JP2001259150A - 可変入賞装置及び弾球遊技機 - Google Patents
可変入賞装置及び弾球遊技機Info
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- JP2001259150A JP2001259150A JP2000079223A JP2000079223A JP2001259150A JP 2001259150 A JP2001259150 A JP 2001259150A JP 2000079223 A JP2000079223 A JP 2000079223A JP 2000079223 A JP2000079223 A JP 2000079223A JP 2001259150 A JP2001259150 A JP 2001259150A
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Abstract
消するとともに、開閉扉の遊技板の表面からの保守点検
が容易な可変入賞装置。 【解決手段】 弾球遊技機50の遊技板60の表面61から固
定され、かつ、遊技球の導入部を有する表飾り部20と、
閉鎖状態では上記導入部を遮るとともに、開放状態では
上記導入部への遊技球の通過を容易とする開閉扉30と、
上記遊技板60の裏面62から固定され、かつ、上記開閉扉
30の開閉に係る駆動機構及び上記導入部を通過した遊技
球の通過路が設けられた機構部40とを有する可変入賞装
置10であって、前記開閉扉30は、前記表飾り部20に開閉
可能に軸支される。
Description
て、所定の条件下で開放することで遊技球の入賞が容易
となる可変入賞装置の構造に関するとともに、かかる可
変入賞装置を備えた弾球遊技機に関する。
は、表飾り部と、表飾り部に設けられた大入賞口を閉鎖
及び開放する開閉扉と、この開閉扉の駆動機構を備えた
機構部とを備えている。通常の状態では、上記開閉扉は
閉鎖状態にあり、大入賞口が閉されることで、大入賞口
への入賞は不可能となっている。しかし、図柄表示装置
に所定の図柄が表示されるなど、所定の条件が満たされ
た際には、上記駆動機構の作動により、開閉扉が開放状
態となり、これにより大入賞口への入賞が容易となる。
変入賞装置として一体に組み上げてから、遊技板の表面
から表飾り部をねじ止めなどにより取り付けていた。つ
まり、遊技板に直接固定されているのは表飾り部で、機
構部は遊技板に直接固定されてはいなかった。このよう
な可変入賞装置では、機構部の保守点検の際には、遊技
板の表面から全体を取り外した上で、表飾り部を取り外
す必要があり、その手間はきわめて煩雑であった。
開平11−333076号公報記載の発明があった。同
発明においては、開閉扉は、機構部側に軸支されること
となっている。そして、この機構部をまず遊技板裏面か
ら固定し、その後、表飾り部を遊技板の表面から固定す
ることとしていた。すなわち、両方とも遊技板に固定さ
れることとなっている。
り部を取り外す必要がなくなり、手順が容易となった。
においては、以下のような問題点があった。第一に、開
閉扉は、機構部側に設置されており、また、遊技板の表
面とガラス板との距離はほぼ一定であるが、遊技板の厚
さにより、開閉扉とガラス板との距離が不安定となる。
たとえば、遊技板が薄い場合は、開閉扉がガラス板寄り
となり、開放時に接触するおそれがある。逆に、遊技板
が厚い場合は、開閉扉がガラス板から離れ、開放時にガ
ラス板との間に間隙を生じ、この間隙に遊技球が挟まる
ことで故障を生ずることも考えられる。
るため、破損等によりこれを交換する際には、遊技板の
裏面から一旦機構部を取り外す必要があり、手順が煩雑
である。上記の問題点に鑑み、本発明は、遊技板の厚さ
に依存した開閉扉の不具合を解消するとともに、開閉扉
の遊技板の表面からの保守点検が容易な可変入賞装置を
提供することを目的とする。
可変入賞装置の開閉扉の不具合が解消されるとともに、
開閉扉の遊技板の表面からの保守点検が容易な弾球遊技
機を提供することを目的とする。
に鑑み、本発明のうち請求項1記載の発明は、弾球遊技
機の遊技板60の表面61から固定され、かつ、遊技球の導
入部を有する表飾り部20と、閉鎖状態では上記導入部を
遮るとともに、開放状態では上記導入部への遊技球の通
過を容易とする開閉扉30と、上記遊技板60の裏面62から
固定され、かつ、上記開閉扉30の開閉に係る駆動機構及
び上記導入部を通過した遊技球の通過路44が設けられた
機構部40とを有する可変入賞装置10であって、前記開閉
扉30は、前記表飾り部20に開閉可能に軸支されることを
特徴とする。
球を導くための部分をいう。この導入部は、通常は、矩
