JP2001280329A - 締着ボルトの弛緩時脱落防止装置 - Google Patents

締着ボルトの弛緩時脱落防止装置

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JP2001280329A
JP2001280329A JP2000096972A JP2000096972A JP2001280329A JP 2001280329 A JP2001280329 A JP 2001280329A JP 2000096972 A JP2000096972 A JP 2000096972A JP 2000096972 A JP2000096972 A JP 2000096972A JP 2001280329 A JP2001280329 A JP 2001280329A
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rectangular
opening
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Hiroyori Nakasuji
広順 中筋
Yuji Kitagawa
裕士 北川
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Nuclear Fuel Industries Ltd
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Nuclear Fuel Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 基台に取付け体をボルト締めで固定後、ボル
トを緩めて取付け体を取り外す際、ボルトの脱落を防止
し得る装置に関し、ボルトを基台に残存したままで取付
け体の取り外しを可能とし、作業性の向上と螺子山等の
損傷と脱落の絶滅を図る。 【解決手段】 基台10に取付け体11が締着用体13
を介して、ボルト13の基体雌螺子穴10aへの螺着に
より締着固定される。取付け体11の取外しは、ボルト
12を所要長だけ弛緩させ、第1、第2広幅肉縁部13
b、13cが嵌合していた締着用体13を第1、第2連
設座繰り穴11c、11dから離脱して所要角度だけ回
動させ、この締着用体13を取付け体11の第1、第2
連設座繰り穴11c、11dに連設の落入用開口11b
に落とし込む。この状態で取付け体11は、その落入用
開口11bにボルト12の頭部11aを挿通させて基体
10から取り外し自在であり、ボルト12は基体10へ
の螺合残置で脱落がない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は例えば原子力発電所
の使用済燃料ピット等の上に設置される機材のように、
その締着ボルトを脱落させてしまうことが許されないよ
うな場合にあって、当該締着ボルトを弛緩させた際、こ
れが落下してしまうことを防止するのに用いられること
となる締着ボルトの弛緩時脱落防止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】既知の通り、これまで用いられている締
着ボルトの弛緩時脱落防止装置としては、図6に開示の
如く基体1と、これに取着される取付け体2と、ボルト
3とにより構成されており、基体1の一面1aには基体
雌螺子穴1bが開口され、取付け体2には、上記一面1
aに当接される取付け面2aに開口の座繰り穴2bより
も小径にて、同軸に連設された取付け体雌螺子孔2cが
貫設されている。さらに前記のボルト3は、頭部3a
と、上記した取付け体雌螺子孔2cに螺回されること
で、上記の座繰り穴2bに抜出され、さらに前記した基
体1における基体雌螺子穴1bに螺進されることとな
り、かくして基体1の一面1aに取付け体2を締着自在
としたボルト雄螺子部3bと、さらには、このボルト雄
螺子部3bと前記頭部3aとを連設した首下細成杆部3
cとにより構成されている。
【0003】そして上記従来の締着ボルトの弛緩時脱落
防止装置を使用するには、前記の通り図示例では基体1
に取付け体2を載置し、ボルト3を螺回してそのボルト
雄螺子部3bを、取付け体雌螺子孔2cに螺回して行
き、座繰り穴2bに遊挿されたボルト雄螺子部3bを、
さらに基体雌螺子穴1bに螺進することで、基体1に取
付け体2を締着することになる。次に上記のボルト3を
逆螺回して弛緩させれば、ボルト3のボルト雄螺子部3
bは、基体雌螺子穴1bから離脱して、同図6に開示の
