JP2001259485A - 被塗物の片面に塗料を静電塗装する装置 - Google Patents

被塗物の片面に塗料を静電塗装する装置

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JP2001259485A
JP2001259485A JP2000079412A JP2000079412A JP2001259485A JP 2001259485 A JP2001259485 A JP 2001259485A JP 2000079412 A JP2000079412 A JP 2000079412A JP 2000079412 A JP2000079412 A JP 2000079412A JP 2001259485 A JP2001259485 A JP 2001259485A
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了太 坂東
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 仕上がり性に優れた被塗物の塗装装置を提
供する。 【解決手段】 縦方向に吊り下げた被塗物を連続的に搬
送させながら該被塗物の片面に塗料を、該搬送方向が反
対で、平行で、間隔2Rを空けられた長さLの2本の直線
部分を有し、上記L及び上記RがL≧2Rの関係を有す
る、該被塗物を搬送するコンベア装置により該被塗物を
搬送し、そして一方の直線部分から送られてきた該被塗
物を、他方の直線部分に供給する曲線部を有し、回転軸
線が、該コンベア装置の上記直線部分の中央に位置し且
つ鉛直方向に延びている霧化ヘッドと、上記回転軸線に
沿って該霧化ヘッドを上下に往復運動せしめる支持装置
と、該被塗物に塗料を噴霧塗装する装置とを構成要件と
して有する噴霧塗装装置であって、上記噴霧塗装された
未塗着塗料が被塗物の裏面や塗装ブースの壁面に付着し
ないように該被塗物と塗装ブース壁との間に該被塗物と
同一方向又は逆方向に移動する未塗着塗料捕収装置を備
えてなることを特徴とする被塗物の片面に塗料を静電塗
装する装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、複数枚の被塗物
の片面にレジスト等の塗材を連続的に効率良く噴霧塗装
する方法に関する。
【0002】
【従来の技術及びその課題】 プリント配線基板にレ
ジスト液(塗料)を塗布する方法として、塗布ブース内
でベル型静電塗装機、エアレス静電塗装機、エアー静電
塗装機、ディスク型静電塗装機等の静電スプレー塗装機
を用いてプリント配線基板を塗布する方法がある。
【0003】しかしながら、これらの従来の方法は、プ
リント配線基板の表面に付着しないレジスト液のミスト
が、プリント配線基板の裏面に付着し、仮乾燥時に熱硬
化し、現像時に現像できなくなることがあるといった問
題点があった。
【0004】上記した静電スプレー塗装による問題は、
噴霧されたレジスト液に電荷を印可し、アースされた基
板に付着させて塗着効率を高める塗装方法であるが、該
基板自身の裏面にも塗着するために起るものである。
【0005】レジスト液が塗布された基板は、レジスト
層上に所望のパターン状活性光線が選択的に照射され、
照射されたレジスト層を現像処理により、ネガ型レジス
トの場合は未露光部分をまたポジ型レジストの場合は露
光部分を除去して、導電性皮膜(例えば銅等)の一部を
露出させる、露出させた導電性皮膜をエッチングにより
除去し、さらに必要ならば残余のレジスト皮膜を除去す
ることによりプリント回路基板が得られる。
【0006】従来の方法においては該仮乾燥の工程にお
いて、熱硬化してしまうとレジスト膜の除去が行われな
いという問題があった。
【0007】
【問題を解決するための手段】 そこで、本発明者等
は、複数枚の被塗物の片面のみにレジスト液を均一に塗
装する静電塗装方法を開発するために鋭意研究を行った
結果、従来からの複数枚の被塗物のレジスト液の静電塗
装装置において、被塗物の裏面に回り込んだ未塗着レジ
スト液を特定の装置により捕収することにより、従来か
らの問題点をすべて解消できることがわかり、本発明を
完成するに至った。
【0008】かくして、本発明に従えば、 1、縦方向に吊り下げた被塗物を連続的に搬送させなが
ら該被塗物の片面に塗料を、該搬送方向が反対で、平行
で、間隔2Rを空けられた長さLの2本の直線部分を有
し、上記L及び上記RがL≧2Rの関係を有する、該被塗
物を搬送するコンベア装置により該被塗物を搬送し、そ
して一方の直線部分から送られてきた該被塗物を、他方
の直線部分に供給する曲線部を有し、回転軸線が、該コ
ンベア装置の上記直線部分の中央に位置し且つ鉛直方向
に延びている霧化ヘッドと、上記回転軸線に沿って該霧
化ヘッドを上下に往復運動せしめる支持装置と、該被塗
物に塗料を噴霧塗装する装置とを構成要件として有する
噴霧塗装装置であって、上記噴霧塗装された未塗着塗料
が被塗物の裏面や塗装ブースの壁面に付着しないように
該被塗物と塗装ブース壁との間に該被塗物と同一方向又
は逆方向に移動する未塗着塗料捕収装置を備えてなるこ
とを特徴とするプリント回路被塗物の片面に塗料を静電
塗装する装置(以下、「発明1」と略す。)、 2、縦方向に吊り下げた被塗物を連続的に搬送させなが
ら該被塗物の片面に塗料を、該搬送方向が反対で、平行
で、間隔2Rを空けられた長さLの2本の直線部分を有
し、上記L及び上記RがL≧2Rの関係を有する、該被塗
物を搬送するコンベア装置により該被塗物を搬送し、そ
して一方の直線部分から送られてきた該被塗物を、他方
の直線部分に供給する曲線部を有し、回転軸線が、該コ
ンベア装置の上記直線部分の中央に位置し且つ鉛直方向
に延びている霧化ヘッドと、上記回転軸線に沿って該霧
化ヘッドを上下に往復運動せしめる支持装置と、該被塗
物に塗料を噴霧塗装する装置とを構成要件として有する
噴霧塗装装置であって、上記噴霧塗装された未塗着塗料
が被塗物の裏面や塗装ブースの壁面に付着しないように
該被塗物と塗装ブース壁との間に排気装置を備えてなる
ことを特徴とする被塗物の片面に塗料を静電塗装する装
置(以下、「発明2」と略す。)に係わる。
【0009】
【発明の実施の形態】 本発明に係わる塗装装置の一実
施形態について以下に説明する。
【0010】本発明装置で使用される被塗物としては、
従来から公知の被塗物、特にプリント回路基板で使用さ
れるもの、例えば、貫通穴及び/又は非貫通穴を有する
平板基板、これらの穴を有さない平板基板を使用するこ
とができる。また、該基板として貫通穴及び/又は非貫
通穴を有する平板基板を使用することが好ましい。
【0011】プリント回路基板としては、例えば、電気
絶縁性のガラスーエボキシ板などのプラスチックフィル
ム等の基材表面に、銅、アルミニウムなどの金属箔を接
着することによって、あるいは基材表面に銅などの金属
又は酸化インジウム-錫(ITC)に代表される導電性酸化
物などの化合物の導電性皮膜を真空蒸着などの方法を用
いて形成することによって、表面を導電性とした基材
に、スルーホール部を設けそのスルーホール部内面に、
例えば、銅メッキなどの方法によって導電性皮膜を形成
してなる基板;該基板に写真法等により導電性回路パタ
ーンを形成した基板;また金属などの導電体パターンを
形成した基板上に、絶縁性樹脂層を設け、この樹脂層に
レーザー加工又は写真法などにより非貫通穴開けを行
い、ついで銅メッキなどの方法によって非貫通穴部内面
を含む絶縁性樹脂層表面に導電性皮膜を形成してなる基
板;該基板に写真法等により導電性回路パターンを形成
した基板;該基板にネガ型フォトレジスト、ポジ型フォ
トレジストの液レジストやドライフィルムレジストを現
像処理して導電性回路パターンを形成した基板などを挙
げることができる。
【0012】上記レジスト液用樹脂としては、例えば、
エポキシ系樹脂、アクリル系樹脂、ポリエステル系樹
脂、アルキド系樹脂、シリコン系樹脂、フッ素系樹脂、
ビニル系樹脂、フェノール系樹脂、ウレタン系樹脂及び
これらの2種以上の化学結合もしくはブレンドによる変
性樹脂を使用することができる。
【0013】噴霧塗装方法は、従来から公知のエア噴霧
塗装機、エアレス噴霧塗装機等の噴霧塗装機、静電エア
噴霧塗装機、ベル型静電噴霧塗装機、静電エアレス噴霧
塗装機等の静電噴霧塗装機を使用することができる。
【0014】該レジスト液の膜厚は、乾燥膜厚で通常、
