JP2001283273A - Etc車載器 - Google Patents

Etc車載器

Info

Publication number
JP2001283273A
JP2001283273A JP2000097711A JP2000097711A JP2001283273A JP 2001283273 A JP2001283273 A JP 2001283273A JP 2000097711 A JP2000097711 A JP 2000097711A JP 2000097711 A JP2000097711 A JP 2000097711A JP 2001283273 A JP2001283273 A JP 2001283273A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
audio
unit
vehicle
field strength
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000097711A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3720668B2 (ja
Inventor
Toshio Furuya
壽男 古家
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2000097711A priority Critical patent/JP3720668B2/ja
Priority to US09/688,833 priority patent/US6344804B1/en
Publication of JP2001283273A publication Critical patent/JP2001283273A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3720668B2 publication Critical patent/JP3720668B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G07CHECKING-DEVICES
    • G07BTICKET-ISSUING APPARATUS; FARE-REGISTERING APPARATUS; FRANKING APPARATUS
    • G07B15/00Arrangements or apparatus for collecting fares, tolls or entrance fees at one or more control points
    • G07B15/06Arrangements for road pricing or congestion charging of vehicles or vehicle users, e.g. automatic toll systems
    • G07B15/063Arrangements for road pricing or congestion charging of vehicles or vehicle users, e.g. automatic toll systems using wireless information transmission between the vehicle and a fixed station

