JP2542460Y2 - 手掛け用エッジ付き浴槽 - Google Patents
手掛け用エッジ付き浴槽Info
- Publication number
- JP2542460Y2 JP2542460Y2 JP1988125443U JP12544388U JP2542460Y2 JP 2542460 Y2 JP2542460 Y2 JP 2542460Y2 JP 1988125443 U JP1988125443 U JP 1988125443U JP 12544388 U JP12544388 U JP 12544388U JP 2542460 Y2 JP2542460 Y2 JP 2542460Y2
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- JP
- Japan
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- bathtub
- edge
- frame
- handle
- soft
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【考案の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本考案は、浴槽の上端付近の外側面に手掛け用エッジ
が取付けられた浴槽に関し、老人や病人等が入浴の際
に、エッジに手を掛けて容易且つ安全に入浴できるよう
にしたものである。
が取付けられた浴槽に関し、老人や病人等が入浴の際
に、エッジに手を掛けて容易且つ安全に入浴できるよう
にしたものである。
［従来の技術］ 従来、例えば実開昭63−54385号公報に記載されてい
るように、浴槽の上端外側面に手掛け用凸部を形成した
ものが知られている。
るように、浴槽の上端外側面に手掛け用凸部を形成した
ものが知られている。
［考案が解決しようとする課題］ しかしながら、上記の実開昭63−54385号公報に記載
されている浴槽においては、手掛け用凸部は浴槽の側壁
を変形させて一体に設けたものであるために、手掛け用
凸部を当たりの柔らかい軟質材で構成するとか、丸みの
ある形状にするとかの措置を取れないか、或いは取り難
い問題がある。
されている浴槽においては、手掛け用凸部は浴槽の側壁
を変形させて一体に設けたものであるために、手掛け用
凸部を当たりの柔らかい軟質材で構成するとか、丸みの
ある形状にするとかの措置を取れないか、或いは取り難
い問題がある。
本考案は、上記のような従来の浴槽の問題に鑑み、手
掛け用凸部を当たりの柔らかい軟質材で構成するとか、
丸みのある形状にするとかの措置を取ることが容易な手
掛け用エッジ付き浴槽を提供することを目的とする。
掛け用凸部を当たりの柔らかい軟質材で構成するとか、
丸みのある形状にするとかの措置を取ることが容易な手
掛け用エッジ付き浴槽を提供することを目的とする。
［課題を解決するための手段］ 上記目的を達成するために、本考案は、浴槽本体の上
端から外方に広幅の框部が延設された浴槽であって、こ
の浴槽本体への出入り側の前記框部の縁が、この框部を
狭くするように浴槽本体側に凹入状に湾曲されて凹曲部
とされこの凹曲部に沿って軟質材からなる手掛け用エッ
ジが取付けられていることを特徴とする手掛け用エッジ
付き浴槽としたものである。
端から外方に広幅の框部が延設された浴槽であって、こ
の浴槽本体への出入り側の前記框部の縁が、この框部を
狭くするように浴槽本体側に凹入状に湾曲されて凹曲部
とされこの凹曲部に沿って軟質材からなる手掛け用エッ
ジが取付けられていることを特徴とする手掛け用エッジ
付き浴槽としたものである。
本考案において浴槽は木、FRP、ステンレスのような
従来の浴槽の材質により構成される。
従来の浴槽の材質により構成される。
軟質材からなる手掛け用エッジは、軟質塩化ビニル樹
脂のような軟質合成樹脂等で形成するか、或いは木や合
成樹脂等の芯体の表面を上記軟質合成樹脂等で被覆し
て、手などへの当たりを柔らかくしたものである。
脂のような軟質合成樹脂等で形成するか、或いは木や合
成樹脂等の芯体の表面を上記軟質合成樹脂等で被覆し
て、手などへの当たりを柔らかくしたものである。
［作用］ 本考案においては、浴槽本体への出入り側に凹曲部が
設けられているので、凹曲部では框部が狭くなり浴槽本
体への跨ぎ込みが容易になり、凹曲部以外の広い框部に
腰を降ろせば浴槽本体内への移動が容易になる。また、
浴槽本体の上端の框部の凹曲部に沿って軟質材からなる
手掛け用エッジが取付けられているので、浴槽本体への
移動の際にぶつかっても当たりが柔らかく安全であり、
