JP2002024843A - 画像データ生成装置、画像出力システム、端末、画像データ生成方法、画像出力方法および記録媒体 - Google Patents
画像データ生成装置、画像出力システム、端末、画像データ生成方法、画像出力方法および記録媒体Info
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- JP2002024843A JP2002024843A JP2000202653A JP2000202653A JP2002024843A JP 2002024843 A JP2002024843 A JP 2002024843A JP 2000202653 A JP2000202653 A JP 2000202653A JP 2000202653 A JP2000202653 A JP 2000202653A JP 2002024843 A JP2002024843 A JP 2002024843A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 地図を含む画像の作成において、作成者の手
間を少なくすること等である。 【解決手段】 ユーザインターフェース131等を介し
て、住所データを含む入力データを取得する。地図デー
タ生成部143、画像データ生成部139等により、取
得した住所データに対応する地図データを地図データベ
ース141(地図データが住所データに対応して記憶さ
れている)から取得し、当該地図を含む画像のデータを
生成する。
間を少なくすること等である。 【解決手段】 ユーザインターフェース131等を介し
て、住所データを含む入力データを取得する。地図デー
タ生成部143、画像データ生成部139等により、取
得した住所データに対応する地図データを地図データベ
ース141(地図データが住所データに対応して記憶さ
れている)から取得し、当該地図を含む画像のデータを
生成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像データ生成装
置、画像出力システム、端末、画像データ生成方法、画
像出力方法および記録媒体に関し、より具体的には、地
図を含む画像の作成に用いられる画像データ生成装置等
に関する。なお、本明細書における画像は、図形、絵
(イラスト)、写真など所謂狭義の画像のほか、文字、
数字などのキャラクタを含む概念であり、文字のみから
なる画像、イラストのみからなる画像、文字とイラスト
からなる画像などを含む。
置、画像出力システム、端末、画像データ生成方法、画
像出力方法および記録媒体に関し、より具体的には、地
図を含む画像の作成に用いられる画像データ生成装置等
に関する。なお、本明細書における画像は、図形、絵
(イラスト)、写真など所謂狭義の画像のほか、文字、
数字などのキャラクタを含む概念であり、文字のみから
なる画像、イラストのみからなる画像、文字とイラスト
からなる画像などを含む。
【0002】
【従来の技術】従来、地図を含む画像(例えば、案内
状)の作成においては、地図データの検索、案内文書の
作成、地図データの張り付け、印刷等の多くの工程を経
ていたため、作成者の手間がかかっていた。
状)の作成においては、地図データの検索、案内文書の
作成、地図データの張り付け、印刷等の多くの工程を経
ていたため、作成者の手間がかかっていた。
【0003】また、地図を含む画像の作成は、イメージ
表示が可能であり、ある程度の大きさの画面を有するデ
ィスプレイやプリンタを備えた端末(例えば、パーソナ
ルコンピュータ)を用いて行われるのが普通であり、表
示画面が一般に小さい携帯端末等を、地図を含む画像の
作成に用いることは考えられていなかった。
表示が可能であり、ある程度の大きさの画面を有するデ
ィスプレイやプリンタを備えた端末(例えば、パーソナ
ルコンピュータ)を用いて行われるのが普通であり、表
示画面が一般に小さい携帯端末等を、地図を含む画像の
作成に用いることは考えられていなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そのため、地図を含む
画像の作成において、作成者の手間を少なくすることが
望まれる。
画像の作成において、作成者の手間を少なくすることが
望まれる。
【0005】また、地図を含む画像の作成において、デ
ータの入力等に携帯端末(例えば、携帯電話)等を利用
できれば便利であると考えられる。
ータの入力等に携帯端末(例えば、携帯電話)等を利用
できれば便利であると考えられる。
【0006】そこで、本発明の目的は、地図を含む画像
の作成において、作成者の手間を少なくすることであ
る。
の作成において、作成者の手間を少なくすることであ
る。
【0007】また、地図を含む画像の作成において、デ
ータの入力等に携帯端末等を利用して利便性を向上させ
ることである。
ータの入力等に携帯端末等を利用して利便性を向上させ
ることである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る画像データ生成装置は、画像データを
生成する画像データ生成装置であって、住所データを含
む入力データを取得する入力データ取得手段と、地図デ
ータを、住所データに対応させて記憶する地図データ記
憶手段と、前記入力データ取得手段により取得した住所
データに対応する地図データを前記地図データ記憶手段
より取得し、当該地図を含む画像のデータを生成する画
像データ生成手段とを備える。
に、本発明に係る画像データ生成装置は、画像データを
生成する画像データ生成装置であって、住所データを含
む入力データを取得する入力データ取得手段と、地図デ
ータを、住所データに対応させて記憶する地図データ記
憶手段と、前記入力データ取得手段により取得した住所
データに対応する地図データを前記地図データ記憶手段
より取得し、当該地図を含む画像のデータを生成する画
像データ生成手段とを備える。
【0009】ここで、前記入力データには、画像のオブ
ジェクトのデータも含まれ、前記画像データ生成手段
は、前記地図および前記オブジェクトを含む画像のデー
タを生成するものとすることができる。
ジェクトのデータも含まれ、前記画像データ生成手段
は、前記地図および前記オブジェクトを含む画像のデー
タを生成するものとすることができる。
【0010】ここで、前記入力データには、画像の作風
のデータも含まれ、前記画像データ生成手段は、前記作
風を反映した、前記地図および前記オブジェクトを含む
画像のデータを生成するものとすることができる。
のデータも含まれ、前記画像データ生成手段は、前記作
風を反映した、前記地図および前記オブジェクトを含む
画像のデータを生成するものとすることができる。
【0011】ここで、前記入力データ取得手段は、前記
入力データを入力するデータ入力手段を有するものとす
ることができる。
入力データを入力するデータ入力手段を有するものとす
ることができる。
【0012】ここで、前記入力データ取得手段は、遠隔
の端末で入力された前記入力データを通信により取得す
るものとすることができる。
の端末で入力された前記入力データを通信により取得す
るものとすることができる。
【0013】本発明に係る画像出力システムは、前記画
像データ生成装置と、該画像データ生成装置により生成
された画像データに基づき画像を出力する画像出力装置
とを備える。
像データ生成装置と、該画像データ生成装置により生成
された画像データに基づき画像を出力する画像出力装置
とを備える。
【0014】本発明に係る別の画像出力システムは、前
記画像データ生成装置と、前記入力データを取得し、該
入力データを前記画像データ生成装置に送信する端末
と、前記画像データ生成装置により生成された画像デー
タを受信し、該画像データに基づき画像を出力する画像
出力装置とを備える。
記画像データ生成装置と、前記入力データを取得し、該
入力データを前記画像データ生成装置に送信する端末
と、前記画像データ生成装置により生成された画像デー
タを受信し、該画像データに基づき画像を出力する画像
出力装置とを備える。
【0015】本発明に係る端末は、住所データを含む入
力データを取得する入力データ取得手段と、前記入力デ
ータ取得手段により取得した入力データを送信する送信
手段とを備える。
力データを取得する入力データ取得手段と、前記入力デ
ータ取得手段により取得した入力データを送信する送信
手段とを備える。
【0016】本発明に係る画像データ生成方法は、画像
データを生成する画像データ生成方法であって、住所デ
ータを含む入力データを取得する入力データ取得ステッ
プと、地図データを、住所データに対応させて記憶する
地図データ記憶手段より、前記入力データ取得ステップ
により取得した住所データに対応する地図データを取得
し、当該地図を含む画像のデータを生成する画像データ
生成ステップとを備える。
データを生成する画像データ生成方法であって、住所デ
ータを含む入力データを取得する入力データ取得ステッ
プと、地図データを、住所データに対応させて記憶する
地図データ記憶手段より、前記入力データ取得ステップ
により取得した住所データに対応する地図データを取得
し、当該地図を含む画像のデータを生成する画像データ
生成ステップとを備える。
【0017】本発明に係る画像出力方法は、画像データ
生成装置と画像出力装置とを備えた画像出力システムに
おける画像出力方法であって、前記画像データ生成装置
