JP2001258079A - 可搬型無線端末およびプログラム記録媒体 - Google Patents

可搬型無線端末およびプログラム記録媒体

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JP2001258079A JP2000064350A JP2000064350A JP2001258079A JP 2001258079 A JP2001258079 A JP 2001258079A JP 2000064350 A JP2000064350 A JP 2000064350A JP 2000064350 A JP2000064350 A JP 2000064350A JP 2001258079 A JP2001258079 A JP 2001258079A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 可搬型無線端末がどの通信対象と通信可能で
あるのかということを、操作者が判断することは困難で
あった。 【解決手段】 ガスメーターからガス使用量を送信させ
るための送信要求と、その送信要求の対象となるガスメ
ーターのIDとを電波を用いて送信し、送信したIDを
有するガスメーターに対応する無線子機からのガス使用
量とIDとの組を受信する特定小電力無線ユニット2
と、地図を表示するとともに、送信要求の対象となるガ
スメーターが設置されている位置に関する位置情報を表
示する画像表示画面5と、特定小電力無線ユニット2が
受信したガス使用量とIDとの組を記録するメモリ8
と、可搬型無線端末本体部1の位置を特定するGPSユ
ニット4とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばガスの使用
量等の情報を送信するようにメーターに接続された無線
子機に対して要求し、その要求に応答する無線子機から
の情報を受信する可搬型無線端末と、プログラム記録媒
体とに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、特定小電力無線等の無線手段や公
衆回線網などを用いて、各顧客宅に設置されているガス
メーターと、ガス会社のホストコンピューターを結ぶネ
ットワークを構成し、ホストコンピューターの遠隔操作
で顧客宅のガスの使用量を測定し、検針の効率化を図る
システムが構築されている。また、このシステムにおい
ては、ホストコンピューターの遠隔操作によって、顧客
宅のガス使用状況、ガス圧力値等を測定することも可能
で、ガス漏れや異常使用等の緊急時には遠隔から遮断弁
の開閉操作をすることも可能である。
【0003】このようなシステムを構成するには、ガス
メーターに直接公衆PHS通信端末を接続して、ホスト
コンピューターと通信することも考えられるが、個々の
ガスメーターに接続するPHS通信端末の基本使用料金
等が非常にコスト高になるという問題がある。
【0004】このため、図6に示すように、電柱や建物
等に、公衆PHS通信ユニットと特定小電力無線ユニッ
トとを併せ持つ無線親機102を設置し、ガスメーター
104に特定小電力無線ユニットをもつ無線子機103
を接続し、ホストコンピューター101に公衆回線で無
線親機102と通信するための端末網制御装置を接続す
るシステムが考案されている。
【0005】このシステムにおいては、1つの無線親機
102は50〜100台程度の無線子機103を制御
し、例えばホストコンピューター101が検針要求をす
る場合には、まず、ホストコンピューター101は、公
衆回線を用いて無線親機102と通信接続をした後、検
針要求命令とともに対象とする一つまたは複数のメータ
ーID番号を送出し、無線親機102は一旦ホストコン
ピューター101との回線接続を切断した後、特定小電
力無線を用いて無線子機103に検針要求命令を送出す
る。この命令を受けた無線子機103は、ガスメーター
104と通信して指針値情報等を取得した後、無線親機
102にその情報を特定小電力無線で送信する。無線親
機102は、これら一つまたは複数の無線子機103か
ら送信されてくるガスメーター104の指針値情報等を
集約し、公衆回線を用いてホストコンピューター101
に送出する。
【0006】ところで、このシステムにおいて、何らか
の原因で無線親機102が故障した場合、その無線親機
102の制御支配下にある無線子機103と接続してい
るガスメーター104の検針は、例えば従来より行われ
ている目視検針手段等の別の手段で行う必要がある。ま
た、例えば障害物が後から設置された状況などで複数の
無線子機103と無線親機102との間の通信が不能に
なる場合がある。この場合も、ガスメーター104の検
針は、目視検針手段等の別の手段で行う必要がある。
【0007】そこで、上述した無線親機102の複数の
機能のうちの、無線子機103との通信を行う機能を有
し、検針員が携帯可能な可搬型無線端末が開発されてい
る。その従来の可搬型無線端末は、図7に示すように、
特定小電力アンテナ111と特定小電力送受信回路11
2とを有する特定小電力ユニット部110と、表示画面
113と、検針員が可搬型無線端末を操作するための操
作部114と、その検針員の操作に基づいて特定小電力
送受信回路112を制御する制御部115と、フラッシ
ュメモリやフロッピー(登録商標)ディスク等の記憶手
段116から構成されている。
【0008】検針員は、予め記憶手段116に検針対象
メーターIDと顧客名義、住所等を記憶させておき、現
場で可搬型無線端末を操作し、ガスメーター104と接
続している無線子機103と特定小電力無線を用いて通
信して、その通信によって取得された指針値等の情報を
記憶手段116に保存する。なお、取得された情報は、
可搬型無線端末の表示画面113上に表示させることも
可能である。また記憶手段116に保存された情報は、
汎用のパーソナルコンピューター上での操作が可能にな
っている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、検針員が可
搬型無線端末を用いて検針作業を行う場合、その検針員
は、検針対象物件の住所と、特定小電力無線の到達する
範囲(見通しが良い場合で100m程度、密集した繁華
