JP2001284213A - 露光装置、半導体デバイス製造方法、半導体製造工場および露光装置の保守方法 - Google Patents
露光装置、半導体デバイス製造方法、半導体製造工場および露光装置の保守方法Info
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Abstract
を光源とする露光装置において、光学系を内部に有し、
所定のガス置換が可能なチャンバーと、該チャンバー内
のガスを排気する排気口と、該該チャンバー内にガスを
供給する供給口とを備えたガス循環機構とを有し、該ガ
ス循環機構は、循環経路中に清浄器を並列に複数備え、
該清浄器は切り替え可能になっていることを特徴とす
る。
Description
以下の真空紫外線を露光ビームとして用いる露光装置に
関する。また、このような露光装置を用いた半導体デバ
イス製造方法、半導体製造工場、保守方法に関する。
露光装置では、各種の波長帯域の光を露光ビームとして
基板上に照射している。露光ビームにはg線(λ=43
6nm)、i線(λ=365nm)、KrFエキシマレ
ーザ(λ=248nm)、ArFエキシマレーザ(λ=
193nm)、などが用いられている。
ル(マスクとも称される)を照明する照明光学系、及び
レチクルに形成された微細パターンを半導体ウエハ基板
などの基板上に結像させる投影光学系(投影レンズ)に
より、前記微細パターンを感光基板上に露光転写してい
る。上記のような従来の露光装置において、パターン線
幅の微細化に伴い、スループット及び解像度の向上が要
求されるようになり、これに伴って露光ビームとしては
ますますハイパワーなものが要求されると同時に、露光
ビームの波長帯域の短波長化が進んでいる。
線幅は100nm〜70nm程度であり、露光ビームの波長
帯域としてはArFエキシマレーザーよりもさらに短波長
のF2エキシマレーザー(λ=157nm)が有望である。
ビームを用いた場合は、短波長化により露光ビームが空
気中の不純物を酸素と光化学反応させることが知られて
おり、かかる反応による生成物が光学系の光学素子(レ
ンズやミラー)に付着し、光学効率などの特性が低下す
るため、装置のスループットが低下を招く恐れがある。
が光のエネルギを吸収し励起状態となると、空気中の酸
素と反応(酸化)することによって生じる硫酸アンモニ
ウム(NH4)2SO4、あるいはSi化合物が光のエネルギ
ーを吸収し励起状態になると、空気中の酸素と反応(酸
化)することによって生じるSiO2が代表的に挙げられ
る。
目的として、光学系を不活性ガスでパージする方法がと
られており、例えば特開平6−216000号に開示さ
れる装置では、密閉構造の筐体にレンズ等のガラス部材
の配置された鏡筒を配置して、筐体内部に不活性ガスを
充填する方法が述べられている。
ArFエキシマレーザーにおいては、この波長帯域には酸
素(O2)の吸収帯が複数存在しており、上述の不活性ガ
スによる光学系のパージを行って光路中の酸素濃度を極
めて低いレベルにおさえると同時に、発振波長の純度を
高めつつ吸収の極めて少ない波長を露光ビームとして使
用している。
ザーを露光に使用する際、以下の問題があげられる。
素に対して連続した吸収帯が存在することが既に知られ
ており、193nm付近(ArFエキシマレーザー)の吸収
帯が不連続に存在する帯域とは特性が異なる。従って、
ArFエキシマレーザーのように吸収の極めて少ない露光
波長を選択することは不可能である。
は、193nm付近ではみられない水蒸気の吸収帯が連続
して存在することも知られている。
(CO2)、有機ガスなどにも157nm付近の真空紫外線
は吸収されやすいことも既に知られており、160nm以
下の真空紫外線による露光においては従来では問題視さ
れなかった露光光路中での光吸収が大幅に増加し、装置
スループットの大幅な低下を招く恐れがある。
れないようにするため、ケミカルフィルタ等を用いる場
合がある。しかし、ケミカルフィルタの交換やメンテナ
ンスなどが必要なときに装置を一旦停止する必要がある
ため、装置する-プットの低下を招く恐れがあった。
おける濃度が露光動作中に変動すると、目標露光量に対
する実露光量の変動(誤差)が生じ、上述のスループッ
トのみならず露光量制御精度についても大幅な低下を招
く恐れがある。
の露光においては、装置本体の温度変化に起因する変形
も従来のパターン線幅露光に比べて低いレベルにおさ
え、パターンの重ね合せ(オーバーレイ)精度を向上さ
せるとともに、装置本体に搭載されている各種計測系の
ゆらぎに起因する計測誤差の低減、あるいは温度変化に
ともなう光学系の特性変化の低減も同時に達成する必要
がある。
系への生成物付着の観点からの光路気体成分に関する環
境制御と、温度変形・計測系のゆらぎ・光学特性の観点
からの装置本体の温度制御を両立させることが必要であ
るが、従来の露光装置においては上述の環境制御と温度
制御の両立が達成されたものはなかった。
つ、高スループットな露光を可能とする露光装置を提供
することを目的とする。
は、エキシマレーザーを光源とする露光装置において、
光学系を内部に有し、所定のガス置換が可能なチャンバ
ーと、該チャンバー内のガスを排気する排気口と、該該
チャンバー内にガスを供給する供給口とを備えたガス循
環機構とを有し、該ガス循環機構は、循環経路中に清浄
器を並列に複数備え、該清浄器は切り替え可能になって
いることを特徴とする。
の上流側と下流側に、該複数の清浄器のうちのいずれか
にガスを流すかを切り替える弁が設けられていることが
望ましい。
ナンスする清浄器へのガスの流入を遮断することが望ま
しい。
は、制御系からの指令に基づいて、互いに連動して作動
することが望ましい。
給源と、該清浄器からのガスを排気するガス排気機構と
を有することが望ましい。
チャンバー内のガスが供給されていない清浄器に対して
前記ガス供給源からのガスを供給し、前記ガス排気機構
から該清浄器からのガスを排気することが望ましい。
流路を開閉する弁が設けられていることが望ましい。
記清浄器に供給することが望ましく、前記不活性ガス
は、ヘリウムまたは窒素であることが好ましい。
は、前記清浄器の交換またはメンテナンス後に行われる
ことが望ましい。
はガス検出器の出力に基づいて、前記清浄器にチャンバ
ー内のガスの導入を始めることが望ましい。
るバイパス経路を有することが望ましい。また、前記バ
イパス経路と前記清浄器への流路とを切り替える弁を有
することが望ましく、また、前記バイパス経路は、少な
くとも装置立ち上げ時に使用されることが望ましい。
て前記供給口に供給されることが望ましい。
有することが望ましく、また、該清浄器は、オゾンを除
去する機構を有することが望ましい。
有することが望ましく、該ケミカルフィルターは、有機
ガスを除去することが好ましい。
シマレーザーを光源とする露光装置において、該エキシ
マレーザー光の経路に沿って順に設けられ、該経路を所
定のガス雰囲気に保つ第1のチャンバーおよび第2のチ
ャンバーと、該第1のチャンバーと該第2のチャンバー
とを空間的に分離すると共に、前記エキシマレーザーを
透過する光学部材を有し、該光学部材はフッ素化合物ガ
ラスを含むことが望ましい。
カルインテグレータを有することが望ましい。
と、前記フッ素化合物ガラスとの間にハーフミラーが設
けられ、該ハーフミラーを反射した光を検出して、光量
を求めることが望ましい。
の照明範囲を規定するマスキングブレードを有すること
が望ましい。
2、MgF2、BaF2、SrF2もしくはフッ素ドー
プ石英を用いることが望ましい。
r2レーザーであることが望ましい。
チャンバーは、異なる雰囲気に制御されることが望まし
く、また、前記第1のチャンバー内の雰囲気とおよび第
2のチャンバー内の雰囲気は、異なる酸素濃度に制御さ
れていることが好ましい。
チャンバーのうち、一方はヘリウム雰囲気に制御され、
他方は窒素雰囲気で制御されることが望ましい。
側に設けられ、前記第2のチャンバーは、投影光学系側
に設けられることが望ましい。
けられた供給口から不活性ガスが供給され、他端に設け
られた排気口から不活性ガスが排出され、第1のチャン
バー内で不活性ガスが前記光路に沿って流れることが望
ましい。
けられた供給口から不活性ガスが供給され、他端に設け
られた排気口から不活性ガスが排出され、第2のチャン
バー内で不活性ガスが前記光路に沿って流れることが望
ましい。
うち少なくとも一方のチャンバーを囲む第3のチャンバ
ーを有することが望ましい。
れた気体が供給されることが望ましい。
1および第2のチャンバーに供給されるガスの純度より
も低い純度のガスが供給されることが望ましい。
うち少なくとも一方のチャンバーで使用されたガスが、
前記第3のチャンバーに供給されることが望ましい。
うち少なくとも一方のチャンバーにはヘリウムが供給さ
れ、このチャンバーを囲む第3のチャンバーには窒素が
供給されることが望ましい。
シマレーザーを光源とする露光装置において、該エキシ
マレーザー光の経路に沿って順に設けられ、該経路を所
定のガス雰囲気に保つ第1のチャンバーおよび第2のチ
ャンバーと、該第1のチャンバーと該第2のチャンバー
とを連結し、密閉性を確保するとともに、該チャンバー
同士の相対変位を吸収する可動部材とを有することが望
ましい。
て減圧雰囲気となることが望ましい。
性ガスに置換されることが望ましい。
て、減圧雰囲気にされた後、該チャンバー内に不活性ガ
スが供給され、再度排気機構によって減圧雰囲気にされ
ることが望ましい。
とが望ましい。