において、住所データを含む入力データを取得する入力
データ取得ステップと、前記画像データ生成装置におい
て、地図データを、住所データに対応させて記憶する地
図データ記憶手段より、前記入力データ取得ステップに
より取得した住所データに対応する地図データを取得
し、当該地図を含む画像のデータを生成する画像データ
生成ステップと、前記画像出力装置において、前記生成
された画像データに基づき画像を出力する画像出力ステ
ップとを備える。
生成装置と画像出力装置とを備えた画像出力システムに
おける画像出力方法であって、前記画像データ生成装置
において、住所データを含む入力データを取得する入力
データ取得ステップと、前記画像データ生成装置におい
て、地図データを、住所データに対応させて記憶する地
図データ記憶手段より、前記入力データ取得ステップに
より取得した住所データに対応する地図データを取得
し、当該地図を含む画像のデータを生成する画像データ
生成ステップと、前記画像出力装置において、前記生成
された画像データに基づき画像を出力する画像出力ステ
ップとを備える。
【0018】本発明に係る別の画像出力方法は、端末と
画像データ生成装置と画像出力装置とを備えた画像出力
システムにおける画像出力方法であって、前記端末にお
いて、住所データを含む入力データを取得する入力デー
タ取得ステップと、前記入力データを、前記端末から前
記画像データ生成装置に送信するステップと、前記画像
データ生成装置において、地図データを、住所データに
対応させて記憶する地図データ記憶手段より、前記入力
データ取得ステップにより取得した住所データに対応す
る地図データを取得し、当該地図を含む画像のデータを
生成する画像データ生成ステップと、前記生成された画
像データを、前記画像データ生成装置から前記画像出力
装置に送信するステップと、前記画像出力装置におい
て、前記生成された画像データに基づき画像を出力する
画像出力ステップとを備える。
画像データ生成装置と画像出力装置とを備えた画像出力
システムにおける画像出力方法であって、前記端末にお
いて、住所データを含む入力データを取得する入力デー
タ取得ステップと、前記入力データを、前記端末から前
記画像データ生成装置に送信するステップと、前記画像
データ生成装置において、地図データを、住所データに
対応させて記憶する地図データ記憶手段より、前記入力
データ取得ステップにより取得した住所データに対応す
る地図データを取得し、当該地図を含む画像のデータを
生成する画像データ生成ステップと、前記生成された画
像データを、前記画像データ生成装置から前記画像出力
装置に送信するステップと、前記画像出力装置におい
て、前記生成された画像データに基づき画像を出力する
画像出力ステップとを備える。
【0019】本発明に係るコンピュータ読み取り可能な
記録媒体は、前記画像データ生成方法をコンピュータに
実行させるプログラムを記録している。
記録媒体は、前記画像データ生成方法をコンピュータに
実行させるプログラムを記録している。
【0020】以上の構成によれば、地図を含む画像の作
成において、作成者の手間を少なくすることができる。
成において、作成者の手間を少なくすることができる。
【0021】また、地図を含む画像の作成において、デ
ータの入力等に携帯端末等を利用して利便性を向上させ
ることができる。
ータの入力等に携帯端末等を利用して利便性を向上させ
ることができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を詳しく説明する。
施形態を詳しく説明する。
【0023】図1は、本発明の実施形態に係る画像デー
タ生成装置の構成例を示すブロック図である。本実施形
態に係る画像データ生成装置101は、CPU121、
メモリ122、インターフェース125、入力手段12
6およびディスプレイ127を備え、例えば、パーソナ
ルコンピュータの形態をとることができる。
タ生成装置の構成例を示すブロック図である。本実施形
態に係る画像データ生成装置101は、CPU121、
メモリ122、インターフェース125、入力手段12
6およびディスプレイ127を備え、例えば、パーソナ
ルコンピュータの形態をとることができる。
【0024】CPU121は、マイクロプロセッサの形
態をとることができ、各種の制御を行う。
態をとることができ、各種の制御を行う。
【0025】メモリ122には、ユーザインターフェー
ス131、第2作風データ取得部133、レイアウトフ
ァイル選択部135、装飾ファイル選択部137、画像
データ生成部139および地図データ生成部143の処
理を行うためのプログラムが格納されている。また、レ
イアウトライブラリ151、フォント装飾ライブラリ1
53、文字装飾ライブラリ155、色調装飾ライブラリ
157、背景装飾ライブラリ159、イメージ装飾ライ
ブラリ161およびレイアウト装飾ライブラリ163内
のファイル、ならびに地図データベース141、住所・
オブジェクト・第1作風データベース165および第2
作風データベース167内のデータも格納されている。
これらのプログラム、ファイルおよびデータは、あらか
じめメモリ122、ハードディスク等に記憶されている
ものとしてもよいし、フロッピー(登録商標)ディス
ク、CD−ROM等に記憶され、実行前にメモリ12
2、ハードディスク等に読み込まれるものとしてもよ
い。本実施形態において、ユーザインターフェース13
1、第2作風データ取得部133、レイアウト選択部1
35、装飾ファイル選択部137、画像データ生成部1
39および地図データ生成部143はソフトウェアによ
り実現されているが、その全部または一部をハードウェ
アにより実現することもできる。
ス131、第2作風データ取得部133、レイアウトフ
ァイル選択部135、装飾ファイル選択部137、画像
データ生成部139および地図データ生成部143の処
理を行うためのプログラムが格納されている。また、レ
イアウトライブラリ151、フォント装飾ライブラリ1
53、文字装飾ライブラリ155、色調装飾ライブラリ
157、背景装飾ライブラリ159、イメージ装飾ライ
ブラリ161およびレイアウト装飾ライブラリ163内
のファイル、ならびに地図データベース141、住所・
オブジェクト・第1作風データベース165および第2
作風データベース167内のデータも格納されている。
これらのプログラム、ファイルおよびデータは、あらか
じめメモリ122、ハードディスク等に記憶されている
ものとしてもよいし、フロッピー(登録商標)ディス
ク、CD−ROM等に記憶され、実行前にメモリ12
2、ハードディスク等に読み込まれるものとしてもよ
い。本実施形態において、ユーザインターフェース13
1、第2作風データ取得部133、レイアウト選択部1
35、装飾ファイル選択部137、画像データ生成部1
39および地図データ生成部143はソフトウェアによ
り実現されているが、その全部または一部をハードウェ
アにより実現することもできる。
【0026】画像データ生成装置101は、インターフ
ェース125を介して画像データを画像出力装置102
に送信する。画像出力装置102はプリンタの形態をと
ることができ、受信した画像データに基づき画像を出力
する。
ェース125を介して画像データを画像出力装置102
に送信する。画像出力装置102はプリンタの形態をと
ることができ、受信した画像データに基づき画像を出力
する。
【0027】入力手段126は、例えばキーボードおよ
びマウスである。ディスプレイ127はデータの入出力
等の際に用いられる。
びマウスである。ディスプレイ127はデータの入出力
等の際に用いられる。
【0028】図2は、本実施形態に係る画像データ生成
装置の各機能を示す図である。本実施形態に係る画像デ
ータ生成装置101は、住所データ、画像のオブジェク
トのデータ、および画像の作風のデータの入力を受け
る。住所(データ)を基に、対応する地図(データ)を
取得する。画像の作風は入力されたオブジェクトおよび
取得した地図からも取得する。そして、入力された作風
およびオブジェクト等から取得した作風を反映した、地
図およびオブジェクトを含む画像のデータを生成する。
装置の各機能を示す図である。本実施形態に係る画像デ
ータ生成装置101は、住所データ、画像のオブジェク
トのデータ、および画像の作風のデータの入力を受け
る。住所(データ)を基に、対応する地図(データ)を
取得する。画像の作風は入力されたオブジェクトおよび
取得した地図からも取得する。そして、入力された作風
およびオブジェクト等から取得した作風を反映した、地
図およびオブジェクトを含む画像のデータを生成する。
【0029】ユーザは、住所データを画像データ生成装
置101に入力することができる。また、画像の作風の
データとして第1作風データを入力することができる。
また、画像のオブジェクトのデータとして、例えばここ
では、見出し文データ、本文データ、差出人データおよ
びイメージデータを入力することができる。ただし、ユ
ーザは、第1作風データ、見出し文データ、本文デー
タ、差出人データおよびイメージデータのすべてを入力
する必要はなく、画像に反映させたいもののみを入力す
ればよい。住所データ、第1作風データおよびオブジェ
クトデータ(見出し文データ、本文データ、差出人デー
タおよびイメージデータ)の入力はユーザインターフェ
ース131を介して行う。ユーザインターフェース13
