JPH0516378A - インクカートリツジ - Google Patents

インクカートリツジ

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JPH0516378A
JPH0516378A JP3166855A JP16685591A JPH0516378A JP H0516378 A JPH0516378 A JP H0516378A JP 3166855 A JP3166855 A JP 3166855A JP 16685591 A JP16685591 A JP 16685591A JP H0516378 A JPH0516378 A JP H0516378A
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ink
ink cartridge
cartridge
case
bag
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Kazuhisa Kawakami
和久 川上
Seiji Mochizuki
聖二 望月
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 供給針に対するインク取出口の位置精度に関
係する部品数を極力減らし、関係する部品においてもラ
フな位置精度ですむようなインクカートリッジにする。
又、インクカートリッジがインクジェット記録装置に保
持されているときの姿勢を適正にし、検出板の動きにあ
る一定の傾向をもたせ、インクエンド後のインク残量の
バラツキと残量を小さくする。 【構成】 インクジェット記録装置に用いられるインク
カートリッジにおいて、インクジェット記録装置の位置
決め軸16・ガイド軸17に係合する位置決め穴4a・
ガイド穴4gがインクカートリッジ8のインク取出口2
と同一面に設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はノズルよりインク滴を吐
出して記録紙に記録を行うインクジェット記録装置に用
いられるインクカートリッジに係わり、更に詳細にはイ
ンクジェット記録装置に対するインクカートリッジの位
置決め手段とインクエンド検出の精度向上手段に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、ノズルよりインク滴を吐出して記
録紙に記録を行うインクジェット記録装置では、種々の
インク供給手段が提案され実用化されている。特に、可
撓性のインク袋を用いて、インクを封入したインクカー
トリッジが従来より提案されている。図8は発明者が提
案したインクカートリッジを示す概略斜視図であり、イ
ンク袋1はガスバリヤー性の向上のためにアルミ箔を2
枚のフィルム、例えば外側をナイロンフィルム、内側を
ポリエチレンフィルムにより挟み込んだ、アルミラミネ
ートフィルムによって構成されている。アルミラミネー
トフィルムを2枚重ね合わせ、周囲を熱溶着等によって
接合し、接合面(斜線部)の1辺にインク袋1内のイン
クを外部に導出する筒状のインク取出口2を熱溶着等に
よって接合する。インク取出口2には、ケース4にイン
ク袋1を所定の位置に固定するために、一対のリブ2x
が設けられ、各々穴2yを有している。穴2yは、ケー
ス4の一対の突起4zと嵌合して固定される。又、イン
ク袋1のインク取出口2から遠い部分では、両面テープ
等(不図示)によりインク袋1とケース4は固着されて
いる。更に、インク袋1内のインク残量が減少し規定値
になると検出するために、検出板5が両面テープ等(不
図示)によりインク袋1に固着されている。検出突起5
aはインク残量が減少するにしたがって、ケース4の外
部に露出していき、インクエンド検出器(不図示)に到
達しインクエンドが検出される。インク取出口2の端部
には、ゴム等の弾性部材からなる取出口ゴム3を設け
て、インクを封止している。蓋6はケース4に嵌合し超
音波溶着によって固定される。コーション文等を印刷し
たラベル7は、蓋6のみに貼付されている。
【0003】次に、インクカートリッジがインクジェッ
ト記録装置に装着される状態を図9によって説明する。
図9は提案したインクカートリッジとインクカートリッ
ジのホルダーの概略斜視図である。ホルダー9は、イン
クジェット記録装置に固定され(不図示)、インクカー
トリッジ8の挿入を案内するとともに、所定位置にイン
クカートリッジ8を保持するための左右のフレーム10
が設けられている。ホルダー9には、インクカートリッ
ジ8がないときに、ホルダー9の針座フレーム(不図
