JP3174754B2 - 配管支持金具 - Google Patents

配管支持金具

Info

Publication number
JP3174754B2
JP3174754B2 JP00538798A JP538798A JP3174754B2 JP 3174754 B2 JP3174754 B2 JP 3174754B2 JP 00538798 A JP00538798 A JP 00538798A JP 538798 A JP538798 A JP 538798A JP 3174754 B2 JP3174754 B2 JP 3174754B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bolt
nut
fastening bolt
insertion hole
screwed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP00538798A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH11201332A (ja
Inventor
清照 谷合
Original Assignee
大光空調株式会社
株式会社野島角清製作所
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 大光空調株式会社, 株式会社野島角清製作所 filed Critical 大光空調株式会社
Priority to JP00538798A priority Critical patent/JP3174754B2/ja
Publication of JPH11201332A publication Critical patent/JPH11201332A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3174754B2 publication Critical patent/JP3174754B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L3/00Supports for pipes, cables or protective tubing, e.g. hangers, holders, clamps, cleats, clips, brackets
    • F16L3/08Supports for pipes, cables or protective tubing, e.g. hangers, holders, clamps, cleats, clips, brackets substantially surrounding the pipe, cable or protective tubing
    • F16L3/10Supports for pipes, cables or protective tubing, e.g. hangers, holders, clamps, cleats, clips, brackets substantially surrounding the pipe, cable or protective tubing divided, i.e. with two or more members engaging the pipe, cable or protective tubing
    • F16L3/1075Supports for pipes, cables or protective tubing, e.g. hangers, holders, clamps, cleats, clips, brackets substantially surrounding the pipe, cable or protective tubing divided, i.e. with two or more members engaging the pipe, cable or protective tubing with two members, the two members being joined with a hinge on one side and fastened together on the other side
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L3/00Supports for pipes, cables or protective tubing, e.g. hangers, holders, clamps, cleats, clips, brackets
    • F16L3/14Hangers in the form of bands or chains

