JPH0810685A - レジスト塗材の静電塗装方法 - Google Patents

レジスト塗材の静電塗装方法

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JPH0810685A
JPH0810685A JP20038495A JP20038495A JPH0810685A JP H0810685 A JPH0810685 A JP H0810685A JP 20038495 A JP20038495 A JP 20038495A JP 20038495 A JP20038495 A JP 20038495A JP H0810685 A JPH0810685 A JP H0810685A
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electrostatic
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Toru Takeuchi
徹 竹内
Hideo Terasawa
秀夫 寺沢
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Kansai Paint Co Ltd
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Kansai Paint Co Ltd
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    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/0073Masks not provided for in groups H05K3/02 - H05K3/46, e.g. for photomechanical production of patterned surfaces
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 膜厚を均一にする。 【構成】 平板被塗物の回転霧化ヘッドからの距離を
R、平板状の被塗物の直線部分の長さをLとしたときの
LとRの関係がL≧2Rを満たし、且つ平板状被塗物間
の間隔を50mm以下にした被塗物に回転霧ヘッドによ
って霧化されたレジスト塗材を静電力によって塗布す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリント基板等の平板
状被塗物にソルダーレジスト等の塗材を静電塗装する方
法に関する。
【0002】
【従来技術及びその課題】プリント基板等の平板状被塗
物にソルダーレジスト等の塗材を塗装する方法として、
スクリーン印刷による方法、エアまたはエアレス塗装機
を往復運動させ、被塗物をコンベアで搬送しながら塗装
する方法などがある。
【0003】しかしながら、これらの従来の方法は、比
較的均一な膜厚分布を得ることができるが、塗着効率が
不十分であり、また水性タイプのソルダーレジスト塗材
を塗装する場合には、泡を巻き込んで塗膜に泡を内包す
るという課題があった。
【0004】また、静電を付加したエア霧化静電塗装装
置、エアレス霧化静電塗装装置等の提案がされたが、上
記のとおりの課題は根本的には解決されていない。
【0005】次に、回転霧化型静電塗装機を往復運動さ
せて、被塗物をコンベアで搬送しながら塗装する方法で
あって、ベル型静電塗装機を用いる方法も知られている
が、この方法は、スプレーパターンが中空で且つ大きい
ため均一な膜厚分布を得るのが困難である。これらのス
プレーパターンをシェーピングエア等で矯正することも
提案されているが、シェーピングエア等で矯正すると、
塗着効率の低下等の課題が生じる。
【0006】また、デイスク型静電塗装機を適用したも
のは、塗装機を中心にした円周上を被塗物が搬送される
ため、塗着効率は高いものの、平板状被塗物のサイズに
より、膜厚が均一でなく、更に、両面塗装のために回転
しながら塗装する場合、エッジ部分が厚くなる等の課題
があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に従うと、上記の
とおりの課題が、プリント基板用平板状被塗物にレジス
ト塗料を静電塗装する、レジスト塗料の静電塗装方法に
おいて、該平板被塗物の回転霧化ヘッドからの距離を
R、該平板状被塗物の直線部分の長さをLとしたときの
LとRの関係がL≧2Rを満たし、且つ該平板状被塗物