示)に保持された供給針15等に手が触れないように保
護するシャッター12が設けられている。フレーム10
には、シャッター12を直立位置(図示位置)にロック
するための弾性変位可能な一対のロックアーム10a
(片側のみ図示)が設けられている。シャッター12
は、シャッター回転中心12aを中心に回動可能に軸支
され、シャッターバネ(不図示)によって、直立位置
(図示位置)に付勢されている。この時、シャッター1
2はロックアーム10aの溝部と係合し、保持状態(ロ
ック状態)になっている。インクカートリッジ8を矢印
G方向へ左右のフレーム10の間に挿入すると、インク
カートリッジ8の一対の案内リブ4yが、一対のレール
10bに案内され挿入される。インクカートリッジ8の
シャッターリブ4xが、ロックアーム10aに到達し、
ロックアーム10aを矢印H方向へ弾性変位させる。こ
の時シャッター12は、ロックアーム10aの溝部から
はずれ、インクカートリッジ8に押されシャッター回転
中心12aを中心に回動し、インクカートリッジ8の蓋
6の上部まで逃げる(不図示)。インクカートリッジ8
がさらに奥に入ると、左右のフレーム10に保持された
一対の板バネ13(片側のみ図示)と一対のシャッター
リブ4xが噛み合い、インクカートリッジ8は左右のフ
レーム10に保持される。この状態では、ロックアーム
10aの弾性変位は元の形状(シャッター12とロック
アーム10aの溝部が係合している状態)に戻ってい
る。インクカートリッジ8が左右のフレーム10に保持
された時には、供給針15は取出口ゴム3とインク取出
口2を貫き、インク袋1内のインクに到達している。イ
ンクカートリッジ8を図示以外の方向でホルダー9に挿
入すると、インクカートリッジ8のシャッターリブ4x
や一対の誤挿入防止リブ4wが左右のフレーム10の一
対の誤挿入防止面10cに接触し、ホルダー9に挿入で
きない。インクカートリッジ8がホルダー9から外れる
ときは、まずシャッターリブ4xと板バネ13の噛み合
いが外れ、シャッターリブ4xがロックアーム10aに
到達し、ロックアーム10aを矢印H方向へ弾性変位さ
せる。この時シャッター12はシャッターバネ(不図
示)によって、直立位置(図示位置)まで戻されシャッ
ター12はロックアーム10aの溝部と係合し、保持状
態(ロック状態)になる。
【0004】次に、インクカートリッジを含むインクジ
ェット記録装置全体を図10によって説明する。図10
は提案したインクジェット記録装置全体のインク流路系
(インクの流れ)を示す概略図である。インクカートリ
ッジ8はホルダー9に保持され、供給針15によりイン
ク袋1内のインクがホルダー9外に取り出される。ホル
ダー9からインクが取り出されたところには、インク中
のゴミや異物を濾過するフィルター21が設けられてお
り、供給チューブ19が接続されている。供給チューブ
19は、図示していないキャリッジに保持された印字ヘ
ッド18までインクを導いている。印字ヘッド18は図
示していないキャリッジに保持され、プラテン20の長
手方向に往復運動する。そして、印字ヘッド18はプラ
テン20上の図示していない記録紙に記録を行う。ま
た、印字ヘッド18の印字品質を維持するために、印字
ヘッド18のインク噴射ノズルのクリーニング(ワイピ
ング)やインクの吸引をするキャップ24とポンプ23
が設けられている。キャップ24とポンプ23は廃液チ
ューブ22で連結されている。ポンプ23からの廃イン
クは廃液チューブ22と廃液針25を介してインクカー
トリッジ8内の廃液回収部(不図示)に回収される。
【0005】印字ヘッド18のインク消費により、イン
クカートリッジ8のインク袋1内のインクは減少し、検
出板5とインクエンド検出器(不図示)によりインクエ
ンドが検出され、インクカートリッジ8は使用できなく
なる。使用済みのインクカートリッジ8は一般のゴミと
同様に扱い、埋立て・焼却等される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前述の提案例を評価し
たところ、ホルダー9の内部に設けた供給針15に対す
るインク取出口2の位置精度は、針座フレーム(不図
示)に対する供給針15の位置精度と、左右のフレーム
10に対する針座フレームの位置精度と、左右のフレー
ム10のインクジェット記録装置に固定される互いの位
置精度と、左右のフレーム10に対するケース4の位置
精度と、ケース4とインク取出口2の位置精度に影響さ
れる。したがって、多くの部品の部品精度と組立精度を
厳しくしなければならず、部品コストと組立コストが安
