JP2001277837A - 自動車用の空気調和ユニット - Google Patents

自動車用の空気調和ユニット

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JP2001277837A JP2000102646A JP2000102646A JP2001277837A JP 2001277837 A JP2001277837 A JP 2001277837A JP 2000102646 A JP2000102646 A JP 2000102646A JP 2000102646 A JP2000102646 A JP 2000102646A JP 2001277837 A JP2001277837 A JP 2001277837A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ベントモード時のフルクール状態での風量増
大及び低騒音化と、ユニットケースの小型化との両立を
図ることができる空気調和ユニットを提供する。 【解決手段】 ユニットケース2内に、スクロール室1
1に連通し送風ファン3bからの送風が下降して流れる
下降通路12と、この下降通路12を通過した送風が上
昇して流れる上昇通路13とを設ける。スクロール室1
1と下降通路12とを形成するユニットケース2内の内
部壁2dに、下降通路12側へ凹んだ凹部2eを形成す
る。この凹部2eの上昇通路13側に加熱用熱交換器6
を略水平に配置する。加熱用熱交換器6の凹部2eとは
反対側に、冷却用熱交換器5を通過した送風が加熱用熱
交換器6を迂回して流れるバイパス通路15を設ける。
バイパス通路15とベント吹出口31とは上昇通路13
を介して直線状に配置する。フット通路18は、加熱用
熱交換器6の上方でスクロール室11と上昇通路13と
の間に設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車用の空気調
和ユニットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図9は従来品の一例を示す断面図であ
る。この図に示す空気調和ユニットaは、特開平8−2
82245号公報に記載されているものであり、ユニッ
トケースb内に、送風ファンcが収容されたスクロール
室dと、このスクロール室dに連通し送風ファンcから
の送風が流れる送風路eとが形成されている。この送風
路eは、送風ファンcからの送風が下降して流れる下降
通路e1と、この下降通路e1を通過した送風が上昇し
て流れる上昇通路e2と、下降通路e1と上昇通路e2
とを連通させる連通路e3とを備えている。
【0003】下降通路e1には、送風を冷却する冷却用
熱交換器fが水平に配置されている。上昇通路e2に
は、冷却用熱交換器fを通過した送風を加熱する加熱用
熱交換器gが配置されていると共に、この加熱用熱交換
器gを迂回して送風が流れるバイパス通路hが設けられ
ている。加熱用熱交換器gは、冷却用熱交換器fに併設
されている。連通路e3には、冷却用熱交換器fを通過
した送風の加熱用熱交換器gとバイパス通路hとへの配
風比を調整するエアミックスドアiが配置されている。
【0004】スクロール室dと下降通路e1とを形成す
るユニットケースb内の内部壁jには、スクロール室d
と下降通路e1との境界領域に、下降通路e1側へ凹む
凹部j1が形成されている。この凹部j1の上昇通路e
3側には、フットモード時に送風を導くフット通路kが
設けられている。ユニットケースbには、上昇通路e2
の上方に位置する部位に、ベントモード時に開放される
ベント吹出口mと、デフロスタモード時に開放されるデ
フロスタ吹出口nとが設けられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、夏場の車室
内は、炎天下での駐車等によって高温となり易い。この
ため、自動車用の空気調和ユニットaには、ベントモー
ド時の冷風量増大が求められている。すなわち、ベント
モード時には、冷却用熱交換器fを通過した冷風全量が
バイパス通路hを流れるフルクール状態での風量増大が
求められている。しかし、送風ファンcのファンモータ