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Business, Economics & Management (AREA)
  • Finance (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Devices For Checking Fares Or Tickets At Control Points (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 機器の大幅な拡張をせずにETC情報を画像
と音声との双方で運転者に知らせることができると共
に、専用の計測装置を使用せずにETC情報の受信電界
強度をETC車載器側で音声と画像とにより判定する。 【解決手段】 ETCシステムを用いた道路料金所を通
過時に、この道路料金所と料金収受情報を授受する通信
手段1,3と、この授受された料金収受情報を画像信号
および音声信号に変換する信号変換手段4Aと、この変
換された画像信号を表示する表示手段5と、前記変換さ
れた音声信号を音響変換手段9へ出力する音声出力手段
6とを車両に備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はETC(Elec
tronic Toll Collection)シス
テムを採用した有料道路の料金所と通信する料金収受情
報を、画像表示と音声出力により運転者に知らせるET
C車載器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図9は従来のETC車載器の構成を示す
ブロック図である。図において、1は図示しない有料道
路の料金所の料金収受アナテナと料金所位置情報、料金
収受情報、車両固有のIDコード等のETC情報を電波
にて送受信するETC車載器用アンテナ(以下、車載器
用アンテナと記載する。)、2は車載器用アンテナ1と
後述するETC車載器本体10との間でETC情報を入
出力するETC車載器用ケーブル(以下、車載器用ケー
ブルと記載する。)である。ETC車載器本体10は、
車載器用アンテナ1を通してETC情報を料金収受アン
テナと送受信する送受信部3、送信用のETC情報を生
成して送受信部3へ出力したり、送受信部3にて受信さ
れたETC情報を画像表示用の信号に処理して表示部5
に出入力する制御部4、制御部4に対して信号入出力操
作および入出力信号の利得設定等を行う操作部8、受信
したETC情報を画像表示したり、自己が送信したET
C情報をモニタ目的で画像表示する表示部5,本体10
の電源部7より構成される。尚、操作部8、表示部5、
音声出力部6、スピーカ9はETC車載器本体10と運
転手とのコミュニケーションを仲立ちするヒューマン・
マシン・インターフェイス部を構成する。
【0003】次に、送受信部3の一般的な構成を図10
に示すブロック図にて説明する。Dは料金所TGに設置
した料金収受アンテナA1より発せられたETC情報を
車載器用アンテナ1で受信すると受信信号を検波する検
波ダイオード、3−1は検波された受信信号のレベルを
検知する検知回路、3−2は検波された受信信号を復調
して元のETC情報を得、受信データとして制御部4に
出力する復調回路、3−3は制御部4より出力されたE
TC情報を送信信号に変調し車載器用アンテナ1に出力
する変調回路である。尚、制御部4は、検知回路3−1
より一定レベル以上の検知信号を入力した時点で、復調
回路3−2より出力された復調後のETC情報を処理す
る。即ち、料金収受アンテナA1から送信されるETC
情報については、受信電界強度が一定レベル以上の場合
にETC情報を受信することで、狭い範囲(サービスエ
リア)で料金所TGと通信が行われ、隣接アンテナ(他
の料金収受アンテナ)との誤通信を防止して料金収受処
理を確実に行うことができる。
【0004】次に従来装置の動作について説明する。例
えば、ETC車載器10を設置した車両が料金所TGに
おける料金収受アンテナA1の下方を通過すると、ET
C車載器10は車載器用アンテナ1を通して料金収受ア
ンテナA1より通過する料金所名と共に料金収受情報コ
ードを受信する。そして、ETC車載器10の制御部4
では料金所名と共に料金収受情報コードを判別したなら
ば表示部5に画像表示させる。運転者は表示部5の画面
をモニタすることで、目的とする料金所を通過して料金
収受処理が開始されたことを確認する。更に、制御部4
は受信中の料金収受コードを識別すると自車両固有のI
D番号等の情報を図示しない内部メモリから読み出して
変調回路3−3へ出力する。この変調回路3−3はID
番号等の情報を変調し、車載器用アンテナ1より通過し
た料金所TGの料金収受用アンテナA1へ送信する。料
金所TGはID番号等の情報を認識した後に、通過した
車両が登録している銀行口座から自動的に通行料金の精
算を行う。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のETC車載器
は、以上のように料金所との間で通信するETC情報を
