JP2001274781A - 受信装置および記録装置 - Google Patents

受信装置および記録装置

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JP2001274781A
JP2001274781A JP2000088499A JP2000088499A JP2001274781A JP 2001274781 A JP2001274781 A JP 2001274781A JP 2000088499 A JP2000088499 A JP 2000088499A JP 2000088499 A JP2000088499 A JP 2000088499A JP 2001274781 A JP2001274781 A JP 2001274781A
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data
circuit
delay
latch
clock signal
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JP2000088499A
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Tatsufumi Sano
達史 佐野
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Original Assignee
Sony Corp
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B20/00Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
    • G11B20/10Digital recording or reproducing
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B20/00Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
    • G11B20/10Digital recording or reproducing
    • G11B20/14Digital recording or reproducing using self-clocking codes

Abstract

(57)【要約】 【課題】 クロック信号の位相とデータの位相とを規定
せずにデータの受信が可能な受信装置を提供する。 【解決手段】 受信装置23は、クロック信号CLKと
クロック信号CLKに同期したデータDTAとが供給さ
れ、前記データDTAを順次遅延させてM個(Mは4以
上の整数)の遅延データを生成し、前記M個の遅延デー
タをクロック信号CLKにより同時にラッチしてM個の
ラッチデータB(2)〜B(n)を生成する生成回路2
31と、M個のラッチデータB(2)〜B(n)のう
ち、前記遅延データが一定である区間の中央または略中
央でラッチされたラッチデータを選択する選択回路23
2とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データを受信する
受信装置と、当該受信装置により受信したデータを記録
媒体に記録する記録装置とに関する。
【0002】
【従来の技術】図7は、従来のデータ記録システムを例
示する概略的な構成図である。このデータ記録システム
90は記録装置60〜80を有し、記録装置60,70
は伝送線路6Dを介して互いに接続されており、記録装
置70,80は伝送線路7Dを介して互いに接続されて
いる。記録装置70,80は、伝送線路6D,7Dから
の伝送データからPLL(Phase Locked Loop )回路7
2によりクロック信号CLKを再生し、当該クロック信
号CLKを用いてデータを受信する。
【0003】記録装置60 記録装置60は、水晶発振器61と、増幅回路62,6
6と、データプロセッサ63と、データイコライザ64
と、書込装置65とを有する。水晶発振器61および増
幅回路62は、基準クロック信号CKを生成するクロッ
ク信号生成回路を構成しており、基準クロック信号CK
をデータプロセッサ63に供給する。データプロセッサ
63は、基準クロック信号CKに基づいてシリアルデー
タDTおよびクロック信号CLKを生成する。
【0004】データイコライザ64は、シリアルデータ
DTおよびクロック信号CLKに基づいてシリアルデー
タDTを波形整形して書込装置65に出力する。書込装
置65は、データイコライザ64から供給されるシリア
ルデータを記録媒体69に書き込んで記録する。例え
ば、書込装置65は光ディスク駆動装置とし、記録媒体
69は光ディスクとする。
【0005】増幅回路66は、データプロセッサ63か
らのシリアルデータDTを増幅して出力端子T66に出
力する。記録装置60の出力端子T66と、記録装置7
0の入力端子T71は、伝送線路6Dを介して互いに接
続されている。
【0006】記録装置70 記録装置70は、増幅回路71,76と、PLL回路7
2と、D型フリップフロップ(DFF)73と、データ
イコライザ74と、書込装置75とを有する。増幅回路
71は、入力端子T71からのシリアルデータを増幅し
てシリアルデータDTAを生成し、このシリアルデータ
DTAをPLL回路72とDFF73のデータ入力端子
とに供給する。
【0007】PLL回路72は、シリアルデータDTA
に基づいてクロック信号CLKを生成し、クロック信号
CLKをDFF73のクロック入力端子およびデータイ
コライザ74に供給する。DFF73は、シリアルデー
タDTAをクロック信号CLKに基づいてラッチし、シ
リアルデータDTとしてデータイコライザ74に供給す
る。
【0008】データイコライザ74は、シリアルデータ
DTおよびクロック信号CLKに基づいてシリアルデー
