JP2002276684A - 二段式カルダンユニバーサルジョイント用カップリングヨーク及びその製造方法 - Google Patents

二段式カルダンユニバーサルジョイント用カップリングヨーク及びその製造方法

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JP2002276684A
JP2002276684A JP2002033850A JP2002033850A JP2002276684A JP 2002276684 A JP2002276684 A JP 2002276684A JP 2002033850 A JP2002033850 A JP 2002033850A JP 2002033850 A JP2002033850 A JP 2002033850A JP 2002276684 A JP2002276684 A JP 2002276684A
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yoke
yoke portion
cardan universal
universal joint
circumferentially extending
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Spencer H Guptill
エイチ ガプティル スペンサー
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    • F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
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    • F16D3/16—Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts
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    • B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B23P2700/11—Joints, e.g. ball joints, universal joints

Abstract

(57)【要約】 【課題】 構造が簡単で製造コストの安い二段式カルダ
ンユニバーサルジョイント用カップリングヨークを提供
する。 【解決手段】 本発明による二段式カルダンユニバーサ
ルジョイント用カップリングヨーク(50)は、第１のヨー
ク部分(52)及び第２のヨーク部分(54)からなる。各ヨー
ク部分(52,54)は、周方向に延びる端部(60,62)を備えた
中間湾曲部分(58)と、２つの軸端部分(56)とを有し、軸
端部分(56)の各々は、孔(64)を備えている。両ヨーク部
分(52,54))の中間湾曲部分(58)が円筒形フープを形成し
且つ両ヨーク部分(52,54)の軸端部分(56)の孔(64)が２
つのカルダンユニバーサルジョイントのクロス部を受入
れるべく直径方向に対向するように、第１のヨーク部分
(52)の端部(60,62)と第２のヨーク部分(54)の端部(60,6
2)とが互いに固定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、概略的には、ユニ
バーサルジョイントに係わり、更に詳細には、二段式カ
ルダンユニバーサルジョイント用のカップリングヨーク
に関する。
【０００２】
【従来の技術】二段式カルダンユニバーサルジョイント
は、典型的には、交差シャフト軸を有する十字軸部また
はクロス部が、内部支持及び心出し手段を有するカップ
リングヨークによって連結されている２つのカルダンユ
ニバーサルジョイントから構成されるように設計されて
いる。
【０００３】現在の二段式カルダンユニバーサルジョイ
ントの設計によれば、一部品の金属シートヨークが、ユ
ニバーサルジョイントを互いに連結するのに使用されて
いる。図１及び図２に示すように、この金属シートヨー
クには、指関節形状に巻かれた金属シートブランクの端
部を互いに保持するように係合するパズルカット(puzzl
e cut)部が形成されている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】金属シートブランクの
端部のパズルカット部の接合により、出来たヨークの安
定性が不十分になることがある。加えて、この構成は複
雑であると共に接合に引続いて機械加工が必要であり、
それにより、部品の製造コストを高くする。
【０００５】現在の装置及び方法に存在する既知の制限
は、上述のとおりである。かくして、１又は２以上の上
述の制限を解消することを目的とした変形の二段式カル
ダンユニバーサルジョイント用カップリングジョイント
を提供するのが有利であることは明らかである。従っ
て、以下により完全に説明する特徴を含む、本発明によ
る適当な二段式カルダンユニバーサルジョイント用カッ
プリングジョイントを提供する。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明の１つの側面で
は、第１のヨーク部分と第２のヨーク部分とからなり、
これらのヨーク部分は各々、周方向に延びる端部を備え
た中間湾曲部分と、各々が孔を有する２つの軸端部分と
を有する二段式カルダンユニバーサルジョイント用カッ
プリングヨークを提供することによって、上記目的を達
成する。第１のヨークの周方向に延びる端部と第２のヨ
ークの周方向に延びる端部とは、第１のヨーク部分及び
第２のヨーク部分の中間湾曲部分が円筒形フープを形成
し且つ第１のヨーク部分及び第２のヨーク部分の軸端部
分の孔が２つのカルダンユニバーサルジョイントのクロ
ス部を受入れるべく直径方向に対向するように、互いに
固定される。
【０００７】本発明の他の側面では、二段式カルダンユ
ニバーサルジョイント用カップリングヨークの製造方法
を提供することによって、上記目的を達成する。
【０００８】上述の及びその他の側面は、添付図面を参
照して、以下の発明の詳細な説明から明らかになろう。
【０００９】
【発明の実施の形態】本発明の概略的な概念は、剪断、
押曲げ(squeezing)、プレスの一連の工程を通して２つ
の独立な金属シートブランクを形作ることによって、二
段式カルダンユニバーサルジョイントに適したカップリ
ングヨークを作ることにある。次いで、２つの独立な金
属シートブランクを、以下の固定技術、即ち、溶接、プ
レス及び押曲げのうちの１つ又はそれらの組合わせによ
って互いに固定する。
【００１０】図３乃至図５は、本発明の好ましい実施形
態による二段式カルダンユニバーサルジョイント用カッ
プリングヨーク５０を示している。カップリングヨーク
５０は、２つのヨーク部分５２及び５４を有し、これら
２つのヨーク部分５２及び５４は、製造を簡単にするた
めに同一であるのが良い。ヨーク部分５２及び５４は、
各々、両軸端部の耳部５６と、中間湾曲部分５８とを有
し、中間湾曲部分５８は、実質的には、ハーフシリン
ダ、ハーフバレル、又はその他の曲線形態として構成さ
れている。中間湾曲部分を周方向に延びる端部６０及び
６２で互いに接合させるとき、２つのヨーク部分は、軸
線方向に延びる耳部５６を有する円筒形フープを形成す
る。耳部５６は、２つのカルダンユニバーサルジョイン
トのクロス部を受入れるために直径方向に対向する孔６
４を有する。
【００１１】二段式カルダンユニバーサルジョイント用
カップリングヨークについて以前から知られている設計
とは異なり、本発明のカップリングヨークは、より複雑
でなく且つより機械加工を必要としない安定構造を提供
する。その結果、本発明による二段式カルダンユニバー
サルジョイント用カップリングヨークは、その製造コス
トを軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】従来技術の二段式カルダンユニバーサルジョイ
ント用カップリングヨークの正面図である。
【図２】従来技術の二段式カルダンユニバーサルジョイ
ント用カップリングヨークの背面図である。
【図３】本発明の好ましい実施形態による二段式カルダ
ンユニバーサルジョイント用カップリングヨークの分解
図である。
【図４】本発明の好ましい実施形態による二段式カルダ
ンユニバーサルジョイント用カップリングヨークの組立
図である。
【図５】図３及び図４の二段式カルダンユニバーサルジ
ョイント用カップリングヨークの分解斜視図である。
【符号の説明】
５０ 二段式カルダンユニバーサルジョイント用カッ
プリングヨーク ５２ ヨーク部分 ５４ ヨーク部分 ５６ 耳部 ５８ 中間湾曲部分 ６０ 端部 ６２ 端部 ６４ 孔