如く当該ボルト雄螺子部3bは、座繰り穴2bに収納状
態となる。
【0004】もちろん上記の状態では、ボルト雄螺子部
3bの深長Lよりも、座繰り穴2bの深長L1の方が大
となるように設定されていることから、ボルト雄螺子部
3bは基体雌螺子穴1bから完全に抜け出すことになる
が、ボルト3はその基体雌螺子部3bが、取付け体雌螺
子孔2cに押当することで、不本意な離脱が阻止される
ことになる。しかしこの際ボルト3を弛緩操作してい
て、当該ボルト3が基体雌螺子穴1bから抜け出したか
どうかを確認することが可成り困難であり、このため完
全な抜出がなされないままに逆螺回操作が終わってしま
い、ボルト雄螺子部3bが僅かではあるが、基体雌螺子
穴1bに係装されていたり、また抜出が完全になされて
いても、ボルト3の重量は基体雌螺子穴1bに印加され
ることとなるため、ボルト3の自重と、さらには外的振
動などの影響により、不本意に基体雌螺子穴1bに対し
て、ボルト雄螺子部3bが噛合されることがある。この
結果取付け体2を取り除く際に、基体1やボルト雄螺子
部3bを傷つけてしまうといったことが発生することに
なる。
【0005】さらに、上記従来例にあっては基体1から
取付け体2を取り外すためには、ボルト雄螺子部3bを
基体雌螺子穴1bから離脱するまで逆螺回し、そのこと
を確認しなければならず、取り外された取付け体にボル
トが付帯していることから、これを所定の箇所に載置す
る場合にボルト雄螺子部3bの損傷に留意したり、さら
には当該ボルトを取付け体から逆螺回により抜き去って
おくなどの作業が必要となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記従来にお
ける弛緩時脱落防止装置の欠陥に鑑み検討されたもの
で、取付け体には雌螺子部を設けることなく落入用開口
とこれに連設された第1、第2連設座繰り穴を適切に配
備させておくと共に、別途従来例では存しない締着用体
が構成部材となっている。そして上記の第1、第2連設
座繰り穴に対して跨装嵌合した締着用体の通口から前記
落入用開口にボルトを挿入し、そのボルト雄螺子部を基
体の基体雌螺子穴に螺進させることで、取付け体を基体
に対してボルト締め可能とする。そしてボルトを弛緩す
るが、この際ボルトをある程度だけ緩めた状態にした
後、上記の締着用体を引き上げて所定角度だけ回動させ
ることで、当該締着用体を前記落入用開口に落とし込ん
でしまうのである。この状態で取付け体を引き上げるよ
うにすれば、その落入用開口にボルトの頭部が挿入可能
であることから、このことによりボルトは基体に対して
螺合状態のままで、取付け体を基体から取り外し得るよ
うにしてある。かくして本発明によるときは、基体から
ボルトを螺脱してしまうことも、従って、これを確認す
ることも不必要となり、その作業性を大幅に改善すると
共に、従来の如き部材相互の噛み合いによる損傷の発生
を皆無とし、取付け体の除去作業を迅速かつ簡易に行い
得るようにするだけでなく、除去された取付け体にはボ
ルトが付帯されていないことにより、当該取付け体の除
去後における取り扱いや管理作業に関しても、従来例の
欠陥を解消できるようにしようとするのが、その目的で
ある。
【0007】そして請求項2にあっては、上記請求項1
の構成にあって、取付け体における落入用開口も、第
1、第2連設座繰り穴も、そして締着用体もすべて矩形
ないしは長方形状に形成し、締着用体を略90°だけ回
動することによる操作で、前記請求項1について説示し
た取付け体の取外し作業がなし得るようにし、すべての
操作をより円滑にして迅速に行い得るようにしている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するため、請求項1では基体雌螺子穴を開設した基
体と、当該基体の一面に当接される取付け面を有し、落
入用開口と上記一面の反対面側における当該落入用開口
の対向位置にあって第1、第2連設座繰り穴が欠設され
た取付け体と、通口を穿設してその対向位置に、夫々第
1、第2広幅肉縁部と第1、第2挟幅肉縁部とを形成し
た締着用体と、頭部とボルト雄螺子部とからなるボルト
とにより構成され、取付け体の第1、第2連設座繰り穴
には、上記の第1、第2広幅肉縁部を跨装することで上
記締着用体を装脱自在に嵌合し、当該締着用体の通口か
ら取付け体の落入用開口を介して、ボルトのボルト雄螺
子部を基体の基体雌螺子穴に螺進することで、取付け体
が基体に取着されるようにすると共に、ボルト弛緩時に
