JP2001283233A - 画像データ生成装置および画像出力システム - Google Patents

画像データ生成装置および画像出力システム

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JP2001283233A
JP2001283233A JP2000099985A JP2000099985A JP2001283233A JP 2001283233 A JP2001283233 A JP 2001283233A JP 2000099985 A JP2000099985 A JP 2000099985A JP 2000099985 A JP2000099985 A JP 2000099985A JP 2001283233 A JP2001283233 A JP 2001283233A
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image data
data
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JP2000099985A
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English (en)
Inventor
Takashi Kawai
隆史 河合
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Canon I Tech Inc
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Tokyo Denshi Sekkei KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 同一の画像オブジェクトから各回ごとに異な
る画像を得る。 【解決手段】 画像のオブジェクトデータ(例えば、動
画像データ、文字データ)および(第1)作風データを
入力する。第2作風データ取得部133はオブジェクト
データから(第2)作風データを取得する。レイアウト
ライブラリ151には、オブジェクトの配置を決定する
ためのレイアウトファイルが記憶され、レイアウトファ
イル選択部135は作風データに基づきレイアウトファ
イルを選択する。加工ライブラリ153〜163には、
オブジェクトの加工を決定するための加工ファイルが記
憶され、加工ファイル選択部137は作風データに基づ
き加工ファイルを選択する。加工ファイルの選択は、乱
数等を用いて各回ごとに変化させている。画像データ生
成部139は、選択されたレイアウトファイルおよび加
工ファイルに基づきオブジェクトを配置および加工した
画像データを生成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像データ生成装
置および該装置を備えた画像出力システムに関し、より
具体的には、同一の画像オブジェクト(文字、イメージ
等)から各回ごとに異なる画像を得る画像データ生成装
置および該装置を備えた画像出力システムに関する。な
お、本明細書における画像は、図形、絵(イラスト)、
写真など所謂狭義の画像のほか、文字、数字などのキャ
ラクタを含む概念であり、文字のみからなる画像、イラ
ストのみからなる画像、文字とイラストからなる画像な
どを含む。
【0002】
【従来の技術】従来の画像(データ)の生成では、ユー
ザから与えられた指示通りに画像を生成するだけであ
り、得られる画像は常に同一であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、画像出力(印
刷)技術のデジタル化が進んだ現在では、印刷物等のコ
ンテンツに対する需要も多様化しており、同時に少量印
刷の必要性も高まっている。これに対して従来技術で
は、1つのコンテンツを生成・印刷するためには、その
都度デザイン作業を行っていた。したがって、コンテン
ツの供給という点において、差別化や個別化に対応する
ことが困難である。
【0004】そこで、本発明の目的は、同一の画像オブ
ジェクトから各回ごとに異なる画像を得ることである。
【0005】また、ユーザが希望する作風に基づいて画
像オブジェクトを加工し、画像を得ることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る画像データ生成装置は、画像データを
生成する画像データ生成装置であって、画像のオブジェ
クトのデータを取得するオブジェクトデータ取得手段
と、前記オブジェクトの全部または一部を加工して、該
加工したオブジェクト、および/または加工していない
オブジェクトを含む画像のデータを生成する画像データ
生成手段とを備え、前記画像データ生成手段は、前記オ
ブジェクトの加工の仕方を各回ごとに変化させ、前記オ
ブジェクトには動画像が含まれる。
【0007】ここで、前記画像データ生成手段は、前記
オブジェクトの加工の仕方の決定にランダムな要素を加
えることにより、前記オブジェクトの加工の仕方を各回
ごとに変化させるものとすることができる。
【0008】また、前記画像データ生成手段による動画
像の加工には、静止画像の抽出が含まれるものとするこ
とができる。
【0009】ここで、前記画像データ生成手段は、抽出
した静止画像に対してさらに加工を行うものとすること
ができる。
【0010】さらに、前記オブジェクトデータ取得手段
は、遠隔の端末で入力された前記オブジェクトデータを
通信により取得するものとすることができる。
【0011】また、画像の作風のデータを取得する作風
データ取得手段をさらに備え、前記画像データ生成手段
は、前記作風に基づき、前記オブジェクトの全部または
一部を加工するものとすることができる。
【0012】ここで、前記作風データ取得手段は、遠隔
の端末で入力された前記作風データを通信により取得す
るものとすることができる。
【0013】また、前記作風データ取得手段は、前記作
風データを前記オブジェクトデータから取得するものと
することができる。
【0014】また、前記画像データ生成手段により生成