価にならないという問題点を有していた。又、インクカ
ートリッジが水平置きにホルダーに保持されているの
で、インク残量が減少し検出板5が下がる時も水平に動
くはずである。しかし、検出板5はある一定の傾向を持
った動きができる構成でなく、検出板5の下がる動きが
不安定になり、インクエンド後のインク残量のバラツキ
と残量が大きくなってしまうという問題点も有してい
た。
【0007】そこで、本発明は上記のような問題を解決
するもので、その目的とするところは、供給針15に対
するインク取出口2の位置精度に関係する部品数を極力
減らし、関係する部品においてもラフな位置精度ですむ
ようなインクカートリッジを提供することにある。又、
インクカートリッジがインクジェット記録装置に保持さ
れているときの姿勢を適正にし、検出板5の動きにある
一定の傾向をもたせ、インクエンド後のインク残量のバ
ラツキと残量を小さくすることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のインクカートリ
ッジは、インクジェット記録装置の位置決め軸・ガイド
軸に係合する位置決め穴・ガイド穴が、インクカートリ
ッジのインク取出口と同一面に設けられていることを特
徴とする。又、インクを封入された可撓性のインク袋
と、前記インク袋に付属したインク取出口と、前記イン
ク袋が固着されるケースと、前記インク袋に固着されイ
ンクジェット記録装置のインクエンド検出器を動作させ
る検出突起が設けられた検出板と、前記ケースを覆う蓋
と、前記ケースと前記蓋にまたがり貼付されるラベル
と、インクジェット記録装置の溝に案内される前記ケー
スに付属した機能リブとから構成されることを特徴とす
る。又、前記位置決め軸・前記ガイド軸と前記位置決め
穴・前記ガイド穴の係合が、インクジェット記録装置に
対するインクカートリッジの位置決めになっていること
を特徴とする。更に、インクを封入された可撓性のイン
ク袋と、前記インク袋に付属したインク取出口と、前記
インク袋が固着されるケースと、前記インク袋に固着さ
れインクジェット記録装置のインクエンド検出器を動作
させる検出突起が設けられた検出板と、前記ケースを覆
う蓋とから構成され、前記検出板の姿勢が略重力方向に
なるようにインクカートリッジがインクジェット記録装
置に保持され、前記検出突起がインクカートリッジの下
側(重力方向)に位置することを特徴とする。
【0009】
【作用】インクカートリッジがホルダーに水平置きに保
持されていた構成を、検出板の姿勢が略重力方向になる
ようにインクカートリッジがインクジェット記録装置に
保持され、検出突起がインクカートリッジの下側(重力
方向)に位置することにより、検出板の動きにある一定
の傾向をもたせることができ、インクエンド後のインク
残量のバラツキと残量を小さくすることができる。
【0010】
【実施例】本発明のインクカートリッジを図1〜図4に
よって説明する。図1は本発明のインクカートリッジを
示す概略斜視図である。図2はインク取出口の舟型形状
を示す図1のA−A´断面の断面図である。図3はイン
ク取出口の固定溝を示す図1のB−B´断面の断面図で
ある。図4はケースと蓋のスナップフィット形状を示す
図1のC−C´断面の断面図である。可撓性のインク袋
1はガスバリヤー性の向上のためにアルミ箔を2枚のフ
ィルム、例えば外側をナイロンフィルム、内側をポリエ
チレンフィルムにより挟み込んだ、アルミラミネートフ
ィルムによって構成されている。アルミラミネートフィ
ルムを2枚重ね合わせ、周囲を熱溶着等によって接合し
ている。接合面(斜線部)の1辺にインク袋1内のイン
クを外部に導出するインク取出口2を熱溶着等によって
接合する。インク取出口2はプラスチック成形品であ
る。インク取出口2の接合面は、少なくとも対向する1
対のテーパがつけられたナイフエッジ形状で構成されて
おり、接合面の熱溶融量(いわゆるノリしろ)が十分あ
るように肉厚が厚くなるような形状となっている。(以
下舟型形状と称す)又、舟型形状は、熱溶着時の溶融物
がインク袋1との隙間を埋めるような形状に配慮されて
いる。発明者の実験により本実施例では図示の寸法とし
た。最も重要な部位は、R4〜R10の曲線であるが、
図示した寸法に限定されるものではない。インク取出口
2には、ケース4にインク袋1を所定の位置に固定する
ために、固定溝2aが設けられている。固定溝2aはイ
ンク取出口2の外周部に円周状に配設されており、ケー
ス4の嵌合部4bと嵌合して保持される。嵌合部4bは
固定溝2aに沿った形状とスナップフィット形状を持
ち、インクカートリッジの落下・振動により嵌合が外れ