タDTを波形整形して書込装置75に出力する。書込装
置75は、データイコライザ74から供給されるシリア
ルデータを記録媒体79に書き込んで記録する。例え
ば、書込装置75は光ディスク駆動装置とし、記録媒体
79は光ディスクとする。
【0009】増幅回路76は、DFF73からのシリア
ルデータDTを増幅して出力端子T76に出力する。記
録装置70の出力端子T76と、記録装置80の入力端
子T81は、伝送線路7Dを介して互いに接続されてい
る。
【0010】記録装置80 記録装置80は、増幅回路81,86と、PLL回路8
2と、D型フリップフロップ(DFF)83と、データ
イコライザ84と、書込装置85とを有する。記録装置
80の書込装置85は記録媒体89に対してデータを書
き込み、記録装置70の書込装置75は記録媒体79に
対してデータを書き込む。
【0011】記録装置80の増幅回路81,86と、P
LL回路82と、DFF83と、データイコライザ84
と、書込装置85は、対応する記録装置70の増幅回路
71,76と、PLL回路72と、DFF73と、デー
タイコライザ74と、書込装置75とそれぞれ同一の構
成であり、同一構成部分の説明を省略する。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】記録装置70におい
て、DFF73の出力データDTは、PLL回路72が
生成するクロック信号CLKで生じるジッタの影響を受
ける。記録装置80において、DFF83の出力データ
DTは、PLL回路72が生成するクロック信号CLK
で生じるジッタと、PLL回路82が生成するクロック
信号CLKで生じるジッタの影響を受ける。このため、
記録装置80の出力端子T86に記録装置をさらに接続
していくと、ジッタの累積により、データプロセッサ6
3で生成されたデータDTを各記録媒体に正確に記録す
ることが困難になる。
【0013】一方、PLL回路によるクロック信号のジ
ッタを無くするため、クロック信号とシリアルデータと
を受信装置に供給する同期式の受信方法がある。しか
し、従来の同期式の受信方法では、クロック信号および
データが予め規定された位相関係で正確に同期している
必要がある。本発明の目的は、クロック信号の位相とデ
ータの位相とを規定せずにデータの受信が可能な受信装
置と、この受信装置の受信データを記録媒体に記録する
記録装置とを提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明に係る受信装置
は、クロック信号と前記クロック信号に同期したデータ
とが供給され、前記データを順次遅延させてM個(Mは
4以上の整数)の遅延データを生成し、前記M個の遅延
データを前記クロック信号により同時または実質的に同
時にラッチしてM個のラッチデータを生成する生成回路
と、前記M個のラッチデータのうち、前記遅延データが
一定である区間の中央または略中央でラッチされたラッ
チデータを選択する選択回路とを有する。
【0015】本発明に係る受信装置は、好適には、検出
回路をさらに有し、前記生成回路は、前記M個のラッチ
データについて、対応する遅延データの遅延の順が隣接
するラッチデータ同士を比較し、前記検出回路は、前記
生成回路での比較結果に基づき、前記M個の遅延データ
の遅延時間のうち、前記遅延データが一定である区間の
中央または略中央でラッチされる遅延時間もしくはこの
遅延時間に対応する値を検出し、前記選択回路は、前記
M個のラッチデータのうち、前記検出回路が検出した遅
延時間もしくは前記値に対応する遅延時間でラッチされ
たラッチデータを選択する。
【0016】本発明に係る受信装置では、より好適に
は、前記生成回路は、前記データを順次遅延させて前記
M個の遅延データを生成するM個の遅延素子と、前記M
個の遅延データを前記クロック信号に基づいてラッチし
て前記M個のラッチデータを生成する第1のラッチ回路
と、前記第1のラッチ回路で生成された前記M個のラッ
チデータについて、対応する遅延データの遅延の順が隣
接するラッチデータ同士を比較する比較器とを有し、前
記検出回路は、前記M個のラッチデータに対して遅延時
間の大きさの順に予め順位付けを行い、前記比較器の出
力データに基づき、前記M個の順位のうち前記中央また
は略中央でラッチされる遅延時間に対応する順位を前記
値として検出する。
【0017】本発明に係る受信装置では、より好適に
は、前記生成回路は、前記比較器の出力データを前記ク
ロック信号に基づいてラッチする第2のラッチ回路をさ
らに有し、前記検出回路は、前記第2のラッチ回路の出
力データに基づき、前記順位を検出する。
【0018】本発明に係る受信装置では、例えば、前記
生成回路は、前記第1のラッチ回路に供給される前記ク
ロック信号を遅延させて前記第2のラッチ回路に供給す
る遅延素子をさらに有し、当該遅延素子の遅延時間は、
前記第1のラッチ回路の遅延時間と前記比較器の遅延時
間とを加算した加算値以上であって当該加算値と同一ま
たは略同一の値である構成としてもよい。
【0019】本発明に係る受信装置では、好適には、リ
セット信号を生成するリセット回路と、前記リセット信
号を遅延させたイネーブル信号を生成する遅延回路とを
さらに有し、前記検出回路は、前記イネーブル信号に基
づき、前記中央または略中央でラッチされる遅延時間も
しくはこの遅延時間に対応する値の検出動作を開始す
る。
【0020】本発明に係る受信装置では、例えば、リセ
ット信号を生成するリセット回路と、前記リセット信号
を遅延させたイネーブル信号を生成する遅延回路とをさ
らに有し、前記検出回路は、前記イネーブル信号に基づ
き、前記順位の検出動作を開始し、前記第1のラッチ回
路は、前記リセット信号によりリセットされる構成とし
てもよい。
【0021】本発明に係る受信装置では、例えば、リセ
ット信号を生成するリセット回路と、前記リセット信号
を遅延させたイネーブル信号を生成する遅延回路とをさ