シマレーザーを光源とする露光装置において、複数の光
学素子を有する光学系と、該光学系内の光学素子により
仕切られた空間にガスを供給する供給装置とを備え、該
光学素子間で光を折り曲げる反射部材がある空間では、
該空間にガスを供給する通気孔と該空間のガスを排出す
る通気孔とを結ぶ線が、該空間を仕切る光学素子の光軸
と直交する方向から見て、該光軸と交差することが望ま
しい。
線が前記折り曲げられる光軸と2度交差するように、該
通気孔がそれぞれ設けられていることが望ましい。
が望ましい。
ヘリウムガスであることが望ましい。
源であることが望ましい。
2レーザであることが望ましい。
光学系であることが望ましい。
るいは反射型光学系を有することが望ましい。
ス用の製造装置群を半導体製造工場に設置する工程と、
該製造装置群を用いて複数のプロセスによって半導体デ
バイスを製造する工程とを有することを特徴とする半導
体デバイス製造方法も本発明の範疇である。
ットワークで接続する工程と、前記ローカルエリアネッ
トワークと前記半導体製造工場外の外部ネットワークと
の間で、前記製造装置群の少なくとも1台に関する情報
をデータ通信する工程とをさらに有することが望まし
い。
装置のベンダーもしくはユーザーが提供するデータベー
スに前記外部ネットワークを介してアクセスして前記製
造装置の保守情報を得る、もしくは前記半導体製造工場
とは別の半導体製造工場との間で前記外部ネットワーク
を介してデータ通信して生産管理を行うことが望まし
い。
ス用の製造装置群と、該製造装置群を接続するローカル
エリアネットワークと、該ローカルエリアネットワーク
から工場外の外部ネットワークにアクセス可能にするゲ
ートウェイを有し、前記製造装置群の少なくとも1台に
関する情報をデータ通信することを可能にした半導体製
造工場も本発明の範疇である。
の露光装置の保守方法であって、前記露光装置のベンダ
ーもしくはユーザーが、半導体製造工場の外部ネットワ
ークに接続された保守データベースを提供する工程と、
前記半導体製造工場内から前記外部ネットワークを介し
て前記保守データベースへのアクセスを許可する工程
と、前記保守データベースに蓄積される保守情報を前記
外部ネットワークを介して半導体製造工場側に送信する
工程とを有することを特徴とする露光装置の保守方法も
本発明の範疇である。
プレイと、ネットワークインターフェースと、ネットワ
ークアクセス用ソフトウェアを実行するコンピュータと
をさらに有し、露光装置の保守情報をコンピュータネッ
トワークを介してデータ通信することを可能にした露光
装置も本発明の範疇である。
は、前記露光装置が設置された工場の外部ネットワーク
に接続され前記露光装置のベンダーもしくはユーザーが
提供する保守データベースにアクセスするためのユーザ
ーインターフェースを前記ディスプレイ上に提供し、前
記外部ネットワークを介して該データベースから情報を
得ることを可能にすることが望ましい。
形態について詳細に説明する。
の実施形態を示す全体構成図である。
1は、露光装置とは別に床または階下に設置されてい
る。レーザー装置1は、波長160nm以下の波長域の
真空紫外光を生成するエキシマレーザー装置である。本
実施例では、157nm付近の発振波長を有するF2エ
キシマレーザーを用いるが、他に126nm付近の発振
波長を有するAr2レーザー等の紫外線領域の波長を発す
る光源を用いても良い。
ムは、ミラー2、3を介して装置本体に導入される。チ
ャンバー4は、ミラー2、3を含む光路周辺を外気との
通気から遮断するため、密閉構造となっている。チャン
バー4からの光射出部には、ガラス5が配置されてい
る。このガラス5は、チャンバー4の内側から照射され
るレーザー装置1からのレーザービームを透過させ、レ
ーザービームを後述する筐体6に導入する。また、ガラ
ス5は、チャンバー4を密閉状態を確保して保持される
とともに、チャンバー4と筐体6とを空間的に分離して
いる。
材で、具体的には螢石(CaF2)、フッ化マグネシウ
ム(MgF2)、フッ化バリウム(BaF2)、SrF
2、フッ素ドープ石英のいずれを使用してもよい。これ
らのガラス材は、157nm以下の波長の光に対して高い
透過率を示すものである。
する。
し、筐体6内のミラー7を介してレチクル8を照明す
る。
したレチクル保持器10に載置される。レチクルステー
ジ9は、不図示のレチクルステージ駆動系により、光軸
と直交面内方向であって走査方向であるY方向に駆動さ
れる。バーミラー11は、レチクルステージ9に固定さ
れ、干渉計12によりバーミラー位置を計測し、レチク
ルステージの位置を計測する。本図においては、干渉計
12が、1つのみ記載され、走査方向である図中座標Y
方向に駆動される状態を示しているが、図中座標X方向
にも干渉計とバーミラーを配置し、レチクルステージの
XY二軸の位置の計測を行っても良い。
は、投影光学系13により所定の倍率で縮小されて、感
光材を塗布したウエハ14に露光転写される。この投影
光学系13内の詳細についても後述する。
したウエハーチャック16に載置されている。ウエハス
テージ15は、不図示のウエハステージ駆動系により、
光軸と直交面内方向であるXY方向に駆動される。バー
ミラー17は、ウエハステージに固定され、干渉計18
によりバーミラー位置を計測し、ウエハステージの位置
を計測する。本図においては、干渉計18が、1つのみ
記載され、走査方向である図中座標Y方向に駆動される
状態を示している。しかし、ウエハステージは、走査露
光後、ウエハをX方向にステップ移動させる必要がある
ので、図中座標X方向にも干渉計とバーミラーを配置
し、ウエハステージのXY二軸の位置の計測を行う。
置される。、主定盤20上には、ステージ定盤21及び
鏡筒定盤22が載置される。
基準面が設けられている。前述のウエハステージ15
は、この基準面沿ってXY方向に移動する。本実施例で
は、ウエハステージ15は、ステージ定盤21に対し
て、気体軸受を用いたガイドによって非接触に支持され
ている。なお、ウエハステージを支持するガイドは、気
体軸受に限られず、ボールやローラを用いた転動型ガイ
ド、あるいは摺動型ガイドを用いてもよい。
干渉計18のほかに、空調ダクト23および外筒24を
載置している。干渉計18は、投影光学系13を支持す
る鏡筒定盤22に支持されるため、投影光学系13を基
準としてウエハステージ15の位置を計測することがで
きる。空調ダクト23は、後述の循環系からの気体を内
部のULPAフィルター23'(Uitra Low Penetration Air
-filter)を介して、投影光学系13の光軸と直交方向
に吹きつけるものである。空調ダクト23は、干渉計1
8の干渉計光路18'およびウエハ14、さらに鏡筒定
盤22に略囲われた空間を所定温度で安定させる。これ
により、干渉計光路18'のゆらぎの低減と空間内の温
度変化による物体変形の低減を達成する。また、空調ダ
クト23は、投影光学系13の終端からウエハ14まで
の露光光路における光吸収物質(例えば酸素)の濃度の
低減をはかっている。
24に設けられた基準面に沿って走査方向であるY方向
(および場合によってはX方向にも)移動する。本実施
例では、レチクルステージ15は、外筒24に対して、
気体軸受を用いたガイドによって非接触に支持されてい
る。なお、レチクルステージを支持するガイドは、気体
軸受に限られず、ボールやローラを用いた転動型ガイ
ド、あるいは摺動型ガイドを用いてもよい。
2上面より上部を囲い、露光光束が通過するよう上部に
開口部24'を備えている。さらに、外筒24は、前述
のレチクルステージ9のほか、干渉計12および空調ダ
クト25および筐体6(図中筐体6と外筒接合部は破断
線にて省略)を載置している。干渉計12は、投影光学
系13と一体的に設けられた外筒24に支持されるた
め、投影光学系13を基準としてレチクルステージ9の
位置を計測することができる。空調ダクト25は、後述
の循環系からの気体を内部のULPAフィルター25'を介
して投影光学系13の光軸と直交方向に吹きつけるもの
である。空調ダクト25は、干渉計12の干渉計光路1
2'およびレチクル8、さらにレチクル周辺空間を所定
温度で安定させる。これにより、干渉計光路12'のゆ
らぎの低減とレチクル周辺空間内の温度変化による物体
変形の低減を達成する。また、空調ダクト25は、レチ
クル8前後の光路における光吸収物質(例えば酸素)の
濃度の低減をはかっている。
装置本体を内部に収納し、外気との通気を遮断する密閉
構造となっている。、可動部材27は、ステンレス製ベ
ローズなどからなり、脚19付近とチャンバー26を連
結し、チャンバー26の密閉性を確保し、脚19や主定
盤20との相対変位を吸収できる構造となっている。
ーズなどからなり、チャンバー4とチャンバー26を連
結し、チャンバー4とチャンバー26の密閉性を確保
し、支持台30に載置したチャンバー4とチャンバー2
6の相対変位を吸収できる構造となっている。
ローズなどからなり、チャンバー4と筐体6を連結し、
チャンバー4と筐体6の密閉性を確保し、チャンバー4
と筐体6の相対変位を吸収できる構造となっている。
例においてはステンレス製ベローズを用いるが、密閉性
を確保し、相対変位を吸収できる構造であればこれに限
るものではなく、ニッケル合金やチタン製の金属ベロー
ズでもよいし、樹脂製ベローズであってもよい。さらに
はベローズ以外に、磁性流体シールを用いてもよい。
または搬出する際に用いるロードロック室であって、不
図示の駆動系による開閉自在のゲートバルブ32、33
