JP2001262035A - 水性消去性マーキングペンインキ組成物 - Google Patents

水性消去性マーキングペンインキ組成物

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JP2001262035A
JP2001262035A JP2000084723A JP2000084723A JP2001262035A JP 2001262035 A JP2001262035 A JP 2001262035A JP 2000084723 A JP2000084723 A JP 2000084723A JP 2000084723 A JP2000084723 A JP 2000084723A JP 2001262035 A JP2001262035 A JP 2001262035A
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JP2000084723A
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Keiko Nakamura
慶子 中村
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Sakura Color Products Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】白板上の筆跡の消去性とレベリング性にすぐ
れ、特に、筆記の直後においても、白板を汚すことな
く、筆跡を消去することができる水性消去性マーキング
ペンインキ組成物を提供する。 【解決手段】本発明による水性消去性マーキングペンイ
ンキ組成物は、(a) 溶剤としての水、(b) 着色剤、(c)
樹脂、(d) 脂肪族一塩基酸エステル、脂肪族二塩基酸ジ
エステル、アルキレングリコールモノエステル、アルキ
レングリコールジエステル、脂肪族三価アルコールトリ
エステル、高級炭化水素及び高級アルコールから選ばれ
る少なくとも一種の常温で難揮発性の油状物質のエマル
ジョンからなる剥離剤、(e) 2,2,4−トリメチルペンタ
ン−1,3−ジオールモノ又はジブチレートを含むことを
特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水性消去性マーキ
ングペンインキ組成物に関する。詳しくは、本発明は、
水性であると共に、非吸収性乃至非浸透性の筆記面、代
表的には所謂白板と呼ばれる筆記面に筆記した筆跡のレ
ベリング性にすぐれ、かくして、消去性にすぐれるのみ
ならず、筆跡を消去する際に白板汚れを起こさない水性
消去性マーキングペンインキ組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、非吸収性乃至非浸透性の筆記面に
筆記した筆跡を柔らかい布帛からなるイレーザー(白板
拭き)にて軽く擦過することによって、筆記面から拭い
去って、筆跡を消去するようにした水性の消去性マーキ
ングペンインキ組成物が種々知られている。このような
従来の水性消去性マーキングペンインキ組成物は、一般
に、溶剤としての水、着色剤、造膜性樹脂と共に、剥離
剤といわれる添加剤を含有している。例えば、特開平1
0−25443号公報には、溶剤としての水、着色剤、
樹脂、常温で難揮発性の油状物質のエマルジョンからな
る剥離剤、シクロデキストリン類及び界面活性剤を含む
水性消去性マーキングペンインキ組成物が記載されてい
る。
【0003】このような従来の水性消去性マーキングペ
ンインキ組成物においては、筆跡のレベリング性、即
ち、筆記面上への濡れ性を高め、更には、剥離剤の効
果、即ち、筆跡の消去性を高めるために、比較的多量の
界面活性剤を配合しており、そのために、筆跡の乾燥速
度が遅いので、特に、白板上に筆記した直後にその筆跡
をイレーザーで擦って消去するときに、筆跡が白板上で
延びて、白板を汚す問題がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明者は、従来の水
性消去性マーキングペンインキ組成物における上述した
