JP2001121775A - 画像データ生成装置、画像出力システムおよび端末 - Google Patents

画像データ生成装置、画像出力システムおよび端末

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JP2001121775A
JP2001121775A JP2000099983A JP2000099983A JP2001121775A JP 2001121775 A JP2001121775 A JP 2001121775A JP 2000099983 A JP2000099983 A JP 2000099983A JP 2000099983 A JP2000099983 A JP 2000099983A JP 2001121775 A JP2001121775 A JP 2001121775A
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image data
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JP2000099983A
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English (en)
Inventor
Akihiro Fujiyukimoku
昭博 藤之木
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Canon I Tech Inc
Original Assignee
Tokyo Denshi Sekkei KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像生成において、ユーザによるオブジェク
ト(文、イメージ等)の配置、装飾等の指示の必要性を
なくし、手間を軽減する。 【解決手段】 画像のオブジェクトデータおよび画像の
(第1)作風データを入力する。第2作風データ取得部
133はオブジェクトデータから(第2)作風データを
取得する。レイアウトライブラリ151には、画像内に
おけるオブジェクトの配置を決定するためのレイアウト
ファイルが記憶されており、レイアウトファイル選択部
135は作風データに基づきレイアウトファイルを選択
する。装飾ライブラリ153〜163には、オブジェク
トの装飾を決定するための装飾ファイルが記憶されてお
り、装飾ファイル選択部137は作風データに基づき装
飾ファイルを選択する。画像データ生成部139は、選
択されたレイアウトファイルおよび装飾ファイルに基づ
きオブジェクトを配置および装飾した画像データを生成
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像データ生成装
置および該装置を備えた画像出力システム、ならびに端
末に関し、例えば画像のオブジェクト(文、イメージ
等)および画像の作風を入力すると、その作風を反映し
た、オブジェクトを含む画像のデータを生成する画像デ
ータ生成装置および該装置を備えた画像出力システムに
関する。なお、本明細書における画像は、図形、絵(イ
ラスト)、写真など所謂狭義の画像のほか、文字、数字
などのキャラクタを含む概念であり、文字のみからなる
画像、イラストのみからなる画像、文字とイラストから
なる画像などを含む。
【0002】
【従来の技術】従来の画像(データ)の生成では、ユー
ザから与えられた指示通りにオブジェクトの配置、装飾
等を行って画像を生成するだけであり、画像の作風を考
慮して、オブジェクトを自動的に配置したり、自動的に
装飾したりすることはしていなかった。したがって、ユ
ーザは意図した作風に従ってオブジェクトの配置、装飾
等の指示を行い、画像を生成していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、オブジェクト
の配置、装飾等について、ユーザがすべて指示するので
は手間がかかる。ユーザがオブジェクトの配置、装飾等
について指示操作を行う際にはディスプレイ等を見なが
ら行うのが一般的であるが、ディスプレイ等の小さい携
帯機器をはじめとする小型機器等においては、オブジェ
クトのすべてを表示できない等の理由により、ユーザに
よる指示操作により手間がかかる。
【0004】また、ユーザの指示通りに画像を生成する
のでは、ユーザの意識を超えた画像を生成することはで
きない。
【0005】そこで、本発明の目的は、例えば画像のオ
ブジェクトおよび画像の作風を入力すると、その作風を
反映した、オブジェクトを含む画像のデータを生成する
画像データ生成装置および該装置を備えた画像出力シス
テムを提供することである。
【0006】これにより、画像生成において、ユーザが
オブジェクトの配置、装飾等の指示を行わなくてもすむ
ので手間が軽減される。この効果は例えば小型機器を用
いる場合に大きい。また、ユーザの意識を超えた画像を
生成することもできる。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明に係る画像データ生成装置は、画像データ
を生成する画像データ生成装置であって、画像のオブジ
ェクトのデータを取得するオブジェクトデータ取得手段
と、画像の作風のデータを取得する作風データ取得手段
と、前記作風を反映した、前記オブジェクトを含む画像
のデータを生成する画像データ生成手段とを備える。
【0008】ここで、画像内における前記オブジェクト
の配置を決定するための配置データを記憶しておく配置