を単に出力アップしたのでは、ファンモータが大型化し
て空気調和ユニットaの小型化に逆行すると共に、風量
増大に伴って騒音増大を招くことにもなる。従って、ベ
ントモード時の前記フルクール状態での通気抵抗を少し
でも低減することが必要となる。
【0006】ところが、空気調和ユニットaでは、上昇
通路e2は、加熱用熱交換器gを迂回するバイパス通路
hの部分が湾曲している。このため、冷却用熱交換器f
を通過した冷風全量がバイパス通路hを通過するフルク
ール状態では、上昇通路e2のバイパス通路h部分で通
気抵抗が増大し、ベントモード時の風量低下と騒音増大
とを招いてしまう。この風量低下と騒音増大とを解消す
るために、バイパス通路hとベント吹出口mとを上昇通
路e2を介して直線状に連通させようとすると、加熱用
熱交換器g及びバイパス通路hより上方の上昇通路e2
が必要以上に幅広となり、ユニットケースbの小型化に
逆行することとなる。
【0007】そこで、本発明では、ベントモード時のフ
ルクール状態での風量増大及び低騒音化と、ユニットケ
ースの小型化との両立を図ることができる空気調和ユニ
ットを提供することを課題としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
送風ファンが収容されたスクロール室と、該スクロール
室に連通し送風ファンからの送風が下降して流れる下降
通路と、該下降通路を通過した送風が上昇して流れる上
昇通路と、送風を冷却する冷却用熱交換器と、該冷却用
熱交換器を通過した送風を加熱する加熱用熱交換器と、
冷却用熱交換器を通過した送風が加熱用熱交換器を迂回
して流れるバイパス通路と、冷却用熱交換器を通過した
送風の加熱用熱交換器とバイパス通路とへの配風比を調
整するエアミックスドアと、フットモード時に送風を導
くフット通路と、ベントモード時に開放されるベント吹
出口とを備え、スクロール室と下降通路とを形成するユ
ニットケース内の内部壁には、スクロール室と下降通路
との境界領域に、下降通路側へ凹む凹部が形成されてい
る自動車用の空気調和ユニットにおいて、前記凹部の上
昇通路側に加熱用熱交換器が略水平に配置され、加熱用
熱交換器の前記凹部とは反対側にバイパス通路が設けら
れ、バイパス通路とベント吹出口とは上昇通路を介して
直線状に配置され、フット通路は、加熱用熱交換器の上
方でスクロール室と上昇通路との間に設けられているこ
とを特徴としている。
【0009】請求項2記載の発明は、請求項1記載の自
動車用の空気調和ユニットであって、冷却用熱交換器
は、その一端が他端より低い位置に位置するように水平
状態から所定の角度傾斜した状態でユニットケース内に
配置されていることを特徴としている。
【0010】請求項3記載の発明は、請求項1又は2記
載の自動車用の空気調和ユニットであって、ユニットケ
ース内に、加熱用熱交換器を通過した送風をバイパス通
路側へ導く温風通路を形成すると共にフット通路と上昇
通路とを区画する通路壁が設けられ、該通路壁の上壁
に、フット通路と上昇通路とを連通させるフット連通口
が設けられ、該フット連通口には、フットモード時とバ
イレベルモード時にフット連通口を開放するフットドア
が配置され、ベント吹出口には、ベントモード時とバイ
レベルモード時にベント吹出口を開放するベントドアが
配置されていることを特徴としている。
【0011】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、ベント吹
出口とバイパス通路とは、上昇通路を介して直線状に配
置されているので、ベント吹出口が開放されるベントモ
ード時には、図9図示の従来品と比べて、冷却用熱交換
器を通過した冷風全量がバイパス通路を通過するフルク
ール状態での通気抵抗を小さくすることができる。従っ
て、ベントモード時のフルクール状態での風量増大及び
低騒音化を図ることができる。
【0012】しかも、内部壁の下降通路側への凹部の上
昇通路側に加熱用熱交換器が略水平に配置されているの
で、加熱用熱交換器の凹部とは反対側に位置するバイパ
ス通路と加熱用熱交換器とを、ユニットケースの膨らみ
を抑えてユニットケース内に設けることができる。加え
