JP2004263409A - 手すり - Google Patents

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JP2004263409A
JP2004263409A JP2003053949A JP2003053949A JP2004263409A JP 2004263409 A JP2004263409 A JP 2004263409A JP 2003053949 A JP2003053949 A JP 2003053949A JP 2003053949 A JP2003053949 A JP 2003053949A JP 2004263409 A JP2004263409 A JP 2004263409A
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Yoshitaka Ezoe
義孝 江副
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Abstract

【課題】握り易く、手の平や腕を乗せることも楽にできる手すりを提供すること。
【解決手段】廊下、階段などの通路及びトイレ内の壁に沿って設けられる手すりにおいて、手すり本体が、上面に略水平な面を備えるとともに、通路側と壁側で鉛直方向の厚みを異にし、壁側の厚みを小さく、通路側の厚みを大きく設定し、壁側の側面に指掛部を備えたことを特徴とする手すりとした。前記手すり本体の上面の略水平な面の幅を20mm以上とし、かつ手すり全体の幅50mm以下とし、横断面の周長を110〜150mmに設定することを特徴とする手すりとした。
前記手すり本体の下面にR部を設け、このR部にブラケットを取り付けて壁に固定可能としたことを特徴とする手すりとした。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は手すりに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、手すりとしては、手すり本体の横断面形状を略円形にしている。(たとえば、特許文献1、特許文献2を参照のこと。)
然しながら、従来の略円形断面の手すりでは、手すり本体の上面に手の平や肘などを置こうとすると、接触面積が小さいためにすべりやすく、また使用者に傷みを与え易い。また、手すり本体を握るときに、人差指、中指等の指先が引っかかる部分がなくすべり易く使いにくい。
【0003】
尚、手すり本体を板状の横断面からなるものとする場合には、手すり本体の上面に手の平や肘を置くときの痛みはないが、握るときに握りにくく、指を引っかける部分もなく、使いにくい。
【0004】
そのため、手すり本体の横断面形状を異形にしたものも提案されている。
提案されている従来の異形の手すりとして、手すり本体が、上面に略水平な面を備えるとともに、通路側と壁側で鉛直方向の厚みを異にし、壁側の厚みを大きく、通路側の厚みを小さく設定し、壁側の下面に指先引っかけ部を備えている。
(たとえば、特許文献3を参照のこと)
【0005】
【特許文献1】
実開平4−48330号公報
【特許文献2】
特開平9−217474号公報
【特許文献3】
特開2000−240249号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特許文献3の手すりでは、手すりを握る際、指掛部が大きくしっかり握ることができない。また、通路側のR部が小さいため、親指と人差指のつけ根部にR部が突き当たり痛みを生じるといった不具合が生じるおそれがある。
【0007】
そこで、本発明は、上記問題を解決するため、さらに、握り易く、且つ手の平や肘を乗せることも楽にできる、加齢配慮された使い易い手すりを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の本発明は、廊下、階段などの通路及びトイレ内の壁に沿って設けられる手すりにおいて、手すり本体が、上面に略水平な面を備えるとともに、通路側と壁側で鉛直方向の厚みを異にし、壁側の厚みを小さく、通路側の厚みを大きく設定し、壁側の側面に指掛部を備えたことを特徴とする手すりとした。
【0009】
請求項1の本発明によれば下記▲1▼、▲2▼、▲3▼の作用がある。
▲1▼手すり本体の上面に略水平な面を備えた。従って、この略水平な面を手の平や肘などを乗せるときに痛みなく乗せることができ、また手の平や肘を安定的に乗せることのできる肘乗せ部として用いることができる。
▲2▼手すり本体の壁側の厚みを小さくし、その側面に指掛部を備えた。従って、手すり本体を握ったときに、人差指、中指等の指先端をその指掛部に引っかけて、握り状態を安定化できる。
▲3▼手すり本体の通路側の厚みを大きくした。従って手すり本体を握る際、親指と人差指の腹に沿うように手すりのが形成しているため、手すりのR部の頂上などの一点がつけ根部に当たることがなく、痛みを生じず握ることが可能となる。
【0010】
請求項2に記載の本発明は、請求項1に記載の本発明において更に、前記手すり本体の上面の略水平な面の幅を20mm以上とし、かつ手すり全体の幅50mm以下とし、横断面の周長を110〜150mmに設定してなるようにしたものである。
【0011】
請求項2の本発明によれば下記▲4▼、▲5▼の作用がある。
▲4▼手すり本体の乗せ部となる上面の略水平な面の幅を20mm以上にしたから、この肘乗せ部に手の平や肘を安定的に乗せることができる。
▲5▼手すり本体の周長を110〜150mmとし、さらに手すり全体の幅を50mm以下としたから、手の小さい人〜大きい人のいずれにおいても、握り易い横断面とすることができる。
【0012】