はボルトを逆螺回して所要長だけボルトの頭部を締着用
体から離間させた状態にあって、締着用体を第1、第2
連設座繰り穴から離脱状態となし、当該締着用体を所定
角度だけ回動することで、取付け体の落入用開口に前記
第1、第2挟幅肉縁部を落とし込み自在となし、当該落
とし込み状態にあって取付け体が、その落入用開口にボ
ルトの頭部を挿通することにより、基体から取り外し自
在であることを特徴とする締着ボルトの弛緩時脱落防止
装置を提供しようとしている。
【0009】さらに請求項2では、上記請求項1の構成
にあって、基体雌螺子穴を開設した基体と、当該基体の
一面に当接される取付け面を有し、長方形状の落入用開
口と上記一面の反対面側における当該落入用開口の対向
長辺に配設した長方形状の第1、第2連設座繰り穴が欠
設された取付け体と、通口を穿設してその対向位置に、
夫々第1、第2広幅肉縁部と第1、第2挟幅肉縁部とを
形成した矩形状の締着用体と、頭部とボルト雄螺子部と
からなるボルトとにより構成され、取付け体の長方形状
である第1、第2連設座繰り穴には、上記の夫々第1、
第2広幅肉縁部とを跨装することで上記矩形状の締着用
体を装脱自在に嵌合し、当該矩形状である締着用体の通
口から取付け体の長方形状である落入用開口を介して、
ボルトのボルト雄螺子部を基体の基体雌螺子穴に螺進す
ることで、取付け体が基体に取着されるようにすると共
に、ボトル弛緩時にはボルトを逆螺回して所要長だけボ
ルトの頭部を矩形状の締着用体から離間させた状態にあ
って、矩形状の締着用体を長方形状の第1、第2連設座
繰り穴から離脱状態となし、当該矩形状締着用体を略9
0°だけ回動することで、取付け体の長方形である落入
用開口に第1、第2挟幅肉縁部を落とし込み自在とな
し、当該落とし込み状態にあって取付け体が、その長方
形である落入用開口にボトルの頭部を装通することによ
り、基体から取り外し自在であることを特徴とする締着
ボルトの弛緩時脱落防止装置を提供しようとしている。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明である請求項1につき図1
ないし図5を参照して詳記すると、基体10と、これに
取着すべき取付け体11と、ボルト12そして締着用体
13との四構成部材からなっている。先ず基体10に
は、基体雌螺子穴10aが図示の如く貫設されるか、そ
の一面10bのみに開口される。次に取付け体11に
は、基体10の一面に当接される取付け面11aを有す
ると共に、図3によって明示されている如く落入用開口
11bが貫設されていると共に、上記一面10bの反対
面側における落入用開口11bには、その図面における
左右対向位置における一部分にあって、第1、第2連設
座繰り穴11c、11dが欠設されている。
【0011】さらに前掲ボルト12は汎用のもので頭部
12aとボルト雄螺子部12bを具有し、締着用体13
は特に図2により明示されている通り、中央部に通口1
3aを穿設することによって、一方の対向位置には第
1、第2広幅肉縁部13b、13cを、そして他方の対
向位置には第1、第2挟幅肉縁部13d、13eが形成
されている。
【0012】次に本発明の構成を、その操作手順の説示
によってさらに明確にすると、先ず基体10に対しその
一面10bに載置した取付け体11を取着するには、前
記締着用体13を、その第1、第2広幅肉縁部13b、
13cが夫々取付け体11における第1、第2連設座繰
り穴11c、11dに装脱自在なるよう嵌合するのであ
り、従ってこの際締着用体13は、前記の落入用開口1
1bに跨装されることで、同上第1、第2連設座繰り穴
11c、11dに受承され、かつ取付け体11から突出
した静置状態に保持される。
【0013】ここで上記の締着用体13における通口1
3aから、取付け体11の落入用開口11bを介してボ
ルト12を挿入し、しさらにボルト雄螺子部12bを基
体10における基体雌螺子穴10aに螺進することで、
ボルト12の頭部12aを直接または座金などを介して
締着用体13に対し締着し、かくして図1(A)に示さ
れている通り取付け体11は基体10に取着されるに至
る。
【0014】次に上記の締着状態を解体して取付け体1
1を基体10から取り外すボルト弛緩時にあっては、ボ
ルト12を逆螺回することによって図4に示す如く所要
長だけ頭部12aを締着用体13から離間させた状態と
するのであり、もちろんこの際ボルト12は基体雌螺子
穴10aから離脱させてしまうことなく螺合状態が保持
されている。そこで上記の締着用体13を取付け体11
