JP2001283497A - ディスクプレーヤ - Google Patents

ディスクプレーヤ

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JP2001283497A
JP2001283497A JP2000094684A JP2000094684A JP2001283497A JP 2001283497 A JP2001283497 A JP 2001283497A JP 2000094684 A JP2000094684 A JP 2000094684A JP 2000094684 A JP2000094684 A JP 2000094684A JP 2001283497 A JP2001283497 A JP 2001283497A
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正幸 斉藤
Shogo Sato
尚吾 佐藤
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義武 嶋田
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    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B17/00Guiding record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor
    • G11B17/22Guiding record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor from random access magazine of disc records
    • G11B17/226Guiding record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor from random access magazine of disc records the magazine consisting of a single rotatable tray carrying the disks

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  • Automatic Disk Changers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ディスクプレーヤ内部における配線処理を簡
単化することによりプレーヤ本体の小型化が可能であ
り、且つコストダウンを図ることのできるディスクプレ
ーヤの提供。 【解決手段】 スライドベース12に設けられたモータ
46に、給電及び制御信号を送出するフレキシブルケー
ブル52の一端52Bをモータ46に接続するととも
に、他端52Aをシャーシ10に配設されている再生装
置16に接続し、スライドベース12がディスク収納位
置にあるとき、フレキシブルケーブル52が、一端52
B及び他端52Aよりも前方側にて屈曲するようにす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディスクプレーヤ
に関し、特に、シングルディスクプレーヤ、又は複数枚
のディスクのうち所望のディスクを選択して再生可能な
カルーセルタイプのディスクプレーヤであって、ディス
クが載置されたスライドベースが前後動することにより
ディスクを交換位置及び収納位置まで搬送するように構
成されたローディングタイプのディスクプレーヤに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、回転可能に配設されたトレイに、
CD、DVD等の媒体ディスクを複数枚載置し、載置さ
れた複数枚のディスクのうち、所望のディスクを選択し
て再生するカルーセルタイプのディスクプレーヤがあ
る。このようなディスクプレーヤの1例として、特開平
5−182335号公報記載のマルチディスクプレーヤ
が知られている。同公報記載のマルチディスクプレーヤ
は、複数枚のディスクが載置されるスライドベース(ト
レイベース)の前後動をシャーシ内に配設されたモータ
によって行うとともに、スライドベース上に配設されて
いる回転トレイをもう1つのモータによって回転させる
ようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た特開平5−182335号公報記載のマルチディスク
プレーヤの場合、スライドベースの移動と回転トレイの
回転とを、それぞれ別個のモータによって行っているた
めに、それぞれのモータへの配線処理が複雑になるとい
う問題点がある。
【0004】本発明は、このような諸事情に対処するた
めに提案されたものであって、ディスクプレーヤ内部に
おける配線処理を簡単化することによりプレーヤ本体の
小型化が可能であり、且つコストダウンを図ることので
きるディスクプレーヤを提供することを目的とするもの
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】(1)上記目的を達成す
