制御手段と、電気機器システムを制御するシステ
ム制御手段とを有するものであって、システム制御手段
と複数のファンモータ制御手段との間でデータ通信を行
うことにより複数台のファンモータを制御するデータ通
信手段を含むものである。
【0019】請求項13の電気機器システム用ファンモ
ータ制御装置は、前記各ファンモータ制御手段として、
外部信号を読み取って対応するファンモータの識別情報
を認識するものを採用するものである。
【0020】請求項14の電気機器システム用ファンモ
ータ制御装置は、前記データ通信手段として、システム
制御手段から各ファンモータ制御手段に向かってファン
モータの機種データを送信するものを採用し、前記各フ
ァンモータ制御手段として、機種データに応じた制御定
数を用いてファンモータを制御するものを採用するもの
である。
【0021】請求項15の電気機器システム用ファンモ
ータ制御装置は、前記各ファンモータ制御手段として、
外部信号からファンモータの機種データを読み取ってデ
ータ通信手段を通してシステム制御手段に向かって送信
するものを採用し、前記システム制御手段として、受信
した機種データがファンモータ制御手段に対応して予め
保持している機種データと一致するかを判定するものを
採用するものである。
【0022】請求項16の電気機器システム用ファンモ
ータ制御装置は、前記各ファンモータ制御手段として、
ファンモータまたはファンモータドライバの異常を検出
したことに応じてファンモータドライバの駆動波形出力
を停止させるとともに、システム制御手段に向かって異
常要因データを送信するものを採用するものである。
【0023】請求項17の電気機器システム用ファンモ
ータ制御装置は、前記システム制御手段として、故障に
よりファンモータが停止したことを検出したことに応答
して、全体として正常時と同程度の風量を得るべく他の
ファンモータの回転数を上げるようにファンモータ制御
手段を制御するものを採用するものである。
【0024】請求項18の電気機器システム用ファンモ
ータ制御装置は、前記電気機器システムとして空気調和
機システムを採用するものである。
【0025】請求項19の電気機器システム用ファンモ
ータ制御装置は、前記ファンモータとして空気調和機シ
ステムの室内機に含まれるファンモータを採用するもの
である。
【0026】請求項20の電気機器システム用ファンモ
ータ制御装置は、前記ファンモータとして空気調和機シ
ステムの室外機に含まれるファンモータを採用するもの
である。
【0027】請求項21の電気機器システム用ファンモ
ータ制御装置は、前記各ファンモータ制御手段として、
風量を判定し、順風または逆風により熱交換に必要な風
量が得られていると判定したことに応答して対応するフ
ァンモータドライバの駆動波形出力を停止させるものを
採用するものである。
【0028】請求項22の電気機器システム用ファンモ
ータ制御装置は、前記ファンモータとしてブラシレスD
Cモータを採用するものである。
【0029】
【作用】請求項1の電気機器システム用ファンモータ制
御方法であれば、ファンモータを制御する複数のファン
モータ制御手段と、電気機器システムを制御するシステ
ム制御手段とを有する電気機器システムにおいて各ファ
ンモータを制御するに当たって、システム制御手段と複
数のファンモータ制御手段との間でデータ通信を行うこ
とにより複数台のファンモータを制御するのであるか
ら、複数のファンモータを個別に、簡単に制御すること
ができ、しかも各ファンモータをきめ細かく制御するこ
とができる。
【0030】請求項2の電気機器システム用ファンモー
タ制御方法であれば、前記各ファンモータ制御手段にお
いて外部信号を読み取って対応するファンモータの識別
情報を認識するのであるから、請求項1の作用に加え、
ファンモータの誤識別、ひいては誤ったファンモータの
制御を防止することができる。
【0031】請求項3の電気機器システム用ファンモー
タ制御方法であれば、前記システム制御手段から各ファ
ンモータ制御手段に向かってファンモータの機種データ
を送信し、各ファンモータ制御手段は機種データに応じ
た制御定数を用いてファンモータを制御するのであるか
ら、請求項1または請求項2の作用に加え、複数種類の
ファンモータを有する電気機器システムに適用すること
ができる。
【0032】請求項4の電気機器システム用ファンモー
タ制御方法であれば、前記各ファンモータ制御手段にお
いて外部信号からファンモータの機種データを読み取っ
てシステム制御手段に向かって送信し、システム制御手
段において、受信した機種データがファンモータ制御手
段に対応して予め保持している機種データと一致するか
を判定するのであるから、請求項1から請求項3の何れ
かの作用に加え、電気機器システムの運転範囲を確保す
ることができるとともに、電気機器システムの生産上、
設置上のミスを確認することができる。
【0033】請求項5の電気機器システム用ファンモー
タ制御方法であれば、前記各ファンモータ制御手段にお
いて、ファンモータまたはファンモータドライバの異常
を検出したことに応じてファンモータドライバの駆動波
形出力を停止させるとともに、システム制御手段に向か
