JP2001267393A - 搬送ロボット - Google Patents

搬送ロボット

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JP2001267393A
JP2001267393A JP2000079601A JP2000079601A JP2001267393A JP 2001267393 A JP2001267393 A JP 2001267393A JP 2000079601 A JP2000079601 A JP 2000079601A JP 2000079601 A JP2000079601 A JP 2000079601A JP 2001267393 A JP2001267393 A JP 2001267393A
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Gennai Yanagisawa
源内 柳沢
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Engineering System Co Ltd
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    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65GTRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
    • B65G49/00Conveying systems characterised by their application for specified purposes not otherwise provided for
    • B65G49/05Conveying systems characterised by their application for specified purposes not otherwise provided for for fragile or damageable materials or articles
    • B65G49/06Conveying systems characterised by their application for specified purposes not otherwise provided for for fragile or damageable materials or articles for fragile sheets, e.g. glass
    • B65G49/061Lifting, gripping, or carrying means, for one or more sheets forming independent means of transport, e.g. suction cups, transport frames

Landscapes

  • Manipulator (AREA)
  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 大判パネル等のワークを、旋回動作を伴うこ
となく、一方の側から他方の側に搬送可能な搬送ロボッ
トを提案すること。 【解決手段】 搬送ロボット1は、ワーク搬送方向11
にスライド可能なスライドアーム13、14と、これら
にスライド可能に支持されているスライドハンド15、
16と、スライドアーム13、14をワーク搬送方向1
1に沿ってスライドさせるアームスライド機構30と、
スライドハンド15、16をスライドアーム13、14
に連動させて同一方向にスライドさせるハンドスライド
機構40を備えている。スライドハンド15、16の全
スライド量は、スライドアームによるスライド量とスラ
イドハンド自体のスライド量を合計したものとなるの
で、十分に長い搬送量を確保できるので、旋回動作を行
うことなく、直線的なスライド動作のみで、大判ガラス
パネル等のワークを一方の側から他方の側に搬送するこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガラス板等の大判
パネルを搬送するのに適した搬送ロボットに関し、特
に、作業スペースが少なく、タクト時間を短縮可能な搬
送ロボットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】ガラス板等の大判パネルを一方の棚から
反対側の棚に搬送する等の作業を行うための搬送ロボッ
トとしては、パンタグラフ式のアームを備えたものが一
般的である。図7にはこの形式の搬送ロボットによる搬
送動作を示してある。この図に示すように、搬送ロボッ
ト100は、旋回台101と、この旋回台101に支持
されているパンタグラフ式の一対の伸縮アーム102、
103と、これらのアームの先端に支持されている水平
なハンド104とを有している。
【0003】搬送作業においては、伸縮アーム102、
103を延ばして、その先端に支持されているハンド1
04の上に搬送対象のパネル105を乗せる。次に、伸
