JP3522565B2 - 手すり - Google Patents
手すりInfo
- Publication number
- JP3522565B2 JP3522565B2 JP04492699A JP4492699A JP3522565B2 JP 3522565 B2 JP3522565 B2 JP 3522565B2 JP 04492699 A JP04492699 A JP 04492699A JP 4492699 A JP4492699 A JP 4492699A JP 3522565 B2 JP3522565 B2 JP 3522565B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- handrail
- main body
- handrail main
- wall
- thickness
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Steps, Ramps, And Handrails (AREA)
- Rehabilitation Tools (AREA)
Description
公報又は特開平9-217474号公報に記載のものがある。こ
れらの従来技術では、手すり本体の横断面形状を略円形
にしている。
円形断面の手すりでは、手すり本体の上面に肘や腕を置
こうとすると、接触面積が小さいために使用者に傷みを
与え易い。また、手すり本体を握るときに、人差指、中
指等の指先が引っかかる部分がなくすべり易く使いにく
い。
のとする場合には、手すり本体の上面に肘や腕を置くと
きの痛みはないが、握るときに握りにくく、指を引っか
ける部分もなく、使いにくい。
乗せることも楽にできる、加齢配慮された使い易い手す
りを実現することにある。
は、壁面に沿って設けられ、手すり本体が取付ブラケッ
トに支持される手すりにおいて、手すり本体が壁面に近
い方と遠い方で厚みを異にし、壁面に近い方を厚みの大
きな大厚み部とし、遠い方を厚みの小さな小厚み部と
し、手すり本体の上面に形成された略水平な面と、手す
り本体の壁面側の下面に下方に突出した指先引っかけ部
とを有し、指先引っかけ部を備えた大厚み部の丸み半径
が、小厚み部の丸み半径より大きく設定されたものであ
る。
室、トイレ室等である。
載の本発明において更に、前記手すり本体が、略水平な
面の幅を20mm以上とし、横断面の周長を110〜130mmに設
定してなるようにしたものである。
くくなるので40mm以下とするのが好ましい。
ある。 手すり本体の上面に略水平な面を備えた。従って、こ
の略水平な面を肘や腕を楽に乗せる肘乗せ部として用い
ることができる。
くし、その下面に指先引っかけ部を備えた。従って、手
すり本体を握ったときに、人差指、中指等の指先をその
指先引っかけ部に引っかけてすべりにくくし、握り状態
を安定化できる。
用がある。手すり本体の乗せ部となる略水平な面の幅
を20mm以上にしたから、この肘乗せ部に肘や腕を安定的
に乗せることができる。
ら、手の小さい人〜大きい人のいずれにおいても、握り
易い横断面とすることができる。
す横断面図、図2は図1の手すり本体を模式的に示す横
断面図、図3は第2実施形態の手すり本体を示す横断面
図、図4は第3実施形態の手すり本体を示し、(A)は
横断面図、(B)は平面図、(C)は側面図である。
した取付ブラケット12を腰壁頂部の壁面1に固定した
壁面持ち出し形であり、手すり本体11を壁面1及び通
路Aに沿って設けている。
に幅Lの略水平な面11Aからなる肘乗せ部21を備え
るとともに、通路Aに遠い方と近い方で厚みを異にし、
通路Aに遠い方の大厚み部22Aの厚み(2Ra、R
a:大厚み部22Aの丸味半径)を大きく、近い方の小
厚み部22Bの厚み(2Rb、Rb:小厚み部22Bの
丸味半径)を小さく設定している。即ち、壁面1に近い
方と遠い方で厚みを異にし、壁面1に近い方の大厚み部
22Aの厚み(2Ra、Ra:大厚み部22Aの丸味半
径)を大きく、遠い方の小厚み部22Bの厚み(2R
b、Rb:小厚み部22Bの丸味半径)を小さく設定し
ている。また、通路Aに遠い方、即ち壁面1に近い方の
下面に小丸味半径Rcからなる人差指や中指のための指
先引っかけ部23を備えるものとしている。
ても肘や腕を乗せても使えるように、例えば高齢者等の
ために加齢配慮した手すり本体11の適正形状は以下の
通りであった。
らなる肘乗せ部21の幅Lの好適値は20mm以上であっ
た。尚、幅Lの上限値は、手すり本体の握り易さの点か
ら40mmとするのが良い。
周長の好適範囲は110〜130mmの範囲内にあった。
(L17)と、親指と人差指とで囲む握りモード(L1
8)のそれぞれにおいて(握力はL18の方が強い)、
若年者と高齢者の握り周長の分布は表1の通りである。
上述(2) の手すり本体11の周長の下限値110mmは、表
1の高齢者の握り周長の5パーセンタイル(L17、L
18とも同じ)以下であり、手の小さい高齢者でも確実
に握れる。また、手すり本体11の周長の上限値130mm
は、表1の高齢者の握り周長の50パーセンタイル(L1
7、L18とも同じ)以下であり、大半の高齢者におい
て確実に握れる。
がある。 手すり本体11の上面に略水平な面11Aを備えた。
従って、この略水平な面11Aを肘や腕を楽に乗せる肘
乗せ部21として用いることができる。
大きくし、その下面に指先引っかけ部23を備えた。従
って、手すり本体11を握ったときに、人差指、中指等
の指先をその指先引っかけ部23に引っかけてすべりに
くくし、握り状態を安定化できる。
水平な面11Aの幅を20mm以上にしたから、この肘乗せ
部21に肘や腕を安定的に乗せることができる。
たから、手の小さい人〜大きい人のいずれにおいても、
握り易い横断面とすることができる。
肘乗せ部21を構成する略水平な平面31Aを凹状と
し、肘や腕を置き易くした。また、手すり本体31は、
大厚み部22Aの方に人差指や中指のための指先引っか
け部23を備えることに加え、小厚み部22Bの側の下
面に親指のための指先引っかけ部32を備え、一層握り
易くした。
肘乗せ部21を構成する略水平な面41A及びその両側
の面41Bをすべりにくくするための突起部(又は溝
部)41Cを設け、握りに対しすべりにくくした。突起
部(又は溝部)41Cは肘や肌に傷みを与えることのな
い形状寸法、又はゴム等の柔軟材にて構成される。本実
施形態では、突起部41Cの頂部の間隔Wを、指の幅に
合せて1.5cm程度としている。また、手すり本体41
は、大厚み部22Aの方に人差指や中指のための指先引
っかけ部23を備えることに加え、小厚み部22Bの側
の下面に親指のための指先引っかけ部42を備え、一層
握り易くした。
述したが、本発明の具体的な構成はこの実施の形態に限
られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の