された画像データを遠隔の端末に送信する送信手段をさ
らに備えることができる。
【0015】本発明に係る画像出力システムは、上記画
像データ生成装置と、該画像データ生成装置により生成
された画像データに基づき画像を出力する画像出力装置
とを備える。
【0016】また、本発明に係る別の画像出力システム
は、上記画像データ生成装置と、前記画像のオブジェク
トのデータを取得し、該画像オブジェクトデータを前記
画像データ生成装置に送信する端末と、前記画像データ
生成装置により生成された画像データを受信し、該画像
データに基づき画像を出力する画像出力装置とを備え
る。
【0017】本発明に係る画像データ生成方法は、画像
データを生成する画像データ生成方法であって、画像の
オブジェクトのデータを取得するステップと、前記オブ
ジェクトの全部または一部を加工して、該加工したオブ
ジェクト、および/または加工していないオブジェクト
を含む画像のデータを生成する画像データ生成ステップ
とを備え、前記画像データ生成ステップは、前記オブジ
ェクトの加工の仕方を各回ごとに変化させ、前記オブジ
ェクトには動画像が含まれる。
【0018】本発明に係る画像出力方法は、画像データ
生成装置と画像出力装置とを備えた画像出力システムに
おける画像出力方法であって、前記画像データ生成装置
において、画像のオブジェクトのデータを取得するステ
ップと、前記画像データ生成装置において、前記オブジ
ェクトの全部または一部を加工して、該加工したオブジ
ェクト、および/または加工していないオブジェクトを
含む画像のデータを生成する画像データ生成ステップ
と、前記画像出力装置において、前記生成された画像デ
ータに基づき画像を出力するステップとを備え、前記画
像データ生成ステップは、前記オブジェクトの加工の仕
方を各回ごとに変化させ、前記オブジェクトには動画像
が含まれる。
【0019】本発明に係る別の画像出力方法は、端末と
画像データ生成装置と画像出力装置とを備えた画像出力
システムにおける画像出力方法であって、前記端末にお
いて、画像のオブジェクトのデータを取得するステップ
と、前記画像オブジェクトデータを、前記端末から前記
画像データ生成装置に送信するステップと、前記画像デ
ータ生成装置において、前記オブジェクトの全部または
一部を加工して、該加工したオブジェクト、および/ま
たは加工していないオブジェクトを含む画像のデータを
生成する画像データ生成ステップと、前記生成された画
像データを、前記画像データ生成装置から前記画像出力
装置に送信するステップと、前記画像出力装置におい
て、前記生成された画像データに基づき画像を出力する
ステップとを備え、前記画像データ生成ステップは、前
記オブジェクトの加工の仕方を各回ごとに変化させ、前
記オブジェクトには動画像が含まれる。
【0020】本発明に係るコンピュータ読み取り可能な
記録媒体は、上記画像データ生成方法をコンピュータに
実行させるプログラムを記録している。
【0021】以上の構成によれば、同一の画像オブジェ
クトから各回ごとに異なる画像を得ることができる。
【0022】また、ユーザが希望する作風に基づいて画
像オブジェクトを加工し、画像を得ることができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を詳しく説明する。
【0024】図1は、本発明の実施形態に係る画像デー
タ生成装置の構成例を示すブロック図である。本実施形
態に係る画像データ生成装置101は、CPU121、
メモリ122、インターフェース125、入力手段12
6およびディスプレイ127を備え、例えば、パーソナ
ルコンピュータの形態をとることができる。
【0025】CPU121は、マイクロプロセッサの形
態をとることができ、各種の制御を行う。
【0026】メモリ122には、ユーザインターフェー
ス131、第2作風データ取得部133、レイアウトフ
ァイル選択部135、加工ファイル選択部137および
画像データ生成部139の処理を行うためのプログラム
が格納されている。また、レイアウトライブラリ15
1、フォント加工ライブラリ153、文字加工ライブラ
リ155、色調加工ライブラリ157、背景加工ライブ
ラリ159、イメージ加工ライブラリ161およびレイ
アウト加工ライブラリ163内のファイル、ならびにオ
ブジェクト・第1作風データベース165および第2作
風データベース167内のデータも格納されている。こ
れらのプログラム、ファイルおよびデータは、あらかじ
めメモリ122、ハードディスク等に記憶されているも
のとしてもよいし、フロッピー(登録商標)ディスク、
CD−ROM等に記憶され、実行前にメモリ122、ハ
ードディスク等に読み込まれるものとしてもよい。本実
施形態において、ユーザインターフェース131、第2
作風データ取得部133、レイアウト選択部135、加
工ファイル選択部137および画像データ生成部139
はソフトウェアにより実現されているが、その全部また
は一部をハードウェアにより実現することもできる。
【0027】画像データ生成装置101は、インターフ
ェース125を介して画像データを画像出力装置102
に送信する。画像出力装置102はプリンタの形態をと
ることができ、受信した画像データに基づき画像を出力
する。
【0028】入力手段126は、例えばキーボードおよ
びマウスである。ディスプレイ127はデータの入出力
等の際に用いられる。
【0029】図2は、本実施形態に係る画像データ生成
装置の各機能を示す図である。本実施形態に係る画像デ
ータ生成装置101は、画像のオブジェクトのデータ、
および画像の作風のデータの入力を受ける。画像の作風
は入力されたオブジェクトからも取得する。そして、入
力された作風およびオブジェクトから取得した作風を反
映した、オブジェクトを含む画像のデータを生成する。
ただし、画像の作風を入力、取得せずに、すなわち、画
像の作風を考慮せずに、画像(データ)を生成すること
もできる。
【0030】ユーザは、画像の作風のデータとして第1
作風データを画像データ生成装置101に入力すること
