JP3000002B1 - 被供給体の集中監視端末機 - Google Patents

被供給体の集中監視端末機

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JP3000002B1 JP27596898A JP27596898A JP3000002B1 JP 3000002 B1 JP3000002 B1 JP 3000002B1 JP 27596898 A JP27596898 A JP 27596898A JP 27596898 A JP27596898 A JP 27596898A JP 3000002 B1 JP3000002 B1 JP 3000002B1
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Abstract

【要約】 【課題】 有線電話回線のない、または有線回線の布設
が困難な被供給体の需要家にも被供給体の集中監視サー
ビスの提供が可能な集中監視端末機を提供。 【解決手段】 ガス集中監視端末機12は、ガスの需要家
16に設置され、需要家16に供給されるガスの状況を集中
監視する監視センタ10に公衆回線網18を介して接続可能
である。集中監視端末機12は、監視センタ10からの指示
に応動して需要家16におけるガスの使用についての情報
を監視センタ10との間で授受する。集中監視情報回路30
は、需要家16におけるガスの供給系22、24に接続され、
ガスの使用量を示す信号を取り込む。送受信回路32は、
公衆回線網18のPHS 電波を送受信する。識別情報保持回
路36は、需要家16を識別する識別コード、ならびに端末
機14の装置および位置を識別する識別コードを保持す
る。送受信回路32がセンタ10からの指示を受信すると、
この指示に応じてシステム制御部46は、集中監視情報回
路30からガスの使用量を読み取り、送受信回路32を制御
して使用量を示す情報を上述の2つの識別情報とともに
監視センタ10に宛てて送信させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガス、水道、電気
などの被供給体の使用量を自動検針し、および(また
は)そのセキュリティチェックを行なう集中監視端末機
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】たとえば、ガスの集中監視は、ガスの需
要家宅に設置された集中監視端末機をガス事業者のガス
集中監視センタで監視することによって行なわれる。需
要家宅にはガス・マイクロコンピュータ(マイコン)メ
ータが配設され、これに集中監視端末機が接続されて、
ガス使用量の自動検針機能、ガス漏洩のチェックおよび
バルブの遮断や耐震遮断等の保安機能が行なわれる。従
来、ガス集中監視センタと集中監視端末機との間の指示
や自動検針データの転送は、一般の有線固定電話回線を
介して行なわれている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】たとえば、アパートや
共同住宅などの独身者は、有線電話に加入しない人も多
く、そのような需要家については、有線電話回線を利用
した集中監視は、適切でない。
【0004】一方、簡易型携帯電話システムとしてPHS
(パーソナル・ハンディホンシステム)が普及してい
る。周知のように、PHS 電話では、たとえば電柱や、公
衆電話ボックスの屋上などに中継基地局が設けられてい
る。たとえば、新しく開発された文化的宅地造成住宅団
地などでは、電線が地下に埋設され、電柱が一本もない
街路が形成されている。そのような街路では、PHS 基地
局のアンテナの設置が難しい場合もあり、アンテナ不足
が通話の欠落個所を増やし、PHS 電話のセルラ携帯電話
通信との競争にハンディを背負い、競争力の弱さの一因
にもなっている。また、有線の電話回線は、近年のいろ
いろな通信サービス機能の増加により、後から複雑な信
号が付加されることがある。そのため、そのような信号
の追加の都度、端末機をその信号に対応させて正常に動
作させるには、そのための技術や費用の問題が発生す
る。
【0005】本発明はこのような従来技術の欠点を解消
し、有線固定電話回線のない、またはそのような回線の
布設が困難な被供給体の需要家にも被供給体の集中監視
サービスを提供することが可能な被供給体の集中監視端
末機を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、被供給
体の需要家に設置され、需要家に供給される被供給体の
状況を集中監視する監視センタに公衆回線網を介して接
続可能であり、監視センタからの指示に応動して需要家
