JP2001260414A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2001260414A JP2000074553A JP2000074553A JP2001260414A JP 2001260414 A JP2001260414 A JP 2001260414A JP 2000074553 A JP2000074553 A JP 2000074553A JP 2000074553 A JP2000074553 A JP 2000074553A JP 2001260414 A JP2001260414 A JP 2001260414A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 1画素に対し1つのレーザを点滅させて感光
体に静電潜像を形成する画像形成装置では、レーザの寿
命は有限であり、レーザが寿命になると画質が低下す
る。 【解決手段】 副走査方向にm行、主走査方向にn列と
n′列が交互に配置され、m行×2n列のマトリクス構
造の複数のレーザから成る2次元面発光レーザアレイを
用い、2次元面発光レーザアレイのうち、m行×n列の
レーザと、m行×n′列のレーザとに切り換え、m行×
n列のレーザとm行×n′列のレーザを各々独立して駆
動する手段を具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、2次元面発光レー
ザアレイを用いた画像形成装置に関し、特にレーザの長
寿命化に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は従来の2次元面発光レーザアレイ
を用いた画像形成装置の一例を示す図である。図5に於
いて、51は2次元面発光レーザアレイ、52は結像光
学系、53はハーフミラー、54は感光ドラム、55は
駆動回路である。駆動回路55は画像データが入力され
ると、画像データに応じて2次元面発光レーザアレイ5
1を構成する複数のレーザすべてに対し、点灯、非点灯
の駆動を行う。2次元面発光レーザアレイ51から発し
たレーザ光は、結像光学系52及びハーフミラー53を
介して感光ドラム54に照射され、感光ドラム54上に
静電潜像が形成される。この時、2次元面発光レーザア
レイ51を構成するすべてのレーザを画像データに応じ
て点灯もしくは非点灯とすることで感光ドラム54上に
主走査方向1ライン分の静電潜像が形成される。以下、
同様に主走査方向に1ラインづつ静電潜像を形成し、そ
の後、図示しない現像手段で現像、記録紙に転写、更に
定着して記録紙へ画像形成を行う。
【0003】次に、2次元面発光レーザアレイ51を構
成する複数のレーザの配列について図6を用いて説明す
る。図6(a)はレーザアレイ51の平面図、図6
(b)は各レーザによって感光ドラム上に形成された主
走査方向1ライン分の静電潜像を示している。図6
(a)中、丸印で示すのが、2次元面発光レーザアレイ
51を構成する複数のレーザである。レーザアレイ51
は副走査方向にm行、主走査方向にn列のm×nの複数
のレーザから構成されている。図6では説明の簡素化の
為、m=4、n=3の場合を図示している。複数のレー
ザは主走査方向である行線上と、行線に対して角度θを
有し第1行上のレーザ上を通る列線上に配列され、レー
ザと隣り合うレーザとの間隔は図6(a)に於けるa,
b,cがそれぞれ一定になるように等間隔でマトリクス
状に配列されている。
【0004】ここで、例えば、主走査600dpi×副
走査600dpiの画像形成装置を作製する場合、仮に
感光ドラム54の長さを300mm、感光ドラム54の
回転速度を250mm/sとすると、2次元面発光レー
ザアレイ51は7000個以上のレーザで構成する必要
があり、例えば、12行×600列で構成すると計72
00個のレーザを配列することで、主走査600dpi
×副走査600dpiを達成できる。
【0005】これら複数のレーザを、感光ドラム54の
回転速度と同期させ、感光ドラムが1画素分、つまり1
69μsの間に、第1行、第2行、…第12行と順にす
べてのレーザを駆動することで、主走査方向の1ライン
の静電潜像が形成される。なお、600dpiの場合の