ができる。また、画像のオブジェクトのデータとして文
字データ、イメージデータ等を入力することができる。
ただし、第1作風データは入力しなくてもよい。第1作
風データおよびオブジェクトデータの入力はユーザイン
ターフェース131を介して行う。ユーザインターフェ
ース131は、ユーザがディスプレイ127を見ながら
入力手段126により、第1作風データおよびオブジェ
クトデータを容易に入力できるようにする。なお、本実
施形態においては、ユーザが入力した作風データを第1
作風データ、ユーザが入力したオブジェクトデータから
取得した作風データを第2作風データと呼んで区別して
いる。
【0031】文字データは、さらに、見出し文データ
(「謹賀新年」、「引越しました」など)、本文データ
(「本年もよろしくお願いします。」、「お近くにお越
しの際はぜひお立ち寄りください。」など)、差出人デ
ータ(差出人の名前等を示すデータ)等に分けてもよ
い。イメージデータは、例えば写真、図形等をJPEG
形式、TIFF形式、BMP形式等で表現したデータで
ある。イメージデータには、背景画像および背景画像で
ない画像の双方が含まれる。また、イメージデータに
は、動画像データが含まれる。動画像データとしては、
例えば、テレビ品質(NTSC:National Television
System Committee)のものを用いてもよいし、高解像度
テレビ品質(HDTV:High Definition Television)
のものを用いてもよい。動画像データとしては、例え
ば、映画フィルム、ハイビジョン、クリアビジョン等で
用いられる動画像データが考えられる。なお、イメージ
データは複数入力してもよい。
【0032】第1作風データとしては、例えば「かわい
く」、「派手に」、「楽しく」などの形容表現のほか、
「夏の花のイメージの挿入」、「動物のイメージの挿
入」、「写真を大きく」などが考えられる。第1作風デ
ータは複数入力してもよい。
【0033】オブジェクトデータおよび第1作風データ
は、あらかじめ画像データ生成装置101に登録されて
いるデータをユーザが選択できるようにすることができ
る。代表的なオブジェクトデータおよび第1作風データ
を登録しておき選択できるようにしておけば、ユーザに
とって便利である。また、選択の対象となるオブジェク
トデータと該オブジェクトデータから取得する第2作風
データをあらかじめ関連づけておけば、第2作風データ
の取得もスムーズになる。本実施形態においては、代表
的なオブジェクトデータおよび第1作風データを、オブ
ジェクト・第1作風データベース165に登録してあ
る。
【0034】第2作風データ取得部133は、オブジェ
クトデータから第2作風データを取得する。文字データ
については、例えば特定のキーワード(「新年」、「結
婚」など)が含まれているかどうかを調べ、含まれてい
る場合にはそのキーワードを第2作風データとすること
ができる。本実施形態においては、そのような特定のキ
ーワードを第2作風データベース167に登録してあ
る。イメージデータについては、例えばイメージデータ
の数、色調などを第2作風データとすることができる。
【0035】レイアウトファイル選択部135は、第1
作風データおよび第2作風データに基づき、レイアウト
ライブラリ151からレイアウトファイルを1個選択
(決定)する。ただし、作風データを考慮せずに選択す
るようにすることもできる。レイアウトファイルは、オ
ブジェクトを画像内に配置するためのデータが記載され
たファイルである。各レイアウトファイルには、基本レ
イアウトデータ、再配置手順データおよび選択用指標値
データが含まれる。
【0036】図3は、基本レイアウトデータの内容を説
明するための図である。基本レイアウトデータは、オブ
ジェクト間の位置関係および面積比、画像全体に対する
全オブジェクトの占める面積の割合、各オブジェクトの
縦横比、オブジェクトが文字により構成されている場合
には縦書きか横書きか等を指示することにより、画像内
のオブジェクトの基本的な配置を決定する。基本レイア
ウトデータにより、例えば図3に示すように、オブジェ
クト(例えば、見出し文、本文、差出人およびイメー
ジ)の基本的な配置が決定される。ただし、オブジェク
トの配置は、オブジェクトの加工により変更する必要が
生ずる場合があるので、最終的には、基本レイアウトデ
ータにより決定された基本的配置通りに行われるとは限
らない。
【0037】再配置手順データは、オブジェクトの加工
によりオブジェクトの基本的配置を変更する必要が生じ
た場合に、オブジェクトを再配置する手順(指示)を記
載したデータである。例えば、あるオブジェクトの位置
やサイズが変更になったり、新たなオブジェクトが追加
されたりした場合に、他のオブジェクトを含めてどのよ
うに再配置を行うかを記載したデータである。再配置手
順データを用いることにより、オブジェクトが画像から
はみ出すことやオブジェクトが重複して表示されること
を防止することができる。
【0038】再配置手順としては、例えば見出し文の面
積を大きくする場合に、見出し文の配置領域を上下左右
に広げること、右方向にのみ広げること等が考えられ
る。また、例えば見出し文の面積を大きくする場合に、
基本的配置で決定された面積比等を保とうとすると、オ
ブジェクト同士が重複してしまう場合がある。その場合
には例えば、見出し文以外のオブジェクトの面積をそれ
らのオブジェクトの面積比を保ちつつ小さくするという
手順をとることが考えられる。さらに、デザインの内容
によっては、面積を変えない方がよいオブジェクト、配
置位置を変えない方がよいオブジェクト、縦横比を変え
た方がよいオブジェクト等があるため、それらのオブジ
ェクトの特性を考慮して手順を決めることが考えられ
る。すなわち、再配置手順は、何を優先し、何を譲歩す
るかを考慮して決定される。
【0039】選択用指標値データは、レイアウトファイ
ル選択部135が第1作風データおよび第2作風データ
に基づき、レイアウトライブラリ151からレイアウト
ファイルを選択する際の指標となるデータである。各レ
イアウトファイルの選択用指標値データには、例えば
「かわいい度」として指標値0〜100、「派手度」と
して指標値0〜100、「イメージ数」として指標値0
〜10(入力できるイメージの最大数が10の場合)が
含まれている。ただし、すべての第1作風データおよび
第2作風データについて、対応する指標値が含まれてい
るとは限らない。例えば、第1作風データとして「かわ
いく」が入力された場合には、基本的に「かわいい度」
の指標値が高いレイアウトファイルが関連度が高いもの
として選択されることになる。また例えば、第2作風デ
ータとして「イメージ数:1」が取得された場合には、
基本的に「イメージ数」の指標値が1のレイアウトファ
イルが関連度が高いものとして選択されることになる。
【0040】複数の作風データが入力または取得された
場合には、基本的になるべく多くの作風が反映されるよ
うなレイアウトファイルが選択される。例えば、作風デ
ータごとに、その作風データと対応する選択用指標値デ
ータとを比較して関連度を求め、作風データの関連度の
総和が最大になるレイアウトファイルを選択すればよ
い。ここで、関連度に重み付けを行い、特定の作風デー
タが入力または取得された場合に、その作風データに関
連するレイアウトファイルが選択されやすくすることが
できる。また、ユーザが入力した複数の第1作風データ
の中に互いに矛盾するものや整合しないものがある場合
には、例えば先に入力された第1作風データを優先する
ようにすることができる。
【0041】レイアウトファイルは、オブジェクトの種
類や数に応じて用意しておいてもよいし、限られた数の
レイアウトファイルを用意しておき、レイアウトファイ
ルで予定していたオブジェクトに対して入力されたオブ
ジェクトが多かったり少なかったりした場合には再配置
手順データにより対応するようにしてもよい。
【0042】レイアウトファイルの選択は、各回ごとに
変化するようにすることができる。すなわち、同一のオ
ブジェクトデータならびに第1および第2作風データで
あっても、異なるレイアウトファイルが選択されるよう
にすることができる。本実施形態においては、レイアウ
トファイルの選択にランダムな要素を加えている。すな
わち、入力または取得された作風データとレイアウトフ
ァイルの関連度を求め、関連度の高いn1個(n1は2以
上の整数)のレイアウトファイルの中から乱数を用いて
1個を選択するようにしている。このように乱数を用い
ることにより、関連度の最も高いレイアウトファイル、
すなわち作風が最も反映されたレイアウトファイルが常
に選ばれることがなくなる。これにより、画像データ生
成装置101は、同じオブジェクトデータおよび同じ作
風データの入力を受けても、異なるレイアウトファイル
による様々な画像データを生成し得る。
【0043】関連度の高いn1個のレイアウトファイル
の中から乱数を用いて1つを選択する方法としては、例
えば、n1=4のとき、関連度が1番高いレイアウトフ
ァイルを選択する可能性が4/10に、関連度が2番目
に高いレイアウトファイルを選択する可能性が3/10
に、関連度が3番目に高いレイアウトファイルを選択す
る可能性が2/10に、関連度が4番目に高いレイアウ
トファイルを選択する可能性が1/10になるように乱
数を用いる方法がある。
【0044】加工ファイル選択部137は、第1作風デ
ータおよび第2作風データに基づき、加工ライブラリ
(フォント加工ライブラリ153、文字加工ライブラリ
155、色調加工ライブラリ157、背景加工ライブラ
リ159、イメージ加工ライブラリ161およびレイア
ウト加工ライブラリ163)からm個(mは1以上の整
数)の加工ファイル(フォント加工ファイル、文字加工
ファイル、色調加工ファイル、背景加工ファイル、イメ
ージ加工ファイルおよびレイアウト加工ファイル)を選
択(決定)する。ただし、作風データを考慮せずに選択
するようにすることもできる。加工ファイルは、オブジ
ェクトを加工(変形等を含む)するための指示が記載さ
れたファイルである。本実施形態においては、6種類の
加工ファイルに基づきオブジェクトの加工を行うが、そ
の一部のみに基づき加工を行うようにしてもよいし、そ
の他の加工ファイルに基づき加工を行うようにしてもよ
い。例えば、枠(枠線)を追加する加工ファイルに基づ
き加工を行うようにしてもよい。
【0045】フォント加工ファイルには、文字により構
成されたオブジェクトのフォントを加工するためのデー
タ(指示)が記載されており、例えば、見出し文、本文
および差出人の文字フォントのサイズ、書体、太字にす
るか否か等の指示が記載されている。
【0046】文字加工ファイルには、文字により構成さ
れたオブジェクトの文字を加工するための指示が記載さ
れており、例えば、「結婚」の文字の背後にハートマー
クをつけるファイルや、「手」という文字を手の図形に
置き換えるファイルがある。
【0047】色調加工ファイルには、色調を変化させて
加工するための指示が記載されており、例えば、見出し
文、本文、差出人、イメージおよび背景の色調の指示が
記載されている。
【0048】背景加工ファイルには、背景(画像)を変
化させて加工するための指示が記載されている。例え
ば、背景(画像)に対して回転、拡大、縮小、一部抽
出、カラーモード変換、色調補正(例えば、セピアカラ
ー化)、解像度処理(調整)、ぼかしの処理、モザイク
処理等の加工を行う指示が記載されている。また、画像
のスーパーインポーズ(重ね合わせ(合成))により、
背景(画像)を生成することも考えられる。また、例え
ば、背景を唐草模様にするファイルや、背景を和紙のよ
うに見せるファイルがある。背景に模様がない状態を保
つというファイルを設けてもよい。
【0049】イメージ加工ファイルには、イメージに対
して回転、拡大、縮小、一部抽出、カラーモード変換、
色調補正(例えば、セピアカラー化)、解像度処理(調
整)、ぼかしの処理、モザイク処理等の加工を行う指
示、イメージのスーパーインポーズを行う指示、動画像
から静止画像を抽出する指示、イメージを追加して加工
するための指示等が記載されている。動画像から抽出し
た静止画像は、例えば背景画像に用いることができる。