における被供給体の使用についての情報を監視センタと
の間で授受する被供給体の集中監視端末機は、需要家に
おける被供給体の供給系に接続され被供給体の使用量を
示す第1の信号を取り込む第1の入力手段と、公衆回線
網のパーソナル移動通信システムにおける電波を送受信
する送受信手段と、需要家を識別する第1の情報および
端末機を識別する第2の情報を蓄積する蓄積手段と、送
受信手段が前記指示を受信すると、この指示に応じて第
1の入力手段に第1の信号を取り込み、送受信手段を制
御して第1の信号に応じた第3の情報を形成し、第3の
情報を第1および第2の情報とともに監視センタに宛て
て送信させる制御手段とを含む。
【0007】本発明によればまた、被供給体の需要家に
設置され、需要家に供給される被供給体の状況を集中監
視する監視センタに公衆回線網のパーソナル通信システ
ムを介して接続可能であり、監視センタからの指示に応
動して需要家における被供給体の使用についての情報を
監視センタとの間で授受する被供給体の集中監視端末機
に接続可能な集中監視端末機の設定装置は、需要家を識
別する第1の情報、ならびに集中監視端末機の装置およ
び位置を識別する第2の情報を入力する第1の入力手段
と、第1および第2の情報を集中監視端末機へ転送し、
これに記憶させる第1の制御手段と、集中監視端末機を
通して、パーソナル移動通信システムの制御局へ発呼し
て、第2の情報を送信させて制御局に集中監視端末機を
登録し、監視センタへ発呼して、第1の情報を送信させ
て監視センタに需要家を登録する第2の制御手段とを含
む。
【0008】さらに本発明によれば、被供給体の需要家
に供給される被供給体の状況を集中監視する監視センタ
と、需要家に設置され、需要家における被供給体の使用
についての情報を監視センタとの間で授受する複数の集
中監視端末機と、複数の集中監視端末機に電波で接続可
能なパーソナル移動通信システムを含みパーソナル移動
通信システムを介して複数の集中監視端末機を選択的に
監視センタに接続する公衆回線網とを含み、複数の集中
監視端末機のいずれかがパーソナル移動通信システムに
第1の信号を送信すると、複数の集中監視端末機のうち
第1の信号による電波を検出したいずれかの端末機は、
電波の受信電界強度を測定して受信電界強度を示す第1
の情報を担持させて第2の信号を送信し、複数の集中監
視端末機のうち第2の信号による電波を検出したいずれ
かの端末機は、電波の受信電界強度を測定し、第2の信
号に含まれる第1の情報の示す受信電界強度が測定した
受信電界強度より弱いときは、この測定した受信電界強
度を示す第1の情報を担持させて第3の信号を送信し、
これによって、信号を順次、パーソナル移動通信システ
ムの基地局まで中継し、集中監視端末機は、監視センタ
からの指示を受信すると、需要家における被供給体の使
用についての情報を監視センタとの間で授受する被供給
体の集中監視システムが提供される。
【0009】本発明によれば、たとえばガスの自動検
針、セキュリティチェックを行なう集中監視データをPH
S 無線にて送受信する構成をとっている。この目的でガ
スを使用する建物に設置される集中監視端末機は、PHS
電話の中継局として利用することができる。無線を利用
するので、有線固定電話を持たない共同住宅の独身者な
ども、ガス事業者は集中監視を行なえる。また、PHS 通
信事業者にとっても、集中監視端末機が容易に住宅ごと
に設置されるため、集中監視端末機におけるPHS中継基
地機能が面様に活用される。したがって、ガス事業者と
PHS 通信事業者の双方で相乗効果が得られる。
【0010】ガス需要家庭において、有線布設に拘束さ
れず自由に数多く取り付けることができるガス集中監視
機能とPHS 中継基地局機能との複合システムの端末機器
が配設されることにより、数多くのPHS 電話の中継用ア
ンテナが設置されることになり、本来どこでも自由に安
く利用できることを企図したPHS 電話通信システムの普
及が実現される。
【0011】
【発明の実施の形態】次に添付図面を参照して本発明に
よる被供給体の集中監視端末機の実施例を詳細に説明す
る。図2を参照すると、本発明による集中監視端末機の
実施例は、被供給体としての燃料ガスの供給をガス集中
監視センタ10にて集中的に監視するガス集中監視システ
ム12に有利に適用される。実施例のガス集中監視システ
ム12は、基本的には、ガス集中監視センタ10の他に、複
数のガス集中監視端末機14を含む。ガス集中監視端末機
14は、図2ではそれらのうちの5台が参照符号14-1ない
し14-5で示されているが、一般家庭等のガス需要家宅16
(図3)に配設され、公衆電話回線網(PSTN/ISDN) 18を