らに有し、前記検出回路は、前記イネーブル信号に基づ
き、前記順位の検出動作を開始し、前記第1および第2
のラッチ回路は、前記リセット信号によりリセットされ
る構成としてもよい。
【0022】本発明に係る受信装置では、好適には、前
記遅延回路は、前記リセット信号を、前記M個の遅延素
子の各遅延時間の合計値と同一または略同一の時間だけ
遅延させて前記イネーブル信号を生成する。
【0023】本発明に係る受信装置では、好適には、前
記M個の遅延素子の各遅延時間は、前記同期したデータ
の最短周期の1/3倍以下であり、前記M個の遅延素子
の各遅延時間の合計値は、前記最短周期の1倍以上であ
り、前記最短周期の2倍以下または略2倍以下であり、
前記クロック信号の周期は、前記最短周期と等しい。
【0024】本発明に係る記録装置では、クロック信号
と前記クロック信号に同期したデータとが供給され、前
記データを順次遅延させてM個(Mは4以上の整数)の
遅延データを生成し、前記M個の遅延データを前記クロ
ック信号により同時または実質的に同時にラッチしてM
個のラッチデータを生成する生成回路と、前記M個のラ
ッチデータのうち、前記遅延データが一定である区間の
中央または略中央でラッチされたラッチデータを選択す
る選択回路と、前記選択回路で選択されたラッチデータ
を記録媒体に書き込む書込装置とを有する。
【0025】本発明に係る記録装置は、好適には、検出
回路をさらに有し、前記生成回路は、前記M個のラッチ
データについて、対応する遅延データの遅延の順が隣接
するラッチデータ同士を比較し、前記検出回路は、前記
生成回路での比較結果に基づき、前記M個の遅延データ
の遅延時間のうち、前記遅延データが一定である区間の
中央または略中央でラッチされる遅延時間もしくはこの
遅延時間に対応する値を検出し、前記選択回路は、前記
M個のラッチデータのうち、前記検出回路が検出した遅
延時間もしくは前記値に対応する遅延時間でラッチされ
たラッチデータを選択する。
【0026】本発明に係る記録装置では、より好適に
は、前記生成回路は、前記データを順次遅延させて前記
M個の遅延データを生成するM個の遅延素子と、前記M
個の遅延データを前記クロック信号に基づいてラッチし
て前記M個のラッチデータを生成する第1のラッチ回路
と、前記第1のラッチ回路で生成された前記M個のラッ
チデータについて、対応する遅延データの遅延の順が隣
接するラッチデータ同士を比較する比較器とを有し、前
記検出回路は、前記M個のラッチデータに対して遅延時
間の大きさの順に予め順位付けを行い、前記比較器の出
力データに基づき、前記M個の順位のうち前記中央また
は略中央でラッチされる遅延時間に対応する順位を前記
値として検出する。
【0027】本発明に係る記録装置では、より好適に
は、前記生成回路は、前記比較器の出力データを前記ク
ロック信号に基づいてラッチする第2のラッチ回路をさ
らに有し、前記検出回路は、前記第2のラッチ回路の出
力データに基づき、前記順位を検出する。
【0028】本発明に係る記録装置では、例えば、前記
生成回路は、前記第1のラッチ回路に供給される前記ク
ロック信号を遅延させて前記第2のラッチ回路に供給す
る遅延素子をさらに有し、当該遅延素子の遅延時間は、
前記第1のラッチ回路の遅延時間と前記比較器の遅延時
間とを加算した加算値以上であって当該加算値と同一ま
たは略同一の値である構成としてもよい。
【0029】本発明に係る記録装置は、好適には、リセ
ット信号を生成するリセット回路と、前記リセット信号
を遅延させたイネーブル信号を生成する遅延回路とをさ
らに有し、前記検出回路は、前記イネーブル信号に基づ
き、前記中央または略中央でラッチされる遅延時間もし
くはこの遅延時間に対応する値の検出動作を開始する。
【0030】本発明に係る記録装置は、例えば、リセッ
ト信号を生成するリセット回路と、前記リセット信号を
遅延させたイネーブル信号を生成する遅延回路とをさら
に有し、前記検出回路は、前記イネーブル信号に基づ
き、前記順位の検出動作を開始し、前記第1のラッチ回
路は、前記リセット信号によりリセットされる構成とし
てもよい。
【0031】本発明に係る記録装置は、例えば、リセッ
ト信号を生成するリセット回路と、前記リセット信号を
遅延させたイネーブル信号を生成する遅延回路とをさら
に有し、前記検出回路は、前記イネーブル信号に基づ
き、前記順位の検出動作を開始し、前記第1および第2
のラッチ回路は、前記リセット信号によりリセットされ
る構成としてもよい。
【0032】本発明に係る記録装置では、好適には、前
記遅延回路は、前記リセット信号を、前記M個の遅延素
子の各遅延時間の合計値と同一または略同一の時間だけ
遅延させて前記イネーブル信号を生成する。
【0033】本発明に係る記録装置では、好適には、前
記M個の遅延素子の各遅延時間は、前記同期したデータ
の最短周期の1/3倍以下であり、前記M個の遅延素子
の各遅延時間の合計値は、前記最短周期の1倍以上であ
り、前記最短周期の2倍以下または略2倍以下であり、
前記クロック信号の周期は、前記最短周期と等しい。
【0034】本発明に係る記録装置では、好適には、前
記データが供給される第1の入力端子と、前記選択回路
により選択されたラッチデータを増幅して出力する第1
の増幅回路と、前記第1の増幅回路から出力された前記
ラッチデータが供給される第1の出力端子と、前記クロ
ック信号が供給される第2の入力端子と、前記クロック
信号を増幅して出力する第2の増幅回路と、前記第2の
増幅回路から出力された前記クロック信号が供給される
第2の出力端子とをさらに有する。
【0035】本発明に係る記録装置では、好適には、前
記選択回路により選択されたラッチデータを波形整形し
て出力するイコライザをさらに有し、前記書込装置は、
前記イコライザから出力された前記ラッチデータを前記
記録媒体に書き込む。
【0036】生成回路は、データを順次遅延させてM個