るために、本発明は、複数枚のディスクを円周方向に配
列して載置可能な回転トレイと、該回転トレイを支持す
るスライドベースと、前記回転トレイを前記回転トレイ
上で回転させる回転トレイ駆動機構と、前記スライドベ
ースをシャーシの前方から突出させるディスク交換位
置、及びディスク収納位置との間で、該シャーシ上を前
後動自在に移動させるスライドベース移動機構と、前記
シャーシ内部の後方に配設された再生手段とを備えたデ
ィスクプレーヤであって、前記回転トレイ駆動機構は、
前記スライドベースに設けられた駆動源と、該駆動源の
給電用、及び制御用の配線とを含み、前記配線は、一端
が前記駆動源に接続されるとともに、他端が前記シャー
シに接続され、前記スライドベースがディスク収納位置
にあるときは、前記配線の一端及び他端よりも前方側に
て屈曲する。
【0006】(2)上記(1)項において、前記再生手
段は、前記シャーシ内部の後方に設置され、前記配線の
一端及び他端は、前記再生手段よりも前方側にて前記駆
動源及び前記シャーシに接続されている。
【0007】(3)上記(1)項又は(2)項におい
て、前記シャーシには、前記配線が該シャーシから離間
するのを防止する押さえフックが形成されている。
【0008】(4)上記(1)項〜(3)項の何れかに
おいて、前記スライドベースがディスク交換位置に移動
したときに、前記駆動源と配線との接続部分は、プレー
ヤ本体の筐体内に止まるように設けられている。
【0009】(5)また、本発明は、複数枚のディスク
を円周方向に配列して載置可能な回転トレイと、該回転
トレイを支持するスライドベースと、前記回転トレイを
前記回転トレイ上で回転させる回転トレイ駆動機構と、
前記スライドベースをシャーシの前方から突出させるデ
ィスク交換位置、及びディスク収納位置との間で、該シ
ャーシ上を前後動自在に移動させるスライドベース移動
機構と、前記シャーシ内部の後方に配設された再生手段
とを備えたディスクプレーヤであって、第1のガイド
片、及び第2のガイド片を、前記スライドベースに、所
定の隙間をあけて横方向に突設形成し、該第1のガイド
片及び第2のガイド片は、前記スライドベースの移動方
向に形成された案内レールの下方に位置するように前記
シャーシに形成されているとともに、前記第2のガイド
片の横方向長さを前記第1のガイド片の横方向長さより
も短く形成している。
【0010】(6)上記(5)項において、前記案内レ
ールは、前記シャーシの左右に1対形成されているとと
もに、該左右の案内レールに前記第2のガイド片を挿入
可能な挿入溝が形成され、前記スライドベースを該シャ
ーシに組み込む時に、前記挿入溝へ前記第2のガイド片
を挿入しながら該スライドベースを該シャーシに対して
スライド移動させるようにしている。
【0011】(7)上記(5)項又は(6)項におい
て、前記スライドベースの先端側壁に係止孔を形成し、
該スライドベースがディスク収納位置にあるときに、該
係止孔と前記シャーシのガイドレール先端とを係合させ
ることによって該スライドベースの浮き上がりを防止す
るようにしている。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るディスクプレ
ーヤの好適な実施形態を添付図面を参照して説明する。
図1及び図2は一実施形態に係るディスクプレーヤのシ
ャーシとスライドベースの取付状態を示す全体斜視図で
あり、このうち、図1はスライドベース12がディスク
交換位置まで引き出された状態であり、図2はスライド
ベース12がディスク収納位置まで移動した状態を示し
ている。これらの図に示されるように、本実施形態のデ
ィスクプレーヤは、シャーシ10と、スライドベース1
2と、回転トレイ14等とを備えて構成され、本来、こ
れらの部材は図示しない筐体内に収容されるものであ
る。シャーシ10には、再生装置16と、ディスクを再
生装置16上にクランプするクランプ機構18等とが配
設されている。
【0013】スライドベース12上には、回転トレイ1
4が軸心15を中心として回転可能に支持されており、
回転トレイ14には、記録媒体であるディスクを計5枚
載置可能なディスク収容部14Aが形成されている。各
ディスク収容部14Aには、再生装置16へのスライド
時に、及び再生装置16上にてディスクをクランプする
際に、再生装置16及びクランプ機構18と干渉しない
ように切り欠き部14Bが形成されている。なお、回転
トレイ14は後述する回転トレイ14用のモータによっ
て再生装置16上で所望のディスクを選択することによ
り、停止するようになっている。
【0014】図3はシャーシ10の平面図であり、スラ
イドベース12を取り外した状態を示している。再生装
置16はシャーシ10の後方よりの部分に配設されたフ
ロートベース20内に設置されている。フロートベース
20は、その後部に設けられた左右1対の回動軸20A
が、シャーシ10の図示しない取付部に回動可能に支持
されている。フロートベース20は、クランプ機構18
によって、回動軸20Aを中心として回動可能に配設さ
れ、左右方向にスライド可能に配設されたクランプカム
22の作用により、ディスク収納位置にあるディスクを
再生装置16上にクランプ可能となっている。
【0015】フロートベース20の前方右側には、弾性
