JP2001276928A - 連結部材、その製造方法およびその装置 - Google Patents

連結部材、その製造方法およびその装置

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JP2001276928A
JP2001276928A JP2000030543A JP2000030543A JP2001276928A JP 2001276928 A JP2001276928 A JP 2001276928A JP 2000030543 A JP2000030543 A JP 2000030543A JP 2000030543 A JP2000030543 A JP 2000030543A JP 2001276928 A JP2001276928 A JP 2001276928A
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Noboru Misawa
昇 三澤
Hideyuki Chiba
秀幸 千葉
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Somic Ishikawa KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 先細部の成形が短時間で容易にできる連結部
材を提供する。 【解決手段】 略棒状の部材本体21の両端それぞれに細
径な先細部31a,31bを冷間鍛造で成形する。内面に突部
43a,43b,43c,43d,43eを形成し、各突部43a,43b,4
3c,43d,43eの頂点を結んだ形状が部材本体21の横断面
より細径な金型41の開口部42に、部材本体21の一端を先
端にして挿通する。各突部43a,43b,43c,43d,43eの
押圧で部材本体21の外側部に溝部51a,51b,51c,51d,
51eを成形するとともに、部材本体21の軸方向の歪みを
矯正する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、先細部を有する略
棒状の連結部材、その製造方法およびその装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、先細部を有する略棒状の連結部材
としては、例えば、図5に示す構成が知られている。
【0003】そして、この図5に示す連結部材1は、略
円柱状の部材本体2を備えており、この部材本体2の両
端には、切削加工で成形された先細部3a,3bがそれぞれ
形成されている。これら先細部3a,3bは、部材本体2の
径寸法より径小な径寸法に形成されている。
【0004】また、部材本体2それぞれの先細部3a,3b
には、ボールジョイント4a,4bがそれぞれ溶接接合され
ており、これら連結部材1および各ボールジョイント4
a,4bによりボールジョイント装置5を構成している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記図
5に示す連結部材1では、部材本体2の両端に形成され
た先細部3a,3bが、切削加工で成形しているため、これ
ら先細部3a,3bを切削成形する際に多大な時間を費やす
必要がある。
【0006】また、部材本体2の先細部3a,3bを冷間鍛
造で成形することも考えられるが、単純に先細部3a,3b
を冷間鍛造しただけでは、部材本体2の軸が曲がりやす
いので、部材本体2が歪んでしまうという問題を有して
いる。
【0007】本発明は、このような点に鑑みなされたも
ので、先細部の成形が短時間で容易にできる連結部材、
その製造方法およびその装置を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の連結部材
は、略棒状の部材本体と、この部材本体の少なくとも一
端に冷間鍛造で成形され、前記部材本体より細径な略棒
状の先細部と、内面に複数の突部が形成された金型の開
口部に前記部材本体の一端を先端にして挿通させ、前記
突部により押圧されて前記部材本体の外側部に形成され
た複数の溝部とを具備しているものである。
【0009】そして、この構成では、少なくとも一端に
細径な略棒状の先細部が冷間鍛造で成形された略棒状の
部材本体の一端を先端にして、内面に複数の突部が形成
された金型の開口部に挿通させる。この結果、金型の各
突部が部材本体の外側部を押圧して、この部材本体の外
側部に複数の溝部を形成する。このとき、金型の突部に