間の間隔を50mm以下にした被塗物に回転霧ヘッドに
よって霧化されたレジスト塗材を静電力によって塗布す
ることを特徴とするレジスト塗料の静電塗装方法を提供
することによって、解決される。
【0008】
【実施例】次に図1及び図2を参照して、本発明の好適
実施例に従うレジスト塗材の静電塗装方法、及びこれを
実施するための平板状被塗物のための静電塗装装置の一
例を説明する。
【0009】この静電塗装装置は、1個の塗装装置で被
塗物の両面を塗装することができるもので、平板状被塗
物10を搬送するループコンベア装置12と、反転装置
14と、回転霧化ヘッド16(図2)を有する霧化装置
18と、霧化装置18を支持する支持装置20と、塗装
ブース22とを具備する。
【0010】ループコンベア装置12は、所定のループ
軌道に沿って駆動されるチエーン24と、チエーン24
に一定のピッチで連結された複数個のハンガー26と、
チエーン24を所定の軌道に沿って一定の速度で駆動す
る駆動装置(図示せず)とを備えている。
【0011】ハンガー26は、複数個の平板状被塗物1
0を一定のピッチで吊り下げた状態で支持する。塗膜を
均一にするために、平板状被塗物10の間の間隔dは、
50mm以下とすることが好ましい。
【0012】ループコンベア装置10は、取付部分A
と、第1の直線部分Bと、反転部分Cと、第2の直線部
分Dと、取外部分Eとを有する。
【0013】取付部分Aにおいて、ハンガー26に順次
に平板状被塗物10が吊り下げられる。
【0014】第1の直線部分B及び第2の直線部分D
は、搬送方向が反対であり、平行であり、長さがLであ
り、間隔が2Rである。上記L及びRは、平板状被塗物
10の表面及び裏面が均一に塗装されるために、L≧2
Rの関係を有することが必要である。
【0015】反転部分Cには、下記のとおりの反転装置
14が配置されていて、平板状被塗物10が180°反
転せしめられる。
【0016】取外部分Eにおいて、塗装された平板状被
塗物10が外される。
【0017】図1に示した実施例においては、取付部分
A及び取外部分Eが、第1及び第2の直線部分B及びD
に隣接して配置されているが、取付部分A及び取外部分
Eと第1及び第2の直線部分B及びDとを距離を置いて
配置し、これらの間において、種々の前処理又は後処理
等を行うための装置を配置することもできる。
【0018】反転装置14は、ハンガー26に吊り下げ
られた平板状被塗物10の裏表を逆にする。これによっ
て、第1の直線部分Bにおいて、平板状被塗物10の一
方の面が塗装され、第2の直線部分Dにおいて、反対の
面が塗装される。
【0019】霧化装置18は、回転霧化ヘッド16を有
し、回転霧化ヘッド16の回転軸線は、鉛直方向に延び
ている。回転霧化ヘッド16は、塗材を霧化し、放射状
に噴霧する。回転霧化ヘッド16としては、デイスク型
ヘッド、ベル型ヘッド等を用いることができる。回転霧
化ヘッド16と平板状被塗物10との間には、静電圧が
加えられており、回転霧化ヘッド16によって霧化され
た塗材が、静電力によって、塗布領域にある平板状被塗
物10に引き付けられ、塗布される。
【0020】平板状被塗物10に塗材が塗布される塗布
領域において、ループコンベア装置12は、直線部分B
及びDになっている。
【0021】回転霧化ヘッド16の鉛直方向に延びてい
る回転軸線が、2本の平行な直線部分B及びDの間にお
いて、幅方向(図1の左右方向)及び長さ方向(図1の
上下方向)の中央に位置するように、支持装置20が霧
化装置18を支持する。
【0022】支持装置20によって、回転霧化ヘッド1
6が、その回転軸線に沿って往復運動せしめられる。
【0023】図1に示したとおり、平板状被塗物10を
搬送するループコンベア装置12の第1の直線部分B、
反転部分C及び第2の直線部分Dと、反転装置14と、
回転霧化ヘッド16を有する霧化装置18とは、塗装ブ
ース22内に収容されていて、塗材による外部の汚染を
防止するよう構成することが好ましい。
【0024】この平板状被塗物のための静電塗装装置は
次のとおりに作動する。
【0025】ループコンベア装置12を作動して、一定
速度でチエーン24を移動せしておく。取付部分Aにお
いて、平板状被塗物10を、チエーン24に所定のピッ
チで連結されたハンガー26に順次に吊す。
【0026】霧化装置18及び支持装置20を作動させ
る。霧化装置18の回転霧化ヘッド16は、放射状に塗
材を噴霧する。支持装置20によって、回転霧化ヘッド
16が鉛直方向に往復運動を行う。
