JP2001264362A - 直流電流検出装置 - Google Patents

直流電流検出装置

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JP2001264362A
JP2001264362A JP2000081408A JP2000081408A JP2001264362A JP 2001264362 A JP2001264362 A JP 2001264362A JP 2000081408 A JP2000081408 A JP 2000081408A JP 2000081408 A JP2000081408 A JP 2000081408A JP 2001264362 A JP2001264362 A JP 2001264362A
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Akio Yokota
明雄 横田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】コアの着磁すなわち残留磁化の影響を簡素な手
段で低減可能な直流電流検出装置を提供すること。 【解決手段】電流センサ7は、被検出電流により形成さ
れる磁界をキャンセルする電流を電池コントロ−ラ4に
出力する。電池コントロ−ラ4は、電流センサ7の作動
後にメインスイッチ5を閉じて電流センサ7に被検出電
流を通電する。これにより、電流センサ7内のコアの着
磁すなわち残留磁化の影響を防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、直流電流検出装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】本出願人の出願になる特開平7−239
347号公報は、電流検出ケ−ブルの電流を非接触かつ
高精度に検出する磁気平衡式電流検出方式を提案してい
る。
【0003】この磁気平衡式電流検出方式では、被検出
電流により内部に磁界が形成されるコアと、コアの磁界
を検出する磁気センサと、磁気センサの出力に基づいて
コアの磁界をキャンセルする相殺電流をコアに巻装され
るコイルに出力するとともにこの相殺電流に基づいて被
検出電流を検出する電流検出回路とを有している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の磁気平衡式電流検出方式では、電流検出回路の
非作動時においてもコアを貫通する配線に被検出電流が
流れる場合があり、その結果、コアが着磁してしまうた
め、オフセット誤差が増大して検出精度が低下するとい
う問題があった。
【0005】また、被検出電流が0であるにもかかわら
ず、外部磁界の影響によりコアが着磁して同様の問題が
生じる可能性があった。
【0006】ヒステリシスカ−ブが小さいアモルファス
コアを用いることにより、この問題を軽減することがで
きるが、製造コストが増大するという問題がある。
【0007】たとえばメインスイッチの開状態のように
被検出電流が0であることが確実な状態での電流検出回
路の出力を記憶し、その後の被検出電流値からこの記憶
値を減算することによりオフセット誤差を低減できるが
回路構成が複雑化する。 本発明は上記問題点に鑑みな
されたものであり、コアの着磁すなわち残留磁化の影響
を簡素な手段で低減可能な直流電流検出装置を提供する
ことをその目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明の
直流電流検出装置によれば、少なくとも直流電流成分を
含む被検出電流により内部に磁界が形成されるコアと、
前記コアの前記磁界を検出する磁気センサと、前記コア
に巻装されるコイルと、前記磁気センサの出力に基づい
て前記コアの磁界をキャンセルする相殺電流を前記コイ
ルに出力するとともに前記相殺電流に基づいて前記被検
出電流に相当する信号を出力する電流検出回路とを有す
る電流センサと、前記被検出電流を断続するメインスイ
ッチと、前記メインスイッチの開閉を制御するメインス
イッチ制御回路とを備える直流電流検出装置において、
前記メインスイッチ制御回路は、前記電流センサの前記
電流検出回路の作動後に前記メインスイッチを閉じるこ
とを特徴としている。これにより、コアの着磁すなわち
残留磁化の影響を簡素な手段で低減可能な直流電流検出
装置を実現することができる。
【0009】更に説明すれば、被検出電流が通電される
前に電流検出回路が動作可能となっているので、被検出
電流がコアに形成する磁束をキャンセルする磁束を、電