って異常要因データを送信するのであるから、請求項1
または請求項2の作用に加え、ファンモータ、ファンモ
ータドライバの保護を達成することができるとともに、
異常が生じたファンモータ、ファンモータドライバを特
定することができる。
【0034】請求項6の電気機器システム用ファンモー
タ制御方法であれば、前記システム制御手段において、
故障によりファンモータが停止したことを検出したこと
に応答して、全体として正常時と同程度の風量を得るべ
く他のファンモータの回転数を上げるようにファンモー
タ制御手段を制御するのであるから、請求項5の作用に
加え、ファンモータ、ファンモータドライバに故障が発
生して何れかのファンモータが停止した場合であっても
電気機器システムの運転を継続することができる。
【0035】請求項7の電気機器システム用ファンモー
タ制御方法であれば、前記電気機器システムとして空気
調和機システムを採用するのであるから、空気調和機シ
ステムに適用することにより、請求項1から請求項6と
同様の作用を達成することができる。
【0036】請求項8の電気機器システム用ファンモー
タ制御方法であれば、前記ファンモータとして空気調和
機システムの室内機に含まれるファンモータを採用する
のであるから、複数台の室内機または複数のファンモー
タを有する1台の室内機を有する空気調和機システムに
適用することにより、請求項7と同様の作用を達成する
ことができる。
【0037】請求項9の電気機器システム用ファンモー
タ制御方法であれば、前記ファンモータとして空気調和
機システムの室外機に含まれるファンモータを採用する
のであるから、複数台の室外機または複数のファンモー
タを有する1台の室外機を有する空気調和機システムに
適用することにより、請求項7と同様の作用を達成する
ことができる。
【0038】請求項10の電気機器システム用ファンモ
ータ制御方法であれば、前記各ファンモータ制御手段に
おいて、風量を判定し、順風または逆風により熱交換に
必要な風量が得られていると判定したことに応答して対
応するファンモータドライバの駆動波形出力を停止させ
るのであるから、請求項9の作用に加え、ファンモータ
の駆動を停止させることに伴う電力消費量の低減を達成
することができる。
【0039】請求項11の電気機器システム用ファンモ
ータ制御方法であれば、前記ファンモータとしてブラシ
レスDCモータを採用するのであるから、請求項1から
請求項10の何れかの作用に加え、モータ効率を高める
ことに伴う電力消費量の低減を達成することができる。
【0040】請求項12の電気機器システム用ファンモ
ータ制御装置であれば、ファンモータを制御する複数の
ファンモータ制御手段と、電気機器システムを制御する
システム制御手段とを有するものにおいてファンモータ
を制御するに当たって、データ通信手段によって、シス
テム制御手段と複数のファンモータ制御手段との間でデ
ータ通信を行うことにより複数台のファンモータを制御
することができる。
【0041】したがって、複数のファンモータを個別
に、簡単に制御することができ、しかも各ファンモータ
をきめ細かく制御することができる。
【0042】請求項13の電気機器システム用ファンモ
ータ制御装置であれば、前記各ファンモータ制御手段と
して、外部信号を読み取って対応するファンモータの識
別情報を認識するものを採用するのであるから、請求項
12の作用に加え、ファンモータの誤識別、ひいては誤
ったファンモータの制御を防止することができる。
【0043】請求項14の電気機器システム用ファンモ
ータ制御装置であれば、前記データ通信手段として、シ
ステム制御手段から各ファンモータ制御手段に向かって
ファンモータの機種データを送信するものを採用し、前
記各ファンモータ制御手段は、機種データに応じた制御
定数を用いてファンモータを制御するものを採用するの
であるから、請求項12または請求項13の作用に加
え、複数種類のファンモータを有する電気機器システム
に適用することができる。
【0044】請求項15の電気機器システム用ファンモ
ータ制御装置であれば、前記各ファンモータ制御手段と
して、外部信号からファンモータの機種データを読み取
ってデータ通信手段を通してシステム制御手段に向かっ
て送信するものを採用し、前記システム制御手段とし
て、受信した機種データがファンモータ制御手段に対応
して予め保持している機種データと一致するかを判定す
るものを採用するのであるから、請求項12から請求項
14の何れかの作用に加え、電気機器システムの運転範
囲を確保することができるとともに、電気機器システム
の生産上、設置上のミスを確認することができる。
【0045】請求項16の電気機器システム用ファンモ
ータ制御装置であれば、前記各ファンモータ制御手段と
して、ファンモータまたはファンモータドライバの異常
を検出したことに応じてファンモータドライバの駆動波
形出力を停止させるとともに、システム制御手段に向か
って異常要因データを送信するものを採用するのである
から、請求項12または請求項13の作用に加え、ファ
ンモータ、ファンモータドライバの保護を達成すること
ができるとともに、異常が生じたファンモータ、ファン
モータドライバを特定することができる。
