JP2001266967A - バッテリ端子の誤組み付け防止構造 - Google Patents

バッテリ端子の誤組み付け防止構造

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JP2001266967A
JP2001266967A JP2000080121A JP2000080121A JP2001266967A JP 2001266967 A JP2001266967 A JP 2001266967A JP 2000080121 A JP2000080121 A JP 2000080121A JP 2000080121 A JP2000080121 A JP 2000080121A JP 2001266967 A JP2001266967 A JP 2001266967A
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terminal
piece
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battery
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JP2000080121A
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English (en)
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Hideki Matsunaga
英樹 松永
Shigekazu Wakata
繁一 若田
Keiichi Ito
桂一 伊藤
Kazuyuki Shiraki
和幸 白木
Masanori Wakui
雅徳 涌井
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Toyota Motor Corp
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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  • Connections By Means Of Piercing Elements, Nuts, Or Screws (AREA)
  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Connection Of Batteries Or Terminals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 バッテリ端子の誤組付けを確実に防止する。 【解決手段】 バッテリB側には電極部11a,bを含
んでその周辺に嵌合部10a,bが凹設されるととも
に、その壁面には識別用凹部14a,bが形成されてい
る。端子15a,bには識別片17a,bと回り止め片
18a,bが形成されている。端子15a,bと電極部
11a,bとが正しい対応関係にある場合には、回り止
め片18a,bが識別用凹部14a,bに嵌合し、ナッ
ト19で締め込んでいくときの回転トルクを当接片21
a,bにて受承することができる。過った対応関係で端
子15a,bを接続しようとしても、識別片17a,b
が識別用凹部14a,bの開口縁部で干渉してしまい、
組み付けることができない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、バッテリ端子の
誤組み付け防止構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動車のバッテリの上面には、
プラス電極及びマイナス電極として突軸を突出させてお
り、バッテリコードに接続された端子の円孔を突軸に嵌
め込み、これをナット等にて締め込んで接続が行われて
いた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、その構
造上、いずれの側の電極にも接続可能であることから、
過った対応関係のまま接続されてしまう虞があった。そ
こで、本発明は上記の事情に鑑み開発工夫されたもので
あり、その目的とするところはバッテリ端子の誤組付け
を確実に防止することができる構造を提供することにあ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの請求項1の発明は、共にねじ軸を有するバッテリの
マイナス側電極部とプラス側電極部に対し、前記ねじ軸
にナットを締め込むことで接続される端子を、前記電極
部毎に誤った組み合わせで接続されるのを防止するため
の誤組み付け防止構造であって、前記両端子と前記両電
極部の双方には、これらが正規の対応関係となっている
場合にのみ組付けを可能にし過った対応関係にある場合
にはいずれの電極部に対しても組付けを不能にする識別
手段と、相互に係止し合うことで前記端子の回り止めを