の第1、第2連設座繰り穴11c、11dから図1
(B)のように離脱状態とし、この状態から締着用体1
3を図5に示す如く所定角度だけ軸線を中心に回動する
ことにより、取付け体11における落入用開口11bに
対し、図1(C)により理解される通り前記第1、第2
挟幅肉縁部13d、13eを落とし込むことができるよ
う構成されている。ここで図示例では、この際基体10
の一面10bに載置された当該締着用体13が、取付け
体11の落入用開口11bと同面となるよう落入するこ
とになる。
【0015】さらに上記の落とし込み状態にあって、取
付け体11を図示例では持ち上げるようにすれば、当該
締着用体13を基体10の一面10bに残置したまま
で、その落入用開口11bにボルト12の頭部12aを
装通させることにより、取付け体11を基体10から取
り外すことが可能となるように、また締着用体13の通
口13aの内径はボルト12から抜け出さないように、
夫々の寸法設定がなされている。従って取り外した取付
け体11を再度基体10に取着しようとする際には、上
記した取付け体11の落入用開口11bに、基体10か
ら螺合突出されているボルト12の頭部12aを通して
基体10の一面10bに載置するが、この際図1(C)
のように落入用開口11bに締着用体13を内嵌させた
後、当該締着用体13を図示例では持ち上げて、所定角
度だけ回動させることで図1(B)の状態となし、さら
にこの締着用体13を第1、第2連設座繰り穴11c、
11dに嵌合してボルト12の正螺回を行うようにすれ
ばよい。
【0016】請求項2に係る締着ボルトの弛緩時脱落防
止装置にあっては、前記請求項1における構成に比し、
以下の点が特定されている。すなわち、取付け体11に
設けられている落入用開口11bが図3に開示の如く長
方形状に形成されており、その相対向する一対の長辺内
側部11e、11fにあって、これまた長方形状の第
1、第2連設座繰り穴11c、11dが欠設されてい
る。そして締着用体13も矩形状に形成されており、そ
の相対向する短辺外側部13f、13gが、丁度第1、
第2連設座繰り穴11c、11dに内装されると共に、
当該締着用体13を略90°だけ回動させることで、前
説の図1(C)の如くこれを落入用開口11bに内装で
き、従って締着用体13の操作が行い易いと共に、上記
何れの内嵌状態にあっても締着用体13は、がたつくこ
とのない安定状態に確保されるのであり、その他の構成
または作用については請求項1と同様である。
【0017】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されたている
から、請求項1によるときは、予め取付け体の第1、第
2連設座繰り穴に締着用体を嵌合させておけばボルトの
基体に対する螺合によって、これに取付け体を締着固定
でき、この状態を解体しようとするときはボルトを基体
から離脱させることなく途中まで逆螺回しておき、締着
用体を回動して取付け体の落入開口に落とし込むだけ
で、当該状態からボルトの螺合立装状態のままで取付け
体を基体から取り外すことができる。この結果前記従来
例の如くボルトの離脱を確認する必要もなく、ボルトの
逆螺回操作も僅かですみ、もちろんボルトの不本意な脱
落は根絶されることになると共に、螺子部の不本意な係
螺による部品損傷の問題も生ずる余地なく、さらにボル
トの残立された基体に対して取付け体を再締着すること
も可能となる。
【0018】次に請求項2にあっては、上記の請求項1
における落入用開口や第1、第2連設座繰り穴を長方形
に形成し、締着用体も矩形状としたので、ボルトの締着
や弛緩時における操作性が良好となり、また締着用体の
第1、第2連設座繰り穴や落入用開口に対する内嵌状態
も、がたつきのない安定性が得易いものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る締着ボルトの弛緩時脱落防止装置
を示し、(A)は締着状態における縦断正面図、(B)
はボルトの中途弛緩状態で締着用体を持ち上げた状態を
示す縦断正面図、(C)は(B)の締着用体を回動して
取付け体の落入用開口に落入させた状態の縦断正面図で
ある。
【図2】前掲締着用体を示し、(A)はその平面図で
(B)は正面図である。
【図3】前掲取付け体の要部を示し、(A)はその平面
図で、(B)は(A)のB−B線矢印断面図である。
【図4】図1(B)の前段状態であるボルトの中途弛緩
状態を示した縦断正面図である。
【図5】図1(C)の前段状態である締着用体の持ち上