街で通常数10m程度)とから、どの位置で測定を行え
ばよいのかということを自ら判断し、その測定地点に赴
く必要がある。
【0010】通常特定小電力無線を用いたメーターとの
通信では、時間的効率化のため、1回の操作で複数の対
象に対して通信を行う一括検針が行われるが、複数のガ
スメーターに対して一括検針を行う際に、どの通信対象
が検針員の位置から通信可能範囲(障害物なき場合はほ
ぼ円形)にあるかを現場で判断することは困難である。
【0011】また、検針員は、どの顧客のガスメーター
が今回の検針対象であるのかという情報を、予め可搬型
無線端末の記憶手段に記憶させておく必要がある。
【0012】さらに、通信によって得られた指針値等の
情報をホストコンピューターに入力する場合、可搬型無
線端末に組み込まれていた例えばフラッシュメモリやフ
ロッピーディスクといった記憶手段を取り外して、ホス
トコンピューターに組み込み直したり、可搬型無線端末
とホストコンピューターとを有線接続する必要があっ
た。
【0013】本発明は、従来の可搬型無線端末を用いて
通信対象と通信を試みる場合、可搬型無線端末がどの通
信対象と通信可能であるのかということを、操作者が判
断することは困難であったという課題を考慮し、どの通
信対象と通信可能であるのかということを操作者に容易
に判断させる可搬型無線端末を提供することを目的とす
るものである。
【0014】また、本発明は、操作者の現在位置から通
信可能な通信対象と自動的に通信を行う可搬型無線端末
を提供することを目的とするものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】第1の本発明(請求項1
に対応)は、一つまたは複数の情報出力装置から所定の
情報を送信させるための送信要求と、その送信要求の対
象となる一つまたは複数の前記情報出力装置の識別子と
を、所定の電波を用いて送信する送信手段と、地図を表
示するとともに、前記送信要求の対象となる前記一つま
たは複数の情報出力装置が設置されている位置に関する
位置情報を表示する表示手段と、前記送信手段が送信し
た前記識別子を有する前記情報出力装置に対応する無線
子機からの、前記送信要求に対応する情報と前記識別子
との組を受信する受信手段と、前記受信手段が受信した
前記送信要求に対応する情報と前記識別子との組を記録
する記録手段とを備えた可搬型無線端末であって、前記
無線子機が、対応する前記情報出力装置の識別子を記憶
しており、前記送信手段が送信した一つまたは複数の識
別子のなかに自らが記憶している識別子が含まれている
場合、前記対応する情報出力装置に対して、前記送信要
求に対応する情報を出力させるように制御し、前記対応
する情報出力装置から前記送信要求に対応する情報を入
力した場合、前記可搬型無線端末に対して、前記入力し
た情報を、前記対応する情報出力装置の識別子ととも
に、所定の電波を用いて送信する機器であり、前記情報
出力装置が、固有の識別子を有しており、対応する前記
無線子機の制御にしたがって、前記送信要求に対応する
情報を、前記対応する前記無線子機に出力する装置であ
ることを特徴とする可搬型無線端末である。
【0016】第2の本発明(請求項2に対応)は、前記
可搬型無線端末本体の位置を特定する位置特定手段をさ
らに備え、前記表示手段が、前記位置特定手段によって
特定された前記可搬型無線端末本体の位置を表示するこ
とを特徴とする第1の本発明に記載の可搬型無線端末で
ある。
【0017】上述した第1または第2の本発明に記載の
可搬型無線端末において、前記表示手段が、所定の期間
内に、前記情報出力装置それぞれの前記送信要求に対応
する情報が調べられているか否かについての情報をも表
示することが好ましい。
【0018】また、第1または第2の本発明に記載の可
搬型無線端末において、外部から、前記位置情報を所定
の電波で受信する第2受信手段をさらに備え、前記表示
手段が、前記第2受信手段が受信した前記位置情報を表
示することが好ましい。
【0019】さらに、第1または第2の本発明に記載の
可搬型無線端末において、前記送信要求の対象となる前
記情報出力装置が設置されている範囲を、操作者が指定
するための範囲指定手段をさらに備え、前記送信要求の
対象となる前記情報出力装置が、前記範囲指定手段によ
って指定された範囲内に存在する前記情報出力装置であ
ることが好ましい。
【0020】第3の本発明(請求項3に対応)は、一つ
または複数の情報出力装置から所定の情報を送信させる
ための送信要求と、その送信要求の対象となる一つまた
は複数の前記情報出力装置の識別子とを、所定の電波を
用いて送信する送信手段と、可搬型無線端末本体の位置
を特定する位置特定手段と、前記位置特定手段によって
特定された前記可搬型無線端末本体の位置と、前記送信
要求の対象となる前記情報出力装置が設置されている位
置に関する位置情報と、前記送信手段からの前記電波の
到達範囲とに基づいて、前記送信要求を受信することが
できる無線子機に対応する前記情報出力装置の識別子を
特定する識別子特定手段と、前記送信手段が送信した前
記識別子を有する前記情報出力装置に対応する無線子機
からの、前記送信要求に対応する情報と前記識別子との
組を受信する受信手段と、前記受信手段が受信した前記
送信要求に対応する情報と前記識別子との組を記録する
記録手段とを備えた可搬型無線端末であって、前記送信
手段が、前記識別子特定手段によって特定された識別子
を送信し、前記無線子機が、対応する前記情報出力装置
の識別子を記憶しており、前記送信手段が送信した一つ
または複数の識別子のなかに自らが記憶している識別子
が含まれている場合、前記対応する情報出力装置に対し
て、前記送信要求に対応する情報を出力させるように制
御し、前記対応する情報出力装置から前記送信要求に対
応する情報を入力した場合、前記可搬型無線端末に対し
て、前記入力した情報を、前記対応する情報出力装置の
識別子とともに、所定の電波を用いて送信する機器であ
り、前記情報出力装置が、固有の識別子を有しており、
対応する前記無線子機の制御にしたがって、前記送信要
求に対応する情報を、前記対応する前記無線子機に出力
する装置であることを特徴とする可搬型無線端末であ
る。
【0021】第4の本発明(請求項4に対応)は、前記