よる押圧で部材本体の軸方向に対する歪みを矯正する。
よって、短時間で成形可能な冷間鍛造で先細部を成形し
た場合であっても、金型の開口部に部材本体を挿通させ
ることにより、部材本体の歪みを矯正して直線状にする
ので、先細部の成形が短時間で可能となる。
【0010】請求項2記載の連結部材は、請求項1記載
の連結部材において、各溝部は、部材本体の周方向に沿
って互いに等間隔に離間した位置にそれぞれ形成された
ものである。
【0011】そして、この構成では、金型の各突部で押
圧成形された各溝部が、部材本体の周方向に沿って互い
に等間隔に離間した位置に形成されていることにより、
金型の開口部に部材本体を挿通させる際に、この金型の
各突部が均等に部材本体の外側部を押圧するので、金型
による部材本体の矯正がより容易に正確になる。
【0012】請求項3記載の連結部材の製造方法は、略
棒状の部材本体の少なくとも一端にこの部材本体より細
径な略棒状の先細部を冷間鍛造で成形し、内面に複数の
突部が形成されているとともに、それぞれの突部の頂点
を結んだ形状が前記部材本体の横断面より細径な金型の
開口部に、前記部材本体の一端を先端にして挿通させる
ものである。
【0013】そして、この構成では、略棒状の部材本体
の少なくとも一端に細径な略棒状の先細部を冷間鍛造で
成形する。その後、内面に複数の突部が形成され、かつ
それぞれの突部の頂点を結んだ形状が部材本体の横断面
より細径な金型の開口部に、部材本体の一端を先端にし
て挿通させる。このとき、金型の各突部が部材本体の外
側部を押圧して、この部材本体の外側部に溝部を形成す
るとともに、この部材本体の軸方向の歪みを矯正する。
この結果、短時間で成形可能な冷間鍛造で先細部を成形
した場合であっても、金型の開口部に部材本体を挿通さ
せることにより、部材本体の歪みを矯正して直線状にす
るので、先細部の成形が短時間で可能となる。
【0014】請求項4記載の連結部材の製造装置は、少
なくとも一端に細径な略棒状の先細部が冷間鍛造で成形
された略棒状の部材本体を矯正する金型と、この金型に
開口され、内面に複数の突部が形成されているととも
に、それぞれの突部の頂点を結んだ形状が前記部材本体
の横断面より細径な開口部とを具備しているものであ
る。
【0015】そして、この構成では、内面に複数の突部
が形成され、かつそれぞれの突部の頂点を結んだ形状が
部材本体の横断面より細径な金型の開口部に、少なくと
も一端に細径な略棒状の先細部が冷間鍛造で成形された
略棒状の部材本体の一端を先端にして挿通させる。この
とき、金型の各突部が部材本体の外側部を押圧してこの
部材本体の外側部に複数の溝部を形成するとともに、こ
の部材本体の軸方向の歪みを矯正する。この結果、短時
間で成形可能な冷間鍛造で先細部を成形した場合であっ
ても、金型の開口部に部材本体を挿通させることによ
り、部材本体の歪みを矯正して直線状にするので、先細
部の成形が短時間で可能となる。
【0016】請求項5記載の連結部材の製造装置は、請
求項4記載の連結部材の製造装置において、各突部は、
開口部の周方向に沿って互いに等間隔に離間した位置に
それぞれ形成されたものである。
【0017】そして、この構成では、金型の各突部を、
開口部の周方向に沿って互いに等間隔に離間した位置に
それぞれ形成したことにより、金型の開口部を挿通する
際、部材本体の外側部を均等に押圧する。このため、金
型による部材本体の矯正がより容易に正確になる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の連結部材の一実施
の形態の構成を図1ないし図4を参照して説明する。
【0019】図1ないし図4において、11は連結部材
で、この連結部材11は、例えば、自動車の懸架装置、す
なわちサスペンションシステムなどに使用されるボール
ジョイント装置12のボールジョイント13a,13b間を掛け
渡す。
【0020】また、この連結部材11は、金属などで略棒
状としての略円筒状に成形された部材本体21を備えてお
り、この部材本体21の軸方向における両端には、この部
材本体21の軸方向に向けて突出する略棒状としての略円
筒状の先細部31a,31bが、部材本体21の同軸上にそれぞ
れ形成されている。これら先細部31a,31bは、部材本体
21の外径寸法より細径な外径寸法を有している。
【0021】そして、これら先細部31a,31bそれぞれの
基端には、これら先細部31a,31bから部材本体21に向け