流検出回路が必ず発生することができ、コアの着磁は発
生しない。また、被検出電流が通電されていない期間は
電流検出回路は通電されないのでこのキャンセル電流に
よりコアが着磁することはない。
【0010】請求項2記載の構成によれば請求項1記載
の直流電流検出装置において、電流検出回路は、自己が
動作可能となった場合にそれを報知するスタンバイ信号
をメインスイッチ制御回路に送信し、メインスイッチ制
御回路は、スタンバイ信号の検出後にメインスイッチを
閉じるので、回路構成が簡単となる。
【0011】請求項3記載の構成によれば請求項1記載
の直流電流検出装置において、前記電流検出回路は、前
記メインスイッチ制御回路と同時に又は前記メインスイ
ッチ制御回路より電源電圧を印加され、前記メインスイ
ッチ制御回路は自己が作動可能となってから又は前記電
流検出回路に電源電圧を印加してから、前記電流検出回
路の駆動可能になるのに必要な時間より長い所定時間待
機後に前記メインスイッチを閉じるので、電流センサは
メインスイッチ制御回路にスタンバイ信号を送信する回
路や配線を必要とせず一層簡素な回路構成で着磁を抑止
することができる。
【0012】請求項4記載の直流電流検出装置によれ
ば、少なくとも直流電流成分を含む被検出電流により内
部に磁界が形成されるコアと、前記コアの前記磁界を検
出する磁気センサと、前記コアに巻装されるコイルと、
前記磁気センサの出力に基づいて前記コアの磁界をキャ
ンセルする相殺電流を前記コイルに出力するとともに前
記相殺電流に基づいて前記被検出電流に相当する信号を
出力する電流検出回路とを有する電流センサと、前記被
検出電流を断続するメインスイッチと、前記メインスイ
ッチの開閉を制御するメインスイッチ制御回路とを備え
る直流電流検出装置において、前記電流センサの前記電
流検出回路は、前記メインスイッチ制御回路による前記
メインスイッチの開放完了以後に動作を停止することを
特徴としている。
【0013】これにより、コアの着磁すなわち残留磁化
の影響を簡素な手段で低減可能な直流電流検出装置を実
現することができる。
【0014】更に説明すれば、被検出電流が通電停止さ
れるまでは電流検出回路が動作可能となっているので、
被検出電流がコアに形成する磁束をキャンセルする磁束
を、電流検出回路が必ず発生することができ、コアの着
磁は発生しない。また、被検出電流が通電されていない
期間は電流検出回路は通電されないのでこのキャンセル
電流によりコアが着磁することはない。
【0015】この構成の簡素な構成として、電流センサ
の一対の電源端子間にコンデンサが接続され、メインス
イッチ制御回路のオフと同時又はそれより遅れて電流セ
ンサへの電源電圧印加がオフされる。メインスイッチ制
御回路はメインスイッチをオフするが電流センサは上記
コンデンサの蓄電電力によりその作動停止が一定時間遅
延するので、この間にメインスイッチをオフすればよ
い。
【0016】請求項5記載の直流電流検出装置によれ
ば、少なくとも直流電流成分を含む被検出電流により内
部に磁界が形成されるコアと、前記コアの前記磁界を検
出する磁気センサと、前記コアに巻装されるコイルと、
前記磁気センサの出力に基づいて前記コアの磁界をキャ
ンセルする相殺電流を前記コイルに出力するとともに前
記相殺電流に基づいて前記被検出電流に相当する信号を
出力する電流検出回路とを有する電流センサと、前記被
検出電流を断続するメインスイッチと、前記メインスイ
ッチの開閉を制御するメインスイッチ制御回路とを備え
る直流電流検出装置において、前記メインスイッチの開
放時に前記コイルに通電して前記コアを消磁し、被検出
電流が流される場合にこの消磁回路を動作停止する消磁
回路を備えることを特徴としている。
【0017】このようにすれば、被検出電流によるコア
の着磁のみならず、外部磁界によるコアの着磁により、
直流電流検出装置のオフセット誤差が増大するのを防止
することができる。
【0018】また、この実施例では、電流検出回路がキ
ャンセル電流を通電するコイルを、消磁コイルに兼用し
ているので、回路構成が簡素となる。なお、消磁回路の
動作は被検出電流の非通電時に常に通電する必要はな
く、適宜実施すればよい。
【0019】好適な態様において、電流検出回路は消磁
回路を一部、特にその出力段を兼ねることができ、回路
構成を簡素化することができる。
【0020】好適な態様において、消磁回路は、メイン
スイッチの開放時に前記コイルに振幅が次第に小さくな
る交流電流を通電する。このようにすれば、良好にコア
の交流消磁を行うことができる。
【0021】好適な態様において、振幅が次第に減少す
る正弦波交流電圧を電流検出回路の入力端にメインスイ