表示部に画像表示して運転者に情報を視認させていたた
め、運転者は高速で料金所を通過時に目線を車両前方よ
り表示部に移動させることになり、一瞬でも前方不注意
にならざる得ないという問題点があった。
【0006】この様な問題点を解消するためにETC情
報を音声で知らせる音声出力装置を別途設けることも考
えられるが、その場合既存のカーオーディオ等の音声出
力装置に加えETC情報の音声出力装置を別個に設置す
ると車両のフロントパネルを大幅に占有し、他の車載器
の設置に制限がかかるという問題点があった。
【0007】また、ETC車載器と既存のカーオーディ
オとはそれぞれが機能が独立しているため、音声出力機
能付きのETC車載器を設置すると少なくとも2つの外
部スピーカを車内に有することになり、スピーカの設置
により他の車載器の設置に制限がかかるという問題点が
あった。
【0008】更に、ETC車載器を車両に設置する場
合、ETC情報の最も受信感度の良い車両上の箇所に探
すために、車載器用アンテナを受信感度の良いと思われ
る箇所に設置し、その箇所での受信電界強度を専用の計
測器で計測する必要があるため、一般ユーザが受信電界
強度の良好な箇所を容易に探し出せないという問題点が
あった。
【0009】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、機器の大幅な拡張をせずにET
C情報を画像と音声との双方で運転者に知らせることが
できると共に、専用の計測装置を使用せずにETC情報
の受信電界強度をETC車載器側で音声と画像により判
定できるETC車載器を得ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明に係るETC車
載器は、ETCシステムを用いた道路料金所を通過する
時に、この道路料金所と料金収受情報を授受する通信手
段と、この授受された料金収受情報を画像信号および音
声信号に変換する信号変換手段と、この変換された画像
信号を表示する表示手段と、前記変換された音声信号を
音響変換手段へ出力する音声出力手段とを車両に備えた
ものである。
【0011】この発明に係るETC車載器の音声出力手
段は、入力した音声信号を車内の既存の音響機器の音響
変換手段を通して音声として発するものである。
【0012】この発明に係るETC車載器の音声出力手
段は、音声信号無入力時には前記既存の音響機器から出
力された音響信号を音響変換手段を通して出力し、前記
音声信号の入力時にはこの音声信号を切り替え選択し、
前記音響変換手段を通して出力する信号切替手段を備え
たものである。
【0013】この発明に係るETC車載器の信号変換手
段は、通信手段で受信された料金収受情報の信号レベル
を受信電界強度に変換する第1の変換手段と、この変換
された受信電界強度を、この受信電界強度の大小変化に
応じて画像の形状が大小に変化する画像信号に変換し、
前記表示手段に画像表示させる第2の変換手段とを備え
たものである。
【0014】この発明に係るETC車載器の信号変換手
段は、前記通信手段で受信された料金収受情報の信号レ
ベルを受信電界強度に変換する第1の変換手段と、この
変換された受信電界強度を、受信電界強度の変化に対応
した数値に変換すると共に、この数値を画像信号に変換
し、前記表示手段に画像表示させる第3の変換手段とを
備えたものである。
【0015】この発明に係るETC車載器の信号変換手
段は、前記第1の変換手段で変換した受信電界強度を、
受信電界強度の変化に応じて信号レベルが変化する音響
信号に変換し、前記音響変換手段より音響にて出力させ
る第4の変換手段を備えたものである。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態1を
添付図面を参照して説明する。尚、図中、図9と同一符
号は同一または相当部分を示す。 実施の形態1.図1は本実施の形態1に係るETC車載
器の構成を示すブロック図である。図1において、4A
は本実施の形態に係るETC車載器10Aにおける制御
部であり、この制御部4Aは従来のETC車載器10に
設けられた制御部4の機能に加えて、表示部5に表示す
べきETC情報を図示しないマイコンで音声合成信号に
変換して出力する機能を有する。6は制御部4Aより出
力された音声合成信号をアナログの音声信号に変換し、
内部スピーカ(音響変換手段)9に出力する音声出力部
である。
【0017】図2は料金所TGとETC情報を通信する
ための送受信部3と制御部4Aとの接続関係を示す図で
ある。制御部4Aは復調回路3−2により入力されたE
TC情報である受信データを入力すると、受信データを
画像表示用信号に変換して表示部5に入力しETC情報
である料金所名と共に料金収受情報コードを画像表示さ
せる。更に、制御部4Aは受信データを音声合成信号に
変換して音声出力部6に入力し、ETC情報である料金
所名と共に料金収受情報コードを内部スピーカ9より音
声出力する。この結果、運転者は、料金所通過時にET
C情報を得るのに表示画面を見ることなく運転に専念し
ながETC情報を音声にて得ることができるため、安全
運転を維持できる。また、ETC車載器内部に音声出力
機能を内蔵させたため、スピーカ等から構成される音声
出力部が車内において広い面積を占めることはない。
【0018】実施の形態2.上記実施の形態1は、ET
C車載器本体10Aに音声出力部6とスピーカ9とを内
蔵したが、車載器本体は極めて小型に作られているため
本体内蔵のスピーカも小型になり音量も小さくなり、車
両周辺の環境によっては運転者にとってETC情報が聴
き難いこともある。そこで本実施の形態2では車内にあ
る既存のカーオーディオ用の外部スピーカに音声出力部
の音声信号を送り、この外部スピーカを借りてETC情
報を運転者に流すことで、適度な音量で、しかも高音質
の音声にてETC情報を運転者に伝えることができる。
【0019】図3は本実施の形態に係るETC車載器の
構成を示すブロック図である。図3において、10Bは
本実施の形態に係るETC車載器本体である。このET
C車載器本体10Bでは、音声出力部6の出力は内蔵さ
れた音声出力端子61を通して外部に出力される。62
は音声出力端子61を通して出力された音声信号を外部
スピーカSPに出力するために増幅する外部音声出力装
置である。図4はETC車載器10Bに車載器用リード
Lで外部スピーカSPを接続し、また、ETC車載器1
0Bに車載器用ケーブルでアンテナ1を接続した状態を
示した図である。尚、本図では外部音声出力装置62は
省略してある。
【0020】次に、本実施の形態2の動作について説明
する。本実施の形態2では、音声出力部6より出力され
た音声信号を音声出力端子61を通して外部に設置され
た外部音声出力装置62に出力する。これは、音声出力
部6より出力される音声信号の電圧レベルがETC車載
器本体10Bの電源電圧の関係から低いため、この電圧
レベルの音声信号を直接外部スピーカSPに流し大きな
音量を得ようとすると、音声出力部6に過大な電流が流
れ、電源電圧の低下によりETC車載器本体10Bは電
圧低下によるダメージを受ける可能性があるからであ
る。
【0021】外部音声出力装置62は音声信号を入力す
ると、その電圧レベルを増加させて外部スピーカSPに
流すことで充分な音量でETC情報を運転者に伝えるこ
とができる。
【0022】実施の形態3.上記実施の形態2は、外部
スピーカSP及び車載器用アンテナ1を車両のフロント
・ウインド・シールド内側の所定の位置に配置すること
で説明を進めたが、外部スピーカSPおよび車載器用ア
ンテナ1を図5に示すように、助手席前方のグローブボ
ックス内に収納し、ECT車載器10Bとはグローブボ
ックス内で専用のケーブルおよび専用リードで接続する
ことで、車内の限られたスペースを有効に使用してET
C車載器10Bを車両に設置することでがきる。
【0023】実施の形態4.上記実施の形態2ではET
C車載器より出力された音声信号を外部のスピーカに入
力する場合、音声信号の電圧レベルを増幅して外部スピ
ーカに出力する外部音声出力装置を設けたが、本実施の
形態4では高音量でしかも高音質の音響が得られるスピ
ーカを有し、且つ、スピーカ駆動回路を備えたカーオー
ディオの音声出力機能を使用してETC車載器からの音
声信号を増幅してスピーカから出力する。
【0024】図6は本実施の形態4に係るETC車載器
とこのETC車載器より出力された音声信号を取り込
み、既存のスピーカより音声として出力するカーオーデ
ィオとの関係を示す図である。図において、6はETC
車載器における音声出力部であり、この音声出力部6は
料金所と通信するETC情報を音声合成し、音声合成信
号として出力するマイコン内蔵の音声出力LSI、音声
合成信号を増幅する増幅器(前置増幅器)64、増幅さ
れた音声合成信号を外部に出力する外部音声出力端子6
1から構成されている。音声出力LSI63は制御部4
A(図3を参照)より入力されたETC情報を基にET
C情報の音声合成信号を生成する。
【0025】また、図6において、11はカーオーディ
オの一部を構成する音声出力装置111からの音響信号
とETC車載器側の音声出力部6から出力される音声合
成信号とを切り替える切替部であり、この切替部11は
外部音声出力端子61より出力された音声合成信号を入
力すると、音声出力装置111より出力される音響信号
を外部音声出力端子61より出力された音声合成信号に
より切り替える信号切替装置112,信号切替装置11
2より出力された信号のレベルをスピーカ114を駆動
できる電圧レベルに増幅するATG機能付きの出力段の
増幅器113より構成されている。尚、信号切替装置1
12は一般道路走行時、および有料道路の料金所通過前
と通過後は音声出力装置111より出力される音響信号
を増幅器113に出力し、外部音声出力端子より音声合
成信号が入力されると、今まで入力されていたカーオー
ディオによる音響信号を音声合成信号に切り替えて増幅
器113に出力する。
【0026】次に、本実施の形態4の動作を図7のフロ
ーチャートをも参照して説明する。制御部4A(図1を
参照)は送受信部3(図1を参照)で一定レベルのET
C情報信号を受信したことを判定したならば、自車両が
ETC情報通信可能域に入り路上機(料金収受アンテ
ナ)との通信がスタートしたと判断する(ステップS