縮アームを縮めて、旋回台101を垂直軸線周りに18
0度旋回させて、図の想像線で示す位置までパネル10
5を移動し、しかる後に、伸縮アーム102、103を
延ばすことにより、図において実線で示す初期位置とは
反対側の場所にパネル105を引き渡す。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この構成の搬送ロボッ
トは次のような解決すべき問題点がある。第1に、搬送
後におけるパネル105の向きが、当該パネル105を
取出した場所における向きとは180度反対になってし
まう。従って、向きを変えることなく、反対側にパネル
を搬送する必要がある場合には、再度、向きを元に戻す
ための機構が必要になってしまう。
【0005】第2に、設置スペースとしては、伸縮アー
ムの伸縮のためのスペースと、パネルを乗せた状態での
伸縮アームの旋回のためのスペースが必要になる。従っ
て、全体として搬送ロボットの周囲に十分なスペースを
確保しなければならない。
【0006】第3に、パネル搬送のためには伸縮アーム
の伸縮動作と旋回動作が必要となるので、搬送時間が掛
るという問題がある。
【0007】第4に、旋回動作時には、直線的な搬送時
とは異なり、搬送対象のパネルに不必要な力が作用する
という問題がある。特に、旋回時間を短縮化するために
旋回速度を速めると過剰な力がパネルに作用してしまう
ので、旋回搬送形の搬送ボロットは脆弱なワークの搬送
には不向きである。
【0008】本発明の課題は、このような点に鑑みて、
旋回動作を必要とすることなく、直線的な搬送動作のみ
によりパネル等のワークを一方の場所から反対側の場所
に搬送することのできる搬送ロボットを提案することに
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明の搬送ロボットは、サポートアームと、こ
のサポートアームによって、予め定めた直線状のワーク
搬送方向に沿ってスライド可能な状態で支持されている
スライドアームと、このスライドアームによって、前記
往復搬送経路に沿ってスライド可能な状態で支持されて
いると共に、搬送対象のワークを乗せるスライドハンド
と、前記スライドアームを前記ワーク搬送方向に沿って
スライドさせるアームスライド機構と、前記スライドハ
ンドを前記スライドアームのスライドに連動させて同一
方向にスライドさせるハンドスライド機構とを有するこ
とを特徴としている。
【0010】ここで、前記ハンドスライド機構は、前記
スライドアームのスライド方向に沿って無限軌道を描く
ように、当該スライドアームに回転自在に取り付けた一
対のプーリ間に架け渡したベルトと、このベルトを前記
サポートアームに連結しているアーム側連結部と、前記
ベルトにおける前記アーム側連結部に連結されているベ
ルト部分とは反対方向に移動するベルト部分を前記スラ
イドハンドに連結しているハンド側連結部とを備えた構
成とすることができる。
【0011】また、前記アームスライド機構は、前記ス
ライドアームのスライド方向に沿って延びるベルト部分
が形成されるような無限軌道を形成しているアーム駆動
用ベルトと、このアーム駆動用ベルトを無限軌道に沿っ
て移動させる駆動源と、前記アーム駆動用ベルトにおけ
る前記ベルト部分を前記スライドアームに連結している
ベルト連結部とを備えた構成とすることができる。
【0012】ガラスパネル等のパネルを搬送する場合に
は、一般に、左右一対の前記スライドアームと、左右一
対の前記スライドハンドと、左右一対の前記アームスラ
イド機構と、左右一対の前記ハンドスライド機構を有し
た構成とされる。
【0013】本発明の搬送ロボットでは、スライドアー
ムのスライドに連動して、そこにスライド可能に支持さ
れているスライドハンドが同一方向にスライドする。従
って、スライドハンドのストロークは、スライドアーム
のスライド量と、当該スライドハンド自体のスライド量
とを合計したものとなる。よって、十分な長さのストロ
ークを確保できるので、大判パネル等を一方の場所から
反対側の場所に向けて搬送する作業を、スライド動作の
みで容易に実現できる。
【0014】この結果、搬送されるワークの向きを変更
することなくそのまま反対側の場所に搬送できる。ま
た、搬送ロボットの周囲には、ワークをスライドさせる
ためのスペースがあればよいので作業スペースが少なく
て済む。さらに、旋回動作を必要とすることなく、スラ
イド動作のみでワークを搬送できるので、タクト短縮が
可能であり、また、搬送中に不必要な力がワークに作用
することもない。
【0015】ここで、より汎用的な搬送ロボットを構成
するためには、上記構成に加えて、本発明の搬送ロボッ
トは、前記サポートアームを、前記往復搬送方向とは異
なる方向に往復走行可能な走行機構を有していることが
望ましい。また、前記サポートアームを昇降可能な昇降
機構を有していることが望ましい。さらには、前記サポ
ートアームを垂線周りに旋回可能な旋回機構を有してい
ることが望ましい。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照して、本発明
を適用した大判パネル搬送用の一貫搬送ロボットの実施