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、配管を吊り下げる
配管支持金具に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】配管付
設を行うときには、一般的に図7に示すような配管支持
金具を使用する。即ち、天井に吊りボルト21を付設し、
吊りボルト21に螺着する螺着部22を上部に設けた取付部
材23の下部と、一対の抱持半体24A同士の最下部を枢着
して開閉自在構成とした配管抱持部材24の上部とを重合
し、この取付部材23と配管抱持部材24との重合部分に連
通状態に貫通孔25を夫々形成し、この貫通孔25に止着ボ
ルト26を挿通し、ナットなどの締付具28を螺着して連結
する配管支持金具を用いて配管付設を行っている。
【0003】この配管支持金具への配管29の固定方法
は、先ず、ナット28を回動して止着ボルト26から取り外
し、止着ボルト26先端を少し下方へ傾けるなどしてナッ
ト28側の抱持半体24Aを止着ボルト26の先端から取り外
して下方へ回動させ、配管抱持部材24の片側を開く。
【0004】続いて、配管29を手で押さえながら他方の
抱持半体24Aに仮抱持させ、その後下方へ回動させてい
た抱持半体24Aを上方に回動させ再び止着ボルト26に被
嵌挿通させて抱持半体24A同士で配管29を挟み、ナット
28を止着ボルト26に螺着しナット28を締め付け回動し
て、配管29の固定を行っている。
【0005】しかし、上記従来の配管支持金具には以下
のような問題点がある。
【0006】 ナット28を回動して止着ボルト26より
取り外したときに、止着ボルト26を下方へ傾け且つ配管
29の配設位置を微妙にずらすことができるようにするた
め貫通孔25が大きく構成されており、止着ボルト26が貫
通孔から抜けて下におちてしまうことがある。
【0007】 また、止着ボルト26が抜け落ちると、
取付部材23と配管抱持部材24との連結がはずれて配管抱
持部材24も抜け落ちてしまうため、このことを防止する
ためには、配管作業時に止着ボルト26や配管抱持部材24
を抜け落ちることのないように手で押さえ付けていなけ
ればならず、作業性が悪い。
【0008】 即ち、従来構成では、配管29を仮抱持
させている間は、金具が落ちないように手で支えていな
ければならず、取付作業が厄介であった。言い換えれば
金具に単に配管29を支承保持した仮抱持状態では手を離
すことができず、手で支えながら止着ボルト26にナット
28を螺着しなければならない。また、抱持半体24Aを開
くときには、止着ボルト26からナット28を外さなければ
ならず、取り付け、取り外し作業は非常に厄介であっ
た。
【0009】本発明は、このような金具がバラける問題
など取り付け作業が厄介である前記問題を解決できると
共に、止着ボルトにナットを螺着させたまま、取り付
け、取り外し作業が可能となるため、簡易な構成でこの
取り付け取り外し作業が簡単にしてスピーディーに行
え、量産性も秀れた画期的な配管支持具を提供すること
を目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】添付図面を参照して本発
明の要旨を説明する。
【0011】配管1を抱持支承する左右の挾持半体2の
下部同志を枢着して開閉自在に構成し、上部に吊りボル
ト3若しくは吊りボルト3に螺着する吊りボルト螺着部
4を設けた取付部材5と前記挾持半体2の上部とを重合
配設し、この重合部分にボルト頭部6B付の止着ボルト
6を挿通しこの止着ボルト6のボルト杆部6Aにナット
8を螺着して挾持半体2を閉塞保持するように構成した
配管支持金具において、少なくとも回動開閉操作する前
記ナット8螺着側の挾持半体2の前記取付部材5と重合
配設する重合上部2Aに前記止着ボルト6を挿通するボ
ルト挿通孔7を設け、このボルト挿通孔7を、前記止着
ボルト6のボルト杆部6Aより径大であってこの止着ボ
ルト6に螺着するナット8より径小な係止挿通孔部7A
を上部に、前記止着ボルト6に螺着するナット8より径
大な係脱挿通孔部7Bを下部にして、相対的に前記止着
ボルト6がこの係脱挿通孔部7Bから係止挿通孔部7A
へ移動自在となるように連通状態に構成して、前記止着
ボルト6のボルト杆部6Aの先端部側に螺着する前記ナ
ット8を緩め回動してこの先端方向へ移動させた状態で
この止着ボルト6の先端部側を下方へ傾動し得るように
止着ボルト6に対する前記貫通孔9の形状を設定し、こ
の止着ボルト6を下方へ傾動させることで止着ボルト6
にナット8を螺着したまま前記ボルト挿通孔7の係脱挿
通孔部7Bより止着ボルト6を係脱自在に設けて、止着
ボルト6にナット8を螺着したままで前記一方の挾持半
体2を開閉回動し得るように構成したことを特徴とする
配管支持金具に係るものである。
【0012】また、配管1を抱持支承する左右の挾持半
体2の下部同志を枢着して開閉自在に構成し、上部に吊
りボルト3若しくは吊りボルト3に螺着する吊りボルト
螺着部4を設けた取付部材5と前記挾持半体2の上部と
を重合配設し、この重合部分にボルト頭部6B付の止着
ボルト6を挿通しこの止着ボルト6のボルト杆部6Aに
ナット8を螺着して挾持半体2を閉塞保持するように構
成した配管支持金具において、少なくとも回動開閉操作
する前記ナット8螺着側の挾持半体2の前記取付部材5
と重合配設する重合上部2Aに前記止着ボルト6を挿通
するボルト挿通孔7を設け、このボルト挿通孔7を、前
記止着ボルト6のボルト杆部6Aより径大であってこの
止着ボルト6に螺着するナット8より径小な係止挿通孔
部7Aを上部に、前記止着ボルト6に螺着するナット8
より径大な係脱挿通孔部7Bを下部にして、相対的に前
記止着ボルト6がこの係脱挿通孔部7Bから係止挿通孔
部7Aへ移動自在となるように連通状態に構成して、前
記止着ボルト6にナット8を螺着した状態であっても、