請求項3に記載の本発明は、請求項1に記載の本発明において更に、前記手すりの本体の下面にR部を加工されたものである。
【0013】
請求項3の本発明によれば下記▲6▼、▲7▼の作用がある。
▲6▼略円形の手すりに使用するブラケットを使用することができ、専用ブラケットを用いずにすみ、ブラケット入手が容易となる。
▲7▼既存で手すりを取り付けている場合にも、ブラケットを壁から外さず手すりのみの取り替えも容易にできる。
【0014】
【発明の実施の形態】
図1は第1実施形態の手すりを示す側面図、図2は図1の手すり本体を模式的に示す側面図、正面図、上面図、図3は第2実施形態の手すり本体を示す側面図、図4は第3実施形態の手すり本体を示しす側面図である。
【0015】
(第1実施形態)手すり1は、図1に示す如く、手すり本体11を支持した取付ブラケット12を腰壁頂部の壁面Wに固定した壁面持ち出し形であり、手すり本体11を壁面W及び通路に沿って設けている。
【0016】
手すり本体11は、図2に示す如く、上面に幅Lの略水平な面からなる肘乗せ部12を備えるとともに、壁側と通路側で厚みを異にし、壁側の小厚み部13Aの厚み(2Ra、Ra:小厚み部13Aの丸味半径)を小さく、通路側の大厚み部13Bの厚みを大きく設定している。また、壁側の側面に連続した小丸味凹凸形状からなる人差指や中指などの指掛部14を備えるものとしている。
【0017】
手すり10は手で握っても手の平や肘を乗せても使えるように、高齢者等のために加齢配慮した手すり本体11の適正形状は以下の通りであった。
【0018】
手すり本体11の肘乗せ部12となる略水平な面の幅Lを20mm以上にしたから、この肘乗せ部12に手の平や肘を安定的に乗せることができる。
手すり本体11の全体の幅Lの好適値は50mm以下である。握りやすさを配慮するため、親指の根元から人差し指の第一関節までの大きさとすることがより好ましい。
以上のことより幅Lは手の平や肘を安定的に乗せる点かつ手すり本体の握り易さの点から40〜45mmとするのが良い。
【0019】
なお、手すり本体11の握り易い、横断面の周長の好適範囲は110〜150mmの範囲内にある。下限寸法はリュウマチなどで手を広げられない方も握れ、上限寸法は一般の大人の方も握りやすい大きさである。また、手すり本体11の周長を110〜150mmとしたから、手の小さい人〜大きい人のいずれにおいても、握り易い横断面とすることができる。
【0020】
従って、本実施形態によれば、以下の作用がある。手すり本体11の上面に略水平な面12を備えることで、この略水平な面12を手の平や肘を楽に乗せる肘乗せ部として用いることができる。
【0021】
そして、手すり本体11の壁面の厚みを小さくし、その側面に指掛部14を備えた。従って、手すり本体11を握ったときに、人差指、中指等の指先をその指掛部14に引っ掛けてすべりにくくし、握り状態を安定化できる。
【0022】
(第2実施形態)図3の手すり本体21が手すり本体11と異なる点は、図2における肘乗せ部12を構成する上面を若干くぼませてなだらかな凹状を形成させた。略水平な面22をとし、肘を置き易くした。また手の甲を滑らす場合にも容易とした。さらに略水平面のくぼみ深さは2mm程度とするがよい。
【0023】
(第3実施形態)図4の手すり本体31が手すり本体11と異なる点は、図2における肘乗せ部12を構成する上面を若干隆起させてなだらかな凸状を形成させて略水平な面32とし、リュウマチなどで手を広げることが困難な方等が使用する際、親指と人指し指の腹に沿い、手すりを支持するとき痛みを生じることなく使用できる。さらに略水平な面の隆起高さは3mm程度とするがよい。
【0024】
また手すり本体11は図2、図3ないし図4のいずれの実施形態においても、手すり下面15はR部を設けている。さらに手すり下面15のRは略円形の手すりと同等のR17.5mm程度とするがよい。
【0025】
したがって本実施形態によれば、壁固定の際、略円形の手すりに使用するブラケットを利用でき、専用ブラケットを用いず、容易にブラケットの入手が可能となる。また、既存に略円形手すりを取り付けている場合にもブラケットを壁から外さずに手すりのみの取り替えも容易にできる。
【0026】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、握り易く、手の平や肘を乗せることも楽にできる手すりを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は第1実施形態の手すりを示す側面図である。
【図2】図2は図1の手すり本体を模式的に示し、(A)側面図、(B)正面図、(C)上面図である。
【図3】図3は第2実施形態の手すり本体を示す側面図である。
【図4】図4は第3実施形態の手すり本体を示す側面図である。
【符号の説明】
1.手すり
11.21.31.手すり本体
12.22.32.肘乗せ部
13A 小厚み部
13B 大厚み部
14. 指掛部
15.手すり下面

Claims (3)

  1. 廊下、階段などの通路及びトイレ内の壁に沿って設けられる手すりにおいて、手すり本体が、上面に略水平な面を備えるとともに、通路側と壁側で鉛直方向の厚みを異にし、壁側の厚みを小さく、通路側の厚みを大きく設定し、壁側の側面に指掛部を備えたことを特徴とする手すり。
  2. 前記手すり本体の上面の略水平な面の幅を20mm以上とし、かつ手すり全体の幅50mm以下とし、横断面の周長を110〜150mmに設定してなる請求項1記載の手すり。
  3. 前記手すり本体の下面にR部を設け、このR部にブラケットを取り付けて壁に固定可能としたことを特徴とする請求項1記載の手すり。
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