位置特定手段によって特定された前記可搬型無線端末本
体の位置と、前記位置情報と、前記送信手段からの前記
電波の到達範囲とに基づいて、前記可搬型無線端末の操
作者に対して、移動すべき位置を指示する指示手段をさ
らに備えたことを特徴とする第3の本発明に記載の可搬
型無線端末である。
【0022】上述した第3または第4の本発明に記載の
可搬型無線端末において、前記識別子特定手段が、所定
の期間内に、前記情報出力装置それぞれの前記送信要求
に対応する情報が調べられているか否かについての情報
をも利用して前記識別子を特定することが好ましい。
【0023】また、第3または第4の本発明に記載の可
搬型無線端末において、外部から、前記位置情報を所定
の電波で受信する第2受信手段をさらに備え、前記識別
子特定手段および/または前記指示手段が、前記第2受
信手段が受信した前記位置情報を利用することが好まし
い。
【0024】さらに、第3または第4の本発明に記載の
可搬型無線端末において、前記受信手段が受信した前記
送信要求に対応する情報と前記識別子との組を表示する
表示手段をさらに備えたことが好ましい。
【0025】第5の本発明(請求項5に対応)は、上述
した本発明または本発明に関連した発明の可搬型無線端
末の全部または一部の手段の全部または一部の機能をコ
ンピューターにより実行させるためのプログラムおよび
/またはデータを記録した、コンピューターにより読み
取り可能なことを特徴とするプログラム記録媒体であ
る。
【0026】また、上述した本発明または本発明に関連
した発明の可搬型無線端末の、全部または一部の手段の
全部または一部の機能をコンピュータにより実行させる
ためのプログラムおよび/またはデータを担持した媒体
であって、コンピュータにより処理可能なことを特徴と
する媒体も本発明の関連発明である。
【0027】また、上述した本発明または本発明に関連
した発明の可搬型無線端末の、全部または一部の手段の
全部または一部の機能をコンピュータにより実行させる
ためのプログラムおよび/またはデータであることを特
徴とする情報集合体も本発明の関連発明である。
【0028】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
面を参照して説明する。
【0029】(実施の形態1)本発明の実施の形態1の
可搬型無線端末を説明する。説明の便宜上、本発明の実
施の形態1の可搬型無線端末を、ガス会社の検針員がそ
の可搬型無線端末を用いて、住宅に設定されているガス
メーターからガスの使用量情報を受け取ることができる
無線子機に対して、ガスの使用量情報を送信させる場面
を例にとって説明する。
【0030】先ず、本発明の実施の形態1の可搬型無線
端末の構成を説明する。図1に、本発明の実施の形態1
の可搬型無線端末の外観を示す。図2に、本発明の実施
の形態1の可搬型無線端末の構成を表すブロック図を示
す。図1および2に示すように、本発明の実施の形態1
の可搬型無線端末は、可搬型無線端末本体部1と、特定
小電力無線ユニット2と、公衆PHS回線接続ユニット
3と、GPSユニット4とで構成されている。
【0031】可搬型無線端末本体部1は、画像表示画面
5と、テンキー操作部6と、制御部7と、メモリ8と、
RS232Cポート部9と、PCカード接続部10aお
よび10bと、タッチペンとで構成されている。
【0032】画像表示画面5は、地図と、ガスメーター
が設置されている位置に関する位置情報と、可搬型無線
端末本体部1の現在位置とを、液晶表示するタッチパネ
ルである。テンキー操作部6は、検針員が可搬型無線端
末を操作するための手段である。制御部7は、検針員の
操作にしたがって、可搬型無線端末の各部を制御する手
段である。メモリ8は、地図をあらかじめ記憶している
とともに、可搬型無線端末が受信した情報を記録する手
段である。RS232Cポート部9は、可搬型無線端末
本体部1と特定小電力無線ユニット2との接続部であ
る。PCカード接続部10aは、可搬型無線端末本体部
1と公衆PHS回線接続ユニット3との接続部である。
PCカード接続部10bは、可搬型無線端末本体部1と
GPSユニット4との接続部である。タッチペンは、図
示されていないが、検針員が可搬型無線端末を操作する
ための手段であって、画像表示画面5としてのタッチパ
ネルに、検針員が可搬型無線端末に対する指示を書き込
むための手段である。なお、制御部7およびメモリ8
は、可搬型無線端末本体部1の内部に組み込まれてい
る。
【0033】特定小電力無線ユニット2は、特定小電力
無線アンテナ11と、特定小電力無線送受信回路12と
で構成され、RS232Cポート部9で可搬型無線端末
本体部1と接続している。特定小電力無線アンテナ11
は、ガスメーターからガスの使用量情報を受け取ること
ができる無線子機との間で、電波による通信(無線通
信)をするさいに用いられるアンテナである。特定小電
力無線送受信回路12は、可搬型無線端末本体部1の制
御部7の制御によって、上述した無線子機に対して電波
によるガスの使用量情報の送信要求を行い、その送信要
求に応答した無線子機からの電波でのガスの使用量情報
を受信する手段である。なお、特定小電力無線送受信回
路12によって受信された、無線子機からのガスの使用
量情報は、可搬型無線端末本体部1のメモリ8に記録さ
れる。また、特定小電力無線送受信回路12は、特定小
電力無線ユニット2の内部に組み込まれている。
【0034】公衆PHS回線接続ユニット3は、PCカ
ード接続部10aで可搬型無線端末本体部1と接続して
おり、可搬型無線端末本体部1の制御部7の制御によっ
て、画像表示画面5に表示させる、ガスメーターが設置
されている位置に関する位置情報等を、遠隔のホストコ
ンピューターから公衆PHS回線で受信するとともに、
特定小電力無線ユニット2によって受信された情報を、
公衆PHS回線でホストコンピューターへ送信する手段
である。
【0035】GPSユニット4は、PCカード接続部1
0bで可搬型無線端末本体部1と接続しており、可搬型
無線端末本体部1の制御部7の制御によって、画像表示
画面5に表示させる、可搬型無線端末の現在位置を特定
するための情報をGPSを用いて取得し、現在位置を特
定する手段である。
