JP4440038B2 - モータ駆動装置およびインバータ回路の正常性判定方法 - Google Patents

モータ駆動装置およびインバータ回路の正常性判定方法 Download PDF

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本発明は、インバータ回路によりモータを駆動するモータ駆動装置およびインバータ回路の正常性判定方法に関する。
近年、空気調和機や冷蔵庫等においては、インバータ制御により制御負荷に応じてモータの回転数を制御することにより消費電力の効率化が行われている。インバータ回路内には駆動素子として、複数のパワー半導体素子(例えば、IGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor))とそれを駆動するコントロールIC(1つまたは複数)とを組み合せした回路や、インテリジェントパワーモジュール(以下、IPMという)が使用されているが、コントロールICやIPMの動作電圧レベルは品種によって異なっており、例えば、電圧レベル5Vで動作するハイアクティブタイプ、電圧レベル0Vで動作するローアクティブタイプが存在する。従来、この2種のIPMに対しては、それぞれのアクティブタイプに対応して駆動レベルを事前に調節した制御装置またはソフトウェアを組み込み、コントロールICやIPMを駆動させていた。例えば、上述のような動作を行うインバータ装置が既に提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−286272号公報
しかし、このような従来の構成では、インバータ回路に使用するコントロールICやIPMの品種がソフトウェアにより限定され、コントロールICやIPMの自由な選択を制限していた。あるいは、従来の構成では、ハイアクティブタイプ、ローアクティブタイプの設定間違いが発生していた。つまり、ハイアクティブタイプに調節された制御装置あるいは制御ソフトウェアでは、ローアクティブタイプのコントロールICやIPMを制御することができず、また、逆にハイアクティブタイプに調節された制御装置あるいはソフトウェアでは、ローアクティブタイプのコントロールICやIPMを制御することができない。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、モータを駆動する前にインバータ回路内のコントロールICの動作電圧レベルやIPMのコントロール端子の電圧レベルを読み込むことにより、コントロールICやIPMの動作電圧レベルがハイアクティブタイプかローアクティブタイプのどちらかを判別し、コントロールICやIPMのアクティブレベルに対応したコントロールIC制御信号またはIPM制御信号を生成することにより、モータ駆動を行うことを目的としている。
本発明のモータ駆動装置は、上記目的を達成するために、交流電源と、前記交流電源に接続した整流回路と、前記整流回路の直流電力を交流電力に変換するインバータ回路と、前記インバータ回路により駆動するモータと、前記インバータ回路を制御する制御手段とを備えたモータ駆動装置であって、前記インバータ回路内には、モータを駆動する複数のパワー半導体素子と、前記パワー半導体素子を駆動する1つまたは複数のコントロールICとが少なくとも設けられており、前記制御手段は、モータを回転駆動する前に前記コントロールICのコントロール端子電圧レベルを読み込む手段と、前記コントロール端子の動作電圧レベルがハイアクティブタイプかローアクティブタイプのどちらかを判別する手段と、前記コントロール端子のアクティブレベルに対応したコントロールIC制御信号を生成する手段とを有し、前記コントロール端子の動作電圧レベルがハイアクティブタイプかローアクティブタイプのどちらかを判別する手段が、前記コントロール端子の動作電圧レベルがハイアクティブタイプかローアクティブタイプのどちらかを判別できない場合、インバータ回路内への前記コントロールICの実装状態が異常と判定し、異常であるコントロールICまたは異常であるコントロール端子を特定し報知する手段を有することを特徴とする。
