JP2007253457A - 液体加圧方法、液体吐出装置、及び液体カートリッジ - Google Patents

液体加圧方法、液体吐出装置、及び液体カートリッジ Download PDF

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Abstract

【課題】液体収容袋を加圧する場合、液体収容袋内の液体残量が少なくなるほど大きな加圧力が得られるとともにそのために特別な制御や、複雑な機構を用いずに液体収容袋に適正な加圧力を加えることができる液体加圧方法、液体吐出装置、及び液体カートリッジを提供する。
【解決手段】
プリンタはインクカートリッジ部25内にはインクパック40を加圧する加圧板62と、磁力による吸引により加圧板62をインクパック40を加圧する方向に作動させる磁力作用部材63が設けられ、磁力作用部材63を磁力により吸引作動させる吸引部材70を備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、インクジェット式記録装置、ディスプレー製造装置、電極形成装置、或いは、バイオチップ製造装置等、液体噴射ヘッドを用いて液体を液滴として吐出するための液体加圧方法、液体吐出装置、及び液体カートリッジに関する。
従来、液体噴射ヘッドのノズルから液滴を吐出する液体吐出装置として、インクジェット式記録装置が知られている。
この種のインクジェット式記録装置(以下、記録装置という)には、特許文献1に開示されているようにメインタンクをキャリッジ以外の場所に搭載する、いわゆるオフキャリッジタイプの記録装置がある。
この種のものは、例えば、オフィス向け又は業務用に提供されるインクジェット式記録装置があり、比較的大量の印刷に対応させるために、大容量の各色のメインタンクを配備するようにしている。そして、液体噴射ヘッドとしての記録ヘッドが搭載されたキャリッジ上には複数のサブタンクが配置され、前記各メインタンクから各サブタンクに対してインク補給チューブを介してそれぞれ各色のインクを補給し、さらに各サブタンクからそれぞれ記録ヘッドに対してインクを供給するように構成されている。
上記の記録装置では、加圧ポンプを用いて各メインタンク内に収納されたインクパックを加圧することによりサブタンクを介してインクを供給するようにしている。
特開平2000−352379号公報
ところが、加圧ポンプを用いてメインタンク内に加圧空気を送る方式の場合、インクパック内のインク残量が少のときに加圧力が適正となるように設定され、その制御が必要であり、又、加圧に時間が掛かり、印字開始までの開始時間が長くなる。
又、加圧力は、インクエンド付近でインクを正常に送り込むことができるだけの高い値に設定されるのが一般的であり、従来はインクパックが新しい満充填の状態では不必要な加圧を行っている。
上記説明では記録装置を例に挙げたが、ディスプレー製造装置、電極形成装置、或いは、バイオチップ製造装置等の他の液体噴射ヘッドを用いて液体を液滴として吐出する液体吐出装置においても、加圧ポンプを用いて加圧空気を送り、液体パックを加圧する方式の場合、同様に加圧に時間が掛かる問題がある。
本発明の目的は、液体収容袋を加圧する場合、液体収容袋内の液体残量が少なくなるほど大きな加圧力が得られるとともにそのために特別な制御や、複雑な機構を用いず、かつ加圧時間を要することがなく液体収容袋に適正な加圧力を加えることができる液体加圧方法を提供することにある。
又、本発明の他の目的は、液体収容袋を加圧する場合、液体収容袋内の液体残量が少なくなるほど大きな加圧力が得られるとともにそのために特別な制御や、複雑な機構を用いず、かつ加圧時間を要することがなく液体収容袋に適正な加圧力を加えることができる、液体吐出装置及び液体カートリッジを提供することにある。
上記問題点を解決するために、本発明は、加圧部材により液体を収容する液体収容袋を加圧して該液体収容袋から液体を外部に供給する液体加圧方法において、前記加圧部材には磁力作用部を設け、前記液体収容袋を挟んで前記加圧部材と反対側には前記磁力作用部との間に磁界を発生させる吸引部材を配置し、前記加圧部材に設けられた磁力作用部を磁力によって前記吸引部材側へ吸引作動させることにより前記液体収容袋を加圧し、該液体収容袋の液体残量が少なくなるほど該液体収容袋への前記加圧部材の加圧力が増加することを特徴とする液体加圧方法を要旨とするものである。
なお、磁力作用部とは磁力の作用により吸引作動される部をいう。吸引部材とは前記加圧部材及び前記磁力作用部を磁力により吸引作動させる部材をいう。吸引部材は、固定されていてもよく、或いは磁力作用部と近接可能に移動可能としていてもよい。
例えば、磁力作用部と吸引部材の材質は、一方が磁石(永久磁石及び電磁石を含む。以下、この欄において同じ)で他方が強磁性体の金属にしてもよく、或いは両者を磁石にしてもよい。なお、両者が磁石の場合には互いに磁力により吸引させる必要があるため、対向する磁極は互いに異極となるように配置する。
又、液体収容袋は収納容積を連続的に可変する構成であればよく、その一例としては、可撓性、或いは折り畳み可能とする構成が挙げられる。例えば、液体収容袋の全体を可撓性を有するフイルムで形成したり、或いは、液体収容袋の一部を可撓性を有するフイルムで形成して、該フイルム部分を折り畳み可能とする。例えば、このようなものとしてはジャバラがある。又は、剛性を有する一対の板を相対させた状態でその周縁部を可撓性フイルムで互いに連結し、該可撓性フイルム部分で折り畳み可能に形成して液体収容袋を構成してもよい。
本発明によれば、加圧部材に設けられた磁力作用部に対して磁力による吸引により液体収容袋を加圧すると、磁力作用部と該磁力作用部を吸引する部材との距離が短くなり、該液体収容袋の液体残量が少なくなるほど該液体収容袋への前記加圧部材の加圧力が増加する。これは、磁力作用部を磁力により吸引する場合、磁力作用部と該磁力作用部を吸引する部材との間の距離に対して吸引力は反比例するためである。すなわち、磁力作用部と該磁力作用部を吸引する部材との距離が吸引により短くなればなるほど、磁力による吸引力、すなわち加圧力が増大する。
本発明によれば、液体収容袋を加圧する際、液体収容袋の液体残量が少なくなるほど該液体収容袋への前記加圧部材の加圧力が増加するとともにそのために特別な制御や、複雑な機構を用いず、かつ加圧時間を要することがない、又、本発明によれば、液体収容袋に適正な加圧力を加えることができる。
又、本発明では、液体タンク内に液体を収容する液体収容袋が配置され、前記液体収容袋が加圧されることにより前記液体を液体噴射ヘッドに供給する液体吐出装置において、前記液体タンク内には前記液体収容袋を加圧する加圧部材と磁力による吸引により前記加圧部材を前記液体収容袋を加圧する方向に作動させる磁力作用部材とが設けられ、前記磁力作用部材を磁力により吸引作動させる吸引部材を備えたことを特徴とする液体吐出装置を要旨とするものである。ここで、磁力作用部材とは、磁力の作用により吸引作動される部材をいう。
上記の液体吐出装置によれば、液体収容袋を加圧する場合、液体収容袋の液体残量が少なくなるほど該液体収容袋への前記加圧部材の加圧力が増加するとともにそのために特別な制御や、複雑な機構を用いず、かつ、加圧時間を要することがなく液体収容袋に適正な加圧力を加えることができる。
この場合、前記液体タンクは、前記液体収容袋、前記加圧部材、及び前記磁力作用部材を収納するカートリッジ本体を含む液体カートリッジと、該カートリッジ本体を着脱自在に保持するカートリッジホルダを含むことが好ましい。
上記構成によれば、液体カートリッジをカートリッジホルダに対して着脱自在にした液体吐出装置において、液体収容袋の液体残量が少なくなるほど該液体収容袋への前記加圧部材の加圧力を増加させることができる。又、そのために特別な制御や、複雑な機構を用いず、かつ加圧時間を要することがなく液体収容袋に適正な加圧力を加えることができる液体吐出装置を実現できる。
又、本発明は、カートリッジ本体が液体吐出装置に着脱可能とされ、該カートリッジ本体内に液体を収容する液体収容袋を備え、前記液体収容袋が加圧されることにより前記液体を液体吐出装置に供給する液体カートリッジにおいて、前記カートリッジ本体内には、前記液体収容袋を加圧する加圧部材と、磁力の作用により前記加圧部材を、前記液体収容袋を加圧する方向に作動させる磁力作用部材が設けられたことを特徴とする液体カートリッジを要旨とするものである。
上記液体カートリッジによれば、液体収容袋内の液体残量が少なくなるにつれ、液体収容袋には大きな加圧力が得られるため、特別な制御や複雑な機構を用いず、かつ加圧時間を要することがなく液体収容袋に対して適正な加圧力を付与できる液体カートリッジを実現できる。
又、この場合、前記磁力作用部材を磁石で構成してもよい。磁石は永久磁石又は電磁石にて構成してもよい。
このようにすれば、磁力作用部材を磁石にて構成することにより磁力による吸引動作を磁力作用部材に付与することができる。
又、前記加圧部材を液体収容袋を加圧する方向へ付勢する付勢部材を備えていてもよい。
このように構成した場合、液体収容袋が液体により満充填されている初期の加圧時においては、磁力作用部材と該磁力作用部材を吸引する部材間とは、液体残量が少ない時期とは異なり離間距離が長く、吸引力が弱い。しかし、付勢部材の付勢力がこれを補うようにして働くことにより加圧部材を介して液体収容袋を加圧することができる。なお、付勢部材は、コイルバネ等のバネやゴムや空気バネ等を挙げることができる。
なお、付勢部材は常時加圧部材を加圧するように設けてもよい。又は磁力作用部材が位置する領域が該磁力作用部材に作用する吸引力がないか弱い領域の場合、付勢部材の弾性力を働かせるように加圧部材に付勢部材を連係させ、前記吸引力が強い領域に磁力作用部材が位置した場合に、前記弾性力を利用しないように加圧部材と付勢部材の連係を解除するようにしてもよい。
このようにして、吸引力が加圧するのに十分な領域に磁力作用部材が位置するまでは付勢部材によって液体収容袋は加圧され、吸引力が加圧するのに十分な領域に磁力作用部材に入ると磁力による吸引力により液体収容袋を加圧することができる。
このようにして、上記構成によれば、液体収容袋が液体により満充填されている初期の加圧時においては、磁力作用部材に作用する吸引力(加圧力)が弱いが、付勢部材の付勢力がこれを補うようにして働くことにより加圧部材を介して液体収容袋を加圧できる。
この場合、前記加圧部材は、前記液体収容袋を間にするようにして該液体収容袋を挟圧自在に一対設けられ、一方の加圧部材には、前記磁力作用部材が設けられ、他方の加圧部材には、前記磁力作用部材を吸引する吸引部材が設けられていてもよい。
又、上記構成によれば、一対の加圧部材により液体収容袋を加圧することができる。
この場合、前記液体カートリッジを着脱自在に装着するカートリッジホルダを備えた液体吐出装置において、前記カートリッジホルダに、液体カートリッジの磁力作用部材を磁力により吸引する吸引部材を設けるようにしてもよい。
このようにすると、カートリッジホルダの吸引部材により液体カートリッジの磁力作用部材に対して磁力による吸引を行わせることができ、液体カートリッジに吸引部材を設けないため、液体カートリッジを構成する部品点数や組み付け工数を少なくでき、液体カートリッジの製造コストを低減することができる。
又、この場合、前記液体吐出装置における吸引部材を永久磁石としてもよい。このようにすると、吸引部材を永久磁石にすることにより電磁石にする場合に比して、電磁石にするための必要な電源やコイル等が必要でなくなり、製造コストの低減を実現できる。
又、この場合、前記液体吐出装置において、前記永久磁石は、カートリッジ本体の磁力作用部材に対して近位に位置する近位位置と前記磁力作用部材に対して遠位に位置する遠位位置を移動自在に配置され、前記液体収容袋を加圧する際には、近位位置に前記永久磁石を移動するとともに前記液体収容袋の非加圧時には、遠位位置に前記永久磁石を移動する移動手段を備えるようにしてもよい。
前記移動手段は、前記永久磁石によって磁力作用部材が吸引される方向と直交する方向に該永久磁石を回転移動させたり、或いは、直進移動させてもよい。或いは、該移動手段により前記永久磁石によって磁力作用部材が吸引される方向に沿って、該永久磁石を近位位置と遠位位置に移動させるようにしてもよい。又、磁力作用部材が吸引される方向と前記直交する方向を合成(ベクトル合成)した方向において、該移動手段により該永久磁石を近位位置と遠位位置に移動させるようにしてもよい。
このように構成すると、前記液体収容袋を加圧する際には、吸引部材としての永久磁石は移動手段により近位位置に移動される。この近位位置に永久磁石が移動していると、永久磁石の磁力がカートリッジ本体の磁力作用部材に対して吸引力として作用させることができる。
又、液体吐出装置の電源がオフされているときのように、液体を加圧させる必要がない時、すなわち、液体収容袋の非加圧時には、永久磁石が移動手段により遠位位置に移動されている。このため、磁力作用部材に対する永久磁石の磁力が弱まり、すなわち吸引力が抑制されるため、液体収容袋に対する加圧部材の加圧力を弱めることができる。この結果、液体収容袋の非加圧時おいて、液体収容袋に対する余分な加圧力を軽減させることができる。