1は、ユーザがディスプレイ127を見ながら入力手段
126により、住所データ、第1作風データおよびオブ
ジェクトデータを容易に入力できるようにする。なお、
本実施形態においては、ユーザが入力した作風データを
第1作風データ、ユーザが入力したオブジェクトデータ
から取得した作風データを第2作風データと呼んで区別
している。
置101に入力することができる。また、画像の作風の
データとして第1作風データを入力することができる。
また、画像のオブジェクトのデータとして、例えばここ
では、見出し文データ、本文データ、差出人データおよ
びイメージデータを入力することができる。ただし、ユ
ーザは、第1作風データ、見出し文データ、本文デー
タ、差出人データおよびイメージデータのすべてを入力
する必要はなく、画像に反映させたいもののみを入力す
ればよい。住所データ、第1作風データおよびオブジェ
クトデータ(見出し文データ、本文データ、差出人デー
タおよびイメージデータ)の入力はユーザインターフェ
ース131を介して行う。ユーザインターフェース13
1は、ユーザがディスプレイ127を見ながら入力手段
126により、住所データ、第1作風データおよびオブ
ジェクトデータを容易に入力できるようにする。なお、
本実施形態においては、ユーザが入力した作風データを
第1作風データ、ユーザが入力したオブジェクトデータ
から取得した作風データを第2作風データと呼んで区別
している。
【0030】見出し文データ、本文データおよび差出人
データは文字により構成されたオブジェクトデータであ
る。
データは文字により構成されたオブジェクトデータであ
る。
【0031】見出しデータとしては、例えば「謹賀新
年」、「賀正」、「迎春」などの年賀見出し、「引越し
ました」、「転居しました」などの挨拶見出し、その他
「元気?」、「○○○○のお知らせ」などが考えられ
る。
年」、「賀正」、「迎春」などの年賀見出し、「引越し
ました」、「転居しました」などの挨拶見出し、その他
「元気?」、「○○○○のお知らせ」などが考えられ
る。
【0032】本文データとしては、例えば「本年もよろ
しくお願いします。」、「お近くにお越しの際はぜひお
立ち寄りください。」、「きょうは、いいことなくて
…。ところで…」などが考えられる。常識的な範囲では
文字数の制限はしていない。
しくお願いします。」、「お近くにお越しの際はぜひお
立ち寄りください。」、「きょうは、いいことなくて
…。ところで…」などが考えられる。常識的な範囲では
文字数の制限はしていない。
【0033】差出人データは、差出人の名前等を示すデ
ータである。
ータである。
【0034】イメージデータは、例えば写真、図形等を
JPEG形式、TIFF形式、BMP形式等で表現した
データである。イメージデータは複数入力してもよい。
JPEG形式、TIFF形式、BMP形式等で表現した
データである。イメージデータは複数入力してもよい。
【0035】第1作風データとしては、例えば「かわい
く」、「派手に」、「楽しく」などの形容表現のほか、
「夏の花のイメージの挿入」、「動物のイメージの挿
入」、「写真を大きく」などが考えられる。第1作風デ
ータは複数入力してもよい。
く」、「派手に」、「楽しく」などの形容表現のほか、
「夏の花のイメージの挿入」、「動物のイメージの挿
入」、「写真を大きく」などが考えられる。第1作風デ
ータは複数入力してもよい。
【0036】住所データ、オブジェクトデータおよび第
1作風データは、あらかじめ画像データ生成装置101
に登録されているデータをユーザが選択できるようにす
ることができる。代表的な住所データ、オブジェクトデ
ータおよび第1作風データを登録しておき選択できるよ
うにしておけば、ユーザにとって便利である。また、選
択の対象となるオブジェクトデータと該オブジェクトデ
ータから取得する第2作風データをあらかじめ関連づけ
ておけば、第2作風データの取得もスムーズになる。本
実施形態においては、代表的な住所データ、オブジェク
トデータおよび第1作風データを、住所・オブジェクト
・第1作風データベース165に登録してある。
1作風データは、あらかじめ画像データ生成装置101
に登録されているデータをユーザが選択できるようにす
ることができる。代表的な住所データ、オブジェクトデ
ータおよび第1作風データを登録しておき選択できるよ
うにしておけば、ユーザにとって便利である。また、選
択の対象となるオブジェクトデータと該オブジェクトデ
ータから取得する第2作風データをあらかじめ関連づけ
ておけば、第2作風データの取得もスムーズになる。本
実施形態においては、代表的な住所データ、オブジェク
トデータおよび第1作風データを、住所・オブジェクト
・第1作風データベース165に登録してある。
【0037】本実施形態における画像データ生成装置1
01では、オブジェクトデータとして見出し文データ、
本文データ、差出人データおよびイメージデータを扱っ
ているが、その一部のみを扱えるようにしてもよいし、
その他のオブジェクトデータを扱えるようにしてもよ
い。例えば、生成する画像の配達先を表す住所(地図の
住所とは別に)のデータを、オブジェクトデータとして
入力できるようにしてもよい。そして、この配達先を表
す住所を画像に含めることができる。また、例えば本文
データ、差出人データをまとめて1つのデータとして扱
ってもよい。
01では、オブジェクトデータとして見出し文データ、
本文データ、差出人データおよびイメージデータを扱っ
ているが、その一部のみを扱えるようにしてもよいし、
その他のオブジェクトデータを扱えるようにしてもよ
い。例えば、生成する画像の配達先を表す住所(地図の
住所とは別に)のデータを、オブジェクトデータとして
入力できるようにしてもよい。そして、この配達先を表
す住所を画像に含めることができる。また、例えば本文
データ、差出人データをまとめて1つのデータとして扱
ってもよい。
【0038】地図データベース141には、地図データ
が住所データと対応して記憶されている。すなわち、住
所データから地図データを検索することができる。地図
データとしては、例えば、国土地理院発行の「空間デー
タ基盤」を用いることができる。
が住所データと対応して記憶されている。すなわち、住
所データから地図データを検索することができる。地図
データとしては、例えば、国土地理院発行の「空間デー
タ基盤」を用いることができる。
【0039】地図データ生成部143は、入力された住
所データに対応する地図データを地図データベース14
1から取り出す。地図データ生成部143には検索部1
45および合成部147が含まれる。検索部145は、
入力された住所(データ)をキーとして、地図データベ
ース141から対応する地図データを取り出す。合成部
147は、取り出された地図データを、大きさが可変で
ある一枚の画像データに変換する。この画像データの形
式としては、例えば、アドビシステムズ社のEPS(カ
プセル化ポストスクリプト)フォーマットが使用でき
る。この画像(地図)データは、画像データ生成部13
9に送られて、入力された住所に対応する地図を含む画
像のデータが生成されることになる。
所データに対応する地図データを地図データベース14
1から取り出す。地図データ生成部143には検索部1
45および合成部147が含まれる。検索部145は、
入力された住所(データ)をキーとして、地図データベ
ース141から対応する地図データを取り出す。合成部
147は、取り出された地図データを、大きさが可変で
ある一枚の画像データに変換する。この画像データの形
式としては、例えば、アドビシステムズ社のEPS(カ
プセル化ポストスクリプト)フォーマットが使用でき
る。この画像(地図)データは、画像データ生成部13
9に送られて、入力された住所に対応する地図を含む画
像のデータが生成されることになる。
【0040】第2作風データ取得部133は、オブジェ
クトデータおよび地図データ生成部143で生成された
地図データから第2作風データを取得する。見出し文デ
ータ、本文データおよび差出人データについては、例え
ば特定のキーワード(「新年」、「結婚」など)が含ま
れているかどうかを調べ、含まれている場合にはそのキ
ーワードを第2作風データとすることができる。本実施
形態においては、そのような特定のキーワードを第2作
風データベース167に登録してある。イメージデータ
については、例えばイメージデータの数、色調などを第
2作風データとすることができる。
クトデータおよび地図データ生成部143で生成された
地図データから第2作風データを取得する。見出し文デ
ータ、本文データおよび差出人データについては、例え
ば特定のキーワード(「新年」、「結婚」など)が含ま
れているかどうかを調べ、含まれている場合にはそのキ
ーワードを第2作風データとすることができる。本実施
形態においては、そのような特定のキーワードを第2作
風データベース167に登録してある。イメージデータ
については、例えばイメージデータの数、色調などを第
2作風データとすることができる。
【0041】地図データは、イメージデータの一種と考
えられるため、イメージデータと同様である。以下にお
いて、地図データは、基本的にイメージデータに含めて
考えるものとする。
えられるため、イメージデータと同様である。以下にお
いて、地図データは、基本的にイメージデータに含めて
考えるものとする。
【0042】レイアウトファイル選択部135は、第1
