JPH1092283A - 接触器の作動を監視する方法 - Google Patents

接触器の作動を監視する方法

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JPH1092283A
JPH1092283A JP9156513A JP15651397A JPH1092283A JP H1092283 A JPH1092283 A JP H1092283A JP 9156513 A JP9156513 A JP 9156513A JP 15651397 A JP15651397 A JP 15651397A JP H1092283 A JPH1092283 A JP H1092283A
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JP
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contactor
state
current
coil
operating state
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Application number
JP9156513A
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English (en)
Inventor
Charles Joseph Tennies
ジョセフ テニーズ チャールズ
Richard John Fons
ジョン フォンズ リチャード
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Eaton Corp
Original Assignee
Eaton Corp
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Publication date
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Publication of JPH1092283A publication Critical patent/JPH1092283A/ja
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H47/00Circuit arrangements not adapted to a particular application of the relay and designed to obtain desired operating characteristics or to provide energising current
    • H01H47/002Monitoring or fail-safe circuits

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  • Relay Circuits (AREA)
  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】接触器の作動を制御するための新規で改良され
た方法を提供すること。 【解決手段】 コイル12に通電された作動電流が基準電
流を越えたか否かを決定することにより、接触器12の作
動を監視する方法であり、コイル16に電流を流して接触
器12が非動作状態から動作状態へと作動を開始し、接触
器12のコイル16に通電された初期電流の大きさを決定す
る。この接触器12がオン状態に作動すると、保持電流が
基準電流を越えたかどうかを決定するためにチェックす
る。基準電流は、予め決めた最大初期電流の値に関連す
る。基準電流が保持電流よりも小さい場合、動作不良信
号が出力される。他の形態では、センサが接触器12のア
ーマチャ50に連結された可動接点20,22 の位置を検知す
るように設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、新規に改良された
接触器の作動を監視する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】可動接点の位置は、位置センサを使用す
ることによって決定できることが従来から提案されてき
た。米国特許第3,401,362号明細書では、磁石
のアマーチャと連結した軟鉄コアの位置を見つけるため
に1つのスイッチが用いられる。接触器の作動状態は、
接触器のコイルに通電した電流の変化を検知することに
よって決定できることも従来から知られている。
【0003】また、米国特許第5,204,663号明
細書では、接触器のコイルのインダクタンの変化を検知
することによって接触器が閉路状態にあることを検知す
る技術的思想が開示されている。さらに、米国特許第
5,241,218号明細書では、接触器のコイルを励
磁するための電流値の瞬時の降下があるか否かを検出す
ることにより、接触器が正確に作動したかどうかを決定
することが示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような事情に鑑み
て、本発明の目的は、接触器の作動を制御するための新
規で改良された方法を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明は、請求項に記載の構成を有しており、接触
器が非動作状態から動作状態に変わる作動の開始が、接
触器のコイルに通電された初期電流の最大値により決定
される。接触器が作動するのに十分な時間の後で、コイ
ルに通電される保持電流の大きさが決定される。
【0006】この決定は、保持電流がコイルに通電され
た初期電流の所定の最大値の状態を越えるかどうかによ
り行われる。保持電流が、所定の初期電流の状態よりも
少ないならば、接触器は閉路状態に作動したままであ
る。
【0007】本発明の他の形態では、接触器が所定の時