又、液体カートリッジを着脱自在に装着するカートリッジホルダを備えた液体吐出装置において、前記カートリッジホルダに設けられた吸引部材を電磁石にしてもよい。
このようにすると、電磁石により液体カートリッジの磁力作用部材を吸引して、液体収容袋を加圧することができる。
又、液体吐出装置において、前記液体収容袋は前記液体タンクに対して交換自在に設けられていてもよい。
このようにすると、液体タンク内の液体収容袋が交換できるため、交換するための部品点数が少なくて済み、交換コストを低減できる。
(第1実施形態)
以下、本発明の液体吐出装置をオフキャリッジタイプのインク供給系を有するインクジェット式記録装置に具体化した好適な第1実施形態を図1〜5を参照して説明する。
(概略構成)
まず、インクジェット式記録装置の概略について説明する。
図1に示すように、インクジェット式記録装置(以下、プリンタとする。)は、図示しないケースの中にプリンタ本体11が設けられている。プリンタ本体11は、フレーム12とこのフレーム12内に配設された紙送り部材13とを備えており、図示しない紙送り機構により紙送り部材13上に紙を搬送する。又、フレーム12の右側板12aと左側板12bとの間には、紙送り部材13と平行にガイド部材14が架設されており、このガイド部材14にはキャリッジ15が摺動可能に支持されている。このキャリッジ15はタイミングベルト16を介してフレーム12の背板12cに設けられたキャリッジモータ17に接続されている。そして、キャリッジ15はキャリッジモータ17の駆動によりガイド部材14に沿って往復移動されるようになっている。
又、キャリッジ15には紙送り部材13に対向する面に液体噴射ヘッドとしての記録ヘッド20が搭載されている。さらに、キャリッジ15には記録ヘッド20に液体としてのインクを供給するサブタンク21〜24が搭載されている。本実施形態ではブラックインク、シアン、マゼンタ及びイエローの各インクに対応して、4個のサブタンク21〜24が配設されている。
記録ヘッド20の下面には、図示しないノズル吐出口が形成されており、図示しない圧電素子の駆動により各インクをそれぞれ対応するノズル吐出口から紙に対して吐出し、印刷が行われる。
一方、フレーム12の右端の非印刷領域である部位には液体タンク及びメインタンクとしてのインクカートリッジ部25〜28が設けられている。インクカートリッジ部25〜28には液体カートリッジとしてのインクカートリッジ29〜32及び該インクカートリッジ29〜32を着脱可能に搭載するカートリッジホルダ19が設けられている。このインクカートリッジ部25〜28は使用されるインクの色数に対応しており、本実施形態は4個が設けられている。図2に示すようにインクカートリッジ29〜32の内部にはインクが貯留(収容)された液体収容袋としてのインクパック40が設けられている。
そして、インクカートリッジ29〜32内に設けられた後述する加圧機構60によるインクパック40への加圧により可撓性のインク供給チューブ34〜37を介して、各サブタンク21〜24に対して、それぞれインクが供給される。
(インク供給系)
図2はプリンタ本体11のインク供給系の構成を説明するための模式図である。なお、各インクカートリッジ29〜32及び各インク供給チューブ34〜37はそれぞれ同じ構造である。従って、説明の便宜上、サブタンク21へインクを供給するためのインクカートリッジ29に関するインク供給系について説明し、他のインクカートリッジ26〜28のインク供給系の説明は省略する。
(インクカートリッジ29)
まずインクカートリッジ29の構造を、図2〜図4を参照して説明する。図2に示すようにインクカートリッジ29のカートリッジ本体50は、ケース50aと、ケース50a内の収納空間Kに収納されるインクパック40と、インクパック40を加圧する加圧機構60が設けられている。ケース50aは略直方体状をなし、上壁には図2に示すように下方へ向かうテーパー面が形成されている。ケース50a内の収容空間はケース壁面に内外を貫通する孔等の貫通部(図示しない)が形成されていることにより大気圧が付与されている。図4に示すようにケース50aはカートリッジホルダ19に設けられたスロット19aに対して着脱自在に嵌合可能とされている。ケース50aは非磁性体から構成されている。例えば、ケース50aはポリプロピレン等の合成樹脂から形成される。
収納空間Kにおいて、ケース50a上壁のテーパー面と対応する一端側には軸61により加圧板62が揺動自在に支持されている。前記加圧板62と各インクカートリッジ29のケース50aの底壁間に位置するようにインクパック40がケース50a内に配置されている。加圧板62は剛性を有する板材からなる。加圧板62は加圧部材に相当する。又、加圧板62の自由端には磁力作用部材63が一体に設けられている。磁力作用部材63は強磁性体の金属からなる。なお、強磁性体の金属としては、例えば鉄、ニッケル、或いはコバルト等があり、これら、或いはこれらの合金から形成すればよい。磁力作用部材63は磁力作用部に相当する。
又、図2に示すようにカートリッジホルダ19において、磁力作用部材63と相対するスロット19aの底部内面に吸引部材70としての磁石が埋め込まれている。磁石は、永久磁石でもよく、或いは電磁石でもよい。この吸引部材70はの磁力は磁力作用部材63に対して吸引力として作用し、磁力作用部材63を吸引部材70側に接近させることにより加圧板62を揺動させることが可能である。そして、この吸引力により加圧板62を介してインクパック40に対して加圧するようにされている。前記インクパック40のインク袋46は可撓性の素材から形成されており、ガスバリヤー性の向上のために、例えば外側をナイロンフィルム、内側をポリエチレンフィルムにより挟み込んだ構成のアルミニウムラミネートフィルムから扁平袋状に形成されている。
又、前記テーパー面を有する上壁と加圧板62との間には付勢部材としてのコイルスプリング64が介在配置され、加圧板62を下方へ押圧(加圧)可能である。本実施形態では、コイルスプリング64の一端はケース50a上壁に対して取付け固定される一方、他端は加圧板62に対しては接離可能に配置されている。すなわち、コイルスプリング64は図2に示す加圧板62の初期位置から所定の揺動範囲までは加圧板62に対してその弾性力により加圧する方向へ付勢するとともに、前記所定の揺動範囲を超えた場合には、加圧板62から離間するようにされている。なお、初期位置とはインクが満充填状態のインクパック40を加圧するときの加圧板62の位置である。