1)。通信スタートに伴い料金所側より路上機を通して
車載器指示情報(ETC情報)を受信する(ステップS
2)。ETC情報を受信したならば送受信部3は、料金
所と上述した道路料金精算のための情報を授受する。情
報の授受が終了すると(ステップS3)、制御部4Aは
運転者に必要なETC情報を画像信号に変換して表示部
5に出力し運転者に表示する(ステップS4)。また、
ETC情報は音声出力部6に出力され、そこで音声出力
LSI63により音声合成された後に音声合成信号とし
て増幅器64に出力される。音声合成信号は増幅器64
で増幅された後に外部音声出力端子61より切替部11
の信号切替装置112に入力される。
【0027】信号切替装置112は、外部音声出力端子
61より音声合成信号が入力されると、カーオーディオ
側の音声出力装置111より出力されている音響信号に
替えて外部音声出力端子61より入力される音声合成信
号を増幅器113に入力して増幅しスピーカ114に流
す(ステップS4)。この結果、既存のカーオーディオ
の音声出力部を使用して高音質でETC情報を運転者に
知らせることができる。
【0028】実施に形態5.上記実施の形態1〜4は表
示部5にETC情報の内容を表示したが、送受信部3よ
り入力されるETC情報の信号レベルを受信電界強度レ
ベルに変換して表示することもできる。即ち、送受信部
3より入力されるETC情報の信号レベルを制御部4A
で受信電界強度に変換し、その強度を数値表示あるいは
棒グラフにより表示部5にグラフィック表示することも
できる。この場合、受信電界強度を音響信号レベルに変
換しスピーカを鳴動させることもできる。尚、制御部4
Aは第1ないし第4の変換手段でなる信号変換手段を構
成する。
【0029】図8は受信電界強度を棒グラフによりグラ
フィック表示している状態を示す。ETC車載器にこの
ような機能を持たすことで、例えばユーザはETC車載
器を車両に設置した後に、ETCシステムを採用した料
金所の近辺に車両を停止させ、操作部8により表示部5
の表示モードを信号レベル表示モードに切り替える。そ
して、車内において車載器用アンテナ1の設置位置を変
えながらETC情報を受信し、そのときの受信レベルを
受信電界強度として表示部5の表示画面に表示させる。
最も受信電界強度の高い位置に車載器用アンテナを配置
すると、図8の(a)の表示画面51に示されるように
最も低い受信電界強度を示す棒グラフから最も高い受信
電界強度を示す棒グラフの全てがグラフィック表示され
る。また、受信電界強度の状態を音響にて確認する場合
は、制御部4Aは受信したETC情報の信号レベルに応
じた音量の信号音をスピーカ9より発する。
【0030】車載器用アンテナを設置した場所の受信電
界強度が低く良好でない場合は、例えば図8の(b)に
示すように、表示部5の表示画面51に表示される棒グ
ラフは低い方の受信電界強度を示す2本の棒グラフであ
り、また、スピーカ9から発せられる信号音の音量は、
受信電界強度が良好な場合に比較して小さい。この結
果、特別な測定器を使用しなくても受信電界強度が最も
良好となる車載器用アンテナの配置場所を画像と音響と
で決めることができる。尚、本実施の形態では受信電界
強度を棒グラフに画像表示したが、画像表示形態はこの
形態に限定されるものでなく、受信電界強度の変化に対
応して画像の形状が変化するものであれば如何なる画像
でもよく、また受信電界強度の変化を、色彩の濃淡変化
に対応させて画像表示してもよい。また、受信電界強度
レベルの変化を数値変化に置き換え、その数値を画像が
表示してもよく、数値変化を音声出力してもよい。要
は、受信電界強度の変化を人間の視聴覚に訴えるメディ
アを使用してユーザに伝えればよい。
【0031】
【発明の効果】この発明によれば、ETCシステムを用
いた道路料金所を通過する時に、この道路料金所と料金
収受情報を授受する通信手段と、この授受された料金収
受情報を画像信号および音声信号に変換する信号変換手
段と、この変換された画像信号を表示する表示手段と、
前記変換された音声信号を音響変換手段へ出力する音声
出力手段とを車両に備えたので、運転者は運転時に前方
の視野を離れることなく料金収受情報を確認できるた
め、安全運転を維持できるという効果がある。
【0032】この発明によれば、音声出力手段は、入力
した音声信号を車内の既存の音響機器の音響変換手段を
通して音声として発することで、機器全体を小型にしか
も低コストで作成できるという効果がある。
【0033】この発明によれば、音声出力手段は、音声
信号無入力時には前記既存の音響機器から出力された音
響信号を音響変換部を通して出力し、前記音声信号の入
力時にはこの音声信号を切り替え選択し、前記音響変換
部を通して出力する信号切替手段を備えたので、機器全
体を小型にしかも低コストで作成できるという効果があ
る。
【0034】この発明によれば、信号変換手段は、通信
手段で受信された料金収受情報の信号レベルを受信電界
強度に変換する第1の変換手段と、この変換された受信
電界強度を、受信電界強度の大小変化に応じて画像の形
状が大小に変化する画像信号に変換し、前記表示手段に