【0046】請求項17の電気機器システム用ファンモ
ータ制御装置であれば、前記システム制御手段として、
故障によりファンモータが停止したことを検出したこと
に応答して、全体として正常時と同程度の風量を得るべ
く他のファンモータの回転数を上げるようにファンモー
タ制御手段を制御するものを採用するのであるから、請
求項16の作用に加え、ファンモータ、ファンモータド
ライバに故障が発生して何れかのファンモータが停止し
た場合であっても電気機器システムの運転を継続するこ
とができる。
【0047】請求項18の電気機器システム用ファンモ
ータ制御装置であれば、前記電気機器システムとして空
気調和機システムを採用するのであるから、空気調和機
システムに適用することにより、請求項12から請求項
17と同様の作用を達成することができる。
【0048】請求項19の電気機器システム用ファンモ
ータ制御装置であれば、前記ファンモータとして空気調
和機システムの室内機に含まれるファンモータを採用す
るのであるから、複数台の室内機または複数のファンモ
ータを有する1台の室内機を有する空気調和機システム
に適用することにより、請求項18と同様の作用を達成
することができる。
【0049】請求項20の電気機器システム用ファンモ
ータ制御装置であれば、前記ファンモータとして空気調
和機システムの室外機に含まれるファンモータを採用す
るのであるから、複数台の室外機または複数のファンモ
ータを有する1台の室外機を有する空気調和機システム
に適用することにより、請求項18と同様の作用を達成
することができる。
【0050】請求項21の電気機器システム用ファンモ
ータ制御装置であれば、前記各ファンモータ制御手段と
して、風量を判定し、順風または逆風により熱交換に必
要な風量が得られていると判定したことに応答して対応
するファンモータドライバの駆動波形出力を停止させる
ものを採用するのであるから、請求項20の作用に加
え、ファンモータの駆動を停止させることに伴う電力消
費量の低減を達成することができる。
【0051】請求項22の電気機器システム用ファンモ
ータ制御装置であれば、前記ファンモータとしてブラシ
レスDCモータを採用するのであるから、請求項12か
ら請求項21の何れかの作用に加え、モータ効率を高め
ることに伴う電力消費量の低減を達成することができ
る。
【0052】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、この
発明の電気機器システム用ファンモータ制御方法および
その装置の実施の態様を詳細に説明する。
【0053】図1はこの発明の電気機器システム用ファ
ンモータ制御装置の一実施態様を示すブロック図であ
る。
【0054】この電気機器システム用ファンモータ制御
装置は、電気機器システムを制御するためのシステム制
御マイコン1と、通信回線2を通してシステム制御マイ
コン1との間でデータ通信が行われる4台のファンマイ
コン3と、各ファンマイコン3によって制御されるファ
ンドライバ4と、ファンドライバ4によって駆動波形が
供給されるファンモータ5と、ファンモータ5により回
転されるファン6とを有している。なお、4aは各ファ
ンドライバ4に直流電圧を印加する直流電源である。
【0055】前記ファンマイコン3は、外部からファン
番号Ifを取り込むようにしてある。
【0056】図2から図4はこの発明の電気機器システ
ム用ファンモータ制御方法の一実施態様を説明するフロ
ーチャートである。なお、図2はシステム制御マイコン
1における通信処理を、図3はファンマイコン3におけ
る初期化処理を、図4はファンマイコン3における通信
処理を、それぞれ説明している。
【0057】先ず、システム制御マイコン1における通
信処理を説明する。なお、この処理は一定の割込周期毎
に行われる。
【0058】ステップSP1において、ファン番号Ic
を0に設定し、ステップSP2において、伝送データを
送信し、ステップSP3において、ファン番号Icを1
に設定し、ステップSP4において、伝送データを送信
し、ステップSP5において、ファン番号Icを2に設
定し、ステップSP6において、伝送データを送信し、
ステップSP7において、ファン番号Icを3に設定
し、ステップSP8において、伝送データを送信し、そ
のまま元の処理に戻る。
【0059】ここで、伝送データとしては、例えば、表
1に示すように、ファン番号Icと、運転指令ST(I
c)と、回転数指令RM(Ic)とを含んでいる。
【0060】
【表1】
【0061】次いで、ファンマイコン3における初期化
処理を説明する。
【0062】ステップSP1において、外部からファン
番号Ifを読み取り、そのまま処理を終了する。
【0063】さらに、ファンマイコン3における通信処
理を説明する。なお、この処理は一定の割込周期毎に行
われる。
【0064】ステップSP1において、システム制御マ
イコン1からのデータを受信し、ステップSP2におい
て、ファン番号Icとファン番号Ifとが一致するか否
かを判定し、一致すると判定された場合には、ステップ
SP3において、運転指令ST(Ic)と、回転数指令
RM(Ic)とを読み取る。
【0065】そして、ステップSP2においてファン番