部材取付片20Bが形成され、この弾性部材取付片20
Bとシャーシ10に形成された弾性部材取付部10Aと
の間に、ばね21が張設され、ディスクの再生時等にお
いて、フロートベース20に生じる振動を吸収し得るよ
うになっている。クランプ機構18は、クランプカム2
2をスライドさせる切り替えギア23を備え、この切り
替えギア23は、シャーシ10の底部に回転可能に配設
され、後述する回転部材24から回転駆動力が伝達され
るようになっている。
【0016】図4は回転部材24を示した図である。図
4に示される回転部材24は、その中心部に公転軸24
Aが突設形成されているとともに、その側方部分に減速
歯車29A,29Bが支持軸25によって回転部材24
の一部を切り欠いた部分に取り付けられている。公転軸
24Aは、図3に示されるシャーシ10の凹状に形成さ
れた軸受け部10Bの中央部に、図示しない駆動源によ
って回転可能に配設された太陽ギア10Cの支持軸10
Dの上部に挿入され、シャーシ10に対して回転自在と
なっている。支持軸25の側上方には軸26が立設さ
れ、その最上部に遊星ギア28Aが設けられ、さらに、
減速歯車29A,29Bと噛合する伝達歯車29C、遊
星ギア28Bが上から順に設けられている。
【0017】回転部材24は、その公転軸24Aを太陽
ギア10Cの支持軸10Dの上部に挿入することによっ
てシャーシ10上に設置され、そうすると、減速歯車2
9Bが太陽ギア10Cと噛合し、伝達歯車29Cに太陽
ギア10Cの回転力が伝達される。さらに、回転部材2
4には、後述するスライドベース12の裏面に形成され
たカム溝と係合するロックピン30が垂直方向に取り付
けられている。なお、このロックピン30は、遊星ギア
28A,28Bの中心に対して円周方向に約45度ずれ
た位置に設けられている。回転部材24の外周部の一部
には、後述する切り替えギア23と噛合するクランプギ
ア32が形成されている。なお、ロックピン30の遊星
ギア28A,28Bに対するずれ量は、45度に限ら
ず、適宜設定することができる。
【0018】図5は、スライドベース12を裏面から見
た底面図である。同図に示されるように、スライドベー
ス12の裏面には、前述した遊星ギア28Aと噛合する
第1直線状ラックギア34及び第2直線状ラックギア3
6が平行に形成されているとともに、一部が第1直線状
ラックギア34及び第2直線状ラックギア36と平行な
直線状カム溝38が設けられ、この直線状カム溝38に
ロックピン30が係合するようになっている。第2直線
状ラックギア36の後端には、第2円弧状ラックギア4
0が連続して形成されている。
【0019】ここで、シャーシ10とスライドベース1
2との取付構造の構成について説明する。図3に示され
るように、シャーシ10の左右上端には、その長手方向
に沿ってスライドベース12を前後動自在に支持する案
内レール11,13が側方に張り出すようにして形成さ
れている。各案内レール11,13は、平行な外レール
11A,13A、内レール11B,13Bを有している
とともに、案内レール13は、案内レール11よりも前
後長が長くなっている。
【0020】図6は図3のA−A線に沿った矢視断面
図、図7は図3のB−B線に沿った矢視断面図、図8は
図3のC−C線に沿った矢視断面図である。これらの図
に示されるように、各案内レール11,13は、シャー
シ10の上端から外方に張り出すように、スライドベー
ス12の移動方向に形成されている。外レール11A,
13Aには、後述するガイド片を挿入するための挿入溝
31が形成され、挿入溝31が形成されている外レール
11A,13Aの部分は、挿入溝31によって切り欠か
れているため内レール11B,13Bのみが存在する。
【0021】図9は、シャーシ10からスライドベース
12を突出させた状態を示す底面図、図10及び図11
は、シャーシ10とスライドベース12との組み付け状
態を示しており、案内レール11,13と、第1のガイ
ド片15A,17A、第2のガイド片15B,17Bと
の位置関係を示す断面図である。これらの図に示される
ように、スライドベース12の下面には、第1のガイド
片15A,17A、第2のガイド片15B,17Bが、
スライドベース12の下面と所定の間隔を保持した状態
で、横方向に突設形成され、案内レール11,13の下
方に位置することによって、前後動時におけるスライド
ベース12の浮き上がりを防止する。左右の第2のガイ
ド片15B,17Bは、それぞれ非対称位置に形成され
ている。なお、図10及び図11に示されるように、第
2のガイド片15B,17Bは、第1のガイド片15
A,17Aよりも横方向の張り出し長さが短く形成され
ている。スライドベース12の移動時には、シャーシ1
0の支持面10E上をスライドベース12の摺動面12
Cが摺接しながら前後動する。
【0022】スライドベース12をシャーシ10に組み
付ける作業は、以下のように行う。案内レール11,1
3に、それぞれ形成されている挿入溝31,31から第
2のガイド片15B,17Bを挿入する。なお、第2の
ガイド片15B,17Bは、左右の非対称位置に設けら
れているが、やはり非対称位置に設けられた挿入溝3
1,31に対して一致するように設けられている。そし
て、この状態でスライドベース12をシャーシ10に対