作風データおよび第2作風データに基づき、レイアウト
ライブラリ151からレイアウトファイルを1個選択
(決定)する。レイアウトファイルは、オブジェクトを
画像内に配置するためのデータが記載されたファイルで
ある。各レイアウトファイルには、基本レイアウトデー
タ、再配置手順データおよび選択用指標値データが含ま
れる。
作風データおよび第2作風データに基づき、レイアウト
ライブラリ151からレイアウトファイルを1個選択
(決定)する。レイアウトファイルは、オブジェクトを
画像内に配置するためのデータが記載されたファイルで
ある。各レイアウトファイルには、基本レイアウトデー
タ、再配置手順データおよび選択用指標値データが含ま
れる。
【0043】図3は、本実施形態に係る基本レイアウト
データの内容を説明するための図である。基本レイアウ
トデータは、オブジェクト間の位置関係および面積比、
画像全体に対する全オブジェクトの占める面積の割合、
各オブジェクトの縦横比、オブジェクトが文字により構
成されている場合には縦書きか横書きか等を指示するこ
とにより、画像内のオブジェクトの基本的な配置を決定
する。基本レイアウトデータにより、例えば図3に示す
ように、オブジェクト(見出し文、本文、差出人および
イメージ)の基本的な配置が決定される。ただし、オブ
ジェクトの配置は、オブジェクトの装飾により変更する
必要が生ずる場合があるので、最終的には、基本レイア
ウトデータにより決定された基本的配置通りに行われる
とは限らない。
データの内容を説明するための図である。基本レイアウ
トデータは、オブジェクト間の位置関係および面積比、
画像全体に対する全オブジェクトの占める面積の割合、
各オブジェクトの縦横比、オブジェクトが文字により構
成されている場合には縦書きか横書きか等を指示するこ
とにより、画像内のオブジェクトの基本的な配置を決定
する。基本レイアウトデータにより、例えば図3に示す
ように、オブジェクト(見出し文、本文、差出人および
イメージ)の基本的な配置が決定される。ただし、オブ
ジェクトの配置は、オブジェクトの装飾により変更する
必要が生ずる場合があるので、最終的には、基本レイア
ウトデータにより決定された基本的配置通りに行われる
とは限らない。
【0044】再配置手順データは、オブジェクトの装飾
によりオブジェクトの基本的配置を変更する必要が生じ
た場合に、オブジェクトを再配置する手順(指示)を記
載したデータである。例えば、あるオブジェクトの位置
やサイズが変更になったり、新たなオブジェクトが追加
されたりした場合に、他のオブジェクトを含めてどのよ
うに再配置を行うかを記載したデータである。再配置手
順データを用いることにより、オブジェクトが画像から
はみ出すことやオブジェクトが重複して表示されること
を防止することができる。
によりオブジェクトの基本的配置を変更する必要が生じ
た場合に、オブジェクトを再配置する手順(指示)を記
載したデータである。例えば、あるオブジェクトの位置
やサイズが変更になったり、新たなオブジェクトが追加
されたりした場合に、他のオブジェクトを含めてどのよ
うに再配置を行うかを記載したデータである。再配置手
順データを用いることにより、オブジェクトが画像から
はみ出すことやオブジェクトが重複して表示されること
を防止することができる。
【0045】再配置手順としては、例えば見出し文の面
積を大きくする場合に、見出し文の配置領域を上下左右
に広げること、右方向にのみ広げること等が考えられ
る。また、例えば見出し文の面積を大きくする場合に、
基本的配置で決定された面積比等を保とうとすると、オ
ブジェクト同士が重複してしまう場合がある。その場合
には例えば、見出し文以外のオブジェクトの面積をそれ
らのオブジェクトの面積比を保ちつつ小さくするという
手順をとることが考えられる。さらに、デザインの内容
によっては、面積を変えない方がよいオブジェクト、配
置位置を変えない方がよいオブジェクト、縦横比を変え
た方がよいオブジェクト等があるため、それらのオブジ
ェクトの特性を考慮して手順を決めることが考えられ
る。すなわち、再配置手順は、何を優先し、何を譲歩す
るかを考慮して決定される。
積を大きくする場合に、見出し文の配置領域を上下左右
に広げること、右方向にのみ広げること等が考えられ
る。また、例えば見出し文の面積を大きくする場合に、
基本的配置で決定された面積比等を保とうとすると、オ
ブジェクト同士が重複してしまう場合がある。その場合
には例えば、見出し文以外のオブジェクトの面積をそれ
らのオブジェクトの面積比を保ちつつ小さくするという
手順をとることが考えられる。さらに、デザインの内容
によっては、面積を変えない方がよいオブジェクト、配
置位置を変えない方がよいオブジェクト、縦横比を変え
た方がよいオブジェクト等があるため、それらのオブジ
ェクトの特性を考慮して手順を決めることが考えられ
る。すなわち、再配置手順は、何を優先し、何を譲歩す
るかを考慮して決定される。
【0046】選択用指標値データは、レイアウトファイ
ル選択部135が第1作風データおよび第2作風データ
に基づき、レイアウトライブラリ151からレイアウト
ファイルを選択する際の指標となるデータである。各レ
イアウトファイルの選択用指標値データには、例えば
「かわいい度」として指標値0〜100、「派手度」と
して指標値0〜100、「イメージ数」として指標値0
〜10(入力できるイメージの最大数が10の場合)が
含まれている。ただし、すべての第1作風データおよび
第2作風データについて、対応する指標値が含まれてい
るとは限らない。例えば、第1作風データとして「かわ
いく」が入力された場合には、基本的に「かわいい度」
の指標値が高いレイアウトファイルが関連度が高いもの
として選択されることになる。また例えば、第2作風デ
ータとして「イメージ数:1」が取得された場合には、
基本的に「イメージ数」の指標値が1のレイアウトファ
イルが関連度が高いものとして選択されることになる。
ル選択部135が第1作風データおよび第2作風データ
に基づき、レイアウトライブラリ151からレイアウト
ファイルを選択する際の指標となるデータである。各レ
イアウトファイルの選択用指標値データには、例えば
「かわいい度」として指標値0〜100、「派手度」と
して指標値0〜100、「イメージ数」として指標値0
〜10(入力できるイメージの最大数が10の場合)が
含まれている。ただし、すべての第1作風データおよび
第2作風データについて、対応する指標値が含まれてい
るとは限らない。例えば、第1作風データとして「かわ
いく」が入力された場合には、基本的に「かわいい度」
の指標値が高いレイアウトファイルが関連度が高いもの
として選択されることになる。また例えば、第2作風デ
ータとして「イメージ数:1」が取得された場合には、
基本的に「イメージ数」の指標値が1のレイアウトファ
イルが関連度が高いものとして選択されることになる。
【0047】複数の作風データが入力または取得された
場合には、基本的になるべく多くの作風が反映されるよ
うなレイアウトファイルが選択される。例えば、作風デ
ータごとに、その作風データと対応する選択用指標値デ
ータとを比較して関連度を求め、作風データの関連度の
総和が最大になるレイアウトファイルを選択すればよ
い。ここで、関連度に重み付けを行い、特定の作風デー
タが入力または取得された場合に、その作風データに関
連するレイアウトファイルが選択されやすくすることが
できる。また、ユーザが入力した複数の第1作風データ
の中に互いに矛盾するものや整合しないものがある場合
には、例えば先に入力された第1作風データを優先する
ようにすることができる。
場合には、基本的になるべく多くの作風が反映されるよ
うなレイアウトファイルが選択される。例えば、作風デ
ータごとに、その作風データと対応する選択用指標値デ
ータとを比較して関連度を求め、作風データの関連度の
総和が最大になるレイアウトファイルを選択すればよ
い。ここで、関連度に重み付けを行い、特定の作風デー
タが入力または取得された場合に、その作風データに関
連するレイアウトファイルが選択されやすくすることが
できる。また、ユーザが入力した複数の第1作風データ
の中に互いに矛盾するものや整合しないものがある場合
には、例えば先に入力された第1作風データを優先する
ようにすることができる。
【0048】レイアウトファイルは、オブジェクトの種
類や数に応じて用意しておいてもよいし、限られた数の
レイアウトファイルを用意しておき、レイアウトファイ
ルで予定していたオブジェクトに対して入力されたオブ
ジェクトが多かったり少なかったりした場合には再配置
手順データにより対応するようにしてもよい。
類や数に応じて用意しておいてもよいし、限られた数の
レイアウトファイルを用意しておき、レイアウトファイ
ルで予定していたオブジェクトに対して入力されたオブ
ジェクトが多かったり少なかったりした場合には再配置
手順データにより対応するようにしてもよい。
【0049】本実施形態においては、レイアウトファイ
ルの選択にランダムな要素を加えている。すなわち、入
力または取得された作風データとレイアウトファイルの
関連度を求め、関連度の高いn1個(n1は2以上の整
数)のレイアウトファイルの中から乱数を用いて1個を
選択するようにしている。このように乱数を用いること
により、関連度の最も高いレイアウトファイル、すなわ
ち作風が最も反映されたレイアウトファイルが常に選ば