前記ボルト挿通孔7の係脱挿通孔部7Bを介して挾持半
体2を回動操作することでボルト挿通孔7にナット8と
共に止着ボルト6を挿通し、この止着ボルト6をボルト
挿通孔7のこの係脱挿通孔部7Bから係止挿通孔部7A
へ相対的に移動させることでナット8の内側のボルト杆
部6Aに係止挿通孔部7Aの孔縁が係止して、ボルト挿
通孔7より止着ボルト6が抜け止め状態となり止着ボル
ト6にナット8を締付螺着し得るように構成したことを
特徴とする請求項1記載の配管支持金具に係るものであ
る。
【0013】また、前記挾持半体2の上部間に前記取付
部材5の下部を重合配設し、この挾持半体2の上部並び
に取付部材5の下部に設けた貫通孔9に前記止着ボルト
6を挿通し、前記止着ボルト6のボルト杆部6Aの先端
部側に螺着する前記ナット8を緩め回動してこの先端方
向へ移動させた状態でこの止着ボルト6の先端部側を下
方へ傾動し得るように止着ボルト6に対する前記貫通孔
9の形状を設定し、この止着ボルト6を下方へ傾動させ
ることで止着ボルト6にナット8を螺着したまま前記ボ
ルト挿通孔7の係脱挿通孔部7Bより止着ボルト6を係
脱自在に設けて、止着ボルト6にナット8を螺着したま
まで前記一方の挾持半体2を開閉回動し得るように構成
したことを特徴とする請求項2記載の配管支持金具に係
るものである。
【0014】
【発明の実施の形態】最良と考える本発明の実施の形態
(発明をどのように実施するか)を、図面に基づいてそ
の作用効果を示して簡単に説明する。
【0015】配管1を抱持している本金具を取り外す場
合を例にとって説明すれば、先ず止着ボルト6のボルト
杆部6Aに締め付け螺着しているナット8を緩め回動
し、止着ボルト6の先端部側へナット8を移動させる。
【0016】尚、このナット8を緩めた状態では、図2
に示すように止着ボルト6に対しては本金具の自重や抱
持している配管1の荷重が加わっていて、止着ボルト6
にナット8を螺着したままとなっているから、止着ボル
ト6が抜け外れたり、または、傾いて止着ボルト6に螺
着したナット8やボルト頭部6Bがボルト挿通孔7の径
大な係脱挿通孔部7Bから容易に抜け外れてしまうこと
はない。
【0017】例えば図3〜図5に示すように、この状態
で手で支えるなどして本金具や配管1の荷重を弱め、止
着ボルト6を下方に傾けるなどしてボルト挿通孔7から
抜き外したいナット8やボルト頭部6Bをボルト挿通孔
7の径小な係止挿通孔部7Aから径大な係脱挿通孔部7
Bへ移動させる。そしてこのボルト挿通孔7を設けた一
方の挾持半体2を下方へ回動させナット8を螺着したま
まの止着ボルト6から抜き外して本金具を開き配管1か
ら本金具を取り外す。
【0018】従って、本発明は、止着ボルト6にナット
8を螺着したままで挾持半体2を開閉させて本金具の取
り付け取り外し作業ができるから、止着ボルト6が抜け
て金具がバラけてしまうこともなく、また、このように
止着ボルト6にナット8を螺着したまま開閉できるか
ら、いちいちナット8を螺着したり、取り外したりする
手間もなく、ナット8を落としたり、無くしたりしない
ようにナット8を管理する煩わしさもない。
【0019】故に本発明は、金具がバラけることもな
く、極めて簡単にしてスピーディーに取り付け、取り外
し作業ができ、極めて作業性に秀れる画期的な配管支持
金具となる。
【0020】
【実施例】本発明の具体的な実施例について図面に基づ
いて説明する。
【0021】本実施例は、配管1を抱持支承するC状の
抱持部の上部に平板状の重合上部2Aを連設した挾持半
体2の下部同志を枢着して、互いに下方へ開閉回動自在
に構成している。
【0022】この左右一対の挾持半体2からなる配管抱
持部材の前記対向する重合上部2A間に、上部に吊りボ
ルト螺着部4を設けた取付部材5の下部を重合連結する
構成としている。
【0023】具体的にはこの取付部材5は逆U字状板材
の上部に前記吊りボルト螺着部4を設け、この対向脚板
部10を前記重合上部2A間に垂下配設する構成としてい
る。
【0024】本実施例では、この配管抱持部材の対向す
る重合上部2Aとその間に配する取付部材5の対向脚板
部10に夫々横方向に連通状態に貫通孔9を形成し、止着
ボルト6を挿通してナット8を螺着するように構成して
いる。
【0025】この貫通孔9は、大きめに形成して上下方
向に遊びにあるように構成し、止着ボルト6が上下に傾
動できると共に、止着ボルト6から挾持半体2を抜き外
して下方へ開き回動し得るように構成している。また、
この貫通孔9は前述のような遊びが生じるように形成す
るが、ボルト頭部6Bやナット8が通ることができない
大きさとし、止着ボルト6にナット8が螺着されている
以上は、この貫通孔9から止着ボルト6が抜け落ちるこ
とのないように形成している。
【0026】このような構成において、本実施例ではボ
ルト頭部6Bと反対側の(ナット8を螺着する)ボルト
先端部側の挾持半体2の重合上部2Aに設ける貫通孔を
ボルト挿通孔7とし、次のように形成している(即ち、
本実施例では、ボルト頭部6Bから抜き外すのではな
く、ナット8から抜き外す構成を採用している。)。
【0027】前記止着ボルト6のボルト杆部6Aより径
大であってこの止着ボルト6に螺着するナット8より径
小な係止挿通孔部7Aを上部に、前記止着ボルト6に螺
着するナット8より径大な係脱挿通孔部7Bを下部にし
て、相対的に前記止着ボルト6がこの係脱挿通孔部7B
から係止挿通孔部7Aへ移動自在となるように連通状態
に構成して、前記止着ボルト6にナット8を螺着した状
態であっても、前記ボルト挿通孔7の係脱挿通孔部7B
を介して挾持半体2を回動操作することでボルト挿通孔
7にナット8と共に止着ボルト6を挿通し、この止着ボ
ルト6をボルト挿通孔7のこの係脱挿通孔部7Bから係
止挿通孔部7Aへ相対的に移動させることでナット8の
内側のボルト杆部6Aに係止挿通孔部7Aの孔縁が係止
して、ボルト挿通孔7より止着ボルト6が抜け止め状態
となり止着ボルト6にナット8を締付螺着し得るように
構成している。
【0028】具体的には前記止着ボルト6のボルト杆部
6Aの先端部側に螺着する前記ナット8を緩め回動して
この先端方向へ移動させた状態でこの止着ボルト6の先
端部側を下方へ傾動し得るように止着ボルト6に対する
前記貫通孔9の形状を前述のようにやや大きめに設定
し、この止着ボルト6を下方へ傾動させることで止着ボ
ルト6にナット8を螺着したまま前記ボルト挿通孔7の
径大な係脱挿通孔部7Bより止着ボルト6を係脱自在に
設けて、止着ボルト6にナット8を螺着したままで前記
一方の挾持半体2を開閉回動し得るように構成してい
る。
【0029】従って、配管1を抱持している本金具を取
り外す場合を例にとって説明すれば、先ず止着ボルト6
のボルト杆部6Aに締め付け螺着しているナット8を緩
め回動し、止着ボルト6の先端部側へナット8を移動さ
せる。
【0030】尚、このナット8を緩めた状態では、図2
に示すように止着ボルト6に対しては本金具の自重や抱
持している配管1の荷重が加わっていて、止着ボルト6
にナット8を螺着したままとなっているから、止着ボル
ト6が抜け外れたり、傾いて止着ボルト6に螺着したナ
ット8がボルト挿通孔7の径大な係脱挿通孔部7Bから
容易に抜け外れてしまうことはない。
【0031】例えば図3〜図5に示すようにこの状態で
手で支えるなどして本金具や配管1の荷重を弱め、止着
ボルト6を下方に傾けるなどしてボルト挿通孔7から抜
き外したいナット8をボルト挿通孔7の径小な係止挿通
孔部7Aから径大な係脱挿通孔部7Bへ移動させる。そ
してこのボルト挿通孔7を設けた一方の挾持半体2を下
方へ回動させ、ナット8を螺着したままの止着ボルト6
から抜き外して本金具を開き配管1から本金具を取り外
す。
【0032】従って、本発明は、止着ボルト6にナット
8を螺着したままで挾持半体2を開閉させて本金具の取
り付け取り外し作業ができるから、止着ボルト6が抜け
て金具がバラけてしまうこともなく、また、このように
止着ボルト6にナット8を螺着したまま開閉できるか
ら、いちいちナット8を螺着したり、取り外したりする
手間もなく、ナット8を落としたり、無くしたりしない
ようにナット8を管理する煩わしさもない。
【0033】故に本実施例は、金具がバラけることもな
く、極めて簡単にしてスピーディーに取り付け、取り外
し作業ができ、極めて作業性に秀れる画期的な配管支持
金具となる。
【0034】尚、本実施例のボルト挿通孔7の形状は、
図6(A)のように形成しているが、係止挿通孔部7Aと
係脱挿通孔部7Bとが上下に完全に並設した構成でなく
とも図6(B)のように連通していれば良く、また図6
(C)のように係止挿通孔部7Aと係脱挿通孔部7Bとの
境界が明確でない形状であっても良い。
【0035】尚、本実施例では、止着ボルト6にナット
8を螺着させたまま開閉させるため、止着ボルト6から
ナット8を取り外す必要はないことから、ナット8を緩
め回動して止着ボルト6から抜落しないように、例えば
止着ボルト6のボルト杆部6A先端部の螺着溝をつぶす
などして抜脱不能にしている。
【0036】従って、緩めすぎに気をとられることもな
く、また、必ずナット8が止着ボルト6から抜け外れて
落下することはないから、一層秀れた配管支持金具とな
る。
【0037】
【発明の効果】本発明は上述のように構成したから、止
着ボルトにナットを螺着したままで挾持半体を開閉させ
て本金具の取り付け取り外し作業ができるから、止着ボ
ルトが抜けて金具がバラけてしまうこともなく、また、
このように止着ボルトにナットを螺着したまま開閉でき
るから、いちいちナットを螺着したり、取り外したりす
る手間もなく、ナットを落としたり、無くしたりしない
ようにナットを管理する煩わしさもなく、極めて簡単に
してスピーディーに取り付け取り外し作業ができ、極め
て作業性に秀れる画期的な配管支持金具となる。
【0038】また、簡易な構成で実現できるため、量産
性にも秀れるなど極めて実用性に秀れた配管支持金具と
なる。
【0039】
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の使用状態の説明斜視図である。
【0040】
【図2】本実施例の少しナットを緩め回動した状態を示
す説明斜視図である。
【0041】
【図3】本実施例の止着ボルトにナットを螺着したまま
で係脱挿通孔部を利用してボルト挿通孔から抜き外して
挾持半体を開閉回動し得る状態を示す要部の拡大説明斜
視図である。
【0042】
【図4】本実施例の止着ボルトにナットを螺着したまま
で係脱挿通孔部を利用してボルト挿通孔から抜き外して
挾持半体を開閉回動し得る状態を示す説明側面図であ
る。
【0043】
【図5】本実施例の止着ボルトにナットを螺着したまま
で係脱挿通孔部を利用してボルト挿通孔から抜き外して
挾持半体を開閉回動し得る状態を示す説明正断面図であ
る。
【0044】
【図6】本実施例の挾持半体の重合上部に形成するボル
ト挿通孔の形状並びに別例を示す要部の説明側面図であ
る。
【0045】
【図7】従来例の説明分解正断面図である。
【0046】
【符号の説明】 1 配管 2 挾持半体 2A 重合上部 3 吊りボルト 4 ボルト螺着部 5 取付部材 6 止着ボルト 6A ボルト杆部 6B ボルト頭部 7 ボルト挿通孔 7A 係止挿通孔部 7B 係脱挿通孔部 8 ナット 9 貫通孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 平3−96485(JP,U) 実開 平6−87793(JP,U) 登録実用新案3051462(JP,U) 実公 昭52−9504(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16L 3/00 - 3/26

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 配管を抱持支承する左右の挾持半体の下
    部同志を枢着して開閉自在に構成し、上部に吊りボルト
    若しくは吊りボルトに螺着する吊りボルト螺着部を設け
    た取付部材と前記挾持半体の上部とを重合配設し、この
    重合部分にボルト頭部付の止着ボルトを挿通しこの止着
    ボルトのボルト杆部にナットを螺着して挾持半体を閉塞
    保持するように構成した配管支持金具において、少なく
    とも回動開閉操作する前記ナット螺着側の挾持半体の前
    記取付部材と重合配設する重合上部に前記止着ボルトを
    挿通するボルト挿通孔を設け、このボルト挿通孔を、前
    記止着ボルトのボルト杆部より径大であってこの止着ボ
    ルトに螺着するナットより径小な係止挿通孔部を上部
    に、前記止着ボルトに螺着するナットより径大な係脱挿
    通孔部を下部にして、相対的に前記止着ボルトがこの係
    脱挿通孔部から係止挿通孔部へ移動自在となるように連
    通状態に構成して、前記止着ボルトのボルト杆部の先端
    部側に螺着する前記ナットを緩め回動してこの先端方向
    へ移動させた状態でこの止着ボルトの先端部側を下方へ
    傾動し得るように止着ボルトに対する前記貫通孔の形状
    を設定し、この止着ボルトを下方へ傾動させることで止
    着ボルトにナットを螺着したまま前記ボルト挿通孔の係
    脱挿通孔部より止着ボルトを係脱自在に設けて、止着ボ
    ルトにナットを螺着したままで前記一方の挾持半体を開
    閉回動し得るように構成したことを特徴とする配管支持
    金具。
JP00538798A 1998-01-14 1998-01-14 配管支持金具 Expired - Fee Related JP3174754B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP00538798A JP3174754B2 (ja) 1998-01-14 1998-01-14 配管支持金具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP00538798A JP3174754B2 (ja) 1998-01-14 1998-01-14 配管支持金具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11201332A JPH11201332A (ja) 1999-07-30
JP3174754B2 true JP3174754B2 (ja) 2001-06-11