問題を解決するために鋭意研究した結果、インキ組成物
中に上記剥離剤と共に、剥離助剤として、2,2,4−トリ
メチルペンタン−1,3−ジオールモノ又はジブチレート
を配合することによって、界面活性剤の配合割合を低減
しても、筆跡のレベリング性を高め、かくして、インキ
組成物の乾燥性と消去性とを高め、特に、白板上に筆記
した直後にその筆跡をイレーザーで擦っても、白板を汚
すことなく、筆跡を消去することができることを見出し
て、本発明に至ったものである。
【0005】従って、本発明は、剥離剤として、常温で
難揮発性の油状物質のエマルジョンを含む水性消去性マ
ーキングペンインキ組成物において、レベリング性と消
去性にすぐれ、特に、筆記の直後においても、白板を汚
すことなく、筆跡を消去することができる水性消去性マ
ーキングペンインキ組成物を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明による水性消去性
マーキングペンインキ組成物は、(a) 溶剤としての水、
(b) 着色剤、(c) 樹脂、(d) 脂肪族一塩基酸エステル、
脂肪族二塩基酸ジエステル、アルキレングリコールモノ
エステル、アルキレングリコールジエステル、脂肪族三
価アルコールトリエステル、高級炭化水素及び高級アル
コールから選ばれる少なくとも一種の常温で難揮発性の
油状物質のエマルジョンからなる剥離剤、(e) 2,2,4−
トリメチルペンタン−1,3−ジオールモノ又はジブチレ
ートを含むことを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明において、マーキングペン
とは、第1には、フェルトペンともいわれる筆記具であ
って、筒状の本体の先端にプラスチック成形物等からな
るペン先を備えると共に、本体内にフェルト、繊維束等
にインキを含浸させてなるインキ貯蔵手段を備え、この
ようなインキ貯蔵手段からペン先に毛細管現象を利用し
てインキを供給し、筆記を可能とする筆記具、所謂中芯
式マーキングペンをいい、第2には、筒状の本体内にイ
ンキをそのまま、直接に貯蔵し、このインキをペン先に
供給するようにした非中芯式又は所謂フリー・インキ型
マーキングペンをいい、本発明による水性消去性マーキ
ングペンインキ組成物は、このような筆記具に好適に用
いることができる。
【0008】本発明によるマーキングペンインキ組成物
においては、溶剤として、水が用いられる。インキ組成
物における水の量は、通常、50〜90重量%、好まし
くは60〜80重量%の範囲である。本発明による水性
消去性マーキングペンインキ組成物において、着色剤と
しては、好ましくは、顔料が用いられる。顔料として
は、カーボンブラック、銅フタロシアニンブルー等のフ
タロシアニン系、スレン系、アゾ系、キナクリドン系、
アンスラキノン系、ジオキサン系、インジゴ系、チオイ
ンジゴ系、ペリノン系、ペリレン系、インドレノン系、
アゾ−アゾメチン系等、任意のものが用いられる。ま
た、蛍光顔料も用いられる。既に、種々の顔料を水に分
散させてなる分散体が市販されており、本発明において
も、かかる市販品を好ましく用いることができる。上記
顔料分散体には、顔料の分散剤として、種々の樹脂分散
剤や界面活性剤等が配合されていることがあるので、本
発明によるインキ組成物においても、かかる樹脂、界面
活性剤等が含有されていてもよい。顔料分散剤は、それ
自体、公知であって、通常、顔料1重量部に対して、固
形分にて0.05〜20重量部、好ましくは0.1〜5重量
部の範囲で用いられる。
【0009】また、本発明においては、着色剤として、
プラスチック・ピグメントとして知られている樹脂粒子
も用いられる。プラスチック・ピグメントは、乳化
(共)重合によって得られるポリスチレン、アクリル−
スチレン共重合体、ポリメタクリル酸メチル、ポリ塩化
ビニル樹脂等の粒径0.3〜1.0μm程度の樹脂粒子のエ
マルジョンである。更に、本発明においては、このよう
なプラスチック・ピグメントを顔料又は染料にて着色し
たものも、着色剤として好適に用いることができる。
【0010】更に、本発明においては、着色剤として、
染料も用いられる。染料としては、例えば、塩基性染