ッチの閉動作前の一定期間印加する正弦波発振回路が追
加される。このようにすれば、電流検出回路はこの正弦
波交流電圧と逆位相の正弦波交流電圧をコイルに印加す
るので、回路構成が極めて簡素となる。
【0022】請求項6記載の構成によれば請求項5記載
の直流電流検出装置において、前記消磁回路をなす前記
電流検出回路は、前記メインスイッチの開放時に前記磁
気センサの出力に基づいて前記コアの磁界をキャンセル
する相殺電流を前記コアに巻装されるコイルに複数回イ
ンタバル通電する。このようにすれば、良好にコアの消
磁を行うことができる。
【0023】
【発明を実施するための態様】本発明の直流電流検出装
置の好適な態様を以下の実施例により具体的に説明す
る。
【0024】
【実施例1】実施例1の直流電流検出装置を電気自動車
用電源回路の主バッテリ充放電電流の検出に適用した実
施例を図面を参照して説明する。 (回路構成)図1に示すブロック回路図を参照して以下
に説明する。
【0025】1は、走行モ−タなどの高電圧負荷2に給
電する定格電圧288Vの主バッテリ、3は制御回路で
ある電池コントロ−ラ4に電源電圧を印加する副バッテ
リである。
【0026】5は、主バッテリ1から高電圧負荷2への
給電を開閉するマグネットスイッチであるメインスイッ
チ、6は、副バッテリ3から電池コントロ−ラ4への給
電を開閉するIGスイッチ、7は主バッテリ1の充放電
電流を検出する電流センサである。
【0027】電流センサ7を図2に示すブロック回路図
を参照して説明する。
【0028】70は、主バッテリ1の充放電電流iが流
れるケ−ブル8が貫通するコアであり、パ−マロイで構
成されている。コア70は有ギャップリングコアであっ
て、ギャップには磁気センサ72が介設されている。コ
ア70には、電流検出回路74から通電されるコイル7
6が巻装されている。
【0029】電流検出回路74の電源端子740、74
2には、電池コントロ−ラ4から電源電圧を印加され、
検出電流出力端子744から検出電流Iを電池コントロ
−ラ4に出力する。また、電流検出回路74は、電源電
圧が印加されて自己が電流検出可能となった場合にはそ
れを示すスタンバイ信号Sを電池コントロ−ラ4に出力
する。電流検出回路74の上記スタンバイ信号出力動作
以外の動作は通常の磁気平衡式電流検出方式の電流セン
サの電流検出回路と同じであるので、回路図示を省略す
る。電流検出回路74の動作を説明する。
【0030】(動作)IGスイッチ6がオンされると、
電池コントロ−ラ4が作動し、電池コントロ−ラ4は電
流センサ7の電流検出回路74に電源電圧を送る。電流
検出回路74は、入力される電源電圧が一定レベルに達
して作動可能となったら、それを示すスタンバイ信号を
電池コントロ−ラ4に出力する。電池コントロ−ラ4は
スタンバイ信号を受け取ったら、メインスイッチ5をオ
ンし、主バッテリ1から高電圧負荷2への給電を開始す
る。
【0031】これにより、コア70を貫通する配線8に
電流が流れると、磁気センサ72が検出するコア磁界に
比例する検出電圧を検出し、電流検出回路74がこの検
出電圧に基づいてこの検出電圧を打ち消す電流をコイル
70へ通電し、更にこのコイル通電電流すなわち検出電
流Iを電池コントロ−ラ4に出力する。
【0032】(実施例効果)上記説明したこの実施例に
よれば、メインスイッチ5へ通電する前に電流センサ7
が電流検出可能となっているので、電流センサ7のコア
70に大きな直流電流が流れてコア70が着磁されるこ
とがなく、それによるオフセット誤差を低減することが
できる。
【0033】(変形態様)この実施例では、図2に示す
ように、電流検出回路74の一対の電源端子740、7
42間にコンデンサ9を接続したものである。
【0034】このようにすれば、IGスイッチ6が開い
てそれにより常開のメインスイッチ5が開いても、コン
デンサ9による給電により電流センサ7はそれより遅れ
て動作オフとなるために、電流センサ7は、コア70を
貫通する被検出電流が0となるまでそのキャンセル電流
をコイル76に給電することができ、コア70がIGス
イッチ開によりコア70が着磁することもない。
【0035】
【実施例2】実施例2の直流電流検出装置を図3に示す
フロ−チャ−トを参照して以下に説明する。
【0036】この実施例は、実施例1において、電流セ
ンサ7のスタンバイ信号出力機能を省略したものであ
る。その代わりに、メインスイッチ制御回路4は、IG
スイッチ6の閉による供給電源電圧の増大を検出してス
タ−トするソフトウエアタイマを内蔵し(S100、S
102)、このソフトウエアタイマが所定時間(たとえ