れることがなくなる。これにより、画像データ生成装置
101は、同じオブジェクトデータおよび同じ作風デー
タの入力を受けても、異なるレイアウトファイルによる
様々な画像データを生成し得る。
ルの選択にランダムな要素を加えている。すなわち、入
力または取得された作風データとレイアウトファイルの
関連度を求め、関連度の高いn1個(n1は2以上の整
数)のレイアウトファイルの中から乱数を用いて1個を
選択するようにしている。このように乱数を用いること
により、関連度の最も高いレイアウトファイル、すなわ
ち作風が最も反映されたレイアウトファイルが常に選ば
れることがなくなる。これにより、画像データ生成装置
101は、同じオブジェクトデータおよび同じ作風デー
タの入力を受けても、異なるレイアウトファイルによる
様々な画像データを生成し得る。
【0050】関連度の高いn1個のレイアウトファイル
の中から乱数を用いて1つを選択する方法としては、例
えば、n1=4のとき、関連度が1番高いレイアウトフ
ァイルを選択する可能性が4/10に、関連度が2番目
に高いレイアウトファイルを選択する可能性が3/10
に、関連度が3番目に高いレイアウトファイルを選択す
る可能性が2/10に、関連度が4番目に高いレイアウ
トファイルを選択する可能性が1/10になるように乱
数を用いる方法がある。
の中から乱数を用いて1つを選択する方法としては、例
えば、n1=4のとき、関連度が1番高いレイアウトフ
ァイルを選択する可能性が4/10に、関連度が2番目
に高いレイアウトファイルを選択する可能性が3/10
に、関連度が3番目に高いレイアウトファイルを選択す
る可能性が2/10に、関連度が4番目に高いレイアウ
トファイルを選択する可能性が1/10になるように乱
数を用いる方法がある。
【0051】本実施形態においては、乱数を用いてレイ
アウトファイルを選択しているが、例えば乱数を用いず
に最も関連度の高いレイアウトファイルを常に選択する
ようにすることもできる。
アウトファイルを選択しているが、例えば乱数を用いず
に最も関連度の高いレイアウトファイルを常に選択する
ようにすることもできる。
【0052】装飾ファイル選択部137は、第1作風デ
ータおよび第2作風データに基づき、装飾ライブラリ
(フォント装飾ライブラリ153、文字装飾ライブラリ
155、色調装飾ライブラリ157、背景装飾ライブラ
リ159、イメージ装飾ライブラリ161およびレイア
ウト装飾ライブラリ163)からm個(mは1以上の整
数)の装飾ファイル(フォント装飾ファイル、文字装飾
ファイル、色調装飾ファイル、背景装飾ファイル、イメ
ージ装飾ファイルおよびレイアウト装飾ファイル)を選
択(決定)する。装飾ファイルは、オブジェクトを装飾
するための指示が記載されたファイルである。本実施形
態においては、6種類の装飾ファイルに基づきオブジェ
クトの装飾を行うが、その一部のみに基づき装飾を行う
ようにしてもよいし、その他の装飾ファイルに基づき装
飾を行うようにしてもよい。例えば、枠(枠線)を追加
する装飾ファイルに基づき装飾を行うようにしてもよ
い。
ータおよび第2作風データに基づき、装飾ライブラリ
(フォント装飾ライブラリ153、文字装飾ライブラリ
155、色調装飾ライブラリ157、背景装飾ライブラ
リ159、イメージ装飾ライブラリ161およびレイア
ウト装飾ライブラリ163)からm個(mは1以上の整
数)の装飾ファイル(フォント装飾ファイル、文字装飾
ファイル、色調装飾ファイル、背景装飾ファイル、イメ
ージ装飾ファイルおよびレイアウト装飾ファイル)を選
択(決定)する。装飾ファイルは、オブジェクトを装飾
するための指示が記載されたファイルである。本実施形
態においては、6種類の装飾ファイルに基づきオブジェ
クトの装飾を行うが、その一部のみに基づき装飾を行う
ようにしてもよいし、その他の装飾ファイルに基づき装
飾を行うようにしてもよい。例えば、枠(枠線)を追加
する装飾ファイルに基づき装飾を行うようにしてもよ
い。
【0053】フォント装飾ファイルには、文字により構
成されたオブジェクトのフォントを装飾するためのデー
タ(指示)が記載されており、例えば、見出し文、本文
および差出人の文字フォントのサイズ、書体、太字にす
るか否か等の指示が記載されている。
成されたオブジェクトのフォントを装飾するためのデー
タ(指示)が記載されており、例えば、見出し文、本文
および差出人の文字フォントのサイズ、書体、太字にす
るか否か等の指示が記載されている。
【0054】文字装飾ファイルには、文字により構成さ
れたオブジェクトの文字を装飾するための指示が記載さ
れており、例えば、「結婚」の文字の背後にハートマー
クをつけるファイルや、「手」という文字を手の図形に
置き換えるファイルがある。
れたオブジェクトの文字を装飾するための指示が記載さ
れており、例えば、「結婚」の文字の背後にハートマー
クをつけるファイルや、「手」という文字を手の図形に
置き換えるファイルがある。
【0055】色調装飾ファイルには、色調を変化させて
装飾するための指示が記載されており、例えば、見出し
文、本文、差出人、イメージおよび背景の色調の指示が
記載されている。
装飾するための指示が記載されており、例えば、見出し
文、本文、差出人、イメージおよび背景の色調の指示が
記載されている。
【0056】背景装飾ファイルには、背景(画像)を変
化させて装飾するための指示が記載されている。例え
ば、背景(画像)に対して回転、拡大、縮小、一部抽
出、カラーモード変換、色調補正(例えば、セピアカラ
ー化)、解像度処理(調整)、ぼかしの処理、モザイク
処理等の装飾を行う指示が記載されている。また、画像
のスーパーインポーズ(重ね合わせ(合成))により、
背景(画像)を生成することも考えられる。また、例え
ば、背景を唐草模様にするファイルや、背景を和紙のよ
うに見せるファイルがある。背景に模様がない状態を保
つというファイルを設けてもよい。
化させて装飾するための指示が記載されている。例え
ば、背景(画像)に対して回転、拡大、縮小、一部抽
出、カラーモード変換、色調補正(例えば、セピアカラ
ー化)、解像度処理(調整)、ぼかしの処理、モザイク
処理等の装飾を行う指示が記載されている。また、画像
のスーパーインポーズ(重ね合わせ(合成))により、
背景(画像)を生成することも考えられる。また、例え
ば、背景を唐草模様にするファイルや、背景を和紙のよ
うに見せるファイルがある。背景に模様がない状態を保
つというファイルを設けてもよい。
【0057】イメージ装飾ファイルには、イメージに対
して回転、拡大、縮小、一部抽出、カラーモード変換、
色調補正(例えば、セピアカラー化)、解像度処理(調
整)、ぼかしの処理、モザイク処理等の装飾を行う指
示、イメージのスーパーインポーズを行う指示、動画像
から静止画像を抽出する指示、イメージを追加して装飾
するための指示等が記載されている。動画像から抽出し
た静止画像は、例えば背景画像に用いることができる。
イメージを追加して装飾するための指示が記載されたフ
ァイルの例としては、猫の写真を追加するファイル、朝
日の写真を追加するファイル、桜の花を追加するファイ
ル、ひまわりの花を追加するファイルが挙げられる。
して回転、拡大、縮小、一部抽出、カラーモード変換、
色調補正(例えば、セピアカラー化)、解像度処理(調
整)、ぼかしの処理、モザイク処理等の装飾を行う指
示、イメージのスーパーインポーズを行う指示、動画像
から静止画像を抽出する指示、イメージを追加して装飾
するための指示等が記載されている。動画像から抽出し
た静止画像は、例えば背景画像に用いることができる。
イメージを追加して装飾するための指示が記載されたフ
ァイルの例としては、猫の写真を追加するファイル、朝
日の写真を追加するファイル、桜の花を追加するファイ
ル、ひまわりの花を追加するファイルが挙げられる。
【0058】レイアウト装飾ファイルには、レイアウト
を変更して装飾するための指示が記載されており、例え
ば、イメージの大きさを大きくするファイルや、本文を
オブジェクトの中で一番下に移動させるファイルがあ
る。
を変更して装飾するための指示が記載されており、例え
ば、イメージの大きさを大きくするファイルや、本文を
オブジェクトの中で一番下に移動させるファイルがあ
る。
【0059】各装飾ファイルには選択用指標値データが
含まれる。選択用指標値データは、装飾ファイル選択部
137が第1作風データおよび第2作風データに基づ
き、装飾ライブラリ(フォント装飾ライブラリ153
等)から装飾ファイル(フォント装飾ファイル等)を選
択する際の指標となるデータである。各装飾ファイルの
選択用指標値データとしては、例えば「かわいい度」と
して0〜100の指標値、「派手度」として0〜100
の指標値、「イメージ数」として0〜10(入力できる
イメージの最大数が10の場合)などが考えられる。た
だし、すべての第1作風データおよび第2作風データに
ついて、対応する指標値が含まれているとは限らない。
例えば、第1作風データとして「かわいく」が入力され
た場合には、基本的に「かわいい度」の指標値が高い装
飾ファイルが関連度が高いものとして選択されることに
なる。
含まれる。選択用指標値データは、装飾ファイル選択部
137が第1作風データおよび第2作風データに基づ
き、装飾ライブラリ(フォント装飾ライブラリ153
等)から装飾ファイル(フォント装飾ファイル等)を選
択する際の指標となるデータである。各装飾ファイルの