号Icとファン番号Ifとが一致しないと判定された場
合、またはステップSP3の処理が行われた場合には、
元の処理に戻る。
【0066】したがって、4台のファンモータ5のそれ
ぞれに応じてシステム制御マイコン1からファンマイコ
ン3に向かって運転指令ST(Ic)と、回転数指令R
M(Ic)とを送信し、ファンモータ5をそれぞれ独立
に駆動することができる。具体的には、ファンモータ5
の回転数を互いにずらせることにより機械的共振を抑制
することができ、また、ファンモータ5を複数のグルー
プに区分しておいてグループ制御を行うこともできる。
【0067】図5はこの発明の電気機器システム用ファ
ンモータ制御装置の他の実施態様を示すブロック図であ
る。
【0068】この電気機器システム用ファンモータ制御
装置が図1の電気機器システム用ファンモータ制御装置
と異なる点は、ファンマイコン3において、ファン番号
Ifのみならず、機種番号TF(If)をも外部から読
み取るようにした点のみである。
【0069】図6および図7はこの発明の電気機器シス
テム用ファンモータ制御方法の他の実施態様を説明する
フローチャートである。なお、図6はシステム制御マイ
コン1における初期化処理を、図7はファンマイコン3
における初期化処理を、それぞれ説明している。
【0070】先ず、システム制御マイコン1における初
期化処理を説明する。
【0071】ステップSP1において、ファン番号Ic
を0に設定し、ステップSP2において、伝送データを
送信し、ステップSP3において、データ送信要求TD
(Ic)を送信し、ステップSP4において、ファンマ
イコン3からのデータを受信し、ステップSP5におい
て、送信した機種データ(ファンモータの機種を示すデ
ータ)TC(Ic)と受信した機種データTD(Ic)
とが一致するか否かを判定し、一致していないと判定さ
れた場合には、ステップSP6において、ファンモータ
機種が不一致であることを検出する。
【0072】そして、ステップSP5において送信した
機種データTC(Ic)と受信した機種データTD(I
c)とが一致すると判定された場合、またはステップS
P6の処理が行われた場合には、ステップSP7におい
て、ファン番号Icが最大のファン番号と一致するか否
かを判定し、一致しないと判定された場合には、ステッ
プSP8において、ファン番号Icをインクリメント
し、再びステップSP2の処理を行う。
【0073】逆に、ステップSP7においてファン番号
Icが最大のファン番号と一致すると判定された場合に
は、そのまま一連の処理を終了する。
【0074】次いで、ファンマイコン3における初期化
処理を説明する。
【0075】ステップSP1において、外部からファン
番号Ifを読み取り、ステップSP2において、外部か
ら機種番号TF(Ic)を読み取り、ステップSP3に
おいて、システム制御マイコン1からの伝送データを受
信し、ステップSP4において、ファン番号Icとファ
ン番号Ifとが一致するか否かを判定し、一致しないと
判定された場合には、再びステップSP3の処理を行
う。
【0076】逆に、ステップSP4においてファン番号
Icとファン番号Ifとが一致すると判定された場合に
は、ステップSP5において、制御定数KC(Ic)を
読み取り、ステップSP6において、データ送信要求が
あるまで待ち、ステップSP7において、伝送データを
システム制御マイコン1に向かって送信し、そのまま一
連の処理を終了する。
【0077】なお、システム制御マイコン1からの伝送
データは、表2に示すように、ファン番号Icと、機種
データTC(Ic)と、制御定数KC(Ic)とを含
み、ファンマイコン3からの伝送データは、表3に示す
ように、機種データTF(If)を含んでいる。
【0078】
【表2】
【0079】
【表3】
【0080】したがって、ファン番号および機種データ
が一致した場合にのみ、制御データを用いてファンモー
タを制御することができる。
【0081】この結果、多機種のファンモータを有する
電気機器システムに適用することができ、各ファンモー
タを独立に制御することができる。また、機種データの
一致判定を行うことにより、生産上、設置上のミスを検
出することができる。
【0082】図8から図10はこの発明の電気機器用フ
ァンモータ制御方法のさらに他の実施態様を説明するフ
ローチャートである。なお、図8はシステム制御マイコ
ン1における通信処理を、図9はファンマイコン3にお
ける通信処理を、図10はファンマイコン3における異
常検出処理を、それぞれ説明している。
【0083】先ず、システム制御マイコン1における通
信処理を説明する。なお、この処理は一定の割込周期毎
に行われる。
【0084】ステップSP1において、ファン番号Ic
を0に設定し、ステップSP2において、伝送データを
送信し、ステップSP3において、データ送信要求TD
(Ic)を送信し、ステップSP4において、ファンマ
イコン3からのデータを受信し、ステップSP5におい
て、異常信号の有無を判定し{EF(If)=1か否か
を判定し}、異常信号があると判定された場合には、ス
テップSP6において、異常要因ER(If)を読み取
る。