行う回り止め手段とが設けられていることを特徴とする
ものである。また請求項2の発明は、請求項1記載のも
のにおいて、前記電極部には前記ねじ軸周辺部に嵌合部
が凹設されるとともに、この嵌合部の壁面には識別用凹
部が形成される一方、前記両端子には端子と電極部とが
過った対応関係にある場合には前記識別用凹部に干渉し
て嵌合不能となる識別片が両端子において異なった位置
に形成され、かつこの識別片とは別の位置には回り止め
片が張り出し形成され、かつこの回り止め片が、前記端
子と前記電極部とが正規の関係にある場合には前記識別
用凹部に嵌合し、前記ナットが締め込まれるときには前
記回り止め片と識別用凹部の壁面とが当接し合うことに
よって端子全体の回り止めがなされる構成であることを
特徴とするものである。さらに請求項3の発明は、請求
項2記載のものにおいて、前記端子と前記電極部が正規
の対応関係にある場合に、前記識別片が前記識別用凹部
に嵌合可能であり、前記ナットが締め込まれるときには
前記識別片と前記識別用凹部の壁面とが当接し合って端
子全体の回り止めがなされるようにすることで、前記識
別片が前記回り止め片を兼ねた構成であることを特徴と
するものである。さらにまた請求項4の発明は、請求項
2あるいは3記載のものにおいて、前記識別片あるいは
前記回り止め片において前記ナットが締め込まれるとき
の端子の回転方向に対向する縁部には、前記識別用凹部
の壁面に当接可能な当接片が折り曲げ形成されているこ
とを特徴とするものである。また請求項5の発明は、請
求項2〜請求項の4いずれか記載のものにおいて、前記
端子には合成樹脂製のカバーが装着されるとともに、前
記識別片は前記カバーから外方へ突出していることを特
徴とするものである。
【0005】
【発明の作用および効果】請求項1の発明によれば、端
子と電極部を接続する場合に、これらが正規の対応関係
にあれば、ねじ軸と端子を適合させることができる。そ
して、ナットにて締め込んでやれば、端子と電極部とが
接続される。この締め込みの間、端子は回り止め手段に
よって回り止めがなされるため、締め込み作業が円滑に
なされる。端子と電極部とが過った対応関係にある場合
には、端子は識別手段によって電極部への組付けができ
ないため、作業者は過った対応関係であることを知るこ
とができる。請求項2の発明によれば、バッテリ側には
識別用凹部が設けられ、端子側には識別片が形成されて
おり、これらは端子と電極部とが過った対応関係にある
場合には、相互に干渉し合って組み付けが不能となる。
端子と電極部とが正規の対応関係にある場合には、回り
止め片が識別用凹部に嵌合する。そして、ナットの締め
込み時には回り止め片と識別用凹部の壁面とが当接し合
うことによって、端子全体の回り止めがなされる。請求
項3の発明によれば、識別片が回り止め片を兼用した構
成であり、端子と電極部とが正規の対応関係にあれば、
識別片が識別用凹部に嵌合して回り止めを果たし、過っ
た対応関係にあれば、識別片は識別用凹部の周辺に干渉
して嵌め込むことができない。請求項4の発明によれ
ば、識別片に当接片を折り曲げ形成したことによって、
ナット締め込みに伴って識別用凹部と当たり合う部分の
面積の増大が図られているため、回り止め機能が確実に
達成される。請求項5の発明によれば、端子にカバーを
装着させた場合においても、カバーから識別片を突出さ
せているため、カバーの装着に関係なく、回り止めと誤
組付け防止を図ることができる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。 <実施形態1>図1〜図4は本発明の実施形態1を示す
ものである。そのうち、図1は本発明のバッテリBにお
ける電極部周辺を示しており、ここで使用されたバッテ
リBは36V(通常は12V)のものとなっている。同
図に示すように、バッテリBの左右両コーナ部には嵌合
部10a,10bが凹設され、その底面にはプラス側電
極部11aとマイナス側電極部11bがそれぞれ配され
ている。両電極部11a、11bは共に円環状のワッシ
ャリング12を介してねじ軸13を縦向きに突出させた
構成であるが、嵌合部10a,10bはねじ軸13a,
13bをバッテリBの上面に突出させない深さに設定さ
れている。また、各嵌合部10a,10bの側壁面には
識別用凹部14a,14bが設けられており、これらは
両嵌合部10a,10bにおいて左右対称の配置となる
よう、相互に向き合うよう内方へ向けて凹み形成されて
いる。
【0007】一方、両電極部11a,11bに接続され
る端子15a,15bは導電性金属材料により形成され
ており、後端部はバレル部16を有し、バッテリコード
Cをかしめによって接続している。端子15a,15b
の前端部はバレル部16からほぼ直角に折り曲げられた
基板17となっており、その中央には両ねじ軸13a,
13bに差し込み可能な差込み孔20が貫通している。
また、基板17は左右の端子において左右対称形状に形
成されている。すなわち、両端子15a,15bにおい