を備えている。支持台34は、レチクル8の支持台であ
る。レチクル搬送ロボット35は、レチクル保持器10
へのレチクルの供給および回収を行う。
または搬出する際に用いるロードロック室であり、不図
示の駆動系による開閉自在のゲートバルブ37、38を
備えている。支持台39は、ウエハ14の支持台であ
る。ウエハ搬送ロボット40は、ウエハチャック16へ
のウエハの供給および回収を行う。
ク室31、37内の環境制御、温度制御方法について説
明する。
い、本実施例では、ヘリウムガスもしくは窒素ガスを供
給する。この2種類の不活性ガスについては、F2レーザ
ーの光に対して良好な透過率を示すものである。
介して、チャンバー4の光源側の一端に設けられたガス
供給口53に導かれ、チャンバー4内を経由した後、チ
ャンバー4の露光装置側の他端に設けられたガス排出口
54から排出され、配管55を介して、排気機構56に
排気される。
説明する。図1と同じ要素については同じ番号を付け、
説明は省略する。
ームは、ミラー2によって反射され、ビーム成形光学系
201により所定のビーム形状に整形たれる。その後、
レーザービームは、集光レンズ204及び207によっ
て、所定の倍率でオプティカルインテグレータ210を
照射する。オプティカルインテグレータ210は、微小
レンズを二次元的に配列したものであって、集光レンズ
213を介して、レチクル8(図1)との共役面219
を重畳照明する。ハーフミラー216は、照度センサー
220に光を導くため、集光レンズと上述の共役面との
間に設けられ、一部の光を反射する。照度センサー22
0は、上述の共役面219とほぼ等価な面に配置されて
おり、露光時のウエハ14(図1)の実露光量をこの照
度センサー217で検出することができる。照度センサ
ー217の検出値に基づいて、不図示の制御系を介し
て、レーザー装置1の発振状態を制御しながら露光動作
を行う。
203を備えた支持台202に支持されている。集光レ
ンズ204は、通気孔206を備えた支持台205に支
持されている。集光レンズ207は、通気孔208を備
えた支持台209に支持されている。
気孔212を備えた支持台211に支持されている。集
光レンズ213は、通気孔215を備えた支持台214
に支持されている。
た支持台217に支持されている。
4内を光路に沿って流れ、通気孔203、206、20
8、212、215、218を順次経由してガス排出口
54から排出される。
に矢印で示す。
経由する流路を備えることで、各光学素子間の空間の雰
囲気を効率よくガス置換することができる。
路が光軸と交差するように設けることが望ましい。図2
では、例えば、通気孔203と通気孔206が、光軸と
直交方向から見て、2つの通気孔を結んだ線が光軸と交
差するように、互い違いに設けられている。このよう
に、光軸と直交する方向から見て、隣り合う2つの通気
孔を結ぶ線が光軸と交差するように通気孔を設けること
によって、光軸周りのガスを効率よく置換することがで
き、光軸周りの酸素濃度を下げて、光の吸収を軽減する
ことができる。
り曲げられるような位置でもガスを効率よく置換するこ
とが望まれる。そこで、本発明では、図2のように、例
えば、通気孔206と通気孔208のように、折り曲げ
られる光軸の外側に設ける。言い換えると、通気孔20
6と通気孔208が、折り曲げられる光軸に対して直交
する方向から見て、2つの通気孔を結んだ線が、折り曲
げられた光軸と交差するように設けられている。このよ
うに、2つの通気孔を設けることによって、特に折り曲
げ部では、2つの通気孔を結ぶ線が、折り曲げられた光
軸と直交する方向から見て、折り曲げられた光軸と2回
交差することになるので、折り曲げ部内の光路周辺のガ
スの置換を効率的に行うことができる。なお、通気孔が
それぞれ複数個設けられた場合は、いずれかの通気孔の
うちの少なくとも1組を結ぶ線が、折り曲げられた光軸
と直交する方向から見て、折り曲げられた光軸と2度交
差することが好ましい。また、折り曲げられた光軸との
交差は、1度でも良い。
部での通気孔の配置は、折り曲げられた光軸があるよう
な個所をガス置換する場合であれば、照明光学系に限ら
れるものではない。例えば、投影光学系が、反射屈折型
の光学系や反射型光学系を有するのであれば、反射部材
周辺の雰囲気の置換をする際に、上記のチャンバー4の
折り曲げ部での通気孔の配置と同様のことを行うことが
できる。
平行平面板を用いているが、これに限られるものではな
く、レンズやプリズムなど他の透過素子であってもよ
い。
インテグレータとしてハエノ目を用いた場合について説
明しているが、他にロッドインテグレータを用いたり、
ハエノ目を直列に複数個使用したり、あるいはハエノ目
とロッドインテグレータを組合わせて使用した光学系で
あってもよい。
6内の光学系と合わせて、レチクルを照明する照明光学
系を形成している。
ガスの供給を行い、本実施例では、ヘリウムガスもしく
は窒素ガスを供給している。ガス供給源57から供給さ
れる不活性ガスは、ガス供給源51から供給される不活
性ガスと必ずしも同じである必要はない。たとえば、ガ
ス供給源51とガス供給源57とが供給するガスが、そ
れぞれ窒素ガスとヘリウムガスであっても良いし、ま
た、それぞれのガスに含まれる酸素濃度が異なっていて
も良い。
介して、筐体6またはベローズ29に設けられたガス供
給口59に導かれ、筐体6内を経由した後、筐体6の一
端に設けられたガス排出口60からチャンバー6内に排
出される。
る。図1及び図2と同じ要素については同じ番号を付
け、説明は省略する。
の照明範囲を規定する矩形状の開口を有する。また、矩
形状の開口寸法は、レチクルパターン及びレチクル8の
位置に応じて不図示の駆動手段により駆動されること
で、変更可能である。マスキングブレード301の上記
矩形開口を形成する遮光板301'は、図2で述べたレ
チクル8との共役面219近傍に配置されている。集光
レンズ302、305は、マスキンブブレード301で
形成される矩形開口部の像を所定の倍率でレチクル8に
投影する。従って、上述のごとく、図3の光学系は、図
2に示した光学系と共に、レチクル8を照明する照明光
学系の一部を形成している。
に沿って移動する構造であり、本実施例では非接触軸受
である気体軸受を用いた場合について述べるが、これに
限られるものではなく、ボールやローラを用いた転動型
ガイド、あるいは摺動型ガイドを用いてもよい。
た支持台304に支持され、集光レンズ305は支持台
306に支持されている。
6内を光路に沿って流れ、支持台4に設けられた通気孔
303を経由して集光レンズ302と305の間の光路
を経由後、ガス排出口60から排出される。筐体6内の
ガス流路の概念を図3中に矢印で示す。筐体6内の光学
素子間を順次経由する流路を備えることで、光学素子間
の雰囲気を効率よくガス置換することができる。
0から排出されるガスをチャンバー26内に直接流して
いるが、これに限られるものではなく、筐体6からウエ
ハ14までの光路に配置される光学系、例えば投影光学
系13などにガス排出口60からのガスを導き、投影光
学系内を経由後、チャンバー26内に排出してもよい。
用いた結像光学系であるが、他に反射屈折型光学系ある
いは反射型光学系を用いてもよい。
形状は、本実施例においては矩形を使用した場合につい
て説明したが、他に所定の曲率を持った円弧状の開口で
あってもよい。
は、配管61を介して、投影光学系13のウエハ側の一
端に設けられたガス供給口62に導かれ、投影光学系1
3内を経由した後、投影光学系13のレチクル側の他端
に設けられたガス排出口63からチャンバー26内に排
出される。
て説明する。図1及び図3と同じ要素については同じ番
号を付け、説明は省略する。
402、405、408、411、414、417、4
20により、ウエハ14に縮小投影される。401は、
上記レンズ群の鏡筒である。
持台404に支持されている。レンズ405は通気孔4
06を備えた支持台407に支持されている。レンズ4
08は通気孔409を備えた支持台410に支持されて
いる。レンズ411は通気孔412を備えた支持台41
3に支持されている。レンズ414は通気孔415を備
えた支持台416に支持されている。レンズ417は通
気孔418を備えた支持台419に支持されている。レ
ンズ420及び上記支持台407、407、410、4
13、416、419は鏡筒401に支持されている。
設けられた通気口418、415、412、409、4
06を順次経由して、ガス排出口63から排出される。
投影光学系13内のガス流路の概念を図4中に矢印で示
す。投影光学系13内の光学素子間を順次経由する流路
を備えることで、投影光学系13内の光学素子間の雰囲
気を効率よくガス置換することができる。
3から排出されるガスをチャンバー26内に直接流して
いるが、これに限られるものではなく、ガラス5(図1
〜3)からウエハ14までの光路に配置される光学系、
例えば筐体6(図1、図3)などにガス排出口402か
らのガスを導き、筐体6内を経由後、チャンバー26内
に排出してもよい。
3は、屈折型光学系を用いているが、他に反射屈折型光
学系あるいは反射型光学系を用いてもよい。
内に排出されたガスは、チャンバー26の循環出口70
から排出され、配管71を介して、気体循環系72の導
入口73に導かれる。気体循環系72内で所定の流量に
配分されたガスは、気体循環系72の分配口74a、7
4b、74c、74dからそれぞれ排出される。
75aを介して、チャンバー26内のほぼ全体のガスを
