JPH0741427Y2 - 浴槽用手摺 - Google Patents

浴槽用手摺

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JPH0741427Y2
JPH0741427Y2 JP1295390U JP1295390U JPH0741427Y2 JP H0741427 Y2 JPH0741427 Y2 JP H0741427Y2 JP 1295390 U JP1295390 U JP 1295390U JP 1295390 U JP1295390 U JP 1295390U JP H0741427 Y2 JPH0741427 Y2 JP H0741427Y2
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JP
Japan
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bathtub
handrail
view
front edge
grip
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Application number
JP1295390U
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JPH03102992U (ja
Inventor
直人 大西
Original Assignee
株式会社イナックス
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は浴槽用手摺に係り、特に手で把持するに際し軽
い力でしっかりと把むことができる浴槽用手摺に関す
る。
[従来の技術] かかる浴槽用手摺に比較的近似する従来技術として実公
昭60-41196号や同60-41197号に示されたものがある。こ
れら公報に示されたものは、第7、8図に概略的に示す
通り、水平手摺部1と傾斜手摺部2とを備えたものであ
る。3は手摺全体を示し、4は浴槽を示す。
かかる浴槽用手摺3にあっては、浴槽底面に尻を置いた
入浴姿勢においては傾斜手摺部2を把んで身体を引き起
して中腰にし、その後、水平手摺部1を把んで中腰姿勢
から起立姿勢に移ることができる。浴槽4に入るときに
はこれと逆の手順による。
[考案が解決しようとする課題] 上記従来の浴槽用手摺3にあっては、浴槽4に出入りす
る際には必ず棒状の手摺1又は2を手で把持する必要が
あり、かなりの握力が必要とされる。このため、高齢者
には使いにくかったり、あるいは握っているときに掌が
手摺に沿って滑ったりするおそれがあった。
[課題を解決するための手段] 本考案の浴槽用手摺は、浴槽の内壁面に取り付けられる
浴槽用手摺であって、該浴槽に取り付けられた状態にお
いて浴槽内壁面から交叉方向に延在する前縁部を有する
浴槽用手摺において、該前縁部のうち前記浴槽取付側の
部分に少なくとも小指を挿入可能な凹部を設けたことを
特徴とするものである。
[作用] 本考案の浴槽用手摺にあっては、人差指等を前縁部に引
掛けると共に、小指やさらには薬指等を凹部に引掛け
る。
このように、浴槽への出入りに際しては指先を引掛ける
ので、握力が小さくても身体を引き起すことができる。
しかも、小指等を凹部に引掛けることにより、掌が滑ら
ない。このため、軽く握っただけでしっかり把持するこ
とが可能となる。
[実施例] 以下図面を参照して実施例について説明する。
第1図は本考案の実施例に係る浴槽用手摺の斜視図、第
2図は平面図、第3図は第2図のIII-III線に沿う側面
図である。この浴槽用手摺5は、略々平板形状であり、
一側面6は浴槽4の内壁面に当接され、該浴槽4に固定
取り付けされる。符号6aは雌螺子孔であり、浴槽4側か
ら突出するボルトが該雌螺子孔6aにねじ込まれることに
より浴槽用手摺5が浴槽4に固定される。なお、雌螺子
孔6aを設ける代わりに、ボルトを手摺5に一体的に設け
ても良い。
符号9は浴槽4の内壁面から交叉方向に延在する前縁部
を示している。この前縁部9のうち側面6側の部分は凹
部10となっている。
このように構成された浴槽用手摺5においては、前縁部
9に人差指、中指、薬指を掛け、凹部10に小指を掛け、
身体を身体前方方向に引き寄せることができる。(な
お、凹部10の幅によっては、該凹部10に小指のほか、薬
指や中指まで掛けるようにしても良い。)このため、入
浴姿勢の状態から中腰の状態にまで身体を身体前方方向
に移動させる場合、浴槽用手摺5を強固に把む必要がな
く、軽く握るだけで身体の引き起こしを行なうことがで
きる。そして、身体引き寄せ方向が前縁部9と直交方向
になっていると共に、小指が凹部10の部分に引掛かるか
ら、手が浴槽用手摺5から外れにくく、身体がきわめて
安定したものとなる。
