JP2001270696A - 人昇降式フォークリフト - Google Patents
人昇降式フォークリフトInfo
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- JP2001270696A JP2001270696A JP2000087893A JP2000087893A JP2001270696A JP 2001270696 A JP2001270696 A JP 2001270696A JP 2000087893 A JP2000087893 A JP 2000087893A JP 2000087893 A JP2000087893 A JP 2000087893A JP 2001270696 A JP2001270696 A JP 2001270696A
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- JP
- Japan
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- safety rope
- driver
- seat
- operator
- forklift
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 運転・操作に支障がなく、適当な長さの安全
ロープを備え、荷役作業の作業性の向上を図ること。 【解決手段】 進行方向と同方向に配置され、運転席1
1の左右方向における中央部分に配置されているヘッド
ガード16の桟31に安全ロープ35をスライド自在に
取り付ける。安全ロープ35のリング32は桟31に遊
嵌した状態としているので、リング32は桟31に対し
て進行方向にスライド自在となっている。したがって、
安全ロープ35を進行方向にスライド自在にできる。ま
た、安全ロープ35は左右方向における中央に取り付け
ているので、オペレータが左右のどちらに移動する場合
でも、安全ロープ35の長さを必要以上に長くしなくて
良く、適当な長さにすることができる。これにより、運
転・操作に支障がなく、適当な長さの安全ロープを備
え、荷役作業の作業性の向上を図ることができる。
ロープを備え、荷役作業の作業性の向上を図ること。 【解決手段】 進行方向と同方向に配置され、運転席1
1の左右方向における中央部分に配置されているヘッド
ガード16の桟31に安全ロープ35をスライド自在に
取り付ける。安全ロープ35のリング32は桟31に遊
嵌した状態としているので、リング32は桟31に対し
て進行方向にスライド自在となっている。したがって、
安全ロープ35を進行方向にスライド自在にできる。ま
た、安全ロープ35は左右方向における中央に取り付け
ているので、オペレータが左右のどちらに移動する場合
でも、安全ロープ35の長さを必要以上に長くしなくて
良く、適当な長さにすることができる。これにより、運
転・操作に支障がなく、適当な長さの安全ロープを備
え、荷役作業の作業性の向上を図ることができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オペレータが走行
運転、リフト操作などを行なう運転席自体が昇降自在と
した人昇降式フォークリフトに関するものである。
運転、リフト操作などを行なう運転席自体が昇降自在と
した人昇降式フォークリフトに関するものである。
【0002】
【従来の技術】フォークの昇降と共に運転席が昇降自在
としたピッキングタイプのフォークリフトは、運転席自
体が昇降することや、運転席と棚との間で乗り降りして
荷の出し入れを行なうことで、オペレータの安全を確保
する必要がある。オペレータの胴にしているベルトと、
運転席の上方に設置されているヘッドガードとの間に安
全ロープを懸架し、この安全ロープによりオペレータが
運転席から落ちるのを防止している。
としたピッキングタイプのフォークリフトは、運転席自
体が昇降することや、運転席と棚との間で乗り降りして
荷の出し入れを行なうことで、オペレータの安全を確保
する必要がある。オペレータの胴にしているベルトと、
運転席の上方に設置されているヘッドガードとの間に安
全ロープを懸架し、この安全ロープによりオペレータが
運転席から落ちるのを防止している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】かかる従来の安全ロー