の遅延データを生成する。そして、M個の遅延データ
を、クロック信号により同時または略同時にラッチして
M個のラッチデータを生成する。選択回路は、M個のラ
ッチデータのうち、前記遅延データが一定である区間の
中央または略中央でラッチされたラッチデータを選択す
るので、前記遅延データの変化時でラッチされたラッチ
データの選択を防ぐことができ、データを確実に受信可
能である。
【0037】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面を参照して説明する。
【0038】図1は、本発明に係る受信装置を有するデ
ータ記録システムの実施の形態を示す概略的な構成図で
ある。このデータ記録システム100は、記録装置10
〜30を有し、記録装置10,20が伝送線路1C,1
Dを介して互いに接続されており、記録装置20,30
が伝送線路2C,2Dを介して互いに接続されている。
【0039】記録装置10 記録装置10は、水晶発振器11と、増幅回路12,1
6,17と、データプロセッサ13と、データイコライ
ザ14と、書込装置15とを有する。水晶発振器11お
よび増幅回路12は、基準クロック信号CKを生成する
クロック信号生成回路を構成しており、基準クロック信
号CKをデータプロセッサ13に供給する。データプロ
セッサ13は、基準クロック信号CKに基づいてシリア
ルデータDTおよびクロック信号CLKを生成する。
【0040】データイコライザ14は、シリアルデータ
DTおよびクロック信号CLKに基づいてシリアルデー
タDTを波形整形して書込装置15に出力する。書込装
置15は、データイコライザ14から供給されるシリア
ルデータを記録媒体19に書き込んで記録する。例え
ば、書込装置15は光ディスク駆動装置とし、記録媒体
19は光ディスクとする。
【0041】増幅回路16は、データプロセッサ13か
らのシリアルデータDTを増幅して出力端子T16に出
力する。記録装置10の出力端子T16と記録装置20
の入力端子T21は、伝送線路1Dを介して互いに接続
されている。
【0042】増幅回路17は、データプロセッサ13か
らのクロック信号CLKを増幅して出力端子T17に出
力する。記録装置10の出力端子T17と記録装置20
の入力端子T22は、伝送線路1Cを介して互いに接続
されている。
【0043】記録装置20 記録装置20は、増幅回路21,22,26,27と、
受信装置23と、データイコライザ24と、書込装置2
5とを有する。
【0044】増幅回路21は、第1の入力端子T21か
らのシリアルデータを増幅してシリアルデータDTAを
生成し、このシリアルデータDTAを受信装置23に供
給する。増幅回路22は、第2の入力端子T22からの
クロック信号CLKを増幅して受信装置23に供給す
る。
【0045】受信装置23は、増幅回路21からのシリ
アルデータDTAと増幅回路22からのクロック信号C
LKとに基づき、データプロセッサ13により生成され
たシリアルデータDTを再生し、当該シリアルデータD
Tをデータイコライザ14に供給する。
【0046】データイコライザ24は、増幅回路22か
らのクロック信号CLKを用いて受信装置23からのシ
リアルデータDTを波形整形し、波形整形されたシリア
ルデータDTを書込装置25に出力する。書込装置25
は、データイコライザ24から供給されるシリアルデー
タを記録媒体29に書き込んで記録する。例えば、書込
装置25は光ディスク駆動装置とし、記録媒体29は光
ディスクとする。
【0047】第1の増幅回路26は、受信装置23から
のシリアルデータDTを増幅して第1の出力端子T26
に出力する。記録装置20の第1の出力端子T26と、
記録装置30の第1の入力端子T31は、伝送線路2D
を介して互いに接続されている。
【0048】第2の増幅回路27は、増幅回路22から
のクロック信号CLKを増幅して第2の出力端子T27
に出力する。記録装置20の第2の出力端子T27と、
記録装置30の第2の入力端子T32は、伝送線路2C
を介して互いに接続されている。
【0049】記録装置30 記録装置30は、増幅回路31,32,36,37と、
受信装置33と、データイコライザ34と、書込装置3
5とを有する。記録装置30の書込装置35は記録媒体
39に対してデータを書き込み、記録装置20の書込装
置25は記録媒体29に対してデータを書き込む。
【0050】記録装置30の増幅回路31,32,3
6,37と、受信装置33と、データイコライザ34
と、書込装置35は、対応する記録装置20の増幅回路
21,22,26,27と、受信装置23と、データイ
コライザ24と、書込装置25とそれぞれ同一の構成で
あり、同一構成部分の説明を省略する。
【0051】受信装置 図2は、図1の記録装置20内の受信装置23を示す概
略的なブロック構成図である。この受信装置23は、生
成回路231と、選択回路232と、検出回路233
と、遅延回路234と、リセット回路235とを有す
る。
【0052】生成回路231は、シリアルデータDTA
およびクロック信号CLKが供給され、ラッチデータB
(1)〜B(n)と比較データD(1)〜D(n−1)
とを生成する。ラッチデータB(1)〜B(n)は、シ
リアルデータDTAを所定時間ずつ順次遅延させた遅延
データをクロック信号CLKにより同時または実質的に
同時にラッチしたデータである。比較データD(1)〜
D(n−1)は、ラッチデータB(1)〜B(n)のう
ち隣接するラッチデータを比較した結果を示すデータで
ある。
【0053】検出回路233は、比較データD(1)〜
D(n−1)に基づき、ラッチデータB(1)〜B
(n)の各遅延時間のうちデータ受信に最適な遅延時間
または当該遅延時間に対応する値を検出し、検出した遅
延時間または前記値を示す設定信号SLを生成する。選
択回路232は、設定信号SLに基づき、ラッチデータ
B(1)〜B(n)のうち、前記検出回路233が検出