イメージを追加して加工するための指示が記載されたフ
ァイルの例としては、猫の写真を追加するファイル、朝
日の写真を追加するファイル、桜の花を追加するファイ
ル、ひまわりの花を追加するファイルが挙げられる。
【0050】レイアウト加工ファイルには、レイアウト
を変更して加工するための指示が記載されており、例え
ば、イメージの大きさを大きくするファイルや、本文を
オブジェクトの中で一番下に移動させるファイルがあ
る。
【0051】各加工ファイルには選択用指標値データが
含まれる。選択用指標値データは、加工ファイル選択部
137が第1作風データおよび第2作風データに基づ
き、加工ライブラリ(フォント加工ライブラリ153
等)から加工ファイル(フォント加工ファイル等)を選
択する際の指標となるデータである。各加工ファイルの
選択用指標値データとしては、例えば「かわいい度」と
して0〜100の指標値、「派手度」として0〜100
の指標値、「イメージ数」として0〜10(入力できる
イメージの最大数が10の場合)などが考えられる。た
だし、すべての第1作風データおよび第2作風データに
ついて、対応する指標値が含まれているとは限らない。
例えば、第1作風データとして「かわいく」が入力され
た場合には、基本的に「かわいい度」の指標値が高い加
工ファイルが関連度が高いものとして選択されることに
なる。
【0052】各加工ファイルの選択用指標値データとし
ては、例えば、第1作風データと直接結びつく「夏の
花」として1(該当する)か0(該当しない)、第2作
風データと直接結びつく「桜」として1(該当する)か
0(該当しない)なども考えられる。指標値は1と0の
2段階ではなく、より多段階にしてもよい。例えば、第
1作風データとして「夏の花」が入力され、ひまわりの
花を追加するイメージ加工ファイルの「夏の花」の指標
値が1であれば、そのイメージ加工ファイルは関連度が
高いことになる。また例えば、第2作風データとして
「桜」が取得され、桜の花を追加するイメージ加工ファ
イルの「桜」の指標値が1であれば、そのイメージ加工
ファイルは関連度が高いことになる。
【0053】加工ファイルの選択は、各回ごとに変化す
るようにすることができる。すなわち、同一のオブジェ
クトデータならびに第1および第2作風データであって
も、異なる加工ファイルが選択されるようにすることが
できる。本実施形態においては、加工ファイルの選択
(オブジェクトの加工の仕方)にランダムな要素を加え
ている。すなわち、入力または取得された作風データと
加工ファイルの関連度を求め、関連度の高いn2(n2
2以上の整数)個の加工ファイルの中から乱数を用いて
m個を選択するようにしている。このように乱数を用い
ることにより、関連度の最も高いm個の加工ファイル、
すなわち作風が最も反映されたm個の加工ファイルが常
に選ばれることがなくなる。これにより、画像データ生
成装置101は、同じオブジェクトデータおよび同じ作
風データの入力を受けても、異なる加工ファイルによる
様々な画像データを生成し得る。
【0054】本実施形態においては、加工ファイルによ
る加工により必要となり得るオブジェクトの再配置の手
順をレイアウトファイルに記載しているが、加工ファイ
ル内に、その加工により必要となり得るオブジェクトの
再配置の手順を記載しておき、これを用いるようにする
こともできる。
【0055】画像データ生成部139は、入力されたオ
ブジェクトデータを、レイアウトファイル選択部135
で選択されたレイアウトファイルに基づき配置し、加工
ファイル選択部137で選択された加工ファイルに基づ
き加工して画像データを生成する。レイアウトファイル
および加工ファイルは第1作風データおよび第2作風デ
ータに基づき選択されているので、生成される画像デー
タは第1作風データおよび第2作風データを反映したも
のとなる。
【0056】画像データ生成部139は、インタプリタ
形式の実行部である。したがって、オブジェクトデー
タ、レイアウトファイルおよび加工ファイルは、あらか
じめ定められた記述言語の文法に従った形式で画像デー
タ生成部に送られる。本実施形態においては、記述言語
としてプリンタ用ページ記述言語(例えば、東京電子設
計社のWPL、又は国際規格としてのHTML、XML
など)を拡張した言語を用いている。画像データ生成部
139は、レイアウトファイルおよび加工ファイルの指
示に関し、重複の解消等のため最適化を行う。
【0057】図4は、本実施形態に係る画像データ生成
装置により得られる画像の例を示す図である。図4に示
す画像は、画像データ出力装置101に、見出し文デー
タとして「謹賀新年」を、本文データとして「本年もよ
ろしくお願いします。」を、差出人データとして「○田
△夫」を、第1作風データとして「楽しく」を入力して
得られた画像(データ)である。イメージデータは入力
していない。図4の画像においては、第1作風データの
「楽しく」が、レイアウトファイルによる本文の配置
(L字状の配置)という形で反映されている。また、第
1作風データの「楽しく」が、レイアウト加工ファイル
による朝日のイメージの追加という形でも反映されてい
る。さらに、見出し文データから取得された第2作風デ
ータ「新年」が、文字加工ファイルによる「新年」の文
字の背後への駒の付加という形で反映されている。
【0058】このように、本実施形態に係る画像データ
生成装置101によれば、画像生成において、ユーザが
オブジェクトの配置、加工等の指示を行わなくてもすむ
ので手間が軽減される。また、ユーザの意識を超えた画
像を生成することもできる。
【0059】図5〜図10を用いて、本実施形態に係る
画像データ生成装置101により得られる画像の別の例
を説明する。
【0060】図5は背景画像の例を示す図であり、図6
は図5の背景画像およびその部分背景画像の例を示す図
であり、図7は図6の部分背景画像の1つを抽出し、文
字を重ねた例を示す図である。図7に示す画像は、画像
データ出力装置101に、オブジェクトデータとして見
出し文データ「レコーディング無事終了!!」、および
本文データ「やあ、元気?やっと・・・」を、背景画像