【0036】なお、実施の形態1では、請求項1または
2の本発明の可搬型無線端末の、送信手段および受信手
段の一例として特定小電力無線ユニット2を、表示手段
の一例として画像表示画面5を、記録手段の一例として
メモリ8を、位置特定手段の一例としてGPSユニット
4を、それぞれ用いる。また、請求項1または2に記載
の情報出力装置の一例としてガスメーターを用いる。
【0037】また、本実施の形態において、無線子機お
よびガスメーターそれぞれは、「従来の技術」で図6を
用いて説明したものと同じものであって、ガスメーター
は、固有のID(識別子)を有しており、対応する無線
子機の制御にしたがって、ガスの使用量情報を対応する
無線子機に出力する装置である。また、無線子機は、対
応するガスメーターのIDを記憶しており、可搬型無線
端末が出力した、電波による複数のIDのなかに自らが
記憶しているIDが含まれている場合、対応するガスメ
ーターを制御してガスの使用量情報を受け取り、そのガ
スの使用量情報と、対応するガスメーターのIDとを電
波で可搬型無線端末に送信する機器である。
【0038】次に、本発明の実施の形態1の可搬型無線
端末の動作を説明する。ここでは、「従来の技術」で図
6を用いて説明した、ホストコンピューター101と、
そのホストコンピューター101と公衆PHS回線で接
続された無線親機102と、その無線親機102と特定
小電力無線で接続された無線子機103と、その無線子
機103と有線接続されたガスメーター104とで構成
された自動検針システムにおいて、何らかの原因で無線
親機102に不具合が発生した場合に、その無線親機1
02の制御支配下にある無線子機103に接続されてい
るガスメーター104の検針を、検針員が本発明の実施
の形態1の可搬型無線端末を用いて行う場合を例にとっ
て、本発明の実施の形態1の可搬型無線端末の動作を説
明する。そのさい、図3をも用いて説明する。その図3
は、本発明の実施の形態1の可搬型無線端末の動作を説
明するためのフローチャートである。
【0039】先ず、検針員は、本発明の実施の形態1の
可搬型無線端末を携帯して、不具合の発生した無線親機
の近辺に赴き、可搬型無線端末を起動する(図3のステ
ップ1)。
【0040】次に、検針員は、可搬型無線端末の現在位
置を中心に、地図が画像表示画面5に表示されるように
テンキー操作部6を操作する。その操作にしたがって、
制御部7は、GPSユニット4を制御して、可搬型無線
端末の現在位置を特定するための情報をGPSを用いて
取得させるとともに(図3のステップ2)、現在位置を
特定させる。そして、制御部7は、メモリ8に記憶され
ている地図を読み出し、画像表示画面5に、可搬型無線
端末の現在位置を中心に地図を表示させる(図3のステ
ップ3)。
【0041】その後、検針員は、公衆PHS回線を用い
て、ホストコンピューターと可搬型無線端末とを通信接
続し、現在位置近辺の当月の未検針のガスメーターの設
置位置が画像表示画面5に表示されるように、テンキー
操作部6を操作する。そうすると、制御部7は、公衆P
HS回線接続ユニット3を制御し、ホストコンピュータ
ーから、当月の検針可否情報とガスメーターの設置位置
に関する情報を取得させ、当月未検針のガスメーターの
設置位置を、画像表示画面5に表示されている地図上に
例えば緑丸で表示させる(図3のステップ4)。
【0042】ここで、図4に、画像表示画面5に表示さ
れる、可搬型無線端末の現在位置を中心とし、当月未検
針のガスメーターの設置位置に関する位置情報を含む地
図の一例を拡大したもの示す。図4において、当月未検
針のガスメーターが設置されている位置は、緑丸で表示
されるものとする(ただし、図4では黒丸表示されてい
る)。
【0043】次に、検針員は、画像表示画面5に表示さ
れている当月未検針のガスメーターのうち、可搬型無線
端末がその現在位置から電波で通信することができる無
線子機に接続されているガスメーターを含む範囲を、可
搬型無線端末の現在位置を実質上中心としただ円や円や
多角形等で、タッチペンを用いて画像表示画面5上で指
示する(図3のステップ5)。
【0044】次に、検針員は、画像表示画面5に指示さ
れている範囲内の当月未検針のガスメーターからガスの
使用量情報を送信させるように、テンキー操作部6を操
作する。その操作にしたがって、制御部7は、画像表示
画面5上で指示された当月未検針のガスメーターからガ
スの使用量情報を送信させるための送信要求と、その当
月未検針のガスメーターのIDとを、特定小電力無線ユ
ニット2に対して、電波で送信させるように制御する。
その制御にしたがって、特定小電力無線ユニット2の特
定小電力無線送受信回路12は、特定小電力無線アンテ
ナ11を介して、上述した無線子機に対して電波による
ガスの使用量情報の送信要求を行い、その送信要求に応
答した無線子機からの電波でのガスの使用量情報とID
との組を受信する(図3のステップ6)。
【0045】そして、制御部7は、画像表示画面5上に
おける、ガスの使用量情報を送信してきた無線子機に対
応するガスメーターの設置位置を、緑色から青色に変え
る。このように、ガスの使用量検針が行われたか否かに
よって、ガスメーターの設置位置の色が変わると、検針
員は、検針を終えたガスメーターか、未検針のガスメー
ターかを、画像表示画面5上において確認することがで
きる。なお、特定小電力無線ユニット2に受信されたガ
スの使用量情報は、可搬型無線端末本体部1のメモリ8
に記録される。
【0046】このように、検針員は、上述した操作を繰
り返し、画像表示画面5上に表示されていた全ての未検
針のガスメーターの検針を可搬型無線端末が終えた場
合、検針員は、公衆PHS回線を用いて、ホストコンピ
ューターと可搬型無線端末の公衆PHS回線接続ユニッ
ト3とを通信接続し、メモリ8に記録されたガスの使用
量情報の情報が、ホストコンピューターに送信されるよ
うに操作する。
【0047】そうすると、制御部7は、メモリ8に記録
されたガスの使用量情報の情報が、ホストコンピュータ
ーに送信されるように公衆PHS回線接続ユニット3を
制御し、公衆PHS回線接続ユニット3はその制御にし
たがって、メモリ8に記録されたガスの使用量情報の情
報を、公衆PHS回線を用いてホストコンピューターに