した遅延時間または前記値に対応する遅延時間でラッチ
されたラッチデータを選択し、データDTとして出力す
る。
【0054】リセット回路235は、リセット信号RS
Tを生成して生成回路231および遅延回路234に供
給する。生成回路231は、リセット信号RSTにより
リセットされる。なお、データの最短周期がクロック信
号周期に等しい場合、クロック信号周期で切り替わるシ
リアルデータが生成回路231に供給されている時に、
リセットを行うことが望ましい。
【0055】遅延回路234は、リセット信号RSTを
所定の遅延時間Tdだけ遅延させたイネーブル信号EN
を生成する。この遅延時間Tdは、生成回路231がシ
リアルデータDTAからラッチデータB(1)〜B
(n)および/または比較データD(1)〜D(n−
1)を生成可能な時間とする。この遅延回路234は、
例えば、抵抗素子RおよびコンデンサCを備えて充放電
の時定数を利用した遅延回路により構成してもよい。検
出回路233は、イネーブル信号ENに基づき、データ
受信に最適な遅延時間または当該遅延時間に対応する値
の検出動作を開始する。
【0056】図3は、図2中の生成回路231を例示す
る概略的な構成図である。この生成回路231は、遅延
素子11 〜1n-1 と、第1のラッチ回路21 〜2n と、
比較器31 〜3n-1 と、第2のラッチ回路41 〜4n-1
と、遅延素子5とを有する。nは、5以上の整数であ
り、例えば11とする。例えば、第1のラッチ回路21
〜2n は、D型フリップフロップ(DFF)により構成
され、第2のラッチ回路41 〜4n-1 は、RSフリップ
フロップ(RSFF)により構成される。
【0057】遅延素子11 〜1n-1 は、直列接続されて
おり、遅延素子11 に入力されたシリアルデータDTA
を順次遅延させた遅延データA(2)〜A(n)を生成
する。遅延素子11 〜1n-1 は、例えばバッファにより
構成する。遅延素子11 〜1n-1 から出力された遅延デ
ータA(2)〜A(n)は、第1のラッチ回路22 〜2
n のデータ入力端子に供給される。また、遅延素子11
の入力データA(1)は、第1のラッチ回路21 のデー
タ入力端子に供給される。このようにして、生成回路2
31は、遅延データA(2)〜A(n)(または遅延デ
ータA(1)〜A(n))からなるパラレルデータを生
成する。なお、遅延データA(1)〜A(n)のカッコ
内の数値は、遅延時間の大きさの順位に対応している。
【0058】遅延素子11 〜1n-1 の各遅延時間は、ク
ロック信号CLKの周期の1/3以下の正の値である。
遅延素子11 〜1n-1 の各遅延時間の合計値は、クロッ
ク信号CLKの周期の1倍以上であり、当該周期の2倍
以下または略2倍以下である。また、当該合計値は、好
適には、遅延回路234の遅延時間Tdと同一または略
同一である。
【0059】第1のラッチ回路21 〜2n は、クロック
入力端子にクロック信号CLKが供給され、クロック信
号CLK(例えばクロック信号CLKの立上り)に基づ
いて遅延データA(1)〜A(n)をラッチし、ラッチ
データB(1)〜B(n)を生成する。なお、第1のラ
ッチ回路21 〜2n は、リセット回路235からのリセ
ット信号RSTにより、リセットされる。
【0060】比較器31 〜3n-1 は、ラッチデータB
(1)〜B(n)のうち隣接するラッチデータを比較
し、比較データC(1)〜C(n−1)を生成する。比
較器31 〜3n-1 は、例えば排他的論理和回路(EOR
回路)により構成され、この場合、隣接するラッチデー
タが一致する場合に論理値0を出力し、一致しない場合
に論理値1を出力する。
【0061】第2のラッチ回路41 〜4n-1 は、セット
入力端子に比較データC(1)〜C(n−1)が供給さ
れ、クロック入力端子にクロック信号CLKDが供給さ
れる。第2のラッチ回路41 〜4n-1 は、比較データC
(1)〜C(n−1)をクロック信号CLKDに応じて
ラッチし、比較データD(1)〜D(n−1)として出
力する。第2のラッチ回路41 〜4n-1 は、例えば、R
Sフリップフロップ(RSFF)により構成される。な
お、第2のラッチ回路41 〜4n-1 は、リセット回路2
35からのリセット信号RSTにより、リセットされる
ようになっている。
【0062】第2のラッチ回路41 〜4n-1 は、タイミ
ング調整のため、第1のラッチ回路21 〜2n-1 に供給
されるクロック信号CLKから、遅延素子5により所定
時間Taだけ遅れたクロック信号CLKDが供給され
る。所定時間Taは、例えば、第1のラッチ回路21
遅延時間と比較器31 の遅延時間とを加算した加算値以
上とし、好ましくは当該加算値と同一または略同一とす
る。
【0063】図4は、図3の生成回路231の動作を示
す概略的なタイムチャートである。生成回路231に
は、シリアルデータDTAとクロック信号CLKとが供
給される。生成回路231内の遅延素子11 〜1
n-1 は、シリアルデータDTAを順次遅延させて遅延デ
ータA(2)〜A(n)を生成し、第1のラッチ回路2
2 〜2nに供給する。なお、図4では、n=11として
いる。
【0064】図5は、図3の生成回路231における、
各種データの論理値を例示する説明図である。図中のN
は自然数であり、1≦N≦nであり、遅延データの遅延
の順位に対応している。また、(N−1)の値は、遅延
データA(N)の遅延時間に対応している。N=1,
2,10,11である場合に、ラッチデータB(N)=
1である。N=3〜9である場合に、ラッチデータB
(N)=0である。N=2,9である場合に、比較デー
タC(N),D(N)=1である。N=1,3〜8,1
0である場合に、比較データC(N),D(N)=0で
ある。
【0065】図5に示す説明図では、ラッチデータB
(N)は、N=2とN=3との間で変化している。ま
た、ラッチデータB(N)は、N=9とN=10との間