間の終わりに非動作状態から動作状態に作動すべきか否
かの決定がなされる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に基づ
いて説明する。図1には、制御回路14に関連して接触
器(contactor) 12が示されている。制御回路14は、
接触器12が非動作状態から動作状態に正しく作動され
るかどうかを決定するために使用される。制御回路14
は、接触器12のコイル16に通電される電流を監視す
る。
【0009】この接触器12が、図1に示された開路状
態すなわち非動作状態にある時、可動接点20,22
(可動部材)は、固定接点24,26から距離をおいて
配置されている。接触器12が非動作状態から閉路状態
すなわち動作状態に作動を開始する時に、制御回路14
のコントローラあるいはマイクロプロセッサ30は、ス
イッチ32を図示されたオフ状態からオン状態へ作動さ
せて、コイル16を励磁する。
【0010】このスイッチ32は、機械式スイッチある
いは半導体で構成されたいずれかの形式である。コイル
16に通電した電流は、電流センサ34によって測定さ
れ、そのピーク値は、図2の曲線36に概略して描かれ
た形で変動する。曲線36は、コイル16に通電される
正弦波交流電流のピークを表したものである。
【0011】接触器12が非動状態にある時、コイル1
6には電流が流れない。これは図2の曲線36の一部分
38で概略示されている。接触器12の非動作状態から
動作状態への作動開始時に、初期電流がコイル16に流
れる。初期電流は、曲線36の一部分42で概略示され
ている。コイル16に通電される初期電流は、図2の4
4で示した、比較的大きな最大値まで急激に増加する。
【0012】コイル16の初期の励磁によって、接触器
12のフレーム48(図1)からの磁界が生じて接触器
のアーマチャ50を引き寄せる。これによって、可動接
点20,22が固定接点24,26に接触するように移
動する。フレーム48に接近あるいは係合するアーマチ
ャ50の動きにより、コイル16に通電された電流は、
比較的大きい最大初期電流44(図2)から、比較的小
さい保持電流あるいはシール電流54へ急激に降下す
る。
【0013】保持電流あるいはシール電流54は、接触
器が曲線36(図2)の一部分58によって示された閉
路状態の間、接触器12のコイル16に流れる。保持電
流54は、異なった接触器に対してそれぞれ異なる値を
持つ。しかしながら、保持電流54は、通常、最大初期
電流44の20%以下になると考えられている。
【0014】この接触器12には、非常に多くの公知の
構造例がある。しかしながら、図1に示された本発明の
実施の形態では、接触器12は、米国特許第4,76
0,364号明細書において開示されたような構造を有
している。
【0015】アルゴリズム 図3には、接触器12の作動を監視するのに使用するア
ルゴリズム62が概略示されている。接触器が非動作状
態にある時、このアルゴリズム62は図3の64で示さ
れた初期状態あるいはアイドル状態にある。
【0016】コントローラ30の電源が入ると、アルゴ
リズム62は、コントローラ12が図1の非動作状態か
ら動作状態へ接触器12の作動を開始するように命令さ
れるまでアイドル状態を維持する。
【0017】接触器12を非動作状態から動作状態に作
動する命令を受けると、アルゴリズム62(図3)は、
アイドル状態64から開始状態66に変化する。アルゴ
リズム63がアイドル状態64から開始状態66に変化
するとすぐに、スイッチ32(図1)はコントローラ3
0によってオンされる。それと同時に、さらに図3の6
7で示されるタイムカウンタが、アルゴリズム62のス
テップ68で示されるようにゼロにセットされる。
【0018】コントローラ30によってスイッチ32が
オンすると、リード線70(図1)を介してコイル16
に電流が流れる。初期電流42(図2)は、曲線36の
一部分72によって示されるように増加する。コイル1
6に流れる電流は電流センサ34(図1)によって測定
される。この電流センサ34は、リード線70の磁束に
応答する公知の形式の変換器である。
【0019】コイル16に流れる電流の大きさを示すデ
ータは、コントローラ30に伝達される。図2の曲線3
6の一部分72によって示されるように、コイル16に
流れる初期電流が増加すると、コントローラ30に記憶
される初期電流の値は増加する。
【0020】この初期電流の最大値が、即ち、図2の曲
線36の一部分44に対応した値に到達すると、この値
は、図3のステップ78に示すように、コントローラ3
0に記憶された値に維持される。
【0021】あらかじめ決められたタイムカウント、例
えば16msに対応するタイムカウント160が経過し
た後、アルゴリズム62の状態は、開始状態から図3の
82で示されるプル−イン(Pull in) 状態に変化する。
このアルゴリズムは、あらかじめ決められた時間が経過
するまで、例えば、タイムカウント320あるいは32
msに達するまで、プル−イン状態のままである。
【0022】あらかじめ決められたタイムカウント32
0に達した後に、接触器12が非動作状態から動作状態
に作動するのに要する以上の十分な時間が経過すること
になる。
【0023】それゆえに、あらかじめ決められたタイム
カウント、例えば32msに対応するカウント320に
達すると、アルゴリズム62は、図3の82で示された
プル−インの状態から図3の86で示されたシールチェ
ック(seal check)状態に変化する。
【0024】プル−イン状態82からシールチェック状
態86に変化すると、シールカウントがゼロにセットさ
れる。このステップは図3の88で示されている。
【0025】それと同時に、コントローラ30に記憶さ
れた保持電流あるいはシール電流の値もまたゼロにセッ
トされる。このステップは図3の90で示されている。
【0026】シールチェック状態86を入力すると、基
準となる電流が決定される。この基準電流は、予め決め
