JPH06260062A - 開閉特性監視装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 開閉特性監視装置の設置にともなう配線作業
を大幅に削減し、開閉器の開閉動作監視を容易に行うこ
とのできる開閉特性監視装置を得ること 【構成】 開閉特性監視装置は、開閉器の制御電源配線
に流れる電流を電流検出器を介して動作時間計測器によ
り監視し、当該開閉器の開路動作時及び閉路動作時にお
ける制御電源配線の所定値以上の電流又は電圧の通電時
間を計測して、当該開閉器の開閉動作状態を把握し監視
する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は電力用開閉器の開閉特性
監視において、開路動作時間・閉路動作時間を計測する
開閉特性監視装置に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】図７は従来の開閉特性監視装置を示す回
路及び装置構成図である。図８及び図９は、開閉器の閉
路動作時間及び開路動作時間の計測時における電気信号
と時間との関係を示す図である。図７に示すように、開
閉器２の投入コイル３は開閉器２の主接点と応動する補
助ｂ接点６及び閉路指令用の接点７を介して開閉器制御
用の制御電源配線１に接続されており、また開閉器２の
引き外しコイル４は開閉器２の主接点と応動する補助ａ
接点（常開接点）５及び開路指令用の接点８を介して制
御電源配線１に接続されている。開路動作時間と閉路動
作時間を計測する動作時間計測装置９には、開閉器２の
閉路指令開始を検出するために閉路指令用の接点７に接
続される閉路指令検出端子１０と、開閉器２の開路指令
開始を検出するために開路指令用の接点８に接続される
閉路指令検出端子１１が設けられている。また、この動
作時間計測装置９には、開閉器２の補助ｂ接点６（常閉
接点）に接続される閉路完了検出端子１２、開閉器２の
補助ａ接点５に接続される開路完了検出端子１３、閉路
動作時間を示す電気信号を出力する閉路時間出力端子１
４、開路動作時間を示す電気信号を出力する開路時間出
力端子１５が設けられている。

【０００３】以上のように構成された従来の開閉特性監
視装置の動作について説明する。開閉器２の制御回路は
図７に示すように構成されているため、閉路指令用の接
点７を閉成することによって開閉器２に閉路指令が入力
され、投入コイル３が励磁されて、開閉器２は閉路動作
を開始する。この閉路動作は開閉器２の接点機構と連動
する補助ｂ接点６が開離したとき完了する。図８は閉路
指令検出端子１０と閉路完了検出端子１２に入力される
閉路動作信号を示している。図８に示すように、前述の
閉路動作において、動作時間計測装置９の閉路指令検出
端子１０には、閉路指令用の接点７が閉成されることに
より制御電圧が印加され、この時を閉路動作開始時とし
て動作時間計測装置９は時間計測を開始する。そして、
閉路動作が完了すると２つの閉路完了検出端子１２、１
２間は補助ｂ接点６の開離動作により開成される。この
とき、動作時間計測装置９は閉路動作が完了したとして
時間計測を終了する。以上のように、動作時間計測装置
９により計測された閉路動作時間は、電気信号に変換さ
れて、閉路時間出力端子１４から出力される。

【０００４】一方、開閉器２の開路指令は、開路指令用
の接点８が閉成されることによってなされ、この開路指
令が開閉器２へ入力されると、引き外しコイル４が励磁
されて、開閉器２は開路動作を開始する。この開路動作
は開閉器２の接点機構と連動する補助ａ接点５が開離し
たときに完了する。図９は開路指令検出端子１１と開路
完了検出端子１３に入力される開路動作信号を示してい
る。図９に示すように、前述の開路動作において、動作
時間計測装置９の開路指令検出端子１１には、開路指令
用の接点８が閉成されることにより制御電圧が印加さ
れ、この時を開路動作開始時として動作時間計測装置９
は時間計測を開始する。そして、開路動作が完了すると
２つの開路完了検出端子１３、１３間は補助ａ接点５の
開離動作により開成される。このとき、動作時間計測装
置９は開路動作が完了したとして時間計測を終了する。
以上のように、動作時間計測装置９により計測された開
路動作時間は、電気信号に変換されて、開路時間出力端
子１５から出力される。

【０００５】

【発明が解決しようとする課題】従来の開閉特性監視装
置は以上のように構成されているので、被監視装置であ
る開閉器と動作時間計測装置９を接続するための配線数
が多いため、配線作業及び配線検査に時間がかかり、か
つ、開閉器１台に対して１台の動作時間計測装置９を設
ける必要があるため、複数の開閉器の開閉動作監視を行
う場合には複数の動作時間計測装置を設けねばならず、
製造コストが開閉器の台数に比例して高くなるなどの問
題があった。

【０００６】この発明は上記のような問題を解決するた
めになされたもので、開閉特性監視に係る配線を大幅に
削減することができ、かつ複数の開閉器の開閉動作監視
にも容易に対応することのできる開閉特性監視装置を得
ることを目的とする。

【０００７】

【課題を解決するための手段】請求項１の発明に係る開
閉特性監視装置は、開閉器の開閉制御用の制御電源配線
に設けられた電流検出器と、前記電流検出器により検出
された前記制御電源配線に流れる電流値を監視して、前
記開閉器の開路動作時及び閉路動作時に前記制御電源配
線に流れる所定値以上の電流の通電時間を計測し、その
通電時間に対応する電気信号に変換する動作時間計測器
とを具備する。

【０００８】請求項２の発明に係る開閉特性監視装置
は、複数の開閉器の開閉制御用の制御電源配線に設けら
れた電流検出器と、前記電流検出器により検出された前
記制御電源配線に流れる電流値を監視して、前記それぞ
れの開閉器の開路動作時及び閉路動作時に前記制御電源
配線に流れる所定値以上の電流の通電時間を計測し、そ
の通電時間に対応する電気信号に変換する動作時間計測
器と、前記動作時間計測器から通電時間を示す電気信号
と前記それぞれの開閉器から動作状態を示す電気信号が
それぞれ入力され、それぞれの前記開閉器の動作状態及
び動作時間を集中監視する集合監視装置とを具備する。

【０００９】請求項３の発明に係る開閉特性監視装置
は、開閉器の開閉制御用の制御電源配線に接続された投
入回路及び引き外し回路と、前記投入回路からの閉路信
号を閉路動作検出リード線を介して受信して、また前記
引き外し回路からの開路信号を開路動作検出リード線を
介して受信して、前記開閉器の閉路動作時間及び開路動
作時間を計測し、それぞれの閉路動作時間及び開路動作
時間に対応する電気信号に変換する動作時間計測器とを
具備する。

【００１０】

【作用】請求項１の発明における開閉特性監視装置は、
開閉器の開閉路動作時に制御電源配線に流れる所定値以
上の電流を電流検出器で検出し、その通電時間を動作時
間計測器により計測して、開閉器の開路動作時間及び閉
路動作時間を検知する。請求項２の発明における開閉特
性監視装置は、複数の開閉器の開閉動作時に制御電源配
線に流れる所定値以上の電流を電流検出器で検出し、そ
の通電時間を動作時間計測器により計測して電気信号に
変換する。そして、この電気信号と各開閉器の開閉動作
状態を示す電気信号が前記集合監視装置へ伝送されて、
複数の開閉器は集中監視される。請求項３の発明におけ
る開閉特性監視装置は、開閉器の制御電源配線に接続さ
れた投入回路からの閉路動作信号が閉路動作検出リード
線を介して動作時間計測器へ入力されて、当該開閉器の
閉路動作時間が計測される。また引き外し回路からの開
路動作信号が開路動作検出リード線を介して動作時間計
測器へ入力されて、当該開閉器の開路動作時間が計測さ
れる。

【００１１】

【実施例】

実施例１ 以下、第１請求項の発明による第１実施例の開閉特性監
視装置を図を参照して説明する。図１は開閉特性監視装
置を示す回路及び装置構成図である。図１において、制
御電源配線１の制御電源端１６には電流検出器１７、例
えば変流器が設けられて制御電源配線１に流れる電流を
検出するように構成されている。電流検出器１７により
検出された電流値は、動作時間計測器１へ引込端子１９
を介して入力される。動作時間計測器１８は所定値以上
の電流値が流れている通電時間を計測し、その通電時間
を電気信号に変換して出力端子２０より出力するよう構
成されている。開閉器２の投入コイル３は、開閉器２の
主接点と応動する補助ｂ接点６及び開路指令用の接点７
を介して制御電源配線１に接続されている。また、開閉
器２の引き外しコイル４は、開閉器２の主接点と応動す
る補助ａ接点５及び開路指令用の接点８を介して制御電
源配線１に接続されている。

【００１２】以上のように構成された第１実施例の開閉
特性監視装置において、閉路指令用の接点７が閉成され
ると、制御電源端１６より投入コイル３へ電流が流れ、
開閉器２の接点機構（図示なし）は閉路動作を開始す
る。そして、開閉器２の接点機構が閉路動作を完了する
と、この接点機構と連動する補助ｂ接点６は開離して、
投入コイル３への電流は遮断される。このとき、補助ａ
接点５は閉成される。次に、開閉器２が開路指令を受け
て開路指令用の接点８が閉成されると、制御電源端１６
より引き外しコイル４へ電流が流れ、開閉器２の接点機
構は開路動作を開始する。そして、開閉器２の接点機構
が開路動作を完了すると、この接点機構と連動する補助
ａ接点５が開離して、引き外しコイル４への電流は遮断
される。

【００１３】前記閉路動作時及び前記開路動作時におい
て、制御電源配線１に流れている電流値は、電流検出器
１７により検出され、動作時間計測器１８の引込端子１
９に入力される。この引込端子１９に入力される電流検
出器１７の２次出力電流波形の例を図２に示す。図２に
示す電流波形が動作時間計測器１８に入力されたとき、
動作時間計測器１８は電流値が予め決められたしきい値
レベル（図２において２点鎖線で示す）以上であるかど
うかを判断し、しきい値レベル以上の電流が流れている
ときその通電時間をタイマにより計測する。この計測さ
れた通電時間はアナログ又はディジタルの電気信号に変
換器により変換されて動作時間計測器１８の出力端子２
０より出力される。すなわち、制御電源端１６にしきい
値レベル以上の電流が流れたとき、開閉特性監視装置は
投入コイル３又は引き外しコイル４が励磁されていると
判断し、その通電時間を計測することにより、接点機構
の閉路動作時間又は開路動作時間を検知するものであ
る。

【００１４】実施例２ 以下、第２請求項の発明による第２実施例の開閉特性監
視装置を図を参照して説明する。図３は前述の第１実施
例の開閉特性監視装置を複数の開閉器２ａ、２ｂ、２
ｃ、・・・の開閉特性監視に適用した例を示す。図３にお
いて、前述の第１実施例と同じ構成、機能を有するもの
については同じ符号を付して、その説明を省略する。図
３において、２１は複数の開閉器２ａ、２ｂ、２ｃ、・・
・ を集中監視する集合監視装置を示しており、動作時間
計測器１８より出力された閉路動作時間又は開路動作時
間を示す電気信号が引込端子２２を介して入力されるよ
う構成されている。また、それぞれの開閉器２ａ、２
ｂ、２ｃ、・・・の補助ａ接点５ａ、５ｂ、５ｃ、・・・から
の電気信号は、引込端子２３ａ、２３ｂ、２３ｃ、・・・
を介して集合監視装置２１に入力されるよう構成されて
いる。

【００１５】以上のように構成された第２実施例の開閉
特性監視装置においては、例えば、開閉器２ｂに閉路指
令が入った場合、投入指令接点７ｂが閉成され、制御電
源配線１の制御電源端１６より投入コイル３ｂへ電流が
流れて、対応する接点機構は閉路動作を開始する。この
閉路動作が完了し、開閉器２ｂの接点機構と連動する補
助ｂ接点６ｂが開離するまで、制御電源端１６には予め
決められたしきい値レベル以上の電流が流れている。こ
の閉路動作時間は電流検出器１７及び動作時間計測器１
８により計測され、その動作時間を示す電気信号は集合
監視装置２１へ引込端子２２を介して入力される。そし
て、開閉器２ｂが閉路動作を完了した時、補助ｂ接点６
ｂは閉成状態から開成状態に変化し、かつ補助ａ接点５
ｂは開成状態から閉成状態に変化するため、集合監視装
置２１の入力端子２３ｂには閉成信号が入力される。こ
のため、集合監視装置２１は閉路動作していた開閉器２
ｂがその閉路動作を完了したことを検知する。このよう
に、集合監視装置２１は動作している開閉器の所在と動
作状態を検出し、動作した開閉器の動作状態及び動作時
間を確実に監視する。

【００１６】実施例３ 以下、第２請求項の発明による第２実施例の開閉特性監
視装置を図を参照して説明する。図４は、第３実施例の
開閉特性監視装置を示す回路及び装置構成図である。図
において、前述の第１実施例と同じ構成、機能を有する
ものについては同じ符号を付して、その説明を省略す
る。図４において、２４は動作時間計測器を示してお
り、この動作時間計測器２４は閉路動作検出リード線２
５と開路動作検出リード線２６により開閉器２の制御回
路に接続されている。閉路動作検出リード線２５は、開
閉器２の投入回路を構成する補助ｂ接点６と投入コイル
３との間から導出されて動作時間計測器２４の閉路動作
検出端子２７に接続されている。また、開路動作検出リ
ード線２６は、開閉器２の引き外し回路を構成する補助
ａ接点５と引き外しコイル４との間から導出されて動作
時間計測器２４の開路動作検出端子２８に接続されてい
る。

【００１７】以上のように構成された第３実施例の開閉
特性監視装置において、開閉器２が閉路指令を受ける
と、閉路指令接点７が閉成され、接点機構が閉路動作を
開始する。この閉路動作中、閉路動作検出リード線２５
には制御電圧が印加されており、閉路動作が完了する
と、開閉器２の補助ｂ接点６は開成されて、閉路動作検
出リード線２５への制御電圧は遮断される。この閉路動
作における閉路動作検出端子２７へ入力される電圧波形
の例を図５に示す。次に、開閉器２に開路指令が出され
て開路指令接点８が閉成されると、開路動作検出リード
線２６には制御電圧が印加され、開路動作中はこの制御
電圧が印加されている。そして、開路動作が完了したと
き、開閉器２の補助ａ接点５が開成されて、開路動作検
出リード線２６への制御電圧は遮断される。この開路動
作における開路動作検出端子２８へ入力される電圧波形
の例を図６に示す。

【００１８】以上のように、開閉器の閉路動作状態と開
路動作状態を示す電気信号は閉路動作検出リード線２５
又は開路動作検出リード線２６を介して動作時間計測器
２４へ入力されており、第３実施例の動作時間計測器２
４は、これらの電気信号からそれぞれの印加時間を計測
して、閉路動作時間及び開路動作時間を検知している。
この検知された動作時間は前述の第１実施例と同様に、
変換器により電気信号に変換されて動作時間計測器２４
の出力端子２０から出力されるように構成されている。
以上のように構成された動作時間計測器２４に複数の開
閉器から導出した閉路動作検出リード線２５と開路動作
検出リード線２６をそれぞれ接続して、複数の開閉器の
動作時間を検知するように構成し、かつ動作時間計測器
２４の出力端子２０からの電気信号を前述の第２実施例
の集合監視装置に入力するように構成することにより、
第３実施例の特性監視装置は複数の開閉器の開閉動作監
視を２種類のリード線を接続するだけで容易に対応する
ことができる。

【００１９】尚、前述の第１実施例、第２実施例、第３
実施例においては、開閉器の閉路動作及び開路動作にお
ける動作時間計測について述べたが、制御電源配線の電
流計測方法を用いて電動バネ巻き上げ方式の開閉器にお
けるバネ巻き上げ用電動機の駆動時間監視にも本発明の
開閉特性監視装置を適用することができる。また、制御
電源配線の電流計測方法を用いて、計測値曲線を時間／
電流特性として出力させることにより、動作コイルとそ
の電磁石部分の微細な動作も検知することができ、より
精度の高い開閉器の開閉動作監視が可能となる。

【００２０】

【発明の効果】以上のように、請求項１の発明によれ
ば、制御電源配線に流れる所定値以上の電流の通電時間
を計測することにより、開閉器の開路動作時間及び閉路
動作時間を精度高く監視することができ、設置時の配線
作業が容易で、かつ簡単な構成の開閉特性監視装置を得
ることができる。請求項２の発明によれば、開閉器の開
閉動作時間監視を１台の動作時間計測器で監視できると
ともに、被監視装置である開閉器と本発明の開閉特性監
視装置との間の配線が不要となり、設置及び保守の容易
な開閉特性監視を得ることができる。請求項３の発明に
よれば、開閉器の投入回路及び引き外し回路から導出し
た各リード線の電圧印加時間を計測することにより、開
閉器の開閉動作時間を正確に検知することができ、簡単
な構成で取扱いの容易な開閉特性監視装置を得ることが
できる。

【図面の簡単な説明】

【図１】この発明の第１実施例による開閉特性監視装置
を示す回路及び装置構成図

【図２】図１の開閉特性監視装置における引込端子への
入力電流波形図

【図３】この発明の第２実施例による開閉特性監視装置
を示す回路及び装置構成図

【図４】この発明の第３の実施例による開閉特性監視装
置を示す回路及び装置構成図

【図５】図４の開閉特性監視装置における閉路動作時の
閉路動作検出端子27への入力電圧波形図

【図６】図４の開閉特性監視装置における開路動作時の
開路動作検出端子28への入力電圧波形図

【図７】従来の開閉特性監視装置の回路及び装置構成図

【図８】従来の開閉特性監視装置における閉路動作信号
を示す図

【図９】従来の開閉特性監視装置における開路動作信号
を示す図

【符号の説明】

１ 制御電源配線 ２ 開閉器 ３ 投入コイル ４ 引き外しコイル 17 電流検出器 18 動作時間計測器 21 集合監視装置 24 動作時間計測器 25 閉路動作検出リード線 26 開路動作検出リード線

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 開閉器の開閉制御用の制御電源配線に設
   けられた電流検出器、 前記電流検出器により検出された前記制御電源配線に流
   れる電流値を監視して、前記開閉器の開路動作時及び閉
   路動作時に前記制御電源配線に流れる所定値以上の電流
   の通電時間を計測し、その通電時間に対応する電気信号
   に変換する動作時間計測器、 を具備することを特徴とする開閉特性監視装置。
2. 【請求項２】 複数の開閉器の開閉制御用の制御電源配
   線に設けられた電流検出器、 前記電流検出器により検出された前記制御電源配線に流
   れる電流値を監視して、前記それぞれの開閉器の開路動
   作時及び閉路動作時に前記制御電源配線に流れる所定値
   以上の電流の通電時間を計測し、その通電時間に対応す
   る電気信号に変換する動作時間計測器、 前記動作時間計測器から通電時間を示す電気信号と前記
   開閉器から動作状態を示す電気信号がそれぞれ入力さ
   れ、それぞれの前記開閉器の動作状態及び動作時間を集
   中監視する集合監視装置、 を具備することを特徴とする開閉特性監視装置。
3. 【請求項３】 開閉器の開閉制御用の制御電源配線に接
   続された投入回路及び引き外し回路、 前記投入回路からの閉路信号を閉路動作検出リード線を
   介して受信して、また前記引き外し回路からの開路信号
   を開路動作検出リード線を介して受信して、前記開閉器
   の閉路動作時間及び開路動作時間を計測し、それぞれの
   閉路動作時間及び開路動作時間に対応する電気信号に変
   換する動作時間計測器、 を具備することを特徴とする開閉特性監視装置。