で変化している。したがって、図2中の選択回路232
は、N=5〜7でのラッチデータB(N)を選択するこ
とが望ましく、好適にはラッチデータB(6)を選択す
ることが望ましい。すなわち、検出回路233は、N=
5〜7を示す設定信号SLを生成することが望ましく、
好適には、N=6を示す設定信号SLを生成することが
望ましい。
【0066】選択回路232は、設定信号SLに基づ
き、遅延データが一定である区間の中央または略中央で
ラッチされたラッチデータを選択することができ、受信
装置23はシリアルデータDTを確実に受信することが
可能である。
【0067】図6は、図2中の検出回路233の動作を
示す概略的な状態遷移図である。この検出回路233
は、例えばマイクロコンピュータ(マイコン)により構
成される。検出回路233は、イネーブル信号ENによ
り、「初期化」の状態となる。
【0068】:検出回路233は、「初期化」の状態
において、変数Cnt=0にすると共に変数Num1=
0にし、「0検出」の状態に遷移する。
【0069】:検出回路233は、「0検出」の状態
において、比較データD(Cnt)=0である場合に、
変数Pos=Cntにすると共に変数Cnt0=0に
し、「1検出」の状態に遷移する。変数Cnt0は、比
較データの論理値0の個数に対応している。変数Pos
は、論理値0の検出位置に対応している。
【0070】:検出回路233は、「0検出」の状態
において、変数Cnt=MAXである場合に、「完了」
の状態に遷移する。なお、MAX=nである。
【0071】:検出回路233は、「0検出」の状態
において、比較データD(Cnt)≠0であって変数C
nt≠MAXである場合に、変数Cntの値を1だけ増
加させる。
【0072】:検出回路233は、「1検出」の状態
において、変数Cnt=MAXである場合に、「完了」
の状態に遷移する。なお、MAX=nである。
【0073】:検出回路233は、「1検出」の状態
において、比較データD(Cnt)=1である場合に、
変数Num=Cntにして「比較」の状態に遷移する。
変数Numは、比較データD(Cnt)が論理値1にな
るまでの論理値0の個数を一時的に記憶する。
【0074】:検出回路233は、「1検出」の状態
において、比較データD(Cnt)≠1であって変数C
nt≠MAXである場合に、変数Cntの値を1だけ増
加させると共に変数Cnt0の値を1だけ増加させる。
【0075】:検出回路233は、「比較」の状態に
おいて、変数Num≦Num1である場合に、「0検
出」の状態に遷移する。
【0076】:検出回路233は、「比較」の状態に
おいて、変数Num>Num1である場合に、変数Nu
m1=Numにすると共に変数Pos1=Posにし、
「0検出」の状態に遷移する。ここでは、論理値0の個
数を示す変数Numがこれまでのうち最大である場合
に、変数Numの値を変数Num1にセットし、論理値
0の開始位置(開始順位)Posを変数Pos1にセッ
トする。
【0077】検出回路233は、「完了」の状態におい
て、Pos1+(Num1)/2の演算を行い、遅延デ
ータA(1)〜A(n)の遅延時間のうち、前記遅延デ
ータが一定である区間の中央または略中央でラッチされ
る遅延時間に対応する順位(中央位置)を検出する。こ
の中央位置は、データ受信に最適な遅延時間に対応して
いる。
【0078】例えば、「完了」の状態において、変数P
os1=3であり、変数Num1=6である場合に、中
央位置は6(=3+6/2)である。この場合、検出回
路233は、遅延データA(6)の遅延時間がデータ受
信に最適な遅延時間であることを検出する。そして、検
出回路233は、検出した中央位置(N=6)を示す設
定信号SLを選択回路232に出力する。
【0079】上記した受信装置23では、クロック信号
CLKとクロック信号CLKに同期したデータDTとに
基づき、クロック信号CLKとデータDTとの位相関係
を規定することなく、データDTを確実に受信すること
が可能である。
【0080】例えば、複数の受信装置を接続する場合
に、受信装置間でクロック信号とシリアルデータの位相
関係を厳しく制約する必要がないので、伝送線路の長さ
や受信装置内の集積回路(IC)の遅延時間等によらず
に、シリアルデータを高速に転送可能である。また、シ
リアルデータの転送に際してPLL回路を不要とするこ
とができ、PLL回路によるジッタが転送データ中に累
積されることを防止可能である。
【0081】なお、受信装置23を複数のICに設け、
当該複数のIC間でシリアルデータの転送を行ってもよ
い。また、受信装置23を複数のプリント回路板に設
け、当該複数のプリント回路板間でシリアルデータの転
送を行ってもよい。また、受信装置23をIC内に複数
設け、当該IC内の受信装置間でシリアルデータの転送
を行ってもよい。また、上記実施の形態は本発明の例示
であり、本発明は上記実施の形態に限定されない。
【0082】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明によれ
ば、クロック信号の位相とデータの位相とを規定せずに
データの受信が可能な受信装置と、この受信装置の受信
データを記録媒体に記録する記録装置とを提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る受信装置を有するデータ記録シス
テムの実施の形態を示す概略的な構成図である。
【図2】図1中の受信装置を示す概略的なブロック構成
図である。
【図3】図2中の生成回路を例示する概略的な構成図で
ある。
【図4】図3の生成回路の動作を示す概略的なタイムチ
ャートである。
【図5】図3の生成回路における各種データの論理値を
例示する説明図である。
【図6】図2中の検出回路の動作を示す概略的な状態遷
移図である。
【図7】従来のデータ記録システムを例示する概略的な
構成図である。
【符号の説明】
1 〜1n-1 ,5…遅延素子、1C,1D,2C,2