て、フット通路は、加熱用熱交換器の上方でスクロール
室と上昇通路との間に設けられているので、加熱用熱交
換器及びバイパス通路より上方に位置する上昇通路を必
要以上に幅広にすることも無い。従って、ユニットケー
スの小型化を図ることもでき、その結果、ベントモード
時のフルクール状態での風量増大及び低騒音化と、ユニ
ットケースの小型化との両立を図ることができる。
【0013】請求項2記載の発明によれば、冷却用熱交
換器は、その一端が他端より低い位置に位置するように
水平状態から所定の角度傾斜した状態でユニットケース
内に配置されているので、冷却用熱交換器での送風冷却
により発生する凝縮水を冷却用熱交換器に沿って流下さ
せることができ、凝縮水の排水性向上を図ることができ
ると共に、冷却用熱交換器の高さを低く抑えてユニット
ケース内に冷却用熱交換器を配置しユニットケースの上
下寸法抑制を図ることもできる。従って、凝縮水の排水
性向上とユニットケースの上下寸法抑制との両立を図る
ことができる。
【0014】請求項3記載の発明によれば、バイレベル
モード時には、加熱用熱交換器と通過し温風通路を流れ
る温風と、パイパス通路を流れる冷風とは、合流した
後、混合されながら上昇通路を上昇する。このとき、通
路壁寄りの混合風は、温風通路を形成すると共にフット
通路と上昇通路とを区画する通路壁に沿って流れる温風
の影響により比較的温度が高くなる。通路壁とは反対側
を流れる混合風は、パイパス通路を通過した冷風の影響
で比較的温度が低くなる。比較的温度が高い混合風は、
通路壁に沿って流れてフット連通口からフット通路へ流
入する。比較的温度が低い混合風は、上昇通路を介して
パイパス通路と直線状に配置されたベント吹出口からユ
ニットケース外へ流出する。従って、バイレベルモード
時には、比較的温度が高い混合風をフット通路から乗員
の足許に導くことができ、比較的温度が低い混合風をベ
ント吹出口から乗員の上半身へ導くこともでき、その結
果、乗員の頭寒足熱を実現することができる。
【0015】また、通路壁の上壁に、フット通路と上昇
通路とを連通させるフット連通口が設けられているの
で、ユニットケースの高さを低く抑えても、温風と冷風
との合流部からフット連通口までの上昇通路の流路長を
比較的長くとることができ、バイレベルモード時にフッ
ト通路に流入する混合風の温風と冷風との混合性を確保
することができる。従って、ユニットケースの小型化と
前記混合風の混合性との両立を図ることもできる。
【0016】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施形態の一例
である第1実施形態を示す斜視図である。図2は、図1
に示すものの断面図である。図1,図2に示す空気調和
ユニット1は、自動車のインストルメントパネルで覆わ
れた車室内空間に搭載されるものであり、ユニットケー
ス2に送風機3のファンモータ3aが組み付けられてい
る。送風機3としては、静粛性と高性能とを両立させる
ために遠心式のものを採用しており、送風機3のファン
モータ3aには、送風ファンとして採用したシロッコフ
ァン3bが装着されている。このシロッコファン3b
は、ユニットケース2内のスクロール室11に収容され
ている。
【0017】ユニットケース2は、エンジンルーム側に
配置される前壁2aと、車室内の座席空間側に配置され
る後壁2bとを備え、例えば締結ねじ等により左右に分
離可能となっている。スクロール室11は、ユニットケ
ース2内の前壁2a側の頂部に形成されている。ユニッ
トケース2内には、スクロール室11に連通しシロッコ
ファン4からの送風が流れる送風路4も形成されてい
る。この送風路4は、シロッコファン4からの送風が前
壁2aに沿って下降する下降通路12と、この下降通路
12を通過した送風が後壁2bに沿って上昇する上昇通
路13と、下降通路12と上昇通路13とを連通させる
連通路14とを備えている。この連通路14は、ユニッ
トケース2の底壁2cに沿って形成されている。
【0018】下降通路12には、送風を冷却する冷却用
熱交換器5が配置されている。上昇通路13には、冷却
用熱交換器5を通過した送風を加熱する加熱用熱交換器
6が配置されている。冷却用熱交換器5は、前壁2a側