データ記憶手段をさらに備え、前記画像データ生成手段
は、前記作風データに基づき前記オブジェクトの配置に
用いる配置データを決定し、該配置データに基づき前記
オブジェクトを配置した画像のデータを生成するものと
することができる。
【0009】さらに、前記画像データ生成手段は、前記
配置データの決定にランダムな要素を加えることができ
る。
【0010】ここで、前記オブジェクトを装飾するため
の装飾データを記憶しておく装飾データ記憶手段をさら
に備え、前記画像データ生成手段は、前記作風データに
基づき前記オブジェクトの装飾に用いる装飾データを決
定し、該装飾データに基づき前記オブジェクトを装飾し
た画像のデータを生成するものとすることができる。
【0011】さらに、前記画像データ生成手段は、前記
装飾データの決定にランダムな要素を加えることができ
る。
【0012】ここで、前記オブジェクトデータ取得手段
は、前記オブジェクトデータを入力するオブジェクトデ
ータ入力手段を有するものとすることができる。
【0013】また、前記オブジェクトデータ取得手段
は、遠隔の端末で入力された前記オブジェクトデータを
通信により取得するようにすることができる。
【0014】ここで、前記作風データ取得手段は、前記
作風データを入力する作風データ入力手段を有するもの
とすることができる。
【0015】また、前記作風データ取得手段は、遠隔の
端末で入力された前記作風データを通信により取得する
ようにすることができる。
【0016】また、前記作風データ取得手段は、前記作
風データを前記オブジェクトデータから取得するものと
することができる。
【0017】ここで、前記画像データ生成手段により生
成された画像データを遠隔の端末に送信する送信手段を
さらに備えるものとすることができる。
【0018】本発明に係る画像出力システムは、上記画
像データ生成装置と、該画像データ生成装置により生成
された画像データに基づき画像を出力する画像出力装置
とを備える。
【0019】本発明に係る別の画像出力システムは、上
記画像データ生成装置と、前記画像のオブジェクトのデ
ータ、および前記画像の作風のデータを取得し、該オブ
ジェクトデータ、および該作風データを前記画像データ
生成装置に送信する端末と、前記画像データ生成装置に
より生成された画像データを受信し、該画像データに基
づき画像を出力する画像出力装置とを備える。
【0020】本発明に係る端末は、画像のオブジェクト
のデータ、および画像の作風のデータを取得する手段
と、前記オブジェクトデータ、および前記作風データ
を、画像データを生成する画像データ生成装置に送信す
る手段とを備える。
【0021】本発明に係る画像データ生成方法は、画像
データを生成する画像データ生成方法であって、画像の
オブジェクトのデータを取得するステップと、画像の作
風のデータを取得するステップと、前記作風を反映し
た、前記オブジェクトを含む画像のデータを生成するス
テップとを備える。
【0022】本発明に係る画像出力方法は、画像データ
生成装置と画像出力装置とを備えた画像出力システムに
おける画像出力方法であって、前記画像データ生成装置
において、画像のオブジェクトのデータ、および画像の
作風のデータを取得するステップと、前記画像データ生
成装置において、前記作風を反映した、前記オブジェク
トを含む画像のデータを生成する画像データ生成ステッ
プと、前記画像出力装置において、前記生成された画像
データに基づき画像を出力するステップとを備える。
【0023】本発明に係る別の画像出力方法は、端末と
画像データ生成装置と画像出力装置とを備えた画像出力
システムにおける画像出力方法であって、前記端末にお
いて、画像のオブジェクトのデータ、および画像の作風
のデータを取得するステップと、前記オブジェクトデー
タ、および前記作風データを、前記端末から前記画像デ
ータ生成装置に送信するステップと、前記画像データ生
成装置において、前記作風を反映した、前記オブジェク
トを含む画像のデータを生成する画像データ生成ステッ
プと、前記生成された画像データを、前記画像データ生
成装置から前記画像出力装置に送信するステップと、前
記画像出力装置において、前記生成された画像データに
基づき画像を出力するステップとを備える。
【0024】本発明に係るコンピュータ読み取り可能な
記録媒体は、上記画像データ生成方法をコンピュータに
実行させるプログラムを記録している。
【0025】以上の構成によれば、画像生成において、
ユーザがオブジェクトの配置、装飾等の指示を行わなく
てもすむので手間が軽減される。この効果は例えば小型
機器を用いる場合に大きい。また、ユーザの意識を超え
た画像を生成することもできる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を詳しく説明する。
【0027】図1は、本発明の実施形態に係る画像デー
タ生成装置の構成例を示すブロック図である。本実施形
態に係る画像データ生成装置101は、CPU121、
メモリ122、インターフェース125、入力手段12
6およびディスプレイ127を備え、例えば、パーソナ
ルコンピュータの形態をとることができる。
【0028】CPU121は、マイクロプロセッサの形
態をとることができ、各種の制御を行う。
【0029】メモリ122には、ユーザインターフェー
ス131、第2作風データ取得部133、レイアウトフ
ァイル選択部135、装飾ファイル選択部137および
画像データ生成部139の処理を行うためのプログラム
が格納されている。また、レイアウトライブラリ15
1、フォント装飾ライブラリ153、文字装飾ライブラ