料、分散染料、酸性染料、直接染料等が用いられる。
【0011】このような着色剤は、本発明によるインキ
組成物において、通常、0.1〜40重量%の範囲で含有
され、好ましくは、1〜30重量%の範囲で含有され
る。着色剤を過多に含有させるときは、インキ組成物の
粘度が高すぎるために、筆記性に劣ると共に、消去性も
低下し、また、ペン先からキャップをはずして放置した
とき、インキ組成物がペン先で詰まって、筆記性を悪く
する。他方、着色剤の含量が過少にすぎるときは、筆跡
の濃度が薄く、実用的ではない。
【0012】本発明による水性消去性マーキングペンイ
ンキ組成物において、筆跡の剥離剤として、高級脂肪酸
エステル、アルキレングリコールエステル、脂肪族3価
アルコールエステル、高級炭化水素及び高級アルコール
から選ばれる少なくとも1種の常温で難揮発性の油状物
質がエマルジョンの状態でインキ組成物に配合されてい
る。
【0013】上記剥離剤のうち、上記高級脂肪酸エステ
ルとは、好ましくは、炭素数10以上の高級脂肪酸と炭
素数3以上の脂肪族アルコールとのモノエステル又はジ
エステルをいい、アルキレングリコールエステルとは、
好ましくは、エチレングリコール又はプロピレングリコ
ールと炭素数10以上の脂肪酸とのエステルをいい、脂
肪族三価アルコールトリエステルとは、好ましくは、炭
素数3以上の三価アルコールと炭素数10以上の脂肪酸
とのモノ、ジ又はトリエステルをいう。
【0014】従って、このような剥離剤の好ましい具体
例としては、ミリスチン酸イソプロピル、イソオクタン
酸セチル、パルミチン酸イソステアリル、パルミチン酸
ブチル、ステアリン酸ブチル等の脂肪族一塩基酸アルキ
ルエステル、ドデカン二酸ジオクチル、アジピン酸ジイ
ソプロピル、セバシン酸ジエチル、セバシン酸ジオクチ
ル、アゼライン酸ジオクチル等の脂肪族二塩基酸ジアル
キルエステル、プロピレングリコールカプリル酸モノエ
ステル、プロピレングリコールモノステアレート、プロ
ピレングリコールデカン酸ジエステル等のアルキレング
リコールエステル、天然又は合成の脂肪酸トリグリセリ
ド、例えば、トリ(2−エチルヘキサン酸)グリセリ
ド、トリ(カプリル酸カプリン酸)グリセリドやトリメ
チロールプロパントリイソステアレート等の三価アルコ
ールエステルを挙げることができる。これらは単独で又
は2種以上の混合物として用いられる。更に、ポリグリ
セリン脂肪酸エステル、例えば、デカオレイン酸デカグ
リセリドも剥離剤として用いられる。
【0015】また、上記剥離剤のうち、高級炭化水素と
しては、通常、流動パラフィンと呼ばれているものや、
或いはスクワラン等が好適に用いられるが、例えば、酸
化ポリエチレンワックスのように、一部酸化されていて
もよい。また、常温で液状の高級アルコールとしては、
特に、限定されるものではないが、通常、炭素数6以上
の脂肪族アルコールをいい、例えば、ヘキシルアルコー
ル、オクチルアルコール、ラウリルアルコール等が好ま
しく用いられる。
【0016】このような高級脂肪酸エステル、脂肪族3
価アルコールエステル、アルキレングリコールエステ
ル、高級炭化水素又は高級アルコールの水性エマルジョ
ンは、通常の乳化方法によって調製することができる。
また、市販品も用いることができる。更に、必要に応じ
て、2種以上の剥離剤をインキ組成物に配合することも
できる。
【0017】特に、本発明においては、剥離剤として、
上述したもののうち、脂肪族一塩基酸エステル、脂肪族
二塩基酸ジエステル又は脂肪酸トリグリセリドが好まし
く用いられる。
【0018】本発明によるインキ組成物には、このよう
な剥離剤は、通常、それ自体の重量にて、1〜50重量
%の範囲で含有され、好ましくは2〜30重量%の範囲
で含有される。インキ組成物において、このような剥離
剤が1重量%よりも少ないときは、十分な筆跡の消去性
を得ることができず、他方、50重量%を越えて過多に
配合しても、白板上の筆跡をイレーザーで擦って消去す
る際に、筆跡が伸びて、筆記面を汚すほか、却って筆跡
の消去性の低下を招く。
【0019】本発明によるインキ組成物には、剥離助剤
として、2,2,4−トリメチルペンタン−1,3−ジオール
モノ又はジブチレートが配合されている。本発明によれ
