JP2001284036A - 高周波加熱装置 - Google Patents
高周波加熱装置Info
- Publication number
- JP2001284036A JP2001284036A JP2000097796A JP2000097796A JP2001284036A JP 2001284036 A JP2001284036 A JP 2001284036A JP 2000097796 A JP2000097796 A JP 2000097796A JP 2000097796 A JP2000097796 A JP 2000097796A JP 2001284036 A JP2001284036 A JP 2001284036A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heating
- output
- automatic
- breaker
- high frequency
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Control Of High-Frequency Heating Circuits (AREA)
- Electric Ovens (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ブレーカが作動する危険のない中で自動調理
器の機能が発揮されるようにする。 【解決手段】 食事の支度どきのような電力消費量が増
大する時間帯に、他の動作中ないし動作が予定されてい
る電気器具との関係を考慮して選ばれるべき加熱出力と
して、インバータ電源によって制御される高周波出力を
任意に変更設定可能とすることにより、ブレーカの作動
する危険が回避されたなかで、自動制御による自動仕上
がり加熱が確実に実行されるようになった。
器の機能が発揮されるようにする。 【解決手段】 食事の支度どきのような電力消費量が増
大する時間帯に、他の動作中ないし動作が予定されてい
る電気器具との関係を考慮して選ばれるべき加熱出力と
して、インバータ電源によって制御される高周波出力を
任意に変更設定可能とすることにより、ブレーカの作動
する危険が回避されたなかで、自動制御による自動仕上
がり加熱が確実に実行されるようになった。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子レンジなどの
高周波加熱装置に関するものであり、任意の高周波出力
で自動調理のための制御が行なえるようにしたものであ
る。
高周波加熱装置に関するものであり、任意の高周波出力
で自動調理のための制御が行なえるようにしたものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】食品の仕上がり温度が所定の値になるよ
うに制御するいわゆる自動調理の手法には、食品の重量
に基づいて所要の加熱時間を算出し、その算出された時
間の間加熱を実行するものと、食品の温度を直接ないし
間接的に検出し、所定の温度に到達するまでの間加熱を
実行するものとがある。
うに制御するいわゆる自動調理の手法には、食品の重量
に基づいて所要の加熱時間を算出し、その算出された時
間の間加熱を実行するものと、食品の温度を直接ないし
間接的に検出し、所定の温度に到達するまでの間加熱を
実行するものとがある。
【０００３】従来その自動制御時の高周波出力の値は、
いわゆる定格の最大出力である場合が多く、しかもマイ
コンのプログラムにあらかじめ入力されている値である
ために、手動で任意に変更することができないというも
のであった。
いわゆる定格の最大出力である場合が多く、しかもマイ
コンのプログラムにあらかじめ入力されている値である
ために、手動で任意に変更することができないというも
のであった。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】そのため、食事の支度
どき等の電力消費量の最も多い時間帯にその種の自動調
理器が作動すると、ブレーカが働いてしまう危険性が一
気に高まってしまうという問題があった。
どき等の電力消費量の最も多い時間帯にその種の自動調
理器が作動すると、ブレーカが働いてしまう危険性が一
気に高まってしまうという問題があった。
【０００５】本発明はこの点に着目してなされたもの
で、高周波加熱装置を自動制御で作動させて食品を所望
の温度に仕上げる場合においても、高周波出力を任意に
変更設定することができるようにし、不用意にブレーカ
が作動しないようにしたものである。
で、高周波加熱装置を自動制御で作動させて食品を所望
の温度に仕上げる場合においても、高周波出力を任意に
変更設定することができるようにし、不用意にブレーカ
が作動しないようにしたものである。
【０００６】なお、ここにいう高周波出力の変更設定
は、一定出力を断続することによって得られるいわゆる
平均の出力を変更して設定するのではなく、連続して得
られる出力それ自体を高低変更して設定するようにした
もので、インバータ電源によって高低自在に制御される
高周波出力を指す。
は、一定出力を断続することによって得られるいわゆる
平均の出力を変更して設定するのではなく、連続して得
られる出力それ自体を高低変更して設定するようにした
もので、インバータ電源によって高低自在に制御される