このようにしている理由は、本実施形態では、初期位置から前記所定の揺動範囲までは、吸引部材70の磁界が弱いため磁力作用部材63に作用する磁力(吸引力)が弱く、十分な加圧力が得られないためである。これを補うために、コイルスプリング64により加圧力を加圧板62を介してインクパック40に対して付与するようにしている。そして、前記所定の揺動範囲を磁力作用部材63が超えた場合には、磁界が強い領域に磁力作用部材63が入るため、磁力作用部材63に十分に磁力が作用し、加圧板62を介してインクパック40に対して加圧力が付与される。
なお、前記所定の揺動範囲は吸引部材70の磁界の強さによるため、これに応じてコイルスプリング64の弾性力が働く範囲が設定されている。
本実施形態では、加圧板62、磁力作用部材63、コイルスプリング64により加圧機構60が構成されている。
図2に示すように、ケース50aの底壁50bにはインク供給チューブ34を接続するための接続部52が外方へ突出形成されている。又、図3(b)に示すようにこの接続部52の内端は前記インクパック40に対して貫通して水密状に取付けされている。
図3(b)に示すように接続部52は略円筒状に形成され、内外を貫通する液体導出口としてのインク導出口53が貫通形成されている。インク導出口53は前記インクパック40のインク貯留室42に連通されて前記インク貯留室42に貯留されたインクを外部に導出するために形成され、その内端側開口部にはバルブ54が設けられるとともに外端側の開口部にはシール部材55が配設されている。
シール部材55にはチューブ用孔56が貫通形成されている。チューブ用孔56は、開口部側に設けられた大径部と該大径部よりも奥に設けられた小径部を有する。前記大径部はスロット19aの底部から突出された供給針19bを嵌挿可能とされている。供給針19bはインク供給チューブ34と接続されている。
そして、前記小径部はバルブ54を構成する弁体57と当接するように配設されている。そして、弁体57はスプリング58によりインク導出口53に形成された弁座57aに対して常時閉弁するように付勢された逆止弁とされている。
この弁体57が閉弁された状態で、カートリッジホルダ19に対してインクカートリッジ29が図4の状態から図2に示すように装着され、インク供給チューブ34と接続された供給針19bが大径部に差し込まれると、供給針19bの先端が弁体57を押圧する。このようにスプリング58の付勢力に抗して弁体57が押圧されると弁体57は小径部及び弁座57aから離間するため、インク導出口53にインク貯留室42からインクが導出可能とされている。
そして、図2に示すようにインクカートリッジ29から導出されたインクはインク供給チューブ34を介して、サブタンク21に導入される。インク供給チューブ34には、その途中にインク補給バルブ34aが設けられており、このインク補給バルブ34aが図示しない制御装置により開閉制御されることによりサブタンク21へのインクの供給が制御される。
サブタンク21には、内部にフロート部材21aが配設されており、フロート部材21aの一端には永久磁石21bが取り付けられている。そして、ホール素子等からなる磁電変換素子21c,21dが基板21eに装着されて、サブタンク21の側壁に配置されている。
前記磁電変換素子21c,21dはフロート部材21aの浮上位置により変化する、永久磁石21bによる磁力線量に応じた電気的出力を出力するようにされている。例えば、サブタンク21内のインク量が少なくなった場合には、フロート部材21aの位置が重力方向の下方に移動し、これに伴い永久磁石21bの位置も下方に移動する。このため、磁電変換素子21c,21dの電気的出力はサブタンク21内のインク量として感知することができ、インク量が少ないと感知した場合には図示しない制御装置によりインク補給バルブ34aが開弁される。
これによりインクカートリッジ29内で加圧されたインクは、インク量が低下したサブタンク21へ導出される。そして、サブタンク21内のインク量が所定の容量に達した場合には、磁電変換素子21c,21dの電気的出力に基づいて、図示しない制御装置によりインク補給バルブ34aが閉弁される。このようなインク補給バルブ34aの開閉の繰り返しによりサブタンク21内へインクが補給され、サブタンク21には常にほぼ一定のインクが貯留されるようにされている。
さて、上記のように構成されたプリンタの作用を説明する。なお、説明の便宜上、各インクカートリッジ29〜32の前記インクパック40はインクが満充填されているものとする。
図2に示すように各インクカートリッジ29〜32がカートリッジホルダ19に装着された状態では、加圧板62は初期位置に位置する。この状態で、インク補給バルブ34aが開弁されると、コイルスプリング64の弾性力によってインクパック40が加圧されていることによりインクパック40から接続部52、インク補給バルブ34a,インク供給チューブ34を介してサブタンク21にインクが供給される。そして、コイルスプリング64によるこのような加圧は、加圧板62の初期位置から所定の揺動範囲まで行われる。
そして、磁力作用部材63が前記所定の揺動範囲を超えると、吸引部材70の磁界が強い領域に入るため、以後は、吸引部材70の磁力による磁力作用部材63の吸引によって加圧板62を介してインクパック40の加圧が行われる。このようにして、インクパック40のインク残量が少なくなると、磁力作用部材63は吸引部材70との離間距離が短くなるため、その磁力により吸引、すなわち、インクパック40への加圧力が増大する。
これは、磁力作用部材63と該磁力作用部材63を吸引する吸引部材70との間の距離に対して吸引力は反比例するためである。このようにして、インク残量(液体残量)が少なくなればなるほど、インクパック40への加圧力を増加させることができる。
上記のように構成されたインクカートリッジ及びプリンタによれば、以下のような効果を得ることができる。
(1) 本実施形態では、磁力作用部材63を磁力によって吸引作動させることにより加圧板62(加圧部材)を介してインクパック40(液体収容袋)を加圧し、インクパック40のインク残量(液体残量)が少なくなるほどインクパック40への加圧板62の加圧力を増加するようにした。
この結果、インクパック40を加圧する場合、インクパック40のインク残量が少なくなるほどインクパック40のへの加圧板62の加圧力が増加するとともにそのために特別な制御や、複雑な機構を用いずにインクパック40に適正な加圧力を加えることができる。