選択用指標値データとしては、例えば「かわいい度」と
して0〜100の指標値、「派手度」として0〜100
の指標値、「イメージ数」として0〜10(入力できる
イメージの最大数が10の場合)などが考えられる。た
だし、すべての第1作風データおよび第2作風データに
ついて、対応する指標値が含まれているとは限らない。
例えば、第1作風データとして「かわいく」が入力され
た場合には、基本的に「かわいい度」の指標値が高い装
飾ファイルが関連度が高いものとして選択されることに
なる。
【0060】各装飾ファイルの選択用指標値データとし
ては、例えば、第1作風データと直接結びつく「夏の
花」として1(該当する)か0(該当しない)、第2作
風データと直接結びつく「桜」として1(該当する)か
0(該当しない)なども考えられる。指標値は1と0の
2段階ではなく、より多段階にしてもよい。例えば、第
1作風データとして「夏の花」が入力され、ひまわりの
花を追加するイメージ装飾ファイルの「夏の花」の指標
値が1であれば、そのイメージ装飾ファイルは関連度が
高いことになる。また例えば、第2作風データとして
「桜」が取得され、桜の花を追加するイメージ装飾ファ
イルの「桜」の指標値が1であれば、そのイメージ装飾
ファイルは関連度が高いことになる。
ては、例えば、第1作風データと直接結びつく「夏の
花」として1(該当する)か0(該当しない)、第2作
風データと直接結びつく「桜」として1(該当する)か
0(該当しない)なども考えられる。指標値は1と0の
2段階ではなく、より多段階にしてもよい。例えば、第
1作風データとして「夏の花」が入力され、ひまわりの
花を追加するイメージ装飾ファイルの「夏の花」の指標
値が1であれば、そのイメージ装飾ファイルは関連度が
高いことになる。また例えば、第2作風データとして
「桜」が取得され、桜の花を追加するイメージ装飾ファ
イルの「桜」の指標値が1であれば、そのイメージ装飾
ファイルは関連度が高いことになる。
【0061】本実施形態においては、装飾ファイルの選
択にランダムな要素を加えている。すなわち、入力また
は取得された作風データと装飾ファイルの関連度を求
め、関連度の高いn2(n2は2以上の整数)個の装飾フ
ァイルの中から乱数を用いてm個を選択するようにして
いる。このように乱数を用いることにより、関連度の最
も高いm個の装飾ファイル、すなわち作風が最も反映さ
れたm個の装飾ファイルが常に選ばれることがなくな
る。これにより、画像データ生成装置101は、同じオ
ブジェクトデータおよび同じ作風データの入力を受けて
も、異なる装飾ファイルによる様々な画像データを生成
し得る。
択にランダムな要素を加えている。すなわち、入力また
は取得された作風データと装飾ファイルの関連度を求
め、関連度の高いn2(n2は2以上の整数)個の装飾フ
ァイルの中から乱数を用いてm個を選択するようにして
いる。このように乱数を用いることにより、関連度の最
も高いm個の装飾ファイル、すなわち作風が最も反映さ
れたm個の装飾ファイルが常に選ばれることがなくな
る。これにより、画像データ生成装置101は、同じオ
ブジェクトデータおよび同じ作風データの入力を受けて
も、異なる装飾ファイルによる様々な画像データを生成
し得る。
【0062】本実施形態においては、乱数を用いて装飾
ファイルを選択しているが、例えば乱数を用いずに最も
関連度の高い装飾ファイルを常に選択するようにするこ
ともできる。
ファイルを選択しているが、例えば乱数を用いずに最も
関連度の高い装飾ファイルを常に選択するようにするこ
ともできる。
【0063】本実施形態においては、装飾ファイルによ
る装飾により必要となり得るオブジェクトの再配置の手
順をレイアウトファイルに記載しているが、装飾ファイ
ル内に、その装飾により必要となり得るオブジェクトの
再配置の手順を記載しておき、これを用いるようにする
こともできる。
る装飾により必要となり得るオブジェクトの再配置の手
順をレイアウトファイルに記載しているが、装飾ファイ
ル内に、その装飾により必要となり得るオブジェクトの
再配置の手順を記載しておき、これを用いるようにする
こともできる。
【0064】画像データ生成部139は、入力されたオ
ブジェクトデータおよび地図データを、レイアウトファ
イル選択部135で選択されたレイアウトファイルに基
づき配置し、装飾ファイル選択部137で選択された装
飾ファイルに基づき装飾して画像データを生成する。レ
イアウトファイルおよび装飾ファイルは第1作風データ
および第2作風データに基づき選択されているので、生
成される画像データは第1作風データおよび第2作風デ
ータを反映したものとなる。
ブジェクトデータおよび地図データを、レイアウトファ
イル選択部135で選択されたレイアウトファイルに基
づき配置し、装飾ファイル選択部137で選択された装
飾ファイルに基づき装飾して画像データを生成する。レ
イアウトファイルおよび装飾ファイルは第1作風データ
および第2作風データに基づき選択されているので、生
成される画像データは第1作風データおよび第2作風デ
ータを反映したものとなる。
【0065】画像データ生成部139は、インタプリタ
形式の実行部である。したがって、オブジェクトデー
タ、地図データ、レイアウトファイルおよび装飾ファイ
ルは、あらかじめ定められた記述言語の文法に従った形
式で画像データ生成部に送られる。本実施形態において
は、記述言語としてプリンタ用ページ記述言語(例え
ば、東京電子設計社のWPL、又は国際規格としてのH
TML、XMLなど)を拡張した言語を用いている。画
像データ生成部139は、レイアウトファイルおよび装
飾ファイルの指示に関し、重複の解消等のため最適化を
行う。
形式の実行部である。したがって、オブジェクトデー
タ、地図データ、レイアウトファイルおよび装飾ファイ
ルは、あらかじめ定められた記述言語の文法に従った形
式で画像データ生成部に送られる。本実施形態において
は、記述言語としてプリンタ用ページ記述言語(例え
ば、東京電子設計社のWPL、又は国際規格としてのH
TML、XMLなど)を拡張した言語を用いている。画
像データ生成部139は、レイアウトファイルおよび装
飾ファイルの指示に関し、重複の解消等のため最適化を
行う。
【0066】図4は、本実施形態に係る画像データ生成
装置により得られる画像の例を示す図である。図4に示
す画像は、画像データ出力装置101に、見出し文デー
タとして「フリーマーケット開催」を、本文データとし
て「場所は○○公園、午前10時から始まります。」
を、差出人データとして「△△会」を、第1作風データ
として「楽しく」を入力し、さらに住所データを入力し
て得られた画像(データ)である。イメージデータは入
力していない。図4の画像には、入力された住所(デー
タ)に対応する地図が含まれている。また、図4の画像
においては、第1作風データの「楽しく」が、レイアウ
トファイルによる本文の配置(L字状の配置)という形
で反映されている。また、見出し文データから取得され
た第2作風データ「マーケット」が、文字装飾ファイル
による「マーケット」の文字の背後への店舗の付加とい
う形で反映されている。
装置により得られる画像の例を示す図である。図4に示
す画像は、画像データ出力装置101に、見出し文デー
タとして「フリーマーケット開催」を、本文データとし
て「場所は○○公園、午前10時から始まります。」
を、差出人データとして「△△会」を、第1作風データ
として「楽しく」を入力し、さらに住所データを入力し
て得られた画像(データ)である。イメージデータは入
力していない。図4の画像には、入力された住所(デー
タ)に対応する地図が含まれている。また、図4の画像
においては、第1作風データの「楽しく」が、レイアウ
トファイルによる本文の配置(L字状の配置)という形
で反映されている。また、見出し文データから取得され
た第2作風データ「マーケット」が、文字装飾ファイル
による「マーケット」の文字の背後への店舗の付加とい
う形で反映されている。
【0067】このように、本実施形態に係る画像データ
出力装置101によれば、地図を含む画像の作成におい
て、住所を入力することにより、対応する地図を含む画
像を得られることなどから、データ作成者の手間を少な
くすることができる。
出力装置101によれば、地図を含む画像の作成におい
て、住所を入力することにより、対応する地図を含む画
像を得られることなどから、データ作成者の手間を少な
くすることができる。
【0068】また、画像生成において、ユーザがオブジ
ェクトおよび地図の配置、装飾等の指示を行わなくても
すむので手間が軽減される。また、ユーザの意識を超え
た画像を生成することもできる。
ェクトおよび地図の配置、装飾等の指示を行わなくても
すむので手間が軽減される。また、ユーザの意識を超え
た画像を生成することもできる。
【0069】本実施形態においては、作風データに基づ
きオブジェクトおよび地図の配置および装飾を自動的に
行っているが、配置または装飾の一方のみを作風データ
に基づき自動的に行い、他方はユーザの指示に従って行
うようにすることもできる。また、画像の作風を入力、
取得せずに、すなわち、画像の作風を考慮せずに、画像
(データ)を生成することもできる。
きオブジェクトおよび地図の配置および装飾を自動的に
行っているが、配置または装飾の一方のみを作風データ
に基づき自動的に行い、他方はユーザの指示に従って行
