JP2001262717A - 建築用接合具とこれを用いた接合構造 - Google Patents

建築用接合具とこれを用いた接合構造

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JP2001262717A
JP2001262717A JP2000070779A JP2000070779A JP2001262717A JP 2001262717 A JP2001262717 A JP 2001262717A JP 2000070779 A JP2000070779 A JP 2000070779A JP 2000070779 A JP2000070779 A JP 2000070779A JP 2001262717 A JP2001262717 A JP 2001262717A
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JP2000070779A
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Toshio Iijima
敏夫 飯島
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NIPPON JUTAKU MOKUZAI GIJUTSU
NIPPON JUTAKU MOKUZAI GIJUTSU CENTER
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NIPPON JUTAKU MOKUZAI GIJUTSU
NIPPON JUTAKU MOKUZAI GIJUTSU CENTER
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 動力を用いた一般的な木工工具により、支柱
や横架材に対して、簡単に形成できるスリットや溝孔加
工を施すだけで、強度が十分で、かつ、支柱や横架材の
内側に装着できる木造建築における建築用接合具とこれ
を用いた接合構造を提供する。 【解決手段】 棒状あるいは筒状の金属支持体4の先端
に金属板体よりなる取付部材5を固定した建築用接合具
101を用い、支柱1の上又は下端面に位置して、左右
に水平に延びる横架材2の端面どうしを当接し、支柱1
の端面には、その端面から支柱1の中心を通る嵌合孔3
を形成し、これに上記支持体4を嵌挿し、また、上記横
架材2の切り口には横架材の長手方向に嵌合スリット6
を形成し、これに上記取付部材5の取付片5Aを嵌挿し
ており、支柱1および横架材2と接合具101とを、固
定部材7を介して接合固定している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として木造建築
において、支柱と横材(横架材)とを接合する際に使用
する建築用接合具とこれを用いた接合構造に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、支柱上端あるいは下端、もしく
は、上下支柱間で、互いに所要角度、例えば、略90度
あるいは180度で水平方向に延びる横架材の端部を接
合するには、支柱や横架材にホゾやこれを嵌入させるホ
ゾ溝を形成して、これらを組み立てる方式か、あるい
は、支柱と横架材とを、それらの外側において、金属板
からなる接合部材およびボルト・ナットなどの固定部材
を用いて結合する方式が採用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この方
式では、下小屋(準備作業場)での加工あるいは現場で
の加工に、可成りの熟練作業が要求される。また、支柱
や横架材の外面に接合部材が取り付けられると、その後
の外装などに支障を生じる恐れがある。更に、一般に
は、上述のような支柱と横架材との接合には、荷重の保
持力に限界があり、曲げ、捻れなどに対応する十分な接
合強度を確保することができないという課題がある。
【0004】本発明は、上記事情に基づいてなされたも
ので、例えば、動力を用いた一般的な木工工具により、
支柱や横架材に対して、簡単に形成できるスリットや溝
孔加工を施すだけで、強度が十分で、かつ、支柱や横架