プのヘッドガードへの取付方法は、安全ロープがフォー
クリフトの進行方向に対して左右にスライドする構造と
なっていた。オペレータの運転姿勢がフォーク側を向い
た機種の場合、安全ロープの一端を懸架しているスライ
ド機構部分がオペレータより前に位置していると安全ロ
ープが運転・操作の邪魔になる。また、スライド機構部
分をオペレータの後方に設けると、その取付スペースの
確保が難しく、かりに取付スペースが確保できても機構
が後方となるので、荷役作業のため安全ロープが長くな
り、煩わしくなる。また、安全ロープが短いままだと作
業範囲が狭くなるという問題がある。さらには、安全ロ
ープが左右方向にスライドする構成のため、オペレータ
が前後方向に移動することを考慮して安全ロープを長く
する必要があり、そのため安全ロープが邪魔になり、荷
役作業に支障をきたすという問題があった。
プのヘッドガードへの取付方法は、安全ロープがフォー
クリフトの進行方向に対して左右にスライドする構造と
なっていた。オペレータの運転姿勢がフォーク側を向い
た機種の場合、安全ロープの一端を懸架しているスライ
ド機構部分がオペレータより前に位置していると安全ロ
ープが運転・操作の邪魔になる。また、スライド機構部
分をオペレータの後方に設けると、その取付スペースの
確保が難しく、かりに取付スペースが確保できても機構
が後方となるので、荷役作業のため安全ロープが長くな
り、煩わしくなる。また、安全ロープが短いままだと作
業範囲が狭くなるという問題がある。さらには、安全ロ
ープが左右方向にスライドする構成のため、オペレータ
が前後方向に移動することを考慮して安全ロープを長く
する必要があり、そのため安全ロープが邪魔になり、荷
役作業に支障をきたすという問題があった。
【0004】本発明は上述の点に鑑みて提供したもので
あって、運転・操作に支障がなく、適当な長さの安全ロ
ープを備え、荷役作業の作業性の向上を図ることを目的
とした人昇降式フォークリフトを提供するものである。
あって、運転・操作に支障がなく、適当な長さの安全ロ
ープを備え、荷役作業の作業性の向上を図ることを目的
とした人昇降式フォークリフトを提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明の請求項
1記載の人昇降式フォークリフトでは、運転席の上方か
らオペレータ保護用の安全ロープを吊設した人昇降式フ
ォークリフトにおいて、前記安全ロープを進行方向と同
方向にスライド自在としていることを特徴としている。
1記載の人昇降式フォークリフトでは、運転席の上方か
らオペレータ保護用の安全ロープを吊設した人昇降式フ
ォークリフトにおいて、前記安全ロープを進行方向と同
方向にスライド自在としていることを特徴としている。
【0006】かかる構成とすることで、オペレータの運
転・操作や荷役作業においてオペレータの前後方向の移
動に伴い、安全ロープも前後方向にスライドし、そのた
め運転・操作等に支障をきたすことがない。
転・操作や荷役作業においてオペレータの前後方向の移
動に伴い、安全ロープも前後方向にスライドし、そのた
め運転・操作等に支障をきたすことがない。
【0007】請求項2記載の人昇降式フォークリフトで
は、運転席の上方に配設されているヘッドガードの略中
央の桟に前記安全ロープの上端が取り付けられており、
前記桟に対して安全ロープをスライド自在としているこ
とを特徴としている。
は、運転席の上方に配設されているヘッドガードの略中
央の桟に前記安全ロープの上端が取り付けられており、
前記桟に対して安全ロープをスライド自在としているこ
とを特徴としている。
【0008】これにより、オペレータが運転席の左右の
どちらに移動しても、運転席の中央から移動する距離は
同じなので、適当な長さの安全ロープとすることができ
る。したがって、オペレータは運転席で前後、左右に移
動しても、安全ロープが邪魔になったり、安全ロープが
短くて作業範囲が狭くなっていた従来と比べて、運転・
操作や荷役作業等の作業性を向上させることができる。
どちらに移動しても、運転席の中央から移動する距離は
同じなので、適当な長さの安全ロープとすることができ
る。したがって、オペレータは運転席で前後、左右に移
動しても、安全ロープが邪魔になったり、安全ロープが
短くて作業範囲が狭くなっていた従来と比べて、運転・
操作や荷役作業等の作業性を向上させることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して詳細に説明する。図4はピッキングタイプの
フォークリフト1の側面図を示し、このフォークリフト
1は、後部の車体2と前部の荷役装置3とで構成されて
いる。車体2の後部内には図外のバッテリ、モータ等が
納装されており、また、車体2の下面の前後部にはそれ
ぞれ前輪4、後輪5が配設されている。車体2の両側に
は一対のマスト6が立設されていて、図3に示すよう
に、車体2側に固定された外マスト7と、この外マスト
7の内側に位置して昇降自在とした内マスト8とで構成
されている。
を参照して詳細に説明する。図4はピッキングタイプの
フォークリフト1の側面図を示し、このフォークリフト
1は、後部の車体2と前部の荷役装置3とで構成されて
いる。車体2の後部内には図外のバッテリ、モータ等が
納装されており、また、車体2の下面の前後部にはそれ
ぞれ前輪4、後輪5が配設されている。車体2の両側に
は一対のマスト6が立設されていて、図3に示すよう
に、車体2側に固定された外マスト7と、この外マスト
7の内側に位置して昇降自在とした内マスト8とで構成
されている。
【0010】また、上記内マスト8側に運転席11が設
けられており、この運転席11の前端に操作部12が配
設されている。運転席11の床面13には足を離した時
にブレーキがかかるブレーキペダル14が設けてある。
図2に示すように、運転席11の後部の両側には角パイ
プ状の支柱15がそれぞれ立設されていて、支柱15の
上面側にオペレータ保護用のヘッドガード16が設けら
れている。また、支柱15の上下方向の略中央部には、
略L型で可倒自在なサイドガードバー17の基部が枢支
されている。
けられており、この運転席11の前端に操作部12が配
設されている。運転席11の床面13には足を離した時
にブレーキがかかるブレーキペダル14が設けてある。
図2に示すように、運転席11の後部の両側には角パイ
プ状の支柱15がそれぞれ立設されていて、支柱15の
上面側にオペレータ保護用のヘッドガード16が設けら
れている。また、支柱15の上下方向の略中央部には、
略L型で可倒自在なサイドガードバー17の基部が枢支
されている。
【0011】上記運転席11の前面側には可動装置20
が設けられており、この可動装置20は運転席11の上
下方向に昇降自在とし、また運転席11の横方向に対し
て移動自在としてある。また、可動装置20の前部には
左右位置のフォーク21が配設されており、このフォー
ク21は図4に示すように前方はもちろん左右方向にも
回転可能となっており、任意の位置でフォーク21を停
止させることができるようになっている。なお、可動装
置20自体の構成は周知なので、詳細な説明は省略す
る。
が設けられており、この可動装置20は運転席11の上
下方向に昇降自在とし、また運転席11の横方向に対し
て移動自在としてある。また、可動装置20の前部には
左右位置のフォーク21が配設されており、このフォー
ク21は図4に示すように前方はもちろん左右方向にも
回転可能となっており、任意の位置でフォーク21を停
止させることができるようになっている。なお、可動装
置20自体の構成は周知なので、詳細な説明は省略す
る。
【0012】なお、図1〜図3はマスト6及び運転席1
1の部分だけを記載しており、他の車体2や可動装置2
0等の部分は省略してある。運転席11の前端に立設し
た操作部12の横幅は、人間の肩幅と同程度であり、オ
ペレータが操作し易い構造としてある。また、操作部1
2の上面にはリフト操作用のレバー22や走行用のハン
ドル(図示せず)等が配設されており、操作部12の内
部には、制御用の回路を実装したプリント基板や油圧回
路に介設した弁等が納装されている。なお、オペレータ
はフォーク21側に向いて運転、リフト操作等を行なう
ものである。
1の部分だけを記載しており、他の車体2や可動装置2
0等の部分は省略してある。運転席11の前端に立設し
た操作部12の横幅は、人間の肩幅と同程度であり、オ
ペレータが操作し易い構造としてある。また、操作部1
2の上面にはリフト操作用のレバー22や走行用のハン
ドル(図示せず)等が配設されており、操作部12の内
部には、制御用の回路を実装したプリント基板や油圧回
路に介設した弁等が納装されている。なお、オペレータ
はフォーク21側に向いて運転、リフト操作等を行なう
ものである。
【0013】また、図3に示すように、運転席11は背
面側を凹設した略凸字状に形成されており、丁度支柱1
5の部分から背面側に突出した形状となっている。運転
席11の後部の両側に上述した内マスト8、外マスト7
がそれぞれ配置され、また、中央部にも中マスト23、
24が立設されている。両側の外マスト7及び中央の一
方の中マスト23は略コ字型の連結板25によりそれぞ
れ連結固定されて剛性を保つようにしている。同様に両
側の内マスト8及び他方の中マスト24も略コ字型の連
結板26によりそれぞれ連結固定されて剛性を維持して
いる。
面側を凹設した略凸字状に形成されており、丁度支柱1
5の部分から背面側に突出した形状となっている。運転
席11の後部の両側に上述した内マスト8、外マスト7
がそれぞれ配置され、また、中央部にも中マスト23、
24が立設されている。両側の外マスト7及び中央の一
方の中マスト23は略コ字型の連結板25によりそれぞ
れ連結固定されて剛性を保つようにしている。同様に両
側の内マスト8及び他方の中マスト24も略コ字型の連
結板26によりそれぞれ連結固定されて剛性を維持して
いる。
【0014】ところで、上記ヘッドガード16は、荷が
落下した際にオペレータに当たるのを防止するために設
けられているものであり、ヘッドガード16の一般的な
構成としては、四角枠状の枠体30と、この枠体30の
内側に横方向に一定の間隔で設けられている複数の桟3
1とで構成されている。
落下した際にオペレータに当たるのを防止するために設
けられているものであり、ヘッドガード16の一般的な
構成としては、四角枠状の枠体30と、この枠体30の
内側に横方向に一定の間隔で設けられている複数の桟3
1とで構成されている。
【0015】上記のようにヘッドガード16の内側の複
数の桟31の配置方向は、フォークリフト1の進行方向
と同方向に配置しており、運転席11の左右方向におけ
る中央部に位置する中央の桟31に安全ロープを取り付
けるようにしている。すなわち、上記桟31に進行方向
にスライド自在としたリング32と、このリング32と
連結されている小リング32aと、このリング32aに
上端を結び付けたロープ33と、このロープ33の下端
に装着し、オペレータのベルトに着脱自在に係止するフ
ック34とで安全ロープ35を構成している。また、上
記桟31は運転席11の前部から後部にかけて設けてあ
り、そのため安全ロープ35のリング32は運転席11
の前部から後部にかけてスライド自在となっている。安
全ロープ35の長さは、オペレータが運転席11の中央
の位置から側端に移動した際に安全ロープ35によって
オペレータが引っ張られない程度の長さとしており、図
示するように適当な長さとしている。
数の桟31の配置方向は、フォークリフト1の進行方向
と同方向に配置しており、運転席11の左右方向におけ
る中央部に位置する中央の桟31に安全ロープを取り付
けるようにしている。すなわち、上記桟31に進行方向
にスライド自在としたリング32と、このリング32と
連結されている小リング32aと、このリング32aに
上端を結び付けたロープ33と、このロープ33の下端
に装着し、オペレータのベルトに着脱自在に係止するフ
ック34とで安全ロープ35を構成している。また、上
記桟31は運転席11の前部から後部にかけて設けてあ
り、そのため安全ロープ35のリング32は運転席11
の前部から後部にかけてスライド自在となっている。安
全ロープ35の長さは、オペレータが運転席11の中央
の位置から側端に移動した際に安全ロープ35によって
オペレータが引っ張られない程度の長さとしており、図
示するように適当な長さとしている。
【0016】オペレータが運転席11に乗って、先ず、
オペレータの胴部のベルトの後側に安全ロープ35のフ
ック34を係止し、操作部12に向かって運転・操作を
行なう。この時、安全ロープ35の下部はちょうど略U
字型の状態となって適当な長さでオペレータの腰の部分
で垂れ下がっている。オペレータが前後方向に移動する
と、オペレータの前後方向の移動に伴い、リング32が
桟31に対して前後方向にスライドする。これにより、
オペレータは安全ロープ35で引っ張られたり、安全ロ
ープ35がさらに垂れ下がることなく、オペレータは前
後方向にスムーズに移動することができる。また、前後
方向の任意の位置でオペレータが左右方向に移動する場
合でも、リング32が運転席11の中央の桟31に取り
付けているので、左右のどちらに移動する場合でも安全
ロープ35が邪魔にならず、運転・操作や荷役作業を効
率良く行なうことができる。
オペレータの胴部のベルトの後側に安全ロープ35のフ
ック34を係止し、操作部12に向かって運転・操作を
行なう。この時、安全ロープ35の下部はちょうど略U
字型の状態となって適当な長さでオペレータの腰の部分
で垂れ下がっている。オペレータが前後方向に移動する
と、オペレータの前後方向の移動に伴い、リング32が
桟31に対して前後方向にスライドする。これにより、
オペレータは安全ロープ35で引っ張られたり、安全ロ
ープ35がさらに垂れ下がることなく、オペレータは前
後方向にスムーズに移動することができる。また、前後
方向の任意の位置でオペレータが左右方向に移動する場
合でも、リング32が運転席11の中央の桟31に取り
付けているので、左右のどちらに移動する場合でも安全
ロープ35が邪魔にならず、運転・操作や荷役作業を効
率良く行なうことができる。
【0017】なお、先の実施形態では、2つのリング3
2、32aを用いていたが、1つのリング32だけでも
良く、また、ロープ33を直接桟31に取り付けてスラ
イド自在としても良い。
2、32aを用いていたが、1つのリング32だけでも
良く、また、ロープ33を直接桟31に取り付けてスラ
イド自在としても良い。
【0018】また、先の実施形態ではフォーク21が回
転するフォークリフト1の場合について説明したが、フ
ォーク21が回転しないタイプのピッキングフォークリ
フトの場合にも適用できるものである。また、マスト6
は2段式としていたが、1段式、3段式の場合にも適用
することができる。
転するフォークリフト1の場合について説明したが、フ
ォーク21が回転しないタイプのピッキングフォークリ
フトの場合にも適用できるものである。また、マスト6
は2段式としていたが、1段式、3段式の場合にも適用
することができる。
【0019】
【発明の効果】本発明の請求項1記載のフォークリフト
によれば、運転席の上方からオペレータ保護用の安全ロ
ープを吊設した人昇降式フォークリフトにおいて、前記
安全ロープを進行方向と同方向にスライド自在としてい
るので、オペレータの運転・操作や荷役作業においてオ
ペレータの前後方向の移動に伴い、安全ロープも前後方
向にスライドし、そのため運転・操作等に支障をきたす
ことがない。
によれば、運転席の上方からオペレータ保護用の安全ロ
ープを吊設した人昇降式フォークリフトにおいて、前記
安全ロープを進行方向と同方向にスライド自在としてい
るので、オペレータの運転・操作や荷役作業においてオ
ペレータの前後方向の移動に伴い、安全ロープも前後方
向にスライドし、そのため運転・操作等に支障をきたす
ことがない。
【0020】請求項2記載の人昇降式フォークリフトに
よれば、運転席の上方に配設されているヘッドガードの
略中央の桟に前記安全ロープの上端が取り付けられてお
り、前記桟に対して安全ロープをスライド自在としてい
るので、オペレータが運転席の左右のどちらに移動して
も、運転席の中央から移動する距離は同じなので、適当
な長さの安全ロープとすることができる。したがって、
オペレータは運転席で前後、左右に移動しても、安全ロ
ープが邪魔になったり、安全ロープが短くて作業範囲が
狭くなっていた従来と比べて、運転・操作や荷役作業等
の作業性を向上させることができる。
よれば、運転席の上方に配設されているヘッドガードの
略中央の桟に前記安全ロープの上端が取り付けられてお
り、前記桟に対して安全ロープをスライド自在としてい
るので、オペレータが運転席の左右のどちらに移動して
も、運転席の中央から移動する距離は同じなので、適当
な長さの安全ロープとすることができる。したがって、
オペレータは運転席で前後、左右に移動しても、安全ロ
ープが邪魔になったり、安全ロープが短くて作業範囲が
狭くなっていた従来と比べて、運転・操作や荷役作業等
の作業性を向上させることができる。
【図1】本発明の実施の形態のフォークリフトの運転席
部分の側面図である。
部分の側面図である。