ば、このように、剥離剤と共に、2,2,4−トリメチルペ
ンタン−1,3−ジオールモノ又はジブチレートをインキ
組成物に剥離助剤として配合することによって、界面活
性剤の配合割合を減らしても、インキ組成物のレベリン
グ性を高め、かくして、筆跡の乾燥性と消去性を高める
ことができ、特に、白板上にそのようなインキ組成物で
筆記した直後にその筆跡をイレーザーで擦っても、白板
を汚すことなく、筆跡を消去することができる。
【0020】2,2,4−トリメチルペンタン−1,3−ジオ
ールモノ又はジブチレートの配合割合は、インキ組成物
に基づいて、通常、0.01〜10重量%の範囲であり、
好ましくは、0.1〜6重量%の範囲である。2,2,4−ト
リメチルペンタン−1,3−ジオールモノ又はジブチレー
トが配合割合が0.01重量%よりも少ないときは、イン
キ組成物のレベリング性、従って、乾燥性を高めること
ができず、従って、白板上にそのようなインキ組成物で
筆記した直後にその筆跡をイレーザーで擦れば、筆跡が
白板上で延びて、白板を汚すこととなる。他方、2,2,4
−トリメチルペンタン−1,3−ジオールモノ又はジブチ
レートが配合割合が10重量%よりも多いときは、イン
キ組成物を不安定にし、剥離剤の分散破壊を招いて、筆
記性を阻害するおそれがある。
【0021】このような2,2,4−トリメチルペンタン−
1,3−ジオールモノ又はジブチレートは、水不溶性であ
り、従って、インキ組成物中の界面活性剤によって、可
溶化され、又は乳化された状態でインキ組成物中に含ま
れているとみられる。
【0022】本発明による水性消去性マーキングペンイ
ンキ組成物においては、剥離剤のエマルジョンの安定化
剤として、シクロデキストリン又はその誘導体(以下、
これらを総称して、シクロデキストリン類ということが
ある。)を含んでいてもよい。シクロデキストリンは、
6乃至10のD−グルコピラノース基がα−(1,4)グ
ルコシド結合によって環状に結合してなる糖オリゴマー
であって、重合度がそれぞれ6、7及び8であるα−、
β−及びγ−シクロデキストリンがよく知られている。
【0023】本発明においては、このようなα−、β−
又はγ−シクロデキストリンのほか、それらの種々の誘
導体、例えば、2,6−ジメチル−β−シクロデキストリ
ン、2,3,6−トリメチル−β−シクロデキストリン、部
分メチル化β−シクロデキストリン、マルトシルシクロ
デキストリン、グリコシルシクロデキストリン等も有効
に用いられる。これらシクロデキストリン類は、いずれ
も、程度の差はあるが、水溶性である。
【0024】これらシクロデキストリン類は、本発明に
よるインキ組成物において、0.1〜20重量%の範囲で
用いられる。シクロデキストリン類のインキ組成物への
配合量が0.1重量%よりも少ないときは、剥離剤のエマ
ルジョンの安定化の効果に乏しく、他方、20重量%を
越えて過多に配合するときは、得られるインキ組成物が
増粘して、筆記性に劣ることとなるほか、筆跡の筆記面
への接着力が過度に強くなって、消去性にも劣ることと
なる。本発明によれば、シクロデキストリン類のインキ
組成物への配合量は、好ましくは、0.5〜10重量%の
範囲であり、最も好ましくは、1〜5重量%の範囲であ
る。
【0025】更に、本発明によるインキ組成物は、非吸
収面上に筆記し、水が揮散した後に、筆跡が前記着色剤
を含む樹脂からなる被膜又は層を有し、且つ、この樹脂
被膜又は層が前述した剥離剤の層と分離し得るように、
常温で造膜性を有する水不溶性樹脂のエマルジョンか、
又は、本来、水不溶性であるが、塩基による造塩によっ
て水可溶化された樹脂か、又は水溶性樹脂(以下、これ
らの樹脂を常温造膜性樹脂ということがある。)を含
む。
【0026】本発明において、このような常温造膜性樹
脂としては、好ましくは、(1) ポリ酢酸ビニル、酢酸ビ
ニル共重合体、アルキド樹脂若しくはウレタン樹脂のエ
マルジョン又はヒドロゾル、(2) 水可溶化された酢酸ビ
ニル共重合体、アルキド樹脂又はウレタン樹脂、又は
(3) 水溶性樹脂、又は(4) これらの任意の組合わせが用
いられる。
【0027】上記エマルジョン若しくはヒドロゾル又は