ることはない。固定溝2aは円周状に配設されている
が、部分的に配設しない部分を設け、嵌合部4bに凹部
を設けることにより、嵌合部における固定溝2aと嵌合
部4bの相対運動がなくなり、インク取出口2を固定す
ることが可能である。又、チャック部2bは、固定溝2
aと嵌合部4bを嵌合させる組立工程の自動化の際、イ
ンク取出口2を給材・除材する際のチャック部であり、
自動化に配慮された形状となっている。インク取出口2
にはインク袋1内のインクを導出する管部2cと、反対
側の端部にゴム等の弾性部材からなる取出口ゴム3が圧
入・カシメ・接着等により設けられており、インクを封
止している。又、管部2cと取出口ゴム3に挟まれた部
分には薄膜部2dを設けてある。薄膜部2dは、インク
と取出口ゴム3が接触し、取出口ゴム3が侵され不純物
の溶出・析出物の発生による、インクジェットヘッドの
印字不良を防止するために設けられている。インク袋1
のインク取出口2から遠い部分では、両面テープ等(不
図示)によりインク袋1とケース4は固着されている。
更に、インク袋1内のインク残量が減少し規定値になる
と検出するために、検出板5が両面テープ等(不図示)
によりインク袋1に固着されている。検出突起5aはイ
ンク残量が減少するにしたがって、ケース4の外部に露
出していき、インクエンド検出器に到達しインクエンド
が検出される。
【0011】蓋6は一対の角6aと一対の穴部4dの嵌
合、一対の爪6bと一対の凹部4eのスナップフィット
によりケース4に固定される。最初に角6aと穴部4d
の嵌合を行い、次に爪6bと凹部4eのスナップフィッ
トを行い固定する。爪6bは矢印D方向へたわむように
構成され、蓋6が矢印E方向へ挿入されるとたわみ、凹
部4eに嵌合する。蓋6を外すときには、ケース4の切
欠き部4fに治具を入れF方向にこじることにより、簡
単に外すことが可能である。しかし、治具等がない場合
は外すことは困難で、インクカートリッジが振動・落下
しても外れることはない。更に、コーション文等を印刷
したラベル7により、切欠き部4fの面から蓋6の上面
にかけて貼付するというように、少なくとも1陵を含む
2面にかけてラベルを貼付することで、インクカートリ
ッジが振動・落下することによる蓋6の外れやすさの防
止の向上ができる。又、切欠き部4fを目隠しするよう
に貼付することで、ユーザーが故意に蓋6を開けること
を防止することも可能である。本実施例の蓋6の場合、
発明者が評価したところ、爪6bと凹部4eの干渉量L
1=0.3〜1.2mm、爪6bの腕部の長さL2=2〜
8mm程度が望ましく、この範囲以外の寸法はインクカー
トリッジの振動・落下による蓋6の外れや、爪6b・凹
部4e・爪6bの腕部等にヒビや欠けが発生し、ケース
4と蓋6の固定ができなくなる可能性がある。又、ケー
ス4と蓋6をスナップフィット形状に構成することで、
超音波溶着による固定の工程を省くことができ、作業性
もよく、安価に構成できる。更に、超音波溶着は破壊接
着なのに対して、スナップフィット形状は一時的なたわ
みのみで形状が維持されるため、インク袋1の交換のみ
でインクカートリッジのケース4と蓋6と検出板5が再
生でき、部品としてのリサイクル使用が可能となる。す
なわち、消耗品としてインクカートリッジそのものを破
棄していた従来と比較して、本実施例の構成は、インク
袋1のみの破棄ですむので、安価にインクカートリッジ
を提供することができる。ラベル7は切欠き部4fの面
から蓋6の上面まで貼付するというように、少なくとも
1陵を含む2面にかけて貼付する必要がある。但し、貼
付する面・陵は図示の限りではなく、角6aと穴部4d
の嵌合部の陵線以外で、ケース4と蓋6の1陵を含む2
面にかけて貼ればよい。ラベル7はケース4と蓋6の稜
線の少なくとも1陵に貼付されているので、1陵を封印
していることになり、ケースと蓋を分離したか否かが判
断できる。そして、ケースと蓋を分離したか否かの判断
により、各部品の傷・割れ・打痕・外観等が新品部品と
同等という判断ができ、リサイクルされたインクカート
リッジの信頼性は新しいインクカートリッジと同等であ
るといえる。したがって、リサイクルされたインクカー
トリッジの信頼性は保証できることになる。更に、ラベ
ル7はケース4と蓋6の稜線の少なくとも1陵に貼付さ
れているので、1陵を封印していることになり、安易に
ケースと蓋が分離ができない構成になっている。
【0012】次に、インクカートリッジがインクジェッ
ト記録装置に装着される状態を図5によって説明する。
図5は本発明のインクカートリッジとインクカートリッ