リ155、色調装飾ライブラリ157、背景装飾ライブ
ラリ159、イメージ装飾ライブラリ161およびレイ
アウト装飾ライブラリ163内のファイル、ならびにオ
ブジェクト・第1作風データベース165および第2作
風データベース167内のデータも格納されている。こ
れらのプログラム、ファイルおよびデータは、あらかじ
めメモリ122、ハードディスク等に記憶されているも
のとしてもよいし、フロッピー(登録商標)ディスク、
CD−ROM等に記憶され、実行前にメモリ122、ハ
ードディスク等に読み込まれるものとしてもよい。本実
施形態において、ユーザインターフェース131、第2
作風データ取得部133、レイアウト選択部135、装
飾ファイル選択部137および画像データ生成部139
はソフトウェアにより実現されているが、その全部また
は一部をハードウェアにより実現することもできる。
【0030】画像データ生成装置101は、インターフ
ェース125を介して画像データを画像出力装置102
に送信する。画像出力装置102はプリンタの形態をと
ることができ、受信した画像データに基づき画像を出力
する。
【0031】入力手段126は、例えばキーボードおよ
びマウスである。ディスプレイ127はデータの入出力
等の際に用いられる。
【0032】図2は、本実施形態に係る画像データ生成
装置の各機能を示す図である。本実施形態に係る画像デ
ータ生成装置101は、画像のオブジェクトのデータ、
および画像の作風のデータの入力を受ける。画像の作風
は入力されたオブジェクトからも取得する。そして、入
力された作風およびオブジェクトから取得した作風を反
映した、オブジェクトを含む画像のデータを生成する。
【0033】ユーザは、画像の作風のデータとして第1
作風データを画像データ生成装置101に入力すること
ができる。また、画像のオブジェクトのデータとして見
出し文データ、本文データ、差出人データおよびイメー
ジデータを入力することができる。ただし、ユーザは、
第1作風データ、見出し文データ、本文データ、差出人
データおよびイメージデータのすべてを入力する必要は
なく、画像に反映させたいもののみを入力すればよい。
第1作風データおよびオブジェクトデータ(見出し文デ
ータ、本文データ、差出人データおよびイメージデー
タ)の入力はユーザインターフェース131を介して行
う。ユーザインターフェース131は、ユーザがディス
プレイ127を見ながら入力手段126により、第1作
風データおよびオブジェクトデータを容易に入力できる
ようにする。なお、本実施形態においては、ユーザが入
力した作風データを第1作風データ、ユーザが入力した
オブジェクトデータから取得した作風データを第2作風
データと呼んで区別している。
【0034】見出し文データ、本文データおよび差出人
データは文字により構成されたオブジェクトデータであ
る。
【0035】見出しデータとしては、例えば「謹賀新
年」、「賀正」、「迎春」などの年賀見出し、「引越し
ました」、「転居しました」などの挨拶見出し、その他
「元気?」、「○○○○のお知らせ」などが考えられ
る。
【0036】本文データとしては、例えば「本年もよろ
しくお願いします。」、「お近くにお越しの際はぜひお
立ち寄りください。」、「きょうは、いいことなくて
…。ところで…」などが考えられる。常識的な範囲では
文字数の制限はしていない。
【0037】差出人データは、差出人の名前等を示すデ
ータである。
【0038】イメージデータは、例えば写真、図形等を
JPEG形式、TIFF形式、BMP形式等で表現した
データである。イメージデータは複数入力してもよい。
【0039】第1作風データとしては、例えば「かわい
く」、「派手に」、「楽しく」などの形容表現のほか、
「夏の花のイメージの挿入」、「動物のイメージの挿
入」、「写真を大きく」などが考えられる。第1作風デ
ータは複数入力してもよい。
【0040】オブジェクトデータおよび第1作風データ
は、あらかじめ画像データ生成装置101に登録されて
いるデータをユーザが選択できるようにすることができ
る。代表的なオブジェクトデータおよび第1作風データ
を登録しておき選択できるようにしておけば、ユーザに
とって便利である。また、選択の対象となるオブジェク
トデータと該オブジェクトデータから取得する第2作風
データをあらかじめ関連づけておけば、第2作風データ
の取得もスムーズになる。本実施形態においては、代表
的なオブジェクトデータおよび第1作風データを、オブ
ジェクト・第1作風データベース165に登録してあ
る。
【0041】本実施形態における画像データ生成装置1
01では、オブジェクトデータとして見出し文データ、
本文データ、差出人データおよびイメージデータを扱っ
ているが、その一部のみを扱えるようにしてもよいし、
その他のオブジェクトデータを扱えるようにしてもよ
い。また、例えば本文データ、差出人データをまとめて
1つのデータとして扱ってもよい。
【0042】第2作風データ取得部133は、オブジェ
クトデータから第2作風データを取得する。見出し文デ
ータ、本文データおよび差出人データについては、例え
ば特定のキーワード(「新年」、「結婚」など)が含ま
れているかどうかを調べ、含まれている場合にはそのキ
ーワードを第2作風データとすることができる。本実施
形態においては、そのような特定のキーワードを第2作
風データベース167に登録してある。イメージデータ
については、例えばイメージデータの数、色調などを第
2作風データとすることができる。
【0043】レイアウトファイル選択部135は、第1
作風データおよび第2作風データに基づき、レイアウト