また本発明のモータ駆動装置は、交流電源と、前記交流電源に接続した整流回路と、前記整流回路の直流電力を交流電力に変換するインバータ回路と、前記インバータ回路により駆動するモータと、前記インバータ回路を制御する制御手段とを備えたモータ駆動装置であって、前記制御手段は、モータを回転駆動する前に前記インバータ回路内のIPMのコントロール端子の電圧レベルを読み込む手段と、IPMのコントロール端子の動作電圧レベルがハイアクティブタイプかローアクティブタイプのどちらかを判別する手段と、IPMのアクティブレベルに対応したIPM制御信号を生成する手段とを有し、前記IPMのコントロール端子の動作電圧レベルがハイアクティブタイプかローアクティブタイプのどちらかを判別する手段が、IPMのコントロール端子の動作電圧レベルがハイアクティブタイプかローアクティブタイプのどちらかを判別できない場合、インバータ回路内へのIPMの実装状態が異常と判定し、異常端子を特定し報知する手段を有することを特徴とする
また本発明のインバータ回路の正常性判定方法は、IPMを備えたインバータ回路の正常性判定方法において、インバータ回路の駆動に先立って、IPMのコントロール端子の動作電圧レベルを読み込み、全てのコントロール端子の動作電圧レベルが一致するか否かを判定し、全てのコントロール端子の動作電圧レベルが一致したときにIPMがローアクティブタイプかハイアクティブタイプかを判定し、IPMのアクティブレベルに対応したIPM制御信号を生成し、IPMがローアクティブタイプかハイアクティブタイプか判定できないときに、IPMの実装状態が異常と判定し、異常端子を特定し、報知することを特徴とする
以上のように、本発明によれば、交流電源と、前記交流電源に接続した整流回路と、前記整流回路の直流電力を交流電力に変換するインバータ回路と、前記インバータ回路により駆動するモータと、前記インバータ回路を制御する制御手段とを備え、前記インバータ回路内には、モータを駆動する複数のパワー半導体素子と、前記パワー半導体素子を駆動する1つまたは複数のコントロールICとが少なくとも設け、モータを回転駆動する前に前記制御手段は、コントロールICのコントロール端子の電圧レベルを測定し、前記コントロール端子の動作電圧レベルがハイアクティブタイプかローアクティブタイプのどちらかを判別し、前記コントロール端子のアクティブレベルに対応したコントロールIC制御信号を生成することにより、制御手段のコントロール電圧レベルを考慮することなくコントロールICを実装することができる。
また、以上のように、本発明によれば、交流電源と、前記交流電源に接続した整流回路と、前記整流回路の直流電力を交流電力に変換するインバータ回路と、前記インバータ回路により駆動するモータと、前記インバータ回路を制御する制御手段を備え、前記モータを駆動する前に制御手段はIPMのコントロール端子の設定電圧レベルを測定し、IPMの動作電圧レベルがハイアクティブかローアクティブのどちらかを判別することにより、制御手段のコントロール電圧レベルを考慮することなくIPMを実装することができる。
以下、本発明の一実施形態をIPMを用いた場合について説明する。本発明にかかるモータ駆動装置は、交流電源と、前記交流電源に接続した整流回路と、前記整流回路の直流電力を交流電力に変換するインバータ回路と、前記インバータ回路により駆動するモータと、前記インバータ回路を制御する制御手段を備え、前記モータを駆動する前に制御手段はIPMのコントロール端子の設定電圧レベルを測定し、IPMのコントロール端子の動作電圧レベルがハイアクティブタイプかローアクティブタイプのどちらかを判別する。制御手段によりIPMコントロール端子6個の全ての設定電圧レベルを測定する。IPMコントロール端子6個の測定結果の全ての電圧レベルが5V(High)であれば、IPMのコントロール端子は全てプルアップされていることになり、IPMはローアクティブタイプと判別される。また、IPMコントロール端子6個の測定結果の全ての電圧レベルが0V(Low)であれば、IPMのコントロール端子は全てプルダウンされていることになり、IPMはハイアクティブタイプと判別される。つまり、モータ駆動前のIPMのコントロール端子の設定電圧レベルにより、IPMのコントロール端子の動作レベルを判別するため、ハイアクティブタイプIPMまたはローアクティブタイプIPMの品種を考慮することなくインバータ回路に実装でき、IPM動作の信頼性が向上する。
また、本発明は、上記モータ駆動装置において、IPMのコントロール端子6個の全てが5V(High)でも0V(Low)でもない場合は、IPMのコントロール端子6個についてプルアップまたはプルダウンが正常に行われていない可能性があるため、異常報知を行い、モータの起動処理には移行しないので、IPM動作の信頼性が向上する。