形の開口部21として設けられることとなる。また、表飾
り部20の一部を切り欠いた部分として構成されること
で、表飾り部20自体には開口していなくても、表飾り部
20が遊技板60に取り付けられることで、遊技板60に対し
て開口部21を構成するようなものもこの導入部には含ま
れる。上記開口部21は、通常横長の長方形状に形成され
る。
支される。開閉扉30は、上記導入部が形成する開口部21
を前面から覆うような形状として、又は、この開口部21
に嵌合するような形状として形成される。たとえば、開
口部21の形状が横長の長方形であれば、開閉扉30も横長
の長方形に形成される。通常は、開閉扉30側に回動軸が
設けられ、一方、表飾り部20側にこの回動軸を支持する
軸受が設けられる。逆に、表飾り部20側に回動軸を設
け、開閉扉30側に軸受を設けるようにしてもよい。
うにして開放するように形成される。すなわち、開閉扉
30が閉鎖状態にある際には、開口部21への遊技球の進入
は、開閉扉30により阻止される。また、開閉扉30が開放
状態にある際には、上方から落下してくる遊技球を受け
ることで、開口部21への遊技球の進入を容易としてい
る。
ては特に限定はない。通常は、機構部40に設けたソレノ
イドを駆動機構に充てている。たとえば、開閉扉30はそ
の自重で開放するような構造とし、その後方に突起を設
け、この突起をソレノイドのプランジャの先端で、バネ
の復元力により押さえ込むことで、開放を抑制するよう
に構成することが可能である。この場合は、ソレノイド
に通電してプランジャをバネの復元力に抗して引き込ま
せることで、上記突起への抑制を解除し、開閉扉30を自
重で開放せしめることができる。
61から設置される表飾り部20に軸支されるように構成さ
れている。したがって、開閉扉30が閉鎖状態にある際に
は遊技板60と開閉扉30との面を合わせるとともに、開放
状態でもガラス板との間に適正な距離を保つように、あ
らかじめ表飾り部20を設計することが可能となる。すな
わち、開放時の開閉扉30とガラス板との距離が、遊技板
60の厚さに依存しないため、ガラス板との接触あるいは
ガラス板との間で遊技球が挟まるような不具合の発生を
防止しうる。
ているので、表飾り部20を取り外すだけで、開閉扉30の
交換などの保守点検を容易に行うことができる。 (請求項2)上記請求項1記載の発明においては、開閉
扉30の開閉に係る回動軸と軸受との関係については特に
限定していないが、請求項2記載の発明のように、前記
開閉扉30の両側下端部分には、側方に突出した回動軸3
1、31が設けられ、前記導入部の下縁には、上記回動軸3
1、31を挿入可能な軸受溝23、23が設けられるように形
成することもできる。
開放することとすれば、回動軸31、31は上方から挿入可
能となる。また、軸受溝23、23は後方に開放することと
すれば、回動軸31、31は後方から挿入可能となる。上記
により、表飾り部20への開閉扉30の設置が容易に行われ
ることとなる。 (請求項3)請求項3記載の発明は、請求項2記載の発
明の特徴に加え、前記軸受溝23、23の上部には、前記回
動軸31、31の直径より幅狭な狭部24、24が形成され、上
記回動軸31、31は、上記狭部24、24を弾性変形させて上
記軸受溝23、23に挿入されることを特徴とする。
る。 (請求項4)請求項4記載の弾球遊技機は、遊技板60の
表面61に固定され、かつ、遊技球の導入部を有する表飾
り部20と、上記表飾り部20に開閉可能に軸支され、か
つ、閉鎖状態では上記導入部を遮るとともに、開放状態
では上記導入部へ遊技球の通過を容易とする開閉扉30
と、上記遊技板60の裏面62に固定され、かつ、上記開閉
扉30の開閉に係る駆動機構及び上記導入部を通過した遊
技球の通過路44が設けられた機構部40とを有することを
特徴とする可変入賞装置10が設置されたことを特徴とす
る。
との距離が、遊技板60の厚さに依存しないため、ガラス
板との接触あるいはガラス板との間で遊技球が挟まるよ
うな不具合の発生を防止しうる。また、開閉扉30は表飾
り部20側に設けられているので、表飾り部20を取り外す
だけで、開閉扉30の交換などの保守点検を容易に行うこ
とができる。
に係る可変入賞装置の一の実施の形態について説明す
る。ここで、図1及び図2は、可変入賞装置の遊技板へ
の取付状態を示す側面図である。図3は、可変入賞装置
の開閉扉が閉鎖状態にあることを示す正面斜視図であ
る。図4は、可変入賞装置の開閉扉が開放状態にあるこ
とを示す正面斜視図である。図5は、可変入賞装置の表
飾り部の背面斜視図である。図6は、図5に示した軸受
部の側面断面図である。そして図7は、開閉扉の表飾り
部への取付を示す背面斜視図である。
10は、図3に示すように、弾球遊技機の遊技板60の下端