1〜100μm、特に2〜50μmの範囲が好ましい。
【0015】発明1の塗装装置について下記に例示す
る。
【0016】発明1は、上記した様に搬送方向が反対
で、平行で、間隔2Rを空けられた長さLの2本の直線部
分を有し、上記L及び上記RがL≧2Rの関係を有する、
被塗物を搬送するコンベア装置と、一方の直線部分から
送られてきた被塗物を他方の直線部分に供給する曲線部
と、回転軸線が、該コンベア装置の上記直線部分の中央
に位置し且つ鉛直方向に延びている霧化ヘッドと、上記
回転軸線に沿って該霧化ヘッドを上下に往復運動せしめ
る支持装置と、該被塗物に塗料を噴霧塗装する装置と、
上記噴霧塗装された未塗着塗料が被塗物の裏面や塗装ブ
ースの壁面に付着しないように該被塗物と塗装ブース壁
との間に該被塗物と同一方向又は逆方向に移動する未塗
着塗料捕収装置を備えてなることを特徴とする被塗物の
片面に塗料を静電塗装する装置である。
【0017】発明1の塗装装置は特開平4−78459
号公報に記載の平板状被塗物において、反転装置を使用
しないでコンベアーを曲線部とすることにより被塗物を
連続的に搬送させるようにした塗装装置を使用して、こ
の塗装装置に噴霧塗装された未塗着塗料が被塗物の裏面
や塗装ブースの壁面に付着しないように該被塗物と塗装
ブース壁との間に該被塗物と同一方向又は逆方向に移動
する未塗着塗料捕収装置を付加したものである。該塗装
装置について、図1及び2を参照して、本発明の好適実
施例に従う装置について説明する。
【0018】該塗装装置において、被塗物1を搬送する
ループコンベア装置2と、回転霧化ヘッド3(図2)を
有する霧化装置4と、霧化装置4を支持する支持装置5
と、スプレー装置6、塗装ブース7、未塗着塗料捕収装
置8とを具備する。
【0019】該塗装装置において、前記未塗着塗料捕収
装置8と反転装置を使用しない以外は上記公報に記載と
同様の装置を使用することができるのでこれらの詳細な
装置、作動の説明については省略する。
【0020】未塗着塗料捕収装置8は、ベルト9、1
0、ベルトを駆動するために駆動ロール11、12、1
3、14を具備する。
【0021】また、ベルトに付着した塗料を洗浄するた
めの洗浄装置15、16を備えていても構わない。洗浄
は、例えば、溶剤、現像液等の塗料を溶解もしくは分散
できる洗浄液で洗浄することができる。この洗浄により
ベルトが再利用できるといった効果がある。
【0022】ベルトの材質は、上記した効果を発揮する
ものであれば特に制限なしに使用することができ、例え
ば、ゴムなどの樹脂、金属(塗装処理を施しても良い)
板を繋いだもの等が使用できる。
【0023】また、ベルトは、好ましくは被塗物の搬送
スピードと同じ速度かもしくは早く動かすことにより被
塗物の裏面に塗料ミストの塗着を防止することができ
る。
【0024】ハンガー17は、複数個の被塗物1を一定
ピッチで吊り下げた状態で支持する。横方向の塗膜を均
一にするために、被塗物1の間の間隔dは、50mm以
下とすることが好ましい。
【0025】発明1の未塗着塗料捕収装置8は、発明1
の塗装装置に2個所設けられており、それぞれ第一未塗
着塗料捕収装置8及び第二未塗着塗料捕収装置8’は図
1のように、取り付けられ、ベルト9、10はループコ
ンベアー装置2と同じスピードで同じ方向に駆動され、
被塗物1の裏面に密着し、塗料ミストが被塗物の裏面に
付着するのを防止する。
【0026】発明1において、静電塗装装置は次のとお
りに作動する。ループコンベア装置2を作動して、一定
速度でチエーンを移動させておく。被塗物1を、チエー
ン5に所定のピッチで連結されたハンガー17に順次に
吊るす。霧化装置6及び支持装置5を作動させる。霧化
装置6の回転霧化ヘッド3は、放射状に塗材を噴霧す
る。支持装置5によって、静電回転霧化ヘッド3が鉛直
方向に往復運動を行う、この際、予めセットした被塗物
1のサイズ及び種類に応じて、静電回転霧化ヘッド3の
上下運動の動きがコントロールされ、最適な補正がなさ
れる。ハンガーに吊るされた被塗物1が第一の直線部分
Aにおいて、均一に塗装される。被塗物1が第二の直線
部分Bにおいて、膜厚を確保するために更にもう一度、
均一に塗装される。その際にチェーンの動きに同期して
ゴムベルト9、10が駆動ローラー11、12、13、
14により駆動される、ゴムベルト9、10は、被塗物
1の裏面に密着して駆動するために、塗料ミストが裏面
に付着することを、防止できる。被塗物1の裏面に塗料
ミストが付着するのを防ぐことで、ゴムベルト9、10
に付着した塗料ミストを剥離する必要があり、そのため
剥離装置15、16で、アルカリ水溶液、溶剤、酸水溶
液等で洗浄する。
【0027】上記した装置を使用して次の試験を行なっ
た。
【0028】縦600mm、横500mmのプリント配
線基板に対して、基板搬送速度1.5m/min、ソルダ
ーレジスト(関西ペイント(株)ゾンネアルソルダーP
A5000)を上記の装置で静電回転霧化ヘッド2台用
いて塗布した、塗装機の上下運動スピードは、15m/
min、基板の上下長さ、600mmに合わせて、塗料
のカットを行った。
【0029】塗装機の吐出量は120ml/minであ
る、基板と塗装機の距離は110mm、塗装機の上下ス
ピード15m/minとし、合計200枚を連続塗装を
した結果、塗膜の平均膜厚は、40μmであった、基板
の裏面に回ったレジストミストが基板の裏面に付着する
のは完全に防止できた。
【0030】また、縦600mm、横500mmのプリ
ント配線基板に対して、基板搬送速度1.5m/min、
ソルダーレジスト(関西ペイント(株)ゾンネアルソル
ダーPA5000)を上記の装置から、ゴムベルトを取
り外して、静電回転霧化ヘッド2台用いて塗布した、塗
装機の上下運動スピードは、15m/min、基板の上
下長さ、600mmに合わせて、塗料のカットを行っ
た。塗装機の吐出量は120ml/minである、基板
と塗装機の距離は110mm、塗装機の上下スピード1
5m/minとし、合計200枚を連続塗装をした結
果、塗膜の平均膜厚は、40μmであった、基板の裏面
に回ったレジストミストが基板の裏面に付着し、著しい
汚れがあった。
【0031】発明2の塗装装置について下記に例示す
る。
【0032】発明2は、特開平4−78459号公報に
記載の平板状被塗物のための静電塗装装置に、噴霧塗装
された未塗着塗料が被塗物の裏面や塗装ブースの壁面に
付着しないように該被塗物と塗装ブース壁との間に上記
噴霧塗装された未塗着塗料が被塗物の裏面や塗装ブース
の壁面に付着しないように該被塗物と塗装ブース壁との
間に排気装置を備えてなることを特徴とする被塗物の片
面に塗料を静電塗装する装置である。該塗装装置につい
て、図3を参照して、本発明の好適実施例に従う装置に
ついて説明する。
【0033】該塗装装置において、被塗物1を搬送する
ループコンベア装置2と、回転霧化ヘッド3を有する霧
化装置4と、霧化装置4を支持する支持装置5と、スプ
レー装置6、塗装ブース7、未塗着塗料捕収用排気装置
17とを具備する。
【0034】該塗装装置において、前記未塗着塗料捕収
用排気装置17、反転装置を使用しない以外は上記公報
に記載と同様の装置を使用することができるのでこれら
の詳細な装置、作動の説明については省略する。
【0035】未塗着塗料捕収用排気装置17は、図3に
示されるものである。
【0036】発明2の未塗着塗料捕収用排気装置17
は、発明2の塗装装置に2個所設けられており、それぞ
れ第一未塗着塗料捕収用排気装置17及び第二未塗着塗
料捕収用排気装置17’は図3のように、取り付けら
れ、被塗物1の裏面に密着し、塗料ミストが被塗物1の
裏面に付着するのを防止する。
【0037】ハンガーは、複数個の被塗物1を一定ピッ
チで吊り下げた状態で支持する。横方向の塗膜を均一に
するために、被塗物1の間の間隔dは、50mm以下と
することが好ましい。
【0038】発明2において、静電塗装装置は次のとお
りに作動する。ループコンベア装置2を作動して、一定
速度でチエーンを移動させておく。被塗物1を、チエー
ンに所定のピッチで連結されたハンガーに順次に吊る
す。霧化装置6及び支持装置5を作動させる。霧化装置
6の回転霧化ヘッド3は、放射状に塗材を噴霧する。支
持装置5によって、静電回転霧化ヘッド3が鉛直方向に
往復運動を行う、この際、予めセットした被塗物1のサ
イズ及び種類に応じて、静電回転霧化ヘッド3の上下運