送信する(図3のステップ7)。ホストコンピューター
は、送信されてきたデータに基づいて、それまでに保存
していたデータを更新する。
【0048】上述した実施の形態1で説明したように、
検針員が、可搬型無線端末を用いて、特定小電力無線を
利用した検針を行う際、端末の画像表示画面5に、現場
の地図と当月未検針ガスメーターが検針員の位置を実質
上中心に表示されるため、検針員は、特定小電力無線の
到達する範囲で当月未検針ガスメーターを選択し、一括
での検針を容易に行うことができる。
【0049】なお、上述した実施の形態1では、画像表
示画面5は液晶表示するタッチパネルであるとしたが、
画像表示画面5は液晶表示するタッチパネルに限定され
るものではない。要するに、画像表示画面5は、地図
と、検針すべきガスメーターの設置位置とを少なくとも
表示することができる手段でありさえすればよい。
【0050】また、上述した実施の形態1では、メモリ
8は、地図をあらかじめ記憶しているとともに、可搬型
無線端末が受信した情報を記録する手段であるとした
が、地図を記憶している手段と、可搬型無線端末が受信
した情報を記録する手段とが、別個に設けられてもよ
い。
【0051】また、上述した実施の形態1では、可搬型
無線端末本体部1にはタッチペンが設けられているとし
たが、タッチペンは可搬型無線端末本体部1に設けられ
ていなくてもよい。その場合、例えばテンキー操作部6
に、タッチペンが行う機能の代替機能を兼ね備えさせる
ことができる。
【0052】また、上述した実施の形態1では、可搬型
無線端末本体部1に公衆PHS回線接続ユニット3が接
続されているとしたが、公衆PHS回線接続ユニット3
は、可搬型無線端末本体部1に接続されていなくてもよ
い。その場合、本発明の実施の形態1の可搬型無線端末
と、ホストコンピューターとの間における通信ができな
くなるので、検針前に検針員が取得しておかなければな
らない情報については、検針員はあらかじめ検針前にメ
モリ8等の記憶手段に記憶させておき、検針後に検針員
がホストコンピューターに送信する情報については、検
針員は可搬型無線端末をホストコンピューターが設置さ
れている場所まで携行し、従来と同様に可搬型無線端末
とホストコンピューターと接続するなどして、ホストコ
ンピューターに入力することになる。
【0053】また、上述した実施の形態1では、可搬型
無線端末本体部1にGPSユニット4が接続されている
としたが、GPSユニット4は、可搬型無線端末本体部
1に接続されていなくてもよい。その場合、画像表示画
面5には、可搬型無線端末の現在位置は表示されないこ
とになるが、少なくとも地図は画像表示画面5に表示さ
れるので、検針員はその地図を利用することができ、可
搬型無線端末からの電波の到達範囲を知ることができ
る。したがって、検針員は、どの通信対象と通信可能で
あるのかということが従来よりも容易に判断することが
できる。
【0054】また、上述した実施の形態1では、当月未
検針のガスメーターの設置位置は、画像表示画面5に表
示されている地図上に例えば緑丸で表示されるとした
が、検針の有無にかかわらず、全てのガスメーターの設
置位置が画像表示画面5に表示されてもよい。また、当
月未検針のガスメーターの設置位置のみを表示させる場
合であっても、その設置位置は緑丸で表示されるものと
限定することはなく、例えば三角印等の形状で表示させ
てもよい。要するに、当月未検針のガスメーターの設置
位置を表示させる場合、その設置位置が明確に判別でき
るように表示されさえすればよい。
【0055】また、上述した実施の形態1では、当月未
検針のガスメーターの設置位置は、画像表示画面5に表
示されている地図上に表示されるとしたが、地図の脇に
文字で表示されてもよい。要するに、ガスメーターの設
置位置は、画像表示画面5に表示されさえすればよい。
そのさい、当月未検針か否かの情報も表示されることが
好ましい。
【0056】また、上述した実施の形態1では、検針員
は、検針すべきガスメーターの設置位置を、タッチペン
を用いて画像表示画面5上で指示するとしたが、検針員
は、タッチペンを用いるのではなく、例えばテンキー操
作部6を用いて指定してもよい。いずれにしても、特定
小電力無線ユニット2は、指定されたガスメーターから
ガスの使用量情報を送信させるための送信要求と、その
ガスメーターのIDとを電波で送信することになる。
【0057】また、上述した実施の形態1では、制御部
7は、画像表示画面5上における、ガスの使用量情報を
送信してきた無線子機に対応するガスメーターの設置位
置を、緑色から青色に変えるとしたが、ガスの使用量情
報を送信してきた無線子機に対応するガスメーターの設
置位置を、例えば四角形や文字で表示してもよい。この
ように、制御部7は、ガスの使用量情報を送信してきた
無線子機に対応するガスメーターの設置位置が明確に判
別できるように、画像表示画面5に表示することが好ま
しい。
【0058】また、本発明の実施の形態1の可搬型無線
端末が無線子機と通信するさい、可搬型無線端末が、そ
の無線子機から、その無線子機に対応するガスメーター
が設置されている家におけるガス漏れなどのアラーム情
報を受信した場合、そのガスメーターの設置位置を、画
像表示画面5上において、赤く表示して警告してもよ
い。
【0059】また、上述した実施の形態1において、画
像表示画面5に地図を表示する場合、例えばテンキー操
作部6への検針員の操作によって、地図の縮尺が自由に
変えられる構成にしておき、最初に当月未検針ガスメー
ターの設置位置を表示させるさい、広めの範囲で未検針
ガスメーターが表示されるように、ホストコンピュータ
ーとの通信を行うことが好ましい。
【0060】また、上述した実施の形態1では、画像表
示画面5には、当月検針可否の情報が色分けして表示さ
れるとしたが、可搬型携帯端末は、ガスメーターが設置
されている家に関する詳細な顧客情報を、メモリに格納
しておき、または通信によって取得し、検針員によって
選択された対象の例えば顧客名や、顧客住所、顧客電話
番号などの詳細情報を、画像表示画面5に表示させても
よい。
【0061】(実施の形態2)次に、本発明の実施の形
態2の可搬型無線端末を説明する。説明の便宜上、実施
