JP2001260390A - インクカートリッジ - Google Patents

インクカートリッジ

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JP2001260390A
JP2001260390A JP2000077108A JP2000077108A JP2001260390A JP 2001260390 A JP2001260390 A JP 2001260390A JP 2000077108 A JP2000077108 A JP 2000077108A JP 2000077108 A JP2000077108 A JP 2000077108A JP 2001260390 A JP2001260390 A JP 2001260390A
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bag
cartridge
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Chiyoshige Nakazawa
千代茂 中澤
Manabu Yamada
学 山田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 可撓性のインク袋にインクを貯留するインク
カートリッジにおいて、インクエンドの検出精度を向上
し、インクエンド後のインク残量のバラツキとインク残
量を低減すること。 【解決手段】 可撓性のインク袋26(1)、26
(2)の袋本体部分55に貼り付けた検出板56の横寸
法56Wを、袋本体部分55の横寸法55Wの0.5倍
以上1.0倍以下とし、検出板56の縦寸法56Lを、
袋本体部分55の縦寸法55Lの0.4ないし0.8倍
の範囲内とし、更に、検出板56の横寸法56Wと袋本
体部分55の横寸法55Wの比(56W/55W)と、
検出板56の縦寸法56Lと袋本体部分55の縦寸法5
5Lの比(56L/55L)との比率を、0.8ないし
1.2の範囲内とする。これにより、袋本体部分55の
変形、すなわち、インク量が減少することに伴なう変形
に追従し易くなり、インクエンド検出を精度良く行うこ
とが可能となり、よってインクエンド後のインク残量の
バラツキとインク残量が低減する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録ヘッドのノズ
ルよりインク滴を吐出して記録媒体に記録を行うインク
ジェット記録装置のインク供給源として用いられるイン
クカートリッジに関し、特に、可撓性のインク袋にイン
クを収納し、インク残量が少なくなったこと(以下、イ
ンクエンドとも言う)を検出するための検出板を有し、
その検出精度を向上させたインクカートリッジに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】記録ヘッドのノズルよりインク滴を吐出
して記録媒体に記録を行うインクジェット記録装置のイ
ンク供給機構としては、インクジェット記録装置に形成
したインクカートリッジ装着部にインク供給針を配置し
ておき、インク供給針がインクカートリッジの側に形成
したインク取り出し口に差し込まれるように、インクカ
ートリッジを装着すれば、インクカートリッジ内に貯え
られているインクをインクジェット記録装置のインクジ
ェットヘッドに供給できるように構成されたものが知ら
れている。
【0003】このようなインクジェット記録装置に用い
られるインクカートリッジの中で、可撓性のインク袋を
用いて、その中にインクを貯える提案が、特開平5―1
6377号公報、同6−969号公報、同6−9958
8号公報、同11―70672号公報等に開示されてい
る。
【0004】特開平6−969号公報に開示されている
インクカートリッジは、カートリッジケース内にインク
袋と永久磁石を収納し、カートリッジケースの外にコイ
ルを巻いた別の永久磁石を前記永久磁石と相対し異極同
士が向き合うように配置しているものである。このイン
クカートリッジにおいて、通常は2つの磁石が引きつけ
合うことでインク袋に圧力をかけず、インク残量検出の
時やインク袋内のインク残量が減少した場合には、コイ
ルに電流を流して、カートリッジケース内の永久磁石に
よりインク袋を押圧するというものである。
【0005】また、特開平5―16377号公報、同6
−99588号公報、同11−70672号公報に開示
されているインクカートリッジにおいては、可撓性のイ
ンク袋にインク袋のインク残量が少なくなったことを検
出するための検出板が取り付けられている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ここで、特開平6−9
69号公報に開示されているインクカートリッジでは、
インクカートリッジ内に、その自重によってインク袋を
押圧できるような大型の永久磁石を有するため、インク
カートリッジが大きく、且つ重くなり、コスト高になる
という課題を有する。更に記録装置も電磁石装置が必要
になり、大型化、コスト高になるという課題を有する。