【0085】そして、ステップSP5において異常信号
がないと判定された場合、またはステップSP6の処理
が行われた場合には、ステップSP7において、ファン
番号Icが最大のファン番号と一致するか否かを判定
し、一致しないと判定された場合には、ステップSP8
において、ファン番号Icをインクリメントし、再びス
テップSP2の処理を行う。
【0086】逆に、ステップSP7においてファン番号
Icが最大のファン番号と一致すると判定された場合に
は、そのまま一連の処理を終了する。
【0087】次いで、ファンマイコン3における通信処
理を説明する。なお、この処理は一定の割込周期毎に行
われる。
【0088】ステップSP1において、伝送データを受
信し、ステップSP2において、ファン番号Icとファ
ン番号Ifとが一致するか否かを判定し、一致すると判
定された場合には、ステップSP3において、運転指令
ST(Ic)と、回転数指令RM(Ic)とを読み取
る。
【0089】そして、ステップSP2においてファン番
号Icとファン番号Ifとが一致しないと判定された場
合、またはステップSP3の処理が行われた場合には、
ステップSP4において、データ送信要求があるか否か
を判定し、データ送信要求があると判定された場合に
は、ステップSP5において、伝送データをシステム制
御マイコン1に向かって送信する。
【0090】そして、ステップSP4においてデータ送
信要求がないと判定された場合、またはステップSP5
の処理が行われた場合には、元の処理に戻る。
【0091】なお、システム制御マイコン1からの伝送
データは、表2に示すように、ファン番号Icと、機種
データTC(Ic)と、制御定数KC(Ic)とを含
み、ファンマイコン3からの伝送データは、表4に示す
ように、異常信号EF(If)と、異常要因ER(I
f)とを含んでいる。
【0092】
【表4】
【0093】さらに、ファンマイコン3における異常検
出処理を説明する。なお、この処理は一定の割込周期毎
に行われる。
【0094】ステップSP1において、ファンモータ、
ファンドライバの異常の有無を判定し、異常がないと判
定された場合には、ステップSP2において、異常信号
EF(If)を0とする。逆に、ステップSP1におい
てファンモータ、ファンドライバの異常があると判定さ
れた場合には、ステップSP3において、駆動波形の出
力を停止し、ステップSP4において、異常信号EF
(If)を1とし、ステップSP5において、異常要因
ER(If)を読み取る。
【0095】そして、ステップSP2の処理が行われた
場合、またはステップSP5の処理が行われた場合に
は、元の処理に戻る。
【0096】したがって、ファンモータ、ファンドライ
バの異常が発生した場合には、駆動波形出力を停止する
ことにより、ファンドライバ自身で保護を行い、ファン
モータ、ファンドライバの破壊を未然に防止することが
できる。また、異常が発生したファンモータ、ファンド
ライバを特定することができる。
【0097】図11は風量調整を行う実施態様を説明す
る概略図である。
【0098】この実施態様においては、熱交換器を通過
する風量を制御するための2つのファンモータおよび対
応するファンを有している。
【0099】この場合において、何れのファンモータも
故障していない状態においては、図11中(a)に示す
ように、2つのファンモータによって所定の風量を確保
することができる。
【0100】逆に、この場合において、一方のファンモ
ータが故障した状態においては、図11中(b)に示す
ように、風量が半減する。
【0101】しかし、一方のファンモータが故障した状
態において、故障していないファンモータによる風量を
倍増させるべくファンマイコンによりファンドライバを
制御すれば、1つのファンモータによって所定の風量を
確保することができる{図11中(c)参照}。この結
果、従来は、1つのファンモータが故障した場合、その
ファンモータを修理するまで電気機器を使用することが
できなかったが、この実施態様を採用することにより、
1つのファンモータが故障した場合であっても電気機器
を使用することができ、ファンモータを修理するまでの
期間における使用を確保することができる。
【0102】図12はこの発明の電気機器システム用フ
ァンモータ制御装置のさらに他の実施態様を示すブロッ
ク図である。
【0103】この電気機器システム用ファンモータ制御
装置が図5の電気機器システム用ファンモータ制御装置
と異なる点は、1系統分のファンマイコン3、ファンド
ライバ4、ファンモータ5およびファン6に代えて、駆
動対象A、A駆動用ドライバ4’およびA駆動用マイコ
ン3’を採用した点のみである。
【0104】したがって、この実施態様を採用した場合
には、複数のファンモータを個別に制御することができ
るほか、システム制御マイコンを増加させることなく、
駆動対象Aの制御をも行うことができる。
【0105】図13はこの発明の電気機器システム用フ
ァンモータ制御装置のさらに他の実施態様を示すブロッ
ク図である。
【0106】この電気機器システム用ファンモータ制御
装置が図5の電気機器システム用ファンモータ制御装置
と異なる点は、システム制御マイコン1としてA駆動用