うようにすることもできる。また、画像の作風を入力、
取得せずに、すなわち、画像の作風を考慮せずに、画像
(データ)を生成することもできる。
【0070】また、本実施形態においては、入力された
第1作風データ、ならびにオブジェクトおよび地図から
取得した第2作風データの双方を作風データとして用い
ているが、一方のみを用いるようにすることもできる。
第1作風データ、ならびにオブジェクトおよび地図から
取得した第2作風データの双方を作風データとして用い
ているが、一方のみを用いるようにすることもできる。
【0071】さらに、本実施形態においては、生成する
画像データは1つであるが、レイアウトファイルを2個
以上選択すること、1個のレイアウトファイルに対して
装飾ファイルの複数の組み合わせを適用すること等によ
り複数の画像データを生成するようにすることもでき
る。
画像データは1つであるが、レイアウトファイルを2個
以上選択すること、1個のレイアウトファイルに対して
装飾ファイルの複数の組み合わせを適用すること等によ
り複数の画像データを生成するようにすることもでき
る。
【0072】なお、本発明の処理対象となる画像データ
は、ポストスクリプト(登録商標)、ビットマップ等、
多様な形式に対応可能である。また、画像の装飾、レイ
アウト等は、デザインの品質低下や著しい差異を生じな
いようなものにすることが好ましい。さらに、画像の装
飾、レイアウト等に関し、文字情報の量や質に応じたレ
イアウトの用意などといった条件設定や禁則についても
十分考慮すべきである。
は、ポストスクリプト(登録商標)、ビットマップ等、
多様な形式に対応可能である。また、画像の装飾、レイ
アウト等は、デザインの品質低下や著しい差異を生じな
いようなものにすることが好ましい。さらに、画像の装
飾、レイアウト等に関し、文字情報の量や質に応じたレ
イアウトの用意などといった条件設定や禁則についても
十分考慮すべきである。
【0073】図5は、本実施形態に係る画像データ生成
装置の応用例を示す図である。画像データ生成装置10
1を図5のように応用すれば、ユーザは自分の端末で住
所データ等を入力することにより、該住所データに対応
する地図データ等に基づいた画像を、遠隔の友人等に提
供することができる。
装置の応用例を示す図である。画像データ生成装置10
1を図5のように応用すれば、ユーザは自分の端末で住
所データ等を入力することにより、該住所データに対応
する地図データ等に基づいた画像を、遠隔の友人等に提
供することができる。
【0074】図5の例を詳しく説明すると、まずユーザ
が携帯端末170(本実施形態では携帯用パーソナルコ
ンピュータ171および携帯電話173から構成され
る)に住所データ、第1作風データ、およびオブジェク
トデータ(見出し文データ、本文データ、差出人データ
およびイメージデータ)を入力する(上述のようにすべ
てのデータを入力しなくてもよい)。図5の例では、ユ
ーザが入力した住所データ等を、電子メールにより、コ
ンピュータ(例えば、パーソナルコンピュータ)の形態
をとる画像データ生成装置101に送信するようにして
いる。携帯用パーソナルコンピュータ171に、図2で
説明したユーザインタフェース131や住所・オブジェ
クト・第1作風データベース165と同じような機能を
持たせればデータの入力に便利である。
が携帯端末170(本実施形態では携帯用パーソナルコ
ンピュータ171および携帯電話173から構成され
る)に住所データ、第1作風データ、およびオブジェク
トデータ(見出し文データ、本文データ、差出人データ
およびイメージデータ)を入力する(上述のようにすべ
てのデータを入力しなくてもよい)。図5の例では、ユ
ーザが入力した住所データ等を、電子メールにより、コ
ンピュータ(例えば、パーソナルコンピュータ)の形態
をとる画像データ生成装置101に送信するようにして
いる。携帯用パーソナルコンピュータ171に、図2で
説明したユーザインタフェース131や住所・オブジェ
クト・第1作風データベース165と同じような機能を
持たせればデータの入力に便利である。
【0075】ユーザの端末として、図5の例では携帯端
末170、すなわち携帯用パーソナルコンピュータ17
1および携帯電話173を用いているが、例えば文字入
力機能を有する携帯電話単体等であってもよい。携帯端
末を用いれば、どこからでもデータを送ることができ
る。
末170、すなわち携帯用パーソナルコンピュータ17
1および携帯電話173を用いているが、例えば文字入
力機能を有する携帯電話単体等であってもよい。携帯端
末を用いれば、どこからでもデータを送ることができ
る。
【0076】ユーザが入力した住所データ等が含まれた
電子メールは、携帯電話173から基地局193に送ら
れる。さらに、インターネット、電話網等のネットワー
ク191、プロバイダ192等を介して画像データ生成
装置101に送られる。図5の例では、携帯用パーソナ
ルコンピュータ171および携帯電話173を用いて電
子メールを送信しているが、例えばデスクトップ型のパ
ーソナルコンピュータ(必要であればさらに非携帯用の
電話、モデム等)を用いて電子メールを送信するように
してもよい。
電子メールは、携帯電話173から基地局193に送ら
れる。さらに、インターネット、電話網等のネットワー
ク191、プロバイダ192等を介して画像データ生成
装置101に送られる。図5の例では、携帯用パーソナ
ルコンピュータ171および携帯電話173を用いて電
子メールを送信しているが、例えばデスクトップ型のパ
ーソナルコンピュータ(必要であればさらに非携帯用の
電話、モデム等)を用いて電子メールを送信するように
してもよい。
【0077】画像データ生成装置101は、送信されて
きた電子メールを受信する。ここで、画像データ生成装
置101は、インターフェース125等を介してネット
ワークと接続されているものとする。画像データ生成装
置101は、受信した電子メール内の住所データに対応
する地図データ等に基づき画像データを生成する。この
ようにして、画像データ生成装置101は、遠隔の端末
においてユーザが入力した住所データに対応する地図デ
ータ等に基づき画像データを生成することができる。住
所データ等を専ら通信により取得するようにするのであ
れば、画像データ生成装置101はユーザインターフェ
ース131を備えなくてもよい。
きた電子メールを受信する。ここで、画像データ生成装
置101は、インターフェース125等を介してネット
ワークと接続されているものとする。画像データ生成装
置101は、受信した電子メール内の住所データに対応
する地図データ等に基づき画像データを生成する。この
ようにして、画像データ生成装置101は、遠隔の端末
においてユーザが入力した住所データに対応する地図デ
ータ等に基づき画像データを生成することができる。住
所データ等を専ら通信により取得するようにするのであ
れば、画像データ生成装置101はユーザインターフェ
ース131を備えなくてもよい。
【0078】画像出力装置102は、画像データ生成装
置101により生成された画像データに基づき画像を出
力する。生成された画像は、例えば郵送により受取人で
ある友人等に送るようにすることができる。また、画像
データ生成装置101および画像出力装置102を、例
えばコンビニエンスストアに設置して、受取人である友
人等が受け取りに行くようにすることもできる。受取人
である友人等が画像データ生成装置101および画像出
力装置102を所有しているのであれば、郵送したり、
受け取りに行く必要はない。
置101により生成された画像データに基づき画像を出
力する。生成された画像は、例えば郵送により受取人で
ある友人等に送るようにすることができる。また、画像
データ生成装置101および画像出力装置102を、例
えばコンビニエンスストアに設置して、受取人である友
人等が受け取りに行くようにすることもできる。受取人
である友人等が画像データ生成装置101および画像出
力装置102を所有しているのであれば、郵送したり、
受け取りに行く必要はない。
【0079】画像データ生成装置101で生成された画
像データは、さらに他の端末(図5の例ではパーソナル
コンピュータ181、183)に送信することもでき
る。コンピュータ181、183は受信した画像データ
を画像出力装置182、184に出力する。換言すれ
ば、画像出力装置182、184は、コンピュータ18
1、183を介して画像データを受信する。画像出力装
置182、184は、その画像データに基づき画像を出
力する。このように画像データ生成装置101から遠隔
の端末(コンピュータ181、183)に画像データを
送信するようにすれば、受取人である友人等は画像デー
タ生成装置101を所有していなくても、手元の端末で
画像データを受信し、手元の画像出力装置で画像を出力
できる。
像データは、さらに他の端末(図5の例ではパーソナル
コンピュータ181、183)に送信することもでき
る。コンピュータ181、183は受信した画像データ
を画像出力装置182、184に出力する。換言すれ
ば、画像出力装置182、184は、コンピュータ18
1、183を介して画像データを受信する。画像出力装
置182、184は、その画像データに基づき画像を出
力する。このように画像データ生成装置101から遠隔
の端末(コンピュータ181、183)に画像データを
送信するようにすれば、受取人である友人等は画像デー