介して集中監視センタ10と接続され、集中監視センタ10
の制御の下に、需要家宅16のガスの使用量を自動検針
し、またそのセキュリティチェックを行なう集中監視端
末装置である。この実施例は、被供給体として燃料ガス
が供給されるが、本発明はこれのみに限定されず、たと
えば上下水道、電気、温水、蒸気などの他の被供給体に
も有利に適用される。本明細書では、用語「被供給体」
は、需要家に供給されるのではなく排出されるような下
水道までを含む広義に解釈するものとする。
【0012】このガス集中監視機能を実現するため、図
3に示すように、集中監視端末機14は、需要家宅16に配
設されたガスボンベ20からのガス配管22に接続されたガ
ス・マイクロコンピュータ(マイコン)メータ24に接続
され、また公衆電話回線網18との無線接続のためのアン
テナ25を備えている。これからわかるように、本実施例
では、集中監視端末機14は、公衆電話回線網18とは無線
すなわち電波26で接続される。ガス集中監視システム12
は当然、公衆電話回線網18と有線で接続される機能部分
をも含んでいるが、これは、本発明の理解に直接関係な
いので、その図示と説明を省略する。
【0013】集中監視端末機14は本実施例では、簡易型
携帯電話システムとしてPHS (パーソナル・ハンディホ
ンシステム)を介して公衆電話回線網18と接続される。
このため、集中監視端末機14は、PHS 基地局28と無線接
続されるPHS 電話の機能も含んでいる。PHS 基地局28
は、たとえば屋外の場合、電柱や公衆電話ボックスの屋
上などに設置される。図2では、多数の基地局のうち2
台が参照符号28-1および28-2で示されている。
【0014】本実施例では、集中監視端末機14は、PHS
電話のインタフェースを介してガス集中監視センタ10に
接続されてガス集中監視サービスを提供するため、基本
的に次の3種類の機能を有する。その1つは、需要家宅
16のガス使用量の自動検針やセキュリティチェックなど
の集中監視端末機能である。その2は、無線中継のリピ
ート機能である。これには、他の集中監視端末機14やPH
S 電話機68からの呼を中継する中継(リピート)機能の
他に、受信可能状態にある多数の無線中継器すなわち集
中監視端末機14のうちで最も伝送効率のよい端末機を相
互に選択して決定し、その選択された端末機のみを活用
する適応的応答機能も含まれる。集中監視端末機14はさ
らに、たとえばGPS (全地球測位システム)などの衛星
航法システムから得られるGPS 位置情報の記憶および発
信機能も有する。
【0015】ガス集中監視センタ10は、公衆電話回線網
18を介して需要家宅16の集中監視端末機14と接続され、
需要家宅16のガスの使用量を遠隔検針し、またそのセキ
ュリティチェックを行なうガス集中監視サービスを提供
する。
【0016】上述した基本機能を実現するため、集中監
視端末機14は、図1に示すように、集中監視情報回路3
0、送受信回路32、リピート制御回路34、識別情報保持
回路36および位置情報保持回路38などの構成要素を含
む。集中監視情報回路30は、需要家宅16のガス・マイコ
ンメータ24に接続され、センタ10からの指示に応動し、
メータ24からガスの使用量の検針値や、ガス施設のガス
漏洩およびバルブの耐震遮断状態等のセキュリティチェ
ック情報などの集中監視データを取り込む監視回路であ
る。また、後述の集中監視センタ10からの操作信号に応
動してメータ24のガス供給バルブ(図示せず)の開閉操
作を行なうように構成してもよい。
【0017】送受信回路32は、アンテナ25に接続され、
PHS 基地局28、他の端末機14またはPHS 電話機68に対し
て無線でデータや制御信号を送受信し、これによって基
地局28を介した公衆電話回線網18との通信を可能にする
回路である。送受信回路32は、アンテナ25で受信した電
波26の電界強度を測定する測定機能も有する。送受信回
路32は、図示のように、一方では接続線40によって発信
起動回路42に接続され、また他方では接続線44によって
リピート制御回路34に接続されている。発信起動回路42
は、後述するシステム制御部46の制御の下に、送受信回
路32を介して公衆電話網18へ発呼するために、送受信回
路32を起動する回路である。発信起動回路42はまた、接
続線48によってタイマ50に接続され、タイマ50は、日時
(日付、曜日もしくは時刻)を計時して所定の時刻また
は時間間隔でシステム制御部46に割込みをかけ、発信起
動回路42を起動する計時回路である。
【0018】リピート制御回路34は、システム制御部46
の制御の下に送受信回路32を制御して、他の集中監視端
末機14、PHS 基地局28またはPHS 電話機68から到来する