【0007】一方、特開平5―16377号公報、同6
−99588号公報、同11−70672号公報に開示
されている形式のインクカートリッジでは、検出板を有
するのみで上記のような課題はないが、検出板の形状が
適切でないため、インクエンド後のインク残量のバラツ
キが大きくなり、それ故インク残量が大きくなるという
課題がある。
【0008】インクエンド後にインクカートリッジに残
るインク量(インク残量)が多くなると、1つのインク
カートリッジで印刷できる文書量が減ってしまい、ラン
ニングコストが上昇する。それを回避するため初期のイ
ンク量を多くすると、インクカートリッジが大きくな
り、記録装置が大型化するという課題を有する。
【0009】本発明の課題は、小型、軽量、コストの安
価なインクカートリッジを提案することにある。
【0010】また、本発明の課題は、可撓性のインク袋
と検出板を有するインクカートリッジにおいて、インク
エンド後のインク残量のバラツキとインク残量を低減
し、記録装置のランニングコストを低減することにあ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、 インクジェット記録装置にインクを供給する為
のインク供給口と略長方形状の対向する側部とを備えた
前記インクを貯留する可撓性のインク袋と、該インク袋
のインク残量が少なくなったことを検出するために前記
インク袋の対向する一方の側部の中央部に貼り付けた検
出板と、該インク袋の他方の側部を底部に固定して収納
している開口部を備えたカートリッジケースと、該カー
トリッジケースの前記開口部を覆う蓋とを有するインク
カートリッジにおいて、前記検出板は、前記インク袋の
前記インク供給口を有する辺に略平行な前記検出板の辺
の寸法が、前記インク袋の前記インク供給口を有する辺
の寸法の0.5倍ないし1.0倍の範囲内であることを
特徴とする。
【0012】本発明のインクカートリッジによれば、イ
ンクカートリッジは、インクを貯留した可撓性のインク
袋と、インク袋のインク残量が少なくなったことを検出
する検出板と、インク袋を収納しているカートリッジケ
ースと、カートリッジケースの開口を覆う蓋とからなる
ため、インクカートリッジは小型、軽量、コスト安価で
あり、また、インク袋が略長方形をしているため、カー
トリッジケースは余分な面積を必要とせず、面積効率よ
くインクを収容でき、更に、インク袋の各辺と、検出板
の各辺が略平行であり、インク袋のインク供給口を有す
る辺に略平行な検出板の辺の寸法が、インク袋のインク
供給口を有する辺の寸法の0.5倍ないし1.0倍の範
囲内であるため、インクエンド後のインク残量バラツキ
が小さく精度良くインクエンドを検出できる。
【0013】ここで、インク袋のインク供給口を有する
辺に略垂直な検出板の辺の寸法が、インク袋のインク供
給口を有する辺に略垂直な辺の寸法の0.4倍ないし
0.8倍の範囲内であり、インク袋のインク供給口を有
する辺に略平行な検出板の辺の寸法とインク袋のインク
供給口を有する辺の寸法の比と、インク袋のインク供給
口を有する辺に略垂直な検出板の辺の寸法とインク袋の
インク供給口を有する辺に略垂直な辺の寸法の比との比
率が、0.8ないし1.2の範囲内であることを特徴と
する。
【0014】検出板の寸法をこのように設定することに
より、インク量が減少することに伴なうインク袋の変形
に、検出板の動きが追従し易くなると共に、検出板が位
置していないインク袋の周辺部分に溜まったままのイン
クが少なくなるため、インクエンドの検出精度が向上す
ると共に、インクエンド後のインク残量が低減する。
【0015】更に、本発明のインクカートリッジは、検
出板の厚みを、0.7mmないし1.2mmの範囲内に
することを特徴とする。
【0016】検出板の厚みをこのように設定すること
で、インク量が減少することに伴なうインク袋の変形に
更に追従し易くして、インクエンド検出を更に精度良く
行うことが可能になる。ここで、本発明のインクカート
リッジは、廃インクを吸収する廃インク吸収材を更に保
有しても良い。
【0017】この場合においては、インクジェット記録
装置の使用寿命において発生する廃インクを全て吸収、
保持できる廃インク吸収材を、インクジェット記録装置
に設置する必要が無くなるため、インクジェット記録装
置の小型化が可能になる。
【0018】また、本発明のインクカートリッジは、イ
ンク袋に貼り付けた検出板の一辺にカートリッジケース
外部に突出可能な検出片を有し、この検出片の変位をイ
ンクジェット記録装置により検知して、インク袋のイン
ク残量が少なくなったことを検出し、カートリッジケー
スの底部で、且つ、検出片を有する辺と相対する検出板
の1辺が当接可能な位置に突起を有することを特徴とす
る。
【0019】このような構成にすることにより、インク
袋のインク残量が少なくなった場合、検出板は、カート
リッジケースの底部に設けた突起をその回転中心として
回転し、検出片をカートリッジッケース外部に突出する
ため、検出片の突出精度が向上し、インクエンド検出精
度が向上する。