ダウンフローにさせるダウンフローダクト76に導か
れ、ダウンフローダクト76内のULPAフィルター76'
を介してチャンバー26内に吹き出される。
75bを介して、部分ダクト25に導かれ、前述のごと
くレチクル8及び干渉計光路12'近傍の空間に吹きつ
けられる。
75cを介して、外筒24の気体導入口41に導かれ、
投影光学系13と外筒24との間の空間を経由した後、
外筒24の開口部24'からチャンバー26内に排出さ
れる。
75dを介して、部分ダクト23に導かれ、前述のごと
くウエハ14及び干渉計光路18'近傍の空間に吹きつ
けられる。
る。
るためのファン102にて送風される。方向切り替え弁
103は、並列配置された第1清浄器104と第2清浄
器105のいずれか一方にガスを送風するとともに、他
方へのガスの流入を遮断する。方向切換え弁106も、
第1清浄器104と第2清浄器105の内、送風されて
いる側の流路を開口し、他方の流路を遮断する。従って
方向切換え弁103と106は、常に同一の清浄器側の
流路を開放し、他方の清浄器を遮断するように、不図示
の弁駆動系にて操作される。
し、本実施例では、ヘリウムガスもしくは窒素ガスを供
給する。
器104、第2清浄器105へそれぞれ配管108、1
09で供給される。開閉弁110は、第1清浄器104
へのガスの供給を不図示の駆動系にてON/OFFす
る。開閉弁111は、第2清浄器105へのガス供給を
不図示の駆動系にてON/OFFする開閉弁である。ま
た、ガス排気機構112は、第1清浄器からのガスを配
管113を介して、または、第2清浄器からのガスを配
管114を介して、排気する。第1清浄器から排気機構
112へのガスの流れは開閉弁115で、第2清浄器か
ら排気手段112へのガスの流れは開閉弁116で不図
示の駆動系を介してON/OFFする。
詳細について、図5を用いて説明する。
け、説明は省略する。
所定の物質を除去するため、オゾン・酸素除去機構50
1とケミカルフィルター504を具備している。
らのガス中のオゾン・酸素を除去するため、内部構成と
してオゾン変換機構502と酸素除去機構503を有し
ている。
を酸素(O2)に変換するものであって、例えば活性炭
素などを用いた化学反応による変換原理によって、オゾ
ンを酸素に変換してオゾンを除去するものである。
を通過した酸素は、次の酸素除去機構502により除去
される。酸素除去機構502は、鉄粉末、CaO及びC
uメッシュなどを用いて、ガス中の酸素を接触させて化
学反応(酸化)を起こすことにより、酸素を吸着除去す
るものである。また市販の高純度ガス精製器などを使用
してもよい。
ガスによって不活性ガスに置換されているため、酸素濃
度及びオゾン濃度が極めて低い状態であるが、さらに残
存する極微量(例えばppmオーダー以下)のオゾンと酸
素を上記オゾン・酸素除去機構501により除去でき
る。なお、チャンバー26内の酸素濃度は、チャンバー
4、筐体6および投影光学系13等の光路を囲む密閉空
間内の雰囲気と比較して、多少高く設定しても良い。チ
ャンバー26内のガス純度を光路を囲む雰囲気のガス純
度より低く設定できることで、チャンバー26内の雰囲
気の維持を容易にすることができる。
中の不純物、具体的にはアンモニア(NH3)や有機ガス
を除去するものである。
ては、イオン交換型と活性炭型があるが、本実施例にお
いては、セラミック多孔体型を用いる。
ーは、極めて湿度の低い(例えばppmオーダー以下)環
境下においても高い不純物除去能力が維持されるもので
あり、清浄効率の観点ではセラミック多孔体型がより望
ましい。
フィルターは、一旦大気などの高湿度環境にさらすと水
分(H2O)を吸着してしまい、その状態で装置を運転す
ると、水分を含んだガスをチャンバー26に供給してし
まう恐れがある。
する。
開閉弁108、109、115、116の設定状態とガ
スの流れの関係を、図6を用いて説明する。
第1清浄器104側を通過している状態を示す。なお、
図1と同じ要素については同じ番号を付けている。
06はいずれも第2清浄器105側を閉じており、開閉
弁110、115は閉じた状態である。このときの第1
清浄器104側へのガスの流れを太い矢印で示す。
弁111、116を閉じた状態では、第2清浄器105
前後が閉じられた状態(不図示)になり、例えば第2清
浄器105の交換作業やメンテナンス作業などが可能に
なる。また、本図に示すごとく、開閉弁111、116
を開けると、ガス供給源107からの供給が始まるとと
もに、第2清浄器105を経由したガスがガス排気手段
112に回収される。この場合のガスの流れを細い矢印
で示す。
からのガスを流すことで、上述のごとく、第2清浄器1
05の交換作業やメンテナンス作業時に、第2清浄器1
05が大気に触れて酸素や水分など露光光を吸収する物
質を吸着しても、ガス供給源107からのガスを供給す
ることによって、第2清浄器が吸着した物質を低減する
ことが可能である。さらに、第1清浄器104側は、第
2清浄器105の交換作業中やメンテナンス中において
もガスを流すことができるため、装置の運転を停止する
ことなく、上記作業を実施することができる。
型ケミカルフィルター504は、水分除去フィルターと
して機能しているため、例えば装置を所定時間運転した
ら清浄器を切り換えるようにし、使用していない清浄器
(本図においては第2清浄器112)側の清浄性能を復
帰させることも可能である。清浄性能の復帰程度の判定
は、ガス供給源107のガスの通気時間で管理してもよ
いし、あるいは清浄器直後にガス検出器(不図示)を配
置し、その検出結果に基いて行ってもよい。
102からのガスが第2清浄器105側を通過している
状態を示す。ファン102からのガスの流し方、ガス共
給器107からのガスの流し方および第1清浄器の交換
作業等の状況は、前述の場合と逆となるので、説明は省
略する。
えられた場合について述べたが、これに限るものではな
く、清浄器を3つ以上備えてもよい。
1に示すガス供給源57と同一のガスである方が望まし
いが、装置性能に実質影響しないのであれば、ヘリウム
ガスか窒素ガスの内の異種のガスを用いてもよい。
を用いる場合は、1つのガス供給源を兼用することも可
能である。
101で所定の温度に冷却後、所定の流量比率で加熱器
117a〜117dに分配される。
6からの気体温度を検出する温度計77aの検出結果に
基づき、制御装置78の指令により所定温度に制御され
る。
気体温度を検出する温度計77bの検出結果に基づき、
制御装置78の指令により所定温度に制御される。
を検出する温度計77cの検出結果に基づき、制御装置
78の指令により所定温度に制御される。
体温度を検出する温度計77dの検出結果に基づき、制
御装置78の指令により所定温度に制御される。
予めガス供給源57内で所定温度に制御されてもよい
し、配管58、61が上述のごとく温度制御された空間
を経由してガス供給口59、62に到達する間に所定温
度になるよう配管経路を決定してもよい。
チャンバー26内のガスの一部を配管80にて回収し、
所定のガス圧力に上昇させた後、配管81aを介してウ
エハーステージ15の気体軸受(不図示)へ、配管81
bを介してレチクルステージ9の気体軸受(不図示)
へ、そして配管81cを介してマスキングブレード30
1(図3)の気体軸受(不図示)へそれぞれ供給する。
チャンバー26内のパージガスである不活性ガスを気体
軸受の作動流体として用いることで、チャンバー26内
の環境は、所定の状態に維持することができる。
の内部概略構成を以下に述べる。
01で検出し、制御装置78(図1)でコントロールバ
ルブ702を制御することで、所定流量に制御する。コ
ントロールバルブで所定の流量に制御されたガスは、回
収ポンプ703を通って、バッファータンク704によ
りガスが貯められ、そして圧縮機705にて所定圧力に
加圧され、配管81a〜81cに流される。また、圧力ゲ
ージ701とコントロールバルブ702の間でガス流路
は分岐され、排気ポンプ706にて排気される。この排
気量は、バッファータンク704に設けた圧力ゲージ7
07の検出結果に応じて、排気の必要が生じた時に、マ
スフローコントローラ708によって制御される。な
お、マスフローコントローラ708は、圧力ゲージ70
7の検出結果により、制御装置78(図1)によって、
制御される。
圧は、常に一定の圧力に制御することが可能である。こ
れにより、気圧変動の影響を受けやすい光学特性、例え
ば投影光学系13(図1)の性能の維持を可能にする。
の相対圧力差を所定の値に維持することも可能である。
この場合は、圧力ゲージ701を差圧計にして、配管8
0内(つまりチャンバー26内)の圧力と外気との圧力
差を検出することで達成できる。
内の相対気圧差を所定の値に維持することも可能であ
る。この場合は、上述の差圧計で配管80内(つまりチ
ャンバー26内)とチャンバー4内の相対気圧差を検出
することで達成できる。
は、配管82を介して、ウエハ用のロードロック室36
に供給され、内部を置換しながら配管83を介して排気
機構86に排気される。同様に、ガス供給源57のガス
は配管84を介してレチクル用のロードロック室31に
供給され、内部を置換しながら配管85を介して排気機
構86に排気される。
ートバルブ32もしくは37が開けられ、レチクルやウ
エハが支持台34、39に載置された後、ゲートバルブ
32,37が閉じられ、その後、ガス供給源に備えられ
たバルブ(不図示)と排気機構86内に備えられたバル
ブ(不図示)とを制御装置78の指令によって開放して
おこなわれる。