高周波出力を指す。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明は、食品を所望の
仕上がり温度に自動加熱するものにおいて、インバータ
電源によって制御される高周波出力を任意に変更設定可
能にして高周波加熱装置を構成した。
仕上がり温度に自動加熱するものにおいて、インバータ
電源によって制御される高周波出力を任意に変更設定可
能にして高周波加熱装置を構成した。
【０００８】
【発明の実施の形態】本発明は上述のように構成された
ものであり、自動調理時の高周波出力が定格の最大出力
に限らず、それより低い出力に任意に変更することがで
きるようになっているので、家庭における食事の支度ど
きのように、電力の消費量が比較的多くなる時間帯にお
いても、ブレーカの作動する心配のない安全な低出力を
選んで設定することが可能となり、食品を所望の温度に
仕上げる自動調理を安心して行なうことができるように
なっている。
ものであり、自動調理時の高周波出力が定格の最大出力
に限らず、それより低い出力に任意に変更することがで
きるようになっているので、家庭における食事の支度ど
きのように、電力の消費量が比較的多くなる時間帯にお
いても、ブレーカの作動する心配のない安全な低出力を
選んで設定することが可能となり、食品を所望の温度に
仕上げる自動調理を安心して行なうことができるように
なっている。
【０００９】
【実施例】以下本発明の一実施例を図１から図３を用い
て説明する。
て説明する。
【００１０】図１は重量センサーの信号に基づいて自動
仕上がり加熱が実行される場合の簡易フローを示したも
のである。
仕上がり加熱が実行される場合の簡易フローを示したも
のである。
【００１１】この図１において、自動調理を実行させる
ために自動調理設定キーを操作したあとに、任意の加熱
出力を設定する。なお、任意の加熱出力とは、他の動作
中ないし作動が予定されている電気器具との総合的な電
力消費量の見地から、電力会社との間の契約容量を超え
ないようにするために、注意して選ばれるべき出力値で
ある。
ために自動調理設定キーを操作したあとに、任意の加熱
出力を設定する。なお、任意の加熱出力とは、他の動作
中ないし作動が予定されている電気器具との総合的な電
力消費量の見地から、電力会社との間の契約容量を超え
ないようにするために、注意して選ばれるべき出力値で
ある。
【００１２】その出力値が設定されると、加熱動作が開
始され、まず重量の測定がなされ、加熱時間ｔnが決定
される。その際、設定された出力値に応じて、例えば図
３のように、あらかじめ蓄えられているデータ集から最
適な時間値が選ばれる。その図３には、重量ｗの食品を
仕上げるのに要する時間が、高周波電力９００ｗ、５０
０ｗ、３００ｗでどう変化するかが示されている。
始され、まず重量の測定がなされ、加熱時間ｔnが決定
される。その際、設定された出力値に応じて、例えば図
３のように、あらかじめ蓄えられているデータ集から最
適な時間値が選ばれる。その図３には、重量ｗの食品を
仕上げるのに要する時間が、高周波電力９００ｗ、５０
０ｗ、３００ｗでどう変化するかが示されている。
【００１３】さて、その選ばれた加熱時間に基づいて実
加熱が実行され、残り時間がゼロになると加熱が終了す
る。
加熱が実行され、残り時間がゼロになると加熱が終了す
る。
【００１４】図２は温度センサーの信号に基づいて自動
仕上がり加熱が実行される場合の簡易フローを示したも
のである。
仕上がり加熱が実行される場合の簡易フローを示したも
のである。
【００１５】この図２において、自動調理設定キーを操
作したあとに任意の加熱出力を設定し、さらに所望の仕
上がり温度を設定する。任意の加熱出力とは、すでに説
明したとおりの、他の電気器具との兼ね合いで、電力会
社との間の契約容量を超えないようにするために、注意
深く選ばれた出力値である。
作したあとに任意の加熱出力を設定し、さらに所望の仕
上がり温度を設定する。任意の加熱出力とは、すでに説
明したとおりの、他の電気器具との兼ね合いで、電力会
社との間の契約容量を超えないようにするために、注意
深く選ばれた出力値である。
【００１６】この加熱は、設定された温度が検出される
まで実行される。なお、加熱出力の高低により、加熱所
要時間は、図１の例で説明したのと同様に変化する。
まで実行される。なお、加熱出力の高低により、加熱所
要時間は、図１の例で説明したのと同様に変化する。
【００１７】
【発明の効果】このように本発明によれば、食事の支度
どきのような電力消費量が増大する時間帯に、従来使用
をあきらめなければならなかったものが、他の動作中な
いし動作が予定されている電気器具との関係を考慮して
選ばれる低加熱出力を任意に設定することによって、ブ
レーカの作動する危険が回避されたなかで、自動制御に
よる自動仕上がり加熱を確実に実行することができるよ
うになり、自動調理器としての便利さを失うことなく利
用できるようになった。
どきのような電力消費量が増大する時間帯に、従来使用
をあきらめなければならなかったものが、他の動作中な
いし動作が予定されている電気器具との関係を考慮して
選ばれる低加熱出力を任意に設定することによって、ブ
レーカの作動する危険が回避されたなかで、自動制御に
よる自動仕上がり加熱を確実に実行することができるよ
うになり、自動調理器としての便利さを失うことなく利
用できるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一実施例の簡易フローを示したもので
ある。
ある。
【図２】本発明の他の実施例の簡易フローを示したであ
る。
る。
【図３】加熱出力によって加熱時間が変わることを説明
するための図である。
するための図である。
Claims (1)
- 【請求項１】 食品を所望の仕上がり温度に自動加熱す
るものにおいて、インバータ電源によって制御される高
周波出力を任意に変更設定可能にしたことを特徴とする
高周波加熱装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000097796A JP2001284036A (ja) | 2000-03-30 | 2000-03-30 | 高周波加熱装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000097796A JP2001284036A (ja) | 2000-03-30 | 2000-03-30 | 高周波加熱装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001284036A true JP2001284036A (ja) | 2001-10-12 |
Family
ID=18612370
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000097796A Pending JP2001284036A (ja) | 2000-03-30 | 2000-03-30 | 高周波加熱装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001284036A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103226333A (zh) * | 2013-04-28 | 2013-07-31 | 福州高奇智芯电源科技有限公司 | 使用数字菜谱的烹饪电器及其烹饪菜肴的自适应控制方法 |
| JP2013160482A (ja) * | 2012-02-08 | 2013-08-19 | Sharp Corp | 加熱調理器 |
-
2000
- 2000-03-30 JP JP2000097796A patent/JP2001284036A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013160482A (ja) * | 2012-02-08 | 2013-08-19 | Sharp Corp | 加熱調理器 |
| CN103226333A (zh) * | 2013-04-28 | 2013-07-31 | 福州高奇智芯电源科技有限公司 | 使用数字菜谱的烹饪电器及其烹饪菜肴的自适应控制方法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP5629031B1 (ja) | 調理器 | |
| JP4972905B2 (ja) | 誘導加熱調理器 | |
| EP1646828B1 (en) | Electric oven and method for controlling such an oven | |
| EP1213542B1 (en) | A controller for the energy uptake fo an oven | |
| JP2006172727A (ja) | 誘導加熱調理器 | |
| JP2001284036A (ja) | 高周波加熱装置 | |
| EP3056821A1 (en) | Domestic food oven and method for heating food in a domestic food oven | |
| JP4496920B2 (ja) | 加熱調理器 | |
| KR20090102015A (ko) | 조리기기 및 그 제어방법 | |
| JP5855198B2 (ja) | 調理器 | |
| JPH10300096A (ja) | 加熱調理器 | |
| KR101017171B1 (ko) | 전기오븐 및 그 작동방법 | |
| CN108937522B (zh) | 烹饪器具、烹饪控制方法及装置 | |
| KR102201064B1 (ko) | 조리 기기 및 조리 기기의 재취사 방법 | |
| KR100533278B1 (ko) | 인버터전자레인지의 가열에너지제어방법 | |
| JP2003317916A (ja) | 誘導加熱調理器 | |
| JPH01315982A (ja) | ヒータ付電子レンジ | |
| JP5908038B2 (ja) | 調理器 | |
| JP2976639B2 (ja) | 誘導加熱調理器 | |
| JPH07288179A (ja) | 誘導加熱調理器 | |
| JP2005180838A (ja) | 加熱調理器 | |
| JPH0361093B2 (ja) | ||
| JP4444039B2 (ja) | 誘導加熱調理器 | |
| KR100210075B1 (ko) | 전자렌지의 히터제어장치 | |
| JPH0579642A (ja) | 調理機器 |