【0020】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照して、本発明
を適用したインクカートリッジ及びそれを装着可能なイ
ンクジェット記録装置の好ましい実施の形態を説明す
る。
【0021】図1〜図3は、本発明を適用した第一実施
例のインクカートリッジの構造と検出板の輪郭形状、イ
ンクエンド検出方法を説明するための図である。図4及
び図5は、本発明を適用した第二実施例のインクカート
リッジの構造と検出板の輪郭形状を説明するための図で
ある。図7及び図8は、インクジェット記録装置のイン
ク供給・排出系を示す概略構成図である。
【0022】(インク供給・排出系1)まず、図6を参
照して、インクジェット記録装置全体のインク供給・排
出系を説明する。インクジェット記録装置1の基本的な
構成は一般的に使用されているインクジェット記録装置
と同様であるので、その説明は省略する。インクジェッ
ト記録装置1にはインクカートリッジ2が着脱可能に装
着されるカートリッジ装着部3が形成されている。この
カートリッジ装着部3にはインク供給針4が例えば水平
に取り付けられている。インクカートリッジ2をセット
位置に差し込むと、この針4がインクカートリッジ2に
おける後述する所定場所に差し込まれ、インクカートリ
ッジ2とインクジェット記録装置1の側との間にインク
供給・排出用のインク流路が形成される。
【0023】インク流路が形成されると、インク供給針
4を介してインクカートリッジ2に収納されている後述
するインク袋に貯えられているインクがインク供給チュ
ーブ5に取出される。
【0024】インク供給チューブ5によって、インクは
インクジェット記録装置1の記録ヘッド6に導かれる。
記録ヘッド6は図示しないキャリッジに搭載され、プラ
テン7の表面に沿って長手方向に往復移動する。プラテ
ン7の表面に沿って、記録ヘッド6の移動方向とは直交
する方向に図示しない記録媒体が搬送され、記録媒体に
対して記録ヘッド6により印刷が行われる。
【0025】印刷の前に、記録ヘッド6の印刷品質を維
持するために、記録ヘッド6のインクノズルのクリーニ
ングやインクの吸引が行われる。このために、ヘッドキ
ャップ8が記録ヘッド6の印刷領域を外れた位置に配置
されており、定期的に記録ヘッド6はヘッドキャップ8
の位置まで移動する。ヘッドキャップ8には記録ヘッド
6から回収あるいは吸引した廃インクをヘッドキャップ
から回収するための廃液チューブ9が接続されている。
廃インク回収用の駆動源として廃液チューブ9には廃液
ポンプ10が接続されている。
【0026】廃液ポンプ10によって、廃液チューブ9
を介して回収された廃インクは、インクジェット記録装
置1内に設けた廃液パック11に回収される。廃液パッ
ク11はプラスチックの真空成形等で構成され、フェル
ト等の廃液吸収材12を有している。
【0027】(インク供給・排出系2)上記に於いて
は、インクを保持するインク袋を1つ有するインクカー
トリッジと、その内部に廃インク回収部を有するインク
ジェット記録装置のインク供給・排出系を説明したが、
以下に説明するようにインクカートリッジ内に収納する
インク袋は2つ以上でも構わず、またインクカートリッ
ジ内に廃インク吸収部を保有しても良い。図7は別の形
態のインクジェット記録装置のインク供給・排出系を説
明するための図である。インクジェット記録装置21に
はインクカートリッジ22が着脱可能に装着されるカー
トリッジ装着部23が形成されている。このカートリッ
ジ装着部23には2本のインク供給針24(1)、24
(2)と1本の廃液針25が例えば水平に取り付けられ
ている。これらの針24(1)、24(2)および25
がインクカートリッジ22における後述する所定場所に
差し込まれると、インクカートリッジ22とインクジェ
ット記録装置21の側との間にインク供給・排出用のイ
ンク流路が形成される。
【0028】インク流路が形成されると、インク供給針
24(1)、24(2)をそれぞれ介してインクカート
リッジ22に収納されている2個のインク袋26
(1)、26(2)に貯えられているインクがインク供
給チューブ27(1)、27(2)に取出される。各イ
ンク供給チューブ27(1)、27(2)には、インク
中の塵や異物をろ過するフィルタ28(1)、28
(2)を介在させてある。
【0029】インク供給チューブ27(1)、27
(2)によって、インクはインクジェット記録装置21
の記録ヘッド29に導かれる。記録ヘッド29には2つ
のノズル群30(1)、30(2)が、それぞれ紙面に
直交する方向に配設されており、インク供給チューブ2
7(1)、27(2)から導かれたインクで満たされて
いる。プラテン31の表面に沿って、2つのノズル群3
0(1)、30(2)の配設方向とは直交する方向に図
示しない記録媒体が搬送され、記録媒体に対して記録ヘ
ッド29により印刷が行われる。
【0030】前述と同様に、記録ヘッド29の印刷品質
を維持するために、印刷の前に記録ヘッド29のノズル
群30(1)、30(2)のクリーニングやインクの吸