になったら制御装置78の指令によりバルブを閉じてガ
ス供給を停止する。更に、ゲートバルブ33及び38を
開け、搬送手段35及び40によりレチクル8及びウエ
ハ14が装置内に搬入される。
搬出する場合は、ゲートバルブ32,33,37,38
が閉じられた状態でガス供給が開始され、各々のロード
ロック室内が所定の状態に達した所でガス供給を停止す
る。次にゲートバルブ33、38を開け、搬送手段3
5、40にてレチクル8及びウエハ14を装置から搬出
し、ロードロック室31、39内の支持台34、39に
載置する。載置後、ゲートバルブ33,38は閉じら
れ、今度はゲートバルブ32、37を開けてレチクル
8、ウエハ14を不図示の手段で取出す。
14の装置への搬入及び搬出を同時に述べたが、レチク
ル8とウエハ14の搬入、搬出を個別に行ってもよいの
は言うまでもない。
するのは、ゲートバルブ33,38を開けた時に、チャ
ンバー26内の環境に影響を与えないようにするための
ものであって、これは周知の通りである。
の付着防止の目的でペリクル(不図示)を使用する場
合、レチクル8とペリクルとペリクルを支持するための
ペリクルフレーム(不図示)とで囲まれた空間もパージ
ガス置換するのが望ましく、均圧孔付ペリクルフレーム
(ペリクルフレーム内外を連通させる通気孔付)を使用
するのが望ましい。
排気するための排気口である。
内部及び気体循環系72内は大気状態である。
ら投影光学系13及び筐体6へのガス供給を開始すると
ともに、排気口87から配管88を介して、排気機構8
6への排気も行う。この排気動作のON/OFFは、排
気手段86内に備えたバルブ(不図示)を、制御装置7
8で制御することで行う。
置換状態に達したら、排気口87からの排気を停止し、
露光動作可能状態になる。
グの判断は、排気開始から所定時間に達したかどうかで
制御装置78が自動で判断して排気停止指令を送っても
よいし、チャンバー26内もしくはその循環系内の所定
箇所にガス検出計(不図示)を配置し、その検出結果に
基づき制御装置78が自動で判断して排気停止指令を送
ってもよい。
バー4及び26の置換状態をより短時間で所定状態にし
たい場合、あるいはロードロック室31及び36内はレ
チクルやウエハ交換毎に大気開放と置換状態を繰り返す
ものであるため、より短時間で置換を終了しスループッ
トを向上させる場合は、真空ポンプを用いて排気手段5
6、86から大気を強制排気して、チャンバー4,26
内およびロードロック室31,36内を真空にした後に
ガスパージを行っても良い。この場合は、チャンバー
4,26およびロードロック室31,36は、真空状態
時における変形が装置性能に影響しないよう十分な剛性
が必要となる。
28、29を用いているため、真空時にチャンバー4、
26の変形が生じたとしても、隣接する構成要素の変形
が直接伝わるのを防止している。
内を真空状態にした後にガス供給するこの一連の動作
は、必要であれば複数回繰り返してもよい。真空引きを
1回のみ行ってパージする場合に比べて複数回繰り返せ
ば、チャンバー内およびロードロック室内の到達真空度
が相対的に低真空(絶対圧が高い)で済み、真空ポンプ
や真空対応部品のコストが大幅に軽減できる。
バー4内部をメンテナンス等で大気に開放する場合で
も、チャンバー26側は、パージ状態を維持することが
可能で、その反対にチャンバー26内部を大気開放する
場合でもチャンバー4側は、パージ状態を維持すること
が可能である。
真空状態にする場合は、前述のごとく均圧孔付ペリクル
フレーム(不図示)を用いることで、ペリクルやレチク
ルの破損を防止することができる。
2の変形例を図8を用いて説明する。
気体循環系72内に方向切換え弁801及び803とバ
イパス経路802を追加した点が異なる。
番号を付け、説明は省略する。
105側とバイパス経路802側のいずれか一方に、フ
ァン102から送風される循環ガスを送風するととも
に、他方へのガスの流入を遮断する。方向切り替え弁8
03も、清浄器104、105とバイパス経路802の
いずれか一方の流路を開口し、他方の流路を遮断する。
従って、方向切り替え弁801と803は、常に同一の
流路を開放し、他方の流路を遮断するように、不図示の
弁駆動系にて操作される。
01によって導かれたガスを、清浄器104,105を
経由しないで冷却器101に導くために、清浄器への流
路と並列に設けられた流路である。
は大気状態である。従って、立上げ当初は、図中の太い
矢印で示すごとく、循環ガスがバイパス経路802を経
由するようにする。そして、循環系の環境が所定の状態
になった後に、方向切換え弁801、803を不図示の
駆動手段にて切り換え、第1清浄手段104もしくは第
2清浄手段105のいずれかを通気させるようにする。
このようにすれば、清浄手段の寿命等からみてより望ま
しい。
かの判断は、バイパス経路802を通気した時間を不図
示の制御系が管理し、その結果に基いて行う。また、こ
れに限られるものではなく、循環系の環境が所定の状態
になったかどうかの判断は、循環系の所定の場所に配置
されたガス検出器(不図示)の検出結果に基づいて行っ
ても良い。これらの、循環系の環境状態の判断結果に基
づいて、方向切換え弁801,803を自動で切り換え
てもよいし、不図示の制御系により方向切換え弁80
1,803を切り換えても良い。
変形例を図9を用いて説明する。
と、清浄器が1つになっている点が異なる。
器が1つの場合にも、上記第2の実施例と同様に効果が
ある。
下が許容される範囲であれば、バイパス経路に循環ガス
を流している間に、清浄器104の交換作業やメンテナ
ンスを行っても良い。
ャンバー26の変形例である。
5、干渉計12、レチクルステージ9等を内部に収納し
た密閉容器であり、本実施例においては外筒24に載置
されている。
3、干渉計18ウエハステージ15等を内部に収納した
密閉容器であり、本実施例においてはステージ定盤21
に載置されている。また、ウエハチャンバー92は、鏡
筒定盤22とは密閉性を確保しつつ相対変位を吸収し得
る可動部材93で連結されている。なお、可動部材93
は、ステンレス製ベローズを用いる。しかし、可動部材
93は、密閉性の確保とともに相対変位を吸収できれば
これに限られるものではなく、他にニッケル合金やチタ
ン製の金属ベローズでもよいし、樹脂製ベローズであっ
てもよい。さらにはベローズ以外に、磁性流体シールを
用いてもよい。
バー91、外筒24、鏡筒定盤22、ウエハチャンバー
92およびステージ定盤21は、互いに密閉性を確保し
て連結されるとともに、これらが一体となって図中のド
ットパターンAで示される密閉空間を形成するチャンバ
ーを構成している。
ンバー91に連結され、筐体6からレチクルチャンバー
91へとガス流路が形成されている。レチクルチャンバ
ー91内のガスは、排気口95から配管96を介して気
体循環系72のガス導入口73に導かれる。一方、ウエ
ハチャンバー92内のガスは、排出口97から排出さ
れ、上述の配管96に合流してガス循環系72へと流れ
る。
部のガスの流れおよび部分ダクト25、23に関するガ
スの流れについては、図1及び図2、図3、図4で述べ
た通りであるため、説明は省略する。
26が密閉容器を形成し、内部をガス置換したものであ
ったが、本実施例においては前述のごとく密閉容器は露
光光路に沿った空間のみを内包するように形成されてい
る。したがって装置の構造物、例えば鏡筒定盤22や外
筒24などは、部分的にパージエリア外に面することに
なる。このままこれらの構造物を直接外気にさらしたの
では、これらの構造物が外気の温度変化の影響を受け、
パージエリア内で所望の装置性能を達成することが困難
となる。そこで、温調チャンバー98を用いるのが望ま
しい。
ダウンフローダクト76を収納している。ダウンフロー
ダクト76から下方に向かって吹き出した気体、この場
合は温調された空気は、循環出口99から排出され、エ
ア循環系1001の導入口1002に導かれ、外気取り
入れ口1003からの外気と合流してファン1004に
より送風される。冷却器1005によって、エアは一旦
所定温度に冷却後、加熱器1006によって所定温度に
温度制御される。その後、温度制御されたエアは、出口
1009から再びダウンフローダクト98に入る。温調
チャンバー98内の循環経路は、以上のように形成され
ている。なお、ダウンフローダクト76からのエアの温
度は、温調チャンバー98内に設けられた温度計77a
により検知され、検知した結果に基づいて、制御系10
07によって加熱器1006を制御することで所望の温
度に保たれる。
のロードロック室31は、レチクルチャンバー91に取
り付けられる。また、ウエハ搬送用のロードロック室3
6は、ウエハチャンバー92に取り付けられている。そ
れぞれの搬送ロボット35及び40は、それぞれのロー
ドロック室31、36内に配置されている。
は、本実施例においては、レチクルチャンバー91内の
ガスを導いているが、これに限られるものではなく、筐
体6内、外筒24内、ウエハチャンバー92内など、図
中のドットパターンAで示されるパージエリア内のガス
であれば、どこでも使用可能である。
リアA(筐体6、レチクルチャンバー91、外筒24、
鏡筒定盤22、ウエハチャンバー92およびステージ定
盤21により密閉された領域)のガス置換については、
配管96の途中に配置した分岐弁1008を不図示の制
御手段により切り換えて、排気機構86に排気させなが
らガス供給源57から配管58、61を介してガス供給
を行い、ドットパターンエリアA内が所定の状態に達し