入浴の際に手掛け用エッジに手を掛けることができる。
設けられているので、凹曲部では框部が狭くなり浴槽本
体への跨ぎ込みが容易になり、凹曲部以外の広い框部に
腰を降ろせば浴槽本体内への移動が容易になる。また、
浴槽本体の上端の框部の凹曲部に沿って軟質材からなる
手掛け用エッジが取付けられているので、浴槽本体への
移動の際にぶつかっても当たりが柔らかく安全であり、
入浴の際に手掛け用エッジに手を掛けることができる。
［実施例］ 以下、本考案の実施例を図面を参照して説明する。
第１図は本考案手掛け用エッジ付き浴槽の一例を示す
斜視図であり、第２図は第１図のII−II線における断面
図である。
斜視図であり、第２図は第１図のII−II線における断面
図である。
これらの図において、FRP製の浴槽１は浴槽本体11の
上端から外方に広幅の框部２が延設されており、この框
部２の前方の縁が凹入状に湾曲された形状の凹曲部とさ
れ、この凹曲部に軟質塩化ビニル樹脂製の手掛け用エッ
ジ３が接着剤で接着して取付けられている。凹曲部の外
側では浴槽１の框部２が腰を降ろせるように広くなさ
れ、凹曲部のところでは浴槽１の框部２が狭くなってい
る。
上端から外方に広幅の框部２が延設されており、この框
部２の前方の縁が凹入状に湾曲された形状の凹曲部とさ
れ、この凹曲部に軟質塩化ビニル樹脂製の手掛け用エッ
ジ３が接着剤で接着して取付けられている。凹曲部の外
側では浴槽１の框部２が腰を降ろせるように広くなさ
れ、凹曲部のところでは浴槽１の框部２が狭くなってい
る。
４はFRP製のエプロンであり、５はエプロン４の上端
と框部２の内面との間に設けられた水密材である。
と框部２の内面との間に設けられた水密材である。
第３図乃至第６図は浴槽21の框部22にボルト・ナット
等により手掛け用エッジ23、43、53を取付けた例を示す
要部拡大断面図である。
等により手掛け用エッジ23、43、53を取付けた例を示す
要部拡大断面図である。
第３図に示す例においては、浴槽21の框部22の外側面
に硬質塩化ビニル樹脂製の芯体231に軟質塩化ビニル樹
脂製の表層部232で被覆した手掛け用エッジ23をワッシ
ャー６を介してボルト７で取付けたものである。
に硬質塩化ビニル樹脂製の芯体231に軟質塩化ビニル樹
脂製の表層部232で被覆した手掛け用エッジ23をワッシ
ャー６を介してボルト７で取付けたものである。
第４図に示す例においては、浴槽21の框部22の外側面
にアルミニュウム製の芯体331に軟質塩化ビニル樹脂製
の表層部332で被覆した手掛け用エッジ33をワッシャー
６を介してボルト７で取付けたものである。
にアルミニュウム製の芯体331に軟質塩化ビニル樹脂製
の表層部332で被覆した手掛け用エッジ33をワッシャー
６を介してボルト７で取付けたものである。
第５図に示す例においては、半硬質の塩化ビニル樹脂
製の手掛け用エッジ43内にフラットバー付きボルト47の
頭部が埋設され、ボルト47の先端にワッシャー46を介し
てナット48により浴槽21の框部22の外側面に取付けたも
のである。
製の手掛け用エッジ43内にフラットバー付きボルト47の
頭部が埋設され、ボルト47の先端にワッシャー46を介し
てナット48により浴槽21の框部22の外側面に取付けたも
のである。
第７図には、第５図に示した手掛け用エッジ43内にフ
ラットバー付きボルト47の頭部が埋設され、各ボルト47
の間にスペーサー49が収納された状態が示されている。
ラットバー付きボルト47の頭部が埋設され、各ボルト47
の間にスペーサー49が収納された状態が示されている。
第６図に示す例においては、半硬質の塩化ビニル樹脂
製の手掛け用エッジ53内に溝型鋼531が収納され、溝型
鋼531内にボルト57の頭部が埋設され、ボルト57にワッ
シャー56を介してナット58により浴槽21の框部22の外側
面に取付けたものである。
製の手掛け用エッジ53内に溝型鋼531が収納され、溝型
鋼531内にボルト57の頭部が埋設され、ボルト57にワッ
シャー56を介してナット58により浴槽21の框部22の外側
面に取付けたものである。
第５図及び第６図に示すように、手掛け用エッジ43、
53内にボルト47、57の頭部を埋設したものは、エッジ4
3、53を若干ずらせることができ、位置の調節ができ、
施工が容易である。
53内にボルト47、57の頭部を埋設したものは、エッジ4
3、53を若干ずらせることができ、位置の調節ができ、
施工が容易である。
［考案の効果］ 本考案浴槽においては、出入り側の框部の凹曲部では
浴槽本体への跨ぎ込みが容易になり、凹曲部以外の広い
框部に腰を降ろせば浴槽本体内への移動が容易になる。