1画素分は、1インチ/600dpi=42.3μmで
あるので、感光ドラムが1画素分だけ回転するのに要す
る時間は、42.3μm/250mm=169μsであ
る。この様な画像形成装置は電子写真複写機、レーザプ
リンタ、ファクシミリ等広く用いられている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、1画素
に対し1つのレーザを点灯させて感光体表面に静電潜像
を形成する画像形成装置に於いては、レーザの寿命は有
限であり、レーザが寿命になると発光照度が低下した
り、点灯しなくなった場合には副走査1ラインが画像抜
けしたり、画質の低下が発生したりするという問題があ
った。
【0007】本発明は、上記従来の問題点に鑑み、レー
ザアレイの長寿命化を可能とし、画質の低下を抑制でき
る画像形成装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、副走査
方向にm行、主走査方向にn列とn′列が交互に配置さ
れ、m行×2n列のマトリクス構造の複数のレーザから
成る2次元面発光レーザアレイを備え、前記2次元面発
光レーザアレイを画像データに応じて駆動することによ
り感光体上に静電潜像を形成する画像形成装置であっ
て、前記2次元面発光レーザアレイのうちm行×n列の
レーザと、m行×n′列のレーザとに切り換え、m行×
n列のレーザとm行×n′列のレーザを各々独立して駆
動する手段を備えたことを特徴とする画像形成装置によ
って達成される。
【0009】また、本発明の目的は、主走査方向にn
列、副走査方向にm行とm′行が交互に配置され、2m
行×n列のマトリクス構造の複数のレーザから成る2次
元面発光レーザアレイを備え、前記2次元面発光レーザ
アレイを画像データに応じて駆動することにより感光体
上に静電潜像を形成する画像形成装置であって、前記2
次元面発光レーザアレイのうちm行×n列のレーザと、
m′行×n列のレーザとに切り換え、m行×n列のレー
ザとm′行×n列のレーザを各々独立して駆動する手段
を備えたことを特徴とする画像形成装置によって達成さ
れる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明の第1
の実施形態の構成を示す図である。なお、図1は2次元
面発光レーザアレイの構成を示し、この図1のレーザア
レイが図6の画像形成装置に2次元面発光レーザアレイ
51として用いられるものとする。図1(a)は2次元
面発光レーザアレイの平面図、図1(b)、(c)は2
次元面発光レーザアレイの各レーザによって感光ドラム
上に形成された主走査方向1ライン分の静電潜像を示し
ている。
【0011】本実施形態では、図1(a)に示すように
図6の2次元面発光レーザアレイに対し、各列間に更に
レーザを配置し、m行×2n列のマトリクス構造となっ
ている。即ち、列方向のレーザ数が2nとなっていて、
第1列と第2列の間に第2′列のレーザ、第2列と第3
列の間に第3′列、第3列と第4列の間に第4′列とい
うように各列間に更にレーザが配置されている。なお、
図1(a)に於いては説明の簡素化のため、m=4、n
=3の場合を図示している。また、複数のレーザは主走
査方向である行線上と、行線に対し角度θを有する列線
上に配置され、且つ、a,b,cがそれぞれ一定となる
ように等間隔でマトリクス状に配置されている。
【0012】ここで、この2次元面発光レーザアレイを
用いて画像形成を行う場合、m行×n列上に配列された
レーザとm行×n′列上に配列されたレーザとを切り換
えて画像形成を行う。具体的には、駆動回路55内にレ
ーザを切り換える回路が設けられており、画像形成を行
う毎に使用するレーザをm行×n列上に配列されたレー
ザとm行×n′列上に配列されたレーザとに切り換えら
れる。
【0013】例えば、画像A,B,C,Dを順に形成し
ようとすると、まず、画像Aを形成する時は駆動回路5
5は図1(a)に示すようにm行×n列上に配列された
レーザ(1,1)、(2,1)、(3,1)、(1,
2)、(2,2)、(3,2)、…を選択する。これ
は、感光ドラム上では図1(b)に対応している。この
状態で、駆動回路55は画像データに応じて各々のレー