られた最大初期電流44に関連した関数である。最大初
期電流44はアルゴリズム62の78で示されるステッ
プで決定される。
【0027】接触器12が動作状態にある時、図2の5
4で示される保持電流あるいはシール電流は、最大初期
電流44の20%に等しいかあるいはそれ以下となるで
あろう。それゆえ、基準電流は、最大初期電流44の
0.20倍になるように計算される。もちろん最大初期
電流の他の少数部分は、必要なら基準電流として利用さ
れる。
【0028】アルゴリズム62の状態がプル−イン状態
からシールチェック状態に変化すると同時に、リード線
70を介してコイル16に流れる保持電流あるいはシー
ル電流の大きさの測定は、センサ34からコントローラ
30に送られる。保持電流あるいはシール電流の測定
は、アルゴリズム62の94で図示される方法で、電流
の最大値が決定されたかを確かめるために繰り返し行
う。
【0029】コイル16に流れる最大のシール電流ある
いは保持電流は、基準電流と比較される。基準電流が最
大シール電流に等しいかそれ以上であるかどうか、図3
の98で示されるステップで決定される。もし基準電流
が最大のシール電流あるいは保持電流よりも小さけれ
ば、図3のステップ100によって示されるように、故
障(誤動作)信号[malfunction signal]が出力され
る。こうして作動した接触器12のコイル16に流れる
操作電流が基準電流を越えるかどうか決定される。
【0030】接触器12が非動作状態から動作状態に正
しく操作された場合、基準電流は最大シールあるいは保
持電流よりも大きいかまたは等しくなる。こうして、接
触器12が動作状態へ正確に操作されたとき、最大初期
電流の20%値は最大シール電流より大きいかまたは等
しくなる。基準電流が最大シール電流よりも大きいかま
たは等しい場合、アルゴリズム62の状態は、シールチ
ェック状態86から図3の104で示したオン状態に変
化する。
【0031】シールチェック状態86の入力からのタイ
ムカウントが、16msに相当する160に達した時、
図3の98で示されたステップにおいて、基準電流が最
大シール電流よりも大きいかまたは等しいかどうかの決
定がなされる。ここに述べられた例とは異なるタイムカ
ウントが、必要ならば使用できるという点を理解してほ
しい。
【0032】アルゴリズム62が図3の104で示され
るオン状態に一度入力すると、コントローラ30は、周
期的にシール電流54をチェックし、さらに最大初期電
流44の20%である基準電流とシール電流54を比較
する。アルゴリズム62が図3の104で示されるオン
状態の間はいつでも、シール電流あるいは保持電流54
は基準電流を越えて故障信号が供給される。
【0033】図3のアルゴリズム62の108で示され
るオフ命令が供給されると、アルゴリズムの状態はオン
状態からアイドル状態に変化する。アルゴリズムは、開
始命令が供給されるまでアイドル状態を維持する。図3
に示されるアルゴリズム62の実施の形態において、故
障信号が供給される時はいつでも、アルゴリズムはアイ
ドル状態に戻る。アルゴリズムがアイドル状態の時は、
コントローラ12は非動作状態に強制させる。
【0034】アルゴリズム−詳細な実施の形態 図3は、アルゴリズム62の簡単な概略図であり、この
アルゴリズムはコントローラ12のコイルに通電される
電流を監視するために使われる。アルゴリズム62の実
施の形態における更に詳細な概略図が図4から図7に示
されている。
【0035】図4から図7のアルゴリズムは、一般的
に、図3のアルゴリズムと類似しているので、同類の数
字は、図4から図7のアルゴリズムにおいて、同類の機
能及び状態の両方またはいずれか一方を示すのに利用さ
れ、混乱を避けるため図4から図7の数字には付加文字
「a」を使用している。
【0036】アルゴリズム62a(図4)がアイドル状
態64にある時、接触器12(図1)は動作しない状態
にある。アイドル状態64a(図4)において、変数は
ゼロに初期化される。アイドル状態が最小の時間、つま
り320のタイムカウントあるいは32msでアクティ
ブになったかどうかを確認するためにチェックされる。
【0037】最小時間の必要条件に達すると、接触器1
2が動作状態に命令されたかどうかチェックされる。接
触器12がまだ非動作状態に命令されていると、アルゴ
リズム62aはアイドル状態64aのままである。もし
オン命令が出力されると、アルゴリズム62aは開始状
態66aに進む。
【0038】開始状態66aにおいて開始カウントが増
分される。それと同時に、コントローラ30は、スイッ
チ32を作動させて、リード線70を介してコイル16
を通電するように電流を流すことができる。
【0039】この電流は、図4の68aで示したように
繰り返しサンプリングされる。最初の電流のサンプリン
グが終了し、コイル電流の大きさが前のコイル電流の大
きさを越えると、最大初期電流は一番最後にしたサンプ
リングの電流の大きさに増加する。
【0040】この目的はコイル16に通電される最大初
期電流を見つけるためである。
【0041】次に、命令信号がチェックされる。この命
令信号がオフ命令に変更した場合、アルゴリズム62a
はアイドル状態64aに戻る。オン命令の状態のままで
ある場合には、開始カウントが、160カウントあるい
は16msに達しているかどうかチェックする。開始カ
ウントが160に達していない場合、アルゴリズム62
aは開始状態66aを維持する。
【0042】開始カウントが160に達した場合、アル
ゴリズム62は、開始状態66aからプル−イン状態8
2a(図5)に変化する。プル−イン状態82aにおい
て、プル−インカウントが、上限、例えば320に対し
てチェックされる。タイムカウントが上限を越えてなけ
れば、アルゴリズムはプル−イン状態82aを維持す
る。
【0043】もし、320と仮定するプル−インタイム
リミットを越えていれば、変数が初期化され、命令信号
が再びチェックされる。命令信号がオフ命令に変化して
いると、アルゴリズム62aはアイドル状態64aに戻
る。もしオン命令のままであるならば、シールチェック
状態86a(図5)が入力される。
【0044】それと同時に、図5の88aで示されるよ
うにシールカウントが増分される。最大初期電流の20
%である基準電流は、図5の92aで示される方法で計
算される。コイル電流は電流センサ34によって測定さ
れ、その絶対値が図5の90aで示されるようにコント
ローラ30に伝達される。
【0045】コイル電流は、保持電流あるいはシール電
流の最大値を決定するために繰り返しチェックされる。
次に、シールカウントが、160あるいは16msに達
しているかチェックされる。
【0046】シールカウントが160に達していなけれ
ば、アルゴリズム62aは、シールチェック状態を維持
する。160のカウントに達していれば、最大シール電
流が先に計算された基準電流、つまりコイル16に流れ
た初期電流の最大値の20%に対してチェックされる。
このステップは、図6の98で示される。
【0047】シール電流が基準電流よりも少ないかまた
は等しい、つまり最大初期電流の20%以下ならば、シ
ールされた状態、即ち、接触器のオン状態が示されてい
る。この状態が起きると、アルゴリズム62は、命令が
まだオンであることを与える閉路状態104a(図7)
に入力する。命令がまだオンでない場合、アルゴリズム
はアイドル状態に戻る。
【0048】一方、シール電流が、基準電流よりも、即
ち、最大初期電流の20%よりも大きい場合、接触器1
2は、シール状態になることができずに故障状態とな
る。コンタクアタ12は、この時電源がオフされる。故
障状態が入力されると、必ず故障信号が出力され、接触
器は命令を受け入れなくなり、アルゴリズム62aはア
イドル状態に戻る。
【0049】アルゴリズムがオン状態に入ると、命令が
チェックされる。接触器12が非動作状態に命令される
と、アイドル状態が入力される。接触器がまだ動作状態
に命令されていると、シール電流あるいは保持電流の大
きさがチェックされる。シール電流あるいは保持電流
が、基準電流よりも少ないかまたは等しい場合、即ち、
最大初期電流の20%以下に維持されると、アルゴリズ
ム62aはオン状態を維持する。もし基準電流を越えた
場合には、接触器は電源がオフされ、過電流が示され、
故障状態となる。それと同時に、故障信号が供給され
る。
【0050】接点位置の検知動作 図1ないし図7に示された本発明の実施の形態におい
て、コイル電流は、接触器12の状態を決定するために
監視されている。図8および図9に示された本発明の形
態では、接触器のアーマチャと連結された複数の可動接
点の実際の位置が監視されている。
【0051】図8および図9に示された本発明の形態
は、図1ないし図7に示された本発明の形態と概略類似
しているので、同類の参照番号は同類の部品を示すため
に用いられ、混同を避けるために図8及び図9では、参
照番号に添字bを付けている。
【0052】接触器12b(図8)は、制御回路14b
に接続されている。接触器12bは、コイル16bを有
し、このコイル16bはフレーム48bの回りに伸びて
いる。コイル16bの励磁により、アーマチャ50bは
フレーム48bの方に引き寄せられる。その結果、アー
マチャ50bは、(図8に見られるように)下向きに動
かされる。アーマチャ50bが、フレーム48bに向か
って下側に移動するので、可動接点20b,22bが移
動して、固定接点24b,26bと接触する。
【0053】コントローラ30bは、コイル16bの励
磁を制御するためのスイッチ32bを作動させることが
できる。このため、接触器が、図8に示した非作動状態
に命令されると、コントローラ30bは、スイッチ32
bをオフの状態に維持して、接触器12bを開状態に保
つ。接触器12bを非動作状態から動作状態に変えるコ
マンドを受けると、コントローラ30bは、スイッチ3
2bの操作をオン状態にして、リード70bを介して通
電される電気エネルギーによりコイル16bを励磁す
る。スイッチ32bは、機械式または半導体で構成され
たいずれの形式でも良い。
【0054】図8に示された本発明の実施の形態による
特徴によれば、センサーアセンブリ120は、可動接点
20b,22bの位置を検知するために設けられてい
る。センサーアセンブリ120は、第1の、すなわち、
オフ状態のコイル124と、第2の、すなわち、オン状
態のコイル126を備えている。
【0055】環状のコイル124,126は、お互い軸
方向に整列して、少し離れたところに軸方向に間隔を置
いて配置されている。そして、その間隔は、接触器12
bが図8の作動状態にあるとき、可動接点20b,22
bと固定接点24b,26bとの間隔に等しい。
【0056】本発明の特定の形態では、コイル124,
126は、外径が約0.285インチ(7.2mm)、
内径が約0.160インチ(4.06mm)、高さ及び
軸の長さが0.14インチ(3.56mm)となってい
るコイルボビンを使用した。この特定の形態において、
コイル124,126は、それぞれ、コアなしで約25
0マイクロヘンリのインダクタンスを作るのにナンバー
38のワイヤーを約240回巻いた。
【0057】小さなフェライトコア132は、可動接点
20b,22bに接続されている。コア132のこの特
定の例では、上で述べた寸法のコイル124,126を
使用し、直径が約0.140インチ(3.56mm)、
軸の長さが約0.125インチ(3.18mm)であっ
た。コイル124,126、及びコア132は、上で述
べた特別な寸法とは異なる寸法とすることもできると考
えられている。
【0058】接触器12bが、図8に示されたオフの状
態にあり、かつコア32がコイル124の内側に位置決
められるとき、コイルは、約450マイクロヘンリのイ
ンダクタンスを有する。接触器12bが、オン状態に操
作されている時、フェライトコア132はコイル126
内に配置される。
【0059】この時、コイル126は、約450マイク
ロヘンリのインダクタンスを有し、また、コイル124
は、約250マイクロヘンリのインダクタンスを有す
る。コイル124,126のインダクタンスに対応する
信号は、図8の136及び138で概略示されたリード
線を介してコントローラ30bに伝達される。
【0060】コイル124,126、及びコア132に
対する上記の特別な寸法や電気的特性は、説明を分かり
やすくするために、ここで述べたものであり、本発明を
限定するためではないことを理解すべきである。また、
異なった寸法と電気的特性を有するコイルとコアが、必
要であれば、利用できるということを理解してほしい。
【0061】本発明に図示した形態において、センサ1
20は、可動接点20b,22bの位置をコイル12
4,126のインダクタンスの変化の関数として検知す
る。このセンサ組立体120は、必要があれば、異なっ
た構成とすることができると思われる。例えば、米国特
許第5,424,900号明細書に開示されている形式
のホール効果型のセンサ組立体を用いることができる。
他のものとしては、可動接点20b,22bの位置を検
知するのに、光センサ組立体を利用することができる。
【0062】アルゴリズム144は、コントローラ30
bが、接触器12bと協動する方法を概略的に図示して
いる(図9)。アルゴリズム144は、図9の148で
示したアイドル状態で始まる。この時、接触器12b
は、図8に示されるオフまたは非動作状態にあり、スイ
ッチ32bは、コイル16bが消磁されている開状態す
なわち非作動状態である。
【0063】コントローラ30bは、接触器12bが所
望の非動作状態にあることを確かめるために、周期的に
センサ組立体120をチェックする。このようにして、
図9の152で示されるように、オフ状態のコイルのイ
ンダクタンスがチェックされる。
【0064】接触器が、図8に示される非動作状態であ
れば、オフ状態のコイル124のインダクタンスは比較
的高く、コンダクタが所望の非動作状態にあることを示
す、肯定信号またはイエス信号が供給されるだろう。し
かしながら、もし何らかの理由で、接触器12bが故障
していて、可動接点20b,22bが図示されたオフ状
態にない場合、フェライトコア132は、オフ状態のコ
イル124に関して変位する。この結果、コントローラ
32bによって、図9の154で示される故障信号が発
生する。
【0065】更に、オン状態のコイル126のインダク
タンスがチェックされる。接触器12bが、図8に示さ
れる非動作状態にある場合、フェライトコア132は、
オン状態のコイル126から離れ、コントローラ30b
は、図9の158で示される方法でオン状態のコイル1
26の比較的小さいインダクタンスを検出する。
【0066】しかしながら、接触器12bに故障があ
り、そしてフェライトコア132が、オン状態のコイル
126の内側に配置されると、オン状態のコイルの比較
的高いインダクタンスが、コントローラ30bによって
検出され、故障信号が図9の160で示される方法で出
力される。
【0067】接触器12bが、図8に示される非動作状
態から、オンすなわち動作状態に命令されると、アルゴ
リズム144の状態は、アイドル状態148から開始状
態164に変化する。
【0068】アルゴリズム144の状態が、アイドル状
態148から開始状態164に変化すると、スイッチ3
2bがオンする。スイッチ32bがオンすると、開始状
態タイムカウント67bがゼロで始まる。
【0069】接触器12bが、あらかじめ決められた時
間内にオンしない場合、コントローラ30bによって故
障信号が出力される。このようにして、開始状態タイム
カウントが、あらかじめ決められた値、例えば32ms
に相当する320に達した場合、接触器を作動状態に操
作することなく、故障信号が図9の168で示される方
法によって出力される。
【0070】アルゴリズム144が開始状態164の
時、接触器12bの状態を決定するために、センサ組立
体120は繰り返しチェックされる。このようにして、
オフ状態のコイル124は、図9の170で示される方
法でチェックされる。
【0071】フェライトコア132が、オフ状態のコイ
ル124内に配置されると、このコイルが比較的高いイ
ンダクタンスを有することになり、イエス信号あるいは
肯定信号により、接触器12bが図8に示された非動作
状態にあることを示す。
【0072】しかしながら、可動接点20b,22bが
固定接点24b,26bの方向へ動くことによって、フ
ェライトコアがオフ状態のコイル124から移動するな
らば、無入力あるいは負入力の結果として、オフ状態の
コイル124による比較的低いインダクタンスがコント
ローラ30bによって検出される。
【0073】オン状態のコイル126は、その時、図9
の174に図示さた方法でチェックされる。オフ状態の
コイル124が比較的低いインダクタンスを有して、フ
ェライトコア132がコイルから離れたことを示し、ま
た、オン状態のコイル126が比較的低いインダクタン
スを有して、フェライトコアがオン状態のコイル内に移
動していないことを示す場合、オン状態のコイル126
の比較的低いインダクタンスは、図9の176に示され
る方法でコントローラ30bによって検出される。
【0074】この時、オフ状態のコイル124とオン状
態のコイル126は、両方とも比較的低いインダクタン
スを有している。これは、フェライトコア132が二つ
のコイルの間の分かれ目に移動したことを意味する。
【0075】可動接点20b,22bは、図8に示され
たオフ位置と、固定接点24b,26bと接触するオン
状態との間の境目の位置に移動したということである。
【0076】接触器12bを動作状態に作動させるため
に、可動接点20b,22bが固定接点24b,26b
と接触するように移動する。同時に、フェライトコア1
32は、オン状態のコイル126の内側に移動する。
【0077】この状態が起きる時、コントローラ30b
は、オン状態のコイル126のインダクタンスの増加を
検出し、図9の178で示される肯定信号を出力する。
また、この状態が起きる時、アルゴリズム144の状態
は、開始状態からオフ状態に変化する。
【0078】前に説明したように、アルゴリスム144
の状態は、164で示す開始状態から、あらかじめ決め
られたタイムカウント320に到達する前に182で示
すオン状態に変化しなければならない。もしアルゴリズ
ム144が、開始状態164からタイムカウント320
以内にオン状態182に変化しないと、故障信号が出力
される。この状態が起こると、アルゴリズム144はア
イドル状態148に戻る。
【0079】一度、接触器12bが動作状態に作動し、
アルゴリズム144がオン状態に変化すると、センサ組
立体120は、接触器12bが所望の動作状態、すなわ
ち可動接点20b,22bが、固定接点24b,26b
に接触したままであるかを繰り返しチェックする。この
ようにしてオフ状態のコイル124はチェックされる。
【0080】接触器12bが所望の動作状態である場
合、フェライトコア132はオフ状態のコイル124か
ら離れ、負信号がコントローラ30bによって出力され
る。しかしながら、もし、予測できないある理由から、
フェライトコア132が、オン状態のコイル124の内
側に配置されると、オフ状態のコイル124に生じる比
較的高いインダクタンスが、コントローラ30bによっ
て検出され、図9の186で示される故障信号が供給さ
れる。
【0081】同様に、オン状態のコイル126は、コン
トローラ30bによってチェックされる。接触器12b
が所望の動作状態にある場合、フェライトコア132
は、オン状態のコイル126内に配置される。その結
果、オン状態のコイル126に生じる比較的高いインダ
クタンスが、コントローラ30bによって検知され、そ
して、図9の188に示される肯定信号がコントローラ
30bから出力される。
【0082】しかしながら、接触器12bに故障が起こ
ると、フェライトコア132は、オン状態のコイル12
6からオフセットされる。その結果、オン状態のコイル
126に生じる比較的低いインダクタンスが、コントロ
ーラ30bによって検知され、そして、故障信号が出力
される。
【0083】接触器12bは、非動作状態に戻れと命令
されるまで動作状態を続ける。非動作状態に戻れと命令
されると、アルゴリズム144の状態は、オン状態18
2からアイドル状態148に変化する。
【0084】この状態が起こると、コントローラ30b
は、スイッチ32bをオン状態からオフ状態に操作す
る。スイッチ32bが開くと、コイル16bは消磁さ
れ、可動接点20b,22bは、(図8で見られるよう
に)固定接点24b,26bとの接触から外れて上方に
移動する。
【0085】接触器12bにとって動作状態から非動作
状態に操作するのに十分な時間が経過した後で、コント
ローラ30bは、センサ組立体120をチェックし、接
触器の非動作状態に対応して、オフ状態のコイル124
が比較的高いインダクタンスを有し、かつ、オン状態の
コイル126が比較的低いインダクタンスを有している
かどうかを決定する。
【0086】もちろん、接触器12bが命令された非動
作状態に戻ってない場合、アルゴリズム144の154
あるいは160で示される方法により、故障信号が出力
される。
【0087】結論 本発明は、接触器12の作動を制御するための新規な改
良された方法を提供する。接触器12の非動作状態から
動作状態への作動の開始時に、接触器のコイル16に通
電された初期電流44の最大値が決定される(ステップ
78)。
【0088】接触器12を作動させるための十分な時間
が経過した後、コイル16に通電された保持電流54の
大きさが決定される(ステップ94)。
【0089】この保持電流54が接触器12のコイル1
6に通電された予め決められた初期電流の最大値の関数
を越えるかどうかの決定が行われる。
【0090】保持電流54が初期電流42の所定の関数
値よりも小さい場合、接触器12は、オン状態に適切に
作動する。本発明の他の形態(図8及び図9)では、セ
ンサ組立体120が接触器の固定接点24b,26bに
対する可動接点20b,22bの位置を検知するために
設けられている。
【0091】本発明における両方の実施の形態では、所
定の時間の終わりに、接触器12が非動作状態から動作
状態へ適切に操作されるかどうかが決定される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従って作動する接触器及びその制御シ
ステムを概略図である。
【図2】図1の接触器のコイルに導通したピーク電流の
状態を示す概略図である。
【図3】図1の接触器が非作動状態から作動状態に適切
に作動したか否かを決定するために、コイル電流を監視
するのに用いるアルゴリズムを簡単に概略説明する図で
ある。
【図4】図3のアルゴリズムをさらに詳細に説明するた
めの概略図である。
【図5】図3のアルゴリズムをさらに詳細に説明するた
めの概略図である。
【図6】図3のアルゴリズムをさらに詳細に説明するた
めの概略図である。
【図7】図3のアルゴリズムをさらに詳細に説明するた
めの概略図である。
【図8】接触器の制御システムの第2の実施の形態を説
明するための概略図である。
【図9】図8の接触器が非作動状態から作動状態に適切
に作動したか否かを決定するために利用されるアルゴリ
ズムを簡単に概略説明する図である。
【符号の説明】
12 接触器 14 制御回路 16 コイル 20,24 可動接点 24,26 固定接点 30 コントローラ 32 スイッチ 34 センサ 50 アーマチャ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 390033020 Eaton Center,Clevel and,Ohio 44114,U.S.A. (72)発明者 リチャード ジョン フォンズ アメリカ合衆国 ウイスコンシン 53219 ミルウォーキー エス.44ス ストリー ト 2961

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 接触器のコイルに電流を流し始めること
    により、接触器が非動作状態から動作状態に作動を開始
    し、 前記接触器のコイルに通電された初期電流の大きさを決
    定し、 この初期電流の予め決めた大きさの関数である基準電流
    の大きさを決定し、 前記接触器のコイルに通電された作動電流の大きさを決
    定し、接触器を非動作状態から動作状態に作動する接触
    器の作動が開始された後、十分な時間が経過した後に、
    前記接触器のコイルに通電された作動電流の大きさを決
    定し、 前記コイルに通電された作動電流が基準電流を越えたか
    否かを決定することにより、接触器が非動作状態から動
    作状態に作動したかどうかを決定する、 各ステップを有することを特徴とする接触器の作動を監
    視する方法。
  2. 【請求項2】 接触器のコイルに電流を流し始めるステ
    ップは、コイルに通電される初期電流の大きさを最大の
    初期電流にまで増加させ、前記初期電流の大きさを決定
    するステップは、コイルに通電される初期電流の最大値
    を検出するために前記初期電流を検知し、さらに、基準
    電流の大きさを決定するステップは、前記コイルに通電
    された初期電流の検出された最大値の予め決めた大きさ
    の関数である基準電流の大きさを決定することをそれぞ
    れ含んでいることを特徴とする請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 接触器が動作状態に維持される間、作動
    電流が基準電流を越えるかどうかを繰り返し決定するこ
    とによって、この接触器が動作状態にある間、接触器の
    故障を検出するステップをさらに含むことを特徴とする
    請求項1記載の方法。
  4. 【請求項4】 作動電流が基準電流を越えるかどうかを
    決定するステップが接触器のコイルに通電される作動電
    流が基準電流よりも大きい場合に、接触器の故障を示す
    信号を出力するステップがさらに含まれていることを特
    徴とする請求項1記載の方法。
  5. 【請求項5】 非動作状態から動作状態への接触器の作
    動を開始するステップの実行時に、タイムカウントを開
    始するステップをさらに含み、所定時間が経過したこと
    を決定するためにタイムカウントをチェックし、所定時
    間が経過した時、接触器が非動作状態から動作状態に作
    動したかどうかを決定するステップを実行することをさ
    らに含んでいる請求項1記載の方法。
  6. 【請求項6】 入力信号を出力し、この入力信号に応答
    して非動作状態から動作状態に接触器の作動を開始し、
    前記入力信号に応答してタイムカウントを開始し、所定
    時間が経過したことを決定するために前記タイムカウン
    トをチェックし、さらに、前記所定時間の終わりに、接
    触器が、非動作状態から動作状態に作動したかどうかを
    決定する各ステップを含んでいることを特徴とする接触
    器の作動を監視する方法。
  7. 【請求項7】 タイムカウントを開始するステップの実
    行の前に、接触器が非動作状態にあるかどうかを決定
    し、タイムカウントを開始するステップの実行の前に、
    接触器が非動作状態にないと決定したことに応答して、
    接触器の故障を示す信号を出力する、各ステップをさら
    に含んでいることを特徴とする請求項6記載の方法。
  8. 【請求項8】 所定時間が経過した後、接触器が動作状
    態にあるかどうかを繰り返し決定し、さらに、その後、
    所定時間の終わりに、接触器が非動作状態から動作状態
    に作動したかどうかを決定するステップを実行すること
    を含んでいることを特徴とする請求項6記載の方法。
  9. 【請求項9】 所定時間が経過した後、接触器が動作状
    態にあるかどうかを繰り返し決定するステップは、接触
    器が動作状態に作動した後に、所定の時間が経過する毎
    に、接触器が動作状態にあるかどうかを決定することを
    含んでいることを特徴とする請求項8記載の方法。
  10. 【請求項10】 接触器が非動作状態から動作状態に作
    動したかどうかを決定するステップは、予め決めた大き
    さを越える電流が、接触器のコイルに通電されているか
    どうかを決定することを含んでいる請求項6記載の方
    法。
  11. 【請求項11】 前記接触器は、この接触器が非動作状
    態にあるときに第1の位置に、また接触器が動作状態に
    あるときに第2の位置に、配置される可動部材を含んで
    おり、さらに、所定時間の終わりに、接触器が非動作状
    態から動作状態に作動したかどうかを決定するステップ
    は、前記可動部材が第2位置にあるかどうかを検知する
    ことを含んでいる請求項6記載の方法。
  12. 【請求項12】 接触器が非動作状態から動作状態に作
    動を開始するステップを実行する前に、接触器が非動作
    状態にあるかどうかを決定し、さらに、接触器が非動作
    状態から動作状態に作動を開始するステップの実行の前
    に、接触器が非動作状態以外の状態にあるとの決定に応
    答して、接触器の故障信号を出力する、各ステップをさ
    らに有すること特徴とする請求項6記載の方法。
  13. 【請求項13】 前記接触器は、この接触器が非動作状
    態にあるときに第1の位置に、また接触器が動作状態に
    あるときに第2の位置に、配置される可動部材を含んで
    おり、さらに、可動部材が第1の位置にあるかどうかを
    検知することによって、接触器が非動作状態にあるかど