ジのホルダーの概略斜視図である。ホルダー9は、イン
クジェット記録装置に固定され(不図示)、インクカー
トリッジ8の挿入を案内するとともに、所定位置にイン
クカートリッジ8を保持するための上下のフレーム10
が設けられている。ホルダー9には、インクカートリッ
ジ8がないときに、ホルダー9の内部に設けた供給針1
5等に手が触れないように保護するシャッター12が設
けられている。フレーム10には、シャッター12を図
示位置にロックするための弾性変位可能な一対のロック
アーム10a(片側のみ図示)が設けられている。シャ
ッター12は、シャッター回転中心12aを中心に回動
可能に軸支され、シャッターバネ(不図示)によって、
図示位置に付勢されている。この時、シャッター12は
ロックアーム10aの溝部と係合し、保持状態(ロック
状態)になっている。インクカートリッジ8を矢印I方
向へ上下のフレーム10の間に挿入すると、インクカー
トリッジ8の一対の機能リブ4cが、一対のレール10
bに案内され挿入される。インクカートリッジ8の一対
の機能リブ4cがロックアーム10aに到達し、ロック
アーム10aを矢印J方向へ弾性変位させる。この時シ
ャッター12は、ロックアーム10aの溝部からはず
れ、インクカートリッジ8に押されシャッター回転中心
12aを中心に回動し、インクカートリッジ8の蓋6の
上部まで逃げる(不図示)。インクカートリッジ8がさ
らに奥に入ると、針座フレーム(不図示)に保持された
位置決め軸16とインクカートリッジ8の位置決め穴4
aが係合しインクカートリッジ8の上下の位置が決ま
る。同時に、針座フレーム(不図示)に保持されたガイ
ド軸17とインクカートリッジ8のガイド穴4gが係合
しインクカートリッジ8の左右の位置が決まる。位置決
め軸16とガイド軸17の先端は、位置決め穴4aとガ
イド穴4gにスムースに入っていくためにテーパ形状が
施されている。又、この時供給針15はインク取出口2
に到達しないように配慮されている。すなわち、位置決
め軸16と位置決め穴4aの係合・ガイド軸17とガイ
ド穴4gの係合は、供給針15に対するインクカートリ
ッジ8の位置決めをする機能を有している。インクカー
トリッジ8がさらに奥に入ると、上下のフレーム10に
保持された一対の板バネ13(片側のみ図示)と一対の
機能リブ4cが噛み合い、インクカートリッジ8は上下
のフレーム10に保持される。この状態では、ロックア
ーム10aの弾性変位は元の形状(シャッター12とロ
ックアーム10aの溝部が係合している状態)に戻って
いる。インクカートリッジ8が上下のフレーム10に保
持された時には、供給針15は取出口ゴム3とインク取
出口2を貫き、インク袋1内のインクに到達している。
インクカートリッジ8を図示以外の方向でホルダー9に
挿入すると、インクカートリッジ8の機能リブ4cや一
対の誤挿入防止リブ4wが上下のフレーム10の一対の
誤挿入防止面10cに接触し、ホルダー9に挿入できな
い。インクカートリッジ8がホルダー9から外れるとき
は、まず機能リブ4cと板バネ13の噛み合いが外れ、
機能リブ4cがロックアーム10aに到達し、ロックア
ーム10aを矢印J方向へ弾性変位させる。この時シャ
ッター12はシャッターバネ(不図示)によって、図示
位置まで戻されシャッター12はロックアーム10aの
溝部と係合し、保持状態(ロック状態)になる。
【0013】次に、インクカートリッジを含むインクジ
ェット記録装置全体を図6によって説明する。図6はイ
ンクジェット記録装置全体のインク流路系(インクの流
れ)を示す概略図である。インクカートリッジ8はホル
ダー9に検出板5の姿勢が略重力方向になるように保持
され(図7)、供給針15によりインク袋1内のインク
がホルダー9外に取り出される。ホルダー9には、イン
ク中のゴミや異物を濾過するフィルター21が付属して
おり、供給チューブ19が接続されている。供給チュー
ブ19は、図示していないキャリッジに保持された印字
ヘッド18までインクを導いている。印字ヘッド18は
図示していないキャリッジに保持され、プラテン20の
長手方向に往復運動する。そして、印字ヘッド18はプ
ラテン20上の図示していない記録紙に記録を行う。ま
た、印字ヘッド18の印字品質を維持するために、印字
ヘッド18のインク噴射ノズルのクリーニング(ワイピ
ング)やインクの吸引をするキャップ24とポンプ23
が設けられている。キャップ24とポンプ23は廃液チ
ューブ22で連結されている。ポンプ23からの廃イン
クは廃液チューブ22を介してインクジェット記録装置
内に設けた廃液パック26に回収される。廃液パック2