材の内側に装着できる木造建築における建築用接合具と
これを用いた接合構造を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】このため、本発明の建築
用接合具では、図1乃至図3の第1の実施の形態に示す
ように、支柱1と横架材2(横材)とを接合固定するた
めの建築用接合具101において、棒状あるいは筒状の
金属支持体4と、略90度の角度で折り曲げ状に形成さ
れた金属板体よりなる取付部材5とを具備し、前記支持
体4の端部に前記取付部材5の折り曲げ中心部が延長状
に固定されており、前記取付部材5の左右の取付片5A
には取付孔8(若しくは取付溝8’)が形成され、前記
支持体4には取付孔8が形成されていることを特徴とす
る。支持体4と取付部材5とは上下に直立した形状であ
り、支持体4の軸線と取付部材5の板面とが平行となる
ように固定されている。
【0006】上記建築用接合具101を用いた接合構造
では、支柱1の上又は下端面に位置して、略90度で左
右に水平に延びる横架材2の端面どうしを、略45度の
角度で切断してその切り口を互いに当接し、支柱1の端
面には、その端面から支柱1の中心を通る嵌合孔3を形
成し、これに上記支持体4を嵌挿し、また、上記横架材
2の切り口には横架材の長手方向に嵌合スリット6を形
成し、これに上記取付部材5の取付片5Aを嵌挿してお
り、支柱1および横架材2と接合具101とを、ドリフ
トピン等より成る固定部材7を介して接合固定してい
る。
【0007】なお、横架材2、2の切り口2a、2aに
は、その端面に沿って、金属支持体4の一部を受け入れ
る嵌合溝孔10が形成され、これが嵌合スリット6と連
続している。このような構成により、取付部材5よりも
幅の厚い横架材2を接合できる。
【0008】また、本発明の建築用接合具では、図5乃
至図7の第3の実施の形態に示す建築用接合具103よ
うに、上記取付部材5の折り曲げ中心部の上下に、上下
の上記支持体4、4の対向端部が、上下の軸線を略一致
させて延長状に固定されて取り付けられている。
【0009】上記建築用接合具103を用いた接合構造
では、上下の支柱1の端面間に位置して、略90度で左
右に水平に延びる横架材2、2の端面どうしを、略45
度の角度で切断してその切り口を互いに当接し、上下の
支柱1の対向端面に、その端面から支柱1の中心を通る
嵌合孔3を形成し、これに上下の支持体4、4を嵌挿
し、また、横架材2、2の端面には、横架材2、2の長
手方向に嵌合スリット6、6を形成し、これに上記取付
部材5の左右の片を嵌挿しており、上下の支柱1および
左右の横架材2と接合具103とを、ドリフトピン等よ
り成る固定部材7を介して接合固定している。
【0010】また、本発明の他の建築用接合具では、図
8乃至図10の第4の実施の形態に示すように、支柱1
と横架材2とを接合固定するための建築用接合具104
において、棒状あるいは筒状の金属支持体4と、平板状
の金属板体よりなる取付部材5とを具備し、前記支持体
4の端部に前記取付部材5の略中心部が延長状に固定さ
れており、前記取付部材5の左右の取付片5Bには取付
孔8(若しくは取付溝8’)が形成され、前記支持体4
には取付孔8が形成されている。
【0011】上記建築用接合具104を用いた接合構造
では、支柱1の上又は下端面に位置して、左右に直線状
に延びる横架材2、2の端面どうしを当接し、支柱1の
端面に、その端面から前記支柱1の中心を通る嵌合孔3
を形成し、これに上記支持体4を嵌挿し、また、上記左
右の横架材2、2の端面に、横架材2、2の長手方向に
延びる縦方向の嵌合スリット6を形成し、これに上記取
付部材5の左右の取付片5Bを嵌挿し、支柱1および左
右の横架材2と接合具104とを、ドリフトピン等より
成る固定部材7を介して接合固定している。
【0012】また、本発明の他の建築用接合具では、図
11乃至図13の第5の実施の形態にかかる建築用接合
具105のように、平板状取付部材5の左右の取付片5
Bの略中心部の上下に、上下の上記支持体4の対向端部
が延長状に固定されて取り付けられている。
【0013】上記建築用接合具105を用いた接合構造
では、上下の支柱1、1の対向する上下端面間に、左右