例を説明する。
【0017】図1(a)ないし(c)は、それぞれ、本
例の搬送ロボットの概略平面図、概略側面図および概略
側面図である。これらの図を参照して説明すると、本例
の搬送ロボット1は架台2を有し、この架台2の上端に
は左右一対の走行レール3、4が平行かつ水平に延びて
いる。これら走行レール3、4の上には走行テーブル5
が水平に架け渡されており、当該走行テーブル5は走行
レール3、4に沿って図1(a)において実線で示す位
置と、想像線5Bで示す位置との間を往復走行可能であ
る。この走行テーブル5を走行させるための機構として
は公知の機構を用いることができ、このような機構は当
業者にとっては周知技術であるので、当該明細書では図
示および説明を省略する。
【0018】この走行テーブル5の上には旋回テーブル
6が配置されており、当該旋回テーブル6は、矢印6A
で示すように、垂直軸線周りに例えば180度往復旋回
可能である。この旋回テーブル6を旋回させるための旋
回機構も公知の機構を用いることができ、このような機
構は当業者にとっては周知技術であるので、当該明細書
では図示および説明を省略する。
【0019】旋回テーブル6の上には昇降テーブル7が
配置されており、当該昇降テーブル7は、図1(b)に
示すように、垂直軸線方向に所定量だけ昇降可能であ
る。この昇降テーブル7を昇降させるための昇降機構も
公知の機構を用いることができ、このような機構も当業
者にとっては周知技術であるので、当該明細書では図示
および説明を省略する。
【0020】次に、この昇降テーブル7の上には、走行
方向5Aとは直交する方向に向けて一対のサポートアー
ム8、9が水平かつ平行に取り付けられている。これら
サポートアーム8、9には、それぞれ、矢印11示すワ
ーク搬送方向に沿って往復スライド可能な状態でスライ
ドアーム13、14が支持されている。さらに、これら
スライドアーム13、14には、それぞれ、ワーク搬送
方向に沿って往復スライド可能な状態でスライドハンド
15、16が支持されている。これらスライドハンド1
5、16の上に、搬送対象のワークである大判ガラスパ
ネル17が乗せられて、搬送される。
【0021】ここで、これらのスライドハンド15、1
6は、図1(a)において実線で示す中立位置15A、
16Aから搬送方向11の一方の側にスライドしたスラ
イド位置15B、16Bまで、および中立位置15A、
16Aから他方の側にスライドしたスライド位置15
C、16Cまでの間をスライド可能である。
【0022】図2ないし図5は、本例の搬送ロボット1
におけるスライドハンド15をスライドさせるための機
構を示す図であり、図2はその側面構成図、図3はスラ
イドハンド15が中立位置15Aにある状態における当
該機構の斜視図、図4はスライドハンド15がスライド
位置15Cにある状態における当該機構の斜視図、図5
はスライドハンド15が反対側のスライド位置15Bに
ある状態における当該機構の斜視図である。
【0023】図2、3から分かるように、昇降テーブル
7の上に取り付けられているサポートアーム8における
ワーク搬送方向11の中心には支柱21が垂直に固定さ
れており、この支柱21の上面には、ワーク搬送方向1
1に向けて水平に延びるスライドアーム13がワーク搬
送方向11にスライド自在の状態で支持されている。こ
のスライドアーム13の上面13aはワーク搬送方向1
1に延びる水平なスライド面であり、ここにはスライド
ハンド15の裏面に垂直に取り付けた支柱22がワーク
搬送方向11に向けてスライド自在の状態で支持されて
いる。このスライドハンド15の上面15aはワーク搬
送方向11に延びる水平なワーク載置面とされている。
【0024】スライドアーム13をワーク搬送方向11
に沿ってスライドさせるためのアームスライド機構30
は、タイミングベルト31と、このタイミングベルト3
1が架け渡された3個のプーリ32、33、34と、一
つのプーリ32を回転させるための駆動モータ35を備
えている。タイミングベルト31は三角形の無限軌道を
形成しており、その一辺を規定しているベルト部分31
aはワーク搬送方向11に沿って延びており、このベル
ト部分31aがスライドアーム13に機械的に係合して
いる。機械的な係合形態としては、当該ベルト部分31
aをスライドアーム13の側面に連結固定する構成でも
よいし、当該ベルト部分31aに形成されている歯にか
み合い可能なラックをスライドアーム13の側面に形成
した構成のラック・ピニオン式の係合構造でもよい。勿
論、それ以外の連結構造を採用することもできる。
【0025】駆動モータ35を駆動すると、タイミング
ベルト31が三角形の無限軌道に沿って移動し、そのベ
ルト部分31aに連結されているスライドアーム13
は、タイミングベルト31の移動方向、すなわち駆動モ
ータ35の回転方向に応じて、ワーク搬送方向11に沿
っていずれかの方向にスライドする。このベルト部分3
1aの長さを適切に定めておくことにより、スライドア
ーム13を、図3に示す中立位置13Aから図4に示す
スライド位置13Cまで、および中立位置13Aから図
5に示す反対側のスライド位置13Bまでスライドさせ
ることができる。