呼および信号を中継したり、受信可能状態にある多数の
集中監視端末機14のうちで最も伝送効率のよいものを相
互に選択して決定する適応的応答動作を行なう制御回路
である。リピート制御回路34は、リピート中継に必要
な、様々な呼情報を呼対応に蓄積する機能も有する。こ
の呼情報は、図8および図10に例示するような2つの情
報、すなわち位置登録確認制御情報 270およびリピート
制御情報 290を含む。これらについては、後に詳述す
る。
【0019】識別情報保持回路36は、需要家宅16のガス
使用量の自動検針やセキュリティチェックなどの集中監
視端末機能を実現するため、端末機14の設置されている
特定の需要家宅16についての様々なデータ、すなわち識
別情報を蓄積する情報蓄積回路である。これらの識別情
報には、たとえば集中監視端末機14に固有の識別(ID)コ
ード、電話番号、ガス需要家としての顧客コード、接続
されているガスボンベ20の番号、およびガス集中監視セ
ンタ10の電話番号などの様々なデータが含まれる。これ
らの識別情報は、後述する設定器52、操作表示部69およ
び操作表示ユニット54によって端末機14に入力される。
【0020】集中監視端末機14は、設定器52および操作
表示ユニット54との接続のため、それぞれ設定器インタ
フェース56および遠隔制御インタフェース58を有する。
設定器インタフェース56は、接続線60によってシステム
制御部46に接続され、また着脱可能なコネクタ64によっ
て設定器52に接続されて、設定器52に入力された上述の
様々な識別情報が入力される情報受信回路である。この
接続は、もちろん無線接続であってもよい。遠隔制御イ
ンタフェース58は、接続線62によってシステム制御部46
に接続され、また操作表示ユニット54とは、たとえば赤
外線66で接続される情報受信回路である。操作表示ユニ
ット54は、たとえばバーコードリーダを含み、ボンベ20
に表示されたボンベ識別コードなどのバーコードを読み
取り、遠赤外線または微弱電波66を変調して遠隔制御イ
ンタフェース58へ送信するタイプであってもよい。
【0021】操作表示部69は、接続線71によってシステ
ム制御部46に接続され、上述の識別情報などの各種の情
報を端末機14に入力し、また端末機14の装置状態を表示
する機能部である。このため、たとえばカードリーダお
よびキーパッドなどの入力装置と、たとえば液晶表示装
置や圧電素子などの可視、可聴表示装置を含んでいる。
操作表示部69から入力された情報は、集中監視端末機14
から、たとえば集中監視センタ10へ送信される。
【0022】位置情報保持回路38は、端末機14の属する
群を示す情報、およびGPS などの衛星航法システムから
得られるGPS 位置情報を記憶しておく記憶回路である。
群情報については後に詳述する。GPS 位置情報は、設定
器52から本装置14に入力され、基本的には、本装置14の
設置されている位置を緯度および経度で表わしている。
端末機14が有するこのような位置情報の記憶および発信
機能のため、設定器52は、GPS 衛星70(図2)から受信
する電波74により設定器52の現在位置を検出する機能を
有する。これについては、後に詳述する。
【0023】端末機14の上述した各構成要素は、システ
ム制御部46によって制御される。システム制御部46は、
集中監視端末機能、無線中継のリピート機能、および位
置情報の記憶・発信機能を実現する処理機能部である。
【0024】さて、設定器52は、集中監視端末機14を初
期設置したり保守をしたりするときに、上述の識別情報
などの各種の情報を端末機14に入力し、またガス集中監
視センタ10や公衆回線網18のPHS サービス制御局72(図
2)にアクセスして顧客登録や識別登録を行なう操作装
置である。設定器52はまた、GPS 衛星70からの電波74を
アンテナ76で受信してその現在位置を検出する機能も有
する。これらの機能を実現するため設定器52は、図4に
示すように、保守者の操作により識別情報や様々な指示
を入力し、また装置52の状態を可視、可聴表示する操作
表示部78を有する。操作表示部78は、接続線80によりシ
ステム制御部82に接続され、システム制御部82は、操作
表示部78に応動して設定器52の各部を統括・制御する制
御処理回路である。
【0025】設定器52は、公衆回線網18を介してガス集
中監視センタ10やPHS サービス制御局72にアクセスする
ため、呼制御部84を有する。呼制御部84は、図示のよう
にシステム制御部82に接続線86で接続され、また端末イ
ンタフェース88に接続線90で接続されている。端末イン
タフェース88は、コネクタ64をによって端末機14に接続
される。顧客登録や識別登録を行なうために、呼制御部
84は、システム制御部82の制御の下に端末インタフェー
ス88を通して集中監視端末機14から公衆回線網18に起呼
して、ガス集中監視センタ10やPHS サービス制御局72へ
の接続を要求し、制御する呼制御機能部である。
【0026】設定器52はまた、位置検出部92を有し、位
置検出部92は、システム制御部82に接続線94で接続さ
れ、システム制御部82の制御の下にGPS 衛星70からの電
波74を受信して、設定器52自身の現在位置を検出する機
能部である。位置検出部92は、接続線96によって端末イ
ンタフェース88に接続され、検出された位置を示す位置
情報は、これを通して端末インタフェース88に送られ
る。
【0027】ところで、運用に際しては、事前にPHS 通
信事業者によって集中監視端末機14に電話番号を割り当
てておく。まず、集中監視端末機14を需要家宅16に設置
すると、まず、設定器52をコネクタ64を介して端末機14
に接続して、初期設定操作を行なう。図5を参照して、
初期設定操作では、ステップ 101に示すように、設定器
52に様々なデータを入力する。操作者はそこで、操作表
示部78から現在位置の検出指示を入力する。設定器52で
は、位置検出部92によって、現場所のGPS 位置を衛星70
からの電波74に基づいて検出する。このGPS 位置データ
は、システム制御部82の制御によって、端末インタフェ
ース88を通して端末機14の設定器インタフェース56に入
力される。端末機14では、GPS 位置データは、そのシス
テム制御部46の制御の下に、位置情報保持回路38に転送
され、蓄積される(ステップ 102)。
【0028】集中監視端末機14を需要家宅16に設置後、
集中監視端末機14の操作表示部69または操作表示ユニッ
ト54を操作して端末機14を初期設定(インストール)モ
ードに設定し、設定器52から各種データを端末機14に入
力する。次に、操作表示部78を操作して、端末機14を起
動し、PHS サービス制御局72へ向けて位置登録要求を行
なう。この起動指示は、システム制御部82から端末イン
タフェース88および端末機14の設定器インタフェース56
を通して端末機14のシステム制御部46に転送される。
【0029】これに応動してシステム制御部46は、発信
起動回路42を制御して送受信回路32によってPHS サービ
ス制御局72に向けて位置登録要求信号を送信する。そこ
で送受信回路32は、PHS 電波26(図2)をアンテナ25か
ら送信し、この位置登録要求信号は、何らかの経路を通
って基地局28から公衆回線網18に転送され、PHS 通信事
業者のPHS サービス制御局72で受信される。この信号転
送経路の様子については、後に詳述する。位置登録要求
は、本実施例では、図8に示すフォーマットの位置登録
確認制御情報 270として送信される。位置登録確認制御
情報 270は、端末機14の識別コードすなわち装置ID 27
2、端末機14の電話番号 274、通話チャネル信号 276、
位置識別コード 278およびチェックコード 280を含んで
いる。登録される識別情報には、集中監視端末機14のID
コード 272が含まれ、これは、システム制御部46の制御
により識別情報保持回路36から読み出され、送受信回路
32から送信される。この位置登録要求は、PHS サービス
制御局72で受け付けられる。
【0030】PHS サービス制御局72では、識別情報が端
末機14の電話番号に対応して登録される。PHS サービス
制御局72は、端末機14の位置している基地局28のエリア
を確認すると、その集中監視端末機14を有効なPHS 通信
端末として登録する。サービス制御局72への必要な登録
が終了すると、PHS サービス制御局72は、位置登録確認
信号を端末機器14へ向けて返送する。こうして、PHS 制
御局72への識別情報登録ステップ 103が完了する。
【0031】その後、操作者はさらに設定器52を操作し
て、集中監視端末機14をガス集中監視センタ10に有効な
監視端末として登録する指示を入力する。その際、ガス
集中監視端末機14に接続された設定器52によって、操作
者は、顧客コード、ガス集中監視センタ10の電話番号な
どを含む様々な顧客データを集中監視端末機14に入力す
る。これらの顧客情報は、識別情報保持回路36に蓄積さ
れる。監視センタ10への起呼指示を設定器52の操作表示
部78から入力すると、端末機14のシステム制御部46は、
センタ10の電話番号に従って前述と同様にして発信起動
回路42を制御し、送受信回路32によってガス集中監視セ
ンタ10へ起呼する(ステップ 104)。