【0027】ハンガー26に吊された平板状被塗物10
が第1の直線部分Bにおいて、一方の面が均一に塗装さ
れる。
【0028】平板状被塗物10が、反転部分Cの反転装
置14によって、180°回転される。
【0029】平板状被塗物10が、第1の直線部分Bに
おいて、もう一方の面が均一に塗装される。
【0030】取外部分Eにおいて、両面が塗装された平
板状被塗物10が、ハンガー26から外される。
【0031】(実施例1)幅Wを有する平板状被塗物
を、従来技術に従う静電塗装装置及び図1のとおりの平
板状被塗物のための静電塗装装置を用いて、塗装を行っ
た。 従来の装置においては、スプレー距離、即ち回転
霧化ヘッドと平板状被塗物と距離Rを一定とし250m
mとした。従来装置においては、直線部分がないので、
L=0となる。
【0032】直線部分を有する装置として、図1及び図
2に示したとおりの装置であって、第1及び第2の直線
部分B及びDの長さLが、700mmのものを用いた。
スプレー距離Rは、250mmである。
【0033】上記のとおりの従来装置及び本発明に従っ
て塗装した幅Wを有する平板状被塗物の膜厚の均一性
は、次に示した表1のとおりであった。
【0034】 表1 W(mm) L(mm) 膜厚の均一性 200 0 ± 7,2% 300 0 ±11.1% 400 0 ±19,9% 400 700 ± 6.9% 表1から明らかなとおり、本発明に従って塗装した方
が、膜厚の均一性が優れている。
【0035】(実施例2)図1及び図2の示したとおり
の装置であって、(a)スプレー距離Rが150mmで
あり、第1及び第2の直線部分B及びDの長さLが、5
00mmの装置、(b)スプレー距離Rが250mmで
あり、第1及び第2の直線部分B及びDの長さLが、7
00mmの装置、(c)スプレー距離Rが350mmで
あり、第1及び第2の直線部分B及びDの長さLが、9
00mmの装置を用いて、幅Wが400mmである平板
状被塗物を塗装し、それぞれの膜厚の均一性及び塗着効
率を調べた。その結果は、下記の表2のとおりであっ
た。
【0036】 表2 R(mm) L(mm) 膜厚の均一性 塗着効率 (a) 150 500 ±4.8% 96% (b) 250 700 ±6.9% 93% (c) 350 900 ±9.4% 89% これらの結果から、L≧2Rの場合に良好な結果を示す
ことが分かる。
【0037】(実施例3)図1及び図2に示した装置で
あって、スプレー距離Rが250mmであり、第1及び
第2の直線部分B及びDの長さLが700mmであるも
のを用い、幅Wが400mmである平板状被塗物を間隔
dを置いて塗装した。その結果は下記の表3とおりであ
った。
【0038】 表3 d(mm) 膜厚(μ) 膜厚の均一性 (最大〜最小) 10 25〜26 ± 2.0% 20 25〜26 ± 3.8% 40 25〜28 ± 5.7% 60 24〜30 ±11.1% 80 24〜31 ±12.7% 160 24〜34 ±17.2% 膜厚の均一性は±10%以内であることが好ましいの
で、これらの結果から、被塗物の間隔dは、50mm未
満であることが好ましいことが分かる。 効果本発明に
従うと、平板状被塗物を均一に塗装することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好適実施例に従うレジスト塗材の静電
塗装方法を実施するための静電塗装装置の一例の簡略平
面図。
【図2】図1の装置の部分断面図。
【符号の説明】
10 平板状被塗物 12 コンベア装置 14 反転装置 16 回転霧化ヘッド 18 霧化装置 20 支持装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリント基板用平板状被塗物にレジスト
    塗料を静電塗装する、レジスト塗料の静電塗装方法にお
    いて、該平板被塗物の回転霧化ヘッドからの距離をR、
    該平板状被塗物の直線部分の長さをLとしたときのLと
    Rの関係がL≧2Rを満たし、且つ該平板状被塗物間の
    間隔を50mm以下にした被塗物に回転霧ヘッドによっ
    て霧化されたレジスト塗材を静電力によって塗布するこ
    とを特徴とするレジスト塗料の静電塗装方法。
JP7200384A 1995-07-13 1995-07-13 レジスト塗材の静電塗装方法 Expired - Lifetime JP2670027B2 (ja)

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