水可溶化された酢酸ビニル共重合体における共単量体と
しては、酢酸ビニル以外のビニルエステル化合物、例え
ばプロピオン酸ビニル、バーサチック酸ビニル等、不飽
和カルボン酸、例えば、アクリル酸、メタクリル酸、マ
レイン酸、無水マレイン酸、フマル酸、イタコン酸、ク
ロトン酸、シトラコン酸等、或いはビニル炭化水素、例
えば、エチレン、プロピレン、スチレン、α−メチルス
チレン等を挙げることができる。これらは混合して共単
量体として用いられてもよい。更に、上記に加えて、ア
クリル酸メチル、アクリル酸エチル、メタクリル酸メチ
ル、マレイン酸ジメチル等の前記不飽和カルボン酸のエ
ステル類も共単量体として用いることができる。また、
酢酸ビニル共重合体は、ポリ酢酸ビニルへのグラフト共
重合体であってもよい。
【0028】特に、好ましい酢酸ビニル共重合体の具体
例として、例えば、酢酸ビニル−アクリル共重合体、酢
酸ビニル−メタクリル酸共重合体、酢酸ビニル−スチレ
ン−アクリル酸共重合体、酢酸ビニル−スチレン−無水
マレイン酸共重合体、酢酸ビニル−アクリル酸−アクリ
ル酸メチル共重合体、酢酸ビニル−メタクリル酸−アク
リル酸メチル共重合体、酢酸ビニル−アクリル酸−アク
リル酸エチル共重合体、酢酸ビニル−メタクリル酸−メ
タクリル酸メチル共重合体、酢酸ビニル−無水マレイン
酸共重合体等を挙げることができる。ポリ酢酸ビニル
や、上記したような酢酸ビニル共重合体のエマルジョン
及びヒドロゾルは、容易に市販品として入手することが
できる。
【0029】また、水可溶化された酢酸ビニル共重合体
とは、上記したような酢酸ビニル共重合体を無機又は有
機塩基によって造塩させて水可溶化したものであって、
ナトリウムやカリウムのようなアルカリ金属塩、アンモ
ニウム塩や有機アミン塩のような有機塩を挙げることが
できる。このような水可溶化された酢酸ビニル共重合体
も、市販品として入手することができる。
【0030】同様に、水可溶化されたアルキド樹脂も、
過剰量の多塩基酸と多価アルコールとから得られる遊離
カルボキシル基を有するアルキド樹脂をアルカリ金属塩
基、アンモニウム塩基、有機アミン等にて中和造塩させ
て、水可溶化してなるもので、これらも市販品として入
手することができる。
【0031】また、水可溶化されたウレタン樹脂も、例
えば、重合体主鎖にカルボキシル基を有せしめ、このカ
ルボキシル基をアルカリ金属塩基、アンモニウム塩基、
有機アミン等にて中和造塩させて、水可溶化してなるも
ので、これらも市販品として入手することができる。更
に、アルキド樹脂やウレタン樹脂のエマルジョンやヒド
ロゾルも市販品として入手することができる。
【0032】水溶性樹脂としては、例えば、ポリビニル
アルコール樹脂、ポリビニルアセタール樹脂、ポリビニ
ルピロリドン樹脂等の合成樹脂が好ましく用いられる。
また、アラビアゴム、セラック等の天然の水溶性樹脂も
用いることができる。これらのなかでは、特に、ポリビ
ニルアルコール樹脂が好ましく用いられる。このような
常温造膜性樹脂は、本発明によるインキ組成物におい
て、固形分として、0.1〜15重量%、好ましくは、0.
3〜10重量%の範囲で含有される。樹脂を過多に含有
させるときは、インキ組成物の粘度が高すぎるために、
筆記性に劣ると共に、消去性も低下する。他方、樹脂の
含量が過少にすぎるときは、筆跡が延びて、筆記面を汚
すほか、筆跡の消去性が劣る。
【0033】更に、本発明によるインキ組成物において
は、前記剥離剤の効果を高めるために、水溶性の多価ア
ルコールを配合してもよい。かかる多価アルコールとし
ては、例えば、エチレングリコール、ジエチレングリコ
ール、トリエチレングリコール、プロピレングリコー
ル、ジプロピレングリコール、トリプロピレングリコー
ル、分子量約200〜600のポリエチレングリコー
ル、分子量1000〜3000のポリプロピレングリコ
ール、グリセリン、トリメチロールプロパン等を挙げる
ことができる。このような多価アルコールは、インキ組
成物において、20重量%以下、好ましくは10重量%
以下の範囲で配合される。インキ組成物において20重
量%を越えて過度に配合するときは、インキ組成物の粘
度を過多に高くし、筆記性を低下させるので好ましくな