ライブラリ151からレイアウトファイルを1個選択
(決定)する。レイアウトファイルは、オブジェクトを
画像内に配置するためのデータが記載されたファイルで
ある。各レイアウトファイルには、基本レイアウトデー
タ、再配置手順データおよび選択用指標値データが含ま
れる。
【0044】図3は、本実施形態に係る基本レイアウト
データの内容を説明するための図である。基本レイアウ
トデータは、オブジェクト間の位置関係および面積比、
画像全体に対する全オブジェクトの占める面積の割合、
各オブジェクトの縦横比、オブジェクトが文字により構
成されている場合には縦書きか横書きか等を指示するこ
とにより、画像内のオブジェクトの基本的な配置を決定
する。基本レイアウトデータにより、例えば図3に示す
ように、オブジェクト(見出し文、本文、差出人および
イメージ)の基本的な配置が決定される。ただし、オブ
ジェクトの配置は、オブジェクトの装飾により変更する
必要が生ずる場合があるので、最終的には、基本レイア
ウトデータにより決定された基本的配置通りに行われる
とは限らない。
【0045】再配置手順データは、オブジェクトの装飾
によりオブジェクトの基本的配置を変更する必要が生じ
た場合に、オブジェクトを再配置する手順(指示)を記
載したデータである。例えば、あるオブジェクトの位置
やサイズが変更になったり、新たなオブジェクトが追加
されたりした場合に、他のオブジェクトを含めてどのよ
うに再配置を行うかを記載したデータである。再配置手
順データを用いることにより、オブジェクトが画像から
はみ出すことやオブジェクトが重複して表示されること
を防止することができる。
【0046】再配置手順としては、例えば見出し文の面
積を大きくする場合に、見出し文の配置領域を上下左右
に広げること、右方向にのみ広げること等が考えられ
る。また、例えば見出し文の面積を大きくする場合に、
基本的配置で決定された面積比等を保とうとすると、オ
ブジェクト同士が重複してしまう場合がある。その場合
には例えば、見出し文以外のオブジェクトの面積をそれ
らのオブジェクトの面積比を保ちつつ小さくするという
手順をとることが考えられる。さらに、デザインの内容
によっては、面積を変えない方がよいオブジェクト、配
置位置を変えない方がよいオブジェクト、縦横比を変え
た方がよいオブジェクト等があるため、それらのオブジ
ェクトの特性を考慮して手順を決めることが考えられ
る。すなわち、再配置手順は、何を優先し、何を譲歩す
るかを考慮して決定される。
【0047】選択用指標値データは、レイアウトファイ
ル選択部135が第1作風データおよび第2作風データ
に基づき、レイアウトライブラリ151からレイアウト
ファイルを選択する際の指標となるデータである。各レ
イアウトファイルの選択用指標値データには、例えば
「かわいい度」として指標値0〜100、「派手度」と
して指標値0〜100、「イメージ数」として指標値0
〜10(入力できるイメージの最大数が10の場合)が
含まれている。ただし、すべての第1作風データおよび
第2作風データについて、対応する指標値が含まれてい
るとは限らない。例えば、第1作風データとして「かわ
いく」が入力された場合には、基本的に「かわいい度」
の指標値が高いレイアウトファイルが関連度が高いもの
として選択されることになる。また例えば、第2作風デ
ータとして「イメージ数:1」が取得された場合には、
基本的に「イメージ数」の指標値が1のレイアウトファ
イルが関連度が高いものとして選択されることになる。
【0048】複数の作風データが入力または取得された
場合には、基本的になるべく多くの作風が反映されるよ
うなレイアウトファイルが選択される。例えば、作風デ
ータごとに、その作風データと対応する選択用指標値デ
ータとを比較して関連度を求め、作風データの関連度の
総和が最大になるレイアウトファイルを選択すればよ
い。ここで、関連度に重み付けを行い、特定の作風デー
タが入力または取得された場合に、その作風データに関
連するレイアウトファイルが選択されやすくすることが
できる。また、ユーザが入力した複数の第1作風データ
の中に互いに矛盾するものや整合しないものがある場合
には、例えば先に入力された第1作風データを優先する
ようにすることができる。
【0049】レイアウトファイルは、オブジェクトの種
類や数に応じて用意しておいてもよいし、限られた数の
レイアウトファイルを用意しておき、レイアウトファイ
ルで予定していたオブジェクトに対して入力されたオブ
ジェクトが多かったり少なかったりした場合には再配置
手順データにより対応するようにしてもよい。
【0050】本実施形態においては、レイアウトファイ
ルの選択にランダムな要素を加えている。すなわち、入
力または取得された作風データとレイアウトファイルの
関連度を求め、関連度の高いn1個(n1は2以上の整
数)のレイアウトファイルの中から乱数を用いて1個を
選択するようにしている。このように乱数を用いること
により、関連度の最も高いレイアウトファイル、すなわ
ち作風が最も反映されたレイアウトファイルが常に選ば
れることがなくなる。これにより、画像データ生成装置
101は、同じオブジェクトデータおよび同じ作風デー
タの入力を受けても、異なるレイアウトファイルによる
様々な画像データを生成し得る。
【0051】関連度の高いn1個のレイアウトファイル
の中から乱数を用いて1つを選択する方法としては、例
えば、n1=4のとき、関連度が1番高いレイアウトフ
ァイルを選択する可能性が4/10に、関連度が2番目
に高いレイアウトファイルを選択する可能性が3/10