6はプラスチックの真空成形等で構成され、フェルト等
の廃液吸収材27を有している。廃液パック26の上部
には穴が開いており、回収した廃インクはインクジェッ
ト記録装置の動作する環境温湿度において蒸発してい
き、廃インク中の不揮発成分のみが残留する。本実施例
のインクの場合、不揮発成分は蒸発前のインクの5〜2
0重量%程度であるため、インクジェット記録装置の寿
命までにおいても少ない吸収容量ですむ。
【0014】印字ヘッド19のインク消費により、イン
クカートリッジ8のインク袋1内のインクは減少し、検
出板5とインクエンド検出器11(図5)によりインク
エンドが検出され、インクカートリッジ8は使用できな
くなる。インクエンドが検出された使用済みのインクカ
ートリッジ8は、インクが充填されたインク袋1を取り
替えることにより、インクカートリッジ8としてリサイ
クルされる構成となっている。
【0015】次に上記の構成の作用を説明すると、イン
ク取出口2に固定溝2aを設け、インク取出口2をケー
ス4に嵌合させて保持あるいは固定させるようにした。
これにより、インク取出口2とインク袋1の接合と、イ
ンク取出口2のケース4への嵌合の組立工程が簡単にで
きる。更に、インク取出口2に固定溝2aを設けたこと
により、ケース4の嵌合部4bの形状の制約が少なくな
るインク取出口2を持つインク袋1にできる。又、イン
ク取出口2のシール部の形状を舟型形状にすることによ
り、接合面の熱溶融量(いわゆるノリしろ)が十分あ
り、熱溶着時の溶融物がインク袋1との隙間を埋めるた
め、インク袋1とインク取出口2の接合レベルが向上
し、インク漏れやインクへの空気の混入のないインク袋
1にできる。インク袋1はインクカートリッジ8に1面
を両面テープで固着され、インクカートリッジ8はホル
ダー9に検出板5の姿勢が略重力方向になるように保持
されている。検出板5の検出突起5aはインク残量が減
少するにしたがって、ケース4の外部に露出していき、
インクエンド検出器11に到達しインクエンドが検出さ
れる。この時の検出板5の動きを説明する。図7は本発
明のインクカートリッジ内の検出板の動きを示す断面図
である。図7(a)は、使用前のインクカートリッジ8
がインクジェット記録装置のホルダー9に保持されてい
る状態を示す。インクカートリッジ8は検出板5の姿勢
が略重力方向(図示状態)になるようにホルダー9に保
持されている。検出突起5aはインクカートリッジの下
側(重力方向、図示状態)に位置している。インク袋1
内にはインクが十分あるため重力方向に多少の膨らみが
できる。図7(b)は、インクの消費によりインク袋1
のインク量が2/3程度になった状態を示す。インク袋
1内のインクは重力により重力方向に溜り、インク袋1
は重力方向に膨らむ。インク袋の変形にともない、検出
板5は検出突起5a付近を回転中心として、矢印K方向
に回転していく。この回転は本実施例の場合、検出板5
とケース4の隙間L3=0〜5mmとなるまで続く。図7
(c)は、インク袋1のインク量がインクエンド時の残
量になった状態を示す。インク袋1内のインクはほとん
どなく、残ったインクが重力方向に多少溜り、インク袋
1は重力方向に多少膨らむ。インク袋の変形にともな
い、検出板5は隙間L3部付近を回転中心として、矢印
L方向に回転していく。この回転は本実施例の場合、検
出突起5aがインクエンド検出器11を動作させインク
エンドが検出されるまで続く。以上の説明により、イン
クカートリッジ8を検出板5の姿勢が略重力方向(図示
状態)になるようにホルダー9に保持させ、検出突起5
aをインクカートリッジの下側(重力方向、図示状態)
に位置させることで、検出板の動きにある一定の傾向を
もたせることができ、インクエンド後のインク残量のバ
ラツキと残量を小さくすることができる。インクエンド
後のインク残量のバラツキを更に小さくするには、イン
クエンド後の隙間L3のバラツキを小さくすればよく、
手段としては、隙間L3部にケース4からリブ(図7
(c)の網掛け部、隙間L3より低く高さ1〜5mm程
度)を設ければよい。
【0016】ケース4と蓋6は、角6aと穴部4dの嵌
合・爪6bと凹部4eのスナップフィットにより固定さ
れる。最初に角6aと穴部4dの嵌合を行い、次に爪6
bと凹部4eのスナップフィットを行い固定する。組立
は簡単であるが、治具等がない場合は外すことは困難
で、インクカートリッジが振動・落下しても外れること
はない。更に、ラベル7により切欠き部4fを目隠しす
るように貼付することで、インクカートリッジが振動・
落下することによる蓋6の外れやすさの防止と、ユーザ