動の動きがコントロールされ、最適な補正がなされる。
ハンガーに吊るされた被塗物1が第一の直線部分Aにお
いて、均一に塗装される。被塗物1が第二の直線部分B
において、膜厚を確保するために更にもう一度、均一に
塗装される。
【0039】上記した装置を使用して次の試験を行なっ
た。
【0040】縦600mm、横500mmのプリント配
線基板に対して、基板搬送速度1.5m/min、ソルダ
ーレジスト(関西ペイント(株)ゾンネアルソルダーP
A5000)を上記の装置から、ゴムベルトを取り外
し、代わりにブースの天井から空気を給気ブースの側面
からブース内部の空気を排気した以外は、静電回転霧化
ヘッド2台用いて塗布した、塗装機の上下運動スピード
は、15m/min、基板の上下長さ、600mmに合
わせて、塗料のカットを行った。塗装機の吐出量は12
0ml/minである、基板と塗装機の距離は110m
m、塗装機の上下スピード15m/minとし、合計2
00枚を連続塗装をした結果、塗膜の平均膜厚は、40
μmであった、基板の裏面に回ったレジストミストが基
板の裏面に付着することは、かなり防止することができ
た。
【0041】
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、発明1の好適実施例に従う被塗物の
塗装方法のための塗装装置の簡略平面図。
【図2】 図2は、図1の装置の部分断面図。
【図3】 図3は、発明2の好適実施例に従う被塗物の
塗装方法のための塗装装置の簡略平面図。
【符号の説明】
1 被塗物 2 ループコンベア装置 3 回転霧化ヘッド 4 霧化装置 5 支持装置 6 スプレー装置 7 塗装ブース 8 未塗着塗料捕収装置 9、10 ベルト 11、12、13、14 駆動ロール 15、16 洗浄装置 17 未塗着塗料捕収用排気装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 縦方向に吊り下げた被塗物を連続的に搬
    送させながら該被塗物の片面に塗料を、 該搬送方向が反対で、平行で、間隔2Rを空けられた長さ
    Lの2本の直線部分を有し、上記L及び上記RがL≧2R
    の関係を有する、該被塗物を搬送するコンベア装置によ
    り該被塗物を搬送し、そして一方の直線部分から送られ
    てきた該被塗物を、他方の直線部分に供給する曲線部を
    有し、 回転軸線が、該コンベア装置の上記直線部分の中央に位
    置し且つ鉛直方向に延びている霧化ヘッドと、 上記回転軸線に沿って該霧化ヘッドを上下に往復運動せ
    しめる支持装置と、該被塗物に塗料を噴霧塗装する装置
    とを構成要件として有する噴霧塗装装置であって、 上記噴霧塗装された未塗着塗料が被塗物の裏面や塗装ブ
    ースの壁面に付着しないように該被塗物と塗装ブース壁
    との間に該被塗物と同一方向又は逆方向に移動する未塗
    着塗料捕収装置を備えてなることを特徴とするプリント
    回路被塗物の片面に塗料を静電塗装する装置。
  2. 【請求項2】 縦方向に吊り下げた被塗物を連続的に搬
    送させながら該被塗物の片面に塗料を、 該搬送方向が反対で、平行で、間隔2Rを空けられた長さ
    Lの2本の直線部分を有し、上記L及び上記RがL≧2R
    の関係を有する、該被塗物を搬送するコンベア装置によ
    り該被塗物を搬送し、そして一方の直線部分から送られ
    てきた該被塗物を、他方の直線部分に供給する曲線部を
    有し、 回転軸線が、該コンベア装置の上記直線部分の中央に位
    置し且つ鉛直方向に延びている霧化ヘッドと、 上記回転軸線に沿って該霧化ヘッドを上下に往復運動せ
    しめる支持装置と、該被塗物に塗料を噴霧塗装する装置
    と該被塗物に塗料を噴霧塗装する装置とを構成要件とし
    て有する噴霧塗装装置であって、 上記噴霧塗装された未塗着塗料が被塗物の裏面や塗装ブ
    ースの壁面に付着しないように該被塗物と塗装ブース壁
    との間に排気装置を備えてなることを特徴とする被塗物
    の片面に塗料を静電塗装する装置。
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