JP2001262898A - 保護チューブ装置 - Google Patents
保護チューブ装置Info
- Publication number
- JP2001262898A JP2001262898A JP2000078343A JP2000078343A JP2001262898A JP 2001262898 A JP2001262898 A JP 2001262898A JP 2000078343 A JP2000078343 A JP 2000078343A JP 2000078343 A JP2000078343 A JP 2000078343A JP 2001262898 A JP2001262898 A JP 2001262898A
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- clamp
- bracket
- protective tube
- protection tube
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ブラケットにクランプを介して支持され
たケーブルを外部から不法に操作させない。 【解決手段】 クランプ（９）とドアインナーパネルと
に保護チューブ（１４）を固定し、保護チューブ（１
４）内にケーブル（４）を通す。
たケーブルを外部から不法に操作させない。 【解決手段】 クランプ（９）とドアインナーパネルと
に保護チューブ（１４）を固定し、保護チューブ（１
４）内にケーブル（４）を通す。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はケーブル保護チュー
ブ装置に関し、特に詳述すれば、車両用ドアロック装置
のケーブルのブラケットへの保持に適したケーブル保護
チューブに関する。
ブ装置に関し、特に詳述すれば、車両用ドアロック装置
のケーブルのブラケットへの保持に適したケーブル保護
チューブに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のドアロック装置は、特開平１１−
３５０８１４号公報に示されるように、ドアのインサイ
ド及びアウトサイドハンドルに通じるオープンレバー、
ラッチユニットに通じるロッキングレバー、キーシリン
ダやロックノブが設けられているが、その一部を図４に
示す。ブラケット１に保持されたロッキングアクチュエ
ータ２の出力軸は出力レバー３を備え、出力レバー３に
その一端が担持されたケーブル４を車両ドアの室内側の
ロックノブに接続させる。出力レバー３は図示しないロ
ッキングレバーを作動させ得る。
３５０８１４号公報に示されるように、ドアのインサイ
ド及びアウトサイドハンドルに通じるオープンレバー、
ラッチユニットに通じるロッキングレバー、キーシリン
ダやロックノブが設けられているが、その一部を図４に
示す。ブラケット１に保持されたロッキングアクチュエ
ータ２の出力軸は出力レバー３を備え、出力レバー３に
その一端が担持されたケーブル４を車両ドアの室内側の
ロックノブに接続させる。出力レバー３は図示しないロ
ッキングレバーを作動させ得る。
【０００３】ブラケット１に対しピン５を中心に揺動自
在なキーレバー６は、出力レバー３の長孔７にキーレバ
ー６の突起を挿入することで連結され、このキーレバー
６を連結レバー８を介してキーシリンダ機構（図示な
し）に結合させる。長孔７とキーレバー６の突起との係
合関係はキーレバー６の回動が出力レバー３を作動させ
るが、出力レバー３の回動をキーレバー６に伝達しない
ロストモーション機能を提供する。
在なキーレバー６は、出力レバー３の長孔７にキーレバ
ー６の突起を挿入することで連結され、このキーレバー
６を連結レバー８を介してキーシリンダ機構（図示な
し）に結合させる。長孔７とキーレバー６の突起との係
合関係はキーレバー６の回動が出力レバー３を作動させ
るが、出力レバー３の回動をキーレバー６に伝達しない
ロストモーション機能を提供する。
【０００４】図示しないが、ケーブル４に加え、オープ
ンレバーをインサイドハンドルに結合させるケーブルが
設けられる。このケーブルは図４に示す手段と同じ手段
でブラケット１に保持される。
ンレバーをインサイドハンドルに結合させるケーブルが
設けられる。このケーブルは図４に示す手段と同じ手段
でブラケット１に保持される。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】図４に示すケーブル４
をブラケット１に保持させる手段は、ケーブル４の外層
部の一端に固定したクランプ９を、ブラケット１の立上
り壁部１０の溝１１に押し込み、クランプ９をブラケッ
ト１に保持させる構成となっている。
をブラケット１に保持させる手段は、ケーブル４の外層
部の一端に固定したクランプ９を、ブラケット１の立上
り壁部１０の溝１１に押し込み、クランプ９をブラケッ
ト１に保持させる構成となっている。
【０００６】図４に示すケーブル保持手段において、ク
ランプ９に不法に針金等の不法な工具が近接し、クラン
プ９をブラケット１から取外し、ケーブル４の外層部１
２を屈曲させ、図示しないロッキングレバーを動作させ
ると、ドアロック状態を解除し、不法にドアが開けられ
る恐れがある。
ランプ９に不法に針金等の不法な工具が近接し、クラン
プ９をブラケット１から取外し、ケーブル４の外層部１
２を屈曲させ、図示しないロッキングレバーを動作させ
ると、ドアロック状態を解除し、不法にドアが開けられ
る恐れがある。
【０００７】それ故に、本発明はケーブルのブラケット
への取付を改良し、前述した従来技術にみられる不具合
を解消させることを解決すべき課題とする。
への取付を改良し、前述した従来技術にみられる不具合
を解消させることを解決すべき課題とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明は、前述した課題
を解決するために、ケーブルのクランプに保護チューブ
を保持させる手段を用いる。この手段の採用は、ケーブ
ルのブラケットからの取外しを困難とさせ、仮りに、不
法に取外しされたとしても保護チューブがケーブルとそ
の外装部の屈曲を不可能とするので、不法行為によるド
アの開操作を防止できる。
を解決するために、ケーブルのクランプに保護チューブ
を保持させる手段を用いる。この手段の採用は、ケーブ
ルのブラケットからの取外しを困難とさせ、仮りに、不
法に取外しされたとしても保護チューブがケーブルとそ
の外装部の屈曲を不可能とするので、不法行為によるド
アの開操作を防止できる。
【０００９】具体的には、本発明は、ブラケットの立上
り壁部にクランプを介して保持されたケーブル、一端が
クランプの外周面にかつ他端を静止部材に支持させた保
護チューブとを備え、保護チューブ内にケーブルを通し
ている保護チューブ装置を提供する。
り壁部にクランプを介して保持されたケーブル、一端が
クランプの外周面にかつ他端を静止部材に支持させた保
護チューブとを備え、保護チューブ内にケーブルを通し
ている保護チューブ装置を提供する。
【００１０】
【発明の実施の形態】本発明の一例を図４に示す車両用
ロック装置に適用したものを図１と図２に示すが、ケー
ブル保持手段のみを示し、他の部分は図４の例と同じな
ので、その説明を省略する。ロッキングアクチュエータ
を保持するブラケット１′は、ケーブル４のクランプ９
を取付ける立上り壁１０の部分に水平に延在する水平壁
部１３を設ける。水平壁部１３は、針金等の不法な工具
がクランプ９に接触するのを阻止する。
ロック装置に適用したものを図１と図２に示すが、ケー
ブル保持手段のみを示し、他の部分は図４の例と同じな
ので、その説明を省略する。ロッキングアクチュエータ
を保持するブラケット１′は、ケーブル４のクランプ９
を取付ける立上り壁１０の部分に水平に延在する水平壁
部１３を設ける。水平壁部１３は、針金等の不法な工具
がクランプ９に接触するのを阻止する。
【００１１】クランプ９の筒部に硬質の合成樹脂製の保
護チューブ１４の一端を保持させ、その他端又は適所を
ドアのインナーパネル１５にクリップ１６を用いて固定
させる。クランプ９と保護チューブ１４との固定は、ク
ランプ９に設けた溝に保護チューブ１４の前端の縮径部
を嵌合させることで行なう。
護チューブ１４の一端を保持させ、その他端又は適所を
ドアのインナーパネル１５にクリップ１６を用いて固定
させる。クランプ９と保護チューブ１４との固定は、ク
ランプ９に設けた溝に保護チューブ１４の前端の縮径部
を嵌合させることで行なう。
【００１２】保護チューブ１４の一端をクランプ９にか
つその適所をインナーパネル１５にクリップ１６を用い
て固定させて、ケーブル４の外層部１２を保護する。不
法に、針金等の不法な工具がクランプ９或いはその周辺
の外層部１２に接近し、クランプ９を立上り壁部１０よ
り外す作業をしたり、外層部１２を大きく屈曲させて、
ドアロックを解除させることを保護チューブ１４が阻止
する。
つその適所をインナーパネル１５にクリップ１６を用い
て固定させて、ケーブル４の外層部１２を保護する。不
法に、針金等の不法な工具がクランプ９或いはその周辺
の外層部１２に接近し、クランプ９を立上り壁部１０よ
り外す作業をしたり、外層部１２を大きく屈曲させて、
ドアロックを解除させることを保護チューブ１４が阻止
する。
【００１３】図３に示す如く、保護チューブ１４の外表
面に等間隔の環状の凸部１７を形成し、凸部１７にバン
ド１８をかけ、バンド１８をドアのインナーパネル１５
に係止させることで、保護チューブ１４をクリップ１６
に代えてインナーパネル１５に固定させてもよい。
面に等間隔の環状の凸部１７を形成し、凸部１７にバン
ド１８をかけ、バンド１８をドアのインナーパネル１５
に係止させることで、保護チューブ１４をクリップ１６
に代えてインナーパネル１５に固定させてもよい。
【００１４】ケーブル１４はドアのインサイドハンドル
やロックノブに接続させられるよう利用される。尚、ケ
ーブル１４が接続される出力レバーは、図４に示される
如くアクチュエータ２の出力軸に備えられるものに限ら
ず、ブラケット１に回動自在に支持されたロッキングレ
バーであっても良い。
やロックノブに接続させられるよう利用される。尚、ケ
ーブル１４が接続される出力レバーは、図４に示される
如くアクチュエータ２の出力軸に備えられるものに限ら
ず、ブラケット１に回動自在に支持されたロッキングレ
バーであっても良い。
【図１】本発明の一例の平面図である。
【図２】図１の例の断面図である。
【図３】インナーパネルと保護チューブとの別の固定例
を示す部分断面図である。
を示す部分断面図である。
【図４】ドアロック装置の一例を示す平面図である。
１ ブラケット ２ ロッキングアクチュエータ ３ 出力レバー ４ ケーブル ９ クランプ １０ 立上り壁部 １２ 外層部 １３ 水平壁部 １４ 保護チューブ １５ ドアインナーパネル １６ クリップ １８ バンド
フロントページの続き (72)発明者 福永 勝稔 愛知県刈谷市朝日町２丁目１番地 アイシ ン精機株式会社内 (72)発明者 野村 宏樹 愛知県名古屋市港区当知２丁目401番地 盟和精工株式会社内 Ｆターム(参考） 2E250 AA21 HH01 JJ07 KK02 LL01 PP13 PP14 PP15 QQ08 QQ10
Claims (5)
- 【請求項１】 ブラケットの立上り壁部にクランプを介
して保持されたケーブル、一端がクランプの外周面にか
つ他端を静止部材に支持させた保護チューブとを備え、
保護チューブ内にケーブルを通している保護チューブ装
置。 - 【請求項２】 ブラケットが保護チューブの下部へと延
在する水平壁部を備えている請求項１記載の保護チュー
ブ装置。 - 【請求項３】 車両用ドアのハンドルやロックノブに通
じるケーブルと、ロッキングアクチュエータを保持する
ブラケットとブラケットに支持されかつケーブルを保持
するクランプと、一端がクランプに保持されかつ他端部
をドアのインナーパネルに固定させた保護チューブとを
備え、ケーブルを保護チューブ内に通している車両用ド
アロック機構に用いられる保護チューブ装置。 - 【請求項４】 ブラケットが保護チューブの下に延在す
る水平壁部を有する請求項３記載の保護チューブ装置。 - 【請求項５】 ケーブルをロッキングアクチュエータの
出力軸に支持された出力レバーに接続させられる請求項
４記載の保護チューブ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000078343A JP2001262898A (ja) | 2000-03-21 | 2000-03-21 | 保護チューブ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000078343A JP2001262898A (ja) | 2000-03-21 | 2000-03-21 | 保護チューブ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001262898A true JP2001262898A (ja) | 2001-09-26 |
Family
ID=18595771
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000078343A Pending JP2001262898A (ja) | 2000-03-21 | 2000-03-21 | 保護チューブ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001262898A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100395690B1 (ko) * | 2001-11-20 | 2003-08-25 | 현대자동차주식회사 | 자동차의 도어 록킹장치 |
-
2000
- 2000-03-21 JP JP2000078343A patent/JP2001262898A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100395690B1 (ko) * | 2001-11-20 | 2003-08-25 | 현대자동차주식회사 | 자동차의 도어 록킹장치 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20051014 |
|
| RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20051014 |
|
| RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20051019 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20051110 |
|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070226 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20090722 |
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| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090812 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20091204 |