マイコンの機能を有するものを採用した点、およびシス
テム制御マイコンにたいして直接にA駆動用ドライバ
4’を接続し、A駆動用ドライバ4’により駆動対象A
を駆動するようにした点のみである。
【0107】したがって、この場合にも、図12の実施
態様と同様の作用を達成することができる。
【0108】図14はこの発明の電気機器システム用フ
ァンモータ制御装置のさらに他の実施態様を示すブロッ
ク図である。
【0109】この電気機器システム用ファンモータ制御
装置が図13の電気機器システム用ファンモータ制御装
置と異なる点は、ファンモータを2系統とした点、およ
び駆動対象Aに代えてコンプレッサ6’を採用した点の
みである。
【0110】この実施態様を採用した場合には、2つの
ファンモータを有する室外機に適用することにより、室
外機のファンモータを個別に制御することができる。
【0111】以上の各実施態様におけるファンモータと
しては、誘導電動機などのACモータのみならず、ブラ
シレスDCモータを採用することができる。しかし、ブ
ラシレスDCモータと誘導電動機とのモータ効率は図1
5に示すとおりであるから、ファンモータとしてブラシ
レスDCモータを採用することが好ましい。
【0112】
【発明の効果】請求項1の発明は、複数のファンモータ
を個別に、簡単に制御することができ、しかも各ファン
モータをきめ細かく制御することができるという特有の
効果を奏する。
【0113】請求項2の発明は、請求項1の効果に加
え、ファンモータの誤識別、ひいては誤ったファンモー
タの制御を防止することができるという特有の効果を奏
する。
【0114】請求項3の発明は、請求項1または請求項
2の効果に加え、複数種類のファンモータを有する電気
機器システムに適用することができるという特有の効果
を奏する。
【0115】請求項4の発明は、請求項1から請求項3
の何れかの効果に加え、電気機器システムの運転範囲を
確保することができるとともに、電気機器システムの生
産上、設置上のミスを確認することができるという特有
の効果を奏する。
【0116】請求項5の発明は、請求項1または請求項
2の効果に加え、ファンモータ、ファンモータドライバ
の保護を達成することができるとともに、異常が生じた
ファンモータ、ファンモータドライバを特定することが
できるという特有の効果を奏する。
【0117】請求項6の発明は、請求項5の効果に加
え、ファンモータ、ファンモータドライバに故障が発生
して何れかのファンモータが停止した場合であっても電
気機器システムの運転を継続することができるという特
有の効果を奏する。
【0118】請求項7の発明は、空気調和機システムに
適用することにより、請求項1から請求項6と同様の効
果を奏する。
【0119】請求項8の発明は、複数台の室内機または
複数のファンモータを有する1台の室内機を有する空気
調和機システムに適用することにより、請求項7と同様
の効果を奏する。
【0120】請求項9の発明は、複数台の室外機または
複数のファンモータを有する1台の室外機を有する空気
調和機システムに適用することにより、請求項7と同様
の効果を奏する。
【0121】請求項10の発明は、請求項9の効果に加
え、ファンモータの駆動を停止させることに伴う電力消
費量の低減を達成することができるという特有の効果を
奏する。
【0122】請求項11の発明は、請求項1から請求項
10の何れかの効果に加え、モータ効率を高めることに
伴う電力消費量の低減を達成することができるという特
有の効果を奏する。
【0123】請求項12の発明は、複数のファンモータ
を個別に、簡単に制御することができ、しかも各ファン
モータをきめ細かく制御することができるという特有の
効果を奏する。
【0124】請求項13の発明は、請求項12の効果に
加え、ファンモータの誤識別、ひいては誤ったファンモ
ータの制御を防止することができるという特有の効果を
奏する。
【0125】請求項14の発明は、請求項12または請
求項13の効果に加え、複数種類のファンモータを有す
る電気機器システムに適用することができるという特有
の効果を奏する。
【0126】請求項15の発明は、請求項12から請求
項14の何れかの効果に加え、電気機器システムの運転
範囲を確保することができるとともに、電気機器システ
ムの生産上、設置上のミスを確認することができるとい
う特有の効果を奏する。
【0127】請求項16の発明は、請求項12または請
求項13の効果に加え、ファンモータ、ファンモータド
ライバの保護を達成することができるとともに、異常が
生じたファンモータ、ファンモータドライバを特定する
ことができるという特有の効果を奏する。
【0128】請求項17の発明は、請求項16の効果に
加え、ファンモータ、ファンモータドライバに故障が発
生して何れかのファンモータが停止した場合であっても
電気機器システムの運転を継続することができるという
特有の効果を奏する。
【0129】請求項18の発明は、請求項12から請求
項17と同様の効果を奏する。
【0130】請求項19の発明は、複数台の室内機また
は複数のファンモータを有する1台の室内機を有する空
気調和機システムに適用することにより、請求項18と
同様の効果を奏する。