Family

ID=11609765

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP00538798A Expired - Fee Related JP3174754B2 (ja) 1998-01-14 1998-01-14 配管支持金具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3174754B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014214868A (ja) * 2013-04-30 2014-11-17 三喜工業株式会社 配管支持金具
KR101568281B1 (ko) * 2013-11-30 2015-11-12 하승완 휴대용 조명장치

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000018436A (ja) * 1998-06-30 2000-01-18 Nhk Spring Co Ltd 配管支持装置用連結具
KR101455698B1 (ko) * 2007-09-19 2014-10-28 한라비스테온공조 주식회사 오일쿨러 및 라디에이터 조립체, 및 그 제조방법
JP2013096530A (ja) * 2011-11-02 2013-05-20 Nifco Inc 軸体保持具

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014214868A (ja) * 2013-04-30 2014-11-17 三喜工業株式会社 配管支持金具
KR101568281B1 (ko) * 2013-11-30 2015-11-12 하승완 휴대용 조명장치

Also Published As

Publication number Publication date
JPH11201332A (ja) 1999-07-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8100368B2 (en) Clamp and seismic sway brace
WO2008154564A1 (en) Clamp and seismic sway brace
JPH04211706A (ja) 係止部材
JP3174754B2 (ja) 配管支持金具
JP3195276B2 (ja) 配管支持金具
TW588146B (en) Scaffolding coupler
JPH10104U (ja) 配管支持具
JPH1151030A (ja) ボルト係止構造並びに配管支持金具
JPH10169848A (ja) 配管支持金具
JP2000097373A (ja) ボトル抜け止め手段を有する配管バンド及びその生産方法
JP2539721Y2 (ja) 配管用支持具
JP3805326B2 (ja) 配管用金具
JP2011163078A (ja) 吊り金具取付用補助具
JP2960052B1 (ja) 分離一対の湾曲バンド片を連結自在に構成した配管バンド
JP5411838B2 (ja) 配管支持金具
JPH0217206A (ja) 足場用パイプ連結具
JP2004028251A5 (ja)
JPH04128587U (ja) 配管支持具
JP2014214868A (ja) 配管支持金具
JP4126125B2 (ja) クランプハンガー
JP2568914Y2 (ja) 建築用吊り具
JPH083546Y2 (ja) デッキプレートに取りつける吊り用ブラケット
JPH1078169A (ja) 配管支持金具
JP2547057Y2 (ja) 支持軸を一対の支持ブラケットに取付ける取付機構
JP2565091Y2 (ja) デッキプレート用天井吊り金具

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees