JP2001269231A - 手摺付家具 - Google Patents

手摺付家具

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JP2001269231A
JP2001269231A JP2000086874A JP2000086874A JP2001269231A JP 2001269231 A JP2001269231 A JP 2001269231A JP 2000086874 A JP2000086874 A JP 2000086874A JP 2000086874 A JP2000086874 A JP 2000086874A JP 2001269231 A JP2001269231 A JP 2001269231A
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JP
Japan
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handrail
furniture
handle
main body
thickness
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000086874A
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English (en)
Inventor
Yoshio Sakata
義雄 酒田
Yoshinori Shinjo
義典 新城
Masakatsu Arihara
正勝 有原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】握り易くて、肘や腕を乗せることもでき、加齢
配慮された手すりを備えた手摺付家具を提供すること。 【解決手段】手摺本体11の上面にほぼ水平な面11A
を備えるとともに、家具Aの平板部A1側に位置する手
摺本体11の厚みが大きくされ、この厚みが大きくされ
た手摺本体11の下面に指先引っ掛け部23が設けられ
ている手摺10の両端部が家具Aの平板部A1の縁部に
ビスにて固定されている手摺付家具。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、手摺付家具に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、手摺付家具として、たとえば実公
平5−10672号公報において、長尺体からなり、上
部が手摺状の掴持部11aとなされ、下部に長さ方向に
沿って切欠部13aが設けられてなる縁材1aの同切欠
部13aが、平板部を有する家具の平板部2aの縁部に
取着されているものが開示されている(図5参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
手摺付家具では、老人や身体障害者などが手で掴持部1
1aを握ろうとしても握力が弱いためしっかり握ること
ができず、自分の身体を支持するには十分でなかった。
【0004】本発明の目的は、握り易くて肘や腕を乗せ
ることもでき、加齢配慮された手すりを備えた手摺付家
具を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明
は、家具の平板部の縁部に手摺が取り付けられている手
摺付家具において、前記手摺が、手摺本体の上面にほぼ
水平な面を備えるとともに、平板部側に位置する手摺本
体の厚みが大きくされ、この厚みが大きくされた手摺本
体の下面に指先引っ掛け部が設けられているものであ
る。
【0006】(作用)請求項1記載の本発明では、手摺
本体の上面にほぼ水平な面を備えているので、この水平
な面を肘や腕を乗せる肘乗せ部として用いることができ
る。また、家具の平板部側に位置する手摺本体の厚みが
大きくされるとともに、同手摺本体の下面に指先引っ掛
け部が設けられているので、使用者が手摺本体を握った
ときに、人差指や中指などの指先を引っ掛け部に引っか
けてすべりにくくし、握り状態を安定化できる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は本発明の手摺付家具の第1
実施例を示す説明図であり、(a)は平面図、(b)は
側面図である。図2は図1における手摺を示す断面図で
ある。
【0008】図1において、Aは下駄箱などの家具であ
り、その平板部A1の縁部には木製の手摺10が取り付
けられている。手すり10は緩やかな曲面状に湾曲され
ており、その両端部がビスなどにて平板部A1にて固定
されている。
【0009】手摺本体11は、図2に示すように、上面
に幅Lのほぼ水平な面11Aからなる肘乗せ部21を備
えるとともに、家具Aの平板部A1側に位置している手
摺本体の厚みが大きくされている。つまり、平板部A1
側に近い方と遠い方で厚みを異にし、平板部A1に近い