設計の変更等があっても本発明に含まれる。例えば、本
発明は高齢者の介助用建物ユニットの構成部品等として
採用できる。
く、且つ肘や腕を乗せることも楽にできる、加齢配慮さ
れた使い易い手すりを実現することができる。
ある。
図である。
図である。
(A)は横断面図、(B)は平面図、(C)は側面図で
ある。
Claims (2)
- 【請求項1】 壁面に沿って設けられ、手すり本体が取
付ブラケットに支持される手すりにおいて、手すり本体が壁面に近い方と遠い方で厚みを異にし、壁
面に近い方を厚みの大きな大厚み部とし、遠い方を厚み
の小さな小厚み部とし、手すり本体の上面に形成された
略水平な面と、手すり本体の壁面側の下面に下方に突出
した指先引っかけ部とを有し、指先引っかけ部を備えた
大厚み部の丸み半径が、小厚み部の丸み半径より大きく
設定されている ことを特徴とする手すり。 - 【請求項2】 前記手すり本体が、略水平な面の幅を2
0mm以上とし、横断面の周長を110〜130mmに
設定されたことを特徴とする請求項1記載の手すり。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04492699A JP3522565B2 (ja) | 1999-02-23 | 1999-02-23 | 手すり |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04492699A JP3522565B2 (ja) | 1999-02-23 | 1999-02-23 | 手すり |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000240249A JP2000240249A (ja) | 2000-09-05 |
JP3522565B2 true JP3522565B2 (ja) | 2004-04-26 |
Family
ID=12705090
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP04492699A Expired - Fee Related JP3522565B2 (ja) | 1999-02-23 | 1999-02-23 | 手すり |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3522565B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4497002B2 (ja) * | 2005-03-25 | 2010-07-07 | パナソニック電工株式会社 | 手摺り |
JP5369377B2 (ja) * | 2007-01-15 | 2013-12-18 | 株式会社ノーリツ | 浴槽用のグリップ |
JP4633861B1 (ja) * | 2010-07-12 | 2011-02-23 | 睦美 伊與田 | 手すり |
JP6709949B2 (ja) * | 2015-03-20 | 2020-06-17 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 手すりの取付構造 |
-
1999
- 1999-02-23 JP JP04492699A patent/JP3522565B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2000240249A (ja) | 2000-09-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6857622B2 (en) | Ergonomic handrail | |
JP3522565B2 (ja) | 手すり | |
JP2004263409A (ja) | 手すり | |
US20110061696A1 (en) | Cane holder | |
JP2002115381A (ja) | 手すりおよび手すり本体 | |
JP2010138665A (ja) | 手すり | |
JPS6216049Y2 (ja) | ||
JP2001269231A (ja) | 手摺付家具 | |
JPH0710636Y2 (ja) | 浴槽用手摺 | |
JPS6122557Y2 (ja) | ||
US20050227885A1 (en) | Soap bar | |
JP3021384U (ja) | 杖 | |
WO1997041751A1 (fr) | Instrument en forme de baguette | |
JP3009704U (ja) | 層状に成型した手袋を内包した容器 | |
JPH0444157Y2 (ja) | ||
JPS624235Y2 (ja) | ||
JP3081699U (ja) | トイレ用移乗台 | |
JP4443000B2 (ja) | 便器 | |
JP3004955U (ja) | 腕輪付きつえ | |
JP3062487U (ja) | ひじかけてすり | |
JP3490928B2 (ja) | 手 桶 | |
JP3022499U (ja) | 寝たきり用の排便補助具 | |
JPH0741420Y2 (ja) | 洋食器の握柄 | |
CN2253608Y (zh) | 卫生碗具 | |
AU2002229422B2 (en) | A soap bar |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20040204 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080220 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090220 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100220 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100220 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110220 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120220 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130220 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140220 Year of fee payment: 10 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |