JPS6014039Y2 - プレス成形アイドラ−ア−ム - Google Patents
プレス成形アイドラ−ア−ムInfo
- Publication number
- JPS6014039Y2 JPS6014039Y2 JP1976161977U JP16197776U JPS6014039Y2 JP S6014039 Y2 JPS6014039 Y2 JP S6014039Y2 JP 1976161977 U JP1976161977 U JP 1976161977U JP 16197776 U JP16197776 U JP 16197776U JP S6014039 Y2 JPS6014039 Y2 JP S6014039Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- press
- idler arm
- arm
- boss part
- hollow
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は従来(第3図参照)熱間鍛造成形と機械加工に
よりアイドラーアームAを製作していたものをプレス加
工と接合固着とにより製作するもので、軽量且つ強度増
大とすることを目的とするものである。
よりアイドラーアームAを製作していたものをプレス加
工と接合固着とにより製作するもので、軽量且つ強度増
大とすることを目的とするものである。
即ち本考案はプレス絞り成形したものを中央部にて折り
曲げアイドラーアーム形状とした後それぞれの突き合せ
部を接合固着することにより機械加工の省略、生産容易
化、形状簡単等の特徴を有する。
曲げアイドラーアーム形状とした後それぞれの突き合せ
部を接合固着することにより機械加工の省略、生産容易
化、形状簡単等の特徴を有する。
更に本考案はプレス絞り成形を二分割成形したものを突
き合せ、突き合せ部を接合固着する場合も包含し、同様
の効果を収めうるものである。
き合せ、突き合せ部を接合固着する場合も包含し、同様
の効果を収めうるものである。
上記において単純に二分割構成にしただけでは全体が中
空体構成において殊に小ボス部の強度が不充分で破損の
おそれ大であるが、これに対処して本考案では該小ボス
部の二分割に際し、それぞれの分割部に小ボス部軸端に
軸支持用の環状部を持つよう構成分割しであるから、こ
れを固着接合した場合中ボス部においても充分なる強度
が確保され、中空アイドラーアームをプレス成形構成し
て充分実用に耐えるものが得られるようになったもので
ある。
空体構成において殊に小ボス部の強度が不充分で破損の
おそれ大であるが、これに対処して本考案では該小ボス
部の二分割に際し、それぞれの分割部に小ボス部軸端に
軸支持用の環状部を持つよう構成分割しであるから、こ
れを固着接合した場合中ボス部においても充分なる強度
が確保され、中空アイドラーアームをプレス成形構成し
て充分実用に耐えるものが得られるようになったもので
ある。
要するに本考案はプレス成形された半割部材の突き合せ
接合により中空円筒状の大ボス部、中空アーム部及び中
空円筒状の小ボス部の連接されたアイドラーアームを得
るものであるが、この場合弱点となり易い小ボス部の分
割部に上記環状部をもつ特殊構成を採り強度上の不安を
なくしたもので、この考案構成を採る時はプレス成型の
半割部材としては完全分割型(第2図参照)でも半割部
材の連接した折曲式半割部材を用うるもの(第1図参照
)でも同様実施することができプレス成形アイドラーア
ームの実用化に寄与する滑入なるものである。
接合により中空円筒状の大ボス部、中空アーム部及び中
空円筒状の小ボス部の連接されたアイドラーアームを得
るものであるが、この場合弱点となり易い小ボス部の分
割部に上記環状部をもつ特殊構成を採り強度上の不安を
なくしたもので、この考案構成を採る時はプレス成型の
半割部材としては完全分割型(第2図参照)でも半割部
材の連接した折曲式半割部材を用うるもの(第1図参照
)でも同様実施することができプレス成形アイドラーア
ームの実用化に寄与する滑入なるものである。
本考案の内容を理解させるため実施例として第一の例と
第二の例を挙げて説明する。
第二の例を挙げて説明する。
第一の例を第1図により説明すると、1はプレス絞り成
形したアイドラーアームで、その素材は第1図すのよう
にプレス成形してアーム部2は2’、2’のように2分
割とし、大ボス3となる3′部を中央に展開配置し小ボ
ス部4となる4′。
形したアイドラーアームで、その素材は第1図すのよう
にプレス成形してアーム部2は2’、2’のように2分
割とし、大ボス3となる3′部を中央に展開配置し小ボ
ス部4となる4′。
4′部を両側に配置している。
4’、4’部はそれぞれその中央部は単純二分割とする
も、小ボス軸方向端に環状部4″、4″を持って分割構
成される。
も、小ボス軸方向端に環状部4″、4″を持って分割構
成される。
更に大ボス部3となる3′の中央部を折り曲げることに
より第1図aの形状とし、それぞれの突き合せ部5の全
周を溶着、圧着、糊着その他任意の方法で接合固着する
ことによりなるもので簡単に製作することができる。
より第1図aの形状とし、それぞれの突き合せ部5の全
周を溶着、圧着、糊着その他任意の方法で接合固着する
ことによりなるもので簡単に製作することができる。
第二の例を第2図の図面により説明すると、11はプレ
ス絞り成形した分割状態のアイドラーアームで、アーム
部12の両側の大ボス部側13と小ボス部側14等の突
き合せ部15を突き合せ、突き合せ部15の全周を接合
固着することによりアイドラーアーム10を構成してな
るもので簡単に製作することができる。
ス絞り成形した分割状態のアイドラーアームで、アーム
部12の両側の大ボス部側13と小ボス部側14等の突
き合せ部15を突き合せ、突き合せ部15の全周を接合
固着することによりアイドラーアーム10を構成してな
るもので簡単に製作することができる。