【0026】次に、スライドアーム13上にスライド自
在に支持されているスライドハンド15をスライドさせ
るハンドスライド機構40は、タイミングベルト41
と、このタイミングベルト41が架け渡されている一対
のプーリ42、43と、タイミングベルト41をスライ
ドアーム8の側に連結しているアーム側連結部45と、
タイミングベルト41をスライドハンド15の側に連結
しているハンド側連結部46を備えている。一対のプー
リ42、43は、スライドアーム13におけるワーク搬
送方向11に沿って延びる垂直側面13bにおけるワー
ク搬送方向11の両端部分に回転自在に取付けられてい
る。従って、これらに架け渡したタイミングベルト41
は、ワーク搬送方向11に沿って互いに逆方向に移動す
る上側ベルト部分41aと下側ベルト部分41bを備え
ている。
【0027】下側ベルト部分41bは、アーム側連結部
45によって、サポートアーム側の支柱21の側面に固
定されている。上側ベルト部分41bは、ハンド側連結
部46によって、スライドハンド側の支柱22の側面に
固定されている。ここで、中立位置においては、図2、
図3に示すように、固定側であるアーム側連結部45に
おけるワーク搬送方向11の中心45aに、可動側であ
るハンド側連結部46における同じくワーク搬送方向1
1の中心46aが一致するように設定されている。
【0028】このように構成したスライドハンド15を
スライドさせる機構によるスライドハンド15のスライ
ド動作を説明する。まず、図2の実線および図3に示す
中立位置に各部分が位置しているものとする。この状態
で、図4に示すように矢印Cで示す方向にアームスライ
ド機構30のタイミングベルト31を移動させる。タイ
ミングベルト31が矢印C方向に移動すると、これに連
結されているスライドアーム13はスライド位置13C
に向けてスライドして、図4に示すスライド位置13C
に到る。
【0029】一方、ハンドスライド機構40において
は、そのタイミングベルト41の下側ベルト部分41b
が固定側であるサポートアーム8に連結されているの
で、当該タイミングベルト41は相対的に矢印41Cで
示す方向に移動する。この結果、スライド自在に支持さ
ているスライドハンド15側のハンド連結部46が矢印
41Cの方向にスライドして、最終的には、図4に示す
スライド位置15Cに到る。
【0030】このように、本例の搬送ロボット1では、
図2から良く分かるように、スライドハンド15の中立
位置15Aからスライド位置15Cまでのストローク量
Lは、スライドアーム13のスライド量L(13)と、
スライドハンド自体のスライド量L(15)を合算した
ものとなる。よって、大きなストローク量Lを確保する
ことができるので、大判ガラスパネル等のワーク17の
搬送に適している。なお、図5に示す逆方向のスライド
位置13B、15Bへのスライド時においても同様に各
部分が動作して、同様なストローク量を確保できる。
【0031】一方、他方のスライドアーム9のスライド
機構および他方のスライドハンド16のスライド機構も
同様に構成されている。勿論、駆動モータ35を共通駆
動源として用いて、双方のスライド機構を駆動するよう
に構成してもよい。
【0032】なお、図6には本例の搬送ロボット1によ
り実現可能なワーク搬送形態の例を示してある。まず、
図6(a)では、カセット51からパネル52を取出し
て、走行方向5Aの他端における同一側に位置している
カセット53に当該パネル52を収納する搬送動作(矢
印61ないし65)を示してある。
【0033】また、カセット53から取出したパネル5
2を、反対側の次段装置に引き渡す搬送動作(矢印6
4、65、66)を示してある。この搬送動作では、パ
ネル52を旋回させることなく、スライドさせるのみ
で、反対側に搬送できる。よって、作業スペースが少な
くて済むと共に、タクト短縮化が可能であり、さらに
は、搬送時にパネルに不必要な力が作用することもな
い。
【0034】勿論、図6(a)の矢印67で示すよう
に、旋回テーブル6を旋回させれば、従来の搬送ロボッ
トと同様にパネルの向きを逆にして次段側に当該パネル
を引き渡す搬送形態を実現することもできる。
【0035】さらに、図6(b)、(c)に示すよう
に、多段のカセット棚71の各収納棚からパネル52を
取り出し、異なる高さ位置の収納棚にパネルを収納する
搬送動作も、スライドアーム13、14およびスライド
ハンド15、16のスライド動作に、昇降テーブル7の
昇降動作を組み合わせることにより、簡単に実現するこ
とができる。このように、本例の搬送ロボット1では、
各種形態でのワーク搬送を実現できる。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の搬送ロボ
ットは、スライドアームと、このスライドアームのスラ
イドに連動して同一方向にスライドするスライドハンド
を備え、このスライドハンドによってパネル状のワーク
等を搬送するようにしている。
【0037】従って、本発明では、長いストローク量で
スライド可能なスライドハンドを実現できるので、パネ
ル等のワークを一方の側から反対側に搬送する動作を、