の形態2においても、本発明の実施の形態2の可搬型無
線端末を、ガス会社の検針員がその可搬型無線端末を用
いて、住宅に設定されているガスメーターからガスの使
用量情報を受け取ることができる無線子機に対して、ガ
スの使用量情報を送信させる場面を例にとって説明す
る。
【0062】先ず、本発明の実施の形態2の可搬型無線
端末の構成を説明する。図5に、本発明の実施の形態2
の可搬型無線端末の構成を表すブロック図を示す。図5
に示すように、本発明の実施の形態2の可搬型無線端末
は、可搬型無線端末本体部21と、特定小電力無線ユニ
ット2と、公衆PHS回線接続ユニット3と、GPSユ
ニット4とで構成されている。
【0063】可搬型無線端末本体部21は、画像表示画
面22と、テンキー操作部6と、制御部23と、メモリ
8と、RS232Cポート部9と、PCカード接続部1
0aおよび10bとで構成されている。テンキー操作部
6、メモリ8、RS232Cポート部9、PCカード接
続部10aおよびPCカード接続部10bそれぞれは、
上述した実施の形態1において説明したものと同じもの
である。画像表示画面22は、可搬型無線端末が受信し
た情報等を表示する手段である。制御部23は、検針員
の操作にしたがって、可搬型無線端末の各部の制御等を
行う手段である。なお、画像表示画面22および制御部
23の機能については、本発明の実施の形態2の可搬型
無線端末の動作を説明するさいにさらに説明する。
【0064】特定小電力無線ユニット2、公衆PHS回
線接続ユニット3およびGPSユニット4それぞれは、
上述した実施の形態1において説明したものと同じもの
である。
【0065】なお、実施の形態2では、請求項3または
4の本発明の可搬型無線端末の、送信手段および受信手
段の一例として特定小電力無線ユニット2を、位置特定
手段、識別子特定手段および指示手段の一例として制御
部23を、記録手段の一例としてメモリ8を、それぞれ
用いる。また、請求項3または4に記載の情報出力装置
の一例としてガスメーターを用いる。
【0066】また、実施の形態2において、無線子機お
よびガスメーターそれぞれは、実施の形態1において説
明したものと同じものである。
【0067】次に、本発明の実施の形態2の可搬型無線
端末の動作を説明する。実施の形態2でも、実施の形態
1と同様に、「従来の技術」で図6を用いて説明した自
動検針システムにおいて、何らかの原因で無線親機10
2に不具合が発生した場合に、その無線親機102の制
御支配下にある無線子機103に接続されているガスメ
ーター104の検針を、検針員が本発明の実施の形態2
の可搬型無線端末を用いて行う場合を例にとって、本発
明の実施の形態2の可搬型無線端末の動作を説明する。
【0068】先ず、検針員は、本発明の実施の形態2の
可搬型無線端末を携帯して、不具合の発生した無線親機
の近辺に赴き、可搬型無線端末を起動する。
【0069】次に、検針員は、可搬型無線端末の現在位
置を特定させ、その現在位置から可搬型無線端末が通信
することができる無線子機であって、当月未検針のガス
メーターに対応する無線子機に対して、その当月未検針
のガスメーターからガスの使用量情報を送信させるよう
に、テンキー操作部6を操作する。
【0070】そうすると、制御部23は、GPSユニッ
ト4を制御して、可搬型無線端末の現在位置を特定する
ための情報をGPSを用いて取得させるとともに、現在
位置を特定させる。それとともに、制御部23は、公衆
PHS回線接続ユニット3を制御し、ホストコンピュー
ターから、当月未検針のガスメーターの設置位置に関す
る情報を取得させる。
【0071】そして、制御部23は、可搬型無線端末の
現在位置と、当月未検針のガスメーターの設置位置に関
する情報と、電波の到達距離と、メモリ8に記憶されて
いる地図とに基づいて、当月未検針のガスメーターから
ガスの使用量情報を受け取ることができる無線子機に対
応するガスメーターであって、可搬型無線端末の現在位
置から電波による検針を行うことができるガスメーター
のIDを特定する。
【0072】その後、制御部23は、特定したIDと、
ガスの使用量情報を送信させるための送信要求とを、特
定小電力無線ユニット2に対して、電波で送信させるよ
うに制御する。その制御にしたがって、特定小電力無線
ユニット2の特定小電力無線送受信回路12は、特定小
電力無線アンテナ11を介して、上述したIDと送信要
求とを電波で送信し、その送信されたIDを有する無線
子機から、その無線子機に対応するガスメーターのガス
の使用量情報をIDとともに電波で受信する。
【0073】そして、画像表示画面22は、可搬型無線
端末と無線子機との間における通信結果を表示し、メモ
リ8はその通信結果を記録する。
【0074】次に、制御部23は、可搬型無線端末の現
在位置と、当月未検針のガスメーターの設置位置に関す
る情報と、電波の到達距離と、メモリ8に記憶されてい
る地図と、上述した通信結果とに基づいて、検針員がど
の場所に移動して次の検針を行えばよいのかを特定し、
画像表示画面22に表示させ、検針員に対して指示す
る。その指示にしたがって、検針員は移動して上述した
操作を繰り返し、当月未検針のガスメーターの検針を行
う。全ての未検針のガスメーターの検針を可搬型無線端
末が終えた場合、検針員は、公衆PHS回線を用いて、
ホストコンピューターと可搬型無線端末の公衆PHS回
線接続ユニット3とを通信接続し、メモリ8に記録され
たガスの使用量情報の情報が、ホストコンピューターに
送信されるように操作する。
【0075】そうすると、制御部23は、メモリ8に記
録されたガスの使用量情報の情報が、ホストコンピュー
ターに送信されるように公衆PHS回線接続ユニット3
を制御し、公衆PHS回線接続ユニット3はその制御に
したがって、メモリ8に記録されたガスの使用量情報の
情報を、公衆PHS回線を用いてホストコンピューター
に送信する。ホストコンピューターは、送信されてきた
データに基づいて、それまでに保存していたデータを更
新する。
【0076】なお、上述した実施の形態2では、可搬型
無線端末本体部21には画像表示画面22が設けられて
いるとしたが、画像表示画面22は可搬型無線端末本体
部21に設けられていなくてもよい。その場合、検針員
がどの場所に移動して次の検針を行えばよいのかという
