JP2001260771A - ストークスイッチ装置、及びこのストークスイッチ装置を使用した自動車 - Google Patents

ストークスイッチ装置、及びこのストークスイッチ装置を使用した自動車

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JP2001260771A
JP2001260771A JP2000081862A JP2000081862A JP2001260771A JP 2001260771 A JP2001260771 A JP 2001260771A JP 2000081862 A JP2000081862 A JP 2000081862A JP 2000081862 A JP2000081862 A JP 2000081862A JP 2001260771 A JP2001260771 A JP 2001260771A
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wiper
switch device
tilting
tilted
switch
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JP2000081862A
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English (en)
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Yoshio Sanpei
喜生 三瓶
Hironori Kato
弘典 加藤
Toshiyuki Hoshi
敏行 星
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Alps Alpine Co Ltd
Original Assignee
Alps Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 装置が大型化しないストークスイッチ装置を
提供すること、及びこのストークスイッチ装置を使用し
た自動車を提供すること。 【解決手段】 車両のステアリングコラム14に取り付
け可能で、操作部12によって操作されるモーメンタリ
ースイッチ13を備え、操作部は、中立状態から傾倒操
作を行った時、中立状態に自動復帰すると共に、中立状
態から少なくとも2方向以上の操作が可能で、操作部1
2の傾倒動作によって、モーメンタリースイッチ13が
操作され、このモーメンタリースイッチ13の操作に応
じて車両の制御を行うようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車において、
ステアリングコラムの側部の、ステアリングホィールに
隣接した位置に取り付けられている、ワイパーやターン
シグナルやヘッドライト等を動作させるためのストーク
スイッチ装置、及びこのストークスイッチ装置を使用し
た自動車に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車には、ワイパーやターンシグナル
やヘッドライト等を動作させるために、ストークスイッ
チ(Stalk Switch)と呼ばれる長いレバーの付いたスイッ
チが、ステアリングホィールを握ったときに指の届く範
囲の、ステアリングコラム上部の左右の側部に、2つ以
上取り付けられている。通常、右ハンドルの自動車で
は、この左右2つのストークスイッチは、左側のストー
クスイッチがワイパー等を動作させるために使用され、
右側のストークスイッチがターンシグナルやヘッドライ
ト等を動作させるために使用される。また、左ハンドル
の自動車では、その逆となっている。
【0003】従来のストークスイッチ装置は、ステアリ
ングコラムとの接続部にメカラッチ機構を有し、この機
構では、接続部の中にありレバーを保持する駆動体は、
接続部の中に形成されたカム面に対してスプリングなど
の強い弾性力で押圧されており、レバーを操作すると、
駆動体と同時にカム面も移動し、ある一定量以上移動す
るとカムがメカニカルにラッチされ、それに伴なってワ
イパ等を制御ようになっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ストー
クスイッチ装置にこのようなメカラッチ機構を設ける
と、部品の点数が多くなり、したがって、装置が大型化
し、ステアリングコラム周りの狭い空間に入らない場合
があった。
【0005】本発明は、この問題を解決するもので、そ
の目的は、装置が大型化しないストークスイッチ装置を
提供すること、及びこのストークスイッチ装置を使用し
た自動車を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明は、車両のステアリングコラムに取り付け可
能で、操作部によって操作されるモーメンタリースイッ
チを備え、操作部は、中立状態から傾倒操作を行った
時、中立状態に自動復帰すると共に、中立状態から少な
くとも2方向以上の操作が可能で、操作部の傾倒動作に
よって、モーメンタリースイッチが操作され、このモー
メンタリースイッチの操作に応じて車両の制御を行うよ
うにした。
【0007】また、本発明は、操作部は、中立状態から
十字方向の4方向に操作可能とした。