ザを駆動し、各レーザを点灯又は非点灯となるように駆
動する。2次元面発光レーザアレイから出射したレーザ
光は結像光学系52、ハーフミラー53を介して感光ド
ラム54上に照射され、感光ドラム54上に主走査方向
1ラインの静電潜像が形成される。以下、駆動回路55
は感光ドラム54の回転に同期しつつ画像データに応じ
てレーザの駆動を行い、感光ドラム54上に主走査方向
1ラインづつ静電潜像を形成していく。また、図示しな
い現像手段、転写手段、定着手段を用いて現像、転写、
定着を行うことにより画像Aの画像形成を完了する。
【0014】次に、画像Bの画像形成を行う場合は、駆
動回路55は図1(a)に示すようにm行×n′列上に
配列されたレーザ(3,1′)、(1,2′)、(2,
2′)、(3,2′)、(1,3′)、…を選択する。
これは、感光ドラム上では図1(c)に対応している。
駆動回路55は同様に画像データに応じてレーザを駆動
し、感光ドラム54上に主走査方向1ラインづつ静電潜
像を形成し、画像Bの画像形成を行う。また、画像Cの
画像形成を行う場合は、画像Aと同様にm行×n列上に
配列されたレーザを用い、画像Dの場合は画像Bと同様
にm行×n′列上に配列されたレーザを用いて画像形成
を行う。このように画像形成を行う毎にm行×n列上の
レーザとm行×n′列のレーザとを交互に切り換えて画
像形成を行う。
【0015】本実施形態では、このようにレーザを交互
に切り換えて使用しているので、各レーザの発光時間、
発光回数を半減でき、レーザの長寿命化が可能である。
また、レーザとレーザの間に更にレーザを配置している
ので、熱的クロストークを抑制でき、光量変動を低減可
能である。なお、同じ画像データをもとにm行×n列の
レーザを用いて画像を形成した場合とm行×n′列のレ
ーザを用いて画像を形成した場合では、感光ドラム54
上に形成される潜像に1/2画素分のずれが起こるが、
全画素が1/2画素分ずれるため、最終的に記録紙に形
成された画像では全く問題ない。また、使用するレーザ
の切り換えは記録紙一枚毎に限ることなく、例えば、5
枚、10枚というように所定枚数毎に切り換えてもよい
し、あるいは時間を決めておいて、例えば、1時間毎、
2時間毎というように所定時間毎に切り換えてもよい。
【0016】次に、図1の2次元面発光レーザアレイに
故障が生じた場合の動作について説明する。まず、図1
の2次元面発光レーザアレイのいずれかのレーザの出力
値が所定値を下回っており、レーザの故障が発生した場
合は他のレーザを代替することによって画質の低下を補
償する。例えば、図2(a)に示すようにレーザ(2,
2)が故障し点灯しなくなると、副走査方向の1ライン
(1画素幅)で画像抜けが発生し、レーザ(2,2)の
故障により光強度が低下しても副走査の1ライン(1画
素幅)で画質の低下が発生する。
【0017】本実施形態では、図5の画像形成装置内に
2次元面発光レーザアレイの各レーザの故障を検出する
検出手段(図示せず)を備え、検出手段の検出結果は図
示しない制御部に送られる。制御部ではこのように各レ
ーザの故障を監視している。ここで、図2(a)に示す
ようにレーザ(2,2)が故障したとすると、検出手段
の検出結果に基づいて制御部はレーザ(2,2)の故障
を検知し、駆動回路55にレーザ(2,2)の代わりに
用いるレーザを指示する。即ち、レーザ(2,2)が含
まれているm行×n列のレーザを用いて画像を形成する
場合、m行×n′列に含まれ、且つ、感光ドラム54上
において主走査方向にレーザ(2,2)と1/2画素ず
れて隣り合うレーザ(3,2′)、(1,3′)をレー
ザ(2,2)の代わりに駆動するように駆動回路55に
通知する。
【0018】従って、画像形成時にレーザ(2,2)の
代わりにレーザ(3,2′)、(1,3′)を駆動する
と、図2(b)に示すように主走査方向においてレーザ
(3,2′)、(1,3′)の位置で点灯又は非点灯と
なり、レーザ(2,2)の故障に対し、画質の低下を最
小限に抑制することができる。なお、m行×n列の他の
レーザが故障した場合は、同様にm行×n′列に含ま
れ、且つ、主走査方向で故障レーザに1/2画素ずれて
隣り合うレーザを代わりに使用する。例えば、レーザ