に直線状に延びる横架材2、2の端面どうしを当接して
設定し、上下の支柱1、1の対向端面に、その端面から
前記支柱の中心を通る嵌合孔3を形成し、これに上記上
下の支持体4、4を嵌挿し、また、前記横架材2、2の
端面には、縦方向の嵌合スリット6、6を形成し、これ
に上記取付部材5の左右の取付片5Bを嵌挿し、上下の
支柱1および左右の横架材2と接合具105とを、ドリ
フトピン等より成る固定部材7を介して接合固定してい
る。
【0014】上記各建築用接合具の構成において、上記
支持体4は、棒状あるいは筒状であれば良いが、円棒状
あるいは円筒状であることが、挿入される支柱1の嵌合
孔3をドリルなどで簡単に形成できることから望まし
い。支持体4の外形を円形以外の角形などの異形にし、
嵌合孔3もこれが嵌挿される異形にすることの可能であ
って回り止め構造となる。さらに、円筒形などの筒形で
あることが軽量で取り扱いが容易である点で望ましい。
【0015】このような構成では、例えば、ドリル、カ
ッター、スロッターなどの、動力を用いた一般的な木工
工具により、支柱や横架材に対して、スリットや溝孔加
工を施し、上記の接合具を用いて結合させることによ
り、十分な強度で結合でき、かつ接合用金具が材木の表
面に現れるということがない。特に、支柱の端面の中心
に、接合具の棒状あるいは筒状の金属支持体4を挿入す
る嵌合孔3を形成するだけで、支柱に対し接合具を保持
させており、支柱に対する接合具の固定が強固で簡単で
あり、固定にあたり支柱の強度を損なうということがな
い。
【0016】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)図1乃至図
3は、本発明に係る建築用接合具とこれを用いた接合構
造の第1の実施の形態を示す。この第1の実施の形態に
係る建築用接合具101は、上述したように、円筒状の
金属支持体4の先端部(下端部)に、略90度の角度で
折り曲げ状に形成された金属板体よりなる取付部材5を
溶接により固定した形状である。すなわち、支持体4の
端部に取付部材5の折り曲げ中心部が延長状に固定され
ており、取付部材5の左右の取付片5A、5Aの対称位
置には、取付孔8及び取付溝8’が形成されている。取
付溝8’は、取付片5Aの上縁に略U字形に形成されて
いる。この取付溝8’の前縁部は、ドリフトピンなどよ
りなる固定部材7を案内して引きつけるために略V形に
傾斜している。支持体4の上下には複数の取付孔8が貫
通して形成されている。支持体4と取付部材5とは上下
に直立した形状であり、取っ手状の支持体4の軸線と取
付部材5の板面とが平行となるように固定されている。
【0017】上記建築用接合具101を用いた接合構造
では、支柱1の下端面に位置して、略90度で左右に水
平に延びる横架材2の端面どうしを、略45度の角度で
切断してその切り口を互いに当接した状態で結合してい
る。この状態で、支柱1の端面には、その端面から支柱
1の中心を通る嵌合孔3を形成し、これに上記支持体4
を嵌挿し、また、上記横架材2の切り口には横架材の長
手方向に嵌合スリット6を形成し、これに上記取付部材
5の取付片5Aを嵌挿しており、支柱1および横架材2
と接合具101とを、ドリフトピン等より成る固定部材
7を介して接合固定している。固定部材7は、支柱1又
は横架材2の外壁から、接合具101の取付孔8又は取
付溝8’を貫通している。
【0018】なお、横架材2、2の切り口2a、2aに
は、その端面に沿って、金属支持体4の一部を受け入れ
る略半円断面の嵌合溝孔10が形成され、これが嵌合ス
リット6と連続している。このような構成により、取付
部材5よりも幅の厚い横架材2を接合できる。
【0019】図1乃至図3において、符号11は基礎、
12は、その上に設けられる板状のねこ土台であり、1
3は横架材2、2を基礎11に固定するためのアンカー
ボルトであり、14は横架材2に縁掛けした床合板であ
る。更に詳述すると、この実施例では、支柱1および横
架材2、2には、120×120mm角の木製角材が、
また、金属支持体4には、27mm直径の鋼管が、更
に、取付部材5には、2.3mm厚の鋼板が用いられ
る。
【0020】また、前記鋼管や鋼板には、直径:12.