図5は一般的なインクジェット式記録装置におけるインクパックの吸引動圧をインクパックのインク残量に応じて測定した結果の一例を示している。同図に示すようにインクの使い始め(この測定例ではインク残量16g)では、吸引動圧は0Kpa近辺で、インク残量4g程度までは、インクパックに対して特別な加圧を必要としないレベルである。それに対して、インク残量が4g程度以下になると、インク残量に応じてインクパックを加圧する必要がある。
従って、本実施形態の加圧方法では、インク残量が少なくなればなるほど、インクパックに対する加圧力が増加するため、上記のインクジェット式記録装置に適用できることが分かる。
(2) なお、従来の技術において、加圧ポンプを用いてメインタンク内に加圧空気を送る方式の場合、インクパック内のインク残量が少のときに加圧力が適正となるように設定されているため、その加圧力を制御する制御装置が必要であり、又、加圧に時間が掛かる問題があることは既に説明した。
さらに、従来のプリンタでは複数の色毎に用意された各インクパックのインク残量に応じて加圧力を細かく設定して各インクパック共通の加圧ポンプにて制御する場合、加圧力を低くできる。しかし、複数のインクパックを用いる場合は加圧ポンプが各インクパックに共通して使用されているため、一番少ないインクに合わせた加圧力(すなわち、高い加圧力)に設定されることとなり、加圧時間が短くなる効果が発揮できないものとなる。
それに対して、複数のインクパック40を備えた本実施形態では、各インクパック40を加圧する加圧機構60を有するため、加圧ポンプや該加圧ポンプを制御する制御装置が必要でなく、インク残量が少なくなればなるほど、加圧力が増加して適正な加圧力をインクパック40に加えることができる。さらに、本実施形態によれば、加圧ポンプで加圧する時間がないため、印字開始までの時間を短くすることができる。
又、本実施形態によれば、各インクパック40毎に各インクパック40内のインク残量に応じて加圧力を適正な大きさにできる効果がある。
(3) 本実施形態のプリンタは、インクカートリッジ部25〜28(液体タンク)内にはインクパック40(液体収容袋)を加圧する加圧板62(加圧部材)と、磁力による吸引により加圧板62をインクパック40を加圧する方向に作動させる磁力作用部材63が設けられ、磁力作用部材63を磁力により吸引作動させる吸引部材70が設けられている。
この結果、上記プリンタによれば、インクパック40を加圧する場合、インクパック40のインク残量が少なくなるほどインクパック40への加圧板62の加圧力が増加するとともにそのために特別な制御や、複雑な機構を用いずにインクパック40に適正な加圧力を加えることができる装置が実現できる。
(4) 本実施形態のプリンタでは、インクカートリッジ部25〜28(液体タンク)は、インクパック40、加圧板62及び磁力作用部材63を収納するカートリッジ本体50を含むインクカートリッジ29〜32(液体カートリッジ)と、カートリッジ本体50を着脱自在に保持するカートリッジホルダ19を備えるようにした。この結果、インクカートリッジ29〜32をカートリッジホルダ19に対して着脱自在にしたプリンタにおいて、インクパック40のインク残量が少なくなるほどインクパック40へ加圧板62の加圧力を増加させることができるプリンタを実現できる。
(5) 本実施形態のインクカートリッジ29〜32では、カートリッジ本体50内にインクパック40を加圧する加圧板62と、磁力の作用により加圧板62をインクパック40を加圧する方向に作動させる磁力作用部材63が設けられている。この結果、本実施形態のインクカートリッジ29〜32によれば、インクパック40内のインク残量が少なくなるにつれ、インクパック40には大きな加圧力が得られるため、特別な制御や複雑な機構を用いずに、インクパック40に対して適正な加圧力を付与できるインクカートリッジ29〜32を実現できる。
(6) 本実施形態のインクカートリッジ29〜32は、加圧板62をインクパック40を加圧する方向へ付勢するコイルスプリング64(付勢部材)を備えるようにした。
このように構成した場合、インクパック40がインクにより満充填されている初期の加圧時においては、磁力作用部材63と該磁力作用部材63を吸引する吸引部材70間は、インク残量が少なくなっている時期とは異なり離間距離が長く、吸引力が弱い。しかし、コイルスプリング64の付勢力がこれを補うようにして働くことにより加圧板62を介してインクパック40を加圧することができる。
(7) 又、本実施形態では、磁力作用部材63が位置する領域が該磁力作用部材63に作用する吸引力がないか弱い領域の場合、コイルスプリング64の弾性力を働かせるように加圧板62にコイルスプリング64を連係させるようにした。さらに、前記吸引力が強い領域に磁力作用部材63が位置した場合に、前記弾性力を利用しないように加圧板62とコイルスプリング64の連係を解除するようにした。この結果、本実施形態では、吸引力が加圧するのに十分な領域に磁力作用部材63が位置するまではコイルスプリング64によってインクパック40は加圧され、吸引力が加圧するのに十分な領域に磁力作用部材63に入ると磁力による吸引力によりインクパック40を加圧することができる。
(8) 本実施形態のプリンタは、カートリッジホルダ19に対して、インクカートリッジ29〜32(液体カートリッジ)の磁力作用部材63を磁力により吸引する吸引部材70を設けるようにした。
この結果、カートリッジホルダ19の吸引部材70によりインクカートリッジ29〜32の磁力作用部材63に対して磁力による吸引を行わせることができ。さらに、インクカートリッジ29〜32に吸引部材70を設けないため、インクカートリッジ29〜32を構成する部品点数や組み付け工数を少なくでき、インクカートリッジ29〜32を低コストに製造することができる。
(9) 本実施形態のプリンタは、吸引部材70を永久磁石により構成した。この結果、吸引部材70を永久磁石にすることにより電磁石にする場合に比して、電磁石にするために必要な電源やコイル等が必要でなくなり、プリンタの製造コストの低減を実現できる。
(第2の実施形態)
次に、本発明を具体化した第2の実施形態を図6に参照して説明する。
なお、第2の実施形態は第1の実施形態のインクカートリッジ29〜32の構成を変更した構成であるため、第1実施形態と同一構成又は相当する構成については同一符号を付してその詳細な説明を省略する。なお、図6では、インクカートリッジ29〜32の構成は同一であるため、インクカートリッジ29のみ図示されている。
図6に示すように第2実施形態では、インクカートリッジ29のケース50aは、平面視した状態で左右対称に形成されている。そして、ケース50aの左右両側壁の一部は、図6に示すように一端側へ向かうほど両側壁間の距離が短くなるようにテーパー面を有する。
ケース50a内において、前記一端側に支持された軸61には一対の加圧部材としての加圧板62が互いに相対するように揺動自在に支持されている。両加圧板62間には、インクパック40が配置され、両加圧板62により加圧可能とされている。各加圧板62とケース50aの内側面間にはそれぞれ付勢部材としてのコイルスプリング64が配置され、各加圧板62を互いに接近させるように付勢されている。なお、第2実施形態においても第1実施形態と同様に、コイルスプリング64の一端はケース50aの内側面に対して取付け固定される一方、他端は加圧板62に対しては接離可能に配置されている。コイルスプリング64の他端を加圧板62に対して接離可能にした構成は、第1実施形態と同じ理由である。又、一方の加圧板62の自由端には強磁性体の金属で形成される磁力作用部材63が取付される。又、他方の加圧板62の自由端には磁石で形成される吸引部材70が固定されている。そして、吸引部材70と磁力作用部材63とは磁力により、互いに吸引されることにより、両加圧板62を介してインクパック40を加圧する。なお、ケース50a及びインクパック40に設けられる接続部52は、図6に示すようにインクカートリッジ29の底部(同図において、紙面裏側)に設けられる。又、第2実施形態では、第1実施形態とは異なりカートリッジホルダ19の吸引部材70は省略される。
第2実施形態においても、各インクカートリッジ29等がカートリッジホルダ19に装着された状態では、加圧板62は初期位置に位置する状態から所定の揺動範囲までは、主にコイルスプリング64によりインクパック40に対して加圧が行われる。そして、磁力作用部材63が前記所定の揺動範囲を超えると、吸引部材70の磁界が強い領域に入るため、以後は、吸引部材70の磁力による磁力作用部材63の吸引によって加圧板62を介してインクパック40の加圧が行われる。このようにして、インクパック40のインク残量が少なくなると、磁力作用部材63は吸引部材70との離間距離が短くなるため、その磁力により吸引、すなわち、インクパック40への加圧力が増大する。このようにして、インク残量(液体残量)が少なくなればなるほど、インクパック40への加圧力を増加させることができる。
(第3実施形態)
次に、本発明を具体化した第3実施形態を図7及び図8を参照して説明する。
なお、第3実施形態の構成中、第1実施形態と同一構成又は相当する構成については同一符号を付して重複説明を省略し、第1実施形態と異なる構成を中心に説明する。
第3実施形態では、第1実施形態の液体カートリッジとしてのインクカートリッジ29〜32の構成が異なっている。インクカートリッジ29〜32は同一構成であるため、以下には、インクカートリッジ29の構成について説明する。
図8に示すように、インクカートリッジ29のケースは有底四角箱状の収納ケース100と、該収納ケース100の上部開口部を着脱自在に閉塞する略長方形板状の蓋板110とから構成されるとともに全体が略直方体状に形成されている。蓋板110の内面周縁には該周縁よりも内側の部位において内枠部112が四角枠状に形成されている。内枠部112が収納ケース100の上部開口部に対して着脱自在に嵌合されている。
本実施形態のインクパック40は、インク袋46とインク袋46の一端側に設けられたインク取り出し口47とを備える。インク袋46は第1実施形態と同様に可撓性の素材から形成されており、ガスバリヤー性の向上のために、例えば外側をナイロンフィルム、内側をポリエチレンフィルムにより挟み込んだ構成のアルミニウムラミネートフィルムから形成されている。そして、インク袋46は、これら2枚の略長方形形状のアルミニウムラミネートフィルムを重ね合わせて、それらの周囲を熱溶着等の方法によって接合することにより形成され、内部にインクを貯留している。インク取り出し口47には例えばプラスチックにより形成された筒部48が設けられている。該筒部48はインク袋46の2枚のアルミニウムラミネートフィルムの接合部分のうちの一部に熱溶着等の方法によって取り付けられ、インク袋46の内部のインクを外部に導出可能に取り付けられている。
又、インク取り出し口47は、取り出し口ゴム49を備え、取り出し口ゴム49は、筒部48内に嵌合されている。そして、この取り出し口ゴム49によってインク袋46内のインクを封止するようになっている。
前記収納ケース100の一端面には突部51が設けられている。そして、突部51には、前記インクパック40のインク取り出し口47が着脱自在に嵌合可能となっており、インクパック40はインク取り出し口47を突部51に嵌合させることにより収納ケース100内に収容される。又、突部51には、インクパック40のインク取り出し口47と対向する位置にインク供給孔51aが貫通形成されている。
そして、図7に示すようにインクカートリッジ29は、収納ケース100にインクパック40を収容した後に、加圧板62が収納され、蓋板110が収納ケース100に嵌合されることにより、収納ケース100の上部開口が閉塞される。
そして、本実施形態では加圧板62はケース内において、インクパック40を加圧する際に加圧板62と協働して挟圧する収納ケース100の内側平面に対して垂直移動自在される。すなわち、加圧板62は平行移動自在に配置されている。なお、加圧板62を平行移動させるために、収納ケース100の側壁内面にガイド溝100aが設けられている。そして、そのガイド溝100aに対して加圧板62の両側部から突出された複数のガイド突部62aが係合することにより加圧板62はガイドされる。
図8に示すように蓋板110には、収納ケース100内を大気開放するための貫通孔110aが形成されるとともに、その裏面には複数のコイルスプリング64が取付されている。すなわち、各コイルスプリング64の一端は蓋板110の裏面に対して固定され、他端は加圧板62に対して接離可能に当接されている。なお、コイルスプリング64の他端を加圧板62に対して接離自在に設ける理由は、第1実施形態と同様である。
又、加圧板62の四方周縁には、複数の磁力作用部材63が取付けされている。磁力作用部材63は強磁性体の金属からなる。例えば加圧板62の形状が四角板の場合には、その四方周縁にそれぞれ磁力作用部材63が取付されている。なお、加圧板62全体を磁力作用部材として形成してもよい。