さらに、本発明は、上記モータ駆動装置において、IPMのコントロール端子6個の全てが5V(High)でも0V(Low)でもない場合は、IPMのコントロール端子6個についてプルアップまたはプルダウンが正常に行われていない可能性があるため、異常端子を特定し、異常報知を行い、モータの起動処理には移行しない。
以下、本発明にかかるモータ駆動装置を空気調和機に適用した実施例について、図を参照して説明する。図1は、本発明にかかるモータ駆動装置を用いた空気調和機の構成の概要を示す図で、空気調和機は、交流電源1と、コンプレッサ駆動用モータ2と、冷凍サイクル中に設けた四方弁を駆動する四方弁駆動部3と、ファンモータ4と、温度検出手段であるサーミスタ5と、冷凍サイクル中に設けた膨張弁を駆動する膨張弁駆動部6と、制御手段7と、コンバータ回路8と、インバータ回路9を備えて構成される。
交流電源1の交流電力は、コンバータ回路(整流回路)8により直流電力に変換され、インバータ回路9に直流電圧を加える。インバータ回路9は6個のパワースイッチング半導体と逆並列ダイオードよりなる3相フルブリッジインバータ回路により構成し、通常、パワートランジスタと逆並列ダイオード、およびその駆動回路と保護回路を内蔵したIPMで構成している。インバータ回路9の出力端子にはコンプレッサを駆動するコンプレッサ駆動用モータ2が接続される。コンプレッサ駆動用モータ2は直流ブラシレスモータにより構成する。また、コンバータ回路8の交流電圧端子間には、冷凍サイクル中に設けた四方弁を駆動する四方弁駆動部3を接続し、スイッチング手段により制御する。コンバータ回路8の出力直流電圧間にはファンモータ4が接続され、制御手段(制御マイコン)7により回転数を制御する。出力直流電圧をスイッチング電源回路により変換し、制御手段7の駆動電圧を生成する。制御手段7により膨張弁駆動部6を制御する。また、冷凍サイクル中の各配管温度をサーミスタ5の電圧から制御手段7により測定する。制御手段7はマイクロコンピュータ(制御マイコン)から構成される。空気調和機の運転時において、IPMのコントロール端子(HIN〜HIN、LIN〜LIN)に制御マイコンからIPM駆動信号が入力されると、IPMは圧縮機のモータを駆動する駆動信号を出力するようになっている。
図2を用いて、ローアクティブタイプIPMを用いたインバータ回路9の構成を説明する。インバータ回路9は、IPM91と、IPMコントロール端子電圧設定プルアップ抵抗R〜Rと、その他の回路を有して構成される。IPM91には、インバータ正側電圧Vpとインバータ負側電圧Vnが入力され、モータ駆動用電圧U,V,Wが出力される。IPM91のコントロール端子HIN、HIN、HINは5V信号レベルであり、IPM内部の高圧レベル変換回路によりIPM内部の上アームのパワーMOSFETゲート端子にゲート駆動信号が加えられる。下アームは、高圧レベル変換回路を必要とせず、LIN、LIN、LINの5V信号レベルでゲート駆動信号がパワーMOSFETに加えられる。ゲート駆動電圧は12〜15Vに設定される。
IPM91のコントロール端子(HIN〜HIN,LIN〜LIN)には、インバータ駆動時には、制御マイコン7のIPM出力ポート制御ポートから制御信号が入力される。本発明にかかるインバータ駆動方法によりIPMのアクティブタイプと正常性を判定するときには、制御マイコン7のIPM出力制御ポートが入力側に設定され、IPM91のコントロール端子(HIN〜HIN,LIN〜LIN)に接続される。
以下、図1に示す構成の空気調和機のインバータ回路9にローアクティブIPMを使用した場合について説明する。インバータ回路9は、ローアクティブIPMを使用しているため、IPMのコントロール端子(HIN〜HIN,LIN〜LIN)6本全てはIPMに電源が投入されたときにHighとなるように、プルアップ抵抗R〜Rでプルアップされている。一方、図示しない、インバータ回路9にハイアクティブIPMを用いた場合には、IPMのコントロール端子(HIN〜HIN,LIN〜LIN)6本全てはIPMに電源が投入されたときにLowとなるように、プルダウン抵抗でプルダウンされている。
図3を用いて、IPM動作レベル判定処理の詳細を説明する。制御マイコン7のIPM出力ポート制御ポートの入出力切替を入力側に設定する(S1)。その後、IPMコントロール端子(HIN〜HIN,LIN〜LIN)の設定電圧レベルの読み込みを行い(S2)、それぞれのIPMコントロール端子(HIN〜HIN,LIN〜LIN)の電圧レベルを判定する(S3)。電圧レベルの読み込みは6相全てに対して行う。