また、框部の凹曲部に沿って軟質材からなる手掛け用エ
ッジを取付けたので、浴槽本体への移動の際にぶつかっ
ても当たりが柔らかく安全であり、入浴の際に手掛け用
エッジに手を掛けて身体を安定させることができ、浴槽
本体から出る場合に手掛け用エッジに手を掛けて立ち上
がり、浴槽本体から安全且つ容易に出ることができる。
浴槽本体への跨ぎ込みが容易になり、凹曲部以外の広い
框部に腰を降ろせば浴槽本体内への移動が容易になる。
また、框部の凹曲部に沿って軟質材からなる手掛け用エ
ッジを取付けたので、浴槽本体への移動の際にぶつかっ
ても当たりが柔らかく安全であり、入浴の際に手掛け用
エッジに手を掛けて身体を安定させることができ、浴槽
本体から出る場合に手掛け用エッジに手を掛けて立ち上
がり、浴槽本体から安全且つ容易に出ることができる。
従って、本考案浴槽は、老人、病人、身体障害者等の
入浴に便利である。
入浴に便利である。
第１図は本考案手掛け用エッジ付き浴槽の一例を示す斜
視図、第２図は第１図のII−II線における拡大断面図、
第３図乃至第６図は浴槽21の框部22にボルト・ナット等
により手掛け用エッジを取付けた例を示す要部拡大断面
図、第７図は第６図に示すエッジの一部切欠斜視図であ
る。 １、21……浴槽 11……浴槽本体 ２、22……框 ３、23、43、53……手掛け用エッジ
視図、第２図は第１図のII−II線における拡大断面図、
第３図乃至第６図は浴槽21の框部22にボルト・ナット等
により手掛け用エッジを取付けた例を示す要部拡大断面
図、第７図は第６図に示すエッジの一部切欠斜視図であ
る。 １、21……浴槽 11……浴槽本体 ２、22……框 ３、23、43、53……手掛け用エッジ
Claims (1)
- 【請求項１】浴槽本体の上端から外方に広幅の框部が延
設された浴槽であって、この浴槽本体への出入り側の前
記框部の縁が、この框部を狭くするように浴槽本体側に
凹入状に湾曲されて凹曲部とされ、この凹曲部に沿って
軟質材からなる手掛け用エッジが取付けられていること
を特徴とする手掛け用エッジ付き浴槽。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988125443U JP2542460Y2 (ja) | 1988-09-26 | 1988-09-26 | 手掛け用エッジ付き浴槽 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988125443U JP2542460Y2 (ja) | 1988-09-26 | 1988-09-26 | 手掛け用エッジ付き浴槽 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0247983U JPH0247983U (ja) | 1990-04-03 |
| JP2542460Y2 true JP2542460Y2 (ja) | 1997-07-30 |
Family
ID=31376056
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988125443U Expired - Lifetime JP2542460Y2 (ja) | 1988-09-26 | 1988-09-26 | 手掛け用エッジ付き浴槽 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2542460Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2508866Y2 (ja) * | 1990-06-07 | 1996-08-28 | 株式会社イナックス | 把手付き浴槽 |
| JP2001299612A (ja) * | 2000-04-25 | 2001-10-30 | Noritz Corp | 浴槽用エプロン |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS528547U (ja) * | 1975-07-04 | 1977-01-21 | ||
| JPS62142987U (ja) * | 1986-03-06 | 1987-09-09 |
-
1988
- 1988-09-26 JP JP1988125443U patent/JP2542460Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0247983U (ja) | 1990-04-03 |
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