(イメージ)データとして図5の背景画像210を入力
または選択して得られた画像(データ)である。図7の
例では背景画像210から部分背景画像212を抽出
し、文字を重ねている。
【0061】図8は、図5の背景画像を拡大し、その部
分背景画像を抽出し、文字を重ねた例を示す図である。
図8で用いている部分背景画像は、図6の部分背景画像
214に対応する。
【0062】図9は、図5の背景画像を縮小し、その部
分背景画像を抽出し、文字を重ねた例を示す図である。
図9で用いている部分背景画像は、背景画像210全体
とほぼ対応している(背景画像210の外周付近で多少
用いていない部分がある)。背景画像210を縮小した
ものにそのまま文字を重ねてもよい。
【0063】図10は、図5の背景画像に対して色調変
換を行い、その部分背景画像を抽出し、文字を重ねた例
を示す図である。図10で用いている部分背景画像は、
図6の部分背景画像212に対応する。ここで、見出し
文データ中の「無事」を第2作風データとして取得し、
明るい感じの色調に変換するようにしてもよい。
【0064】画像データ生成装置101において、例え
ば、各回ごとに図7〜図10のいずれかの画像(デー
タ)を生成するようにすれば、同一の画像オブジェクト
から各回ごとに異なる画像を得ることができる。
【0065】以上の加工の仕方のほかに、例えば、背景
画像を回転(例えば、10度回転、45度回転、90度
回転等)した上で、一部を抽出することが考えられる。
【0066】図11〜図13を用いて、本実施形態に係
る画像データ生成装置101により得られる画像の別の
例を説明する。
【0067】図11は1つの動画像から3つの静止画像
を抽出した例を示す図であり、図12は抽出した静止画
像(図11の真中の静止画像)に対して、解像度処理お
よびぼかしの処理を行った例を示す図である。
【0068】図13は図12の静止画像に対して文字を
重ねた例を示す図である。図13に示す画像は、画像デ
ータ出力装置101に、オブジェクトデータとして見出
し文データ「レコーディング無事終了!!」、および本
文データ「やあ、元気?やっと・・・」を、動画像(イ
メージ)データとして図11の静止画像のもととなる動
画像を入力または選択して得られた画像(データ)であ
る。作風データに関しては、例えば、見出し文データ中
の「無事」を第2作風データとして取得し、静止画像を
明るい感じの色調に変換するようにしてもよい。
【0069】画像データ生成装置101において、例え
ば、各回ごとに動画像から異なる静止画像を抽出した
り、静止画像に対して行う処理(加工)を変えるように
したりすれば、同一の画像オブジェクトから各回ごとに
異なる画像を得ることができる。上記のような手紙の例
のほか、例えば、映画配給会社が異なる画像の映画ポス
ターを複数作成するような場合に便利である。
【0070】本実施形態においては、作風データに基づ
きオブジェクトの配置および加工を自動的に行っている
が、配置または加工の一方のみを作風データに基づき自
動的に行い、他方はユーザの指示に従って行うようにす
ることもできる。
【0071】また、本実施形態においては、入力された
第1作風データおよびオブジェクトから取得した第2作
風データの双方を作風データとして用いているが、一方
のみを用いるようにすることもできる。
【0072】さらに、本実施形態においては、生成する
画像データは1つであるが、レイアウトファイルを2個
以上選択すること、1個のレイアウトファイルに対して
加工ファイルの複数の組み合わせを適用すること等によ
り複数の画像データを生成するようにすることもでき
る。
【0073】なお、本発明の処理対象となる画像データ
は、ポストスクリプト、ビットマップ等、多様な形式に
対応可能である。また、画像の加工、レイアウト等は、
デザインの品質低下や著しい差異を生じないようなもの
にすることが好ましい。さらに、画像の加工、レイアウ
ト等に関し、一度使用した処理条件を複数回行わないこ
と(例えば、動画像から一度抽出した静止画像を複数回
使用しないこと等)や、文字情報の量や質に応じたレイ
アウトの用意などといった、禁則や条件設定についても
十分考慮すべきである。
【0074】図14は、本実施形態に係る画像データ生
成装置の応用例を示す図である。画像データ生成装置1
01を図14のように応用すれば、ユーザは自分の端末
で同一のオブジェクトデータ等を入力しても、各回ごと
に異なる画像を、遠隔の友人、顧客等に提供することが
できる。
【0075】図14の例を詳しく説明すると、まずユー
ザが端末(携帯用パーソナルコンピュータ171および
携帯電話173)にオブジェクトデータ、第1作風デー
タを入力する。図14の例では、ユーザが入力したオブ
ジェクトデータ等を、電子メールにより画像データ生成
装置101に送信するようにしている。携帯用パーソナ
ルコンピュータ171に図2で説明したユーザインタフ
ェースと同じような機能を持たせればデータの入力に便
利である。
【0076】ユーザの端末として、図14の例では携帯
端末、すなわち携帯用パーソナルコンピュータ171お
よび携帯電話173を用いているが、例えば文字入力機
能を有する携帯電話単体等であってもよい。携帯電話単
体を用いてデータを入力する場合等には、ディスプレイ
等が小さく、オブジェクトの配置、加工等の指示を行わ
なくてもすむという本発明の利点が一層大きな意味をも
つ。また、携帯端末を用いれば、どこからでもデータを
送ることができる。
【0077】ユーザが入力した第1作風データ等が含ま
れた電子メールは、携帯電話173から基地局193に
送られる。さらに、インターネット、電話網等のネット
ワーク191を介して画像データ生成装置101に送ら
れる。図14の例では、携帯用パーソナルコンピュータ
171および携帯電話173を用いて電子メールを送信
しているが、例えばデスクトップ型のパーソナルコンピ
ュータ(必要であればさらに非携帯用の電話、モデム
等)を用いて電子メールを送信するようにしてもよい。
【0078】画像データ生成装置101は、送信されて
きた電子メールを受信する。ここで、画像データ生成装