【0131】請求項20の発明は、複数台の室外機また
は複数のファンモータを有する1台の室外機を有する空
気調和機システムに適用することにより、請求項18と
同様の効果を奏する。
【0132】請求項21の発明は、請求項20の効果に
加え、ファンモータの駆動を停止させることに伴う電力
消費量の低減を達成することができるという特有の効果
を奏する。
【0133】請求項22の発明は、請求項12から請求
項21の何れかの効果に加え、モータ効率を高めること
に伴う電力消費量の低減を達成することができるという
特有の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の電気機器システム用ファンモータ制
御装置の一実施態様を示すブロック図である。
【図2】システム制御マイコンにおける通信処理を説明
するフローチャートである。
【図3】ファンマイコンにおける初期化処理を説明する
フローチャートである。
【図4】ファンマイコンにおける通信処理を説明するフ
ローチャートである。
【図5】この発明の電気機器システム用ファンモータ制
御装置の他の実施態様を示すブロック図である。
【図6】システム制御マイコンにおける初期化処理を説
明するフローチャートである。
【図7】ファンマイコンにおける初期化処理を説明する
フローチャートである。
【図8】システム制御マイコンにおける初期化処理を説
明するフローチャートである。
【図9】ファンマイコンにおける通信処理を説明するフ
ローチャートである。
【図10】ファンマイコンにおける異常検出処理を説明
するフローチャートである。
【図11】風量調整を行う実施態様を説明する概略図で
ある。
【図12】この発明の電気機器システム用ファンモータ
制御装置のさらに他の実施態様を示すブロック図であ
る。
【図13】この発明の電気機器システム用ファンモータ
制御装置のさらに他の実施態様を示すブロック図であ
る。
【図14】この発明の電気機器システム用ファンモータ
制御装置のさらに他の実施態様を示すブロック図であ
る。
【図15】誘導電動機とブラシレスDCモータとのモー
タ効率−回転数特性を示す図である。
【図16】従来の空気調和機用ファンモータ制御装置を
示すブロック図である。
【符号の説明】
1 システム制御マイコン 2 通信回線 3 ファンマイコン 4 ファンドライバ 5 ファンモータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 堂前 浩 大阪府堺市金岡町1304番地 ダイキン工業 株式会社金岡工場内 Fターム(参考) 3L061 BA03 BA05 BE02 BE04 BF08 5H572 AA11 BB02 CC01 DD03 DD09 EE04 GG02 HC07 JJ03 KK04 KK08 LL01 LL46 LL47 MM01

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ファンモータを制御する複数のファンモ
    ータ制御手段と、電気機器システムを制御するシステム
    制御手段とを有する電気機器システムであって、 システム制御手段と複数のファンモータ制御手段との間
    でデータ通信を行うことにより複数台のファンモータを
    制御することを特徴とする電気機器システム用ファンモ
    ータ制御方法。
  2. 【請求項2】 前記各ファンモータ制御手段において外
    部信号を読み取って対応するファンモータの識別情報を
    認識する請求項1に記載の電気機器システム用ファンモ
    ータ制御方法。
  3. 【請求項3】 前記システム制御手段から各ファンモー
    タ制御手段に向かってファンモータの機種データを送信
    し、各ファンモータ制御手段は機種データに応じた制御
    定数を用いてファンモータを制御する請求項1または請
    求項2に記載の電気機器システム用ファンモータ制御方
    法。
  4. 【請求項4】 前記各ファンモータ制御手段において外
    部信号からファンモータの機種データを読み取ってシス
    テム制御手段に向かって送信し、システム制御手段にお
    いて、受信した機種データがファンモータ制御手段に対
    応して予め保持している機種データと一致するかを判定
    する請求項1から請求項3の何れかに記載の電気機器シ
    ステム用ファンモータ制御方法。
  5. 【請求項5】 前記各ファンモータ制御手段において、
    ファンモータまたはファンモータドライバの異常を検出
    したことに応じてファンモータドライバの駆動波形出力
    を停止させるとともに、システム制御手段に向かって異
    常要因データを送信する請求項1または請求項2に記載
    の電気機器システム用ファンモータ制御方法。
  6. 【請求項6】 前記システム制御手段において、故障に
    よりファンモータが停止したことを検出したことに応答
    して、全体として正常時と同程度の風量を得るべく他の
    ファンモータの回転数を上げるようにファンモータ制御
    手段を制御する請求項5に記載の電気機器システム用フ
    ァンモータ制御方法。