引が行われる。ヘッドキャップ32がプラテン31の下
部に配置されており、記録ヘッド29は矢印H方向に移
動し、ヘッドキャップ32の位置まで移動する。ヘッド
キャップ32には記録ヘッド29から回収あるいは吸引
した廃インクをヘッドキャップ32から回収するための
廃液チューブ33が接続されている。廃インク回収用の
駆動源として廃液チューブ33には廃液ポンプ34が接
続されている。
【0031】廃液ポンプ34によって、廃液チューブ3
3を介して回収された廃インクは、廃液針25を介して
インクカートリッジ22に収納されている後述する廃イ
ンク吸収材によって吸収され、ここに回収保持される。
【0032】(インクカートリッジ1)本発明の第一実
施例のインクカートリッジ2と、インクエンド検出方法
を図1〜図3によって説明する。図1は本発明の第一実
施例のインクカートリッジ2を示す概略の分解斜視図で
ある。図2はインクカートリッジ2内の検出板の動きを
示す断面図である。図3はインク袋と検出板である。
【0033】図1に示すように、インクカートリッジ2
は、偏平な直方体形状のカートリッジケース44と、こ
の中に収納されているインク袋41と、蓋46とを有し
ている。
【0034】インク袋41は可撓性の素材から形成され
ており、ガスバリア性の向上のためにアルミニウム箔を
2枚のフィルム、例えば外側をナイロンフィルム、内側
をポリエチレンフィルムにより挟み込んだ構成のアルミ
ニウムラミネートフィムルから形成されている。
【0035】図示の例では、2枚のアルミニウムラミネ
ートフィルムを重ね合わせて、それらの周囲を熱融着等
の方法によって接合することにより、インク袋41の袋
本体部分43が形成されている。袋本体部分43は図示
の通り、略長方形形状をしている。図中において接合面
を斜線部で示す。この袋本体部分43の前縁中央には、
インク袋内に貯えられているインクを外部に取出すため
のインク取り出し口42が熱融着等の方法によって取り
付けられている。
【0036】インク供給針4はインク取り出し口42に
差し込まれる。インク取り出し口42はプラスチック成
形品である。44はカートリッジケースであり、インク
袋41を収容する。インク取り出し口42には、カート
リッジケース44にインク袋41を所定の位置に固定す
るために、固定溝42aが設けられている。固定溝42
aはインク取り出し口42の外周部に円周状に配設され
ており、カートリッジケース44の嵌合部44cと嵌合
して保持される。
【0037】嵌合部44cは固定溝42aに沿った形状
とスナップフィット形状を持ち、インクカートリッジの
落下・振動によりインク取り出し口42との嵌合が外れ
ることはない。インク取り出し口42にはインク袋41
内のインクを導出する導管部分(図示せず)と、反対側
の端部にゴム等の弾性部材からなる取り出し口ゴム(図
示せず)が圧入・カシメ・接着等により設けられてお
り、インクを封止している。
【0038】インク袋41のインク取り出し口42から
遠い部分で、両面テープ等(図示せず)によりインク袋
41の側部はカートリッジケース44に固定されてい
る。更に、インク袋41内のインク残量が減少し規定値
になると検出するために、検出板45が両面テープ等
(図示せず)によりインク袋41の側部に固定されてい
る。
【0039】検出板45は図示の通り略長方形の形状を
しており、各辺が袋本体部分43の各辺と略平行になる
ように固定されている。
【0040】カートリッジケース44には、検出板45
の検出突起45aが外部に露出するための開口47と、
検出板45の回転中心となるリブ48が設けられてい
る。
【0041】蓋46は一対の角46aがカートリッジケ
ース44に設けた一対の穴部44aに嵌合し、また一対
の爪46bがカートリッジケース44に設けた一対の凹
部44bにスナップフィットにより嵌合してカートリッ
ジケース44に固定される。最初に角46aと穴部44
aの嵌合を行い、次に爪46bと凹部44bとがスナッ
プフィットさせて固定する。
【0042】次に図2により、インク残量の減少に伴う
検出板45の動きとインクエンド検出方法を説明する。
図2はインクカートリッジ内の検出板45の動きを示す
断面図である。
【0043】図2(a)は、使用前のインクカートリッ
ジ2がインクジェット記録装置のカートリッジ装着部3
に縦置きの状態(図示状態)で装着されている状態を示
す。但しカートリッジ装着部は図示していない。インク
袋41内にはインクが十分あるため重力G方向に多少の
膨らみができる。検出板45は両面テープによりインク
袋41の側部に固定されており、ほぼ鉛直状態(図示状
態)に保持されている。
【0044】図2(b)は、インクの消費によりインク
袋41のインク量が1/2程度になった状態を示す。イ
ンク袋41内のインクは重力により下側に溜り、インク
袋41はG方向に膨らむ。インク袋41の変形にともな
い、検出板45は検出突起45a付近を回転中心とし
て、矢印K方向に回転していく。この回転は本実施例の
場合、検出板45がカートリッジケース44の底面に設
けたリブ48に接触するまで続く。
【0045】図2(c)は、インク袋41のインク量が
インクエンド時の残量になった状態を示す。インク袋4
1内のインクはほとんどなく、残ったインクがG方向に
多少溜り、インク袋41はG方向に多少膨らむ。インク
袋の変形にともない、検出板45はリブ48を回転中心
として、矢印L方向に回転していく。この回転は本実施
例の場合、検出突起45aがインクジェット記録装置1
の側に設けたインクエンド検出器13に接触しインクエ
ンドが検出されるまで続く。
【0046】一方、検出突起45aはインク残量が減少
するにしたがって、カートリッジケース44の外部に露
出していき、インクエンド検出器13に到達しインクエ
ンドが検出される。
【0047】以上のように、インクカートリッジ2を縦
置きの状態に設置して検出板の動きにある一定の傾向を
もたせることで、インクエンド後のインク残量のバラツ
キと残量を小さくすることができる。
【0048】次に、図3を参照して、インク袋41に取
り付けられている検出板45の輪郭形状について説明す
る。 検出板45の横寸法45Wは、袋本体43の横寸
法43Wの0.9倍に設定した。同様に、検出板45の
縦寸法45Lは、袋本体43の縦寸法43Lの0.5倍
に設定した。更に、検出板の厚みを1.2mmとした。
これにより、検出板45がインク袋41の袋本体43の
変形、すなわち、インク量が減少することに伴なう変形
に追従し易くなると共に、検出板45が位置していない
袋本体43の周辺部分へ溜まったままの所謂無駄インク
が少なくなり、インクエンド検出精度が更に良くなっ
た。
【0049】従来との比較を詳述すると、従来の検出板
の外径寸法は袋本体の横寸法の0.4倍、袋本体の縦寸
法の0.3倍の略正方形の場合インクエンド時点のイン
ク残量が、従来の15gであったが、本発明のように検
出板45の外径形状のように横寸法を増加するとインク
エンド時点のインク残量が8gへと約半減し、7gのイ
ンクを印刷に使用することによって、インク寿命を8%
強向上させて記録装置のランニングコストを低減した。
【0050】(インクカートリッジ2)本発明の第二実
施例のインクカートリッジ22を図4によって説明す
る。図4は本発明の第二実施例のインクカートリッジ2
2を示す概略斜視図である。この図に示すように、イン
クカートリッジ22は、偏平な直方体形状のカートリッ
ジケース50と、この中に収納されている第1および第
2のインク袋26(1)、26(2)と、これらのイン
ク袋の間に配置されている仕切り板51と、廃インク吸
収材52と、ケース蓋53を有している。
【0051】インク袋26(1)、26(2)は第一実
施例のインクカートリッジ2におけるインク袋41と同
一の構成、構造であるのでここでは説明を省略する。
【0052】この構成のインク袋26(1)は、そのイ
ンク取り出し口54の部分がカートリッジケース50の
前面側の部分に固定され、袋本体部分55の側部が両面
接着剤等によってカートリッジケース50に固定され
る。他方のインク袋6(2)も、そのインク取り出し口
54の部分が仕切り板51に固定され、その袋本体部分
55の側部が両面接着剤等によって仕切り板51に固定
される。
【0053】ここで、インク袋26(1)の側部には検
出板56が両面テーブ等の固定手段(図示せず)によっ
て固定されている。検出板56に形成した検出用突起5
6aはインク残量の減少に伴って、カートリッジケース
50の底面部分に開けた開口50aから外部への突出長
さが増加し、検出用突起56aの突出長さが定まった長
さ以上になると、第一実施例のインクカートリッジで説
明した如く、インクジェット記録装置21に設けたイン
クエンド検出機構によって検出用突起56aが検出さ
れ、これにより、インクが無くなったことが分かるよう
になっている。
【0054】カートリッジケース50は、長方形の底板
部分57と、この四周縁から垂直に起立している側板部
分としての前壁部分58、左右の側壁部分59、60お
よび後壁部分61とを備え、上側が開口62となってい
る。底板部分57には検出片突出用の開口50aが形成
されている。
【0055】このカートリッジケース50の前壁部分5
8にはインク供給針差し込み孔50bと、3個の円形孔
50c、50d、50eが形成されている。3個の円形
孔50c、50d、50eは、インクカートリッジ22
をインクジェット記録装置側のカートリッジ装着部23
に装着する際に位置決めのために使用される。
【0056】前壁部分58、左右の側壁部分59、60
および後壁部分61の内側表面には、それぞれ、複数本
のリブ58a、59a、60a、61aが形成されてい
る。これらのリブの上端面は同一の高さ位置にあり、こ
れらにより、仕切り板51のカートリッジケース50内
での高さ位置が規定される。
【0057】このカートリッジケース50の開口62を
封鎖しているケース蓋53は、長方形の蓋本体部分63
と、この四周縁に形成された外枠部分64と、この外枠
部分64の内側に形成された長方形の内枠部分65を備
えている。外枠部分64の外側表面には内側に切り欠か
れた段部64aが形成されており、ここに、下側から、
カートリッジケース50の前壁部分58、側壁部分5
9、60および後壁部分61の上端部分が嵌まり込むよ
うになっている。更に、外枠64の前壁部分64bに
は、廃液針差し込み口64eが形成されている。
【0058】内枠部分65は外枠部分64よりも丈が高
く、この内側には廃インク吸収材52が収納されて、内
枠部分65の端面に貼り付けた長方形のプラスチックフ
ィルム66によって、廃インク吸収材52が内枠部分6
5内に封入されている。
【0059】ここで、カートリッジケース50とケース
蓋53の結合構造を説明する。本例では、スナップフィ
ット構造により、ケース蓋53がカートリッジケース5
0に着脱可能に取り付けられている。すなわち、ケース
蓋53の外枠64の前壁部分64bには、左右に前方に
突出した差し込み用の爪64c、64dが形成されてい
る。これらの爪64c、64dを後ろ側から前方に向け
て差し込み可能な差し込み孔58c、58dがカートリ
ッジケース50の前壁部分58の上端部分に形成されて
いる。
【0060】一方、ケース蓋53の内枠部分65におけ
る左右の側壁部分には、それぞれ外方に突出したスナッ
プフィット式の係合爪(図示せず)が形成されており、
これらの係合爪をはめ込み可能な係合溝(図示せず)
が、それぞれ、カートリッジケース50の左右の側壁部
分59、60の内側表面における対応する位置に形成さ
れている。
【0061】ケース蓋53の前側の爪64c、64dを
カートリッジケース50の差し込み孔58c、58dに
差し込み、次に、ケース蓋53の後ろ側の部分を上側か
らカートリッジケース50の開口62に押し込むと、カ
ートリッジケース50の左右の側壁部分59、60が弾
性変位して僅かに広がるので、係合爪を係合溝にはめ込
むことができる。係合爪が係合溝に嵌まり込むと、左右
の側壁部分59、60が弾性復帰するので、ケース蓋5
3がカートリッジケース50に取り付けられた状態が形
成される。
【0062】次に、カートリッジケース50内に収納さ
れている仕切り板51は、長方形の本体部分67と、こ
の四周縁から上方に垂直に起立している長方形の枠部分
68を備えている。この枠部分68は、カートリッジケ
ース50の開口62からその内側表面に沿って摺動自在
の状態で落とし込みできる寸法に設定されている。ま
た、枠部分68の四隅の上端面部分68aは他の部分よ
りも高い位置にあり、これらの上端面部分68aが、カ
ートリッジケース50に取り付けたケース蓋53の外枠
端面に当接するようになっている。
【0063】この仕切り板51の上に第2のインク袋2
6(2)が搭載されている。仕切り板51の枠前壁部分
68bにはインク供給針差し込み孔51bが形成されて
いる。インク袋26(2)は、そのインク取り出し口5
4が仕切り板51の枠前壁部分68bに固定され、袋本
体部分55の裏面が両面接着剤等によって本体部分67
の表面に固定されている。インク袋26(2)には検出
板56が両面テーブ等の固定手段(図示せず)によって
固定されている。また、検出板56に形成した検出用突
起56aに相対する仕切り板51の本体部分67には、
図示しない開口が設けられており、インク残量の減少に
伴って、検出用突起56aは、仕切り板51に設けた開
口と、カートリッジケース50の底面部分に開けた開口
50aから外部へ突出し、検出用突起56aの突出長さ
が定まった長さ以上になると、インクジェット記録装置
21に設けたインクエンド検出機構によって検出用突起
56aが検出され、これにより、インクが無くなったこ
とが分かるようになっている。
【0064】このように、本例の仕切り板51を、カー
トリッジケース50の開口62からその内部に落とし込
むと、カートリッジケース50に形成されているリブ5
8a、59a、60a、61aの上端面に当たり、ケー
ス内における上下方向の位置が規定される。また、カー
トリッジケース50にケース蓋53を取り付けると、ケ
ース蓋53に形成されている外枠部分の端面によって、
仕切り板51の枠部分68における四隅の上端面部分6
8aが下方に押し付けられる。従って、本例の仕切り板
51は、カートリッジケース50とケース蓋53の間
に、上下から挟持されて、ケース内の所定の高さ位置に
保持される。
【0065】次に、図5を参照して、インク袋26
(1)、26(2)に取り付けられている検出板56の
輪郭形状について説明する。検出板56の輪郭形状を適
切に設定することで、検出板56が位置していない袋本
体部分55の周辺部分へ溜まったままの所謂無駄インク
が少なくなると共に、インク袋26(1)、26(2)
の変形に伴う検出板56の回転動作がスムーズになり、
よってインクエンド後のインク残量のバラツキと残量を
小さくすることができる。
【0066】検出板56は略長方形形状をしており、同
じく略長方形形状をしたインク袋26(1)、26
(2)の袋本体部分55に、図示の如く、各辺がほぼ平
行になるように固定されている。54はインク取り出し
口である。
【0067】本発明者らの実験によれば、検出板56の
横寸法56Wは、袋本体部分55の横寸法55Wの0.