置101は、インターフェース125等を介してネット
ワークと接続されているものとする。画像データ生成装
置101は、受信した電子メール内のオブジェクトデー
タ等に基づき画像データを生成する。このようにして、
画像データ生成装置101は、遠隔の端末においてユー
ザが入力したオブジェクトデータ等に基づき画像データ
を生成することができる。オブジェクトデータ等を専ら
通信により取得するようにするのであれば、画像データ
生成装置101はユーザインターフェース131を備え
なくてもよい。
【0079】画像出力装置102は、画像データ生成装
置101により生成された画像データに基づき画像を出
力する。生成された画像は、例えば郵送により受取人で
ある友人等に送るようにすることができる。また、画像
データ生成装置101および画像出力装置102を、例
えばコンビニエンスストアに設置して、受取人である友
人等が受け取りに行くようにすることもできる。受取人
である友人等が画像データ生成装置101および画像出
力装置102を所有しているのであれば、郵送したり、
受け取りに行く必要はない。
【0080】画像データ生成装置101で生成された画
像データは、さらに他の端末(図14の例ではパーソナ
ルコンピュータ181)に送信することもできる。パー
ソナルコンピュータ181は受信した画像データを画像
出力装置182に出力する。換言すれば、画像出力装置
182は、パーソナルコンピュータ181を介して画像
データを受信する。画像出力装置182は、その画像デ
ータに基づき画像を出力する。このように画像データ生
成装置101から遠隔の端末(パーソナルコンピュータ
181)に画像データを送信するようにすれば、受取人
である友人等は画像データ生成装置101を所有してい
なくても、手元の端末で画像データを受信し、手元の画
像出力装置で画像を出力できる。
【0081】このように、本発明は、ネットワークを介
した利用にも有効である。例えば、ネットワークを利用
した、郵便物(ハガキなど)のオンデマンド印刷・送付
サービス、販促物(チラシなど)のオンデマンド印刷・
流通サービス、出版物(雑誌など)のオンデマンド印刷
・販売サービス等に有効である。
【0082】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
同一の画像オブジェクトから各回ごとに異なる画像を得
ることができる。これにより、サービスの差別化や個別
化を格段に向上させることができる。また、ユーザの作
業量、ユーザが用意する情報量、コスト等を削減するこ
とができる。
【0083】また、ユーザが希望する作風に基づいて画
像オブジェクトを加工し、画像を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る画像データ生成装置の
構成例を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施形態に係る画像データ生成装置の
各機能を示す図である。
【図3】本発明の実施形態に係る基本レイアウトデータ
の内容を説明するための図である。
【図4】本発明の実施形態に係る画像データ生成装置に
より得られる画像の例を示す図である。
【図5】背景画像の例を示す図である。
【図6】図5の背景画像およびその部分背景画像の例を
示す図である。
【図7】図6の部分背景画像の1つを抽出し、文字を重
ねた例を示す図である。
【図8】図5の背景画像を拡大し、その部分背景画像を
抽出し、文字を重ねた例を示す図である。
【図9】図5の背景画像を縮小し、その部分背景画像を
抽出し、文字を重ねた例を示す図である。
【図10】図5の背景画像に対して色調変換を行い、そ
の部分背景画像を抽出し、文字を重ねた例を示す図であ
る。
【図11】1つの動画像から3つの静止画像を抽出した
例を示す図である。
【図12】抽出した静止画像に対して、解像度処理およ
びぼかしの処理を行った例を示す図である。
【図13】図12の静止画像に対して文字を重ねた例を
示す図である。
【図14】本発明の実施形態に係る画像データ生成装置
の応用例を示す図である。
【符号の説明】
101 画像データ生成装置 102、182 画像出力装置 121 CPU 122 メモリ 125 インターフェース 126 入力手段 127 ディスプレイ 131 ユーザインターフェース 133 第2作風データ取得部 135 レイアウトファイル選択部 137 加工ファイル選択部 139 画像データ生成部 151 レイアウトライブラリ 153 フォント加工ライブラリ 155 文字加工ライブラリ 157 色調加工ライブラリ 159 背景加工ライブラリ 161 イメージ加工ライブラリ 163 レイアウト加工ライブラリ 165 オブジェクト・第1作風データベース 167 第2作風データベース 171 携帯用パーソナルコンピュータ 173 携帯電話 181 パーソナルコンピュータ 191 ネットワーク 193 基地局 210 背景画像 212、214 部分背景画像
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/262 H04N 5/262 9A001 Fターム(参考) 2C087 AA15 AA18 AB01 AB05 BA03 BA04 BA05 BA07 BD06 BD07 CA02 5B021 BB02 EE04 5B050 BA06 BA11 BA16 EA12 EA13 EA19 FA03 5C023 AA06 AA16 AA18 CA02 CA05 5C076 AA12 AA17 AA21 AA22 AA24 AA26 AA40 BA05 BA06 CA02 9A001 BB06 CC02 CC05 HH23 HH24 HH30 HH31 KK42

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像データを生成する画像データ生成装
    置であって、 画像のオブジェクトのデータを取得するオブジェクトデ
    ータ取得手段と、 前記オブジェクトの全部または一部を加工して、該加工
