JPH10331493A - 自動車用キーシリンダキャップ - Google Patents

自動車用キーシリンダキャップ

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JPH10331493A
JPH10331493A JP15813097A JP15813097A JPH10331493A JP H10331493 A JPH10331493 A JP H10331493A JP 15813097 A JP15813097 A JP 15813097A JP 15813097 A JP15813097 A JP 15813097A JP H10331493 A JPH10331493 A JP H10331493A
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JP
Japan
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key cylinder
key
cap
cylinder cap
automobile
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Application number
JP15813097A
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English (en)
Inventor
Manabu Kato
加藤  学
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KATO DENKI KK
KATO ELECTRIC
Original Assignee
KATO DENKI KK
KATO ELECTRIC
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】自動車のキーシリンダに対する破壊活動を行い
にくくし、自動車の盗難,車上狙い或いはキーシリンダ
に対するいたずら等の犯罪を防止する。 【解決手段】自動車のキーシリンダ22の鍵穴26より
キーシリンダ22内部に挿入されてキーシリンダ22に
より保持される軸部12と、鍵穴26の外面に実質上密
着し鍵穴26を外面側から覆う、軸部12と一体に形成
されたキャップ部14とでキーシリンダキャップ10を
構成する。そしてキャップ部14は、平面形状において
円形で、表面が全体として外周部から中心部に向かうに
つれて漸次膨出する形態の突曲面形状とする。また軸部
12にはキーシリンダ22内部のタンブラを軸直角方向
外方に押し上げるキー山部16と、タンブラに軸方向に
係合するキー谷部18とを形成し、タンブラとキー谷部
18との係合力に基づいて軸部12がキーシリンダ22
内部に保持されるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動車のキーシ
リンダに装着されて鍵穴を外面側から覆う自動車用キー
シリンダキャップに関する。
【0002】[発明の背景]自動車の盗難,車上狙い或
いはキーシリンダに対するいたずら等を防止する手段と
して、従来、車体にセンサを取り付け、このセンサによ
る衝撃検知に基づいて警報を発するといった電子式の警
報装置が公知である。
【0003】盗難,車上狙い等の犯行手口としては、キ
ーシリンダ内部に工具を挿入してこれを強引に回転さ
せ、短い時間内でキーシリンダを破壊に至らしめるとと
もに施錠を解除し、車中に侵入するといったものが多
く、そこでこれを防ぐべく検知センサを用いた電子式の
警報装置を利用するようにしている。
【0004】しかしながらこの種電子式の警報装置は、
価格が数万円と大変高価であり、一般消費者にとってこ
の価格が大きな負担となるため、この警報装置はほとん
ど一般に導入されていないというのが実情である。また
上記電子式の警報装置では、大変高価であるといった問
題に加え、センサの取付けが難しく、更に誤作動も多い
といった問題も有している。
【0005】
【課題を解決するための手段】本願の発明の自動車用キ
ーシリンダキャップはこのような課題を解決するために
案出されたものである。而して請求項1の自動車用キー
シリンダキャップは、自動車のキーシリンダの鍵穴より
該キーシリンダ内部に挿入されて該キーシリンダにより
保持される軸部と、該鍵穴の外面に実質上密着し該鍵穴
を外面側から覆う、該軸部と一体に形成されたキャップ
部とを備えていることを特徴とする。
【0006】請求項2のものは、請求項1において、前
記キャップ部が、平面形状において円形で、表面が全体
として外周部から中心部に向かうにつれて漸次膨出する
形態の突曲面形状をなしていることを特徴とする。
【0007】請求項3のものは、請求項1,2の何れか
において、前記軸部には、前記キーシリンダ内部の少な
くとも何れかのタンブラを軸直角方向外方に押し上げる
キー山部と、該タンブラに軸方向に係合するキー谷部と
が形成されており、該タンブラと該キー谷部との係合力
に基づいて該軸部が該キーシリンダ内部に保持されるも
のとされていることを特徴とする。
【0008】請求項4のものは、請求項1,2,3の何
れかにおいて、前記軸部には軸直角方向外方に突出する
弾性突部が形成されており、該弾性突部と前記キーシリ
ンダ内部との弾性摩擦力に基づいて、該軸部が該キーシ
リンダ内部に保持されるものとされていることを特徴と
する。
【0009】請求項5のものは、請求項1,2,3,4
の何れかにおいて、前記キーシリンダキャップが、外部
への露出部が周辺部より突出する形態のキーシリンダ用
のものであって、前記キャップ部の裏面側には該突出状
の露出部の形状に対応した形状の嵌合凹部が形成されて
おり、該露出部と該嵌合凹部との嵌合状態において該キ
ャップ部が該露出部全体を実質上隙間なく包み込む形態
のものとされていることを特徴とする。
【0010】請求項6のものは、請求項1,2,3,4
の何れかにおいて、前記キーシリンダキャップが、外部
への露出部が周辺部より凹陥した形態のキーシリンダ用
のものであって、前記キャップ部の裏面側には該凹陥状
の露出部と嵌合する嵌合突部が形成されており、該露出
部と該嵌合突部との嵌合状態において該キャップ部が該
露出部を実質上隙間なく埋める形態のものとされている
ことを特徴とする。
【0011】
【作用及び発明の効果】上記のように請求項1のキーシ
リンダキャップは、鍵穴からキーシリンダ内部に挿入さ
れてキーシリンダにより保持される軸部と、鍵穴を外面
側から覆うキャップ部とを備えたもので、このキーシリ
ンダキャップをキーシリンダに装着した場合、キャップ
部が鍵穴を隠蔽状態とするため、工具を用いたキーシリ
ンダの破壊活動を行うには一旦キーシリンダキャップを
取り外す必要が生じる。
【0012】従って本発明によれば、キーシリンダの破
壊活動を短い時間内で行うことができなくなり、犯人に
よるキーシリンダの破壊活動のタイミングを逸らすこと
ができるとともに、犯罪心理面からも犯人を不安にさせ
ることができ、自動車の盗難,車上狙い,キーシリンダ
へのいたずら等の犯罪を未然に防止することができる。
【0013】また本発明のキーシリンダキャップにおい
ては、鍵穴より軸部を差し込むだけでキーシリンダに装
着でき、電子式の警報装置のような取付けが難しいとい
った問題も生じない。更に本発明によれば、電子式の警
報装置と異なり、誤警報したり価格が高いといった問題
もなく、一般消費者が気軽に利用できるといった利点も
得られる。
【0014】本発明の背景には、近年、リモコン操作に
よりドアのロック,アンロック制御を行うキーレスエン
トリーシステムを備えた車両が増加し、これによりキー
を直接鍵穴に挿入する必要がなくなり、キーシリンダの
持つ意味合いが薄れてきたということにも関係してい
る。
【0015】そもそも上記の犯罪は、鍵穴が外部に露出
しているために誘発されるのであり、本発明は上記必要
性の薄れてきたキーシリンダの鍵穴を塞いでしまうこと
で大きな効果が得られるようになしたものである。
【0016】請求項2のキーシリンダキャップは、上記
キャップ部の形状が平面において円形状で、表面が外周
部から中心部に向かうにつれて漸次膨出する形態の突曲
面形状をなしたもので、これにより指や工具などがキャ
ップ部に対して引っ掛かりにくくなり、キーシリンダに
装着されたキーシリンダキャップをキーシリンダから外
しにくくなる。
【0017】従って犯人がキーシリンダキャップを取り
外すのにかかる時間をより長くすることができ、より効
果的に犯罪を未然に防止することができる。
【0018】請求項3のキーシリンダキャップは、軸部
にキー山部とキー谷部とを形成し、キーシリンダ内部の
タンブラとキー谷部との係合力に基づきキーシリンダ内
部に軸部を保持させるもので、このようにすればキーシ
リンダにもともと備えられているタンブラを軸部保持の
ために有効に活用でき、且つキーシリンダキャップをキ
ーシリンダから取り外すべく引き抜く際に、キー山部が
キーシリンダ内部においてタンブラに引っ掛かり、より
一層キーシリンダキャップをキーシリンダから外しにく
くすることができる。
【0019】請求項4のキーシリンダキャップは、軸直
角方向外方に突出する弾性突部を軸部に形成したもの
で、このキーシリンダキャップにおいては、キーシリン
ダキャップを取り外すべく引き抜く際にキーシリンダ内
部と弾性突部との間に弾性摩擦力が働き、その弾性摩擦
力に基づきキーシリンダからの取外しをしにくくするこ
とができる。
【0020】本発明のキーシリンダキャップにおいて
は、キャップ部の裏面側に嵌合凹部を、或いは嵌合突部
を形成することができる(請求項5,6)。
【0021】自動車用のキーシリンダは、一般に、外部
に露出する部分がその周辺部よりも突出する形態のもの
と凹陥する形態のものとの二種類あり、前者のものに対
してはキャップ部の裏面側に嵌合凹部を形成したキーシ
リンダキャップを適用し、また後者のものに対しては嵌
合突部を形成したキーシリンダキャップを適用すること
で、上記露出部に嵌合凹部又は嵌合突部が実質上隙間な
く嵌合し、何れの種類のキーシリンダに対してもキーシ
リンダキャップを取外ししにくい状態に装着することが
できる。
【0022】
【実施例】次に本発明の実施例を図面に基づき詳しく説
明する。図1及び図2において、10は本例にかかる自
動車用のキーシリンダキャップであって、軸部12とキ
ャップ部14とを備えている。
【0023】これら軸部12及びキャップ部14は、樹
脂或いは硬質ゴムにて一体成形されており、キャップ部
14の中心位置から軸部が延び出す形態を成している。
尚、これら軸部12及びキャップ部14は、樹脂,硬質
ゴム以外の材料、例えば金属等で形成することも可能で
あるし、また軸部12とキャップ部14とを別々に形成
しておいてそれらを接着することも可能である。
【0024】軸部12は、自動車のドア28に設けられ
たキーシリンダ22の内部に鍵穴26を通じて挿入され
て、キーシリンダ22に保持される部分であって、本物
のキーの軸部に似た凹凸形態を成している。即ち、図2
(A)中上下方向の外端にキー山部16とキー谷部18
とが軸方向に沿って複数連続して形成されている。
【0025】但し、本例のキーシリンダキャップ10の
キー山部16及びキー谷部18は、本物のキーのキー山
部及びキー谷部とは異なった形状で形成してあり、この
キーシリンダキャップ10では、当然ドア28のロッ
ク,アンロックを行うことはできない。
【0026】一方キャップ部14は、キーシリンダ22
の鍵穴26をキーシリンダ22の外側から覆って隠蔽す
る部分であって、外周端形状が円形状を成し、且つ表面
形状がその円形状の外周端から中心に向かうにつれて、
軸部12の先端方向とは反対側に漸次膨出する突曲面形
状を成している。またキャップ部14の裏面側には、図
2(B)に示しているように凹部(嵌合凹部)20が形
成されている。
【0027】本例においてキーシリンダキャップ10
は、図1に示しているようにキーシリンダ22の露出部
24、具体的には自動車のドア(ボディ)28からの露
出部24が、ドア28の表面より突出する形態のキーシ
リンダ22用のものであって、上記キャップ部14の裏
面側の凹部20は、突出状の露出部24に対応する形状
に凹陥形成されている。尚、図1中30はドア28の開
閉用のノブである。
【0028】ここでキーシリンダ22の一般的な構造を
図4に基づき説明する。キーシリンダ22は、自動車の
ボディに固定の外筒金具32と、鍵穴26を有し、外筒
金具32と軸中心に相対回転可能な内筒金具34とを備
えている。内筒金具34には、内筒金具34に対する回
転操作力を解除すると、外筒金具32との相対位置が定
められた所定位置に戻るようにコイルばね35による付
勢力が働いている。
【0029】また内筒金具34には、プレート状の複数
のタンブラ36が軸線上に並んで、且つ軸直角方向(図
4(A)中上下方向)にスライド移動可能に設けられて
いる。
【0030】これらタンブラ36には、スプリング38
による上記軸直角方向の付勢力が及ぼされている。そし
てこのスプリング38の付勢力に基づき、通常状態(図
4中(C)状態)において、タンブラ36のスライド移
動方向の一端部が、外筒金具32に形成された軸直角方
向の一対のスライド孔42の一方にスライド係入されて
いる。即ち、通常状態においては内筒金具34と外筒金
具32とが相対回転不能な状態とされている。
【0031】また各タンブラ36には、軸方向にタンブ
ラ36を貫通するキーの挿通穴40がそれぞれ形成され
ている。この挿通穴40は、各タンブラ36ごとにタン
ブラ36のスライド移動方向に位置をずらして形成され
ている。
【0032】上記構造のキーシリンダ22においては、
鍵穴26よりキーを内筒金具34内部に挿入すると、キ
ーは各タンブラ36の挿通穴40に挿通する状態で内筒
金具34の内部に保持される。
【0033】このキー挿入の際、キーに形成されたキー
山部及びキー谷部が挿通穴40に当接することから、タ
ンブラ36は、スプリング38の付勢力を受けつつキー
山部及びキー谷部に沿ってスライド移動する。そして最
終的、つまりキーをしっかりと奥まで挿入した状態にお
いて、タンブラ36は、キー山部及びキー谷部の形状に
基づく特定の位置にスライド移動した状態でキーによっ
て保持される。
【0034】而して挿入したキーが本物であれば、全て
のタンブラ36が、その長手方向両端部が外筒金具32
の一対のスライド孔42の何れにも係入しない状態に保
持され(図4(B)(ア)状態)、ここにおいて外筒金
具32と内筒金具34とが相対回転可能な状態となる。
【0035】そしてこの相対回転可能な状態において、
挿入したキーを回転させて内筒金具34に回転操作力を
加えると(図4(B)(イ)状態)、図示しない所定の
機構を介してドア28をロック状態からアンロック状態
に、或いはその逆の状態にすることができる。
【0036】一方、上記キーシリンダ22に挿入したキ
ーが偽物、即ちキー山部及びキー谷部の形状が本物のキ
ーと異なる場合、各タンブラ36の内、少なくとも何れ
か一つが外筒金具32の一対のスライド孔42の何れか
一方に係入し、内筒金具34と外筒金具32との相対回
転を不能とする。つまりドア28の施錠を解除すること
ができないようになっている。
【0037】次に本例のキーシリンダキャップ10の作
用を説明する。本例においては、鍵穴26を通じてキー
シリンダ22の内部に軸部12を挿入し(図1(A)参
照)、キーシリンダ22の内部に軸部12を保持させる
ようにしてキーシリンダ22にキーシリンダキャップ1
0を装着する(図1(B)及び図3参照)。
【0038】このときキーシリンダキャップ10のキャ
ップ部14によって、外部に露出していた鍵穴26が隠
蔽状態となる。詳しくは、図3に示しているようにキャ
ップ部14の裏面側の凹部20に、キーシリンダ22の
突出状の露出部24が実質上隙間のない状態で嵌合し、
キャップ部14が鍵穴26を含む露出部24の全体を外
部から包み込み、鍵穴26を隠蔽状態とする。
【0039】また同時に軸部12に形成されたキー山部
16及びキー谷部18によって、キーシリンダキャップ
10はキーシリンダ22から外しにくい状態となる。
【0040】即ち、キーシリンダ22にキーシリンダキ
ャップ10を装着した状態においては、図5に示してい
るようにキーシリンダ22内部のタンブラ36が挿通穴
40においてキー谷部18に係合する。このためキーシ
リンダキャップ10をキーシリンダ22から取り外すべ
く引き抜く際には、タンブラ36がキー谷部18に連続
するキー山部16に引っ掛かり、これによってキーシリ
ンダキャップ10が外しにくくなるのである。
【0041】上記のように本例のキーシリンダキャップ
10は、キャップ部14が鍵穴26を外周側から覆って
隠蔽状態とするため、キーシリンダ22を破壊するには
一旦キーシリンダキャップ10を外す必要が生じる。
【0042】従ってキーシリンダ22の破壊活動を短い
時間内で行うことができなくなり、犯人によるキーシリ
ンダ22の破壊活動のタイミングを逸らすことができる
とともに、犯罪心理面からも犯人を不安にさせることが
でき、自動車の盗難,車上狙い,キーシリンダ22への
いたずら等の犯罪を未然に防止することができる。
【0043】また本例のキーシリンダキャップ10にお
いては、鍵穴26より軸部12を差し込むだけでキーシ
リンダ22に装着できるため、電子式の警報装置のよう
な取付けが難しいといった問題を生じない。
【0044】更に本例によれば、電子式の警報装置と異
なり、誤警報したり価格が高いといった問題もなく、一
般消費者が気軽に利用できるといった利点も得られる。
【0045】また本例のキーシリンダキャップ10は、
キャップ部14の形状が部分球形状を成していて、指や
工具などがキャップ部14に対して引っ掛かりにくくな
っている。従ってキーシリンダ22に装着した状態のキ
ーシリンダキャップ10をキーシリンダ22から外しに
くくでき、更に効果的に犯罪を未然に防止することがで
きる。
【0046】また本例のキーシリンダキャップ10にお
いては、キャップ部14の裏面側に凹部20が形成され
ており、本例によれば、この凹部20にキーシリンダ2
2の突出状の露出部24を嵌合させることで、鍵穴26
を含む露出部24全体を実質上隙間なく包み込むことが
でき、従って更に効果的にキーシリンダキャップ10を
取外ししにくい状態でキーシリンダ22に装着すること
ができる。
【0047】尚、本例のキーシリンダキャップ10を実
際に自動車のキーシリンダに装着したところ、その装着
にかかった時間は僅かに2秒であった。またキーシリン
ダを破壊するのにかかる時間を実際に測定したところ、
本例のキーシリンダキャップ10を装着しない状態では
およそ5秒で破壊できたが、本例のキーシリンダキャッ
プ10を装着した状態では、先ずキーシリンダキャップ
10を取り外すのに15秒かかり、更にキーシリンダを
破壊するのに5秒かかり、合わせて20秒かかった。
【0048】図6には、上記実施例に対しキャップ部1
4の形態が一部異なるキーシリンダキャップ44を示し
ている。この例のキーシリンダキャップ44は、キーシ
リンダ22の露出部24がドア28の表面よりも凹陥す
る形態のキーシリンダ22用のものであって、キャップ
部14の裏面側に上記凹陥形態の露出部24に対応する
形状の嵌合突部46が形成されている。
【0049】そしてこのキーシリンダキャップ44は、
図に明らかに示しているようにキーシリンダ22に装着
した際、嵌合突部46が凹陥形態の露出部24に対し実
質上隙間のない状態に嵌合し、鍵穴26を含む露出部2
4全体を外側から覆うようにして隠蔽することができ
る。
【0050】従ってこのキーシリンダキャップ44にお
いても、キーシリンダ22の鍵穴26を良好に隠蔽状態
とすることができるとともに、キーシリンダ22からの
取外しをしにくくすることができる。
【0051】図7には、図2及び図6に示すキーシリン
ダキャップ10,44、即ちキャップ部14の裏面側に
凹部20又は嵌合突部46を設けたキーシリンダキャッ
プ10,44に対し、軸部12の形態が一部異なるキー
シリンダキャップ48を示している。
【0052】この例のキーシリンダキャップ48の軸部
12には、上例におけるキー山部16及びキー谷部18
が形成されておらず、それに代わって軸部12の図中上
下方向の外端且つ軸方向中間部において、ゴムや樹脂等
の弾性材から成る上下一対の突片(弾性突部)50が軸
直角方向外方に向けて突設されている。
【0053】具体的に(A)のキーシリンダキャップ4
8の突片50は、円弧形状を成しており、詳しくは突片
50における軸方向中間部が軸直角方向外方に最も突出
した円弧形状を成している。
【0054】また(B)のキーシリンダキャップ48の
突片50は、略直角三角形状を成している。詳しくは突
片50における軸方向基端側の端部、即ちキャップ部1
4側の端部に直角部を有し、且つ同端部側が軸直角方向
外方に最も突出し、且つそこから軸方向先端側に向かう
につれて軸心方向に傾斜する直角三角形状を成してい
る。
【0055】この例のキーシリンダキャップ48では、
キーシリンダ22に装着した際、キーシリンダ22の内
部と突片50との弾性摩擦力に基づき軸部12がキーシ
リンダ22内部に保持される。従ってこの例において
も、キーシリンダ22からのキーシリンダキャップ48
の取外しをしにくくすることができる。
【0056】尚突片50は、(A)に示しているように
上下一対の内、何れかの突片50に対し、軸回りに90
度回転した直角位置に一つ追加して設けることもできる
し、或いはその追加位置に対し軸回りに180度回転し
た位置において更に一つ追加して全体として十字状に設
けることもできる。
【0057】またこの突片50は、硬質材から成る軸部
12本体に接着固定して設けることもできるし、或いは
軸部12本体を同質の弾性材として軸部12本体と一体
成形することもできる。
【0058】以上本発明の実施例を詳述したがこれらは
あくまで一例示であり、例えばキー山部16,キー谷部
18、或いは弾性を有する突片50などの抜止め手段を
一切設けずに軸部12を構成することもできる。
【0059】またキャップ部14に対し、様々な車両デ
ザインや車両カラーに対応した配色や模様を施し、キー
シリンダキャップ10,44,48のキーシリンダ22
への装着状態において、車両デザインやイメージが崩れ
ないようにすることも可能である。
【0060】またキーシリンダ22としてドア28用の
もの以外にトランク用のものにも適用可能であるなど、
本発明はその主旨を逸脱しない範囲において種々変更を