た所で分岐弁1008を切り換えてガス循環系72側に
循環させる。あるいは、ガス供給源57からのガス供給
を停止したまま、排気機構86内の真空ポンプ(不図
示)により強制排気後、分岐弁をガス循環系76への通
気側に切り換え、ガス供給源57から配管58、61を
介してガス供給を行ってもよい。さらに、上述の真空排
気とガス供給の動作は1回のみで終了してもよいし、あ
るいは、この動作を複数回繰り返してもよい。分岐弁1
008の切換え及びガス供給源57からのガス供給等の
タイミングは、ガス循環系72及びドットパターンエリ
アA内に配置したガス検出器(不図示)の検出結果に基
づいて自動的に行ってもよいし、排気時間により管理し
ても良い。
配管96の途中に配置したが、ドットパターンエリアA
及び気体循環系72で形成する循環経路内であればどこ
でも可能である。
外筒24、鏡筒定盤22、ウエハチャンバー92、ステ
ージ定盤21相互間の連結につては、真空時などの各容
器の変形が連結する構造体に影響を与えないようにし、
実質遮断できるようにするため、可動部材93状の可動
部材を用いてもよい。
バーはステージ定盤21と連結されているが、他にウエ
ハチャンバー92は主定盤20と連結し、ステージ定盤
21を内部に収納するようにしてもよい。
ンエリアAの外部であってチャンバー98内の気体を温
調エアとしていたが、これに限られるものではなく、不
活性ガスを用いても良い。この際、チャンバー98内に
用いられる不活性ガスの純度は、ドットパターンエリア
Aの不活性ガスの純度よりも低くても良く、ドットパタ
ーンエリアAで用いられた不活性ガスをチャンバー98
内に導くようにして不活性ガスを再利用しても良い。さ
らには、ドットパターンエリアA内のパージガスにヘリ
ウムを用いる場合、チャンバー98内のパージガスにも
ヘリウムを用いると大量のヘリウムが必要となるので、
代わりに、チャンバー98内のパージガスとして窒素を
用いても良い。
ャンバー26の変形例である。
番号を付け、説明は省略する。
例と比較すると、投影光学系13の終端からウエハ14
までの露光光路が、ガス置換環境外であって、温調チャ
ンバー98内である点が異なる。従って、筐体6、レチ
クルチャンバー91、外筒24および鏡筒定盤22は、
互いに密閉性を確保して連結されるとともに、これらが
一体となって図中のドットパターンBで示される密閉空
間を形成するチャンバーを構成している。
は、図10に示した実施例と同様であるため、説明は省
略する。
において、循環エアを所定の流量配分でエアの出口10
09a及び1009bに分配する。出口1009aは、図
10で示した実施例と同様に、ダウンフローダクト76
へ循環エアを導く。また、出口1009bは、配管11
01を介して、ウエハ側の部分ダクト23に接続され
る。部分ダクト23から吹き出したエアの温度は、部分
ダクトの噴出し口付近またはウエハステージ15付近に
設けられた温度計77dにて検出され、その検出結果に
応じて制御手段1007の指令に基づき、加熱器100
6a及び1006bを制御して所望の温度にされる。
は、本実施例においては必ずしも使わなくともよい。し
たがって、図1及び図10に示した実施例と比較して、
装置スループットの点においては有利であるし、また装
置システムも簡略化できる。
4までの光路については、投影光学系13内の最終光学
素子(不図示)がウエハ14面に対して、実質光吸収が
装置性能において悪影響を及ぼさない程度に近接(数μ
m〜数百μm程度)して配置されている。
に、ドットパターンエリアB内のガス置換は、真空排気
を行ってもよいが、真空にする際に、投影光学系13の
最終光学素子が真空環境と大気圧環境の隔壁の機能を有
するため、素子の破損防止はもちろんのこと、繰り返し
真空引きによる素子の変形等が光学性能に影響しないよ
う、十分な強度を配慮するのが望ましい。
ーンを順次焼き付け・ステップ移動させるステップ・ア
ンド・リピート、所謂ステッパーと、レチクルとウエハ
を同期させながら走査露光して次のショットに順次移動
させるステップ・アンド・スキャンのいずれの方式の露
光装置であってもよい。
3から噴出す気体を温調エアとしていたが、これに限ら
れるものではなく、不活性ガスを用いても良い。この
際、部分ダクト23から噴出す不活性ガスの純度は、ド
ットパターンエリアBの不活性ガスの純度よりも低くて
も良く、ドットパターンエリアBで用いられた不活性ガ
スを部分ダクト23内に導くようにして不活性ガスを再
利用しても良い。さらには、ドットパターンエリアB内
のパージガスにヘリウムを用いる場合、チャンバー98
内および部分ダクト23からウエハ周辺に供給されるガ
スにもヘリウムを用いると大量のヘリウムが必要となる
ので、代わりに、窒素を用いても良い。
半導体デバイス(ICやLSI等の半導体チップ、液晶
パネル、CCD、薄膜磁気ヘッド、マイクロマシン等)
の生産システムの例を説明する。これは半導体製造工場
に設置された製造装置のトラブル対応や定期メンテナン
ス、あるいはソフトウェア提供などの保守サービスを、
製造工場外のコンピュータネットワークを利用して行う
ものである。
り出して表現したものである。図中、2101は、半導
体デバイスの製造装置を提供するベンダー(装置供給メ
ーカー)の事業所である。製造装置の実例として、半導
体製造工場で使用する各種プロセス用の半導体製造装
置、例えば、前工程用機器(露光装置、レジスト処理装
置、エッチング装置等のリソグラフィ装置、熱処理装
置、成膜装置、平坦化装置等)や後工程用機器(組立て
装置、検査装置等)を想定している。事業所2101内
には、製造装置の保守データベースを提供するホスト管
理システム2108、複数の操作端末コンピュータ21
10、これらを結ぶんでイントラネットを構築するロー
カルエリアネットワーク(LAN)2109を備える。
ホスト管理システム2108は、LAN2109を事業
所の外部ネットワークであるインターネット2105に
接続するためのゲートウェイと、外部からのアクセスを
制限するセキュリティ機能を備える。
ユーザーとしての半導体製造メーカーの製造工場であ
る。製造工場2102〜2104は、互いに異なるメー
カーに属する工場であっても良いし、同一のメーカーに
属する工場(例えば、前工程用の工場、後工程用の工場
等)であっても良い。各工場2102〜2104内に
は、夫々、複数の製造装置2106と、それらを結んで
イントラネットを構築するローカルエリアネットワーク
(LAN)2111と、各製造装置2106の稼動状況
を監視する監視装置としてホスト管理システム2107
とが設けられている。各工場2102〜2104に設け
られたホスト管理システム2107は、各工場内のLA
N2111を工場の外部ネットワークであるインターネ
ット2105に接続するためのゲートウェイを備える。
これにより各工場のLAN2111からインターネット
2105を介してベンダー2101側のホスト管理シス
テム2108にアクセスが可能となり、ホスト管理シス
テム2108のセキュリティ機能によって限られたユー
ザーだけがアクセスが許可となっている。具体的には、
インターネット2105を介して、各製造装置2106
の稼動状況を示すステータス情報(例えば、トラブルが
発生した製造装置の症状)を工場側からベンダー側に通
知する他、その通知に対応する応答情報(例えば、トラ
ブルに対する対処方法を指示する情報、対処用のソフト
ウェアやデータ)や、最新のソフトウェア、ヘルプ情報
などの保守情報をベンダー側から受け取ることができ
る。各工場2102〜2104とベンダー2101との
間のデータ通信および各工場内のLAN2111でのデ
ータ通信には、インターネットで一般的に使用されてい
る通信プロトコル(TCP/IP)が使用される。な
お、工場外の外部ネットワークとしてインターネットを
利用する変わりに、第三者からのアクセスができずにセ
キュリティの高い専用線ネットワーク(ISDNなど)
を利用することもできる。また、ホスト管理システムは
ベンダーが提供するものに限らずユーザーがデータベー
スを構築して外部ネットワーク上に置き、ユーザーの複
数の工場から該データベースへのアクセスを許可するよ
うにしてもよい。
を図12とは別の角度から切り出して表現した概念図で
ある。先の例ではそれぞれが製造装置を備えた複数のユ
ーザー工場と、該製造装置のベンダーの管理システムと
を外部ネットワークで接続して、該外部ネットワークを
介して各工場の生産管理や少なくとも1台の製造装置の
情報をデータ通信するものであった。これに対し本例
は、複数のベンダーの製造装置を備えた工場と、該複数
の製造装置のそれぞれのベンダーの管理システムとを工
場外の外部ネットワークで接続して、各製造装置の保守
情報をデータ通信するものである。図中、2201は製
造装置ユーザー(半導体デバイス製造メーカー)の製造
工場であり、工場の製造ラインには各種プロセスを行う
製造装置、ここでは例として露光装置2202、レジス
ト処理装置2203、成膜処理装置2204が導入され
ている。なお図7では製造工場201は1つだけ描いて
いるが、実際は複数の工場が同様にネットワーク化され
ている。工場内の各装置はLAN2206で接続されて
イントラネットを構成し、ホスト管理システム2205
で製造ラインの稼動管理がされている。一方、露光装置
メーカー2210、レジスト処理装置メーカー222
0、成膜装置メーカー2230などベンダー(装置供給
メーカー)の各事業所には、それぞれ供給した機器の遠