IPMコントロール端子(HIN〜HIN,LIN〜LIN)の6相全てに対して複数回電圧レベルを読み込み、そのうち所定回数以上Highであるときに、IPMのコントロール端子はプルアップ接続されておりローアクティブIPMと判定し、判定したアクティブレベルを制御マイコン7内の記憶部に記憶する(S4)。次に、判定結果に基づきアクティブレベルをローアクティブレベルに設定し(S6)、ブートストラップ信号を出力し(S7)、モータの起動処理に移行する(S8)。矩形波駆動、正弦波駆動波形出力レベルもローアクティブIPMとして出力する。複数回電圧を読み込み、所定回数以上HighまたはLowであることからアクティブレベルを判定する方法により、ノイズによる読み間違いを低減させることができるので、アクティブレベル判定の信頼性を向上させることができる。
ステップS3において、IPMコントロール端子(HIN〜HIN,LIN〜LIN)の6相すべてが所定回数以上Lowであるときに、IPMのコントロール端子はプルダウン接続されているのでハイアクティブIPMと判定し、判定したアクティブレベルを制御マイコン7内の記憶部に記憶する(S5)。次に、判定結果に基づきアクティブレベルをハイアクティブレベルに設定し(S6)、ブートストラップ信号を出力し(S7)、モータの起動処理に移行する(S8)。矩形波駆動、正弦波駆動波形出力レベルもハイアクティブIPMとして出力する。
ステップS3で、IPMコントロール端子(HIN〜HIN,LIN〜LIN)の6相すべてが所定回数以上HighまたはLowでないときには、アクティブレベル判定にエラーがあるとし(S9)、異常処理に移行する(S10)。
このようにして、インバータ回路の駆動に先立って、インバータ回路内のIPMのアクティブタイプを判断することができ、そのタイプにあった制御を行うことができる。また、インバータ回路の正常性を判定することができる。
図3のステップS10における異常処理について、図4を用いて説明する。ステップS3の処理の結果、6相全てのコントロール端子の電圧レベルがLowまたはHighでないときには、過半数のIPMコントロール端子がLowであるかを判定する(S11)。過半数のIPMコントロール端子がLowであるときには、ローアクティブIPMのレベル判定エラーと判断し(S12)、異常を報知するとともに、High出力のIPMコントロール端子の番号を報知する(S13)。
ステップS11の判定の結果、過半数のIPMコントロール端子がLowでないときには、過半数のIPMコントロール端子がHighであるかを判定する(S14)。過半数のIPMコントロール端子がHighであるときには、ハイアクティブIPMのレベル判定エラーと判断し(S15)、異常を報知するとともに、Low出力のIPMコントロール端子の番号を報知する(S16)。
ステップS14の判定の結果、過半数のIPMコントロール端子がHighでないとき、すなわちHighとLowが同数であるときには、IPMレベル判定エラーと判断し(S17)、異常を報知する(S18)。
上記の判定の結果、全てのコントロール端子の電圧レベルがHighまたはLowに一致しなかった場合には、IPMのコントロール端子が正常にプルアップ接続またはプルダウン接続されていない、もしくはマイコン制御ポートとIPMのコントロール端子が正常に接続されていない可能性があるため、IPM動作レベル判定異常として異常報知を行うと共に、ブートストラップ出力及びモータ起動処理を行わない。
IPMレベル判定が正常に行われた場合は、判定の結果に基づいてハイアクティブIPMまたはローアクティブIPMとして制御マイコン7内部に格納されたメモリデータに基づき、制御マイコン7内部のインバータ出力設定の極性を設定する。この極性設定により、矩形波駆動(120度通電)、正弦波駆動(180度通電)などの動作を適切に制御することができる。
このように、IPMのコントロール端子6個の全てが5V(High)でも0V(Low)でもない場合は、IPMのコントロール端子6個のプルアップまたはプルダウンが正常に行われていない可能性があるため、異常報知を行い、モータの軌道処理には移行しないので、IPM動作の信頼性が向上するだけでなく、異常個所の特定にも寄与する。
また、このようにすることで、コスト増加がなく、IPMがローアクティブタイプ、ハイアクティブタイプを考慮することなく選択することが可能となり、回路設計の自由度が向上する。また、IPMレベル判定異常報知により、異常個所特定の効率が向上する。