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 周方向に延びる端部を備え且つ実質的に
    ハーフシリンダとして構成された中間湾曲部分と、各々
    が孔を備えた２つの軸端部分と、を有する第１のヨーク
    部分と、 周方向に延びる端部を備え且つ曲線形態を有する中間湾
    曲部分と、各々が孔を備えた２つの軸端部分と、を有す
    る第２のヨーク部分と、からなり、 前記第１のヨーク部分の中間湾曲部分及び前記第２のヨ
    ーク部分の中間湾曲部分が円筒形フープを形成し且つ前
    記第１のヨーク部分及び前記第２のヨーク部分の軸端部
    分の孔が２つのカルダンユニバーサルジョイントのクロ
    ス部を受入れるべく直径方向に対向するように、前記第
    １のヨーク部分の周方向に延びる端部と前記第２のヨー
    ク部分の周方向に延びる端部とが互いに固定される、二
    段式カルダンユニバーサルジョイント用カップリングヨ
    ーク。
  2. 【請求項２】 前記第１のヨーク部分と前記第２のヨー
    ク部分とは、溶接、プレス及び押曲げの固定技術のうち
    の少なくとも１つによって互いに固定されている、請求
    項１に記載の二段式カルダンユニバーサルジョイント用
    カップリングヨーク
  3. 【請求項３】 二段式カルダンユニバーサルジョイント
    用カップリングヨークの製造方法であって、 周方向に延びる端部を備えた曲線形態を有する中間湾曲
    部分と、各々が孔を有する２つの軸端部分と、を各々が
    有する第１のヨーク部分及び第２のヨーク部分を形成す
    る段階と、 前記第１のヨーク部分の周方向に延びる端部と前記第２
    のヨーク部分の周方向に延びる端部とを互いに固定し
    て、前記第１のヨーク部分及び前記第２のヨーク部分の
    軸端部分の孔を、２つのカルダンユニバーサルジョイン
    トのクロス部を受入れるように直径方向に対向させ、前
    記第１のヨーク部分及び前記第２のヨーク部分の中間湾
    曲部分に円筒形フープを形成する段階と、 を有する製造方法。
  4. 【請求項４】 前記第１のヨーク部分の周方向に延びる
    端部と前記第２のヨーク部分の周方向に延びる端部を互
    いに固定する段階は、溶接、プレス及び押曲げの固定技
    術のうちの少なくとも１つによって行われる、請求項３
    に記載の製造方法。
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