【0008】また、本発明は、操作部は、ワイパ操作用
として使用し、操作部を第1の方向に傾倒動作させた
際、ワイパが高速及び低速で動作可能で、傾倒動作を所
定時間以上継続した時は、高速動作とし、所定時間未満
の時は、低速動作とした。
【0009】また、本発明は、操作部は、第1の方向と
反対方向の第2の方向に傾倒動作可能で、操作部をこの
第2の方向に傾倒動作させた際、ワイパが停止可能、及
び減速動作可能で、傾倒動作を所定時間以上継続した時
は、ワイパを停止し、所定時間未満の時は、減速するよ
うにした。
【0010】また、本発明は、操作部は、ワイパ操作用
として使用し、操作部を第1の方向に傾倒動作させた
際、ワイパが高速及び低速で動作可能で、傾倒動作の第
1の方向における繰り返しが所定回数以上の時は、高速
動作とし、所定回数未満の時は、低速動作とした。
【0011】また、本発明は、操作部は、第1の方向と
反対方向の第2の方向に傾倒動作可能で、操作部をこの
第2の方向に傾倒動作させた際、ワイパが停止可能、及
び減速動作可能で、傾倒動作の第1の方向における繰り
返しが所定回数以上の時は、ワイパを停止し、所定回数
未満の時は、減速するようにした。
【0012】また、本発明は、操作部は、第3の方向に
傾倒動作可能で、前記操作部をこの第3の方向に傾倒動
作させた際、ワイパが1往復動作した後停止状態となる
シングル動作、及び間欠動作可能で、前記傾倒動作の前
記第3の方向における繰り返しが所定回数以上の時は、
ワイパを間欠動作させ、前記所定回数未満の時は、シン
グル動作させるようにした。
【0013】また、本発明は、ワイパが間欠動作時にお
いて、操作部は、第3の方向に第3回目以上の傾倒動作
させた時、ワイパの間欠間隔を変えるようにした。
【0014】また、本発明は、間欠間隔は、間欠動作す
るワイパが1往復して所定の位置に戻った時と、操作部
を第3の方向に傾倒動作させた時との時間差と同じにし
た。
【0015】また、本発明は、操作部は、第4の方向に
傾倒動作可能で、操作部をこの第4の方向に傾倒動作さ
せた際、ワイパの高速、低速及び間欠動作を停止状態に
するようにした。
【0016】また、本発明は、操作部は、ターンシグナ
ル操作用として使用し、操作部が第1の方向と、この第
1の方向と反対方向の第2の方向とに傾倒動作可能で、
操作部を第1、及び第2の方向に傾倒動作させた時、タ
ーンシグナルは、連続的に点滅し続けるウインカ動作
と、傾倒動作させている状態の間点滅するレーンチェン
ジ動作とが可能で、傾倒動作を所定時間以上継続した時
は、レーンチェンジ動作とし、所定時間未満の時は、ウ
インカ動作とした。
【0017】また、本発明は、操作部は、ターンシグナ
ル操作用として使用し、操作部が第1の方向と、この第
1の方向と反対方向の第2の方向とに傾倒動作可能で、
操作部を第1、及び第2の方向に傾倒動作させた時、タ
ーンシグナルは、ウインカ動作、及びレーンチェンジ動
作が可能で、操作部を第1、あるいは第2の方向へ1回
傾倒動作させた時は、ターンシグナルは、ウインカ動作
を行い、また、操作部を複数回連続して傾倒操作させた
時、一定時間点滅するレーンチェンジ動作を行うように
した。
【0018】また、本発明は、操作部は、第4の方向に
傾倒動作可能で、操作部をこの第4の方向に傾倒動作さ
せた際、ターンシグナルのレーンチェンジ動作及びウイ
ンカ動作を停止状態にするようにした。
【0019】また、本発明は、ストークスイッチ装置を
2個用い、ストークスイッチ装置のモーメンタリースイ
ッチの操作に応じて車両を制御する制御手段を備え、2
個のストークスイッチ装置を車両のステアリングコラム
の左右の側部にそれぞれ1個づつ取り付け、一方の第1
のストークスイッチ装置をターンシグナルの制御に、他
方の第2のストークスイッチ装置をワイパの制御にそれ
ぞれ用いた。
【0020】また、本発明は、制御手段は、ステアリン
グホイールの回転角度を検出するアングルセンサからの
角度信号を受信する入力部を備え、ターンシグナルがウ
ィンカ動作の時に、アングルセンサからの角度信号に基
づく角度が、第1の角度より大きくなった後に、第1の
角度より小さい第2の角度に戻した際に、制御手段によ
ってウィンカ動作を停止させるようにした。
【0021】また、本発明は、制御手段は、速度を検出
する車速センサからの速度信号を受信する入力部を備
え、ターンシグナルがウィンカ動作の時に、車速センサ
からの速度信号に基づく速度が、減速となった後に、所
定の時間以上加速した時に、制御手段によってウィンカ
動作を停止させるようにした。
【0022】また、本発明は、制御手段は、自車の位置
を検出し、内蔵する道路地図より道路形状を取得するナ
ビゲーションシステムからの自車の位置信号及び道路形
状信号を受信する入力部を備え、ターンシグナルがウィ
ンカ動作の時に、前記ナビゲーションシステムからの位
置信号に基づく自車の位置と道路形状信号に基づく道路
形状とによってキャンセルのタイミングを決定し、ウィ
ンカ動作を停止させるようにした。
【発明の実施の形態】以下、本発明のストークスイッチ
装置、及びこのストークスイッチ装置を使用した自動車
の実施の形態を図1〜図4を参照して説明する。
【0023】図1は、本発明のストークスイッチ装置の
平面図である。本発明のストークスイッチ装置11は、
操作部12によって操作されるモーメンタリースイッチ
13を有し、車両のステアリングコラム14の側部のス