よりやや上方で、アウト球が排出されるアウト口63の上
方に設けられた取付口(図1参照)に設置される。弾球
遊技機の遊技板60の中央部分には、図示しない図柄表示
装置が設置されている。この図柄表示装置は、該図柄表
示装置と可変入賞装置10との間に設けられている図示し
ない始動口に入賞があると、図柄を変動表示する。そし
て、表示された図柄が所定の当たり図柄でない限りは、
図3に示すように、開閉扉30は閉鎖状態を保つ。すなわ
ち、可変入賞装置10内に遊技球の進入ができないことと
なっている。なお、開閉扉30の前を落下する遊技球は、
その下方のアウト口63へ至る。
柄が表示されたときには、図4に示すように、開閉扉30
は開放状態となる。すなわち、開放した開閉扉30が、落
下してくる遊技球を受け、可変入賞装置10内への遊技球
の進入を可能としている。 (表飾り部)表飾り部20は、図1及び図2に示すよう
に、遊技板60の表面61からねじ止めにて取り付けられ
る。
に、遊技球が通過可能な導入部たる開口部21の下縁に、
後方へ突出した軸受部22、22が設けられている。この軸
受部22、22には、上方が開放した軸受溝23、23が設けら
れている。軸受溝23、23の上部は、図5のA−A断面図
である図6に示すように狭部24、24となっている。 (開閉扉)開閉扉30には、図7に示すように、左右側方
へ突出し、上記軸受溝23、23と嵌合する回動軸31、31が
設けられる。この回動軸31、31の直径は、上記狭部24、
24の幅より大となっている。したがって、開閉扉30を表
飾り部20へ取り付ける際には、狭部24、24を弾性変形さ
せて挿入することとなっている。すなわち、上記軸受溝
23、23の狭部24、24は、開閉扉30の脱落防止の機能を有
することとなっている。また、開閉扉30の背面には、後
方へ突出する係止片32が設けられている。これは、開閉
扉30の開閉の制御に係るものである。すなわち、開閉扉
30は、自重により常に前方へ倒れようとするものである
が、この係止片32を下方へ押さえ付けることで開放が阻
止されるようになっている。この機構については後述す
る。
すように、遊技板60の前記取付口64に、裏面62からねじ
止めにて取り付けられる。機構部40には、上記開閉扉30
の駆動機構として、プランジャ42を下向きとしたソレノ
イド41が設けられる。ソレノイド41への通電がない状態
では、プランジャ42はバネの復元力により、突出した状
態を保っている。このプランジャ42の先端には、上記開
閉扉30の係止片32と係合する規制片43が接続される。ソ
レノイド41への通電で、プランジャ42がバネの復元力に
抗して引き込まれると、規制片43が上方へ移動する。す
ると係止片32の規制が解かれ、開閉扉30は前方へ倒れる
ように回動して開放する(図4参照)。
と、バネの復元力によりプランジャ42は突出し、規制片
43は下方へ移動する。これにより係止片32は押し付けら
れ、開閉扉30は後方へ回動して閉鎖することとなる(図
3参照)。なお、開閉扉30の開放により開口部21から進
入した遊技球の通過路44も、機構部40に設けられる。
り付けられる。したがって、開閉扉30が破損したような
場合には、遊技板60の表面61から表飾り部20を取り外す
ことで、開閉扉30の交換が可能となっている。また、開
閉扉30の取付基準位置を遊技板60の表面61とすることが
できるので、取付基準位置を遊技板60の裏面62とした場
合に対して、遊技板60の厚さに応じて開閉扉30の取付位
置が前後に変動することはない。
いては、軸受部22、22に設けられる軸受溝23、23は上方
に開放することとしている。しかし、図8に示す他の実
施の形態のように、軸受部22、22において、軸受溝23、
23が表飾り部20の背面側に開放するように形成すること
もできる。ここで、軸受溝23、23の後方部は、開閉扉30
の回動軸31、31の直径より幅狭な狭部24、24となってい
る。
対し背面側から狭部24、24を弾性変形させて挿入される
こととなる。また、狭部24、24によって回動軸31、31の
軸受溝23、23からの脱落防止が図られるのは、上述の実
施の形態と同様である。このように形成することで、表
飾り部20を製造するための金型の形成を容易とすること
ができる。
な効果を奏する。すなわち、上記の説明によると、可変
入賞装置において、遊技板の厚さに依存した開閉扉の不
具合が解消されるとともに、開閉扉の遊技板の表面から
の保守点検が容易となる。
において、遊技板の厚さに依存した可変入賞装置の開閉
扉の不具合が解消されるとともに、開閉扉の遊技板の表
面からの保守点検が容易となる。
の、遊技板への取付状態を示す側面図である。なお、遊