ば1秒)経過した場合に(S104)、メインスイッチ
5をオンする(S106)。ただし、メインスイッチ制
御回路4はIGスイッチ6を通じて電源電圧を印加され
るとできるだけ速やかに電流センサ7に電流センサ7の
定格電圧を供給する。なお、上記所定時間は電流センサ
7が動作可能となるに十分な時間に設定される。
【0037】このようにすれば実施例1より簡単な回路
構成で同様の作用効果を奏することができる。
【0038】
【実施例3】実施例3の直流電流検出装置を図4に示す
フロ−チャ−トを参照して以下に説明する。
【0039】この実施例は、実施例1において、電流セ
ンサ7のスタンバイ信号出力機能を省略したものであ
る。その代わりに、メインスイッチ制御回路4は、IG
スイッチ6の閉による供給電源電圧の増大を検出してメ
インスイッチ5のオン前に所定回数(好適には10回以
上)、電流センサ7をインタバル駆動する。
【0040】更に具体的に説明すれば、IGスイッチ6
の閉による供給電源電圧の増大を検出して電流センサ7
に給電し(S200、S202)、所定時間(たとえば
100msec)待機して(S204)、通電回数N
(初期値0)に1を加え(S206)、Nが所定値N1
(たとえば10)に達したかどうかを調べ(S20
8)、達していなければ電流センサ7への給電をオフし
て(S210)、所定時間(たとえば50msec)待
機し(S212)、S202にリタ−ンする。
【0041】S208にてNがN1に達すればメインス
イッチ5をオンする。
【0042】このようにすれば、被検出電流が流れる前
に磁気平衡式電流検出方式の電流センサ7の機能を用い
てコア70を消磁することができる。すなわち、図4の
回路は消磁回路として機能する。
【0043】この電流センサ7へのインタバル通電によ
る電流センサ7の消磁動作を図5のBHカ−ブを参照し
て以下に説明する。 被検出電流を通電しない状態では
コアには残留磁化による残留磁束φ1が存在している。
この時、電流センサ7を一定期間作動させると、電流セ
ンサ7はこの残留磁化をキャンセルする相殺電流をコイ
ル76に通電し、コア70にはそれにより電流磁界AT
1が印加され、コアの磁束は0となる。電流検出回路の
作動を停止すると、コアにはヒシテリシス小ル−プを経
由して残留磁束φ2が生じる。残留磁束φ2は残留磁束
φ1より小さい。
【0044】次に、再度、電流センサ7を一定期間作動
させると、電流センサ7はこの残留磁化をキャンセルす
る相殺電流をコイル76に通電し、コア70にはそれに
より電流磁界AT2が印加され、コアの磁束は0とな
る。電流検出回路の作動を停止すると、コアにはヒシテ
リシス小ル−プを経由して残留磁束φ3が生じる。残留
磁束φ3は残留磁束φ2より小さい。以下、多数回、電
流検出回路の一定期間通電を行うことにより、残留磁束
は次第に減少してほぼ0とすることができる。
【0045】このようにすれば、被検出電流非通電時の
電流検出回路の多数回のインタバル駆動という簡単な方
法で、被検出電流又は外部磁界によるコアの着磁をキャ
ンセルすることができる。(変形態様)好適な態様にお
いて、電流検出回路7は消磁回路を一部、特にその出力
段を兼ねることができ、回路構成を簡素化することがで
きる。
【0046】好適な態様において、消磁回路は、メイン
スイッチの開放時にコイル76に振幅が次第に小さくな
る交流電流を通電する。このようにすれば、良好にコア
70の交流消磁を行うことができる。
【0047】好適な態様において、振幅が次第に減少す
る正弦波交流電圧を電流検出回路74の入力端にメイン
スイッチ5の閉動作前の一定期間印加する正弦波発振回
路が追加される。このようにすれば、電流検出回路はこ
の正弦波交流電圧と逆位相の正弦波交流電圧をコイルに
印加するので、回路構成が極めて簡素となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の直流電流検出装置のブロック回路図
である。
【図2】図1に示す電流センサのブロック回路図であ
る。
【図3】実施例2の直流電流検出装置の動作を示すフロ
−チャ−トである。
【図4】実施例3の直流電流検出装置の動作を示すフロ
−チャ−トである。
【図5】実施例3の直流電流検出装置におけるコア消磁
時のBHダイヤグラム上の軌跡を示すBHダイヤグラム
である。
【符号の説明】
1 主バッテリ 2 高電圧負荷 4 電池コントロ−ラ(メインスイッチ制御回路) 5 メインスイッチ 6 IGスイッチ 7 電流センサ 70 コア 72 磁気センサ 74 電流検出回路 76 コイル