テアリングホイール15の近くに配設されている。操作
部12は、中立状態から傾倒操作を行った時、中立状態
に自動復帰すると共に、中立状態から十字方向の4方向
に操作が可能で、操作部12の傾倒動作によって、モー
メンタリースイッチ13が操作される。
【0024】図2は本発明のストークスイッチ装置を使
用した自動車のステアリング部の平面図であり、図3は
正面図であって、ストークスイッチ装置の概略取り付け
場所、及び操作方向を示している。図2及び図3に示す
ように、ストークスイッチ装置11a、11bは、車両
のステアリングコラムの左右の側部にそれぞれ1個づつ
取り付けられ、右側のストークスイッチ装置11aをタ
ーンシグナル、左側のストークスイッチ装置11bをワ
イパの制御にそれぞれ用いている。ここで、右側のスト
ークスイッチ装置11aの操作部12aは、RL前後の
4方向に、左側のストークスイッチ装置11bの操作部
12bは、上下前後の4方向に操作可能となっている。
なお、図2及び図3では、ストークスイッチ装置11
a、11bの操作部12a、12bは、円柱形状として
描かれているが、実際には、太さが一様でなく、また、
直線的でもなく、方向もステアリングコラム14と必ず
しも直交せず、ステアリングホィール15と必ずしも平
行してもいない。
【0025】図4は、本発明のストークスイッチ装置を
自動車に適応した場合の信号の流れを示すブロック図で
ある。図示しない自動車は、ストークスイッチ装置41
と、制御手段42とで構成されている。ストークスイッ
チ装置41は、従来のワイパスイッチやターンスイッチ
等の複数のスイッチ機能を有し、制御手段42は、スト
ークスイッチ装置41のモーメンタリースイッチ13の
操作に応じて車両を制御する。また、制御手段42は、
ステアリングコラム内にある、ステアリングホイール1
5の回転角度を検出するアングルセンサ43とアングル
センサ43を制御する制御部44とに接続されている。
さらに、制御手段42は、CAN(Controled Area Netw
ork)トランシーバー45を介して、多重伝送路である車
内LANシステムへの通信BUS46と接続され、通信
BUS46に接続されている、進路の変更方向の指示を
行うターンシグナルランプ47、ワイパを動作させるワ
イパーモーター48、車両の速度を検出する車速センサ
49、自車の位置を検出し、内蔵する道路地図より道路
形状を取得するナビゲーションシステム50、等の装置
と多重通信で制御信号や情報信号などを送受信可能とな
っていて、各装置は、必要な信号を受信し動作するよう
になっている。また、制御手段42は、アングルセンサ
43、車速センサ49、ナビゲーションシステム50か
らの信号を受信する入力部40を有している。
【0026】ここで、制御手段42は、ストークスイッ
チ装置11のモメンタリースイッチ13の傾倒操作に対
して、操作の方向を感知するだけでなく、操作された時
間の長さ、同一操作方向への連続した操作の回数、及び
同一操作方向への連続した操作の間隔を感知することが
可能となっている。
【0027】また、制御手段42は、ワイパーを、以下
の5通りの動作に制御することが可能となっている。 1.動作しない(以下「OFF」という。) 2.高速でスィープする(以下「HIGH」という。) 3.低速でスィープする(以下「LOW」という。) 4.スイープ動作の完了時から、一定時間間隔(間欠間
隔)おいて再度スイープ動作し、以後これを繰り返す
(以下「INT」という。) 5.1往復だけスイープして以後はOFF状態になる
(以下「SINGLE」という。)
【0028】さらに、制御手段42は、ターンシグナル
を、以下の3通りの動作に制御することが可能となって
いる。 1.動作しない(以下「OFF」という。) 2.モメンタリースイッチ13aが傾倒操作状態の間だ
け点滅し、傾倒操作が終了したらOFF状態になる(以
下「レーンチェンジ動作」という。) 3.連続的に点滅し続ける(以下「ウィンカ動作」とい
う。)
【0029】図5は、制御手段42が、ワイパーの動作
を制御する第1の例を説明する説明図である。制御手段
42は、左側のモメンタリースイッチ13bの操作部1
2bを以下に示す操作に応じて、ワイパーを以下に示す
ように制御する。なお、図5に示された括弧付きの番号
は、本文の以下に示される番号と対応している。 ・ワイパがOFF状態の時、 (1)上方向に操作され、スイッチオンの時間が1.0
秒以上の時、HIGHにする。 (2)上方向に操作され、スイッチオンの時間が1.0
秒未満の時、LOWにする。 (3)下方向に操作され、下方向への連続したスイッチ
オンの回数が1回目の時、SINGLEにする。 (4)下方向に操作され、下方向への連続したスイッチ
オンの回数が2回目以上の時、INTにする。なお、こ
の場合は、前回のSINGLE動作完了から今回のスイ
ッチオンまでの時間を間欠間隔(0.1秒単位)とす
る。ただし、間隔が30秒以上の時は、連続したスイッ
チオンの回数が1回目とし、SINGLEにする。ま
た、間欠間隔が1秒未満の時は、間欠間隔を1秒とす
る。 ・ワイパがHIGH状態の時、 (5)下方向に操作されスイッチオンの時間が0.5秒
以上の時、OFFにする。 (6)下方向に操作されスイッチオンの時間が0.5秒