ーが故意に蓋6を開けることを防止することが可能であ
る。更に、超音波溶着は破壊接着なのに対して、スナッ
プフィット形状は一時的なたわみのみで形状が維持され
るため、インク袋1の交換のみでインクカートリッジの
ケース4と蓋6と検出板5が再生でき、リサイクル使用
が可能となる。すなわち、消耗品としてインクカートリ
ッジそのものを破棄していた従来と比較して、本実施例
の構成は、インク袋1のみの破棄ですむので、安価にイ
ンクカートリッジを提供することができる。又、ラベル
7はケース4と蓋6の稜線の少なくとも1陵を含む2面
に貼付されているので、1陵を封印していることにな
り、ケースと蓋を分離したか否かが判断できる。そし
て、ケースと蓋を分離したか否かの判断により、各部品
の傷・割れ・打痕・外観等が新品部品と同等という判断
ができ、リサイクルされたインクカートリッジの信頼性
は新しいインクカートリッジと同等であるといえる。し
たがって、リサイクルされたインクカートリッジの信頼
性は保証できることになる。更に、ラベル7はケース4
と蓋6の稜線の少なくとも1陵に貼付されているので、
1陵を封印していることになり、安易にケースと蓋が分
離ができない構成になっている。つまり、使用者にケー
ス4と蓋6を分離してはいけないという注意を促すこと
ができる。
【0017】インクカートリッジ8がホルダー9に挿入
されると、位置決め軸16とインクカートリッジ8の位
置決め穴4aが係合しインクカートリッジ8の上下の位
置が決まる。同時に、ガイド軸17とインクカートリッ
ジ8のガイド穴4gが係合し、インクカートリッジ8の
左右の位置が決まる。この時、供給針15はインク取出
口2に到達しないように配慮されている。すなわち、位
置決め軸16と位置決め穴4aの係合・ガイド軸17と
ガイド穴4gの係合は、供給針15に対するインクカー
トリッジ8の位置決めをする機能を有している。よっ
て、一対のフレーム10の位置精度を厳しくする必要は
なくなる。そして、針座フレームの位置決め軸16とガ
イド軸17と供給針15の互いの位置精度と、ケース4
の位置決め穴4aとガイド穴4gとインク取出口2の互
いの位置精度を管理するだけでよくなる。
【0018】印字ヘッド18は図示していないキャリッ
ジに保持され、プラテン20の長手方向に往復運動す
る。そして、印字ヘッド18はプラテン20上の図示し
ていない記録紙に記録を行う。記録を行うにしたがっ
て、消費したインクは印字ヘッド18の毛細管現象によ
って、インク袋1から印字ヘッド18に供給される。検
出板5の検出突起5aは、インク残量が減少するにした
がってケース4の外部に露出していき、インク残量が規
定値になるとインクエンド検出器11に到達しインクエ
ンドが検出される。そして、インクエンドが検出された
使用済みのインクカートリッジ8は、インクが充填され
たインク袋1を取り替えることにより、インクカートリ
ッジ8としてリサイクルされる。
【0019】又、ポンプ23からの廃インクは廃液チュ
ーブ22を介してインクジェット記録装置内に設けた廃
液パック26に回収される。回収した廃インクは、イン
クジェット記録装置の動作する環境温湿度において蒸発
していき、廃インクの不揮発成分のみが残留する。本実
施例のインクの場合、不揮発成分は蒸発前のインクの5
〜20重量%程度であるため、インクジェット記録装置
の寿命までにおいても少ない吸収容量ですむ。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、供給針に対するインク
取出口の位置精度において、多くの部品の部品精度と組
立精度を厳しくして対応していた構成を、ホルダーの位
置決め軸・ガイド軸に係合する位置決め穴・ガイド穴を
ケースのインク取出口と同一面に設けたことで、供給針
に対するインク取出口の位置精度に関係する部品が極力
減り、関係する部品においてもラフな位置精度ですむよ
うなインクカートリッジにできるという効果を有する。
又、インクカートリッジがホルダーに水平置きに保持さ
れていた構成を、検出板の姿勢が略重力方向になるよう
にインクカートリッジがインクジェット記録装置に保持
され、検出突起がインクカートリッジの下側(重力方
向)に位置する構成にすることにより、検出板の動きに
ある一定の傾向をもたせることができ、インクエンド後
のインク残量のバラツキと残量を小さくすることができ
るという効果も有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のインクカートリッジを示す概略斜視
図。
【図2】インク取出口の舟型形状を示す断面図。