指示は、例えば音によって行われる。
【0077】また、上述した実施の形態2では、メモリ
8は、地図をあらかじめ記憶しているとともに、可搬型
無線端末が受信した情報を記録する手段であるとした
が、地図を記憶している手段と、可搬型無線端末が受信
した情報を記録する手段とが、別個に設けられてもよ
い。
【0078】また、上述した実施の形態2では、メモリ
8は、地図をあらかじめ記憶しているとしたが、メモリ
8は地図を記憶していなくてもよい。その場合であって
も、制御部23は、可搬型無線端末の現在位置と、当月
未検針のガスメーターの設置位置に関する情報と、電波
の到達距離とに基づいて、当月未検針のガスメーターか
らガスの使用量情報を受け取ることができる無線子機に
対応するガスメーターであって、可搬型無線端末の現在
位置から電波による検針を行うことができるガスメータ
ーのIDを特定することができる。
【0079】また、上述した実施の形態2では、可搬型
無線端末本体部21に公衆PHS回線接続ユニット3が
接続されているとしたが、公衆PHS回線接続ユニット
3は、可搬型無線端末本体部21に接続されていなくて
もよい。その場合、本発明の実施の形態2の可搬型無線
端末と、ホストコンピューターとの間における通信がで
きなくなるので、検針前に検針員が取得して置かなけれ
ばならない情報については、検針員はあらかじめ検針前
にメモリ8等の記憶手段に記憶させておき、検針後に検
針員がホストコンピューターに送信する情報について
は、検針員は可搬型無線端末をホストコンピューターが
設置されている場所まで携行し、従来と同様に可搬型無
線端末とホストコンピューターと接続するなどして、ホ
ストコンピューターに入力することになる。
【0080】なお、上述した実施の形態1における可搬
型無線端末本体部1や、実施の形態2における可搬型無
線端末本体部21として、汎用の携帯型パソコンを用い
ることができる。特定小電力無線ユニット2と、公衆P
HS回線接続ユニット3と、GPSユニット4が、RS
232Cポート部9、PCカード接続部10a、または
PCカード接続部10bで、可搬型無線端末本体部1ま
たは可搬型無線端末本体部21と接続されるため、本体
部(携帯型パソコン)の技術進歩による変更が容易に行
える。しかしながら、可搬型無線端末本体部1や可搬型
無線端末本体部21は、汎用の携帯型パソコンであると
限定することはない。
【0081】また、上述した実施の形態1および2で
は、ガスの使用量を検針する場合を例にとって、本発明
の可搬型無線端末を説明したが、本発明の可搬型無線端
末は、ガスの使用量を検針する場合にのみ用いられるも
のと限定することはない。例えば、上述した実施の形態
1および2で説明した、無線子機やガスメーターと同様
の機能を有するものであって、ガスの使用量ではなく、
電気や水道の使用量を調べるための無線子機やメーター
を備えたシステムにおける電気や水道の使用量を調べる
ために、本発明の可搬型無線端末は用いられてもよい。
【0082】なお、上述した各実施の形態の可搬型無線
端末の各構成要素の全部または一部は、ハードウェアで
あってもよいし、そのハードウェアの該当する機能と同
じ機能を有するソフトウェアであってもよい。
【0083】また、上述した各実施の形態の可搬型無線
端末の全部または一部の構成要素の全部または一部の機
能をコンピュータにより実行させるためのプログラムお
よび/またはデータを記録した記録媒体であって、コン
ピュータにより読み取り可能であり、読み取られた前記
プログラムおよび/または前記データが前記コンピュー
タと協動して前記機能を実行する記録媒体も本発明に属
する。
【0084】また、上述した各実施の形態の可搬型無線
端末の全部または一部の構成要素の全部または一部の機
能をコンピュータにより実行させるためのプログラムお
よび/またはデータを担持した媒体であって、コンピュ
ータにより処理可能なことを特徴とする媒体も本発明の
関連発明に属する。
【0085】媒体には、ROM等の記録媒体、インター
ネット等の伝送媒体、光・電波・音波等の伝送媒体が含
まれる。担持した媒体には、例えば、プログラムおよび
/またはデータを記録した記録媒体や、プログラムおよ
び/またはデータを伝送する伝送媒体等が含まれる。
【0086】なお、コンピュータにより処理可能とは、
例えば、ROMなどの記録媒体の場合であれば、コンピ
ュータにより読み取り可能であることを意味し、伝送媒
体の場合であれば、伝送対象となるプログラムおよび/
またはデータが伝送の結果として、コンピュータにより
取り扱えることを意味する。
【0087】さらに、上述した各実施の形態の可搬型無
線端末の全部または一部の構成要素の全部または一部の
機能をコンピュータにより実行させるためのプログラム
および/またはデータであることを特徴とする情報集合
体も本発明の関連発明に属する。
【0088】情報集合体とは、例えば、プログラムおよ
び/またはデータ等のソフトウェアを含むものである。
【0089】なお、上述した媒体および情報集合体にお
けるデータには、データ構造、データフォーマット、デ
ータの種類などが含まれる。
【0090】
【発明の効果】以上説明したところから明らかなよう
に、本発明は、どの通信対象と通信可能であるのかとい
うことを操作者に容易に判断させる可搬型無線端末を提
供することができる。
【0091】また、本発明は、操作者の現在位置から通
信可能な通信対象と自動的に通信を行う可搬型無線端末
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1の可搬型無線端末の外観
【図2】本発明の実施の形態1の可搬型無線端末の構成
を表すブロック図
【図3】本発明の実施の形態1の可搬型無線端末の動作
を説明するためのフローチャート
【図4】図1の可搬型無線端末の画像表示画面5に表示
される、可搬型無線端末の現在位置を中心とし、当月未
検針のガスメーターの設置位置に関する位置情報を含む
地図の一例を拡大した図
【図5】本発明の実施の形態2の可搬型無線端末の構成
を表すブロック図
【図6】従来の、無線親機が介在する特定小電力無線に
よる通信システムの構成図
【図7】従来の可搬型無線端末の構成図
【符号の説明】