して収納方向に一定量スライド移動すると、図9に示さ
れるように、スライドベース12は図示しない係止手段
によって前方への移動が規制され、係止手段を解除しな
い限り第2のガイド片15B,17Bを挿入溝31,3
1から抜き取ることができなくなる。また、図10に示
されるように、第1のガイド片15A,17Aは、外レ
ール11A,13Aを乗り越えて、内レール11B,1
3Bの下方に入り込み、スライドベース12がシャーシ
10に対して組み込まれる。ここで、第1のガイド片1
5A,17Aは、第2のガイド片15B,17Bを挿入
溝31へ挿入するとき、案内レール11,13の前方に
あるために、第1のガイド片15A,17Aが組み付け
時の障害となることはなく、スライドベース12を収納
方向へスライド移動することによって図10に示される
状態となる。図10及び図11に示されるように、第2
のガイド片15B,17Bは、第1のガイド片15A,
17Aよりも横方向の長さが短く形成されているので、
組み付け後に内レール11B,13Bの下方に到達する
ことはない。なお、前述した実施形態では、外レール1
1Aと内レール11B、外レール13Aと内レール13
Bとの間には、スライドベース12の移動方向に亘って
凹状の溝が形成されているが、これに限らず、両者の間
を平坦な同一平面としてもよい。
【0023】このように、スライドベース12をシャー
シ10に組み込む際に、第1のガイド片15A,17A
よりも横方向の長さが短かい第2のガイド片15B,1
7Bを挿入溝31から挿入した後、スライド移動させる
ため、第1のガイド片15A,17Aが、挿入溝31の
部分を通過するときに、両者が干渉することがなく、ス
ライドベース12の前後動の際に、挿入溝31をスムー
ズに乗り越えることができる。また、左右の案内レール
11,13の設置位置を左右対称ではなく、横方向にオ
フセットし、左右の案内レール11,13のうち、案内
レール11の全長を短くしているので、左右の案内レー
ルを等距離にした場合と比較して、案内レール11,1
3間の幅寸法を広く設定することができ、設計の自由度
が向上している。
【0024】図12は、回転部材24のスライドベース
12に対する動きを示した説明図であって、シャーシ1
0に設置されている回転部材24及びスライドベース1
2を上方から透視するようにして見た状態を示してい
る。これらのうち、図12(a)はスライドベース12
がシャーシ10に対して前方(図12(a)中下方)へ
移動中の状態であり、遊星ギア28Aは、第1直線状ラ
ックギア34に噛合しながら回転することによってスラ
イドベース12を前方へ移動させている。このとき、遊
星ギア28Aには、シャーシ10に配設された太陽ギア
10C(図12には図示せず)から減速歯車29A,2
9B、及び伝達歯車29Cを介して回転駆動力が伝達さ
れている。回転部材24のロックピン30は、直線状カ
ム溝38に係合しながら摺動する。
【0025】そして、図12(b)に示される状態に至
ると、スライドベース12がシャーシ10上において完
全に突出した状態となる。このとき、遊星ギア28A
は、第1直線状ラックギア34の後端に位置している。
なお、この状態ではスライドベース12を押圧すると、
センサがその動きを検出し、内蔵されているプッシュク
ローズ機構により、太陽ギア10Cを逆回転させてスラ
イドベース12を筐体内に引き込むことができる。
【0026】図13は、クランプカム22と切り替えギ
ア23との関係を示した概略斜視図である。切り替えギ
ア23は、図4で示される回転部材24のクランプギア
32と噛合する伝達ギア23Aが円周部の一部に形成さ
れている。また、切り替えギア23には、クランプカム
22のラック22Aと噛合するピニオンギア23Bが、
伝達ギア23Aと同軸上に設けられている。クランプカ
ム22には、前述したフロートベース20のカムピン2
0C,20Cが挿入されるカム溝22B,22Bが形成
され、クランプカム22のスライド移動によってフロー
トベース20を上下に回動して、ディスクのクランプ動
作及びクランプ解除動作を行うことができるようになっ
ている。
【0027】図14は、図10と同じく回転部材24の
動きを示した説明図であって、ディスクのクランプ動作
を行う場合における回転部材24の動きを示している。
このうち、図14(a)は、スライドベース12が、デ
ィスク収納位置にあるクローズ直後の状態を示してい
る。このとき、第1及び第2直線状ラックギア34,3
6は、スライドベース12がディスク収納位置まで移動
することにより、シャーシ10に形成された第1円弧状
ラックギア27の上方近傍に位置し、軸26の最下部に
支持された遊星ギア28Bと噛合することができる状態
となる。すると、図14(b)に示されるように、回転
部材24は、そのロックピン30が円弧状カム溝38A
に案内されるとともに、遊星ギア28Bがシャーシ10
に形成された第1円弧状ラックギア27に噛合し、その
結果、回転部材24は矢印方向に公転動作を開始する。
【0028】なお、円弧状カム溝38Aは、ロックピン
30が遊星ギア28Bに対して円周方向に45度ずれた
位置に設けられているのに対応して、直線状カム溝38
間の幅よりも若干外方へ膨らむように離間しながらカー
ブしており、全体として変形U字状に形成されている。
このように、カム溝を変形U字状としたのは、単純なU
字状とした場合には、遊星ギア28Bの遊びが大きくな
ってスライドベース12の移動動作が安定しない虞があ
るためである。即ち、変形U字状とすることにより、カ
ム溝に対して、遊星ギア28Bとロックピン30とが同
一直線上に位置することがないので、遊星ギア28Bの
遊び量を少なくすることができるのである。
【0029】回転部材24は、図14(b)の状態まで
公転すると、そのクランプギア32が、切り替えギア2
3の伝達ギア23Aと噛合しながら、図15(a)に示
されるように、クランプカム22のラック22Aにピニ
オンギア23Bが噛合して、クランプカム22を、矢印
方向へのスライド移動を開始させる。すると、順次図1
5(b)から図15(d)に示される状態までクランプ
カム22を移動させ、図13(b)のように、フロート
ベース20のカムピン20C,20Cを、カム溝22
B,22Bの傾斜面に沿って案内することにより、フロ
ートベース20を回動軸20Aを中心に上方に回動させ
てディスクのクランプ動作を行う。図15に示されるよ
うに、ラック22Aの下面には、1対のストッパピン2
2Dが植設されており、図15(d)に示されるよう
に、切り替えギア23の円弧状カム23Cに当接するこ
とによって、クランプカム22のスライド移動をロック
する。この場合、回転部材24は、図14(c)に示さ
れる状態まで公転している。このクランプ動作中、遊星
ギア28Bはシャーシ10に一体的に形成されている第
1円弧状ラックギア27と噛合しているために、クラン
プ動作に伴う反力をシャーシ10だけで受けることがで
きるので、クランプ動作を安定的に行うことができる。
また、クランプ後の振動等による影響も受けづらくなっ
ている。
【0030】クランプカム22には、クランプ状態を検
出するために、図3に示される検出スイッチ33を移動
させる左右1対の突起22Cが設けられている。検出ス
イッチ33は、図3において、最も右に回動した位置が
アンクランプ状態を、中立位置がクランプ動作中、左に
回動した位置がクランプ状態を示すように設定され、図
示しない制御装置にクランプカム22の状態を示す指示
信号を出力するようになっている。
【0031】次に、ディスク再生時に、回転トレイ14
上のディスク交換を行う場合における回転部材24の動
作を説明する。図16は再生時におけるディスク交換時
の回転部材24の動作を示した説明図である。再生時に
おいて、遊星ギア28Aは、スライドベース12の下面
に形成されている第2直線状ラックギア36と噛合しな
がら回転することにより、前述した図14(c)の状態
から図16(a)のように、スライドベース12を筐体
内から突出する方向に移動させる。そして、スライドベ
ース12が筐体内から完全に突出するディスク交換位置
になると、図16(b)に示されるように、円弧状ロッ
クカム溝38B及び第2円弧状ラックギア40の円弧中
心は太陽ギア10C(図16には図示せず)の枢軸と一
致する。そして、太陽ギア10Cが更に回転することに
よって遊星ギア28Aを第2円弧状ラックギア40に噛
合させて公転させながら、ロックピン30を円弧状ロッ
クカム溝38Bに係合させる結果、スライドベース12
の前後動が規制されてスライドベース12を筐体内に押
圧することができなくなり、プッシュクローズ機構は作
用しないようになる。これにより、従来必要だったプッ
シュクローズ機構をロックするための機構を省略するこ
とができ、部品点数を削減できる。なお、円弧状ロック
カム溝38Bは、前記円弧状カム溝38Aと同様な理由
により、ロックピン30の位置に対応して外方へ膨らむ
ようにカーブしている。
【0032】次に、回転トレイ14を回転させる駆動機
構の構成について説明する。図17に示されるように、
回転トレイ14の駆動機構42は、回転トレイ14の裏
面に設置されている。図17及び図18は、駆動機構4
2の詳細を示した斜視図であって、これらの図に示され
るように、駆動機構42は、モータホルダ44と、モー
タ46と、ウォームギア48等とから構成されている。
モータホルダ44のモータ取付片44Aには、後述する
フレキシブルプリント基板と接続されたモータ46が取
り付け固定され、上端にプーリ46Aが軸着された回転
軸46Bが上方に突出している。また、モータホルダ4
4のウォームギア取付ソケット44Bは、ウォームギア
48の下部軸48Aを支持する支持孔44C、及び上部
軸48Bを支持する切り欠き部44Dが形成されてい
る。上部軸48Bには、モータ46のプーリ46Aより
も大径のプーリ48Cが軸着されている。ウォームギア
48は、回転トレイ14に設けられた図示しないギアと
噛合し、モータ46の回転を回転トレイ14に伝達して
回転トレイ14を回転させるようになっている。
【0033】回転トレイ14の駆動機構42の組立手順
は以下の通りである。まず、図17に示されるように、
ウォームギア取付ソケット44Bの支持孔44Cに対
し、ウォームギア48の下部軸48Aを挿入しながら、
上部軸48Bを切り欠き部44Dに嵌めこんで、切り欠
き部44Dに上部軸48Bを当接させる。そして、プー
リ46A,48C間にゴムベルト50を張設すれば、上