なお、本実施例にあっては、浴槽用手摺5が略平板状と
なっているから、入浴中に手摺5の上に掌を置いておく
ことができる。
第4図は本考案の異なる実施例に係る浴槽用手摺の斜視
図、第5図は同平面図である。本実施例にあっては、前
記側面6と対向する他方の側面7のうち前縁部9側の部
分に突部8が設けられている。かかる突部8を設ける
と、浴槽用手摺5の符号aで示す部分を掌全体で把むよ
うに把持できる。このため、浴槽用手摺5を軽い力でき
わめてしっかりと把むことが可能となる。第4図及び第
5図のその他の構成は上記実施例と同様であり、同一部
分は同一符号にて示されている。
第6図は本考案のさらに異なる実施例に係る浴槽用手摺
の斜視図である。この浴槽用手摺11は、該浴槽用手摺11
を浴槽4の内壁面に取り付けるための取付部12、13と、
取付部12、13の間に跨がる握棒部14を備えている。握棒
部14は、浴槽用手摺11が浴槽4に取り付けられた状態に
おいて、浴槽4の壁面との間に掌を差し込むことができ
る間隙15が形成されるように、取付部12、13の取付面12
a、13aから離反した位置に設けられている。なお、握棒
部14は、取付部12側の水平部14aと、取付部13側の傾斜
部14bを備えているものであるが、全体として略円弧形
状に湾曲している。
第6図に示す如く、握棒部14の水平部14a側は、取付部1
2の側面12bから若干前記側面12a側に寄った部分におい
て取付部12に連結されており、取付部12の前縁部12dに
凹部10が設けられている。
このように構成された浴槽用手摺11においては、取付部
12を把んだ使用方法と、握棒部14を把んだ使用方法など
を採ることができる。かかる実施例にあっても、凹部10
を設けることにより、前記実施例と同様に、取付部12の
把持がきわめて安定したものとなる。
第9図はさらに異なる実施例に係る浴槽用手摺の平面図
である。本実施例では取付部12に突起19を設けることに
より凹部10を設けている。本実施例によっても、取付部
12の把持が安定する。
[効果] 以上の通り、本考案の浴槽用手摺によると、手の小指等
を浴槽用手摺の前縁部の凹部に引掛けるようにして該手
摺を把むことができる。従って、軽く握っただけでしっ
かりと把持することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例に係る浴槽用手摺の斜視図、第
2図は同平面図、第3図は同側面図である。第4図は異
なる実施例を示す斜視図、第5図は同平面図である。第
6図は更に異なる実施例を示す斜視図、第7図は従来例
を示す平面図、第8図は同平面図である。第9図はさら
に別の実施例を示す平面図である。 5……浴槽用手摺、6,7……側面、8……突部、9……
前縁部、10……凹部、11……浴槽用手摺、12,13……取
付部、14……握棒部、12c……突部、12d……前縁部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】浴槽の内壁面に取り付けられる浴槽用手摺
    であって、該浴槽に取り付けられた状態において浴槽内
    壁面から交叉方向に延在する前縁部を有する浴槽用手摺
    において、 該前縁部のうち前記浴槽取付側の部分に少なくとも小指
    を挿入可能な凹部を設けたことを特徴とする浴槽用手
    摺。
JP1295390U 1990-02-13 1990-02-13 浴槽用手摺 Expired - Lifetime JPH0741427Y2 (ja)

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JP1295390U JPH0741427Y2 (ja) 1990-02-13 1990-02-13 浴槽用手摺

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JP1295390U JPH0741427Y2 (ja) 1990-02-13 1990-02-13 浴槽用手摺

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JPH03102992U JPH03102992U (ja) 1991-10-25
JPH0741427Y2 true JPH0741427Y2 (ja) 1995-09-27

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ID=31516396

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JPH03102992U (ja) 1991-10-25

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