5mmの、孔形あるいは溝孔形の貫通孔(取付孔8)が
ドリルなどの加工で形成されており、この貫通孔に挿通
される固定部材7には、直径:12mmのドリフトピン
が用いられる。なお、金属支持体4を嵌挿する嵌合孔3
は、支柱1の中心に位置して、ドリル加工などで、支柱
1の端面から内部に、例えば、直径:27.5mmで形
成される。同様に、取付部材5左右の取付片5A,5A
を挿入する嵌合スリット6、6は、それぞれ2.5mm
幅で、カッター加工などで、横架材2、2に形成され
る。また、要すれば、前記ドリフトピンを貫通孔に誘導
するために、支柱1および横架材2には、予め、ドリル
加工などで固定孔9を形成して置くと良い。
【0021】このような構成では、ドリル、カッターを
用いて、支柱1や横架材2、2に嵌合孔3や嵌合スリッ
ト6、6を形成することで、金属支持体4と略90度の
取付部材5とからなる接合具101により、簡単に、か
つ、強固に支柱1と横架材2、2との接合が達成され、
曲げや捻れに強い構造とすることができる。特に、支柱
1の中心に金属支持体4が嵌挿される構造は、その部分
の強度を向上し、接合作業の能率を向上させる上で有効
である。
【0022】(第2の実施の形態)図4は第2の実施の
形態を示す。第2の実施の形態では、上記とは逆の構造
の接合具102、すなわち、支持体4の上端に90度の
取付部材5を固定した形状の建築用接合具102を用
い、支柱1の頂部において、横架材2、2を直角に接合
する構造である。他の構成は、上述の実施の形態と同様
である。その詳細な説明は、共通する構成部分には共通
の符号を付して、省略する。
【0023】(第3の実施の形態)図5乃至図7は第3
の実施の形態を示す。第3の実施の形態では、接合具1
03として、90度の取付部材5の中心部の上下に、上
下の支持体4、4を固定した構造のものを用い、上下支
柱1、1の中間に、横架材2、2を直角に結合する構造
にしたものである。なお、この第3の実施の形態では、
通柱の代わりに、間柱を使用することができる。
【0024】(第4の実施の形態)図8乃至図10は第
4の実施の形態を示す。第4の実施の形態では、接合具
104として、支持体4の上端(下端でもよい)に平板
状の取付部材5を固定した構造のものを用いている。そ
して、横架材2、2が一直線上に並んで(即ち、それら
横架材の端部の切り口が突き合わされ)、その切り口の
個所で、下部(あるいは上部でもよい)の支柱1に、上
記接合具104を用いて、接合する構成になっている。
ここでは、横架材2、2は、その板面を支柱1の軸線に
平行にして、相互にほぼ180度の角度で、即ち、左右
方向に延びているので、これに対応する取付部材5の左
右の取付片5B,5Bは、支持体4の左右に設けられて
いる。
【0025】(第5の実施の形態)図11乃至図13は
第5の実施の形態を示す。第5の実施の形態では、接合
具105として、上記第4の実施の形態にかかる平板状
の取付部材5の中間部の上下に支持体4、4を突出させ
た構造のものを用いている。これは、上下支柱1、1の
中間に、横架材2、2を直線状に結合する構造にしたも
のである。この実施の形態では、通柱の代わりに、間柱
を使用することができる。
【0026】(第6の実施の形態)図14は第6の実施
の形態を示している。この第6の実施の形態では、上記
第4の接合具104又は上記第5の接合具105と、従
来型の接合金具15とを組み合わせて、支柱1に対し
て、横架材2を三方向から平面略T形に接合する構成を
示している。ここで、符号15aは、金属板を切断、折
り曲げ加工して、形成されたU字形若しくはコ形断面の
接合金具本体であり、符号15b、15bは、接合金具
本体15aの一端において左右に翼形に折り曲げた取付
部である。接合金具本体15aは、横から接合する第3
の横架材2に形成した一対の嵌合スリット6、6に下側
から嵌挿され、接合金具本体15a自体に形成した取付
孔8及び取付溝8’および横架材2に形成した固定孔9
を介して、固定部材(ドリフトピンもしくはボルト・ナ
ット)7に接合され、また、横架材2、2に対しては、
同様な固定部材で接合される。
【0027】上記第2乃至第6の実施の形態において、
上記第1の実施の形態と対応する構成部分には共通の参
照符号を付してその詳細な説明は省略した。
【0028】
【発明の効果】本発明は、以上詳述したようになり、建
築用材にボゾやホゾ溝を形成するような熟練が不要であ
り、ドリルとカッターによる簡単な加工で済む。しか
も、接合具が実質的に建築用材の内側にあり、内外装材
の取付の障害にならず、板厚の十分確保できる。
【0029】特に、支柱の端面の中心に、接合具の棒状
あるいは筒状の金属支持体4を挿入する嵌合孔3を形成
するだけで、支柱に対し接合具を保持させており、支柱
に対する接合具の固定が強固で簡単であり、固定にあた
り支柱の強度を損なうということがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる第1の実施の形態を示す要部の
平面図である。
【図2】同じく、要部の正面図である。
【図3】同じく、要部の一部分解斜視図である。
【図4】本発明に係わる第2の実施の形態を示す要部の
分解斜視図である。
【図5】本発明に係わる第3の実施の形態を示す要部の
平面図である。
【図6】同じく、要部の正面図である。
【図7】同じく、要部の一部分解斜視図である。
【図8】本発明に係わる第4の実施の形態を示す要部の
平面図である。
【図9】同じく、要部の正面図である。
【図10】同じく、要部の一部分解斜視図である。
【図11】本発明に係わる第5の実施の形態を示す要部
の平面図である。
【図12】同じく、要部の正面図である。
【図13】同じく、要部の一部分解斜視図である。
【図14】本発明に係わる第6の実施の形態を示す要部
の分解斜視図である。
【符号の説明】
101、102、103、104、105 接合具 1 支柱 2、2 横材としての横架材 3 嵌合孔 4 支持体 5、5 取付部材 5A,5B 取付片 6、6 嵌合スリット 7 固定部材 8 取付孔 8’ 取付溝 9 固定孔 10 嵌合溝孔 11 基礎 12 ねこ土台 13 アンカーボルト 14 床合板 15 接合金具 15a 接合金具本体 15b、15b 取付部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2E125 AA03 AA12 AB12 AC23 AG03 AG12 AG13 AG23 BA00 BB02 BB05 BB08 BB11 BB19 BB22 BB25 BC02 BC05 BD01 BE07 BE08 BF06 BF08 CA03 CA79 EA14

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支柱と横材とを接合固定するための建築
    用接合具において、棒状あるいは筒状の金属支持体と、
    略90度の角度で折り曲げ状に形成された金属板体より
    なる取付部材とを具備し、前記支持体の端部に前記取付
    部材の折り曲げ中心部が延長状に固定されており、前記
    取付部材には取付孔若しくは取付溝が形成され、前記支
    持体には取付孔が形成されていることを特徴とする建築
    用接合具。
  2. 【請求項2】 前記取付部材の折り曲げ中心部の上下
    に、上下の前記支持体の対向端部が延長状に固定されて
    取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載の
    建築用接合具。
  3. 【請求項3】 支柱と横材とを接合固定するための建築
    用接合具において、棒状あるいは筒状の金属支持体と、
    平板状の金属板体よりなる取付部材とを具備し、前記支
    持体の端部に前記取付部材の略中心部が延長状に固定さ
    れており、前記取付部材には取付孔若しくは取付溝が形
    成され、前記支持体には取付孔が形成されていることを
    特徴とする建築用接合具。
  4. 【請求項4】 前記取付部材の略中心部の上下に、上下
    の前記支持体の対向端部が延長状に固定されて取り付け
    られていることを特徴とする請求項3に記載の建築用接
    合具。
  5. 【請求項5】 支柱の端部に位置して、略90度で左右
    に水平に延びる横材の端部どうしを、建築用接合具を介
    して接合固定する接合構造において、前記建築用接合具
    は、棒状あるいは筒状の金属支持体と略90度の角度で
    折り曲げ状に形成された金属板体よりなる取付部材とを
    具備し、前記支持体の端部に前記取付部材の折り曲げ中