【0032】このセンタ登録呼が監視センタ10に着信す
ると、監視センタ10から接続応答信号が端末機14へ返送
される。接続応答信号は送受信回路32で受信され、シス
テム制御部46がこれに応動して識別情報保持回路36から
各種の識別情報を、また、場合に応じて位置情報保持回
路38から端末機14のGPS 位置データを読み出して、集中
監視センタ10へこれをアップロードする(ステップ 10
5)。その際、システム制御部46は、集中監視情報回路3
0を介してガスメータ24を読み取り、その検針値を表わ
す監視データを監視センタ10へ送信する。集中監視セン
タ10への必要な登録 106が終了すると、監視センタ10
は、その呼接続を復旧させる。
【0033】こうして設定、登録操作が終了すると、操
作者は、集中監視端末機14の操作表示ユニット54または
操作表示部69を操作して端末機14を通常監視モードに設
定し、これによって端末機14は定常的な集中監視機能を
実行する。本実施例では、集中監視端末機14のタイマ50
が計時して、設定された日時、または設定された時間間
隔でシステム制御部46に割込みをかける。割込みがかか
ると、システム制御部46は、集中監視情報回路30を介し
てガスマイコンメータ24の検針値を読み取る。これとと
もに、センタ10の電話番号に従って前述と同様にして発
信起動回路42を制御し、送受信回路32からガス集中監視
センタ10へ起呼する。呼接続が完了すると、ガスマイコ
ンメータ24の検針値をガス集中監視センタ10へ送信す
る。
【0034】ところで、ガス集中監視センタ10は、セン
タ10に登録されている特定の集中監視端末機14の電話番
号に従ってその端末機14へ発呼して、当該端末機14に係
るガスマイコンメータ24ヘのアクセス情報を端末機14に
送信することもできる。アクセス情報には、たとえばメ
ータ24を含むガス施設のセキュリティチェックなどの集
中監視操作の指示情報が含まれる。被呼端末機14では、
送受信回路32が着信電波に応動すると、そのシステム制
御部46は、これに応動して着信応答信号をセンタ10に返
送し、センタ10は、これに呼応して様々なアクセス情報
を端末機14へ送信する。システム制御部46は、受信した
アクセス情報に応じて集中監視回路30を制御し、需要家
宅16のガス施設のセキュリティチェックなど、集中監視
操作を行なう。こうして収集された集中監視データは、
センタ10に返送される。
【0035】さて、本実施例において、前述のように送
受信回路32から設定登録動作で送信された位置登録要求
信号および集中監視動作で発信されたPHS 電話呼は、次
のようにして公衆回線網18に到来する。同実施例におい
て、集中監視端末機14と公衆回線網18との間の通信に
は、基本的にPHS 電話の通信方式を採用している。PHS
基地局28は、図6に例示するように、半径数10メートル
ないし数 100メートルの通信可能領域(発着信可能ゾー
ン、通話品質良好ゾーンなど) 200を提供する。集中監
視端末機14も、有利には、ほぼこれと同様の通信可能領
域 202を有する。そこで、特定の端末機14から上述の登
録または監視のために送信または発呼すると、その端末
機14の通信可能領域 202内に存在するPHS 基地局28およ
び(または)他の集中監視端末機14がその発呼電波26を
検出することになる。たとえば、図6を参照して、ある
端末機14-1が送信すると、その通信可能領域 202内に存
在するPHS 基地局28および他の端末機14-2がその送信電
波26を検出する。
【0036】この例のように、発呼集中監視端末機14-1
からの送信電波26を直接検出したPHS 基地局28は、端末
機14-1との間に無線リンクを確立し、端末機14-1は、PH
S 基地局28を経由してPHS サービス制御局72に端末機14
-1のIDコードを登録することができる。PHS サービス制
御局72は、端末機14-1に向けてその位置登録確認信号を
返送する。基地局28を介して制御局72からの応答として
この位置登録確認信号が返送されると、端末機14-1で
は、システム制御部46は、自局端末機14-1の位置情報と
して、本実施例では「第1群」である旨を示す群情報を
群コードの形で位置情報保持回路38に記憶する。
【0037】また、たとえば端末機14-2のように、その
通信可能領域 202の外側にPHS 基地局28があるため、自
局の発する電波26が基地局28に直接到達しない位置にあ
る端末機の場合は、この例では、その通信可能領域 202
内でPHS 基地局28との間の電波空間に設定登録済の端末
機14-1がすでに存在するので、その第1群の端末機14-1
を中継してPHS 基地局28ヘ、たとえば端末機14-2の位置