未満の時、LOWにする。 ・ワイパがLOW状態の時、 (7)上方向に操作された時、HIGHにする。 (8)下方向に操作された時、OFFにする。 ・ワイパがINT状態の時、 (9)上方向に操作されスイッチオンの時間が1.0秒
以上の時、HIGHにする。 (10)上方向に操作されスイッチオンの時間が1.0
秒未満の時、LOWにする。 (11)下方向に操作されスイッチオンの時間が1.0
秒以上の時、OFFにする。 (12)下方向に操作されスイッチオンの時間が1.0
秒未満の時、INT(継続)にする。なお、前回のスイ
ープ動作の終了時から、今回スイッチオンされた時間を
新しい間欠間隔として(0.1秒単位)間欠スイープす
る。以上の様に制御することで、運転者にとって、簡単
な操作で、複雑なワイパ動作を制御することが可能とな
っている。
【0030】図6は、制御手段42が、ターンシグナル
の動作を制御する第1の例を説明する説明図である。制
御手段42は、右側のモメンタリースイッチ13aの操
作部12aの以下に示す操作に応じて、ターンシグナル
を以下に示すように制御する。なお、図6に示された括
弧付きの番号は、本文の以下に示される番号と対応して
いる。 ・ターンシグナルがOFF状態の時、 (21)L方向に操作されスイッチオンの時間が0.5
秒以上の時、左のレーンチャンジ動作にする。 (22)L方向に操作されスイッチオンの時間が0.5
秒未満の時、左のウィンカ動作にする。 (23)R方向に操作されスイッチオンの時間が0.5
秒以上の時、右のレーンチャンジ動作にする。 (24)R方向に操作されスイッチオンの時間が0.5
秒未満の時、右のウィンカ動作にする。 ・ターンシグナルが左のウィンカ動作状態の時、 (25)L方向に操作された時、モメンタリースイッチ
21がスイッチオフとなった時にOFFにする。 (26)R方向に操作されスイッチオンの時間が0.5
秒以上の時、右のレーンチャンジ動作にする。 (27)R方向に操作されスイッチオンの時間が0.5
秒未満の時、右のウィンカ動作にする。 ・ターンシグナルが右のウィンカ動作状態の時、 (28)R方向に操作された時、モメンタリースイッチ
21がスイッチオフとなった時にOFFにする。 (29)L方向に操作されスイッチオンの時間が0.5
秒以上の時、左のレーンチャンジ動作にする。 (30)L方向に操作されスイッチオンの時間が0.5
秒未満の時、左のウィンカ動作にする。 以上の様に制御することで、運転者にとって、簡単な操
作で、ターンシグナルを制御することが可能となってい
る。
【0031】図7は、制御手段42が、ワイパー装置の
動作を制御する第2の例を説明する説明図である。制御
手段42は、左側のモメンタリースイッチ13bの操作
部12bの以下に示す操作に応じて、ワイパーを以下に
示すように制御する。なお、図7に示された括弧付きの
番号は、本文の以下に示される番号と対応している。 ・ワイパの状態に関わらず、 (31)後方向に操作された時、OFFにする。 ・ワイパがOFF状態の時、 (32)上方向に操作され、上方向への連続したスイッ
チオンの回数が1回目の時、LOWにする。 (33)下方向に操作され、下方向への連続したスイッ
チオンの回数が1回目の時、SINGLEにする。 (34)下方向に操作され、下方向への連続したスイッ
チオンの回数が2回目の時、INT(間欠間隔が長い)
にする。 (35)下方向に操作され、下方向への連続したスイッ
チオンの回数が3回目の時、INT(間欠間隔が短い)
にする。 ・ワイパがHIGH状態の時、 (36)下方向に操作され、下方向への連続したスイッ
チオンの回数が1回目の時、LOWにする。 (37)下方向に操作され、下方向への連続したスイッ
チオンの回数が1回目の時、OFFにする。 ・ワイパがLOW状態の時、 (38)上方向に操作された時、HIGHにする。 (39)下方向に操作された時、OFFにする。 ・ワイパがINT状態の時、 (40)上方向に操作され、上方向への連続したスイッ
チオンの回数が1回目の時、OFFにする。 (41)上方向に操作され、上方向への連続したスイッ
チオンの回数が2回目の時、LOWにする。 (42)上方向に操作され、上方向への連続したスイッ
チオンの回数が3回目の時、HIGHにする。 以上の様に制御することで、運転者にとって、簡単な操
作で、複雑なワイパ動作を制御することが可能である。
また、(31)に示す様に、後方向に操作した時は、状
態にかかわらずOFFとなるので、簡単な操作で機能を
解除できる。
【0032】図8は、制御手段42が、ターンシグナル
の動作を制御する第2の例を説明する説明図である。制
御手段42は、右側のモメンタリースイッチ13aの操
作部12aの以下に示す操作の種別により、ターンシグ
ナルを以下に示すように制御する。なお、図8に示され
た括弧付きの番号は、本文の以下に示される番号と対応
している。 ・ターンシグナルの状態に関わらず、 (51)L方向に操作され、L方向への連続したスイッ
チオンの回数が2回目以上の時、左のレーンチャンジ動
作にする。この時、一定時間(例えば、5秒間)ターン
シグナルが点滅し、一定時間後、OFFとなる。 (52)R方向に操作され、R方向への連続したスイッ
チオンの回数が2回目以上の時、右のレーンチャンジ動
作にする。この時、一定時間(例えば、5秒間)ターン
シグナルが点滅し、一定時間後、OFFとなる。 (53)後方向に操作された時、OFFにする。 ・ターンシグナルが左のウインカ動作以外の時、 (54)L方向に操作され、L方向への連続したスイッ