て連れて徐々に拡径するテーパ状の周方向に沿った傾斜
部32a,32bが形成されている。ここで、これら先細部31
a,31bおよび傾斜部32a,32bは、部材本体21の両端を冷
間鍛造することにより成形されている。
【0022】さらに、先細部31a,31bおよび傾斜部32
a,32bが形成された部材本体21は、この部材本体21の一
端を先端にして、略矩形平板状の金型41の略中央部に開
口形成された開口部42に、部材本体21の軸方向、すなわ
ち図1および図3に示すA方向に向けて挿通されて、こ
の部材本体21の軸中心の歪みが矯正される。
【0023】そして、この金型41の開口部42の内部に
は、この開口部42の軸方向に沿って軸中心方向に向けて
突出する断面略半円形状の突部43a,43b,43c,43d,43
eが、複数、例えば5箇所に形成されている。これら各
突部43a,43b,43c,43d,43eは、開口部42の周方向に
沿って互いに等間隔に離間した位置にそれぞれ形成され
ている。また、これら各突部43a,43b,43c,43d,43e
の頂点を結んだ内径寸法は、部材本体21の横断面、すな
わち外径寸法より細径となるように形成されている。
【0024】また、金型41の開口部42に挿通させた後の
部材本体21の外側部には、この部材本体21の軸方向に沿
って軸中心方向に向けて押圧成形された断面略凹弧状の
溝部51a,51b,51c,51d,51eが、複数、例えば5箇所
に形成されている。これら各溝部51a,51b,51c,51d,
51eは、部材本体21の周方向に沿って互いに等間隔に離
間した位置にそれぞれ形成されている。また、これら各
溝部51a,51b,51c,51d,51eは、部材本体21を金型41
の開口部42に挿通することにより、この開口部42内の各
突部43a,43b,43c,43d,43eに押圧されて成形されて
いる。
【0025】ここで、各ボールジョイント13a,13bは、
図示しない球頭部が軸部15a,15bの端部に形成されたボ
ールスタッド16a,16bをそれぞれ備えている。また、こ
れらボールスタッド16a,16bの球頭部は、略有底円筒状
のソケット17a,17bの内部に形成された図示しない収容
部に図示しないボールシートを介して摺動可能にそれぞ
れ配設されている。
【0026】さらに、各ソケット17a,17bの収容部の開
口端部には、ダストカバー18a,18bがそれぞれ取り付け
られており、これらダストカバー18a,18bは、クリップ
19a,19bによりソケット17a,17bの収容部の開口端部に
それぞれ固定されている。
【0027】また、これらダストカバー18a,18bは、ボ
ールスタッド16a,16bそれぞれの軸部15a,15bが挿通し
た状態で、この軸部15a,15bの略中間からソケット17
a,17bの収容部の開口端部までをそれぞれ覆っている。
【0028】そして、各ソケット17a,17bの外側部に位
置する所定位置14a,14bには、部材本体21の両端に成形
された先細部31a,31bがそれぞれ溶接接合されている。
【0029】次に、上記一実施の形態の作用を説明す
る。
【0030】まず、部材本体21の両端に冷間鍛造で先細
部31a,31bおよび傾斜部32a,32bを成形する。このと
き、部材本体21は、この部材本体21における軸中心が歪
んでいる場合が多い。
【0031】次いで、部材本体21の一端、すなわちどち
らか一方の先細部31aを先端にして、この部材本体21の
軸方向に沿って金型41の開口部42に挿入して通過させ
る。すると、開口部42内の各突部43a,43b,43c,43d,
43eが部材本体21の外側部を押圧する。
【0032】そして、これら各突部43a,43b,43c,43
d,43eによる押圧により、これら各突部43a,43b,43
c,43d,43eと対応した部材本体21の外側部には、この
部材本体21の軸方向に沿った各溝部51a,51b,51c,51
d,51eが形成される。この結果、各突部43a,43b,43
c,43d,43eによる押圧により、部材本体21の軸中心の
歪みが矯正されて、この部材本体21が直線状になる。
【0033】上述したように、上記一実施の形態によれ
ば、冷間鍛造で両端に先細部31a,31bおよび傾斜部32
a,32bを成形した部材本体21の一端を先端にして金型41
の開口部42内に挿通させると、この金型41の開口部42内
の各突部43a,43b,43c,43d,43eが部材本体21の外側