部軸48Bは切り欠き部44Dにゴムベルト50の張力
により押し付けらる。このため、ゴムベルト50が張設
されている限り、ウォームギア48は抜けることはな
い。このように、ウォームギア取付ソケット44Bに対
して、上部軸48Bを嵌めこんでゴムベルト50を張設
するだけで、ウォームギア48を取り付けることができ
るので、取付作業を省力化することができるとともに、
部品点数も少なくてすむため、生産コストの低減を図る
ことができる。
【0034】図19及び図20は、回転トレイ14を回
転させるモータ46に給電等のために配設されているフ
レキシブルケーブル52の接続状態を示す説明図であ
る。これらの図に示されるように、筐体54内にはスラ
イドベース12、回転トレイ14、及び再生装置16等
が配設されているが、シャーシ10(図19及び図20
には図示せず)上に設置されている再生装置16からモ
ータ46に対し、フレキシブルケーブル52によって給
電及び制御用の配線が施されている。このフレキシブル
ケーブル52は、図19のディスク収納状態にスライド
ベース12があるときは、その一端52A及び他端52
Bよりも前方側、つまり、X位置で屈曲するように配線
されている。これにより、再生装置16とフレキシブル
ケーブル52とが干渉しないようになるとともに、シャ
ーシ10内のスペースを有効に利用して、フレキシブル
ケーブル52を引き回すことができ、プレーヤ全体の小
型化が可能である。また、フレキシブルケーブル52の
長さも最小限ですむ。
【0035】一方、図20に示されるように、スライド
ベース12が筐体54から突出したディスク交換位置に
あるときは、モータ46とフレキシブルケーブル52と
の接続位置は筐体54内に止まり、接続部分が外部に露
出するのを回避することができる。また、図21に示さ
れるように、シャーシ10の底部にはフレキシブルケー
ブル52用の押さえフック56が要所に設けられており
(図21では2箇所)、スライドベース12の移動時等
に、フレキシブルケーブル52が筐体54内でシャーシ
10から離れたり接触したりする等、不安定な状態とな
るのを防止することができる。
【0036】図22及び図23はフロートベース20の
底面図である。フロートベース20には再生装置16等
が取り付けられており、再生装置16等に対して制御信
号のやり取りや給電を行うために、フレキシブルケーブ
ル58の一端58Aがフロートベース20の下面に接続
されている。フロートベース20下面の前部には、鉤状
に形成された折り曲げ片60が設けられている。折り曲
げ片60は、フレキシブルケーブルを、その横片60
A、縦片60Bと、フロートベース20の下面20Dと
の間に挿入可能なように、下面20Dに対して所定のク
リアランスをあけて形成されている。つまり、折り曲げ
片60は、横片60A、縦片60Bの交点の部分でフロ
ートベース20の下面に取り付けられている。この折り
曲げ片60は、製造の際、フロートベース20下面の所
定位置にフレキシブルケーブル58を収める場合に、ケ
ーブル58を所定の寸法となる部分で予め折り目を付け
ておくことでフレキシブルケーブル58の折り曲げ位置
を測定する等の手間を省くことができるという専ら製造
効率向上のために用いられる。
【0037】製造時の折り曲げ片60の使用方法は、以
下の通りである。まず、フレキシブルケーブル58を横
片60Aと下面20Dとの間に挿通して図22に示され
る状態とする。次に、図22の一点鎖線に示されるよう
に、フレキシブルケーブル58を横方向に折り返しなが
ら、縦片60Bとの間に挿入してケーブル58の折り曲
げ位置を設定する。次に、所定寸法で折り曲げられたケ
ーブル58を折り曲げ片60から抜き取って、図23に
示されるように、一端58Aから反対方向に折り返した
後、本来の取付位置に設けられた収容片62A,62B
にケーブル58を挿通して係止することにより、フレキ
シブルケーブル58の取付作業が終了する。このよう
に、折り曲げ片60をフロートベース20の下面に設け
ているので、フレキシブルケーブル58の折り曲げ位置
の寸法出し及び折り曲げ作業を容易に行うことができ、
製造効率の向上に寄与する。
【0038】図24は回転トレイが取り外されたスライ
ドベース12の平面図、図25はスライドベース12の
正面図、図26はスライドベース12が取り付けられた
シャーシ10の底面図である。これらの図に示されるよ
うに、スライドベース12の先端側壁12Aには、係止
孔12B,12Bが穿設されている。この係止孔12B
は、図26に示されるように、スライドベース12がデ
ィスク収納位置まで移動してきたときに、シャーシ10
のガイドレール先端19C,19Dとを係合可能な位置
に設けられている。このため、ディスク収納位置にある
スライドベース12の浮き上がりが防止され、スライド
ベース12のばたつきを防止することが可能である。
【0039】なお、本実施形態では、複数枚のディスク
を収納することができるいわゆるカルーセルタイプのデ
ィスクプレーヤに適用した場合について説明したが、こ
れに限らず、シングルディスクプレーヤに適用可能なこ
とは勿論である。
【0040】
【発明の効果】請求項1及び2記載の発明によれば、ス
ライドベースに設けられた駆動源に、給電及び制御信号