登録要求信号を送信することができる。この端末機14-2
ように、他の第1群の端末機14-1に中継された集中監視
端末機は、第2群としてその端末機14-2自身に記憶され
る。これは本実施例によれば、その送信に対する第1群
の端末機14-1からの応答信号にその端末機14-1の群情報
コードを含めることで可能になる。
【0038】より具体的には、たとえば端末機14-2から
の位置登録確認制御情報 270を検出した端末機14-1は、
これに、自局のリピート制御情報 290を付加してPHS サ
ービス制御局72へ転送する。リピート制御情報 290は、
本実施例では、図10に例示するようなフォーマットを有
し、リピート制御信号 292、群コード 294および電界強
度測定値 296を含んでいる。このリピート制御情報 290
は、PHS 基地局やPHSサービス制御局72では認識されな
い。リピート制御情報 290はデータ圧縮をしてもよく、
また、制御交信にダミー信号を挿入して、待ち時間の継
続性を保持するように構成してもよい。
【0039】PHS サービス制御局72は、端末機14-2から
の位置登録確認制御情報 270および基地局28の位置デー
タに基づいて位置登録を正常に受け付けると、端末機14
-2に向けて位置登録確認信号を返送する。
【0040】この位置登録確認信号は、基地局28からま
ず、その受信エリア 200内にある端末機14-1で受信され
る。端末機14-1は、この位置登録確認信号に自局のリピ
ート制御情報 290を付加して送信する。このリピート制
御情報 290には、その群コード領域に、端末機14-1自身
の群コード、すなわち「第1群」である旨のデータが含
まれている。端末機14-1の受信エリア 202内に位置する
端末機14-2は、この位置登録確認信号およびリピート制
御情報 290を受信すると、後者に含まれる群コード 294
「第1群」から、これをインクリメントして、自局が
「第2群」に該当することを知る。この群コード「第2
群」は、システム制御部46によって位置情報保持回路38
に位置ID 278として格納される。なお、この群番号の設
定は、位置登録確認制御でなく、たとえば監視データを
ガス集中監視センタ10へアップロードする呼接続の際に
行なうように構成してもよい。
【0041】以下、同様にして、第2群の端末機14-2に
中継された端末機、たとえば14-3(図6)は第3群とし
て記憶される。第4群以降も同様である。つまり図6に
示す例では、端末機14-1が第1群に属し、第1群の端末
機14-1に中継される端末機14-2が第2群に属し、以下、
同様にして端末機14-3が第3群に、そして第3群の端末
機14-3に中継される端末機14-6および14-7が第4群に属
している。このように群情報コードは、端末機14からPH
S 基地局28までの中継段数に応じた表示となる。
【0042】図7は、端末機14の受信電波検出フローの
例を示し、これを参照すると、たとえば、端末機14-2
が、たとえば位置登録確認制御情報 270を送信すると、
この例では、その通信可能領域 202内に存在する2つの
端末機14-1および14-3がこれを検出する(ステップ 13
1)。競合する両端末機14-1および14-3は、位置登録確
認制御情報 270を受信すると、受信した電波26の受信電
界強度を送受信回路32で測定する(ステップ 132)とと
もに、受信情報をリピート制御回路34に記憶する(ステ
ップ 133)。そこで、ステップ 134において、この受信
した情報にリピート制御情報 290が含まれているか否か
を調べるが、この例では、含まれていないので、制御は
ステップ 138に移行する。そこで、測定した電界強度の
値をリピート制御情報 290のフィールド 296に設定して
(ステップ 138)、受信した位置登録確認制御情報 270
をリピート制御情報 290とともに送信する(ステップ 1
41)。
【0043】競合する両端末機14-1および14-3は再び、
この位置登録確認制御情報 270およびリピート制御情報
290を受信する(ステップ 131)。制御は、同じステッ
プ 131〜 134を経るが、ステップ 134において、今度
は、受信した情報にリピート制御情報 290が含まれてい
るので、ステップ 135に移行し、受信した情報に確定マ
ークが含まれているか否かを判定する。この例では、確
定マークが含まれていないので、両端末機14-1および14
-3とも、受信したリピート制御情報 290のフィールド 2
96に含まれている電界強度の値を、ステップ 132で測定
した自局の電界強度の値と比較する(ステップ 142)。
自局の測定した電界強度の値がリピート制御情報 290の