又、図8に示すようにインクパック40を間にするようにして加圧板62と反対側に位置する収納ケース100の側壁外面の四方周縁には、各磁力作用部材63に対応するように磁石からなる吸引部材70が埋設されている。なお、吸引部材70の埋設部位は各磁力作用部材63に対応する部位である収納ケース100の側壁内面でもよい。
このように液体タンクとしてのインクカートリッジ部25〜28を構成するインクカートリッジ29〜32を、プリンタのカートリッジホルダ(図示しない)の供給針に対し突部51を対向させて嵌合させる。すると、カートリッジホルダに設けられた供給針(図示しない)がインクパック40のインク取り出し口47に備えられている取り出し口ゴム49を貫き、プリンタのインク供給チューブ34に接続される。このようにインクパック40が接続されることによりプリンタに対してインクを供給可能とされている。
このように構成された第3実施形態のインクカートリッジ29を装着できるプリンタは、第1実施形態の(1)、(5)〜(7)の効果を奏する以外に下記の特徴がある。
(1) 本実施形態では、プリンタにおいて、インクパック40(液体収容袋)はインクカートリッジ部25〜28(液体タンク)に対して交換自在に設けられている。すなわち、インクカートリッジ29〜32は、収納ケース100に対して蓋板110が着脱自在とされているため、インクパック40を交換可能である。この結果、インクカートリッジ部25〜28(液体タンク)内のインクパック40を交換できるため、インクパック40をインクカートリッジ29〜32ごと交換する場合よりも、交換するための部品点数が少なくて済み、交換コストを低減できる。
(第4実施形態)
次に、本発明を具体化した第4実施形態を図9を参照して説明する。
なお、第4実施形態は、第1実施形態のインクカートリッジの構成を変更したのみの構成であるため、第1実施形態と同一構成及び相当する構成については、同一符号を付して重複説明を省略する。
第1実施形態では図2に示すように永久磁石からなる吸引部材70をカートリッジホルダ19の底部内面に埋め込みしたが、第4実施形態では図9に示すようにカートリッジホルダ19底部外面に対して直進移動自在に配置したところが異なっている。具体的には、吸引部材70は移動手段としてのソレノイド120のプランジャに連結されている。ソレノイド120は、プリンタの電源のオンオフに応じて励消磁されるようにされている。そして、プリンタの電源がオンされると、ソレノイド120が励磁されることによりプランジャ122が、磁力作用部材63を吸引する方向に沿って吸引部材70を直進移動させ、この結果、吸引部材70は磁力作用部材63に対して近い位置である近位位置(図9の実線位置)に配置される。又、プリンタの電源がオフされると、ソレノイド120が消磁されることによりプランジャ122が復帰のために直線的に作動され、この結果、吸引部材70は磁力作用部材63に対して遠い位置である遠位位置(図9の二点鎖線で示す位置)に配置される。
このようにして、本実施形態では、プリンタの電源がオンされるとき、すなわち、インクパック40を加圧する印字時には、吸引部材70は磁力作用部材63の近位位置に配置され、インクパック40を加圧しない非加圧時には遠位位置に配置される。
このように構成された第4実施形態のプリンタは下記の特徴がある。
(1) 本実施形態では、吸引部材70を永久磁石とするとともに、カートリッジ本体50の磁力作用部材63に対して近位に位置する近位位置と前記磁力作用部材に対して遠位に位置する遠位位置を移動自在に配置した。
そして、インクパック40を加圧する際には、近位位置に永久磁石からなる吸引部材70を移動するとともにインクパック40の非加圧時には遠位位置に移動するソレノイド120(移動手段)を備えるようにした。
この結果、インクパック40を加圧する際には、永久磁石からなる吸引部材70はソレノイド120により近位位置に移動される。この近位位置に吸引部材70が移動していると、吸引部材70の磁力がカートリッジ本体50の磁力作用部材63に対して吸引力として作用させることができる。
又、プリンタの電源がオフされているときのように、インクを加圧させる必要がない時、すなわち、インクパック40の非加圧時には、吸引部材70がソレノイド120により遠位位置に移動されている。このため、磁力作用部材63に対する吸引部材70の磁力が弱まり、すなわち吸引力が抑制されるため、インクパック40に対する加圧板62の加圧力を弱めることができる。この結果、インクパック40の非加圧時おいて、インクパック40に対する余分な加圧力を軽減させることができる。
なお、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、下記のように変更してもよい。
○ 第1実施形態では、加圧部材を加圧板62により構成したが、板状の他に、剛性を有していれば、インクパック40を加圧するのに支障がない間隔を有した格子状の部材にしてもよい。このように構成すれば加圧部材が軽量化できる。
○ 第1実施形態では、コイルスプリング64を加圧板62が初期位置から所定の揺動範囲まで加圧板62に対して当接するようにしたが、コイルスプリング64を加圧板62に対して常時加圧するように当接させてもよい。
○ コイルスプリング64の代わりに、板バネや、弦巻バネや、空気バネにて構成してもよく、或いは、付勢部材としてゴムにより構成してもよい。
○ 第1実施形態では、磁力作用部材63を強磁性体の金属で形成したが、磁石で構成してもよい。そして、吸引部材70も磁石で構成する場合には、磁力作用部材63と吸引部材70は異極同士が対向するようにして配置し、磁力作用部材63が磁力により吸引部材70に吸引されるようにする。
又、磁力作用部材63を磁石で構成する場合、吸引部材70を強磁性体の金属で構成するようにしてもよい。
○ 第1実施形態では、吸引部材70を永久磁石により構成したが、電磁石により構成してもよい。
○ 第1実施形態では、インクパック40は、扁平袋状にしたが、インクパック40の形状は扁平袋状に限定するものではなく、直方体形状や立方体形状等の他の形状であってもよい。
○ 第1実施形態及び第2実施形態では、加圧機構60を加圧板62、磁力作用部材63、コイルスプリング64により構成したが、前記初期位置から吸引部材70の磁界が強い場合は、磁力作用部材63に作用する磁力(吸引力)が強くなるため、コイルスプリング64を省略することもできる。この場合は、加圧機構60は、加圧板62、及び磁力作用部材63により構成される。