1 可搬型無線端末本体部 2 特定小電力無線ユニット 3 公衆PHS回線接続ユニット 4 GPSユニット 5 画像表示画面 6 テンキー操作部 7 制御部 8 メモリ 9 RS232Cポート部 10a、10b PCカード接続部 11 特定小電力無線アンテナ 12 特定小電力無線送受信回路 21 可搬型無線端末本体部 22 画像表示画面 23 制御部 101 ホストコンピューター 102 無線親機 103 無線子機 104 ガスメーター 110 特定小電力ユニット部 111 特定小電力アンテナ 112 特定小電力送受信回路 113 表示画面 114 操作部 115 制御部 116 記憶手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山口 尚二 大阪府大阪市中央区平野町四丁目1番2号 大阪瓦斯株式会社内 (72)発明者 藤井 泰宏 大阪府大阪市中央区平野町四丁目1番2号 大阪瓦斯株式会社内 Fターム(参考) 5K048 AA04 BA36 DA02 DB01 DC01 DC07 EA16 EB10 FB03 HA01 HA02 HA23 5K067 AA34 BB04 DD17 DD53 EE02 EE10 EE16 FF23 HH23 JJ52 JJ65 5K101 KK12 LL01 LL12

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一つまたは複数の情報出力装置から所定
    の情報を送信させるための送信要求と、その送信要求の
    対象となる一つまたは複数の前記情報出力装置の識別子
    とを、所定の電波を用いて送信する送信手段と、 地図を表示するとともに、前記送信要求の対象となる前
    記一つまたは複数の情報出力装置が設置されている位置
    に関する位置情報を表示する表示手段と、 前記送信手段が送信した前記識別子を有する前記情報出
    力装置に対応する無線子機からの、前記送信要求に対応
    する情報と前記識別子との組を受信する受信手段と、 前記受信手段が受信した前記送信要求に対応する情報と
    前記識別子との組を記録する記録手段とを備えた可搬型
    無線端末であって、 前記無線子機は、対応する前記情報出力装置の識別子を
    記憶しており、前記送信手段が送信した一つまたは複数
    の識別子のなかに自らが記憶している識別子が含まれて
    いる場合、前記対応する情報出力装置に対して、前記送
    信要求に対応する情報を出力させるように制御し、前記
    対応する情報出力装置から前記送信要求に対応する情報
    を入力した場合、前記可搬型無線端末に対して、前記入
    力した情報を、前記対応する情報出力装置の識別子とと
    もに、所定の電波を用いて送信する機器であり、 前記情報出力装置は、固有の識別子を有しており、対応
    する前記無線子機の制御にしたがって、前記送信要求に
    対応する情報を、前記対応する前記無線子機に出力する
    装置であることを特徴とする可搬型無線端末。
  2. 【請求項2】 前記可搬型無線端末本体の位置を特定す
    る位置特定手段をさらに備え、 前記表示手段は、前記位置特定手段によって特定された
    前記可搬型無線端末本体の位置を表示することを特徴と
    する請求項1に記載の可搬型無線端末。
  3. 【請求項3】 一つまたは複数の情報出力装置から所定
    の情報を送信させるための送信要求と、その送信要求の
    対象となる一つまたは複数の前記情報出力装置の識別子
    とを、所定の電波を用いて送信する送信手段と、 可搬型無線端末本体の位置を特定する位置特定手段と、 前記位置特定手段によって特定された前記可搬型無線端
    末本体の位置と、前記送信要求の対象となる前記情報出
    力装置が設置されている位置に関する位置情報と、前記
    送信手段からの前記電波の到達範囲とに基づいて、前記
    送信要求を受信することができる無線子機に対応する前
    記情報出力装置の識別子を特定する識別子特定手段と、 前記送信手段が送信した前記識別子を有する前記情報出
    力装置に対応する無線子機からの、前記送信要求に対応
    する情報と前記識別子との組を受信する受信手段と、 前記受信手段が受信した前記送信要求に対応する情報と
    前記識別子との組を記録する記録手段とを備えた可搬型
    無線端末であって、 前記送信手段は、前記識別子特定手段によって特定され
    た識別子を送信し、 前記無線子機は、対応する前記情報出力装置の識別子を
    記憶しており、前記送信手段が送信した一つまたは複数
    の識別子のなかに自らが記憶している識別子が含まれて
    いる場合、前記対応する情報出力装置に対して、前記送
    信要求に対応する情報を出力させるように制御し、前記
    対応する情報出力装置から前記送信要求に対応する情報
    を入力した場合、前記可搬型無線端末に対して、前記入
    力した情報を、前記対応する情報出力装置の識別子とと
    もに、所定の電波を用いて送信する機器であり、 前記情報出力装置は、固有の識別子を有しており、対応
    する前記無線子機の制御にしたがって、前記送信要求に
    対応する情報を、前記対応する前記無線子機に出力する
    装置であることを特徴とする可搬型無線端末。
  4. 【請求項4】 前記位置特定手段によって特定された前
    記可搬型無線端末本体の位置と、前記位置情報と、前記
    送信手段からの前記電波の到達範囲とに基づいて、前記
    可搬型無線端末の操作者に対して、移動すべき位置を指
    示する指示手段をさらに備えたことを特徴とする請求項
    3に記載の可搬型無線端末。
  5. 【請求項5】 請求項1から4のいずれかに記載の可搬
    型無線端末の全部または一部の手段の全部または一部の
    機能をコンピューターにより実行させるためのプログラ
    ムおよび/またはデータを記録した、コンピューターに
    より読み取り可能なことを特徴とするプログラム記録媒
    体。
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