  7. 【請求項7】 前記電気機器システムは空気調和機シス
    テムである請求項1から請求項6の何れかに記載の電気
    機器システム用ファンモータ制御方法。
  8. 【請求項8】 前記ファンモータは空気調和機システム
    の室内機に含まれるファンモータである請求項7に記載
    の電気機器システム用ファンモータ制御方法。
  9. 【請求項9】 前記ファンモータは空気調和機システム
    の室外機に含まれるファンモータである請求項7に記載
    の電気機器システム用ファンモータ制御方法。
  10. 【請求項10】 前記各ファンモータ制御手段におい
    て、風量を判定し、順風または逆風により熱交換に必要
    な風量が得られていると判定したことに応答して対応す
    るファンモータドライバの駆動波形出力を停止させる請
    求項9に記載の電気機器システム用ファンモータ制御方
    法。
  11. 【請求項11】 前記ファンモータはブラシレスDCモ
    ータである請求項1から請求項10の何れかに記載の電
    気機器システム用ファンモータ制御方法。
  12. 【請求項12】 ファンモータ(5)を制御する複数の
    ファンモータ制御手段(3)と、電気機器システムを制
    御するシステム制御手段(1)とを有する電気機器シス
    テムであって、 システム制御手段と複数のファンモータ制御手段との間
    でデータ通信を行うことにより複数台のファンモータを
    制御するデータ通信手段(2)を含むことを特徴とする
    電気機器システム用ファンモータ制御装置。
  13. 【請求項13】 前記各ファンモータ制御手段(3)
    は、外部信号を読み取って対応するファンモータ(5)
    の識別情報を認識するものである請求項12に記載の電
    気機器システム用ファンモータ制御装置。
  14. 【請求項14】 前記データ通信手段(2)は、システ
    ム制御手段(1)から各ファンモータ制御手段(3)に
    向かってファンモータ(5)の機種データを送信するも
    のであり、前記各ファンモータ制御手段(3)は、機種
    データに応じた制御定数を用いてファンモータ(5)を
    制御するものである請求項12または請求項13に記載
    の電気機器システム用ファンモータ制御装置。
  15. 【請求項15】 前記各ファンモータ制御手段(3)
    は、外部信号からファンモータ(5)の機種データを読
    み取ってデータ通信手段(2)を通してシステム制御手
    段(1)に向かって送信するものであり、前記システム
    制御手段(1)は、受信した機種データがファンモータ
    制御手段(3)に対応して予め保持している機種データ
    と一致するかを判定するものである請求項12から請求
    項14の何れかに記載の電気機器システム用ファンモー
    タ制御装置。
  16. 【請求項16】 前記各ファンモータ制御手段(3)
    は、ファンモータ(5)またはファンモータドライバ
    (4)の異常を検出したことに応じてファンモータドラ
    イバ(4)の駆動波形出力を停止させるとともに、シス
    テム制御手段(1)に向かって異常要因データを送信す
    るものである請求項12または請求項13に記載の電気
    機器システム用ファンモータ制御装置。
  17. 【請求項17】 前記システム制御手段(1)は、故障
    により一部のファンモータ(5)が停止したことを検出
    したことに応答して、全体として正常時と同程度の風量
    を得るべく他のファンモータ(5)の回転数を上げるよ
    うにファンモータ制御手段(3)を制御するものである
    請求項16に記載の電気機器システム用ファンモータ制
    御装置。
  18. 【請求項18】 前記電気機器システムは空気調和機シ
    ステムである請求項12から請求項17の何れかに記載
    の電気機器システム用ファンモータ制御装置。
  19. 【請求項19】 前記ファンモータ(5)は空気調和機
    システムの室内機に含まれるファンモータ(5)である
    請求項18に記載の電気機器システム用ファンモータ制
    御装置。
  20. 【請求項20】 前記ファンモータ(5)は空気調和機
    システムの室外機に含まれるファンモータ(5)である
    請求項18に記載の電気機器システム用ファンモータ制
    御装置。
  21. 【請求項21】 前記各ファンモータ制御手段(3)
    は、風量を判定し、順風または逆風により熱交換に必要
    な風量が得られていると判定したことに応答して対応す
    るファンモータドライバ(4)の駆動波形出力を停止さ
    せるものである請求項20に記載の電気機器システム用
    ファンモータ制御装置。
  22. 【請求項22】 前記ファンモータ(5)はブラシレス
    DCモータ(5)である請求項12から請求項21の何
    れかに記載の電気機器システム用ファンモータ制御装
    置。
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