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも直流電流成分を含む被検出電流
    により内部に磁界が形成されるコアと、前記コアの前記
    磁界を検出する磁気センサと、前記コアに巻装されるコ
    イルと、前記磁気センサの出力に基づいて前記コアの磁
    界をキャンセルする相殺電流を前記コイルに出力すると
    ともに前記相殺電流に基づいて前記被検出電流に相当す
    る信号を出力する電流検出回路とを有する電流センサ
    と、 前記被検出電流を断続するメインスイッチと、 前記メインスイッチの開閉を制御するメインスイッチ制
    御回路と、 を備える直流電流検出装置において、 前記メインスイッチ制御回路は、前記電流センサの前記
    電流検出回路の作動後に前記メインスイッチを閉じるこ
    とを特徴とする直流電流検出装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の直流電流検出装置におい
    て、 前記電流検出回路は、自己が動作可能となった場合にそ
    れを報知するスタンバイ信号を前記メインスイッチ制御
    回路に送信し、 前記メインスイッチ制御回路は、前記スタンバイ信号の
    検出後に前記メインスイッチを閉じることを特徴とする
    直流電流検出装置。
  3. 【請求項3】請求項1記載の直流電流検出装置におい
    て、 前記電流検出回路は、前記メインスイッチ制御回路と同
    時に又は前記メインスイッチ制御回路より電源電圧を印
    加され、 前記メインスイッチ制御回路は自己が作動可能となって
    から又は前記電流検出回路に電源電圧を印加してから、
    前記電流検出回路の駆動可能になるのに必要な時間より
    長い所定時間待機後に前記メインスイッチを閉じること
    を特徴とする直流電流検出装置。
  4. 【請求項4】少なくとも直流電流成分を含む被検出電流
    により内部に磁界が形成されるコアと、前記コアの前記
    磁界を検出する磁気センサと、前記コアに巻装されるコ
    イルと、前記磁気センサの出力に基づいて前記コアの磁
    界をキャンセルする相殺電流を前記コイルに出力すると
    ともに前記相殺電流に基づいて前記被検出電流に相当す
    る信号を出力する電流検出回路とを有する電流センサ
    と、 前記被検出電流を断続するメインスイッチと、 前記メインスイッチの開閉を制御するメインスイッチ制
    御回路と、 を備える直流電流検出装置において、 前記電流センサの前記電流検出回路は、前記メインスイ
    ッチ制御回路による前記メインスイッチの開放完了以後
    に動作を停止することを特徴とする直流電流検出装置。
  5. 【請求項5】少なくとも直流電流成分を含む被検出電流
    により内部に磁界が形成されるコアと、前記コアの前記
    磁界を検出する磁気センサと、前記コアに巻装されるコ
    イルと、前記磁気センサの出力に基づいて前記コアの磁
    界をキャンセルする相殺電流を前記コイルに出力すると
    ともに前記相殺電流に基づいて前記被検出電流に相当す
    る信号を出力する電流検出回路とを有する電流センサ
    と、 前記被検出電流を断続するメインスイッチと、 前記メインスイッチの開閉を制御するメインスイッチ制
    御回路と、 を備える直流電流検出装置において、 前記メインスイッチの開放時に前記コイルに通電して前
    記コアを消磁し、被検出電流が流される場合にこの消磁
    回路を動作停止する消磁回路を備えることを特徴とする
    直流電流検出装置。
  6. 【請求項6】請求項5記載の直流電流検出装置におい
    て、 前記消磁回路は、前記メインスイッチの開放時に前記磁
    気センサの出力に基づいて前記コアの磁界をキャンセル
    する相殺電流を前記コアに巻装されるコイルに複数回イ
    ンタバル通電することを特徴とする直流電流検出装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP1429440A2 (en) * 2002-12-13 2004-06-16 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Apparatus and method for calculating offset value for a current sensor
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