この場合においても小ボス部軸端側の分割部片14’、
14’はそれぞれ小ボス軸方向端に環状部14″、14
″を設けることは第1実施例の場合と同様である。
14’はそれぞれ小ボス軸方向端に環状部14″、14
″を設けることは第1実施例の場合と同様である。
本考案プレス成形アイドラーアームは従来のアイドラー
アームAが第3図に示すように熱間鍛造成形による鍛造
粗材Bを機械加工により削り出していたのに対し、それ
をプレス成形したものを大ボス部中央部を折り曲げ突き
合せ部を接合固着、また二分割成形したものの突き合せ
部を突き合せ接合固着することにより軽量、強度向上を
計り得ると共に機械加工の省略による作業性の向上を計
り廉価である利点も備えている。
アームAが第3図に示すように熱間鍛造成形による鍛造
粗材Bを機械加工により削り出していたのに対し、それ
をプレス成形したものを大ボス部中央部を折り曲げ突き
合せ部を接合固着、また二分割成形したものの突き合せ
部を突き合せ接合固着することにより軽量、強度向上を
計り得ると共に機械加工の省略による作業性の向上を計
り廉価である利点も備えている。
そして本考案では小ボス部軸端に強度保持機能をもつ環
状部を分割することなく存置して二分割しているためこ
れを接合した場合中ボス部の強度が充分確保され中空ア
イドラーアームのプレス成形品を実用価値あるものとす
ることができるものである。
状部を分割することなく存置して二分割しているためこ
れを接合した場合中ボス部の強度が充分確保され中空ア
イドラーアームのプレス成形品を実用価値あるものとす
ることができるものである。
第1図は第一の実施例を示す斜視図で、第1図aは大ボ
ス部中央部を折り曲げ突き合せ部を突き合せ接合固着し
た状態を示す斜視図、第1図すはプレス絞り成形した状
態を示す斜視図、第2図は第二の実施例を示す斜視図で
、第2図aはプレス絞り成形を二分割としたアイドラー
アームの突き合せ部を突き合せ接合固着した状態を示す
斜視図、第2図すはプレス絞り成形を二分割としたアイ
ドラーアームの一片の斜視図である。 第3図は従来形式のアイドラーアームの断面図であるが
、二点鎖線で示す形状Bが機械加工前の鍛造粗材形状で
ある。 1.10・・・・・・プレス成形アイドラーアーム。
ス部中央部を折り曲げ突き合せ部を突き合せ接合固着し
た状態を示す斜視図、第1図すはプレス絞り成形した状
態を示す斜視図、第2図は第二の実施例を示す斜視図で
、第2図aはプレス絞り成形を二分割としたアイドラー
アームの突き合せ部を突き合せ接合固着した状態を示す
斜視図、第2図すはプレス絞り成形を二分割としたアイ
ドラーアームの一片の斜視図である。 第3図は従来形式のアイドラーアームの断面図であるが
、二点鎖線で示す形状Bが機械加工前の鍛造粗材形状で
ある。 1.10・・・・・・プレス成形アイドラーアーム。
Claims (3)
- (1)両端に中空の大ボス部及び小ボス部を平行配置し
たアイドラーアームの構成において、分割された半割部
材の突き合せ接合により中空円筒状の大ボス部、中空ア
ーム及び中空円筒状の小ボス部が連接構成されたもので
あって特にそれぞれの半割部材を突き合せたときに中空
円筒状となる小ボス部をその半割部材における形状が小
ボスの軸方向の一端部を環状部とし他端部を他の半割部
材の環状部が合致する切欠き部とし、その中央部を軸方
向に単純に二分割されたようなものとし接合構成されて
なることを特徴とするプレス成形アイドラーアーム。 - (2)アイドラーアームのアーム部およびその基部を半
割展開した状態にプレス成型した部材を折曲げ、突き合
せ接合固着してなる実用新案登録請求の範囲第(1)項
記載のプレス成形アイドラーアーム。 - (3) アイドラーアーム全体を半割分割した状態に
プレス成形した部材を突き合せ接合固着してなる実用新
案登録請求の範囲第(1)項記載のプレス成形アイドラ
ーアーム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1976161977U JPS6014039Y2 (ja) | 1976-12-03 | 1976-12-03 | プレス成形アイドラ−ア−ム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1976161977U JPS6014039Y2 (ja) | 1976-12-03 | 1976-12-03 | プレス成形アイドラ−ア−ム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5378379U JPS5378379U (ja) | 1978-06-29 |
JPS6014039Y2 true JPS6014039Y2 (ja) | 1985-05-04 |
Family
ID=28769738
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1976161977U Expired JPS6014039Y2 (ja) | 1976-12-03 | 1976-12-03 | プレス成形アイドラ−ア−ム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6014039Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101512822B1 (ko) * | 2013-11-01 | 2015-04-20 | 대창단조 주식회사 | 단조 아이들러 제조방법 |
-
1976
- 1976-12-03 JP JP1976161977U patent/JPS6014039Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5378379U (ja) | 1978-06-29 |
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