部を押圧して、この部材本体21の外側部に溝部51a,51
b,51c,51d,51eを形成する。この結果、冷間鍛造で先
細部31a,31bおよび傾斜部32a,32bを形成した際に生じ
た部材本体21の軸中心における歪みが矯正できる。
【0034】よって、短時間で成形可能な冷間鍛造で先
細部31a,31bおよび傾斜部32a,32bを成形した場合であ
っても、金型41の開口部42内に部材本体21を挿通させる
ことにより、この部材本体21の軸中心における歪みが矯
正できて、この部材本体21が直線状になるので、先細部
31a,31bおよび傾斜部32a,32bの成形が短時間で容易に
できる。
【0035】また、金型41の開口部42内に部材本体21を
挿通させる際に、この開口部42内の各突部43a,43b,43
c,43d,43eが部材本体21の外側部を押圧して、この部
材本体21の外側部に溝部51a,51b,51c,51d,51eを成
形する。このため、溝部51a,51b,51c,51d,51eを形
成せずに部材本体21を押圧してこの部材本体21の軸中心
における歪みを矯正する場合に比べると、部材本体21自
体の材料費を削減できるので、製造性を向上できるとと
もに、溝部51a,51b,51c,51d,51eを成形した分、部
材本体21が軽量になるので、この部材本体21を軽量化で
きる。
【0036】さらに、金型41の開口部42内の各突部43
a,43b,43c,43d,43eは、この開口部42の周方向に沿
って互いに等間隔に離間した位置に、この開口部42の軸
方向に沿って形成されているため、金型41の開口部42内
に部材本体21を挿通させる際、この部材本体21の外側部
を均等に押圧できる。このため、金型41の開口部42内の
各突部43a,43b,43c,43d,43eによる部材本体21の矯
正をより容易かつ正確にできる。
【0037】なお、上記一実施の形態では、部材本体21
の両端にボールジョイント13a,13bがそれぞれ接続され
たボールジョイント装置12の構成について説明したが、
このような構成に限定されることはなく、例えば、ソケ
ットにゴムブッシュを圧入したものや、ソケットの両開
口からボールスタッドの軸部が突出したボールブッシュ
などを、部材本体21の一端に接続してもよい。
【0038】また、部材本体21の両端に先細部31a,31b
および傾斜部32a,32bをそれぞれ成形した場合について
説明したが、例えば、冷間鍛造で、部材本体21の一端に
雄ねじ部を成形し、かつ他端にボールスタッドの球頭部
などを成形してもよい。さらには、部材本体21の一端の
先端部31aにねじ転造成形で雄ねじ部を成形し、他端の
先端部31bの先端にボールジョイント等を接続した構成
としてもよい。
【0039】さらに、金型41の開口部42内の各突部43
a,43b,43c,43d,43eを断面略半円形状に形成した構
成について説明したが、これら突部43a,43b,43c,43
d,43eは、例えば、断面台形状に形成してもよい。ま
た、このように構成することにより、開口部42内に挿通
された部材本体21の外側部には、略凹溝状の溝部51a,5
1b,51c,51d,51eが押圧成形される。
【0040】そして、金型41の開口部42内に各突部43
a,43b,43c,43d,43eを形成した構成について説明し
たが、開口部42の内径寸法を部材本体21の外径寸法より
径小にすれば、開口部42内に突部43a,43b,43c,43d,
43eを形成しない場合であっても、冷間鍛造にて軸中心
が歪んだ部材本体21を矯正できる。また、このように構
成することにより、金型41を製造する際のコストが削減
でき、金型41の製造性を向上できる。
【0041】さらに、部材本体21の各先細部31a,31bを
それぞれボールジョイント13a,13bのソケット17a,17b
の所定位置14a,14bに溶接接合した構成について説明し
たが、このような構成に限定されることはなく、ソケッ
ト17a,17bの所定位置14a,14bに部材本体21の先細部31
a,31bが接合できる構成であれば、どのような接合方法
であってもよい。
【0042】
【発明の効果】請求項1記載の連結部材によれば、部材
本体の一端を先端にして、開口部に挿通させると、各突
部が部材本体を押圧して複数の溝部を形成し、この部材
本体を矯正して直線状にするため、短時間で成形可能な
冷間鍛造で先細部を成形した場合であっても、先細部の
成形が短時間で容易にできる。
【0043】請求項2記載の連結部材によれば、請求項