チオンの回数が1回目の時、左のウインカ動作にする。 ・ターンシグナルが右のウインカ動作以外の時、 (55)R方向に操作され、R方向への連続したスイッ
チオンの回数が1回目の時、右のウインカ動作にする。 ・ターンシグナルが左のウィンカ動作状態の時、 (56)L方向に操作され、L方向への連続したスイッ
チオンの回数が1回目の時、OFFにする。 ・ターンシグナルが右のウィンカ動作状態の時、 (57)R方向に操作され、R方向への連続したスイッ
チオンの回数が1回目の時、OFFにする。 以上の様に制御することで、運転者にとって、簡単な操
作で、ターンシグナルを制御することが可能である。ま
た、(53)に示す様に、後方向に操作した時は、状態
にかかわらずOFFとなるので、簡単な操作で機能を解
除できる。
【0033】また、制御手段42は、ターンシグナルが
ウィンカ動作の時に、アングルセンサ43からの角度信
号に基づく角度が、第1の角度(例えば、10.5度)
より大きくなった後に、第1の角度より小さい第2の角
度(例えば、9度)よりも小さくなった時には、1度大
きく進行方向を変えた後、直進に近い走行状態に戻った
ので、進路変更が完了したと判断し、ウィンカ動作を停
止させるようになっている。
【0034】また、制御手段42は、ターンシグナルが
ウィンカ動作の時に、車速センサ20からの速度信号に
基づく速度が、減速となった後に、所定の時間(例え
ば、2秒)以上加速した時以上になった時には、ブレー
キを踏んで減速した後、アクセルを踏んで加速したの
で、進路変更が完了したと判断し、ウィンカ動作を停止
させるようになっている。
【0035】また、制御手段42は、ターンシグナルが
ウィンカ動作の時に、ナビゲーションシステム19から
の位置信号に基づく自車の位置と道路形状信号に基づく
道路形状とを得て、右左折した後、又は進行方向が変化
した後に、道路形状がほぼ直進になった時には、進路変
更が完了したと判断し、ウィンカ動作を停止させるよう
になっている。
【0036】ところで、本発明のストークスイッチ装置
11は、従来のメカラッチ機構に代えて、モメンタリー
スイッチ13を使用しているので、接続部の部品点数が
多くならず、装置が大型化しない。
【0037】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば、車両のステアリングコラムに取り付け可能で、操作
部によって操作されるモーメンタリースイッチを備え、
操作部は、中立状態から傾倒操作を行った時、中立状態
に自動復帰すると共に、中立状態から少なくとも2方向
以上の操作が可能で、操作部の傾倒動作によって、モー
メンタリースイッチが操作され、このモーメンタリース
イッチの操作に応じて車両の制御を行うようにしたこと
により、メカラッチ機構を持たずモメンタリースイッチ
の操作部の操作だけでストークスイッチの機能を実現で
きるので入力に力がいらず操作が容易になり、かつ装置
が小型化できる。
【0038】また、本発明によれば、操作部は、中立状
態から十字方向の4方向に操作可能としたことにより、
操作方向が上下左右なのでわかりやすく、また、4方向
に操作可能なので多くの機能を実現することができる。
【0039】また、本発明によれば、操作部は、ワイパ
操作用として使用し、操作部を第1の方向に傾倒動作さ
せた際、ワイパが高速及び低速で動作可能で、傾倒動作
を所定時間以上継続した時は、高速動作とし、所定時間
未満の時は、低速動作としたことにより、モーメンタリ
ースイッチの操作部の傾倒状態の時間の調整によるだけ
の簡単な操作でワイパを高速動作、又は低速動作させる
ことができる。
【0040】また、本発明によれば、操作部は、第1の
方向と反対方向の第2の方向に傾倒動作可能で、操作部
をこの第2の方向に傾倒動作させた際、ワイパが停止可
能、及び減速動作可能で、傾倒動作を所定時間以上継続
した時は、ワイパを停止し、所定時間未満の時は、減速
するようにしたことにより、モーメンタリースイッチの
操作部の傾倒状態の時間の調整によるだけの簡単な操作
でワイパを停止させ、又は減速させることができるとと
もに、低速又は高速にさせる方向と反対方向を停止又は
減速としているので操作がわかりやすい。
【0041】また、本発明によれば、操作部は、ワイパ
操作用として使用し、操作部を第1の方向に傾倒動作さ
せた際、ワイパが高速及び低速で動作可能で、傾倒動作
の第1の方向における繰り返しが所定回数以上の時は、
高速動作とし、所定回数未満の時は、低速動作としたこ
とにより、モーメンタリースイッチの操作部の同一方向
への傾倒回数によるだけの簡単な操作でワイパを高速動
作させ、又は低速動作させることができる。
【0042】また、本発明によれば、操作部は、第1の
方向と反対方向の第2の方向に傾倒動作可能で、操作部
をこの第2の方向に傾倒動作させた際、ワイパが停止可
能、及び減速動作可能で、傾倒動作の第1の方向におけ
る繰り返しが所定回数以上の時は、ワイパを停止し、所
定回数未満の時は、減速するようにしたことにより、モ
ーメンタリースイッチの操作部の同一方向への傾倒回数
によるだけの簡単な操作でワイパを停止させ、又は減速
させることができるとともに、低速又は高速にさせる方
向と反対方向を停止又は減速としているので操作がわか
りやすい。
【0043】また、本発明によれば、操作部は、第3の