5倍以上、特に、0.7倍以上であり、且つ1.0倍以
下とすることが望ましいことが確認された。同様に、検
出板56の縦寸法56Lは、袋本体部分55の縦寸法5
5Lの0.4ないし0.8倍の範囲内、特に、0.5な
いし0.6倍の範囲内とすることが望ましいことが確認
された。
【0068】これに加えて、検出板56がインク袋26
(1)、26(2)の袋本体部分55の変形、すなわ
ち、インク量が減少することに伴なう変形に追従し易く
して、インクエンド検出を精度良く行うためには、次の
ようにすることが望ましいことが確認された。
【0069】すなわち、検出板56の横寸法56Wと袋
本体部分55の横寸法55Wの比(56W/55W)
と、検出板56の縦寸法56Lと袋本体部分55の縦寸
法55Lの比(56L/55L)との比率を、0.8な
いし1.2の範囲内、特に、0.9ないし1.1の範囲
内にすることが望ましい。換言すると、検出板56の輪
郭形状を、袋本体部分55の輪郭形状と相似形にするこ
とが望ましい。
【0070】更に、検出板56がインク袋26(1)、
26(2)の袋本体部分55の変形、すなわち、インク
量が減少することに伴なう変形に追従し易くして、イン
クエンド検出を精度良く行うためには、検出板56の厚
みを0.7mmないし1.2mmの範囲内、特に、0.
8mmから1.0mmの範囲内にすることが望ましいこ
とも確認された。
【0071】第一実施例のインクカートリッジと異な
り、インクカートリッジ22を横置きの状態に設置して
いるため、検出板の動きにある一定の傾向が生じにく
い。この場合においては、検出板56の輪郭形状と厚み
を上記のように設定することで、インクエンド後のイン
ク残量のバラツキと残量の低減に対する相対効果がより
一層大きくなる。
【0072】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、可撓性
のインク袋にインクを貯留し、インク袋のインク残量が
少なくなったことを検出するためにインク袋の側部に貼
り付けた検出板を有するインクカートリッジであり、イ
ンク袋と検出板が略長方形をしており、インク袋のイン
ク供給口を有する辺に略平行な検出板の辺の寸法を、イ
ンク袋のインク供給口を有する辺の寸法の0.5倍ない
し1.0倍の範囲内としている。また、インク袋のイン
ク供給口を有する辺に略垂直な検出板の辺の寸法を、イ
ンク袋のインク供給口を有する辺に略垂直な辺の寸法の
0.4倍ないし0.8倍の範囲内としている。更に、イ
ンク袋のインク供給口を有する辺に略平行な検出板の辺
の寸法とインク袋のインク供給口を有する辺の寸法の比
と、インク袋のインク供給口を有する辺に略垂直な検出
板の辺の寸法とインク袋のインク供給口を有する辺に略
垂直な辺の寸法の比との比率を、0.8ないし1.2の
範囲内としている。このように構成することで、検出板
が位置していないインク袋の周辺部分へ溜まったままの
所謂無駄インクが少なくなると共に、インク袋の変形に
伴う検出板の回転動作がスムーズになり、よってインク
エンド後のインク残量のバラツキと残量を小さくするこ
とができる。
【0073】また、本発明では、検出板の厚みを、0.