【図2】本発明の実施の形態のフォークリフトの運転席
部分の正面図である。
部分の正面図である。
【図3】本発明の実施の形態の運転席を上から見た場合
の図である。
の図である。
【図4】本発明の実施の形態のピッキングタイプのフォ
ークリフトの側面図である。
ークリフトの側面図である。
【符号の説明】 1 フォークリフト 11 運転席 16 ヘッドガード 31 桟 35 安全ロープ
Claims (2)
- 【請求項1】運転席の上方からオペレータ保護用の安全
ロープを吊設した人昇降式フォークリフトにおいて、前
記安全ロープを進行方向と同方向にスライド自在として
いることを特徴とする人昇降式フォークリフト。 - 【請求項2】運転席の上方に配設されているヘッドガー
ドの略中央の桟に前記安全ロープの上端が取り付けられ
ており、前記桟に対して安全ロープをスライド自在とし
ていることを特徴とする請求項1記載の人昇降式フォー
クリフト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000087893A JP2001270696A (ja) | 2000-03-28 | 2000-03-28 | 人昇降式フォークリフト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000087893A JP2001270696A (ja) | 2000-03-28 | 2000-03-28 | 人昇降式フォークリフト |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001270696A true JP2001270696A (ja) | 2001-10-02 |
Family
ID=18603839
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000087893A Pending JP2001270696A (ja) | 2000-03-28 | 2000-03-28 | 人昇降式フォークリフト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001270696A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5510982B1 (ja) * | 2013-04-22 | 2014-06-04 | ニチユ三菱フォークリフト株式会社 | 荷役車両 |
JP5510983B1 (ja) * | 2013-04-22 | 2014-06-04 | ニチユ三菱フォークリフト株式会社 | 荷役車両 |
JP5541757B1 (ja) * | 2013-06-13 | 2014-07-09 | ニチユ三菱フォークリフト株式会社 | 荷役車両 |
-
2000
- 2000-03-28 JP JP2000087893A patent/JP2001270696A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5510982B1 (ja) * | 2013-04-22 | 2014-06-04 | ニチユ三菱フォークリフト株式会社 | 荷役車両 |
JP5510983B1 (ja) * | 2013-04-22 | 2014-06-04 | ニチユ三菱フォークリフト株式会社 | 荷役車両 |
JP2014213955A (ja) * | 2013-04-22 | 2014-11-17 | ニチユ三菱フォークリフト株式会社 | 荷役車両 |
JP2014213954A (ja) * | 2013-04-22 | 2014-11-17 | ニチユ三菱フォークリフト株式会社 | 荷役車両 |
JP5541757B1 (ja) * | 2013-06-13 | 2014-07-09 | ニチユ三菱フォークリフト株式会社 | 荷役車両 |
JP2015000774A (ja) * | 2013-06-13 | 2015-01-05 | ニチユ三菱フォークリフト株式会社 | 荷役車両 |
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Legal Events
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