(2,3)が故障したとすると、レーザ(3,3′)、
(1,4′)をレーザ(2,3)の代わりに使用する。
【0019】また、m行×n′列のレーザが故障する
と、m行×n列に含まれ、且つ、主走査方向において故
障レーザに1/2画素ずれて隣り合うレーザを代わりに
使用する。例えば、レーザ(2,2′)が故障したとす
ると、レーザ(3,1)、(1,2)を代わりに使用す
る。なお、レーザの故障を検出する検出手段としては、
例えば、レーザの電流を検出することによりレーザの故
障を検出するもの、あるいはレーザの光量を検出するこ
とによりレーザの故障を検出するもの等を用いることが
できる。
【0020】図3は本発明の第2の実施形態の構成を示
す図である。図3は2次元面発光レーザアレイの構成を
示し、これが図5の画像形成装置に2次元面発光レーザ
アレイ51として配置されている。本実施形態では、図
3(a)に示すように図6の2次元面発光レーザアレイ
に対し、更に行間にレーザ行を配置し、2m行×n列の
マトリクス構造となっている。即ち、行方向のレーザ数
が2mとなっていて、第1行と第2行の間に第1′行の
レーザ、第2行と第3行の間に第2′行のレーザ、第3
行の隣に第3′行のレーザが配置されている。複数のレ
ーザは主走査方向の行線上と、行線に対し角度θを有す
る列線上に配置され、且つ、a,b,cがそれぞれ一定
となるように等間隔でマトリクス状に配置されている。
【0021】本実施形態では、第1の実施形態と同様に
図5の画像形成装置内の駆動回路55にレーザを切り換
える回路が設けられ、画像形成を行う毎に使用するレー
ザが切り換えられる。即ち、m行×n列上に配列された
レーザとm′行×n列上に配列されたレーザとに切り換
えられる。例えば、画像A,B,C,D…を順に画像形
成しようとすると、まず、画像Aに対してはm行×n列
上のレーザ、即ち、レーザ(1,1)、(2,1)、
(3,1)、(1,2)、(2,2)、…が用いられ
る。これは、感光ドラム上では図3(b)に対応してい
る。駆動回路55はこれらのレーザを画像データに応じ
て駆動し、感光ドラム54上に主走査方向1ラインづつ
静電潜像を形成して画像形成を行う。
【0022】次に、画像Bに対してはm′行×n列上に
配列されたレーザ、即ち、レーザ(1′,1)、
(2′,1)、(3′,1)、(1′,2)、(2′,
2)、…が用いられる。これは、感光ドラム上では図3
(c)に対応している。駆動回路55はこれらのレーザ
を画像データに応じて駆動し、画像形成を行う。以下、
画像Cに対してはm行×n列上のレーザ、画像Dに対し
てはm′行×n列上のレーザというように交互に切り換
えて画像形成を行う。
【0023】本実施形態では、このように画像形成を行
う毎に使用するレーザを切り換えているので、第1の実
施形態と全く同様に各レーザの発光時間、発光回路を半
減でき、レーザの長寿命化が可能である。また、熱的ク
ロストークを抑制でき、光量変動を低減可能である。な
お、同じ画像データをもとにm行×n列のレーザを用い
て画像形成した場合とm′行×n列のレーザを用いて画
像形成した場合とでは感光ドラム上の潜像に1/2画素
分のずれが起こるが、全画素が1/2画素分ずれるた
め、最終的な画像上では問題ない。なお、使用するレー
ザの切り換えは記録紙一枚毎に限ることなく、例えば、
5枚、10枚というように所定枚数毎に切り換えてもよ
いし、あるいは時間を決めておいて、例えば、1時間
毎、2時間毎というように所定時間毎に切り換えてもよ
い。
【0024】また、本実施形態では図3のいずれかのレ
ーザが故障した時は他のレーザを代替することによって
画質の低下を補償する。そのため、図5の画像形成装置
内に2次元面発光レーザアレイの各レーザの故障を検出
する検出手段が設けられ、図示しない制御部で検出手段
の検出結果によって各レーザの故障を監視している。例
えば、図4(a)に示すように第2行第2列のレーザ
(2,2)が故障したとすると、制御部はレーザ(2,
2)が含まれているm行×n列のレーザを用いて画像形
成を行う場合、図4(b)に示すようにm′行×n列に
含まれ、且つ、感光ドラム54の表面上で主走査方向に
故障レーザと1/2画素ずれて隣り合うレーザ(1′,
2)、(2′,2)をレーザ(2,2)の代わりに駆動