【図3】インク取出口の固定溝を示す断面図。
【図4】ケースと蓋のスナップフィット形状を示す断面
図。
【図5】本発明のインクカートリッジとインクカートリ
ッジのホルダーの概略斜視図。
【図6】インクジェット記録装置全体のインク流路系
(インクの流れ)を示す概略図。
【図7】本発明のインクカートリッジ内の検出板の動き
を示す断面図。
【図8】提案例のインクカートリッジを示す概略斜視
図。
【図9】提案例のインクカートリッジとインクカートリ
ッジのホルダーの概略斜視図。
【図10】提案例のインクジェット記録装置全体のイン
ク流路系(インクの流れ)を示す概略図。
【符号の説明】
1 インク袋 2 インク取出口 2a 固定溝 2b チャック部 2c 管部 2d 薄膜部 2x リブ 2y 穴 3 取出口ゴム 4 ケース 4a 位置決め穴 4b 嵌合部 4c 機能リブ 4d 穴部 4e 凹部 4f 切欠き部 4g ガイド穴 4w 誤挿入防止リブ 4x シャッターリブ 4y 案内リブ 4z 突起 5 検出板 5a 検出突起 6 蓋 6a 角 6b 爪 7 ラベル 8 インクカートリッジ 9 ホルダー 10 フレーム 10a ロックアーム 10b レール 10c 誤挿入防止面 11 インクエンド検出器 12 シャッター 12a シャッター回転中心 13 板バネ 15 供給針 16 位置決め軸 17 ガイド軸 18 印字ヘッド 19 供給チューブ 20 プラテン 21 フィルター 22 廃液チューブ 23 ポンプ 24 キャップ 25 廃液針 26 廃液パック 27 廃液吸収材

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ノズルよりインク滴を吐出して記録紙に
    記録を行うインクジェット記録装置に用いられるインク
    カートリッジにおいて、インクジェット記録装置の位置
    決め軸・ガイド軸に係合する位置決め穴・ガイド穴が、
    インクカートリッジのインク取出口と同一面に設けられ
    ていることを特徴とするインクカートリッジ。
  2. 【請求項2】 ノズルよりインク滴を吐出して記録紙に
    記録を行うインクジェット記録装置に用いられるインク
    カートリッジにおいて、インクを封入された可撓性のイ
    ンク袋と、前記インク袋に付属したインク取出口と、前
    記インク袋が固着されるケースと、前記インク袋に固着
    されインクジェット記録装置のインクエンド検出器を動
    作させる検出突起が設けられた検出板と、前記ケースを
    覆う蓋と、前記ケースと前記蓋にまたがり貼付されるラ
    ベルと、インクジェット記録装置の溝に案内される前記
    ケースに付属した機能リブとから構成されることを特徴
    とする請求項1記載のインクカートリッジ。
  3. 【請求項3】 前記位置決め軸・前記ガイド軸と前記位
    置決め穴・前記ガイド穴の係合が、インクジェット記録
    装置に対するインクカートリッジの位置決めになってい
    ることを特徴とする請求項1または2記載のインクカー
    トリッジ。
  4. 【請求項4】 ノズルよりインク滴を吐出して記録紙に
    記録を行うインクジェット記録装置に用いられるインク
    カートリッジにおいて、インクを封入された可撓性のイ
    ンク袋と、前記インク袋に付属したインク取出口と、前
    記インク袋が固着されるケースと、前記インク袋に固着
    されインクジェット記録装置のインクエンド検出器を動
    作させる検出突起が設けられた検出板と、前記ケースを
    覆う蓋とから構成され、前記検出板の姿勢が略重力方向
    になるようにインクカートリッジがインクジェット記録
    装置に保持され、前記検出突起がインクカートリッジの
    下側(重力方向)に位置することを特徴とするインクカ
    ートリッジ。
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DE69214512T DE69214512T2 (de) 1991-05-27 1992-05-27 Tintenkassette für Tintenstrahlaufzeichnungsvorrichtung
EP96103079A EP0715958B1 (en) 1991-05-27 1992-05-27 Ink cartridge for ink jet recording apparatus
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