    心部が延長状に固定された構造であり、前記支柱の端部
    には、その端面から前記支柱の中心を通る嵌合孔が形成
    され、これに前記支持体が嵌挿されており、また、前記
    横材は、前記支柱の端部に位置して、その切り口を当接
    し、前記切り口から前記横材の長手方向に嵌合スリット
    を形成しており、これに前記取付部材が嵌挿されてお
    り、前記支柱および横材と前記接合具とが、固定部材を
    介して接合固定されていることを特徴とする建築用接合
    具を用いた接合構造。
  6. 【請求項6】 上下の支柱の端部に位置して、略90度
    で左右に水平に延びる横材の端部どうしを、建築用接合
    具を介して接合固定する接合構造において、前記建築用
    接合具は、略90度の角度で折り曲げ状に形成された金
    属板体と、その折り曲げ中心部の上下に延長状に固定さ
    れた棒状あるいは筒状の金属支持体とを具備する構造で
    あり、前記上下の支柱の対向端部には、その端面から前
    記支柱の中心を通る嵌合孔が形成され、これに前記上下
    の支持体が嵌挿されており、また、前記横材は、前記支
    柱の端部に位置して、その切り口を当接し、前記切り口
    から前記横材の長手方向に嵌合スリットを形成してお
    り、これに前記取付部材が嵌挿されており、前記支柱お
    よび横材と前記接合具とが、固定部材を介して接合固定
    されていることを特徴とする建築用接合具を用いた接合
    構造。
  7. 【請求項7】 支柱の端部に位置して、左右に直線状に
    延びる横材を、建築用接合具を介して接合固定する接合
    構造において、前記建築用接合具は、棒状あるいは筒状
    の金属支持体と、平板状の金属板体よりなる取付部材と
    を具備し、前記支持体の端部に前記取付部材の略中心部
    が延長状に固定された構造であり、前記支柱の端部に
    は、その端面から前記支柱の中心を通る嵌合孔が形成さ
    れ、これに前記支持体が嵌挿されており、また、前記横
    材は、前記支柱の端部に位置して前記横材の長手方向に
    嵌合スリットを形成しており、これに前記取付部材が嵌
    挿されており、前記支柱および横材と前記接合具とが、
    固定部材を介して接合固定されていることを特徴とする
    建築用接合具を用いた接合構造。
  8. 【請求項8】 上下の支柱の端部に位置して、左右に直
    線状に延びる横材を、建築用接合具を介して接合固定す
    る接合構造において、前記建築用接合具は、棒状あるい
    は筒状の金属支持体と、平板状の金属板体よりなる取付
    部材の略中心部の上下に上下の棒状あるいは筒状の金属
    支持体を延長状に突出固定せしめた構造であり、前記上
    下の支柱の対向端部には、その端面から前記支柱の中心
    を通る嵌合孔が形成され、これに前記上下の支持体が嵌
    挿されており、また、前記横材は、前記支柱の端部に位
    置して、前記横材の長手方向に嵌合スリットを形成して
    おり、これに前記取付部材が嵌挿されており、前記支柱
    および横材と前記接合具とが、固定部材を介して接合固
    定されていることを特徴とする建築用接合具を用いた接
    合構造。
  9. 【請求項9】 前記横材の切り口には、その端面に沿っ
    て、前記支持体の一部を受け入れる嵌合溝孔が形成され
    この嵌合溝孔が前記取付部材が嵌挿される嵌合スリット
    に連続していることを特徴とする請求項5、6、7又は
    8に記載の建築用接合具を用いた接合構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7987614B2 (en) * 2004-04-12 2011-08-02 Erickson Robert W Restraining device for reducing warp in lumber during drying
JP7089822B1 (ja) * 2022-03-07 2022-06-23 株式会社アクト 接合金物及び接合方法

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