画像表示させる第2の変換手段とを備えので、受信電界
強度を容易に測定できるという効果がある。
【0035】この発明によれば、通信手段で受信された
料金収受情報の信号レベルを受信電界強度に変換する第
1の変換手段と、この変換された受信電界強度を、受信
電界高度の変化に対応した数値に変換すると共に、この
数値を画像信号に変換し、前記表示手段に画像表示させ
る第3の変換手段とを備えたので、受信電界強度をより
精細に測定することができるという効果がある。
【0036】この発明によれば、信号変換手段は、前記
第1の変換手段で変換した受信電界強度を、この受信電
界強度の変化に応じて信号レベルが変化する音響信号に
変換し、前記音響変換手段より音響にて出力させる第4
の変換手段を備えたので、より効果的に受信電界強度の
高い箇所を決定することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1に係るETC車載器
の構成図である。
【図2】 実施の形態1に係るETC車載器における送
受信部の構成図である。
【図3】 この発明の実施の形態2に係るETC車載器
の構成図である。
【図4】 実施の形態2に係るETC車載器の全体構成
を示す斜視図である。
【図5】 この発明の実施3に係るETC車載器のシス
テム構成図である。
【図6】 この発明の実施の形態4に係るETC車載器
における音声出力部と既存カーオーディオとの関係を説
明するブロック図である。
【図7】 実施の形態4の動作を説明するフローチャー
トである。
【図8】 この発明の実施の形態5に係る表示部の画像
表示例を示す図である。
【図9】 従来のETC車載器の構成を示すブロック図
である。
【図10】 従来のETC車載器における送受信部の構
成図である。
【符号の説明】
1 車載器用アンテナ、10A,10B ETC車載器
本体、3 送受信部、4A 制御部、5 表示部、6
音声出力部、9 スピーカ。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ETCシステムを用いた道路料金所を通
    過する時に、この道路料金所と料金収受情報を授受する
    通信手段と、この授受された料金収受情報を画像信号お
    よび音声信号に変換する信号変換手段と、この変換され
    た画像信号を表示する表示手段と、前記変換された音声
    信号を音響変換手段へ出力する音声出力手段とを車両に
    備えたことを特徴とするETC車載器。
  2. 【請求項2】 前記音声出力手段は、入力した音声信号
    を車内の既存の音響機器の音響変換手段を通して音声と
    して発することを特徴とする請求項1に記載のETC車
    載器。
  3. 【請求項3】 前記音声出力手段は、音声信号無入力時
    には前記既存の音響機器から出力された音響信号を前記
    音響変換手段を通して出力し、前記音声信号の入力時に
    はこの音声信号を切り替え選択し、前記音響変換手段を
    通して出力する信号切替手段を備えたことを特徴とする
    請求項1または2に記載のETC車載器。
  4. 【請求項4】 前記信号変換手段は、前記通信手段で受
    信された料金収受情報の信号レベルを受信電界強度に変
    換する第1の変換手段と、この変換された受信電界強度
    を、この受信電界強度の大小変化に応じて画像の形状が
    大小に変化する画像信号に変換し、前記表示手段に画像
    表示させる第2の変換手段とを備えたことを特徴とする
    請求項1に記載のETC車載器。
  5. 【請求項5】 前記信号変換手段は、前記通信手段で受
    信された料金収受情報の信号レベルを受信電界強度に変
    換する第1の変換手段と、この変換された受信電界強度
    を、受信電界強度の変化に対応した数値に変換すると共
    に、この数値を画像信号に変換し、前記表示手段に画像
    表示させる第3の変換手段とを備えたことを特徴とする
    請求項1に記載のETC車載器。
  6. 【請求項6】 前記信号変換手段は、前記第1の変換手
    段で変換した受信電界強度を、受信電界強度の変化に応
    じて信号レベルが変化する音響信号に変換し、前記音響
    変換手段より音響にて出力させる第4の変換手段を備え
    たことを特徴とする請求項4または5に記載のETC車
    載器。
JP2000097711A 2000-03-31 2000-03-31 Etc車載器 Expired - Lifetime JP3720668B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000097711A JP3720668B2 (ja) 2000-03-31 2000-03-31 Etc車載器
US09/688,833 US6344804B1 (en) 2000-03-31 2000-10-17 Vehicle-onboard ETC apparatus and method with visible/audible ETC-relevant information messaging