7mmないし1.2mmの範囲内に設定している。この
ように設定することで、インク袋の変形、すなわち、イ
ンク量が減少することに伴なう変形に追従し易くして、
インクエンド検出を精度良く行い、インクエンド後のイ
ンク残量のバラツキと残量を小さくすることができる。
【0074】このような本発明は、1つのインクカート
リッジ内に複数のインク袋を収納するインクカートリッ
ジにも適用可能であり、この場合、複数のインク袋にお
いて無駄インクが無くなり、インクエンド後のインク残
量のバラツキと残量が小さくなるため、効果はより大き
くなる。
【0075】以上の結果、本発明のインクカートリッジ
は、小型、軽量になり、本発明のインクカートリッジを
使用するインクジェット記録装置のランニングコストを
低減し、記録装置を小型化できる。
【0076】また、上記の本発明は、廃インクを吸収、
保持する廃インク吸収材を保有するインクカートリッジ
にも適用可能であり、この場合、インクジェット記録装
置の使用寿命において発生する廃インクを全て吸収でき
る廃インク吸収材を、記録装置に設置する必要が無くな
るため、インクジェット記録装置を更に小型化できると
いう効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した第一実施例のインクカートリ
ッジの概略の分解斜視図である。
【図2】図1のインクカートリッジ内の検出板の動きを
示す断面図である。
【図3】図1のインクカートリッジ内のインク袋と検出
板の輪郭形状を示す図である。
【図4】本発明を適用した第二実施例のインクカートリ
ッジの概略の分解斜視図である。
【図5】図4のインクカートリッジ内のインク袋と検出
板の輪郭形状を示す図である。
【図6】図1のインクカートリッジを装着可能なインク
ジェット記録装置のインク供給・排出系を示す概略構成
図である。
【図7】図4のインクカートリッジを装着可能なインク
ジェット記録装置のインク供給・排出系を示す概略構成
図である。
【符号の説明】
22 第2の形態のインクカートリッジ 26(1)、(2) インク袋 50 カートリッジケース 50a 開口 50b インク供給針差し込み孔 50c、50d、50e 円形孔 51 仕切り板 51b インク供給針差し込み孔 52 廃インク吸収材 53 ケース蓋 54 インク取り出し口 55 袋本体部分 55L 袋本体の縦寸法 55W 袋本体の横寸法 56 検出板 56L 検出板の縦寸法 56W 検出板の横寸法 56a 検出用突起 57 底板部分 58 前壁部分 58a リブ 58c、58d 差し込み孔 59、60 側壁部分 59a、60a リブ 61 後壁部分 61a リブ 62 上側開口 63 蓋本体部分 64 外枠部分 64a 段部 64b 前壁部分 64c、64d 爪 64e 廃液針差し込み口 65 内枠部分 66 プラスチックフィルム 67 本体部分 68 枠部分 68a 四隅の上端面部分 68b 枠前壁部分

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インクジェット記録装置にインクを供給
    する為のインク供給口と略長方形状の対向する側部とを
    備えた前記インクを貯留する可撓性のインク袋と、該イ
    ンク袋のインク残量が少なくなったことを検出するため
    に前記インク袋の対向する一方の側部の中央部に貼り付
    けた検出板と、該インク袋の他方の側部を底部に固定し
    て収納している開口部を備えたカートリッジケースと、
    該カートリッジケースの前記開口部を覆う蓋とを有する
    インクカートリッジにおいて、 前記検出板は、前記インク袋の前記インク供給口を有す
    る辺に略平行な前記検出板の辺の寸法が、前記インク袋
    の前記インク供給口を有する辺の寸法の0.5倍ないし
    1.0倍の範囲内であることを特徴とするインクカート
    リッジ。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記インク袋の前記インク供給口を有する辺に略垂直な
    前記検出板の辺の寸法が、前記インク袋の前記インク供
    給口を有する辺に略垂直な辺の寸法の0.4倍ないし
    0.8倍の範囲内であることを特徴とするインクカート
    リッジ。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、 前記インク袋の前記インク供給口を有する辺に略平行な
    前記検出板の辺の寸法と前記インク袋の前記インク供給
    口を有する辺の寸法の比と、前記インク袋の前記インク
    供給口を有する辺に略垂直な前記検出板の辺の寸法と前
    記インク袋の前記インク供給口を有する辺に略垂直な辺
    の寸法の比との比率が、0.8ないし1.2の範囲内で
    あることを特徴とするインクカートリッジ。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のうちのいずれかの項
    において、 前記検出板の厚みは、0.7mmないし1.2mmの範
    囲内であることを特徴とするインクカートリッジ。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4のうちのいずれかの項
    において、 前記カートリッジケースには複数のインク袋を収納し、
    各インク袋の側部に検出板を貼り付けたことを特徴とす
    るインクカートリッジ。
  6. 【請求項6】 請求項5において、 前記カートリッジケース内を仕切る仕切り板を有し、該
    仕切り板によって仕切られた空間内に、各インク袋が収
    納されることを特徴とするインクカートリッジ。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし6のうちのいずれかの項
    において、 廃インクを吸収する廃インク吸収材を更に有することを
    特徴とするインクカートリッジ。
  8. 【請求項8】 請求項1ないし4のうちのいずれかの項
    において、 前記検出板はその一辺に前記カートリッジケース外部に
    突出可能な検出片を有し、該検出片の変位を前記インク
    ジェット記録装置により検知して、前記インク袋のイン
    ク残量が少なくなったことを検出し、前記カートリッジ
    ケースは、前記インク袋を固定している底部で、且つ、
    前記検出片を有する辺と相対する前記検出板の1辺が当
    接可能な位置に突起を有することを特徴とするインクカ
    ートリッジ。
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EP01102255A EP1122073B1 (en) 2000-01-31 2001-01-31 Ink cartridge and ink jet printer
ES01102255T ES2258491T3 (es) 2000-01-31 2001-01-31 Cartucho de tinta e impresora de chorro de tinta.
DE60116534T DE60116534T2 (de) 2000-01-31 2001-01-31 Tintenpatrone und Tintenstrahldrucker

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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