以上、本実施例ではIPMを用いた場合について記述したが、IPMに代えて、複数のパワー半導体素子(例えばIGBT)とパワー半導体素子を駆動するコントロールIC(1つまたは複数)等からなる回路を備えたモータ駆動装置にも適用できる。例えば、1つのコントロールICで複数のパワー半導体素子(例えばIGBT)を駆動させる場合、コントロールICのコントロール端子の電圧レベルを測定し、異常がある場合は、そのコントロール端子を報知するようにすればよい。また、複数のコントロールICを用いる場合は、異常があるコントロールICを報知してもよいし、異常があるコントロール端子を報知してもよい。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜の変更を加えて実施することができる。
本発明のモータ駆動装置を用いた空気調和機の構成の概要を説明する図。 本発明のモータ駆動装置を構成するインバータ回路の構成を説明するブロック図 本発明のインバータ駆動方法におけるIPM動作電圧レベル判定処理を説明するフロー図 本発明のインバータ駆動方法におけるIPM動作電圧レベル判定処理における異常判定時の処理を説明するフロー図
符号の説明
1 交流電源
2 コンプレッサ駆動用モータ
3 四方弁駆動部
4 ファンモータ
5 サーミスタ
6 膨張弁駆動部
7 制御手段(制御マイコン)
8 コンバータ回路
9 インバータ回路
91 IPM(インテリジェントパワーモジュール)

Claims (3)

  1. 交流電源と、前記交流電源に接続した整流回路と、前記整流回路の直流電力を交流電力に変換するインバータ回路と、前記インバータ回路により駆動するモータと、前記インバータ回路を制御する制御手段とを備えたモータ駆動装置であって、
    前記インバータ回路内には、モータを駆動する複数のパワー半導体素子と、前記パワー半導体素子を駆動する1つまたは複数のコントロールICとが少なくとも設けられており、前記制御手段は、モータを回転駆動する前に前記コントロールICのコントロール端子電圧レベルを読み込む手段と、前記コントロール端子の動作電圧レベルがハイアクティブタイプかローアクティブタイプのどちらかを判別する手段と、前記コントロール端子のアクティブレベルに対応したコントロールIC制御信号を生成する手段とを有し、
    前記コントロール端子の動作電圧レベルがハイアクティブタイプかローアクティブタイプのどちらかを判別する手段が、前記コントロール端子の動作電圧レベルがハイアクティブタイプかローアクティブタイプのどちらかを判別できない場合、インバータ回路内への前記コントロールICの実装状態が異常と判定し、異常であるコントロールICまたは異常であるコントロール端子を特定し報知する手段を有することを特徴とするモータ駆動装置。
  2. 交流電源と、前記交流電源に接続した整流回路と、前記整流回路の直流電力を交流電力に変換するインバータ回路と、前記インバータ回路により駆動するモータと、前記インバータ回路を制御する制御手段とを備えたモータ駆動装置であって、
    前記制御手段は、モータを回転駆動する前に前記インバータ回路内のIPMのコントロール端子の電圧レベルを読み込む手段と、IPMのコントロール端子の動作電圧レベルがハイアクティブタイプかローアクティブタイプのどちらかを判別する手段と、IPMのアクティブレベルに対応したIPM制御信号を生成する手段とを有し、
    前記IPMのコントロール端子の動作電圧レベルがハイアクティブタイプかローアクティブタイプのどちらかを判別する手段が、IPMのコントロール端子の動作電圧レベルがハイアクティブタイプかローアクティブタイプのどちらかを判別できない場合、インバータ回路内へのIPMの実装状態が異常と判定し、異常端子を特定し報知する手段を有することを特徴とするモータ駆動装置。
  3. IPMを備えたインバータ回路の正常性判定方法において、インバータ回路の駆動に先立って、IPMのコントロール端子の動作電圧レベルを読み込み、全てのコントロール端子の動作電圧レベルが一致するか否かを判定し、全てのコントロール端子の動作電圧レベルが一致したときにIPMがローアクティブタイプかハイアクティブタイプかを判定し、IPMのアクティブレベルに対応したIPM制御信号を生成し、
    IPMがローアクティブタイプかハイアクティブタイプか判定できないときに、IPMの実装状態が異常と判定し、異常端子を特定し、報知することを特徴とするインバータ回路の正常性判定方法。
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