を送出する配線の一端を駆動源に接続するとともに、他
端をシャーシに接続し、スライドベースがディスク収納
位置にあるとき、配線が一端及び他端よりも前方側にて
屈曲するようにしている。このため、シャーシに配設さ
れている再生装置等と配線とが干渉しないようになり、
且つシャーシのスペースを有効に利用して配線を引き回
すことができ、プレーヤ全体の小型化が可能である。
【0041】請求項3記載の発明によれば、シャーシに
配線がシャーシから離間するのを防止する押さえフック
を形成しているので、スライドベースの移動時等に、配
線がシャーシから離れたり接触したりする等、不安定な
状態となるのを防止することができる。
【0042】請求項4記載の発明によれば、スライドベ
ースが筐体から突出したディスク交換位置にあるとき
は、モータと配線との接続位置は筐体内に止まるので、
モータとの接続部分が外部に露出するのを回避すること
ができ、接続部分に埃等が付着するのを防止することが
可能である。
【0043】請求項5又は6記載の発明によれば、スラ
イドベースが前後動する際は、第1のガイド片が挿入溝
の部分を通過するとき、挿入溝を乗り越えて両者が干渉
しないように構成しているので、スライドベースの前後
動を円滑に行うことができる。 また、左右の案内レー
ルの一方の全長を短くしているので、左右の案内レール
間の幅寸法を広く設定することができる。
【0044】請求項7記載の発明によれば、スライドベ
ースの先端側壁に係止孔を形成し、スライドベースがデ
ィスク収納位置まで移動してきたときに、係止孔とシャ
ーシのガイドレール先端とを係合させることにより、ス
ライドベースの浮き上がりを防止するようにしている。
このため、ディスク収納位置にあるスライドベースのば
たつきを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施形態に係るディスクプレーヤのシャーシ
とスライドベースの取付状態を示す全体斜視図である。
【図2】同じく、一実施形態に係るディスクプレーヤの
シャーシとスライドベースの取付状態を示す全体斜視図
で、スライドベースがディスク交換位置に引き込まれた
状態を示している。
【図3】本実施形態の主要構成部材であるシャーシの平
面図であり、スライドベースを取り外した状態を示して
いる。
【図4】本実施形態の主要構成部材である回転部材の斜
視図である。
【図5】本実施形態の主要構成部材であるスライドベー
スの底面図である。
【図6】図3のA−A線に沿った矢視断面図である。
【図7】図3のB−B線に沿った矢視断面図である。
【図8】図3のC−C線に沿った矢視断面図である。
【図9】シャーシからスライドベースを突出させた状態
を示す底面図である。
【図10】シャーシとスライドベースとの組み付け状態
を示す断面図である。
【図11】同じく、シャーシとスライドベースとの組み
付け状態を示す断面図である。
【図12】回転部材のスライドベースに対する動きを示
した説明図である。
【図13】クランプ機構におけるクランプカムと切り替
えギアとの関係を示した概略斜視図である。
【図14】回転部材のスライドベースに対する動きを示
した説明図である。
【図15】クランプ機構におけるクランプカム及び切り
替えギアの動きを示した平面図である。
【図16】本実施形態における回転部材のスライドベー
スに対する動きを示した説明図である。
【図17】本実施形態における回転トレイ駆動用の駆動
機構の詳細を示した斜視図である。
【図18】同じく、本実施形態における回転トレイ駆動
用の駆動機構の詳細を示した斜視図であって、組立後の
状態を示している。
【図19】回転トレイの駆動用モータに給電等のために
配設されるフレキシブルケーブルの接続状態を示す説明
図である。
【図20】同じく、フレキシブルケーブルの接続状態を
示す説明図であって、スライドベースをディスク交換位
置に移動させた状態を示している。
【図21】シャーシと、回転トレイが取り外されたスラ
イドベースとの取付状態を示す全体斜視図である。
【図22】フロートベースの底面図である。
【図23】同じく、フロートベースの底面図である。
【図24】スライドベースの平面図である。
【図25】スライドベースの正面図である。
【図26】スライドベースが取り付けられたシャーシの
底面図である。
【符号の説明】
10 シャーシ 10A 弾性部材取付部 10B 軸受け部 10C 太陽ギア 10D 支持軸 10E 支持面 11 案内レール 12 スライドベース 12A 先端側壁 12B 係止孔 12C 摺動面 13 案内レール 14 回転トレイ 14A ディスク収容部 14B 切り欠き部 15A 15B 摺動部 16 再生装置 17A 17B 摺動部 18 クランプ機構 19A 19B 案内レール 19C 19D 案内レール先端 20 フロートベース 20A 回動軸 20B 弾性部材取付片 20C カムピン 20D 下面 21 ばね 22 クランプカム 22A ラック 22B カム溝 22C 突起 22D ストッパピン 23 切り替えギア 23A 伝達ギア 23B ピニオンギア 23C 円弧状カム 24 回転部材 24A 公転軸 25 支持軸 26 軸 27 第1円弧状ラックギア 28A 28B 遊星ギア 29A 29B 減速歯車 29C 伝達歯車 30 ロックピン 31 挿入溝 32 クランプギア 33 検出スイッチ 34 第1直線状ラックギア 36 第2直線状ラックギア 38 直線状カム溝 38A 円弧状カム溝 38B 円弧状ロックカム溝 40 第2円弧状ラックギア 42 駆動機構 44 モータホルダ 44A モータ取付片 44B ウォームギア取付ソケット 44C 支持孔 44D 切り欠き部 46 モータ 46A プーリ 46B 回転軸 48 ウォームギア 48A 下部軸 48B 上部軸 48C プーリ 50 ゴムベルト 52 フレキシブルケーブル 52A 一端 52B 他端 54 筐体 56 押さえフック 58 フレキシブルケーブル 58A 一端 60 折り曲げ片 60A 横片 60B 縦片 62A 62B 収容片