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000097711A JP3720668B2 (ja) 2000-03-31 2000-03-31 Etc車載器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001283273A true JP2001283273A (ja) 2001-10-12
JP3720668B2 JP3720668B2 (ja) 2005-11-30

Family

ID=18612294

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000097711A Expired - Lifetime JP3720668B2 (ja) 2000-03-31 2000-03-31 Etc車載器

Country Status (2)

Country Link
US (1) US6344804B1 (ja)
JP (1) JP3720668B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016012308A (ja) * 2014-06-30 2016-01-21 東芝テック株式会社 需要予測装置およびプログラム
CN114783074A (zh) * 2022-04-25 2022-07-22 山东高速股份有限公司 一种高速公路收费站辅助扫码收费装置及其使用方法

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030045092A (ko) * 2000-09-29 2003-06-09 아이신세이끼가부시끼가이샤 차량용 징수 요금 분배 시스템
US7262711B2 (en) * 2004-10-20 2007-08-28 Mark Iv Industries Corp. External indicator for electronic toll communications
JP4692563B2 (ja) * 2008-03-14 2011-06-01 株式会社デンソー 車載装置、車載システム、及びプログラム
PT2418633T (pt) 2010-07-13 2016-07-08 Kapsch Trafficcom Ab Comunicação entre estações e veículos
US9807172B2 (en) 2013-10-18 2017-10-31 At&T Intellectual Property I, L.P. Mobile device intermediary for vehicle adaptation
US9203843B2 (en) 2013-11-08 2015-12-01 At&T Mobility Ii Llc Mobile device enabled tiered data exchange via a vehicle

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5086389A (en) * 1990-05-17 1992-02-04 Hassett John J Automatic toll processing apparatus
US5214793A (en) * 1991-03-15 1993-05-25 Pulse-Com Corporation Electronic billboard and vehicle traffic control communication system
US5451758A (en) * 1993-12-08 1995-09-19 Jesadanont; Mongkol Automatic non-computer network no-stop collection of expressway tolls by magnetic cards and method
US5872525A (en) * 1995-02-10 1999-02-16 Kabushiki Kaisha Toshiba Toll collection system

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016012308A (ja) * 2014-06-30 2016-01-21 東芝テック株式会社 需要予測装置およびプログラム
CN114783074A (zh) * 2022-04-25 2022-07-22 山东高速股份有限公司 一种高速公路收费站辅助扫码收费装置及其使用方法
CN114783074B (zh) * 2022-04-25 2024-03-29 山东高速股份有限公司 一种高速公路收费站辅助扫码收费装置及其使用方法

Also Published As

Publication number Publication date
US6344804B1 (en) 2002-02-05
JP3720668B2 (ja) 2005-11-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2012090A2 (en) On-board integrated multimedia telematic system for information processing and entertainment
KR20160049721A (ko) 자동차의 디스플레이 시스템 및 그 제어 방법
JP2001283273A (ja) Etc車載器
GB2423656A (en) Means for connecting a vehicular navigation system to a hands-free installation
JP2008273463A (ja) 車両用エラー情報処理装置および車両用エラー情報処理方法
JP2008250628A (ja) レーダ探知装置
JP3589218B2 (ja) 車両電力線通信システム、及び中継装置
JPH06282795A (ja) 車両用ナビゲーション装置
JP2000298741A (ja) Dsrc車載器
JP3113531U (ja) コンピュータバックミラー
JP2002139335A (ja) ナビゲーション装置
KR100595134B1 (ko) 차량의 멀티미디어 시스템
KR200372059Y1 (ko) 착탈형 텔레메틱스 피엠피
JPH10260759A (ja) 車載用コンピュータシステム
CN114373271A (zh) 数据转换电路及骑行设备
JP2003009022A (ja) 車載用情報処理装置と画像表示端末
JP2001516164A (ja) 自動車のオーディオ信号再生装置
JPH09321695A (ja) 車両用通信システム
KR101479208B1 (ko) 이동통신단말기와 네비게이션 모니터 간의 인터페이스 장치 및 그의 이동통신단말기를 이용한 차량 정보 송출 방법
JP3895743B2 (ja) 車載用アダプタ、及び、これを用いた車載システム
JP2005275753A (ja) 車載装置及び車載システム
KR100886392B1 (ko) 차량용 디스플레이 시스템
KR20020006079A (ko) 차량의 혼 작동용 무선 송수신 장치
JPH11248485A (ja) ナビゲーション装置
KR20220054138A (ko) 캔 통신을 통해 운송수단과 연동되어 작동상태 및 미디어 기능을 지원하는 외장형 클러스터

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050517

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050714

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050906

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050908

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 3720668

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080916

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090916

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090916

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100916

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110916

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110916

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120916

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130916

Year of fee payment: 8

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term