て基板17の側縁には左右対称の識別片17a,17b
が張り出している。両識別片17a,17bは前記識別
用凹部14a,14bの幅寸法よりも大きめに設定され
ており、端子15a,15bと電極部11a,11bと
が過った対応関係で組み付けようとする場合には、図4
に示すように、識別片17a,17bと識別用凹部14
a,14bとが干渉して端子15a,15bの組付けが
不能となるようにしてある。
【0008】また、基板17の側縁のうち識別片17
a,17bとは反対側には回り止め片18a,18bが
それぞれ張り出し形成されており、ねじ軸13にナット
19を締め込んで固定する場合に、端子全体の回り止め
の役割を果たす。この回り止め片18a,18bは識別
片17a,17bより幅狭に形成され、端子15a,1
5bと電極部11a,11bが正規の対応関係にある場
合に識別用凹部14a,14bに嵌合可能となってい
る。さらに、回り止め片18a,18bにおいて、ナッ
ト19を締め込んだときの端子15a,15bの回転方
向に向く側縁には当接片21a,21bが上方へ屈曲し
て形成されており、識別用凹部14a,14bの壁面と
の当接面積を拡大させるようにしている。
【0009】実施形態1は上記のように構成されたもの
であり、端子15a,15bと電極部11a,11bと
が正規の対応関係にある場合には、両端子15a,15
bの回り止め片18a,18bがそれぞれ対応する識別
用凹部14a,14b内に適合して嵌合する。そして、
差込み孔20へねじ軸13を差し込み、基板17をワッ
シャリング12に重ねてやれば、端子15a,15bは
バレル部16及びバッテリコードCがバッテリBの側面
に沿った状態となる。この状態でナット19をねじ軸1
3に対して締め込んでやれば、端子15a,15bの接
続が完了する。但し、この締め込みの終期に端子15
a,15bはそれぞれ図示時計回りに回転しようとする
が、回り止め片18a,18bの当接片21a,21b
が識別用凹部14a,14bの対向壁面に当接して回り
止めがなされるため、ナット19の締め込み作業が円滑
になされる。
【0010】端子15a,15bと電極部11a,11
bとが過った対応関係にある場合には、図4に示すよう
に、識別片17a,17bが識別用凹部14a,14b
の開口縁部に干渉してしまい、端子15a,15bを嵌
合部10a,10bへと収容させることができない。作
業者はこれによって、端子15a,15bと電極部11
a,11bとが過った対応関係であることを知る。
【0011】以上のように、実施形態1によれば、識別
片17a,17bがバッテリB上面に干渉するか否かを
もって端子15a,15bと電極部11a,11bとの
対応関係の正誤を確実に判別することができる。また、
回り止め片18a,18bを識別用凹部14a,14b
に引掛けるようにしてナット19締め込み時の端子全体
の回り止めを果たすようにしたため、ナット19の締め
込み作業を円滑かつ簡単に行うことができる。しかも、
回り止め片18a,18bには当接片21a,21bを
設けて識別用凹部14a,14bの壁面に対する当接面
積を拡大するようにしたため、回り止め片18a,18
bを識別用凹部14a,14bの壁面に食い込ませてし
まうこともなく、バッテリBを損傷から保護することが
できる。
【0012】また、本実施形態のバッテリBは電極部1
1a,11b周りに嵌合部10a,10bを形成した特
異な形態を採っているため、従来の12ボルトバッテリ
との識別にも寄与する。さらに、嵌合部10a,10b
は電極部11a,11bのねじ軸13をバッテリ上面に
突出させない深さとなっているため、工具等で不用意に
ねじ軸13に触れてしまう事態を回避できる、という効
果も得られる。
【0013】<実施形態2>図5〜図7は本発明の実施
形態2を示すものである。実施形態2では、識別片27
a,27bが回り止め片を兼ねるようにしたものを示
す。実施形態2における端子25a,25bは、それぞ
れ先端縁に識別片27a,27bが長さ方向外方へ突出
して形成されている。両端子25a,25bは左右対称
の形状となるように形成され、識別片27a,27b
は、基板の両側縁のうちの一方側に偏った位置に配され
ている。また、両識別片の先端縁には当接片が上方へ屈
曲して形成されている。但し、実施形態1では当接片2
1a,21bは識別用凹部14a,14bの壁面に面当
たりさせるようにしたものを示したが、本実施形態では
当接片29a,29bの側縁を識別用凹部24a,24
bの壁面に突き当てて、端子25a,25b全体の回り
止めを効果的に行うようにしている。
【0014】すなわち、識別用凹部24a,24bはバ
ッテリBの嵌合部22a,22bの奥壁面に設けられ、
正しい組み合わせとなる両端子25a,25bの識別片
27a,27bに対応する位置に凹み形成されている。
すなわち、両嵌合部22a,22bも左右対称形状に形
成されているわけである。なお、他の構成は実施形態1
と同様である。
【0015】このように構成された実施形態2において