に、関連度が3番目に高いレイアウトファイルを選択す
る可能性が2/10に、関連度が4番目に高いレイアウ
トファイルを選択する可能性が1/10になるように乱
数を用いる方法がある。
【0052】本実施形態においては、乱数を用いてレイ
アウトファイルを選択しているが、例えば乱数を用いず
に最も関連度の高いレイアウトファイルを常に選択する
ようにすることもできる。
【0053】装飾ファイル選択部137は、第1作風デ
ータおよび第2作風データに基づき、装飾ライブラリ
(フォント装飾ライブラリ153、文字装飾ライブラリ
155、色調装飾ライブラリ157、背景装飾ライブラ
リ159、イメージ装飾ライブラリ161およびレイア
ウト装飾ライブラリ163)からm個(mは1以上の整
数)の装飾ファイル(フォント装飾ファイル、文字装飾
ファイル、色調装飾ファイル、背景装飾ファイル、イメ
ージ装飾ファイルおよびレイアウト装飾ファイル)を選
択(決定)する。装飾ファイルは、オブジェクトを装飾
するための指示が記載されたファイルである。本実施形
態においては、6種類の装飾ファイルに基づきオブジェ
クトの装飾を行うが、その一部のみに基づき装飾を行う
ようにしてもよいし、その他の装飾ファイルに基づき装
飾を行うようにしてもよい。例えば、枠(枠線)を追加
する装飾ファイルに基づき装飾を行うようにしてもよ
い。
【0054】フォント装飾ファイルには、文字により構
成されたオブジェクトのフォントを装飾するためのデー
タ(指示)が記載されており、例えば、見出し文、本文
および差出人の文字フォントのサイズ、書体、太字にす
るか否か等の指示が記載されている。
【0055】文字装飾ファイルには、文字により構成さ
れたオブジェクトの文字を装飾するための指示が記載さ
れており、例えば、「結婚」の文字の背後にハートマー
クをつけるファイルや、「手」という文字を手の図形に
置き換えるファイルがある。
【0056】色調装飾ファイルには、色調を変化させて
装飾するための指示が記載されており、例えば、見出し
文、本文、差出人、イメージおよび背景の色調の指示が
記載されている。
【0057】背景装飾ファイルには、背景(画像)を変
化させて装飾するための指示が記載されている。例え
ば、背景(画像)に対して回転、拡大、縮小、一部抽
出、カラーモード変換、色調補正(例えば、セピアカラ
ー化)、解像度処理(調整)、ぼかしの処理、モザイク
処理等の装飾を行う指示が記載されている。また、画像
のスーパーインポーズ(重ね合わせ(合成))により、
背景(画像)を生成することも考えられる。また、例え
ば、背景を唐草模様にするファイルや、背景を和紙のよ
うに見せるファイルがある。背景に模様がない状態を保
つというファイルを設けてもよい。
【0058】イメージ装飾ファイルには、イメージに対
して回転、拡大、縮小、一部抽出、カラーモード変換、
色調補正(例えば、セピアカラー化)、解像度処理(調
整)、ぼかしの処理、モザイク処理等の装飾を行う指
示、イメージのスーパーインポーズを行う指示、動画像
から静止画像を抽出する指示、イメージを追加して装飾
するための指示等が記載されている。動画像から抽出し
た静止画像は、例えば背景画像に用いることができる。
イメージを追加して装飾するための指示が記載されたフ
ァイルの例としては、猫の写真を追加するファイル、朝
日の写真を追加するファイル、桜の花を追加するファイ
ル、ひまわりの花を追加するファイルが挙げられる。
【0059】レイアウト装飾ファイルには、レイアウト
を変更して装飾するための指示が記載されており、例え
ば、イメージの大きさを大きくするファイルや、本文を
オブジェクトの中で一番下に移動させるファイルがあ
る。
【0060】各装飾ファイルには選択用指標値データが
含まれる。選択用指標値データは、装飾ファイル選択部
137が第1作風データおよび第2作風データに基づ
き、装飾ライブラリ(フォント装飾ライブラリ153
等)から装飾ファイル(フォント装飾ファイル等)を選
択する際の指標となるデータである。各装飾ファイルの
選択用指標値データとしては、例えば「かわいい度」と
して0〜100の指標値、「派手度」として0〜100
の指標値、「イメージ数」として0〜10(入力できる
イメージの最大数が10の場合)などが考えられる。た
だし、すべての第1作風データおよび第2作風データに
ついて、対応する指標値が含まれているとは限らない。
例えば、第1作風データとして「かわいく」が入力され
た場合には、基本的に「かわいい度」の指標値が高い装
飾ファイルが関連度が高いものとして選択されることに
なる。
【0061】各装飾ファイルの選択用指標値データとし
ては、例えば、第1作風データと直接結びつく「夏の
花」として1(該当する)か0(該当しない)、第2作
風データと直接結びつく「桜」として1(該当する)か
0(該当しない)なども考えられる。指標値は1と0の
2段階ではなく、より多段階にしてもよい。例えば、第
1作風データとして「夏の花」が入力され、ひまわりの
花を追加するイメージ装飾ファイルの「夏の花」の指標
値が1であれば、そのイメージ装飾ファイルは関連度が
高いことになる。また例えば、第2作風データとして
「桜」が取得され、桜の花を追加するイメージ装飾ファ
イルの「桜」の指標値が1であれば、そのイメージ装飾
ファイルは関連度が高いことになる。
【0062】本実施形態においては、装飾ファイルの選
択にランダムな要素を加えている。すなわち、入力また
は取得された作風データと装飾ファイルの関連度を求
め、関連度の高いn2(n2は2以上の整数)個の装飾フ
ァイルの中から乱数を用いてm個を選択するようにして