い。
【0034】本発明によるインキ組成物は、好ましく
は、種々の界面活性剤を含む。このような界面活性剤と
して、アニオン、カチオン、ノニオン、両性のいずれで
も用いることができるが、特に、アニオン、ノニオン又
はフッ素系界面活性剤が好ましく用いられる。本発明に
よれば、これらの界面活性剤は、インキ組成物に基づい
て、0.05〜0.8重量部、好ましくは、0.1〜0.5重量
%の範囲で配合される。
【0035】アニオン界面活性剤としては、例えば、ジ
オクチルスルホコハク酸ナトリウム等のようなスルホ脂
肪酸エステル塩、高級アルコール硫酸エステル塩、ポリ
オキシエチレンアルキルフェニルエーテル硫酸エステル
塩、アルキルアリールスルホン酸塩、オレフィンスルホ
ン酸塩等を挙げることができる。また、ノニオン界面活
性剤としては、例えば、ポリオキシエチレンアルキルエ
ーテルやポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル
等のようなポリオキシエチレンエーテル型ノニオン界面
活性剤、多価アルコール脂肪酸エステル、多価アルコー
ル脂肪酸エステルのポリオキシエチレンエーテル等を挙
げることができる。
【0036】本発明によれば、前述したように、剥離助
剤として、インキ組成物に2,2,4−トリメチルペンタン
−1,3−ジオールモノ又はジブチレートを配合すること
によって、界面活性剤の配合割合を減らしても、筆跡の
レベリング性を高めることができ、かくして、筆跡の乾
燥性が高まるので、白板上に筆記した直後にその筆跡を
擦っても、筆跡が延びず、白板を汚さない。
【0037】更に、本発明によるインキ組成物は、筆跡
の乾燥性を高める乾燥促進剤として、インキ組成物に含
まれる前記エマルジョンを破壊しない程度において、通
常、インキ組成物に基づいて15重量%以下、好ましく
は1〜10重量%の範囲で低級脂肪族アルコールを含有
していてもよい。特に、エタノール、プロパノール又は
ブタノールが好ましく用いられる。
【0038】また、インキ組成物は、上記以外に、必要
に応じて、通常、水性インキ組成物に配合される任意の
pH調整剤や防腐剤、防腐剤等を含有していてもよい。
【0039】非吸収性乃至非浸透性筆記面上の本発明に
よるインキ組成物による筆跡は、これから水が蒸発した
ときは、即ち、筆跡が乾燥したときは、前記樹脂が着色
剤を含有しつつ、造膜し、他方、前記剥離剤である難揮
発性の油状物質のエマルジョンが破壊されて、前述した
油状層が非吸収性筆記面と上記樹脂膜との間に介在して
形成されるので、筆跡が消去性を有する。前記剥離助剤
は、インキ組成物のレベリング性を高め、従って、乾燥
性を高める。
【0040】本発明によるインキ組成物は、その製造方
法において特に限定されるものではないが、例えば、
水、着色剤、界面活性剤を混合、攪拌した後、これにシ
クロデキストリン類、剥離剤、樹脂を加えて、更に混
合、攪拌し、これに2,2,4−トリメチルペンタン−1,3
−ジオールモノ又はジブチレートを加え、混合、攪拌す
ることによって得ることができる。
【0041】
【発明の効果】本発明による水性消去性マーキングペン
インキ組成物は、溶剤を水とし、これに常温で造膜性を
有する樹脂と、剥離剤として、常温で難揮発性の油状物
質を水性エマルジョンとして分散させて配合すると共
に、更に、剥離助剤として、2,2,4−トリメチルペンタ
ン−1,3−ジオールモノ又はジブチレートを配合してな
るので、インキ組成物による筆跡がレベリング性にすぐ
れ、かくして、筆跡が乾燥性にすぐれるので、白板上に
筆記した直後にその筆跡をイレーザーで擦っても、白板
を汚すことなく、筆跡を消去することができる。
【0042】
【実施例】以下に実施例を挙げて本発明を説明するが、
本発明はこれら実施例により何ら限定されるものではな
い。以下の実施例及び比較例において、成分量は重量%
にて示されており、残部は水である。また、剥離助剤と
してのジオールモノエステルは2,2,4−トリメチルペン
タン−1,3−ジオールモノブチレートを意味し、ジオー
ルジエステルは2,2,4−トリメチルペンタン−1,3−ジ
オールジブチレートを意味する。