も、端子25a,25bと電極部23a,23bとの過
った接続をしようとすれば、識別片27a,27bが識
別用凹部24a,24bに不適合となって周辺部に干渉
するため、端子25a,25bの接続ができない。これ
によって、誤組付けが防止できる一方で、正規組み付け
時にはナット19締め込み時に当接片29a,29bの
側縁が識別用凹部24a,24bの壁面に突き当たるこ
とによって回り止めも達成できる。しかも、識別片27
a,27bが回り止め片を兼ねた構成であるため、端子
及びバッテリ側の構造も簡素化される。
【0016】<実施形態3>図8〜図10は本発明の実
施形態3を示すものである。本実施形態では、一方の端
子35bにカバーCOを被せ、端子単体のものとで嵌合
部30a,30bに収められる部分の長さ寸法を変更し
ている。つまり、嵌合部30a,30bの奥行き寸法を
異ならせることとし(L1<L2)、端子35a,35
bと電極部31a,31bとの対応関係が不対応である
場合には、カバーCOを装着した側の端子が、非対応側
の嵌合部30a,30bに嵌め入れることができないよ
うにしたものである。
【0017】上記したように、両端子のうちの一方の端
子35b(プラス電極側の端子)、つまり図8,9に示
す左側のものには、合成樹脂等の絶縁材よりなるカバー
COが装着されている。
【0018】カバーCOは、端子35bのバレル部16
及びバッテリコードCの一部を収容するバレル収容部C
01と、このバレル収容部CO1から屈曲して連続し電
極部31bとの接続のための接続部40を収容する接続
部収容部CO2とから一体に形成されている。カバーC
Oは、バレル収容部CO1から接続部収容部CO2にか
けて一方の縁に設けられたヒンジ縁(詳しくは図示しな
い)を中心として開閉可能な第1蓋部41が備えられて
いる。バレル収容部CO1においてヒンジ縁と反対側の
縁には、二つの係止爪43が形成され、第1蓋部41が
閉じられたときに、基部側の外面と係止可能となってい
る。
【0019】また、接続部収容部CO2には端子35b
の接続部40側を開閉可能とする第2蓋部42が設けら
れている。第2蓋部42は第1蓋部41との境界部分に
設けられたヒンジ縁44によって開閉可能となってい
る。第2蓋部42の外側面には一対の係止突起45(図
8では片側のみが示される)が形成され、対応する一対
の係止凹部46に係止することで第2蓋部42を閉止し
て端子35bの接続部40の全面を覆うことができる。
【0020】但し、接続部収容部CO2内の先端側には
ストッパ片47が突出しており、端子35bの先端と当
接することで端子35bの位置決めをして収容すること
ができる。接続部収容部CO2の底面には端子35bの
差込み孔と整合して貫通した図示省略の通し孔が開口
し、電極部31bのねじ軸13をこの通し孔を介して差
込み孔20へと挿通しうるようになっている。また、図
10に示すように、接続部収容部CO2の基部の側面下
縁部には、端子35bの回り止め片38b及び当接片4
8bをカバーCOの外方へ導出させるための逃がし孔4
9が開口している。
【0021】上記のように構成された実施形態4では、
端子35a,35bと電極部31a,31bとが正規の
対応関係にある場合には、マイナス電極(図8で右側に
位置するもの)側では既述した要領で端子35aの接続
作業がなされ、プラス電極側では第1,第2の両蓋部4
1,42を開放させた状態で内部に端子35a,35b
を収容させ、まず第1蓋部41を閉じて両係止爪43に
てロックしておく。このとき、端子35bの回り止め片
38bは逃がし孔49を通してカバーCOの外部に突出
している。かかる状態で、カバーCOの底面に設けられ
た図示しない通し孔を通して差込み孔20にねじ軸13
を通す。すると、回り止め片38bが識別用凹部34b
に適合して嵌まり合う。
【0022】その後、ナット19にて締め込みを行って
も、回り止め片38bの当接片48bが識別用凹部34
bの壁面との引掛かり合いによって端子全体は回り止め
されるため、円滑な作業となる。そして、ナット19の
締め込みが完了すれば、第2蓋部42を閉じ係止突起4
5と対応する係止凹部46とを係止させれば、第2蓋部
46は閉止状態に保持される。
【0023】端子35a,35bと電極部31a,31
bとが過った対応関係にあれば、例えばカバーCO付き
端子をマイナス電極側に組み付けようとしても、すなわ
ち、図示しない通し孔をねじ軸に適合させて嵌めいれよ
うとしても、マイナス電極側の嵌合部30aの奥行き寸
法はカバーCOを収容させるには不足するため、カバー
CO先端がバッテリB上面と干渉してしまい、組み付け
が不能となる。かくして、実施形態4によっても、誤組
み付けが確実に回避できる。そして、特に、実施形態4
では回り止め片38bをカバーCOの外方へ導出させて
ナット19の締付トルクを受承するようにしたため、カ
バーCOの変形を未然に回避することができる。
【0024】なお、本発明は種々の変更が可能であり、