いる。このように乱数を用いることにより、関連度の最
も高いm個の装飾ファイル、すなわち作風が最も反映さ
れたm個の装飾ファイルが常に選ばれることがなくな
る。これにより、画像データ生成装置101は、同じオ
ブジェクトデータおよび同じ作風データの入力を受けて
も、異なる装飾ファイルによる様々な画像データを生成
し得る。
【0063】本実施形態においては、乱数を用いて装飾
ファイルを選択しているが、例えば乱数を用いずに最も
関連度の高い装飾ファイルを常に選択するようにするこ
ともできる。
【0064】本実施形態においては、装飾ファイルによ
る装飾により必要となり得るオブジェクトの再配置の手
順をレイアウトファイルに記載しているが、装飾ファイ
ル内に、その装飾により必要となり得るオブジェクトの
再配置の手順を記載しておき、これを用いるようにする
こともできる。
【0065】画像データ生成部139は、入力されたオ
ブジェクトデータを、レイアウトファイル選択部135
で選択されたレイアウトファイルに基づき配置し、装飾
ファイル選択部137で選択された装飾ファイルに基づ
き装飾して画像データを生成する。レイアウトファイル
および装飾ファイルは第1作風データおよび第2作風デ
ータに基づき選択されているので、生成される画像デー
タは第1作風データおよび第2作風データを反映したも
のとなる。
【0066】画像データ生成部139は、インタプリタ
形式の実行部である。したがって、オブジェクトデー
タ、レイアウトファイルおよび装飾ファイルは、あらか
じめ定められた記述言語の文法に従った形式で画像デー
タ生成部に送られる。本実施形態においては、記述言語
としてプリンタ用ページ記述言語(例えば、東京電子設
計社のWPL、又は国際規格としてのHTML、XML
など)を拡張した言語を用いている。画像データ生成部
139は、レイアウトファイルおよび装飾ファイルの指
示に関し、重複の解消等のため最適化を行う。
【0067】図4は、本実施形態に係る画像データ生成
装置により得られる画像の例を示す図である。図4に示
す画像は、画像データ出力装置101に、見出し文デー
タとして「謹賀新年」を、本文データとして「本年もよ
ろしくお願いします。」を、差出人データとして「○田
△夫」を、第1作風データとして「楽しく」を入力して
得られた画像(データ)である。イメージデータは入力
していない。図4の画像においては、第1作風データの
「楽しく」が、レイアウトファイルによる本文の配置
(L字状の配置)という形で反映されている。また、第
1作風データの「楽しく」が、レイアウト装飾ファイル
による朝日のイメージの追加という形でも反映されてい
る。さらに、見出し文データから取得された第2作風デ
ータ「新年」が、文字装飾ファイルによる「新年」の文
字の背後への駒の付加という形で反映されている。
【0068】このように、本実施形態に係る画像データ
出力装置101によれば、画像生成において、ユーザが
オブジェクトの配置、装飾等の指示を行わなくてもすむ
ので手間が軽減される。また、ユーザの意識を超えた画
像を生成することもできる。
【0069】本実施形態においては、作風データに基づ
きオブジェクトの配置および装飾を自動的に行っている
が、配置または装飾の一方のみを作風データに基づき自
動的に行い、他方はユーザの指示に従って行うようにす
ることもできる。
【0070】また、本実施形態においては、入力された
第1作風データおよびオブジェクトから取得した第2作
風データの双方を作風データとして用いているが、一方
のみを用いるようにすることもできる。
【0071】さらに、本実施形態においては、生成する
画像データは1つであるが、レイアウトファイルを2個
以上選択すること、1個のレイアウトファイルに対して
装飾ファイルの複数の組み合わせを適用すること等によ
り複数の画像データを生成するようにすることもでき
る。
【0072】なお、本発明の処理対象となる画像データ
は、ポストスクリプト、ビットマップ等、多様な形式に
対応可能である。また、画像の装飾、レイアウト等は、
デザインの品質低下や著しい差異を生じないようなもの
にすることが好ましい。さらに、画像の装飾、レイアウ
ト等に関し、文字情報の量や質に応じたレイアウトの用
意などといった条件設定や禁則についても十分考慮すべ
きである。
【0073】図5は、本実施形態に係る画像データ生成
装置の応用例を示す図である。画像データ生成装置10
1を図5のように応用すれば、ユーザは自分の端末で第
1作風データ等を入力することにより、該第1作風デー
タ等に基づいた画像を、遠隔の友人等に提供することが
できる。
【0074】図5の例を詳しく説明すると、まずユーザ
が端末(携帯用パーソナルコンピュータ171および携
帯電話173)に第1作風データ、見出し文データ、本
文データ、差出人データおよびイメージデータを入力す
る(上述のようにすべてのデータを入力しなくてもよ
い)。図5の例では、ユーザが入力した第1作風データ
等を、電子メールにより画像データ生成装置101に送
信するようにしている。携帯用パーソナルコンピュータ
171に、図2で説明したユーザインタフェース131
やオブジェクト・第1作風データベース165と同じよ
うな機能を持たせればデータの入力に便利である。
【0075】ユーザの端末として、図5の例では携帯端
末、すなわち携帯用パーソナルコンピュータ171およ
び携帯電話173を用いているが、例えば文字入力機能
を有する携帯電話単体等であってもよい。携帯電話単体
を用いてデータを入力する場合等には、ディスプレイ等
が小さく、オブジェクトの配置、装飾等の指示を行わな