に位置する一端が後壁2b側の他端より下方に位置する
ように、車両前後方向Xへ水平状態から所定の角度傾斜
している。この傾斜角度は、10度〜30度程度が好ま
しい。なぜならば、傾斜角度を10度より小さくする
と、冷却用熱交換器5で除湿凝縮された凝縮水の排水性
が悪化し、傾斜角度を30度より大きくすると、ユニッ
トケース2の高さが高くなって冷却用熱交換器5を略水
平に配置した利点が殆ど無くなるからである。
【0019】冷却用熱交換器5はユニットケース2の底
部に配置されており、冷却用熱交換器5を通過した送風
は、ユニットケース2の底壁2cに沿って連通路14を
流れるようになっている。この連通路14には、冷却用
熱交換器5を通過した送風をスムーズに上昇通路13へ
導く整流板7が配置されている。底壁2cは、前壁2a
側と後壁2b側とから中央部へ向かって下降傾斜し、冷
却用熱交換器5で除湿凝縮された凝縮水が中央部へ集中
するようになっている。この中央部には、図示を省略し
た排水口が設けられている。
【0020】ユニットケース2内には、スクロール室1
1と下降通路12とを形成する内部壁2dが設けられて
おり、この内部壁2dには、スクロール室11と下降通
路12との境界領域に、下降通路12側へ凹む凹部2e
が形成されている。ところで、シロッコファン3bの周
囲に設けられたスクロール室11の送風路は、その断面
積がスクロール室11の出口へ向かって徐々に拡大する
渦巻き形状を有している。凹部2eは、その渦巻き形状
の送風路の渦巻き開始領域、すなわち、送風路の断面積
が最も小さくシロッコファン3bとの間隔が最も狭い最
狭部分を形成している。加熱用熱交換器6は、凹部2e
の上昇通路13側に凹部2eと隣接して略水平に配置さ
れ、冷却用熱交換器5に対しては略平行とされている。
【0021】加熱用熱交換器6の凹部2eとは反対側に
は、冷却用熱交換器5を通過した送風が加熱用熱交換器
6を迂回して流れるバイパス通路15が設けられてい
る。このバイパス通路15は、ユニットケース2の後壁
2bと加熱用熱交換器6との間に位置している。バイパ
ス通路15には、冷却用熱交換器5を通過した送風の加
熱用熱交換器6とバイパス通路15とへの配風比を調整
する回動式のエアミックスドア21が配置されている。
このエアミックスドア21は、冷却用熱交換器5を通過
した冷風に対し、加熱用熱交換器6への送風路4を閉鎖
してバイパス通路15を開放する冷風位置と、加熱用熱
交換器6への送風路4を開放してバイパス通路15を閉
鎖する温風位置との間を移動するようになっている。
【0022】ユニットケース2内には、加熱用熱交換器
6を通過した送風をバイパス通路15側へ導く温風通路
16を形成すると共に、スクロール室11脇の領域を取
り囲んでフット通路18を形成する通路壁2fが設けら
れている。この通路壁2fは、上昇通路13とフット通
路18とを区画しており、フット通路18は、加熱用熱
交換器6の上方でスクロール室11と上昇通路13との
間に設けられている。温風通路16を通過した温風と、
バイパス通路15を通過した冷風とが合流する合流部よ
り送風下流側の上昇通路13は、前記温風と冷風とを混
合させるエアミックス室17とされている。
【0023】ユニットケース2の頂壁2hには、後壁2
b側にベント吹出口31が設けられ、前壁2a側にデフ
ロスタ吹出口32が設けられている。このデフロスタ吹
出口32を臨む通路壁2fの上壁2gには、上昇通路1
3とフット通路18とを連通させるフット連通口33が
設けられている。フット通路18は、車幅方向Yへ沿っ
て延び、ユニットケース2の左右両側壁2i,2iに開
口している。ベント吹出口31とバイパス通路15とは
上昇通路13を介して直線状に配置されている。
【0024】ベント吹出口31には、デフロスタ吹出口
32とフット連通口33とへ向かう上昇通路13を閉鎖
してベント吹出口31を開放する開放位置と、デフロス
タ吹出口32とフット連通口33とへ向かう上昇通路1
3を開放してベント吹出口31を閉鎖する閉鎖位置との
間を移動してベント吹出口31を開閉する回動式のベン
トドア22が設けられている。このベントドア22は、
ベントモード時には前記開放位置に位置してベント吹出
口31を開放し、バイレベルモード時には半開状態とな
るように作動制御される。
【0025】デフロスタ吹出口32とフット連通口33
との分岐部には、デフロスタモード時にデフロスタ吹出
口32を開放してフット連通口33を閉鎖し、フットモ
ード時とバイレベルモード時にデフロスタ吹出口32を
閉鎖してフット連通口33を開放する回動式の切替ドア
23が設けられている。従って、この切替ドア23は、
フットモード時とバイレベルモード時にフット連通口3
3を開放するフットドアを兼ねている。なお、切替ドア
23は、デフ・フットモード時には半開状態となるよう
に作動制御される。
【0026】以上説明した第1実施形態では、ベント吹
出口31とバイパス通路15とは、上昇通路13を介し
て直線状に配置されているので、ベント吹出口31が開
放されるベントモード時には、冷却用熱交換器5を通過
した冷風全量がバイパス通路15を通過するフルクール
状態での通気抵抗を、図9図示の従来品と比べて小さく
することができる。従って、図9図示の従来品と比べ
て、ベントモード時のフルクール状態での風量増大及び
低騒音化を図ることができる。
【0027】しかも、内部壁2dが下降通路12側へ凹
む凹部2eの上昇通路13側に、加熱用熱交換器6が凹
部2eに隣接して配置されている。このため、加熱用熱
交換器6の凹部2eとは反対側に位置するバイパス通路
15と加熱用熱交換器6とのニットケース2内での配設
を、ユニットケース3の膨らみを抑えて行うことができ
る。加えて、フット通路18は、加熱用熱交換器6の上
方でスクロール室11と上昇通路13との間に設けられ
ているので、加熱用熱交換器6及びバイパス通路15よ
り上方に位置する上昇通路13を必要以上に幅広にする
ことなく、ベント吹出口31とバイパス通路15とを上
昇通路13を介して直線状に連通させることもできる。
従って、ベントモード時のフルクール状態での風量増大
及び低騒音化と、ユニットケース2の小型化との両立を
図ることができる。
【0028】また、第1実施形態では、冷却用熱交換器
5は、水平状態から所定の角度傾斜した状態でユニット
ケース2内の底部に配置されている。このため、冷却用
熱交換器5での送風冷却により発生する凝縮水を冷却用
熱交換器5に沿って流下させることができ、凝縮水の排
水性向上を図ることができる。加えて、冷却用熱交換器
5の高さを低く抑えてユニットケース2内に冷却用熱交
換器5を配置することができ、ユニットケース2の上下
寸法抑制を図ることもできる。従って、凝縮水の排水性
向上とユニットケースの上下寸法抑制との両立を図るこ
とができる。
【0029】しかも、加熱用熱交換器6は略水平に配置
され、冷却用熱交換器5と加熱用熱交換器6とは略平行
に配置されているので、この点でもユニットケース2の
上下寸法を小さくすることができる。従って、空気調和
ユニット1を収容する収容スペースの高さが低い小型自
動車等への空気調和ユニット1の搭載を図ることもでき
る。
【0030】ところで、バイレベルモード時には、バイ
パス通路15を通過した冷風と、加熱用熱交換器6を通
過した温風とはエアミックス室17で混合されて混合風
となるものの、後壁2bに沿って流れる混合風は冷風の
影響で比較的温度が低くなり、通路壁2fに沿って流れ
る混合風は温風の影響で比較的温度が高くなる。そして
比較的温度が低い混合風は、後壁2bに沿って流れてベ
ント吹出口31からユニットケース2外へ流出し、比較
的温度が高い混合風は、通路壁2fに沿って流れてフッ
ト連通口33からフット通路18へ流入する。従って、
バイレベルモード時には、比較的温度が低い混合風をベ
ント吹出口31から乗員の上半身に導くことができ、比
較的温度が高い混合風をフット連通口33から乗員の足
許に導くこともでき、その結果、乗員の頭寒足熱を実現
することができる。
【0031】加えて、フット連通口33は通路壁2fの
上壁2gに設けられているので、ユニットケース2の高
さを低く抑えても、エアミックス室17のフット連通口
33までの流路長を比較的長くすることができ、バイレ
ベルモード時にフット通路18へ流入する温風と冷風と
の混合風の混合性を確保することができる。従って、ユ
ニットケース2の小型化と、バイレベルモード時にフッ
ト通路18へ流入する混合風の混合性との両立を図るこ
ともできる。
【0032】図3は、本発明の実施形態の他の一例であ
る第2実施形態を模式的に示す断面図である。図4は、
本発明の実施形態の更に他の一例である第3実施形態を
模式的に示す断面図である。なお、以下に行う第2及び
第3の両実施形態の説明では、第1実施形態と同一の構
成要素には同一の符号を付し、第1実施形態の説明と重
複する説明は省略する。
【0033】図3に示すように、第2実施形態では、冷
却用熱交換器5は、連通路14の上昇通路13側に配置
され、加熱用熱交換器6の下方に位置している。そし
て、冷却用熱交換器5は、後壁2b側の一端が前壁2a
側の他端より低い位置に位置するように水平状態から1
0度〜30度程度傾斜し、後壁2b側の一端がユニット
ケース2の底壁2cに近接配置されている。このため、
この底壁2cと冷却用熱交換器5の送風流入面5aとの
間隔は、ユニットケース2の前壁2a側から後壁2b側
へ向かって徐々に短くなっている。
【0034】図4に示すように、第3実施形態でも、第
2実施形態と同様、冷却用熱交換器5は、連通路14の
上昇通路13側に配置され、加熱用熱交換器6の下方に
位置している。そして、冷却用熱交換器5は、後壁2b
側の一端が前壁2a側の他端より低い位置に位置するよ
うに水平状態から10度〜30度程度傾斜し、後壁2b
側の一端がユニットケース2の底壁2cに近接配置され
ている。この底壁2cと冷却用熱交換器5の送風流入面
5aとの間隔は、ユニットケース2の前壁2a側から後
壁2b側へ向かって徐々に短くなっている。
【0035】ただし、第2実施形態では、回動式のエア
ミックスドア21を使用しているのに対し、第3実施形
態では、スライド式のエアミックスドア21を使用して
いる。このスライド式のエアミックスドア21は、ピニ
オンギア41と噛合するラックを備えており、冷却用熱
交換器5を通過した冷風に対し加熱用熱交換器6を覆っ
てバイパス通路15を開放する冷風位置と、前記冷風に
対し加熱用熱交換器6を開放してバイパス通路15を閉
鎖する温風位置との間を前記ラックとピニオンギア41
との噛合によってスライドするようになっている。
【0036】スライド式のエアミックスドア21とピニ
オンギア41とは、ハウジング42に組み付けられてい
る。このハウジング42には、エアミックスドア21と
冷却用熱交換器5との間に位置する部位に、冷却用熱交
換器5を通過した冷風が通る開口部が設けられている。
【0037】以上説明した第2及び第3の両実施形態で
は、ユニットケース2の底壁2cと冷却用熱交換器5の
送風流入面5aとの間隔は、ユニットケース2の前壁2
a側から後壁2b側へ向かって徐々に短くなっている。
このため、底壁2cに沿って連通路14を流れる送風
を、冷却用熱交換器5の送風流入面5a全面に万遍なく
配風して冷却用熱交換器5を通過させることができる。
従って、冷却用熱交換器5の送風冷却効率を向上させる
ことができる。
【0038】図5は、図3及び図4に示すものの冷却用
熱交換器を示す斜視図である。図5に示すように、第2
及び第3の両実施形態では、冷却用熱交換器5は、車両
前後方向Xへ傾斜しており、冷媒が流入するヘッダパイ
プ部5bが車幅方向Yへ延びている。このため、エンジ
ンルームから延びる図外の冷媒配管と、冷却用熱交換器
5のヘッダパイプ部5bとは互いに直交することとな
り、冷媒配管に接続される膨張弁52は、接続用ブロッ
ク51を介してヘッダパイプ部5bに接続されている。
なお、膨張弁52が接続用ブロック51を介して冷却用
熱交換器5のヘッダパイプ部5bに接続されているの
は、第1実施形態でも同様である。
【0039】図6は、本発明の実施形態の更に他の一例
である第4実施形態を模式的に示す断面図である。図7
は、図6に示すもののA−A線断面図である。図8は、
図6に示すものの冷却用熱交換器を示す斜視図である。
なお、以下に行う第4実施形態の説明では、第1実施形
態と同一の構成要素には同一の符号を付し、第1実施形
態の説明と重複する説明は省略する。
【0040】図6〜図8に示すように、第4実施形態で
は、冷却用熱交換器5は、冷媒が流入するヘッダパイプ
部5bが車両前後方向Xへ延びるように、第1実施形態
の使用状態から90度回転させた状態で使用され、エン
ジンルーム側に配置される端面5c(図8参照)の中央
部に膨張弁52用の接続部5dが設けられている。
【0041】このため、エンジンルームから延びる図外
の冷媒配管と、冷却用熱交換器5のヘッダパイプ部5b
とを平行配置することができ、膨張弁52を冷却用熱交
換器5に直接、接続することができる。従って、図5に
示す接続用ブロック51を不要にすることができ、接続
用ブロック51が必要な第1〜第3の各実施形態と比べ
て、部品点数を削減することができ、製造コストの低減
を図ることができる。また、膨張弁52を冷却用熱交換
器5に接続する接続作業の作業工数を削減することもで
き、この点でも製造コストの低減を図ることができる。
【0042】また、第4実施形態では、図7に示すよう
に、冷却用熱交換器5は、水平状態から車幅方向Yへ傾
斜して配置されている。この傾斜角度αは15度〜30
度程度が好ましい。送風機3は、その回転軸の軸方向が
冷却用熱交換器5の傾斜方向とほぼ一致するように、ユ
ニットケース2に組み付けられている。従って、送風機
3の回転軸も水平状態から車幅方向Yへ傾斜しており、
この傾斜角度βは、冷却用熱交換器5の傾斜角度αと略
同角度に設定されている。
【0043】このため、送風機3の送風ファン3bから
の送風を冷却用熱交換器5の送風流入面5aに対して略
直角に流入させることができ、第1〜第3の各実施形態
と比べて、送風が冷却用熱交換器5を通過する際の通気
抵抗を小さくすることができる。従って、送風機3のフ
ァンモータ3aを大型化することなく車室内への配風量
の増大と騒音の低減とを図ることができ、配風量増大及
び騒音低減とファンモータ3aの小型化との両立を図る
ことができる。
【0044】加えて、第4実施形態では、送風機3は、
その送風ファン3bからの送風が主として冷却用熱交換
器5の上部領域を通過するように、冷却用熱交換器5に
対して偏向配置されている。そして、図6,図7に示す
ように、ユニットケース2の底壁2cは、車両前後方向
Xへは、ユニットケース2の前壁2a側と後壁2b側と
からユニットケース2の中央部へ向かって下降傾斜し、
車幅方向Yへは、ユニットケース2の冷却用熱交換器5
上端側の側壁2iから冷却用熱交換器5下端側の側壁2
iまで冷却用熱交換器5に沿って下降傾斜している。こ
の冷却用熱交換器5下端側の側壁2iには、その下端中
央部に、冷却用熱交換器5で除湿凝縮された凝縮水を排
水する排水口35が設けられ、この排水口35には、ド
レンパイプ36が接続されている。
【0045】このため、主として冷却用熱交換器5の上
部領域を通過した送風は、冷却用熱交換器5で冷却され
て除湿凝縮され、その除湿凝縮された凝縮水は、冷却用
熱交換器5を通過する送風によって強制滴下され、ある
いは、冷却用熱交換器5に沿って流下し自然滴下する。
冷却用熱交換器5から滴下した凝縮水は、ユニットケー
ス2の底壁2Cに沿って流れる送風により底壁2Cを流
下して、冷却用熱交換器5下端側の側壁2iに設けられ
た排水口35へ集められ、この排水口35からドレンパ
イプ36を通って排水される。従って、冷却用熱交換器
5で除湿凝縮された凝縮水の排水性を向上させることも
できる。
【0046】なお、以上説明した第1,第2,第4の各
実施形態では、エアミックスドア21に回動式のものを
使用し、第3実施形態では、エアミックスドア21にス
ライド式のものを使用している。しかし、第1,第2,
第4の各実施形態でも第3実施形態と同様、エアミック
スドア21にスライド式のものを使用することができる
のは勿論のことである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示す斜視図である。
【図2】図1に示すものの断面図である。
【図3】本発明の第2実施形態を模式的に示す断面図で
ある。
【図4】本発明の第3実施形態を模式的に示す断面図で
ある。
【図5】図3及び図4に示すものの冷却用熱交換器を示
す斜視図である。
【図6】本発明の第4実施形態を模式的に示す断面図で
ある。
【図7】図6に示すもののA−A線断面図である。