D,6D,7D…伝送線路、21 〜2n …第1のラッチ
回路、31 〜3n-1 …比較器、41 〜4n-1 …第2のラ
ッチ回路、10,20,30,60,70,80…記録
装置、11,61…水晶発振器、12,16,17,2
1,22,31,32,62,66,71,76,8
1,86…増幅回路、13,63…データプロセッサ、
14,24,34,64,74,84…データイコライ
ザ、15,25,35,65,75,85…書込装置、
19,29,39,69,79,89…記録媒体、2
3,33…受信装置、26,36…第1の増幅回路、2
7,37…第2の増幅回路、72,82…PLL回路、
73,83…D型フリップフロップ(DFF)、90,
100…データ記録システム、231…生成回路、23
2…選択回路、233…検出回路、234…遅延回路、
235…リセット回路、B(1)〜B(n)…ラッチデ
ータ、C(1)〜C(n−1),D(1)〜D(n−
1)…比較データ、CK…基準クロック信号、CLK,
CLKD…クロック信号、DT,DTA…シリアルデー
タ、EN…イネーブル信号、RST…リセット信号、S
L…設定信号、T16,T17,T66,T76,T8
6…出力端子、T21,T31…第1の入力端子、T2
2,T32…第2の入力端子、T26,T36…第1の
出力端子、T27,T37…第2の出力端子、T71,
T81…入力端子。

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】クロック信号と前記クロック信号に同期し
    たデータとが供給され、前記データを順次遅延させてM
    個(Mは4以上の整数)の遅延データを生成し、前記M
    個の遅延データを前記クロック信号により同時または実
    質的に同時にラッチしてM個のラッチデータを生成する
    生成回路と、 前記M個のラッチデータのうち、前記遅延データが一定
    である区間の中央または略中央でラッチされたラッチデ
    ータを選択する選択回路とを有する受信装置。
  2. 【請求項2】検出回路をさらに有し、 前記生成回路は、前記M個のラッチデータについて、対
    応する遅延データの遅延の順が隣接するラッチデータ同
    士を比較し、 前記検出回路は、前記生成回路での比較結果に基づき、
    前記M個の遅延データの遅延時間のうち、前記遅延デー
    タが一定である区間の中央または略中央でラッチされる
    遅延時間もしくはこの遅延時間に対応する値を検出し、 前記選択回路は、前記M個のラッチデータのうち、前記
    検出回路が検出した遅延時間もしくは前記値に対応する
    遅延時間でラッチされたラッチデータを選択する請求項
    1記載の受信装置。
  3. 【請求項3】前記生成回路は、 前記データを順次遅延させて前記M個の遅延データを生
    成するM個の遅延素子と、 前記M個の遅延データを前記クロック信号に基づいてラ
    ッチして前記M個のラッチデータを生成する第1のラッ
    チ回路と、 前記第1のラッチ回路で生成された前記M個のラッチデ
    ータについて、対応する遅延データの遅延の順が隣接す
    るラッチデータ同士を比較する比較器とを有し、 前記検出回路は、前記M個のラッチデータに対して遅延
    時間の大きさの順に予め順位付けを行い、前記比較器の
    出力データに基づき、前記M個の順位のうち前記中央ま
    たは略中央でラッチされる遅延時間に対応する順位を前
    記値として検出する請求項2記載の受信装置。
  4. 【請求項4】前記生成回路は、前記比較器の出力データ
    を前記クロック信号に基づいてラッチする第2のラッチ
    回路をさらに有し、 前記検出回路は、前記第2のラッチ回路の出力データに
    基づき、前記順位を検出する請求項3記載の受信装置。
  5. 【請求項5】前記生成回路は、前記第1のラッチ回路に
    供給される前記クロック信号を遅延させて前記第2のラ
    ッチ回路に供給する遅延素子をさらに有し、 当該遅延素子の遅延時間は、前記第1のラッチ回路の遅
    延時間と前記比較器の遅延時間とを加算した加算値以上
    であって当該加算値と同一または略同一の値である請求
    項4記載の受信装置。
  6. 【請求項6】リセット信号を生成するリセット回路と、 前記リセット信号を遅延させたイネーブル信号を生成す
    る遅延回路と をさらに有し、 前記検出回路は、前記イネーブル信号に基づき、前記中
    央または略中央でラッチされる遅延時間もしくはこの遅
    延時間に対応する値の検出動作を開始する請求項2記載
    の受信装置。
  7. 【請求項7】リセット信号を生成するリセット回路と、 前記リセット信号を遅延させたイネーブル信号を生成す
    る遅延回路とをさらに有し、 前記検出回路は、前記イネーブル信号に基づき、前記順
    位の検出動作を開始し、 前記第1のラッチ回路は、前記リセット信号によりリセ
    ットされる請求項3記載の受信装置。
  8. 【請求項8】リセット信号を生成するリセット回路と、 前記リセット信号を遅延させたイネーブル信号を生成す
    る遅延回路とをさらに有し、 前記検出回路は、前記イネーブル信号に基づき、前記順
    位の検出動作を開始し、 前記第1および第2のラッチ回路は、前記リセット信号
    によりリセットされる請求項4記載の受信装置。
  9. 【請求項9】前記遅延回路は、前記リセット信号を、前
    記M個の遅延素子の各遅延時間の合計値と同一または略
    同一の時間だけ遅延させて前記イネーブル信号を生成す
    る請求項6記載の受信装置。
  10. 【請求項10】前記M個の遅延素子の各遅延時間は、前
    記同期したデータの最短周期の1/3倍以下であり、 前記M個の遅延素子の各遅延時間の合計値は、前記最短