加えた形態で構成可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるキーシリンダキャップ
を自動車のドア用のキーシリンダに適用した図である。
【図2】図1のキーシリンダキャップの構成を示す図で
ある。
【図3】図2のキーシリンダキャップの要部をキーシリ
ンダとの装着状態において拡大して示す図である。
【図4】自動車用キーシリンダの一般的な構造を示す図
である。
【図5】図2のキーシリンダキャップにおける図3とは
別の要部を示す図である。
【図6】本発明の他の実施例を示す図である。
【図7】本発明の更に他の実施例を示す図である。
【符号の説明】
10,44,48 キーシリンダキャップ 12 軸部 14 キャップ部 16 キー山部 18 キー谷部 20 凹部(嵌合凹部) 22 キーシリンダ 24 露出部 26 鍵穴 36 タンブラ 46 嵌合突部 50 突片(弾性突部)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車のキーシリンダの鍵穴より該キー
    シリンダ内部に挿入されて該キーシリンダにより保持さ
    れる軸部と、該鍵穴の外面に実質上密着し該鍵穴を外面
    側から覆う、該軸部と一体に形成されたキャップ部とを
    備えていることを特徴とする自動車用キーシリンダキャ
    ップ。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記キャップ部が、
    平面形状において円形で、表面が全体として外周部から
    中心部に向かうにつれて漸次膨出する形態の突曲面形状
    をなしていることを特徴とする自動車用キーシリンダキ
    ャップ。
  3. 【請求項3】 請求項1,2の何れかにおいて、前記軸
    部には、前記キーシリンダ内部の少なくとも何れかのタ
    ンブラを軸直角方向外方に押し上げるキー山部と、該タ
    ンブラに軸方向に係合するキー谷部とが形成されてお
    り、該タンブラと該キー谷部との係合力に基づいて該軸
    部が該キーシリンダ内部に保持されるものとされている
    ことを特徴とする自動車用キーシリンダキャップ。
  4. 【請求項4】 請求項1,2,3の何れかにおいて、前
    記軸部には軸直角方向外方に突出する弾性突部が形成さ
    れており、該弾性突部と前記キーシリンダ内部との弾性
    摩擦力に基づいて、該軸部が該キーシリンダ内部に保持
    されるものとされていることを特徴とする自動車用キー
    シリンダキャップ。
  5. 【請求項5】 請求項1,2,3,4の何れかにおい
    て、前記キーシリンダキャップが、外部への露出部が周
    辺部より突出する形態のキーシリンダ用のものであっ
    て、前記キャップ部の裏面側には該突出状の露出部の形
    状に対応した形状の嵌合凹部が形成されており、該露出
    部と該嵌合凹部との嵌合状態において該キャップ部が該
    露出部全体を実質上隙間なく包み込む形態のものとされ
    ていることを特徴とする自動車用キーシリンダキャッ
    プ。
  6. 【請求項6】 請求項1,2,3,4の何れかにおい
    て、前記キーシリンダキャップが、外部への露出部が周
    辺部より凹陥した形態のキーシリンダ用のものであっ
    て、前記キャップ部の裏面側には該凹陥状の露出部と嵌
    合する嵌合突部が形成されており、該露出部と該嵌合突
    部との嵌合状態において該キャップ部が該露出部を実質
    上隙間なく埋める形態のものとされていることを特徴と
    する自動車用キーシリンダキャップ。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008088669A (ja) * 2006-09-29 2008-04-17 Alpha Corp 自動車のドアハンドル装置
JP2014172459A (ja) * 2013-03-07 2014-09-22 Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd 作業車輌
JP2019151438A (ja) * 2018-03-01 2019-09-12 住友重機械建機クレーン株式会社 注意喚起ユニット
JP2020056200A (ja) * 2018-10-01 2020-04-09 株式会社WEST inx 電気錠

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