【図8】図6に示すものの冷却用熱交換器を示す斜視図
である。
【図9】従来品の一例を示す断面図である。
【符号の説明】
2 ユニットケース 2d 内部壁 2e 内部壁の凹部 2f 通路壁 2g 通路壁の上壁 3b 送風ファン 5 冷却用熱交換器 6 加熱用熱交換器 11 スクロール室 12 下降通路 13 上昇通路 15 バイパス通路 16 温風通路 18 フット通路 21 エアミックスドア 22 ベントドア 23 切替ドア(フットドア) 31 ベント吹出口 33 フット連通口
フロントページの続き (72)発明者 矢島 利夫 東京都中野区南台5丁目24番15号 カルソ ニックカンセイ株式会社内 Fターム(参考) 3L011 BA01 BP02

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送風ファン(3b)が収容されたスクロ
    ール室(11)と、該スクロール室(11)に連通し送
    風ファン(3b)からの送風が下降して流れる下降通路
    (12)と、該下降通路(12)を通過した送風が上昇
    して流れる上昇通路(13)と、送風を冷却する冷却用
    熱交換器(5)と、該冷却用熱交換器(5)を通過した
    送風を加熱する加熱用熱交換器(6)と、冷却用熱交換
    器(5)を通過した送風が加熱用熱交換器(6)を迂回
    して流れるバイパス通路(15)と、冷却用熱交換器
    (5)を通過した送風の加熱用熱交換器(6)とバイパ
    ス通路(15)とへの配風比を調整するエアミックスド
    ア(21)と、フットモード時に送風を導くフット通路
    (18)と、ベントモード時に開放されるベント吹出口
    (31)とを備え、スクロール室(11)と下降通路
    (12)とを形成するユニットケース(2)内の内部壁
    (2d)には、スクロール室(11)と下降通路(1
    2)との境界領域に、下降通路(12)側へ凹む凹部
    (2e)が形成されている自動車用の空気調和ユニット
    において、 前記凹部(2e)の上昇通路(13)側に加熱用熱交換
    器(6)が略水平に配置され、加熱用熱交換器(6)の
    前記凹部(2e)とは反対側にバイパス通路(15)が
    設けられ、バイパス通路(15)とベント吹出口(3
    1)とは上昇通路(13)を介して直線状に配置され、
    フット通路(18)は、加熱用熱交換器(6)の上方で
    スクロール室(11)と上昇通路(13)との間に設け
    られていることを特徴とする自動車用の空気調和ユニッ
    ト。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の自動車用の空気調和ユニ
    ットであって、冷却用熱交換器(5)は、その一端が他
    端より低い位置に位置するように水平状態から所定の角
    度傾斜した状態でユニットケース(2)内に配置されて
    いることを特徴とする自動車用の空気調和ユニット。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の自動車用の空気調
    和ユニットであって、ユニットケース(2)内に、加熱
    用熱交換器(6)を通過した送風をバイパス通路(1
    5)側へ導く温風通路(16)を形成すると共にフット
    通路(18)と上昇通路(13)とを区画する通路壁
    (2f)が設けられ、該通路壁(2f)の上壁(2g)
    に、フット通路(18)と上昇通路(13)とを連通さ
    せるフット連通口(33)が設けられ、該フット連通口
    (33)には、フットモード時とバイレベルモード時に
    フット連通口(33)を開放するフットドア(23)が
    配置され、ベント吹出口(31)には、ベントモード時
    とバイレベルモード時にベント吹出口(31)を開放す
    るベントドア(22)が配置されていることを特徴とす
    る自動車用の空気調和ユニット。
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