1記載の連結部材の効果に加え、各溝部が、部材本体の
周方向に沿って互いに等間隔に離間した位置に形成され
たことにより、開口部に部材本体を挿通させた際に、各
突部が均等に部材本体を押圧するので、金型による部材
本体の矯正がより容易かつ正確にできる。
【0044】請求項3記載の連結部材の製造方法によれ
ば、開口部に部材本体の一端を先端にして挿通させる
と、各突部が部材本体の外側部を押圧してこの部材本体
の外側部に溝部を形成し、この部材本体の軸方向の歪み
を矯正して直線状にするので、短時間で成形可能な冷間
鍛造で先細部を成形した場合であっても、先細部の成形
を短時間で容易にできる。
【0045】請求項4記載の連結部材の製造装置によれ
ば、部材本体の一端を先端にして開口部に挿通させる
と、各突部が部材本体を押圧してこの部材本体の外側部
に溝部を形成し、この部材本体の軸方向の歪みを矯正し
て直線状にするので、短時間で成形可能な冷間鍛造で先
細部を成形した場合であっても、先細部の成形を短時間
で容易にできる。
【0046】請求項5記載の連結部材の製造装置によれ
ば、請求項4記載の連結部材の製造装置の効果に加え、
各突部を開口部の周方向に沿って互いに等間隔に離間し
た位置にそれぞれ形成したことにより、開口部を挿通す
る際、部材本体の外側部を均等に押圧するので、金型に
よる部材本体の矯正をより容易かつ正確にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の連結部材の一実施の形態を示す斜視図
である。
【図2】同上連結部材のa−a断面図である。
【図3】同上連結部材の製造状況を示す側面図である。
【図4】同上連結部材を示す斜視図である。
【図5】従来の連結部材を示す斜視図である。
【符号の説明】
11 連結部材 21 部材本体 31a,31b 先細部 41 金型 42 開口部 43a,43b,43c,43d,43e 突部 51a,51b,51c,51d,51e 溝部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 略棒状の部材本体と、 この部材本体の少なくとも一端に冷間鍛造で成形され、
    前記部材本体より細径な略棒状の先細部と、 内面に複数の突部が形成された金型の開口部に前記部材
    本体の一端を先端にして挿通させ、前記突部により押圧
    されて前記部材本体の外側部に形成された複数の溝部と
    を具備していることを特徴とした連結部材。
  2. 【請求項2】 各溝部は、部材本体の周方向に沿って互
    いに等間隔に離間した位置にそれぞれ形成されたことを
    特徴とした請求項1記載の連結部材。
  3. 【請求項3】 略棒状の部材本体の少なくとも一端にこ
    の部材本体より細径な略棒状の先細部を冷間鍛造で成形
    し、 内面に複数の突部が形成されているとともに、それぞれ
    の突部の頂点を結んだ形状が前記部材本体の横断面より
    細径な金型の開口部に、前記部材本体の一端を先端にし
    て挿通させることを特徴とする連結部材の製造方法。
  4. 【請求項4】 少なくとも一端に細径な略棒状の先細部
    が冷間鍛造で成形された略棒状の部材本体を矯正する金
    型と、 この金型に開口され、内面に複数の突部が形成されてい
    るとともに、それぞれの突部の頂点を結んだ形状が前記
    部材本体の横断面より細径な開口部とを具備しているこ
    とを特徴とした連結部材の製造装置。
  5. 【請求項5】 各突部は、開口部の周方向に沿って互い
    に等間隔に離間した位置にそれぞれ形成されたことを特
    徴とした請求項4記載の連結部材の製造装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN111346948A (zh) * 2020-03-10 2020-06-30 中国十九冶集团有限公司 铁钉矫直装置

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CN111346948A (zh) * 2020-03-10 2020-06-30 中国十九冶集团有限公司 铁钉矫直装置
CN111346948B (zh) * 2020-03-10 2022-03-22 中国十九冶集团有限公司 铁钉矫直装置

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