方向に傾倒動作可能で、前記操作部をこの第3の方向に
傾倒動作させた際、ワイパが1往復動作した後停止状態
となるシングル動作、及び間欠動作可能で、前記傾倒動
作の前記第3の方向における繰り返しが所定回数以上の
時は、ワイパを間欠動作させ、前記所定回数未満の時
は、シングル動作させるようにしたことにより、モーメ
ンタリースイッチの操作部の同一方向への傾倒回数によ
るだけの簡単な操作でワイパをシングル動作させ、又は
間欠動作させることができる。
【0044】また、本発明によれば、ワイパが間欠動作
時において、操作部は、前記第3の方向に第3回目以上
の傾倒動作させた時、前記ワイパの間欠間隔を変えるよ
うにしたことにより、簡単な操作でワイパの間欠間隔を
変えることができる。
【0045】また、本発明によれば、間欠間隔は、間欠
動作するワイパが1往復して所定の位置に戻った時と、
操作部を第3の方向に傾倒動作させた時との時間差と同
じにしたことにより、簡単な操作でワイパの間欠間隔を
適切な間隔にすることができる。
【0046】また、本発明によれば、操作部は、第4の
方向に傾倒動作可能で、操作部をこの第4の方向に傾倒
動作させた際、ワイパの高速、低速及び間欠動作を停止
状態にするようにしたことにより、ワイパの動作を停止
したいときに、ワイパの状態に関わらず停止できるの
で、簡単な操作でワイパを停止できる。
【0047】また、本発明によれば、操作部は、ターン
シグナル操作用として使用し、操作部が第1の方向と、
この第1の方向と反対方向の第2の方向とに傾倒動作可
能で、操作部を第1、及び第2の方向に傾倒動作させた
時、ターンシグナルは、連続的に点滅し続けるウインカ
動作と、傾倒動作させている状態の間点滅するレーンチ
ェンジ動作とが可能で、傾倒動作を所定時間以上継続し
た時は、レーンチェンジ動作とし、所定時間未満の時
は、ウインカ動作としたことにより、モーメンタリース
イッチの操作部の傾倒状態の時間の調整によるだけの簡
単な操作でターンシグナルをウインカ動作、又はレーン
チェンジ動作させることができる。
【0048】また、本発明によれば、操作部は、ターン
シグナル操作用として使用し、操作部が第1の方向と、
この第1の方向と反対方向の第2の方向とに傾倒動作可
能で、操作部を第1、及び第2の方向に傾倒動作させた
時、ターンシグナルは、ウインカ動作、及びレーンチェ
ンジ動作が可能で、操作部を第1、あるいは第2の方向
へ1回傾倒動作させた時は、ターンシグナルは、ウイン
カ動作を行い、また、操作部を複数回連続して傾倒操作
させた時、一定時間点滅するレーンチェンジ動作を行う
ようにしたことにより、モーメンタリースイッチの操作
部の同一方向への傾倒回数によるだけの簡単な操作でタ
ーンシグナルをウインカ動作、又はレーンチェンジ動作
させることができる。
【0049】また、本発明によれば、操作部は、第4の
方向に傾倒動作可能で、操作部をこの第4の方向に傾倒
動作させた際、ターンシグナルのレーンチェンジ動作及
びウインカ動作を停止状態にするようにしたことによ
り、ターンシグナルの動作を停止したいときに、ターン
シグナルの状態に関わらず停止できるので、簡単な操作
でターンシグナルを停止できる。
【0050】また、本発明によれば、ストークスイッチ
装置を2個用い、ストークスイッチ装置のモーメンタリ
ースイッチの操作に応じて車両を制御する制御手段を備
え、2個のストークスイッチ装置を車両のステアリング
コラムの左右の側部にそれぞれ1個づつ取り付け、一方
の第1のストークスイッチ装置をターンシグナルの制御
に、他方の第2のストークスイッチ装置をワイパの制御
にそれぞれ用いたことにより、メカラッチ機構を持たず
モメンタリースイッチの操作部の操作だけでストークス
イッチの機能を実現できるので入力に力がいらず操作が
容易になる。
【0051】また、本発明によれば、制御手段は、ステ
アリングホイールの回転角度を検出するアングルセンサ
からの角度信号を受信する入力部を備え、ターンシグナ
ルがウィンカ動作の時に、アングルセンサからの角度信
号に基づく角度が、第1の角度より大きくなった後に、
第1の角度より小さい第2の角度に戻した際に、制御手
段によってウィンカ動作を停止させるようにしたことに
より、進路変更が完了した時に自動的にウィンカ動作が
停止するので、運転が容易になる。
【0052】また、本発明によれば、制御手段は、速度
を検出する車速センサからの速度信号を受信する入力部
を備え、ターンシグナルがウィンカ動作の時に、車速セ
ンサからの速度信号に基づく速度が、減速となった後
に、所定の時間以上加速した時に、制御手段によってウ
ィンカ動作を停止させるようにしたことにより、進路変
更が完了した時に自動的にウィンカ動作が停止するの
で、運転が容易になる。
【0053】また、本発明によれば、制御手段は、自車
の位置を検出し、内蔵する道路地図より道路形状を取得
するナビゲーションシステムからの自車の位置信号及び
道路形状信号を受信する入力部を備え、ターンシグナル
がウィンカ動作の時に、ナビゲーションシステムからの
位置信号に基づく自車の位置と道路形状信号に基づく道
路形状とによってキャンセルのタイミングを決定し、ウ
インカ動作を停止させるようにしたことにより、進路変
更が完了した時に自動的にウィンカ動作が停止するの
で、運転が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のストークスイッチ装置を示す平面図で
ある。
【図2】本発明のストークスイッチ装置を使用した自動
車のステアリング部の平面図である。
【図3】本発明のストークスイッチ装置を使用した自動
車のステアリング部の正面図である。
【図4】本発明のストークスイッチ装置を使用した自動
車の信号の流れを示すブロック図である。
【図5】本発明のストークスイッチ装置のワイパーの動
作を制御する第1の例を説明する説明図である。
【図6】本発明のストークスイッチ装置のターンシグナ
ルの動作を制御する第1の例を説明する説明図である。
【図7】本発明のストークスイッチ装置のワイパーの動
作を制御する第2の例を説明する説明図である。
【図8】本発明のストークスイッチ装置のターンシグナ
ルの動作を制御する第2の例を説明する説明図である。
【符号の説明】
11、11a、11b ストークスイッチ装置 12、12a、12b 操作部 13、13a、13b モメンタリースイッチ 14 ステアリングコラム 15 ステアリングホィール 40 入力部 42 制御手段 43 アングルセンサ 49 ナビゲーションシステム 50 車速センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3D025 AA01 AB01 AD01 AE57 AG06 AG10 3D030 DC01

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両のステアリングコラムに取り付け可
    能で、操作部によって操作されるモーメンタリースイッ
    チを備え、前記操作部は、中立状態から傾倒操作を行っ
    た時、中立状態に自動復帰すると共に、中立状態から少
    なくとも2方向以上の操作が可能で、前記操作部の傾倒
    動作によって、前記モーメンタリースイッチが操作さ
    れ、このモーメンタリースイッチの操作に応じて前記車
    両の制御を行うようにしたことを特徴とするストークス
    イッチ装置。
  2. 【請求項2】 前記操作部は、中立状態から十字方向の
    4方向に操作可能としたことを特徴とする請求項1に記
    載のストークスイッチ装置。
  3. 【請求項3】 前記操作部は、ワイパ操作用として使用
    し、前記操作部を第1の方向に傾倒動作させた際、ワイ
    パが高速及び低速で動作可能で、前記傾倒動作を所定時
    間以上継続した時は、高速動作とし、前記所定時間未満
    の時は、低速動作としたことを特徴とする請求項1又は
    2に記載のストークスイッチ装置。
  4. 【請求項4】 前記操作部は、前記第1の方向と反対方
    向の第2の方向に傾倒動作可能で、前記操作部をこの第
    2の方向に傾倒動作させた際、ワイパが停止可能、又は
    減速動作可能で、前記傾倒動作を所定時間以上継続した
    時は、ワイパを停止し、前記所定時間未満の時は、減速
    するようにしたことを特徴とする請求項3に記載のスト
    ークスイッチ装置。
  5. 【請求項5】 前記操作部は、ワイパ操作用として使用
    し、前記操作部を第1の方向に傾倒動作させた際、ワイ
    パが高速及び低速で動作可能で、前記傾倒動作の前記第
    1の方向における繰り返しが所定回数以上の時は、高速
    動作とし、前記所定回数未満の時は、低速動作としたこ
    とを特徴とする請求項1又は2に記載のストークスイッ
    チ装置。
  6. 【請求項6】 前記操作部は、前記第1の方向と反対方
    向の第2の方向に傾倒動作可能で、前記操作部をこの第
    2の方向に傾倒動作させた際、ワイパが停止可能、及び
    減速動作可能で、前記傾倒動作の前記第1の方向におけ
    る繰り返しが所定回数以上の時は、ワイパを停止し、前
    記所定回数未満の時は、減速するようにしたことを特徴
    とする請求項5に記載のストークスイッチ装置。
  7. 【請求項7】 前記操作部は、第3の方向に傾倒動作可
    能で、前記操作部をこの第3の方向に傾倒動作させた
    際、ワイパが1往復動作した後停止状態となるシングル
    動作、又は間欠動作可能で、前記傾倒動作の前記第3の
    方向における繰り返しが所定回数以上の時は、ワイパを
    間欠動作させ、前記所定回数未満の時は、シングル動作
    させるようにしたことを特徴とする請求項3〜6のいず
    れか1項に記載のストークスイッチ装置。
  8. 【請求項8】 前記所定回数は、2回であり、前記操作
    部を、前記第3の方向に第2回目以上の傾倒動作させた
    時、前記ワイパの間欠間隔を変えるようにしたことを特
    徴とする請求項7に記載のストークスイッチ装置。
  9. 【請求項9】 前記間欠間隔は、前記間欠動作又は前記
    シングル動作する前記ワイパが1往復動作して所定の位
    置に戻った時と、前記操作部を前記第3の方向に傾倒動
    作させた時との時間差と同じにしたことを特徴とする請
    求項8に記載のストークスイッチ装置。
  10. 【請求項10】 前記操作部は、第4の方向に傾倒動作
    可能で、前記操作部をこの第4の方向に傾倒動作させた
    際、ワイパの高速、低速、又は間欠動作を停止状態にす