旋回動作を行うことなく、直線的なスライド動作のみで
実現できる。よって、本発明によれば、ワークを旋回さ
せることに起因する弊害を解消できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)ないし(c)は、それぞれ、本発明を適
用した搬送ロボットの概略平面図、概略側面図および概
略側面図である。
【図2】図1の搬送ロボット1におけるスライドハンド
をスライドさせるための機構を示す側面構成図である。
【図3】図1の搬送ロボット1におけるスライドハンド
をスライドさせるための機構を、スライドハンドが中立
位置にある状態で示す斜視図である。
【図4】図1の搬送ロボット1におけるスライドハンド
をスライドさせるための機構を、スライドハンドがスラ
イド位置にある状態で示す斜視図である。
【図5】図1の搬送ロボット1におけるスライドハンド
をスライドさせるための機構を、スライドハンドが図4
とは反対側のスライド位置にある状態で示す斜視図であ
る。
【図6】図1の搬送ロボットにより実現可能な各種のワ
ーク搬送形態の例を示す説明図である。
【図7】従来の大判パネルの搬送ロボットの構成を示す
ための説明図である。
【符号の説明】
1 搬送ロボット 2 架台 3、4 走行レール 5 走行テーブル 6 旋回テーブル 7 昇降テーブル 8、9 サポートアーム 11 ワーク搬送方向(ワーク搬送経路) 13、14 スライドアーム 15、16 スライドハンド 30 アームスライド機構 31 タイミングベルト 31a ベルト部分 32、33、34 プーリ 35 駆動モータ 40 ハンドスライド機構 41 タイミングベルト 42、43 プーリ 45 アーム側連結部 46 ハンド側連結部 L スライドハンドの一方へのストローク量 L(13) スライドアームの一方へのスライド量 L(15) スライドハンドの一方へのスライド量

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サポートアームと、 このサポートアームによって、予め定めた直線状のワー
    ク搬送方向に沿ってスライド可能な状態で支持されてい
    るスライドアームと、 このスライドアームによって、前記ワーク搬送方向に沿
    ってスライド可能な状態で支持されていると共に、搬送
    対象のワークを乗せるスライドハンドと、 前記スライドアームを前記ワーク搬送方向に沿ってスラ
    イドさせるアームスライド機構と、 前記スライドハンドを前記スライドアームのスライドに
    連動させて同一方向にスライドさせるハンドスライド機
    構とを有することを特徴とする搬送ロボット。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記ハンドスライド
    機構は、 前記スライドアームのスライド方向に沿って無限軌道を
    描くように、当該スライドアームに回転自在に取り付け
    た一対のプーリ間に架け渡したベルトと、 このベルトを前記サポートアームに連結しているアーム
    側連結部と、 前記ベルトにおける前記アーム側連結部に連結されてい
    るベルト部分とは反対方向に移動するベルト部分を前記
    スライドハンドに連結しているハンド側連結部とを備え
    ていることを特徴とする搬送ロボット。
  3. 【請求項3】 請求項2において、前記アームスライド
    機構は、 前記スライドアームのスライド方向に沿って延びるベル
    ト部分が形成されるような無限軌道を形成しているアー
    ム駆動用ベルトと、 このアーム駆動用ベルトを無限軌道に沿って移動させる
    駆動源と、 前記アーム駆動用ベルトにおける前記ベルト部分を前記
    スライドアームに連結しているベルト連結部とを備えて
    いることを特徴とする搬送ロボット。
  4. 【請求項4】 請求項3において、 左右一対の前記スライドアームと、左右一対の前記スラ
    イドハンドと、左右一対の前記アームスライド機構と、
    左右一対の前記ハンドスライド機構を有していることを
    特徴とする搬送ロボット。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4のうちのいずれかの項
    において、更に、 前記サポートアームを、前記ワーク搬送方向とは異なる
    方向に往復走行可能な走行機構を有していることを特徴
    とする搬送ロボット。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし4のうちのいずれかの項
    において、更に、 前記サポートアームを昇降可能な昇降機構を有している
    ことを特徴とする搬送ロボット。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし4のうちのいずれかの項
    において、更に、 前記サポートアームを垂直軸線周りに旋回可能な旋回機
    構を有していることを特徴とする搬送ロボット。
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