するように駆動回路55に通知する。この結果、感光ド
ラム54上においてレーザ(1′,2)、(2′,2)
の位置にレーザ光が照射され、画質の低下を最小限に抑
制することができる。
【0025】また、例えば、m行×n列のレーザ(2,
3)が故障すると、同様にm′行×n列に含まれ、且
つ、感光ドラム54の表面上で主走査方向に1/2画素
ずれて隣り合うレーザ(1′,3)、(2′,3)が故
障レーザの代替として用いられる。更に、m′行×n列
のレーザ、例えば、レーザ(2′,3)が故障すると、
m行×n列に含まれ、且つ、感光ドラム54の表面上に
1/2画素ずれて隣り合うレーザ(2,3)、(3,
3)が故障レーザの代わりに用いられる。他のレーザが
故障した場合も全く同様である。なお、レーザの故障を
検出する検出手段としては、前述のようにレーザの電流
を検出することによりレーザの故障を検出するもの、レ
ーザの光量を検出することによりレーザの故障を検出す
るもの等を用いることができる。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、2
次元面発光レーザアレイをm行×2n列のマトリクス構
造とし、m行×n列のレーザとm行×n′列のレーザに
切り換えて駆動することにより、各レーザの発光時間、
発光回数を低減でき、レーザアレイを長寿命化すること
ができる。また、2m行×n列のマトリクス構造とし、
m行×n列のレーザとm′行×n列のレーザに切り換え
て駆動することにより、同様にレーザアレイを長寿命化
できる。更に、レーザ間にレーザを設けているので、熱
的クロストークを抑制でき、光量変動を低減できる。ま
た、故障レーザの代わりに他のレーザを代替しているの
で、画像抜け、画質の低下を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示す図である。
【図2】図1の実施形態の2次元面発光レーザアレイが
故障した場合の代替レーザを説明するための図である。
【図3】本発明の第2の実施形態を示す図である。
【図4】図3の実施形態の2次元面発光レーザアレイが
故障した場合の代替レーザを説明するための図である。
【図5】従来例の画像形成装置の概略構成を示す図であ
る。
【図6】図5の装置に用いられる2次元面発光レーザア
レイを示す図である。
【符号の説明】
51 2次元面発光レーザアレイ 52 結像光学系 53 ハーフミラー 54 感光ドラム 55 駆動回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C362 AA16 AA75 EA04 5C051 AA02 CA07 CA08 DA06 DB02 DB04 DB07 DC02 DE01 DE02 DE33 EA00 5C074 AA07 AA15 BB03 BB04 CC04 CC26 DD15 DD30 EE20 HH04 5F073 AB05 AB16 BA07 BA09 GA37

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 副走査方向にm行、主走査方向にn列と
    n′列が交互に配置され、m行×2n列のマトリクス構
    造の複数のレーザから成る2次元面発光レーザアレイを
    備え、前記2次元面発光レーザアレイを画像データに応
    じて駆動することにより感光体上に静電潜像を形成する
    画像形成装置であって、前記2次元面発光レーザアレイ
    のうちm行×n列のレーザと、m行×n′列のレーザと
    に切り換え、m行×n列のレーザとm行×n′列のレー
    ザを各々独立して駆動する手段を備えたことを特徴とす
    る画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記駆動手段は、所定の記録紙枚数毎に
    前記m行×n列のレーザとm行×n′列のレーザを交互
    に切り換えて駆動することを特徴とする請求項1に記載
    の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記駆動手段は、所定時間毎に前記m行
    ×n列のレーザとm行×n′列のレーザを交互に切り換