又、第1実施形態及び第2実施形態の構成中、加圧板62や磁力作用部材63の重さを重くすることにより該重さがインクパック40への加圧力に寄与することができる場合は、コイルスプリング64等の付勢部材を省略してもよい。
○ 第1乃至第3実施形態では、磁力作用部材63を加圧板62とは別部材として設けたが、加圧板62全体を例えば強磁性体としたり、或いは磁石としてもよい。この場合、磁力作用部材(磁力作用部)は加圧部材と兼用することとなる。
○ 前記各実施形態では、プリンタに具体化したが、ディスプレー製造装置、電極形成装置、或いは、バイオチップ製造装置等の他の液体噴射ヘッドを用いて液体を液滴として吐出する液体吐出装置に具体化してもよい。
○ 第3実施形態では、インクパック40(液体収容袋)はインクカートリッジ部25〜28(液体タンク)に対して交換自在に設けたが、インクカートリッジを有しない液体タンクに対してインクパックを交換可能にしてもよい。
○ 第4実施形態では、移動手段は、ソレノイド120にて構成して、磁力作用部材63を吸引する方向に沿って吸引部材70を直進移動させたが、磁力作用部材63が吸引される方向と直交する方向に該永久磁石を回転移動させたり、直進移動させてもよい。
或いは、カム機構等を使用して磁力作用部材63が吸引される方向と前記直交する方向を合成(ベクトル合成)した方向において、ソレノイド等の移動手段により該永久磁石からなる吸引部材70を近位位置と遠位位置に移動させるようにしてもよい。
○ 各実施形態において、インクカートリッジ内に磁力作用部材や吸引部材を電磁石で構成する場合、カートリッジ本体50等に該電磁石に電気的に接続するための接続端子を設け、カートリッジホルダ19には、該接続端子に電気的に接続するための電極を設けるようにすればよい。
第1実施形態のプリンタ本体の模式平面図。 プリンタ本体11のインク供給系の構成を説明するための模式図。 (a)はカートリッジ本体50とカートリッジホルダ19の概略断面図、(b)は接続部52の断面図。 カートリッジ本体50をカートリッジホルダ19と分離した状態の概略断面図。 一般的なインクジェット式記録装置におけるインクパックの吸引動圧をインクパックのインク残量に応じて測定したインク残量と吸引動圧の特性図。 第2実施形態のカートリッジ本体50とカートリッジホルダ19の概略平断面図。 第3実施形態のカートリッジ本体50とカートリッジホルダ19の概略平断面図。 同じく第3実施形態のインクカートリッジ分解斜視図。 第4実施形態のカートリッジ本体50とカートリッジホルダ19の概略断面図。
符号の説明
19…カートリッジホルダ、20…記録ヘッド(液体噴射ヘッド)、25〜28…インクカートリッジ部(液体タンク)、29〜32…インクカートリッジ、40…インクパック(液体収容袋)、50…カートリッジ本体、60…加圧機構、62…加圧板(加圧部材)、64…コイルスプリング(付勢部材)、63…磁力作用部材(磁力作用部)、70…吸引部材、120…ソレノイド(移動手段)。

Claims (12)

  1. 加圧部材により液体を収容する液体収容袋を加圧して該液体収容袋から液体を外部に供給する液体加圧方法において、
    前記加圧部材に磁力作用部を設け、前記液体収容袋を挟んで前記加圧部材と反対側には前記磁力作用部との間に磁界を発生させる吸引部材を配置し、
    前記加圧部材に設けられた磁力作用部を磁力によって前記吸引部材側へ吸引作動させることにより前記液体収容袋を加圧し、該液体収容袋の液体残量が少なくなるほど該液体収容袋への前記加圧部材の加圧力が増加することを特徴とする液体加圧方法。
  2. 液体タンク内に液体を収容する液体収容袋が配置され、前記液体収容袋が加圧されることにより前記液体を液体噴射ヘッドに供給する液体吐出装置において、
    前記液体タンク内には前記液体収容袋を加圧する加圧部材と、磁力による吸引により前記加圧部材を前記液体収容袋を加圧する方向に作動させる磁力作用部材とが設けられ、
    前記磁力作用部材を磁力により吸引作動させる吸引部材を備えたことを特徴とする液体吐出装置。
  3. 前記液体タンクは、前記液体収容袋、前記加圧部材、及び前記磁力作用部材を収納するカートリッジ本体を含む液体カートリッジと、該カートリッジ本体を着脱自在に保持するカートリッジホルダを含むことを特徴とする請求項2に記載の液体吐出装置。
  4. カートリッジ本体が液体吐出装置に着脱可能とされ、該カートリッジ本体内には液体を収容する液体収容袋を備え、前記液体収容袋が加圧されることにより前記液体を液体吐出装置に供給する液体カートリッジにおいて、
    前記カートリッジ本体内には、前記液体収容袋を加圧する加圧部材と、
    磁力の作用により前記加圧部材を、前記液体収容袋を加圧する方向に作動させる磁力作用部材が設けられたことを特徴とする液体カートリッジ。
  5. 前記磁力作用部材が磁石であることを特徴とする請求項4に記載の液体カートリッジ。
  6. 前記加圧部材を液体収容袋を加圧する方向へ付勢する付勢部材を備えたことを特徴とする請求項4又は請求項5に記載の液体カートリッジ。
  7. 前記加圧部材は、前記液体収容袋を間にするようにして該液体収容袋を挟圧自在に一対設けられ、
    一方の加圧部材には、前記磁力作用部材が設けられ、
    他方の加圧部材には、前記磁力作用部材を吸引する吸引部材が設けられていることを特徴とする請求項4又は請求項6に記載の液体カートリッジ。
  8. 請求項4乃至請求項6のいずれか1項に記載の液体カートリッジを着脱自在に装着するカートリッジホルダを備えた液体吐出装置において、
    前記カートリッジホルダに、液体カートリッジの磁力作用部材を磁力により吸引する吸引部材を設けたことを特徴とする液体吐出装置。
  9. 前記吸引部材は、永久磁石であることを特徴とする請求項8に記載の液体吐出装置。
  10. 前記永久磁石は、カートリッジ本体の磁力作用部材に対して近位に位置する近位位置と前記磁力作用部材に対して遠位に位置する遠位位置を移動自在に配置され、
    前記液体収容袋を加圧する際には、近位位置に前記永久磁石を移動するとともに前記液体収容袋の非加圧時には、遠位位置に前記永久磁石を移動する移動手段を備えたことを特徴とする請求項9に記載の液体吐出装置。
  11. 前記吸引部材は、電磁石であることを特徴とする請求項8に記載の液体吐出装置。
  12. 前記液体収容袋は、前記液体タンクに対して交換自在に設けられていることを特徴とする請求項2に記載の液体吐出装置。
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