隔保守を行なうためのホスト管理システム2211,2
221,2231を備え、これらは上述したように保守
データベースと外部ネットワークのゲートウェイを備え
る。ユーザーの製造工場内の各装置を管理するホスト管
理システム2205と、各装置のベンダーの管理システ
ム2211,2221,2231とは、外部ネットワーク
2200であるインターネットもしくは専用線ネットワ
ークによって接続されている。このシステムにおいて、
製造ラインの一連の製造機器の中のどれかにトラブルが
起きると、製造ラインの稼動が休止してしまうが、トラ
ブルが起きた機器のベンダーからインターネット220
0を介した遠隔保守を受けることで迅速な対応が可能
で、製造ラインの休止を最小限に抑えることができる。
それぞれ、ディスプレイと、ネットワークインターフェ
ースと、記憶装置にストアされたネットワークアクセス
用ソフトウェアならびに装置動作用のソフトウェアを実
行するコンピュータを備える。記憶装置としては内蔵メ
モリやハードディスク、あるいはネットワークファイル
サーバーなどである。上記ネットワークアクセス用ソフ
トウェアは、専用又は汎用のウェブブラウザを含み、例
えば図14に一例を示す様な画面のユーザーインターフ
ェースをディスプレイ上に提供する。各工場で製造装置
を管理するオペレータは、画面を参照しながら、製造装
置の機種(2401)、シリアルナンバー(240
2)、トラブルの件名(2403)、発生日(240
4)、緊急度(2405)、症状(2406)、対処法
(2407)、経過(2408)等の情報を画面上の入
力項目に入力する。入力された情報はインターネットを
介して保守データベースに送信され、その結果の適切な
保守情報が保守データベースから返信されディスプレイ
上に提示される。またウェブブラウザが提供するユーザ
ーインターフェースはさらに図示のごとくハイパーリン
ク機能(2410〜2412)を実現し、オペレータは
各項目の更に詳細な情報にアクセスしたり、ベンダーが
提供するソフトウェアライブラリから製造装置に使用す
る最新バージョンのソフトウェアを引出したり、工場の
オペレータの参考に供する操作ガイド(ヘルプ情報)を
引出したりすることができる。ここで、保守管理システ
ムが提供する保守情報には、上記説明した清浄器の交換
やメンテナンスに関する情報も含まれ、また前記ソフト
ウェアライブラリは前述の清浄器の交換やメンテナンス
のタイミングの指示を実現するための最新のソフトウェ
アも提供する。また、これらのソフトウェアライブラリ
は、前述のチャンバー内の雰囲気管理もサポートする。
半導体デバイスの製造プロセスを説明する。図15は半
導体デバイスの全体的な製造プロセスのフローを示す。
ステップ1(回路設計)では半導体デバイスの回路設計
を行なう。ステップ2(マスク製作)では設計した回路
パターンを形成したマスクを製作する。一方、ステップ
3(ウエハ製造)ではシリコン等の材料を用いてウエハ
を製造する。ステップ4(ウエハプロセス)は前工程と
呼ばれ、上記用意したマスクとウエハを用いて、リソグ
ラフィ技術によってウエハ上に実際の回路を形成する。
次のステップ5(組み立て)は後工程と呼ばれ、ステッ
プ4によって作製されたウエハを用いて半導体チップ化
する工程であり、アッセンブリ工程(ダイシング、ボン
ディング)、パッケージング工程(チップ封入)等の組
立て工程を含む。ステップ6(検査)ではステップ5で
作製された半導体デバイスの動作確認テスト、耐久性テ
スト等の検査を行なう。こうした工程を経て半導体デバ
イスが完成し、これを出荷(ステップ7)する。前工程
と後工程はそれぞれ専用の別の工場で行い、これらの工
場毎に上記説明した遠隔保守システムによって保守がな
される。また前工程工場と後工程工場との間でも、イン
ターネットまたは専用線ネットワークを介して生産管理
や装置保守のための情報がデータ通信される。
ーを示す。ステップ11(酸化)ではウエハの表面を酸
化させる。ステップ12(CVD)ではウエハ表面に絶
縁膜を成膜する。ステップ13(電極形成)ではウエハ
上に電極を蒸着によって形成する。ステップ14(イオ
ン打込み)ではウエハにイオンを打ち込む。ステップ1
5(レジスト処理)ではウエハに感光剤を塗布する。ス
テップ16(露光)では上記説明した露光装置によって
マスクの回路パターンをウエハに焼付露光する。ステッ
プ17(現像)では露光したウエハを現像する。ステッ
プ18(エッチング)では現像したレジスト像以外の部
分を削り取る。ステップ19(レジスト剥離)ではエッ
チングが済んで不要となったレジストを取り除く。これ
らのステップを繰り返し行なうことによって、ウエハ上
に多重に回路パターンを形成する。各工程で使用する製
造機器は上記説明した遠隔保守システムによって保守が
なされているので、トラブルを未然に防ぐと共に、もし
トラブルが発生しても迅速な復旧が可能で、従来に比べ
て半導体デバイスの生産性を向上させることができる。
れば、清浄器を並列に複数備え、この清浄器を切り替え
て用いることが可能であるため、装置の停止の回数を減
少させ、スループットを向上させることができる。
れば、2つの空間の分離個所であって、光路となる場所
をフッ素化合物を用いることで、2つの空間を光が横切
る際の光の吸収を抑えることができるので、高スループ
ットの露光装置を提供することができる。
れば、2つのチャンバーの密閉性を確保すると共に、一
方チャンバーの変形または変位が他方のチャンバーに伝
達されない。
れは、光が反射されるような折り曲げられた空間のガス
置換を効率的に行うことができる。
である。
図である。
図である。
明図である。
明図である。
概略図である。
概略図である。
る。
20 レンズ 404、407、410、413、416、419 支
持台 406、409、412、415、418 通気孔 501 オゾン・酸素除去機構 502 オゾン変換機構 503 酸素除去機構 504 ケミカルフィルタ 701 圧力ゲージ 702 コントロールバルブ 703 回収ポンプ 704 バッファータンク 705 圧縮機 706 排気ポンプ 707 圧力ゲージ 708 マスフローコントローラ 801、803 方向切り替え弁 802 バイパス経路 1001 エア循環系 1002 導入口 1003 外気取り入れ口 1004 ファン 1005 冷却器 1006 加熱器 1007 制御器 1008 分岐弁 1009 出口
Claims (56)
- 【請求項1】 エキシマレーザーを光源とする露光装置
において、 光学系を内部に有し、所定のガス置換が可能なチャンバ
ーと、 該チャンバー内のガスを排気する排気口と、該チャンバ
ー内にガスを供給する供給口とを備えたガス循環機構と
を有し、 該ガス循環機構は、循環経路中に清浄器を並列に複数備
え、該清浄器は切り替え可能になっていることを特徴と
する露光装置。 - 【請求項2】 前記並列に設けられた複数の清浄器の上
流側と下流側に、該複数の清浄器のうちのいずれかにガ
スを流すかを切り替える弁が設けられていることを特徴
とする請求項1に記載の露光装置。 - 【請求項3】 前記弁によって、交換またはメンテナン
スする清浄器へのガスの流入を遮断することを特徴とす
る請求項2に記載の露光装置。 - 【請求項4】 前記上流側と下流側に設けられた弁は、
制御系からの指令に基づいて、互いに連動して作動する
ことを特徴とする請求項2または3に記載の露光装置。 - 【請求項5】 前記清浄器にガスを供給するガス供給源
と、該清浄器からのガスを排気するガス排気機構とを有
することを特徴とする請求項1〜4いずれかに記載の露
光装置。 - 【請求項6】 前記並列に設けられた清浄器のうちチャ
ンバー内のガスが供給されていない清浄器に対して前記
ガス供給源からのガスを供給し、前記ガス排気機構から
該清浄器からのガスを排気することを特徴とする請求項
5に記載の露光装置。 - 【請求項7】 前記ガス供給源と前記清浄器の間に流路
を開閉する弁が設けられていることを特徴とする請求項
5または6に記載の露光装置。 - 【請求項8】 前記ガス供給源は、不活性ガスを前記清
浄器に供給することを特徴とする請求項5〜7いずれか
に記載の露光装置。 - 【請求項9】 前記不活性ガスは、ヘリウムまたは窒素
であることを特徴とする請求項8に記載の露光装置。 - 【請求項10】 前記ガス供給源からのガスの供給は、
前記清浄器の交換またはメンテナンス後に行われること
を特徴とする請求項5〜9いずれかに記載の露光装置。 - 【請求項11】 前記ガス供給源のガス通気時間または
ガス検出器の出力に基づいて、前記清浄器にチャンバー
内のガスの導入を始めることを特徴とする請求項5〜1
0いずれかに記載の露光装置。 - 【請求項12】 前記清浄器を介さずにガスを循環する
バイパス経路を有することを特徴とする請求項1〜11
いずれかに記載の露光装置。 - 【請求項13】 前記バイパス経路と前記清浄器への流
路とを切り替える弁を有することを特徴とする請求項1
2に記載の露光装置。 - 【請求項14】 前記バイパス経路は、少なくとも装置
立ち上げ時に使用されることを特徴とする請求項12ま
たは13に記載の露光装置。 - 【請求項15】 前記清浄器からのガスは、温調されて
前記供給口に供給されることを特徴とする請求項1〜1
4いずれかに記載の露光装置。 - 【請求項16】 該清浄器は、酸素を除去する機構を有
することを特徴とする請求項1〜15いずれかに記載の
露光装置。 - 【請求項17】 該清浄器は、オゾンを除去する機構を
有することを特徴とする請求項1〜16いずれかに記載