タ生成装置101を所有していなくても、手元の端末で
画像データを受信し、手元の画像出力装置で画像を出力
できる。
【0080】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、地
図を含む画像の作成において、作成者の手間を少なくす
ることができる。
図を含む画像の作成において、作成者の手間を少なくす
ることができる。
【0081】また、地図を含む画像の作成において、デ
ータの入力等に携帯端末等を利用して利便性を向上させ
ることができる。
ータの入力等に携帯端末等を利用して利便性を向上させ
ることができる。
【図1】本発明の実施形態に係る画像データ生成装置の
構成例を示すブロック図である。
構成例を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施形態に係る画像データ生成装置の
各機能を示す図である。
各機能を示す図である。
【図3】本発明の実施形態に係る基本レイアウトデータ
の内容を説明するための図である。
の内容を説明するための図である。
【図4】本発明の実施形態に係る画像データ生成装置に
より得られる画像の例を示す図である。
より得られる画像の例を示す図である。
【図5】本発明の実施形態に係る画像データ生成装置の
応用例を示す図である。
応用例を示す図である。
101 画像データ生成装置 102、182、184 画像出力装置 121 CPU 122 メモリ 125 インターフェース 126 入力手段 127 ディスプレイ 131 ユーザインターフェース 133 第2作風データ取得部 135 レイアウトファイル選択部 137 装飾ファイル選択部 139 画像データ生成部 141 地図データベース 143 地図データ生成部 145 検索部 147 合成部 151 レイアウトライブラリ 153 フォント装飾ライブラリ 155 文字装飾ライブラリ 157 色調装飾ライブラリ 159 背景装飾ライブラリ 161 イメージ装飾ライブラリ 163 レイアウト装飾ライブラリ 165 住所・オブジェクト・第1作風データベース 167 第2作風データベース 170 携帯端末 171 携帯用パーソナルコンピュータ 173 携帯電話 181、183 コンピュータ 191 ネットワーク 192 プロバイダ 193 基地局
Claims (12)
- 【請求項1】 画像データを生成する画像データ生成装
置であって、 住所データを含む入力データを取得する入力データ取得
手段と、 地図データを、住所データに対応させて記憶する地図デ
ータ記憶手段と、 前記入力データ取得手段により取得した住所データに対
応する地図データを前記地図データ記憶手段より取得
し、当該地図を含む画像のデータを生成する画像データ
生成手段とを備えたことを特徴とする画像データ生成装
置。 - 【請求項2】 前記入力データには、画像のオブジェク
トのデータも含まれ、前記画像データ生成手段は、前記
地図および前記オブジェクトを含む画像のデータを生成
することを特徴とする請求項1に記載の画像データ生成
装置。 - 【請求項3】 前記入力データには、画像の作風のデー
タも含まれ、前記画像データ生成手段は、前記作風を反
映した、前記地図および前記オブジェクトを含む画像の
データを生成することを特徴とする請求項1または2に
記載の画像データ生成装置。 - 【請求項4】 前記入力データ取得手段は、前記入力デ
ータを入力するデータ入力手段を有することを特徴とす
る請求項1ないし3のいずれかに記載の画像データ生成
装置。 - 【請求項5】 前記入力データ取得手段は、遠隔の端末
で入力された前記入力データを通信により取得すること
を特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の画像
データ生成装置。 - 【請求項6】 請求項1ないし5のいずれかに記載の画
像データ生成装置と、 該画像データ生成装置により生成された画像データに基
づき画像を出力する画像出力装置とを備えたことを特徴
とする画像出力システム。 - 【請求項7】 請求項1ないし5のいずれかに記載の画
像データ生成装置と、 前記入力データを取得し、該入力データを前記画像デー
タ生成装置に送信する端末と、 前記画像データ生成装置により生成された画像データを
受信し、該画像データに基づき画像を出力する画像出力
装置とを備えたことを特徴とする画像出力システム。 - 【請求項8】 住所データを含む入力データを取得する
入力データ取得手段と、 前記入力データ取得手段により取得した入力データを送
信する送信手段とを備えたことを特徴とする端末。 - 【請求項9】 画像データを生成する画像データ生成方
法であって、 住所データを含む入力データを取得する入力データ取得
ステップと、 地図データを、住所データに対応させて記憶する地図デ
ータ記憶手段より、前記入力データ取得ステップにより
取得した住所データに対応する地図データを取得し、当
該地図を含む画像のデータを生成する画像データ生成ス
テップとを備えることを特徴とする画像データ生成方
法。 - 【請求項10】 画像データ生成装置と画像出力装置と
を備えた画像出力システムにおける画像出力方法であっ
て、 前記画像データ生成装置において、住所データを含む入
力データを取得する入力データ取得ステップと、 前記画像データ生成装置において、地図データを、住所
データに対応させて記憶する地図データ記憶手段より、
前記入力データ取得ステップにより取得した住所データ
に対応する地図データを取得し、当該地図を含む画像の
データを生成する画像データ生成ステップと、 前記画像出力装置において、前記生成された画像データ
に基づき画像を出力する画像出力ステップとを備えるこ
とを特徴とする画像出力方法。 - 【請求項11】 端末と画像データ生成装置と画像出力
装置とを備えた画像出力システムにおける画像出力方法
であって、 前記端末において、住所データを含む入力データを取得
する入力データ取得ステップと、 前記入力データを、前記端末から前記画像データ生成装
置に送信するステップと、 前記画像データ生成装置において、地図データを、住所
データに対応させて記憶する地図データ記憶手段より、
前記入力データ取得ステップにより取得した住所データ
に対応する地図データを取得し、当該地図を含む画像の
データを生成する画像データ生成ステップと、 前記生成された画像データを、前記画像データ生成装置
から前記画像出力装置に送信するステップと、 前記画像出力装置において、前記生成された画像データ
に基づき画像を出力する画像出力ステップとを備えるこ
とを特徴とする画像出力方法。 - 【請求項12】 請求項9に記載の画像データ生成方法
をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコン
ピュータ読み取り可能な記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000202653A JP2002024843A (ja) | 2000-07-04 | 2000-07-04 | 画像データ生成装置、画像出力システム、端末、画像データ生成方法、画像出力方法および記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000202653A JP2002024843A (ja) | 2000-07-04 | 2000-07-04 | 画像データ生成装置、画像出力システム、端末、画像データ生成方法、画像出力方法および記録媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002024843A true JP2002024843A (ja) | 2002-01-25 |
Family
ID=18700148
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000202653A Pending JP2002024843A (ja) | 2000-07-04 | 2000-07-04 | 画像データ生成装置、画像出力システム、端末、画像データ生成方法、画像出力方法および記録媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002024843A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105046024A (zh) * | 2015-08-28 | 2015-11-11 | 深圳四维集思技术服务有限公司 | 一种油气管道竣工测量图的形成装置和形成方法 |
-
2000
- 2000-07-04 JP JP2000202653A patent/JP2002024843A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105046024A (zh) * | 2015-08-28 | 2015-11-11 | 深圳四维集思技术服务有限公司 | 一种油气管道竣工测量图的形成装置和形成方法 |
CN105046024B (zh) * | 2015-08-28 | 2018-04-06 | 深圳四维集思技术服务有限公司 | 一种油气管道竣工测量图的形成装置和形成方法 |
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