    したオブジェクト、および/または加工していないオブ
    ジェクトを含む画像のデータを生成する画像データ生成
    手段とを備え、前記画像データ生成手段は、前記オブジ
    ェクトの加工の仕方を各回ごとに変化させ、前記オブジ
    ェクトには動画像が含まれることを特徴とする画像デー
    タ生成装置。
  2. 【請求項2】 前記画像データ生成手段は、前記オブジ
    ェクトの加工の仕方の決定にランダムな要素を加えるこ
    とにより、前記オブジェクトの加工の仕方を各回ごとに
    変化させることを特徴とする請求項1に記載の画像デー
    タ生成装置。
  3. 【請求項3】 前記画像データ生成手段による動画像の
    加工には、静止画像の抽出が含まれることを特徴とする
    請求項1または2に記載の画像データ生成装置。
  4. 【請求項4】 前記画像データ生成手段は、抽出した静
    止画像に対してさらに加工を行うことを特徴とする請求
    項3に記載の画像データ生成装置。
  5. 【請求項5】 前記オブジェクトデータ取得手段は、遠
    隔の端末で入力された前記オブジェクトデータを通信に
    より取得することを特徴とする請求項1ないし4のいず
    れかに記載の画像データ生成装置。
  6. 【請求項6】 画像の作風のデータを取得する作風デー
    タ取得手段をさらに備え、前記画像データ生成手段は、
    前記作風に基づき、前記オブジェクトの全部または一部
    を加工することを特徴とする請求項1ないし5のいずれ
    かに記載の画像データ生成装置。
  7. 【請求項7】 前記作風データ取得手段は、遠隔の端末
    で入力された前記作風データを通信により取得すること
    を特徴とする請求項6に記載の画像データ生成装置。
  8. 【請求項8】 前記作風データ取得手段は、前記作風デ
    ータを前記オブジェクトデータから取得することを特徴
    とする請求項6または7に記載の画像データ生成装置。
  9. 【請求項9】 前記画像データ生成手段により生成され
    た画像データを遠隔の端末に送信する送信手段をさらに
    備えたことを特徴とする請求項1ないし8のいずれかに
    記載の画像データ生成装置。
  10. 【請求項10】 請求項1ないし9のいずれかに記載の
    画像データ生成装置と、 該画像データ生成装置により生成された画像データに基
    づき画像を出力する画像出力装置とを備えたことを特徴
    とする画像出力システム。
  11. 【請求項11】 請求項1ないし9のいずれかに記載の
    画像データ生成装置と、 前記画像のオブジェクトのデータを取得し、該画像オブ
    ジェクトデータを前記画像データ生成装置に送信する端
    末と、 前記画像データ生成装置により生成された画像データを
    受信し、該画像データに基づき画像を出力する画像出力
    装置とを備えたことを特徴とする画像出力システム。
  12. 【請求項12】 画像データを生成する画像データ生成
    方法であって、 画像のオブジェクトのデータを取得するステップと、 前記オブジェクトの全部または一部を加工して、該加工
    したオブジェクト、および/または加工していないオブ
    ジェクトを含む画像のデータを生成する画像データ生成
    ステップとを備え、前記画像データ生成ステップは、前
    記オブジェクトの加工の仕方を各回ごとに変化させ、前
    記オブジェクトには動画像が含まれることを特徴とする
    画像データ生成方法。
  13. 【請求項13】 画像データ生成装置と画像出力装置と
    を備えた画像出力システムにおける画像出力方法であっ
    て、 前記画像データ生成装置において、画像のオブジェクト
    のデータを取得するステップと、 前記画像データ生成装置において、前記オブジェクトの
    全部または一部を加工して、該加工したオブジェクト、
    および/または加工していないオブジェクトを含む画像
    のデータを生成する画像データ生成ステップと、 前記画像出力装置において、前記生成された画像データ
    に基づき画像を出力するステップとを備え、前記画像デ
    ータ生成ステップは、前記オブジェクトの加工の仕方を
    各回ごとに変化させ、前記オブジェクトには動画像が含
    まれることを特徴とする画像出力方法。
  14. 【請求項14】 端末と画像データ生成装置と画像出力
    装置とを備えた画像出力システムにおける画像出力方法
    であって、 前記端末において、画像のオブジェクトのデータを取得
    するステップと、 前記画像オブジェクトデータを、前記端末から前記画像
    データ生成装置に送信するステップと、 前記画像データ生成装置において、前記オブジェクトの
    全部または一部を加工して、該加工したオブジェクト、
    および/または加工していないオブジェクトを含む画像
    のデータを生成する画像データ生成ステップと、 前記生成された画像データを、前記画像データ生成装置
    から前記画像出力装置に送信するステップと、 前記画像出力装置において、前記生成された画像データ
    に基づき画像を出力するステップとを備え、前記画像デ
    ータ生成ステップは、前記オブジェクトの加工の仕方を
    各回ごとに変化させ、前記オブジェクトには動画像が含
    まれることを特徴とする画像出力方法。
  15. 【請求項15】 請求項12に記載の画像データ生成方
    法をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコ
    ンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010026366A (ja) * 2008-07-23 2010-02-04 Denso Corp 表示装置

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