の露光装置。 - 【請求項18】 該清浄器は、ケミカルフィルターを有
することを特徴とする請求項1〜17いずれかに記載の
露光装置。 - 【請求項19】 該ケミカルフィルターは、有機ガスを
除去することを特徴とする請求項1〜18いずれかに記
載の露光装置。 - 【請求項20】 エキシマレーザーを光源とする露光装
置において、 該エキシマレーザー光の経路に沿って順に設けられ、該
経路を所定のガス雰囲気に保つ第1のチャンバーおよび
第2のチャンバーと、 該第1のチャンバーと該第2のチャンバーとを空間的に
分離すると共に、前記エキシマレーザーを透過する光学
部材を有し、該光学部材はフッ素化合物ガラスを含むこ
とを特徴とする露光装置。 - 【請求項21】 前記第1のチャンバーは、オプティカ
ルインテグレータを有することを特徴とする請求項20
に記載の露光装置。 - 【請求項22】 前記オプティカルインテグレータと、
前記フッ素化合物ガラスとの間にハーフミラーが設けら
れ、該ハーフミラーを反射した光を検出して、光量を求
めることを特徴とする請求項21に記載の露光装置。 - 【請求項23】 前記第2のチャンバーは、レチクルの
照明範囲を規定するマスキングブレードを有することを
特徴とする請求項20〜22いずれかに記載の露光装
置。 - 【請求項24】 前記フッ素化合物ガラスは、CaF
2、MgF2、BaF2、SrF2もしくはフッ素ドー
プ石英を用いたことを特徴とする請求項20〜23いず
れかに記載の露光装置。 - 【請求項25】 前記光源は、F2レーザーまたはAr
2レーザーであることを特徴とする請求項20〜24い
ずれかに記載の露光装置。 - 【請求項26】 前記第1のチャンバーと前記第2のチ
ャンバーは、異なる雰囲気に制御されることを特徴とす
る請求項20〜25いずれかに記載の露光装置。 - 【請求項27】 前記第1のチャンバー内の雰囲気とお
よび第2のチャンバー内の雰囲気は、異なる酸素濃度に
制御されていることを特徴とする請求項26に記載の露
光装置。 - 【請求項28】 前記第1のチャンバーおよび第2のチ
ャンバーのうち、一方はヘリウム雰囲気に制御され、他
方は窒素雰囲気で制御されることを特徴とする請求項2
6に記載の露光装置。 - 【請求項29】 前記第1のチャンバーは、前記光源側
に設けられ、前記第2のチャンバーは、投影光学系側に
設けられることを特徴とする請求項20〜28いずれか
に記載の露光装置。 - 【請求項30】 前記第1のチャンバーは、一端に設け
られた供給口から不活性ガスが供給され、他端に設けら
れた排気口から不活性ガスが排出され、第1のチャンバ
ー内で不活性ガスが前記光路に沿って流れることを特徴
とする請求項20〜29いずれかに記載の露光装置。 - 【請求項31】 前記第2のチャンバーは、一端に設け
られた供給口から不活性ガスが供給され、他端に設けら
れた排気口から不活性ガスが排出され、第2のチャンバ
ー内で不活性ガスが前記光路に沿って流れることを特徴
とする請求項20〜30いずれかに記載の露光装置。 - 【請求項32】 前記第1および第2のチャンバーのう
ち少なくとも一方のチャンバーを囲む第3のチャンバー
を有することを特徴とする請求項20〜31いずれかに
記載の露光装置。 - 【請求項33】 前記第3のチャンバーには、温調され
た気体が供給されることを特徴とする請求項32に記載
の露光装置。 - 【請求項34】 前記第3のチャンバーには、前記第1
および第2のチャンバーに供給されるガスの純度よりも
低い純度のガスが供給されることを特徴とする請求項3
2または33に記載の露光装置。 - 【請求項35】 前記第1および第2のチャンバーのう
ち少なくとも一方のチャンバーで使用されたガスが、前
記第3のチャンバーに供給されることを特徴とする請求
項32〜34いずれかに記載の露光装置。。 - 【請求項36】 前記第1および第2のチャンバーのう
ち少なくとも一方のチャンバーにはヘリウムが供給さ
れ、このチャンバーを囲む第3のチャンバーには窒素が
供給されることを特徴とする請求項32〜34いずれか
に記載の露光装置。 - 【請求項37】 エキシマレーザーを光源とする露光装
置において、 該エキシマレーザー光の経路に沿って順に設けられ、該
経路を所定のガス雰囲気に保つ第1のチャンバーおよび
第2のチャンバーと、 該第1のチャンバーと該第2のチャンバーとを連結し、
密閉性を確保するとともに、該チャンバー同士の相対変
位を吸収する可動部材とを有することを特徴とする露光
装置。 - 【請求項38】 前記チャンバーは、排気機構によって
減圧雰囲気となることを特徴とする請求項37に記載の
露光装置。 - 【請求項39】 前記チャンバー内の雰囲気は、不活性
ガスに置換されることを特徴とする請求項37または3
8いずれかに記載の露光装置。 - 【請求項40】 前記チャンバーは、排気機構によっ
て、減圧雰囲気にされた後、該チャンバー内に不活性ガ
スが供給され、再度排気機構によって減圧雰囲気にされ
ることを特徴とする請求項37〜39いずれかに記載の
露光装置。 - 【請求項41】 前記可動部材は、ベローズであること
を特徴とする請求項37〜40いずれかに記載の露光装
置。 - 【請求項42】 エキシマレーザーを光源とする露光装
置において、 複数の光学素子を有する光学系と、 該光学系内の光学素子により仕切られた空間にガスを供
給する供給装置とを備え、 該光学素子間で光を折り曲げる反射部材がある空間で
は、該空間にガスを供給する通気孔と該空間のガスを排
出する通気孔とを結ぶ線が、該空間を仕切る光学素子の
光軸と直交する方向から見て、該光軸と交差することを
特徴とする露光装置。 - 【請求項43】 前記空間において前記通気孔を結ぶ線
が前記折り曲げられる光軸と2度交差するように、該通
気孔がそれぞれ設けられていることを特徴とする請求項
42に記載の露光装置。 - 【請求項44】 前記ガスは、不活性ガスであることを
特徴とする請求項42または43に記載の露光装置。 - 【請求項45】 前記不活性ガスは、窒素ガスまたはヘ
リウムガスであることを特徴とする請求項42〜44い
ずれかに記載の露光装置。 - 【請求項46】 前記光源は、真空紫外域の波長の光源
であることを特徴とする請求項42〜45いずれかに記
載の露光装置。 - 【請求項47】 前記光源は、F2レーザまたはAr2
レーザであることを特徴とする請求項46に記載の露光
装置。 - 【請求項48】 前記光学系は、照明光学系又は投影光
学系であることを特徴とする請求項42〜47いずれか
に記載の露光装置。 - 【請求項49】 前記光学系は、反射屈折型光学系ある
いは反射型光学系を有することを特徴とする請求項42
〜48に記載の露光装置。 - 【請求項50】 請求項1〜49いずれかに記載の露光
装置を含む各種プロセス用の製造装置群を半導体製造工
場に設置する工程と、該製造装置群を用いて複数のプロ
セスによって半導体デバイスを製造する工程とを有する
ことを特徴とする半導体デバイス製造方法。 - 【請求項51】 前記製造装置群をローカルエリアネッ
トワークで接続する工程と、前記ローカルエリアネット
ワークと前記半導体製造工場外の外部ネットワークとの
間で、前記製造装置群の少なくとも1台に関する情報を
データ通信する工程とをさらに有する請求項50記載の
半導体デバイス製造方法。 - 【請求項52】 前記データ通信によって、前記露光装
置のベンダーもしくはユーザーが提供するデータベース
に前記外部ネットワークを介してアクセスして前記製造
装置の保守情報を得る、もしくは前記半導体製造工場と
は別の半導体製造工場との間で前記外部ネットワークを
介してデータ通信して生産管理を行う請求項51記載の
半導体デバイス製造方法。 - 【請求項53】 請求項1〜49いずれかに記載の露光
装置を含む各種プロセス用の製造装置群と、該製造装置
群を接続するローカルエリアネットワークと、該ローカ
ルエリアネットワークから工場外の外部ネットワークに
アクセス可能にするゲートウェイを有し、前記製造装置
群の少なくとも1台に関する情報をデータ通信すること
を可能にした半導体製造工場。 - 【請求項54】 半導体製造工場に設置された請求項1
〜49いずれかに記載の露光装置の保守方法であって、
前記露光装置のベンダーもしくはユーザーが、半導体製
造工場の外部ネットワークに接続された保守データベー
スを提供する工程と、前記半導体製造工場内から前記外
部ネットワークを介して前記保守データベースへのアク
セスを許可する工程と、前記保守データベースに蓄積さ
れる保守情報を前記外部ネットワークを介して半導体製
造工場側に送信する工程とを有することを特徴とする露
光装置の保守方法。 - 【請求項55】 請求項1〜49いずれかに記載の露光
装置において、ディスプレイと、ネットワークインター
フェースと、ネットワークアクセス用ソフトウェアを実
行するコンピュータとをさらに有し、露光装置の保守情
報をコンピュータネットワークを介してデータ通信する
ことを可能にした露光装置。 - 【請求項56】 前記ネットワーク用ソフトウェアは、
前記露光装置が設置された工場の外部ネットワークに接
続され前記露光装置のベンダーもしくはユーザーが提供
する保守データベースにアクセスするためのユーザーイ
ンターフェースを前記ディスプレイ上に提供し、前記外
部ネットワークを介して該データベースから情報を得る
ことを可能にする請求項55に記載の装置。
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