    うか決定するステップをさらに含んでいることを特徴と
    する請求項6記載の方法。
  14. 【請求項14】 前記接触器は、この接触器が非動作状
    態にあるときに第1の位置に、また接触器が動作状態に
    あるときに第2の位置に、配置される可動部材を含んで
    おり、さらに、可動部材が第2の位置にあるかどうかを
    検知することによって、接触器が動作状態にあるかどう
    か決定するステップをさらに含んでいることを特徴とす
    る請求項6記載の方法。
  15. 【請求項15】 前記接触器は、この接触器が非動作状
    態にあるときに第1の位置に、また接触器が動作状態に
    あるときに第2の位置に、配置される可動部材を含んで
    おり、 さらに、接触器が非動作状態から動作状態に作動を開始
    するステップの実行の前に、可動部材が第1位置にある
    かどうかを検知することによって接触器が非動作状態に
    あるかどうか決定し、 接触器が非動作状態から動作状態に作動を開始するステ
    ップの実行の前に、可動部材が第1の位置にないことを
    検知することに応答して、接触器の故障を示す信号を出
    力する、各ステップをさらに有すること特徴とする請求
    項6記載の方法。
  16. 【請求項16】 非動作状態から動作状態へと接触器の
    作動を開始し、 この後で、第1の所定時間の間に、前記接触器のコイル
    に通電された電流の最大値を決定し、 第1の所定時間の間、前記コイルに通電された電流の最
    大値の関数である基準電流を決定し、 前記コイルに通電された電流の大きさが、前記接触器の
    作動の開始の後で第2の所定時間の終わりに、基準電流
    を越えるかどうかを決定し、 第2の所定時間の終わりに、前記コイルに通電された電
    流が前記基準電流よりも大きい場合に、非動作状態から
    動作状態へ接触器を作動させるために、接触器の故障を
    示す信号を出力する、各ステップを備えていることを特
    徴とする接触器の作動を監視する方法。
  17. 【請求項17】 非動作状態から動作状態への接触器の
    作動の開始の後で、第1の所定時間の間に、コイルに通
    電される電流の最大値を決定するステップが、 前記第1の所定時間の間にコイルに通電される電流を測
    定することを含んでいる請求項16記載の方法。
  18. 【請求項18】 非動作状態から動作状態への接触器の
    作動の開始の後で、第2の所定時間の終わりに、コイル
    に通電される電流の大きさが基準電流値を越えるかどう
    かを決定するステップが、 前記第2の所定時間が経過した後、接触器のコイルに通
    電される電流を測定することを含んでいる請求項16記
    載の方法。
  19. 【請求項19】 接触器のコイルに通電される電流の大
    きさが、第2の所定時間が経過した後で、第3の時間の
    間、基準電流を越えるか、または小さいかを繰り返し決
    定するステップを含み、前記接触器のコイルに通電され
    る電流が、第3の時間の間、基準電流よりも大きい場
    合、接触器の故障を示す信号を出力することを特徴とす
    る請求項16記載の方法。
  20. 【請求項20】 非動作状態から動作状態へ接触器が作
    動を開始するステップを実行する前に、接触器が、非動
    作状態にあるかどうかを決定し、さらに、前記接触が作
    動を開始するステップの実行前に、前記接触器が非動作
    状態以外の状態にあることを決定したことに応答して、
    接触器の故障信号を出力する、各ステップを含んでいる
    ことを特徴とする請求項12記載の方法。
  21. 【請求項21】 接触器が非動作状態にあるときに第1
    の位置にあり、また接触器が動作状態にあるときに第2
    の位置にある、可動部材が前記接触器に設けられてお
    り、さらに、可動部材が第1の位置にあるかどうかを検
    知することによって、接触器が非動作状態にあるかどう
    か決定するステップをさらに含んでいることを特徴とす
    る請求項12記載の方法。
  22. 【請求項22】 接触器が非動作状態にあるときに第1
    の位置にあり、また接触器が動作状態にあるときに第2
    の位置にある、可動部材が前記接触器に設けられてお
    り、さらに、可動部材が第2の位置にあるかどうかを検
    知することによって、接触器が動作状態にあるかどうか
    決定するステップをさらに含んでいることを特徴とする
    請求項12記載の方法。
  23. 【請求項23】 接触器が非動作状態にあるときに第1
    の位置にあり、また接触器が動作状態にあるときに第1
    の位置にある、可動部材が前記接触器に設けられてお
    り、 さらに、接触器が非動作状態から動作状態に作動を開始
    するステップの実行の前に、可動部材が第1の位置にあ
    るかどうかを検知することによって接触器が非動作状態
    にあるかどうか決定し、 接触器が非動作状態から動作状態に作動を開始するステ
    ップの実行の前に、可動部材が第1の位置にないことを
    検知することに応答して、接触器の故障を示す信号を出
    力する、各ステップをさらに有すること特徴とする請求
    項12記載の方法。
JP9156513A 1996-06-13 1997-06-13 接触器の作動を監視する方法 Pending JPH1092283A (ja)

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US08/663,475 US5754387A (en) 1996-06-13 1996-06-13 Method of monitoring contactor operation

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