くてもすむという本発明の利点が一層大きな意味をも
つ。また、携帯端末を用いれば、どこからでもデータを
送ることができる。
【0076】ユーザが入力した第1作風データ等が含ま
れた電子メールは、携帯電話173から基地局193に
送られる。さらに、インターネット、電話網等のネット
ワーク191を介して画像データ生成装置101に送ら
れる。図5の例では、携帯用パーソナルコンピュータ1
71および携帯電話173を用いて電子メールを送信し
ているが、例えばデスクトップ型のパーソナルコンピュ
ータ(必要であればさらに非携帯用の電話、モデム等)
を用いて電子メールを送信するようにしてもよい。
【0077】画像データ生成装置101は、送信されて
きた電子メールを受信する。ここで、画像データ生成装
置101は、インターフェース125等を介してネット
ワークと接続されているものとする。画像データ生成装
置101は、受信した電子メール内の第1作風データ等
に基づき画像データを生成する。このようにして、画像
データ生成装置101は、遠隔の端末においてユーザが
入力した第1作風データ等に基づき画像データを生成す
ることができる。第1作風データ等を専ら通信により取
得するようにするのであれば、画像データ生成装置10
1はユーザインターフェース131を備えなくてもよ
い。
【0078】画像出力装置102は、画像データ生成装
置101により生成された画像データに基づき画像を出
力する。生成された画像は、例えば郵送により受取人で
ある友人等に送るようにすることができる。また、画像
データ生成装置101および画像出力装置102を、例
えばコンビニエンスストアに設置して、受取人である友
人等が受け取りに行くようにすることもできる。受取人
である友人等が画像データ生成装置101および画像出
力装置102を所有しているのであれば、郵送したり、
受け取りに行く必要はない。
【0079】画像データ生成装置101で生成された画
像データは、さらに他の端末(図5の例ではパーソナル
コンピュータ181)に送信することもできる。パーソ
ナルコンピュータ181は受信した画像データを画像出
力装置182に出力する。換言すれば、画像出力装置1
82は、パーソナルコンピュータ181を介して画像デ
ータを受信する。画像出力装置182は、その画像デー
タに基づき画像を出力する。このように画像データ生成
装置101から遠隔の端末(パーソナルコンピュータ1
81)に画像データを送信するようにすれば、受取人で
ある友人等は画像データ生成装置101を所有していな
くても、手元の端末で画像データを受信し、手元の画像
出力装置で画像を出力できる。
【0080】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
画像生成において、ユーザがオブジェクトの配置、装飾
等の指示を行わなくてもすむので手間が軽減される。こ
の効果は例えば小型機器を用いる場合に大きい。また、
ユーザの意識を超えた画像を生成することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る画像データ生成装置の
構成例を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施形態に係る画像データ生成装置の
各機能を示す図である。
【図3】本発明の実施形態に係る基本レイアウトデータ
の内容を説明するための図である。
【図4】本発明の実施形態に係る画像データ生成装置に
より得られる画像の例を示す図である。
【図5】本発明の実施形態に係る画像データ生成装置の
応用例を示す図である。
【符号の説明】
101 画像データ生成装置 102、182 画像出力装置 121 CPU 122 メモリ 125 インターフェース 126 入力手段 127 ディスプレイ 131 ユーザインターフェース 133 第2作風データ取得部 135 レイアウトファイル選択部 137 装飾ファイル選択部 139 画像データ生成部 151 レイアウトライブラリ 153 フォント装飾ライブラリ 155 文字装飾ライブラリ 157 色調装飾ライブラリ 159 背景装飾ライブラリ 161 イメージ装飾ライブラリ 163 レイアウト装飾ライブラリ 165 オブジェクト・第1作風データベース 167 第2作風データベース 171 携帯用パーソナルコンピュータ 173 携帯電話 181 パーソナルコンピュータ 191 ネットワーク 193 基地局

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像データを生成する画像データ生成装
    置であって、 画像のオブジェクトのデータを取得するオブジェクトデ
    ータ取得手段と、 画像の作風のデータを取得する作風データ取得手段と、 前記作風を反映した、前記オブジェクトを含む画像のデ
    ータを生成する画像データ生成手段とを備えたことを特
    徴とする画像データ生成装置。
  2. 【請求項2】 画像内における前記オブジェクトの配置
    を決定するための配置データを記憶しておく配置データ
    記憶手段をさらに備え、前記画像データ生成手段は、前
    記作風データに基づき前記オブジェクトの配置に用いる
    配置データを決定し、該配置データに基づき前記オブジ
    ェクトを配置した画像のデータを生成することを特徴と
    する請求項1に記載の画像データ生成装置。
  3. 【請求項3】 前記画像データ生成手段は、前記配置デ
    ータの決定にランダムな要素を加えることを特徴とする