    周期の1倍以上であり、前記最短周期の2倍以下または
    略2倍以下であり、 前記クロック信号の周期は、前記最短周期と等しい請求
    項1記載の受信装置。
  11. 【請求項11】クロック信号と前記クロック信号に同期
    したデータとが供給され、前記データを順次遅延させて
    M個(Mは4以上の整数)の遅延データを生成し、前記
    M個の遅延データを前記クロック信号により同時または
    実質的に同時にラッチしてM個のラッチデータを生成す
    る生成回路と、 前記M個のラッチデータのうち、前記遅延データが一定
    である区間の中央または略中央でラッチされたラッチデ
    ータを選択する選択回路と、 前記選択回路で選択されたラッチデータを記録媒体に書
    き込む書込装置とを有する記録装置。
  12. 【請求項12】検出回路をさらに有し、 前記生成回路は、前記M個のラッチデータについて、対
    応する遅延データの遅延の順が隣接するラッチデータ同
    士を比較し、 前記検出回路は、前記生成回路での比較結果に基づき、
    前記M個の遅延データの遅延時間のうち、前記遅延デー
    タが一定である区間の中央または略中央でラッチされる
    遅延時間もしくはこの遅延時間に対応する値を検出し、 前記選択回路は、前記M個のラッチデータのうち、前記
    検出回路が検出した遅延時間もしくは前記値に対応する
    遅延時間でラッチされたラッチデータを選択する請求項
    11記載の記録装置。
  13. 【請求項13】前記生成回路は、前記データを順次遅延
    させて前記M個の遅延データを生成するM個の遅延素子
    と、 前記M個の遅延データを前記クロック信号に基づいてラ
    ッチして前記M個のラッチデータを生成する第1のラッ
    チ回路と、 前記第1のラッチ回路で生成された前記M個のラッチデ
    ータについて、対応する遅延データの遅延の順が隣接す
    るラッチデータ同士を比較する比較器とを有し、 前記検出回路は、前記M個のラッチデータに対して遅延
    時間の大きさの順に予め順位付けを行い、前記比較器の
    出力データに基づき、前記M個の順位のうち前記中央ま
    たは略中央でラッチされる遅延時間に対応する順位を前
    記値として検出する請求項12記載の記録装置。
  14. 【請求項14】前記生成回路は、前記比較器の出力デー
    タを前記クロック信号に基づいてラッチする第2のラッ
    チ回路をさらに有し、 前記検出回路は、前記第2のラッチ回路の出力データに
    基づき、前記順位を検出する請求項13記載の記録装
    置。
  15. 【請求項15】前記生成回路は、前記第1のラッチ回路
    に供給される前記クロック信号を遅延させて前記第2の
    ラッチ回路に供給する遅延素子をさらに有し、 当該遅延素子の遅延時間は、前記第1のラッチ回路の遅
    延時間と前記比較器の遅延時間とを加算した加算値以上
    であって当該加算値と同一または略同一の値である請求
    項14記載の記録装置。
  16. 【請求項16】リセット信号を生成するリセット回路
    と、 前記リセット信号を遅延させたイネーブル信号を生成す
    る遅延回路とをさらに有し、 前記検出回路は、前記イネーブル信号に基づき、前記中
    央または略中央でラッチされる遅延時間もしくはこの遅
    延時間に対応する値の検出動作を開始する請求項12記
    載の記録装置。
  17. 【請求項17】リセット信号を生成するリセット回路
    と、 前記リセット信号を遅延させたイネーブル信号を生成す
    る遅延回路とをさらに有し、 前記検出回路は、前記イネーブル信号に基づき、前記順
    位の検出動作を開始し、 前記第1のラッチ回路は、前記リセット信号によりリセ
    ットされる請求項13記載の記録装置。
  18. 【請求項18】リセット信号を生成するリセット回路
    と、 前記リセット信号を遅延させたイネーブル信号を生成す
    る遅延回路とをさらに有し、 前記検出回路は、前記イネーブル信号に基づき、前記順
    位の検出動作を開始し、 前記第1および第2のラッチ回路は、前記リセット信号
    によりリセットされる請求項14記載の記録装置。
  19. 【請求項19】前記遅延回路は、前記リセット信号を、
    前記M個の遅延素子の各遅延時間の合計値と同一または
    略同一の時間だけ遅延させて前記イネーブル信号を生成
    する請求項16記載の記録装置。
  20. 【請求項20】前記M個の遅延素子の各遅延時間は、前
    記同期したデータの最短周期の1/3倍以下であり、 前記M個の遅延素子の各遅延時間の合計値は、前記最短
    周期の1倍以上であり、前記最短周期の2倍以下または
    略2倍以下であり、 前記クロック信号の周期は、前記最短周期と等しい請求
    項11記載の記録装置。
  21. 【請求項21】前記データが供給される第1の入力端子
    と、 前記選択回路により選択されたラッチデータを増幅して
    出力する第1の増幅回路と、 前記第1の増幅回路から出力された前記ラッチデータが
    供給される第1の出力端子と、 前記クロック信号が供給される第2の入力端子と、 前記クロック信号を増幅して出力する第2の増幅回路
    と、 前記第2の増幅回路から出力された前記クロック信号が
    供給される第2の出力端子とをさらに有する請求項11
    記載の記録装置。
  22. 【請求項22】前記選択回路により選択されたラッチデ
    ータを波形整形して出力するイコライザをさらに有し、 前記書込装置は、前記イコライザから出力された前記ラ
    ッチデータを前記記録媒体に書き込む請求項11記載の
    記録装置。
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