方の大厚み部22Aの厚み(2Ra、Ra:大厚み部2
2Aの丸味半径)を大きく、遠い方の小厚み部22Bの
厚み(2Rb、Rb:小厚み部22Bの丸味半径)を小
さく設定している。肘乗せ部21の幅Lは20〜40m
mの範囲とするのが良い。これは、肘乗せ部21の幅L
が40mmを越えると、握りにくくなるためである。ま
た、平板部A1に近い方の下面に小丸味半径Rcからな
る人差指や中指のための指先引っかけ部23を備えるも
のとしている。
【0010】また、手摺本体11の横断面の周長は、握
り易さの面から、110〜130mmの範囲内とするの
が望ましい。さらに、手摺本体11の平板部A1側に近
い方の下面に断面1/4円状の指先引っ掛け部23が設
けられている。この指先引っ掛け部23は使用者が人差
指や中指を引っ掛けるためのものである。
【0011】上記本発明の第1実施例によれば以下の作
用がある。手すり本体11の上面にほぼ水平な面11A
を備えているので、この水平な面11Aを肘や腕を楽に
乗せる肘乗せ部21として用いることができる。
【0012】そして、手すり本体11の平板部A1に近
い方の厚みを大きくし、その下面に指先引っかけ部23
を備えた。従って、手すり本体11を握ったときに、人
差指、中指等の指先をその指先引っかけ部23に引っか
けてすべりにくくし、握り状態を安定化できる。
【0013】また、手すり本体11の肘乗せ部21とな
るほぼ水平な面11Aの幅が20mm以上であるので、
肘乗せ部21に肘や腕を安定的に乗せることができる。
【0014】さらに、手すり本体11の周長が110〜
130mmの範囲とされているので、手の大きさが小さ
い人あるいは大きい人にとっても、握り易い横断面とす
ることができる。
【0015】図3は手摺の変形例を示す横断面図であ
る。この場合、手摺本体31が上記手摺本体11と異な
る点は、肘乗せ部21を構成するほぼ水平な平面31A
を凹状として肘や腕を置き易くするとともに、手摺本体
31の大厚み部22Aの方に人差指や中指のための指先
引っかけ部23を設けることに加え、小厚み部22Bの
側の下面に親指のための指先引っかけ部32を設けて使
用者がより握り易くしている。
【0016】図4は手摺の他の変形例を示す横断面図で
ある。この場合、手摺本体41が上記手摺本体11と異
なる点は、肘乗せ部21を構成するほぼ水平な面41A
およびその両側面41Bに突起部41Cを設け、使用者
が手摺本体41を掴んだときに、すべりにくくしてい
る。突起部41C間の間隔Wは指の幅に合せて約1.5
mmとしている。
【0017】なお、突起部41Cの形状・寸法は、使用
者の肘や肌に傷みを与えることのないようにゴムなどの
柔軟材にて構成すればよい。また、手すり本体41は、
大厚み部22Aの方に人差指や中指のための指先引っか
け部23を設けるとともに、小厚み部22Bの側の下面
に親指のための指先引っかけ部42を設けてより握り易
くしている。
【0018】
【発明の効果】請求項1記載の本発明では、家具の平板
部の縁部に、手摺本体の上面にほぼ水平な面を備えると
ともに、平板部側に位置する手摺本体の厚みが大きくさ
れ、この厚みが大きくされた手摺本体の下面に指先引っ
かけ部が設けられている手摺が取り付けられているの
で、ほぼ水平な面を肘や腕を乗せる肘乗せ部として用い
ることができ、しかも、使用者が手摺本体を握ったとき
に、その下面に設けられた指先引っ掛け部に指先を引っ
掛け部に引っかけてしっかりと握ることができ、身体を
支持することができる。
【0019】また、手摺が家具の平板部とは別体のもの
であるので、容易に加工でき、安価なものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す説明図である。
【図2】図1における手摺を示す横断面図である。
【図3】手摺の変形例を示す横断面図である。
【図4】手摺の他の変形例を示す横断面図である。
【図5】従来の手摺付家具を示す要部拡大断面図であ
る。
【符号の説明】
A 家具 A1 平板部 10 手摺 11 手摺本体 11A 水平な面 22A 大厚み部 22B 小厚み部 23 指先引っ掛け部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】家具の平板部の縁部に手摺が取り付けられ
    ている手摺付家具において、前記手摺が、手摺本体の上
    面にほぼ水平な面を備えるとともに、平板部側に位置す
    る手摺本体の厚みが大きくされ、この厚みが大きくされ
    た手摺本体の下面に指先引っ掛け部が設けられているこ
    とを特徴とする手摺付家具。
JP2000086874A 2000-03-27 2000-03-27 手摺付家具 Pending JP2001269231A (ja)

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