技板及び表飾り部の一部は断面で示してある。
の、遊技板への取付状態を示す側面図である。なお、遊
技板並びに表飾り部及び機構部の一部は断面で示してあ
る。
おいて、開閉扉が閉鎖状態にあることを示す正面斜視図
である。
おいて、開閉扉が開放状態にあることを示す正面斜視図
である。
おける表飾り部の背面斜視図である。
おける軸受部の、図5のA−A断面における側面断面図
である。
おける開閉扉の表飾り部への取り付けを示す背面斜視図
である。
おける開閉扉の表飾り部への取り付けを示す背面斜視図
である。
Claims (4)
- 【請求項1】 弾球遊技機の遊技板の表面から固定さ
れ、かつ、遊技球の導入部を有する表飾り部と、 閉鎖状態では上記導入部を遮るとともに、開放状態では
上記導入部への遊技球の通過を容易とする開閉扉と、 上記遊技板の裏面から固定され、かつ、上記開閉扉の開
閉に係る駆動機構及び上記導入部を通過した遊技球の通
過路が設けられた機構部とを有する可変入賞装置であっ
て、 前記開閉扉は、前記表飾り部に開閉可能に軸支されるこ
とを特徴とする可変入賞装置。 - 【請求項2】 前記開閉扉の両側下端部分には、側方に
突出した回動軸が設けられ、 前記導入部の下縁には、上記回動軸を挿入可能な軸受溝
が設けられることを特徴とする請求項1記載の可変入賞
装置。 - 【請求項3】 前記軸受溝の上部には、前記回動軸の直
径より幅狭な狭部が形成され、 上記回動軸は、上記狭部を弾性変形させて上記軸受溝に
挿入されることを特徴とする請求項2記載の可変入賞装
置。 - 【請求項4】 遊技板の表面に固定され、かつ、遊技球
の導入部を有する表飾り部と、 上記表飾り部に開閉可能に軸支され、かつ、閉鎖状態で
は上記導入部を遮るとともに、開放状態では上記導入部
へ遊技球の通過を容易とする開閉扉と、 上記遊技板の裏面に固定され、かつ、上記開閉扉の開閉
に係る駆動機構及び上記導入部を通過した遊技球の通過
路が設けられた機構部とを有することを特徴とする可変
入賞装置が設置されたことを特徴とする弾球遊技機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000079223A JP2001259150A (ja) | 2000-03-22 | 2000-03-22 | 可変入賞装置及び弾球遊技機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000079223A JP2001259150A (ja) | 2000-03-22 | 2000-03-22 | 可変入賞装置及び弾球遊技機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001259150A true JP2001259150A (ja) | 2001-09-25 |
Family
ID=18596497
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000079223A Pending JP2001259150A (ja) | 2000-03-22 | 2000-03-22 | 可変入賞装置及び弾球遊技機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001259150A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010521600A (ja) * | 2007-03-13 | 2010-06-24 | インテバ・プロダクツ・エルエルシー | ケーブル調節装置レール及びスナップ式取付けの滑車を備えた搬送装置 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH01227779A (ja) * | 1988-03-07 | 1989-09-11 | Sankyo Kk | 弾球遊技機の可変入賞球装置 |
JPH08206296A (ja) * | 1995-11-24 | 1996-08-13 | Fuji Shoji Kk | 弾球遊技機 |
JPH1043379A (ja) * | 1997-05-06 | 1998-02-17 | Sankyo Kk | 弾球遊技機 |
JP2000042222A (ja) * | 1998-07-31 | 2000-02-15 | Okumura Yuki Kk | 内枠取付用ヒンジ |
-
2000
- 2000-03-22 JP JP2000079223A patent/JP2001259150A/ja active Pending
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