【0043】 実施例1 着色剤 黒色顔料分散体(固形分20%)1) 15 剥離剤 イソオクタン酸エチルエマルジョン(油分50%) 15 剥離助剤 ジオールモノエステル 0.7 樹脂 ポリビニルアルコール水溶液(固形分20%) 20 シクロデキストリン類 α−シクロデキストリン 1.5 界面活性剤 ジオクチルスルホ琥珀酸ナトリウム 0.3 防腐防黴剤 (有効量) 水 (残部)
【0044】 実施例2 着色剤 青色顔料分散体(固形分20%)2) 15 剥離剤 トリ(カプリル酸カプリン酸)グリセリドエマ ルジョン(油分50%) 15 剥離助剤 ジオールモノエステル 0.7 樹脂 酢酸ビニル−アクリル共重合体エマルジョン (固形分30%) 15 シクロデキストリン類 α,β,γ−シクロデキストリン混合物 2 界面活性剤 ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル 0.3 防腐防黴剤 (有効量) 水 (残部)
【0045】 実施例3 着色剤 蛍光緑色顔料微粒子分散体(固形分52%)3) 20 剥離剤 セバシン酸ジエチルエマルジョン(油分50%) 20 剥離助剤 ジオールジエステル 0.7 樹脂 ポリビニルピロリドン水溶液(固形分20%) 20 シクロデキストリン類 マルトシルシクロデキストリン 2 界面活性剤 ポリオキシエチレンアルキルリン酸ナトリウム 0.3 フッ素系界面活性剤 0.1 防腐防黴剤 (有効量) 水 (残部)
【0046】 実施例4 着色剤 赤色顔料微粒子分散体(固形分52%)4) 20 剥離剤 イソオクタン酸セチルエマルジョン(油分50%) 10 セバシン酸ジエチルエマルジョン(油分50%) 10 剥離助剤 ジオールジエステル 0.7 樹脂 酢酸ビニル−アクリル共重合体エマルジョン (固形分30%) 15 シクロデキストリン類 ジメチル−β−シクロデキストリン 2 界面活性剤 ジオクチルスルホ琥珀酸ナトリウム 0.3 防腐防黴剤 (有効量) 水 (残部)
【0047】 実施例5 着色剤 黒色顔料分散体(固形分20%)1) 15 剥離剤 イソオクタン酸エチルエマルジョン(油分50%) 15 剥離助剤 ジオールモノエステル 0.7 樹脂 ポリビニルアルコール水溶液(固形分20%) 20 界面活性剤 ジオクチルスルホ琥珀酸ナトリウム 0.3 防腐防黴剤 (有効量) 水 (残部)
【0048】 比較例1 着色剤 黒色顔料分散体(固形分20%)1) 15 剥離剤 イソオクタン酸エチルエマルジョン(油分50%) 15 樹脂 ポリビニルアルコール水溶液(固形分20%) 20 シクロデキストリン類 α−シクロデキストリン 1.5 界面活性剤 ジオクチルスルホ琥珀酸ナトリウム 1 防腐防黴剤 (有効量) 水 (残部)
【0049】 比較例2 着色剤 青色顔料分散体(固形分20%)2) 15 剥離剤 トリ(カプリル酸カプリン酸)グリセリルエマ ルジョン(油分50%) 15 樹脂 酢酸ビニル−アクリル共重合体エマルジョン (固形分30%) 15 シクロデキストリン類 α,β,γ−シクロデキストリン混合物 2 界面活性剤 ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル 1 フッ素系界面活性剤 0.1 防腐防黴剤 (有効量) 水 (残部)
【0050】 比較例3 着色剤 蛍光緑色顔料微粒子分散体(固形分52%)3) 20 剥離剤 セバシン酸ジエチルエマルジョン(油分50%) 20 樹脂 ポリビニルピロリドン水溶液(固形分20%) 20 シクロデキストリン類 マルトシルシクロデキストリン 2 界面活性剤 ポリオキシエチレンアルキルリン酸ナトリウム 1 フッ素系界面活性剤 0.1 防腐防黴剤 (有効量) 水 (残部)
【0051】 比較例4 着色剤 赤色顔料微粒子分散体(固形分52%)4) 20 剥離剤 イソオクタン酸セチルエマルジョン(油分50%) 10 セバシン酸ジエチルエマルジョン(油分50%) 10 樹脂 酢酸ビニル−アクリル共重合体エマルジョン (固形分30%) 15 シクロデキストリン類 ジメチル−β−シクロデキストリン 2 界面活性剤 ジオクチルスルホ琥珀酸ナトリウム 0.3 防腐防黴剤 (有効量) 水 (残部)