げ後、所定角度だけ回動させた状態を示す縦断正面図で
ある。
【図6】従来の締着ボルトの弛緩時脱落防止装置を示し
た要部縦断正面図である。
【符号の説明】
10 基体 10a 基体雌螺子穴 10b 一面 11 取付け体 11a 取付け面 11b 落入用開口 11c 第1連設座繰り穴 11d 第2連設座繰り穴 12 ボルト 12a 頭部 12b ボルト雄螺子部 13 締着用体 13a 通口 13b 第1広幅肉縁部 13c 第2広幅肉縁部 13d 第1挟幅肉縁部 13e 第2挟幅肉縁部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基体雌螺子穴を開設した基体と、当該基
    体の一面に当接される取付け面を有し、落入用開口と上
    記一面の反対面側における当該落入用開口の対向位置に
    あって第1、第2連設座繰り穴が欠設された取付け体
    と、通口を穿設してその対向位置に、夫々第1、第2広
    幅肉縁部と第1、第2挟幅肉縁部とを形成した締着用体
    と、頭部とボルト雄螺子部とからなるボルトとにより構
    成され、取付け体の第1、第2連設座繰り穴には、上記
    の第1、第2広幅肉縁部を跨装することで上記締着用体
    を装脱自在に嵌合し、当該締着用体の通口から取付け体
    の落入用開口を介して、ボルトのボルト雄螺子部を基体
    の基体雌螺子穴に螺進することで、取付け体が基体に取
    着されるようにすると共に、ボルト弛緩時にはボルトを
    逆螺回して所要長だけボルトの頭部を締着用体から離間
    させた状態にあって、締着用体を第1、第2連設座繰り
    穴から離脱状態となし、当該締着用体を所定角度だけ回
    動することで、取付け体の落入用開口に前記第1、第2
    挟幅肉縁部を落とし込み自在となし、当該落とし込み状
    態にあって取付け体が、その落入用開口にボルトの頭部
    を挿通することにより、基体から取り外し自在であるこ
    とを特徴とする締着ボルトの弛緩時脱落防止装置。
  2. 【請求項2】 基体雌螺子穴を開設した基体と、当該基
    体の一面に当接される取付け面を有し、長方形状の落入
    用開口と上記一面の反対面側における当該落入用開口の
    対向長辺に配設した長方形状の第1、第2連設座繰り穴
    が欠設された取付け体と、通口を穿設してその対向位置
    に、夫々第1、第2広幅肉縁部と第1、第2挟幅肉縁部
    とを形成した矩形状の締着用体と、頭部とボルト雄螺子
    部とからなるボルトとにより構成され、取付け体の長方
    形状である第1、第2連設座繰り穴には、上記の夫々第
    1、第2広幅肉縁部とを跨装することで上記矩形状の締
    着用体を装脱自在に嵌合し、当該矩形状である締着用体
    の通口から取付け体の長方形状である落入用開口を介し
    て、ボルトのボルト雄螺子部を基体の基体雌螺子穴に螺
    進することで、取付け体が基体に取着されるようにする
    と共に、ボトル弛緩時にはボルトを逆螺回して所要長だ
    けボルトの頭部を矩形状の締着用体から離間させた状態
    にあって、矩形状の締着用体を長方形状の第1、第2連
    設座繰り穴から離脱状態となし、当該矩形状締着用体を
    略90°だけ回動することで、取付け体の長方形である
    落入用開口に第1、第2挟幅肉縁部を落とし込み自在と
    なし、当該落とし込み状態にあって取付け体が、その長
    方形である落入用開口にボルトの頭部を装通することに
    より、基体から取り外し自在であることを特徴とする締
    着ボルトの弛緩時脱落防止装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10315187B4 (de) * 2002-04-05 2014-09-18 Mitsubishi Denki K.K. Programmierbarer Controller vom Einheitstyp

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DE10315187B4 (de) * 2002-04-05 2014-09-18 Mitsubishi Denki K.K. Programmierbarer Controller vom Einheitstyp

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