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 尚吾 埼玉県所沢市花園四丁目2610番地 パイオ ニア株式会社所沢工場内 (72)発明者 嶋田 義武 埼玉県所沢市花園四丁目2610番地 パイオ ニア株式会社所沢工場内 Fターム(参考) 5D072 AB14 BD01 BE03 BH05 EB18

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数枚のディスクを円周方向に配列して
    載置可能な回転トレイと、該回転トレイを支持するスラ
    イドベースと、前記回転トレイを前記回転トレイ上で回
    転させる回転トレイ駆動機構と、前記スライドベースを
    シャーシの前方から突出させるディスク交換位置、及び
    ディスク収納位置との間で、該シャーシ上を前後動自在
    に移動させるスライドベース移動機構と、前記シャーシ
    内部の後方に配設された再生手段とを備えたディスクプ
    レーヤであって、 前記回転トレイ駆動機構は、前記スライドベースに設け
    られた駆動源と、該駆動源の給電用、及び制御用の配線
    とを含み、 前記配線は、一端が前記駆動源に接続されるとともに、
    他端が前記シャーシに接続され、前記スライドベースが
    ディスク収納位置にあるときは、前記配線の一端及び他
    端よりも前方側にて屈曲することを特徴とするマルチデ
    ィスクプレーヤ。
  2. 【請求項2】 前記再生手段は、前記シャーシ内部の後
    方に設置され、前記配線の一端及び他端は、前記再生手
    段よりも前方側にて前記駆動源及び前記シャーシに接続
    されていることを特徴とする請求項1に記載のディスク
    プレーヤ。
  3. 【請求項3】 前記シャーシには、前記配線が該シャー
    シから離間するのを防止する押さえフックが形成されて
    いることを特徴とする請求項1又は2に記載のディスク
    プレーヤ。
  4. 【請求項4】 前記スライドベースがディスク交換位置
    に移動したときに、前記駆動源と配線との接続部分は、
    プレーヤ本体の筐体内に止まるように設けられているこ
    とを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載のディスク
    プレーヤ。
  5. 【請求項5】 複数枚のディスクを円周方向に配列して
    載置可能な回転トレイと、該回転トレイを支持するスラ
    イドベースと、前記回転トレイを前記回転トレイ上で回
    転させる回転トレイ駆動機構と、前記スライドベースを
    シャーシの前方から突出させるディスク交換位置、及び
    ディスク収納位置との間で、該シャーシ上を前後動自在
    に移動させるスライドベース移動機構と、前記シャーシ
    内部の後方に配設された再生手段とを備えたディスクプ
    レーヤであって、 第1のガイド片、及び第2のガイド片を、前記スライド
    ベースに、所定の隙間をあけて横方向に突設形成し、該
    第1のガイド片及び第2のガイド片は、前記スライドベ
    ースの移動方向に形成された案内レールの下方に位置す
    るように前記シャーシに形成されているとともに、前記
    第2のガイド片の横方向長さを前記第1のガイド片の横
    方向長さよりも短く形成したことを特徴とするディスク
    プレーヤ。
  6. 【請求項6】 前記案内レールは、前記シャーシの左右
    に1対形成されているとともに、該左右の案内レールに
    前記第2のガイド片を挿入可能な挿入溝が形成され、前
    記スライドベースを該シャーシに組み込む時に、前記挿
    入溝へ前記第2のガイド片を挿入しながら該スライドベ
    ースを該シャーシに対してスライド移動させることを特
    徴とする請求項5に記載のディスクプレーヤ。
  7. 【請求項7】 前記スライドベースの先端側壁に係止
    孔を形成し、該スライドベースがディスク収納位置にあ
    るときに、該係止孔と前記シャーシのガイドレール先端
    とを係合させることによって該スライドベースの浮き上
    がりを防止するようにしたことを特徴とする請求項5又
    は6に記載のディスクプレーヤ。
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