    請求項2に記載の画像データ生成装置。
  4. 【請求項4】 前記オブジェクトを装飾するための装飾
    データを記憶しておく装飾データ記憶手段をさらに備
    え、前記画像データ生成手段は、前記作風データに基づ
    き前記オブジェクトの装飾に用いる装飾データを決定
    し、該装飾データに基づき前記オブジェクトを装飾した
    画像のデータを生成することを特徴とする請求項1ない
    し3のいずれかに記載の画像データ生成装置。
  5. 【請求項5】 前記画像データ生成手段は、前記装飾デ
    ータの決定にランダムな要素を加えることを特徴とする
    請求項4に記載の画像データ生成装置。
  6. 【請求項6】 前記オブジェクトデータ取得手段は、前
    記オブジェクトデータを入力するオブジェクトデータ入
    力手段を有することを特徴とする請求項1ないし5のい
    ずれかに記載の画像データ生成装置。
  7. 【請求項7】 前記オブジェクトデータ取得手段は、遠
    隔の端末で入力された前記オブジェクトデータを通信に
    より取得することを特徴とする請求項1ないし6のいず
    れかに記載の画像データ生成装置。
  8. 【請求項8】 前記作風データ取得手段は、前記作風デ
    ータを入力する作風データ入力手段を有することを特徴
    とする請求項1ないし7のいずれかに記載の画像データ
    生成装置。
  9. 【請求項9】 前記作風データ取得手段は、遠隔の端末
    で入力された前記作風データを通信により取得すること
    を特徴とする請求項1ないし8のいずれかに記載の画像
    データ生成装置。
  10. 【請求項10】 前記作風データ取得手段は、前記作風
    データを前記オブジェクトデータから取得することを特
    徴とする請求項1ないし9のいずれかに記載の画像デー
    タ生成装置。
  11. 【請求項11】 前記画像データ生成手段により生成さ
    れた画像データを遠隔の端末に送信する送信手段をさら
    に備えたことを特徴とする請求項1ないし10のいずれ
    かに記載の画像データ生成装置。
  12. 【請求項12】 請求項1ないし11のいずれかに記載
    の画像データ生成装置と、 該画像データ生成装置により生成された画像データに基
    づき画像を出力する画像出力装置とを備えたことを特徴
    とする画像出力システム。
  13. 【請求項13】 請求項1ないし11のいずれかに記載
    の画像データ生成装置と、 前記画像のオブジェクトのデータ、および前記画像の作
    風のデータを取得し、該オブジェクトデータ、および該
    作風データを前記画像データ生成装置に送信する端末
    と、 前記画像データ生成装置により生成された画像データを
    受信し、該画像データに基づき画像を出力する画像出力
    装置とを備えたことを特徴とする画像出力システム。
  14. 【請求項14】 画像のオブジェクトのデータ、および
    画像の作風のデータを取得する手段と、 前記オブジェクトデータ、および前記作風データを、画
    像データを生成する画像データ生成装置に送信する手段
    とを備えたことを特徴とする端末。
  15. 【請求項15】 画像データを生成する画像データ生成
    方法であって、 画像のオブジェクトのデータを取得するステップと、 画像の作風のデータを取得するステップと、 前記作風を反映した、前記オブジェクトを含む画像のデ
    ータを生成するステップとを備えることを特徴とする画
    像データ生成方法。
  16. 【請求項16】 画像データ生成装置と画像出力装置と
    を備えた画像出力システムにおける画像出力方法であっ
    て、 前記画像データ生成装置において、画像のオブジェクト
    のデータ、および画像の作風のデータを取得するステッ
    プと、 前記画像データ生成装置において、前記作風を反映し
    た、前記オブジェクトを含む画像のデータを生成する画
    像データ生成ステップと、 前記画像出力装置において、前記生成された画像データ
    に基づき画像を出力するステップとを備えることを特徴
    とする画像出力方法。
  17. 【請求項17】 端末と画像データ生成装置と画像出力
    装置とを備えた画像出力システムにおける画像出力方法
    であって、 前記端末において、画像のオブジェクトのデータ、およ
    び画像の作風のデータを取得するステップと、 前記オブジェクトデータ、および前記作風データを、前
    記端末から前記画像データ生成装置に送信するステップ
    と、 前記画像データ生成装置において、前記作風を反映し
    た、前記オブジェクトを含む画像のデータを生成する画
    像データ生成ステップと、 前記生成された画像データを、前記画像データ生成装置
    から前記画像出力装置に送信するステップと、 前記画像出力装置において、前記生成された画像データ
    に基づき画像を出力するステップとを備えることを特徴
    とする画像出力方法。
  18. 【請求項18】 請求項15に記載の画像データ生成方
    法をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコ
    ンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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