    えて駆動することを特徴とする請求項1に記載の画像形
    成装置。
  4. 【請求項4】 前記2次元面発光レーザアレイの各レー
    ザの故障を検出する手段を有し、前記検出手段によりレ
    ーザの故障が検出された時は故障レーザの代わりに他の
    レーザを代替する手段を備えたことを特徴とする請求項
    1に記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記代替手段は、前記m行×n列のいず
    れかのレーザが故障した時は、m行×n′列に含まれ、
    且つ、感光体上において主走査方向に故障レーザに隣り
    合うレーザを故障レーザの代わりに代替することを特徴
    とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記代替手段は、前記m行×n′列のい
    ずれかのレーザが故障した時は、m行×n列に含まれ、
    且つ、感光体上において主走査方向に隣り合うレーザを
    故障レーザの代わりに代替することを特徴とする請求項
    4に記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 主走査方向にn列、副走査方向にm行と
    m′行が交互に配置され、2m行×n列のマトリクス構
    造の複数のレーザから成る2次元面発光レーザアレイを
    備え、前記2次元面発光レーザアレイを画像データに応
    じて駆動することにより感光体上に静電潜像を形成する
    画像形成装置であって、前記2次元面発光レーザアレイ
    のうちm行×n列のレーザと、m′行×n列のレーザと
    に切り換え、m行×n列のレーザとm′行×n列のレー
    ザを各々独立して駆動する手段を備えたことを特徴とす
    る画像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記駆動手段は、所定の記録紙枚数毎に
    前記m行×n列のレーザとm′行×n列のレーザを交互
    に切り換えて駆動することを特徴とする請求項7に記載
    の画像形成装置。
  9. 【請求項9】 前記駆動手段は、所定時間毎に前記m行
    ×n列のレーザとm′行×n列のレーザを交互に切り換
    えて駆動することを特徴とする請求項7に記載の画像形
    成装置。
  10. 【請求項10】 前記2次元面発光レーザアレイの各レ
    ーザの故障を検出する手段を有し、前記検出手段により
    レーザの故障が検出された時は故障レーザの代わりに他
    のレーザを代替する手段を備えたことを特徴とする請求
    項7に記載の画像形成装置。
  11. 【請求項11】 前記代替手段は、前記m行×n列のい
    ずれかのレーザが故障した時は、m′行×n列に含ま
    れ、且つ、感光体上において主走査方向に故障レーザに
    隣り合うレーザを故障レーザの代わりに代替することを
    特徴とする請求項10に記載の画像形成装置。
  12. 【請求項12】 前記代替手段は、前記m′行×n列の
    いずれかのレーザが故障した時は、m行×n列に含ま
    れ、且つ、感光体上において主走査方向に隣り合うレー
    ザを故障レーザの代わりに代替することを特徴とする請
    求項10に記載の画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009152540A (ja) * 2007-11-30 2009-07-09 Seiko Epson Corp 光源装置、照明装置、モニタ装置及び画像表示装置
JP2009234256A (ja) * 2008-03-04 2009-10-15 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2014017337A (ja) * 2012-07-06 2014-01-30 Sharp Corp 灯具、車両用前照灯、および半導体レーザアレイ

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