    るようにしたことを特徴とする請求項3〜9のいずれか
    1項に記載のストークスイッチ装置。
  11. 【請求項11】 前記操作部は、ターンシグナル操作用
    として使用し、前記操作部が第1の方向と、この第1の
    方向と反対方向の第2の方向とに傾倒動作可能で、前記
    操作部を前記第1、又は第2の方向に傾倒動作させた
    時、ターンシグナルは、連続的に点滅し続けるウインカ
    動作と、前記傾倒動作させている状態の間点滅するレー
    ンチェンジ動作とが可能で、前記傾倒動作を所定時間以
    上継続した時は、前記レーンチェンジ動作とし、前記所
    定時間未満の時は、前記ウインカ動作としたことを特徴
    とする請求項1又は2に記載のストークスイッチ装置。
  12. 【請求項12】 前記操作部は、ターンシグナル操作用
    として使用し、前記操作部が第1の方向と、この第1の
    方向と反対方向の第2の方向とに傾倒動作可能で、前記
    操作部を前記第1、又は第2の方向に傾倒動作させた
    時、ターンシグナルは、ウインカ動作、及びレーンチェ
    ンジ動作が可能で、前記操作部を前記第1、あるいは第
    2の方向へ1回傾倒動作させた時は、前記ターンシグナ
    ルは、連続的に点滅し続ける前記ウインカ動作を行い、
    また、前記操作部を複数回連続して傾倒操作させた時、
    一定時間点滅する前記レーンチェンジ動作を行うように
    したことを特徴とする請求項1又は2に記載のストーク
    スイッチ装置。
  13. 【請求項13】 前記操作部は、第4の方向に傾倒動作
    可能で、前記操作部をこの第4の方向に傾倒動作させた
    際、ターンシグナルのレーンチェンジ動作又はウインカ
    動作を停止状態にするようにしたことを特徴とする請求
    項11又は12に記載のストークスイッチ装置。
  14. 【請求項14】 請求項1又は2に記載のストークスイ
    ッチ装置を2個用い、前記ストークスイッチ装置の前記
    モーメンタリースイッチの操作に応じて車両を制御する
    制御手段を備え、前記2個のストークスイッチ装置を車
    両のステアリングコラムの左右の側部にそれぞれ1個づ
    つ取り付け、一方の第1のストークスイッチ装置をター
    ンシグナルの制御に、他方の第2のストークスイッチ装
    置をワイパの制御にそれぞれ用いたことを特徴とするス
    トークスイッチ装置を使用した自動車。
  15. 【請求項15】 前記第1のストークスイッチ装置は、
    請求項11に記載のストークスイッチ装置であることを
    特徴とする請求項14に記載のストークスイッチ装置を
    使用した自動車。
  16. 【請求項16】 前記第2のストークスイッチ装置は、
    請求項3に記載のストークスイッチ装置であることを特
    徴とする請求項14又は15に記載のストークスイッチ
    装置を使用した自動車。
  17. 【請求項17】 前記第1のストークスイッチ装置は、
    請求項12に記載のストークスイッチ装置であることを
    特徴とする請求項14に記載のストークスイッチ装置を
    使用した自動車。
  18. 【請求項18】 前記第2のストークスイッチ装置は、
    請求項5に記載のストークスイッチ装置であることを特
    徴とする請求項14又は17に記載のストークスイッチ
    装置を使用した自動車。
  19. 【請求項19】 前記制御手段は、ステアリングホイー
    ルの回転角度を検出するアングルセンサからの角度信号
    を受信する入力部を備え、ターンシグナルがウィンカ動
    作の時に、前記アングルセンサからの角度信号に基づく
    角度が、第1の角度より大きくなった後に、前記第1の
    角度より小さい第2の角度に戻した際に、前記制御手段
    によって前記ウィンカ動作を停止させるようにしたこと
    を特徴とする請求項14、15、又は17に記載のスト
    ークスイッチ装置を使用した自動車。
  20. 【請求項20】 前記制御手段は、速度を検出する車速
    センサからの速度信号を受信する入力部を備え、ターン
    シグナルがウィンカ動作の時に、前記車速センサからの
    速度信号に基づく速度が、減速となった後に、所定の時
    間以上加速した時に、前記制御手段によって前記ウィン
    カ動作を停止させるようにしたことを特徴とする請求項
    14、15、17、又は19に記載のストークスイッチ
    装置を使用した自動車。
  21. 【請求項21】 前記制御手段は、自車の位置を検出
    し、内蔵する道路地図より道路形状を取得するナビゲー
    ションシステムからの自車の位置信号及び道路形状信号
    を受信する入力部を備え、ターンシグナルがウィンカ動
    作の時に、前記ナビゲーションシステムからの位置信号
    に基づく自車の位置と道路形状信号に基づく道路形状と
    によってキャンセルのタイミングを決定し、前記ウィン
    カ動作を停止させるようにしたことを特徴とする請求項
    14、15、17、19、又は20に記載のストークス
    イッチ装置を使用した自動車。
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