次のような変形例も本発明の技術的範囲に含まれる。 識別手段あるいは回り止め手段は、バッテリ側及び端
子側(カバーCOを含む)の双方で形成されるものであ
り、いずれの実施形態においても凹凸の嵌まり合いによ
って構成されるものを示したが、これらの関係は相対的
なものに過ぎず、実施形態のものに限定されない。 識別用凹部は嵌合部の側壁に形成されるものに限ら
ず、底面に形成されるようなものであってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1の組み付け構造を示す分解斜視図
【図2】電極部と端子との組み付け状態を示す平面図
【図3】同じく側面図
【図4】誤組付けをした場合の平面図
【図5】実施形態2の組み付け構造を示す分解斜視図
【図6】同じく電極部と端子との組み付け状態を示す平
面図
【図7】誤組付けをした場合の平面図
【図8】実施形態3の組み付け構造を示す分解斜視図
【図9】電極部と端子との組み付け状態を示す平面図
【図10】第2蓋部が開放された状態でのカバーの側面
【符号の説明】
10a,b、22a,b、30a,b…嵌合部 11a,b、23a,b、31a,b…電極部 13…ねじ軸 14a,b、24a,b、34a,b…識別用凹部 15a,b、25a,b、35a,b…端子 17a,b、27a,b…識別片 18a,b、38a,b…回り止め片 19…ナット 20…差込み孔 21a,b…当接片 CO…カバー
フロントページの続き (72)発明者 若田 繁一 三重県四日市市西末広町1番14号 住友電 装株式会社内 (72)発明者 伊藤 桂一 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 白木 和幸 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 涌井 雅徳 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 Fターム(参考) 5E012 BA14 5E021 FA02 FB07 FB21 FC31 FC38 JA04 JA08 5H022 AA01 CC10 CC13

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 共にねじ軸を有するバッテリのマイナス
    側電極部とプラス側電極部に対し、前記ねじ軸にナット
    を締め込むことで接続される端子を、前記電極部毎に誤
    った組み合わせで接続されるのを防止するための誤組み
    付け防止構造であって、 前記両端子と前記両電極部の双方には、これらが正規の
    対応関係となっている場合にのみ組付けを可能にし過っ
    た対応関係にある場合にはいずれの電極部に対しても組
    付けを不能にする識別手段と、相互に係止し合うことで
    前記端子の回り止めを行う回り止め手段とが設けられて
    いることを特徴とするバッテリ端子の誤組み付け防止構
    造。
  2. 【請求項2】 前記電極部には前記ねじ軸周辺部に嵌合
    部が凹設されるとともに、この嵌合部の壁面には識別用
    凹部が形成される一方、前記両端子には端子と電極部と
    が過った対応関係にある場合には前記識別用凹部に干渉
    して嵌合不能となる識別片が両端子において異なった位
    置に形成され、かつこの識別片とは別の位置には回り止
    め片が張り出し形成され、かつこの回り止め片が、前記
    端子と前記電極部とが正規の関係にある場合には前記識
    別用凹部に嵌合し、前記ナットが締め込まれるときには
    前記回り止め片と識別用凹部の壁面とが当接し合うこと
    によって端子全体の回り止めがなされる構成であること
    を特徴とする請求項1記載のバッテリ端子の誤組付け防
    止構造。
  3. 【請求項3】 前記端子と前記電極部が正規の対応関係
    にある場合に、前記識別片が前記識別用凹部に嵌合可能
    であり、前記ナットが締め込まれるときには前記識別片
    と前記識別用凹部の壁面とが当接し合って端子全体の回
    り止めがなされるようにすることで、前記識別片が前記
    回り止め片を兼ねた構成であることを特徴とする請求項
    2記載のバッテリ端子の誤組付け防止構造。
  4. 【請求項4】 前記識別片あるいは前記回り止め片にお
    いて前記ナットが締め込まれるときの端子の回転方向に
    対向する縁部には、前記識別用凹部の壁面に当接可能な
    当接片が折り曲げ形成されていることを特徴とする請求
    項2あるいは3記載のバッテリ端子の誤組み付け防止構
    造。
  5. 【請求項5】 前記端子には合成樹脂製のカバーが装着
    されるとともに、前記識別片は前記カバーから外方へ突
    出していることを特徴とする請求項2〜請求項の4いず
    れか記載のバッテリ端子の誤組付け防止構造。
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