【0052】 比較例5 着色剤 青色顔料分散体(固形分20%)2) 15 剥離剤 トリ(カプリル酸カプリン酸)グリセリルエマ ルジョン(油分50%) 15 樹脂 酢酸ビニル−アクリル共重合体エマルジョン (固形分30%) 15 界面活性剤 ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル 1 フッ素系界面活性剤 0.1 防腐防黴剤 (有効量) 水 (残部)
【0053】(注)1)カーボンブラックをスチレン−
アクリル樹脂で水中に分散させた分散体(固形分20
%) 2)インダンスロンブルーをスチレン−無水マレイン酸
樹脂で水中に分散させた分散体(固形分20%) 3)日本蛍光化学(株)製NKW2102 4)日本蛍光化学(株)製NKW6203
【0054】上記実施例1〜5及び比較例1〜5のイン
キ組成物をそれぞれ、繊維束に含浸させ、中芯式マーカ
ーに充填し、これを用いて琺瑯板又は樹脂塗装板上に筆
記して、筆跡のレベリング性と消去性を調べた。結果を
表1に示す。レベリング性は目視にて調べた。消去性
は、上記琺瑯板又は樹脂塗装板上に連続した丸い図形を
描き、温度20℃、相対湿度65%の条件下、描画して
1分後(初期消去性)と1日後(経時消去性)に荷重を
加えながらイレーザー(白板拭き)にて擦過して、20
0gの荷重下に5往復で完全に消去できたときを◎、4
00gの荷重下に5往復で完全に消去できたときを○、
1kgの荷重下に5往復で完全に消去できたときを△、
1kgの荷重下に5往復で消去できないときを×で示
す。
【0055】
【表1】
【0056】表1に示す結果から明らかなように、本発
明のインキ組成物によれば、筆跡がレベリング性にすぐ
れていると共に、初期及び経時のいずれの消去性もすぐ
れている。これに対して、比較例1、3及び4によるイ
ンキ組成物は、筆跡は、レベリング性には(比較的)す
ぐれるものの、筆記の初期に筆跡を擦れば、いずれも筆
跡が延びて白板を汚す。比較例2のインキ組成物は、筆
跡の消去性は比較的よいが、レベリング性に劣る。比較
例5によるインキ組成物は、レベリング性に劣るのみな
らず、白板素材によっては、消去性も十分でなく、ま
た、筆跡が延びて白板を汚す。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a) 溶剤としての水、 (b) 着色剤、 (c) 樹脂、 (d) 脂肪族一塩基酸エステル、脂肪族二塩基酸ジエステ
    ル、アルキレングリコールモノエステル、アルキレング
    リコールジエステル、脂肪族三価アルコールトリエステ
    ル、高級炭化水素及び高級アルコールから選ばれる少な
    くとも一種の常温で難揮発性の油状物質のエマルジョン
    からなる剥離剤、 (e) 2,2,4−トリメチルペンタン−1,3−ジオールモノ
    又はジブチレートを含むことを特徴とする水性消去性マ
    ーキングペンインキ組成物。
  2. 【請求項2】シクロデキストリン又はその誘導体を含む
    請求項1に記載の水性消去性マーキングペンインキ組成
    物。
  3. 【請求項3】剥離剤が脂肪族一塩基酸エステル、脂肪族
    二塩基酸ジエステル及び脂肪族三価アルコール脂肪酸ト
    リエステルから選ばれる少なくとも1種の常温で難揮発
    性の油状物質である請求項1又は2に記載の水性消去性
    マーキングペンインキ組成物。
  4. 【請求項4】脂肪族三価アルコール脂肪酸トリエステル
    が脂肪酸トリグリセリドである請求項3に記載の水性消
    去性マーキングペンインキ組成物。
  5. 【請求項5】樹脂が水溶性樹脂又は水不溶性樹脂のエマ
    ルジョンである請求項1又は2に記載の水性消去性マー
    キングペンインキ組成物。
  6. 【請求項6】2,2,4−トリメチルペンタン−1,3−ジオ
    ールモノ又はジブチレートを0.01〜10重量%の範囲
    で含む請求項1又は2に記載の水性消去性マーキングペ
    ンインキ組成物。
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