フィールド 296における値より大きいと、受信した位置
登録確認制御情報 270およびリピート制御情報 290に確
定マークを付加して(ステップ 140)、それらを送信す
る(ステップ 141)。
【0044】たとえば、端末機14-1および14-3より上位
の群に属する端末機が存在すると、その端末機は、この
確定マークの付加された位置登録確認制御情報 270およ
びリピート制御情報 290を受信することになる(ステッ
プ 131)。その端末機の制御は、同じステップ 131〜 1
35を経る。しかし、ステップ 135において、今度は、受
信した情報に確定マークが付加されているので、ステッ
プ 136に移行し、受信したリピート制御情報 270に含ま
れている群コード 294を自局のそれと比較する(ステッ
プ 136)。比較の結果、自局の群番号が大きい端末機が
応動して(ステップ 137)、リピート送信ステップ 141
に移行し、上位群の端末機またはPHS 基地局へ向けて送
信する。
【0045】たとえば、端末機14-1では、自局の群コー
ドが第1群であり、受信した情報 290の群コード 294が
第2群を示しているので、自局が優先と判定する。他
方、端末機14-3では、自局の群コードが第3群であり、
受信した情報 290の群コード 294、第2群より優先度が
低いので、この受信には応答しない。
【0046】ステップ 143において、自局の測定した電
界強度が受信した他局のそれと同じ場合があるが、その
ような場合は、ステップ 144からステップ 145に進み、
端末機の装置IDを比較する。本実施例では、自局の装置
IDが大きい方がリピート発信ステップ 141に移行する
(ステップ 146)。
【0047】リピート発信動作では、たとえば端末機14
-1は、PHS 通信で利用可能な周波数波のうち、ステップ
131で受信した周波数波以外の周波数波でリピート発信
する。つまり、この例のように、複数の端末機14が同時
に応答した場合、競合に勝った端末機14は、PHS 通信電
波26のうちの受信波以外の周波数波でリピート発信す
る。この周波数の選択は、たとえば群番号を係数にして
指定範囲の中で組み合わせるか、またはオフセット制御
を加えるように構成してもよい。
【0048】こうして、位置登録確認情報 270がPHS サ
ービス制御局72まで転送される。制御局72は、位置登録
を受け付けると、確定信号を返送する。確定信号を受け
た集中監視端末機14は、ステップ 133で先にリピート制
御回路34に記憶してあるリピート制御情報 290に従っ
て、リピート発信を行なう。こうして、確定信号は、リ
ピート中継される端末機に記憶されているリピート制御
情報 290に従って、端末機14からの送信のときとは逆の
ルートをたどって、位置登録要求をした端末機14まで転
送される。
【0049】このようにして、たとえば集中監視センタ
10への発呼の例では、端末機14-1からリピート発信され
た電波26は、PHS 基地局28で受信され、PHS 信号の公衆
回線網18を通して被呼者、この例では集中監視センタ10
へ着信する。センタ10に着信すると、公衆回線網18から
接続完了信号が返送され、これは、最終的に発呼端末機
14-2で受信される。ここで、受信した応答信号がビジー
(通話中)信号でなければ、再度、リピート発信動作を
実行する。
【0050】リピート発信以降の競合する各端末機14に
おける動作は、ステップ 131〜 145と同様である。より
詳細には、リピート発信に含まれる呼情報を受信し、こ
の受信した情報の装置IDコード、位置IDコードを自局14
のそれらと比較して、自局14の優先度が高ければ、前位
情報に含まれる受信デシベル強度を今回の受信測定強度
と比較し、自局14より強いものが発見されれば、リピー
ト発信機能を停止する。
【0051】このような動作によって、最も強い受信レ
ベルの集中監視端末機14のみがリピート動作を進め、次
の端末機14または基地局28へこの発呼を伝えることがで
きる。以上からわかるように、リピート中継は、PHS 基
地局28へ直接交信が可能な位置にある集中監視端末機、
この例では14-1が優先となる。
【0052】集中監視端末機14は、検針データの送信な
ど、自局から発呼するときは、リピート機能は消勢され
ている。通常のPHS 移動局と同様の機能により、自局の
IDコードおよび電話番号を送出して、他の端末機14およ
び(または)PHS 基地局28を経由して集中監視センタ10
との呼接続が設定される。
【0053】実施例の集中監視端末機14は、常時、他の
端末機14の増設の確認やPHS 電話機68からの受信および
発信に対応するため、端末機間の存在確認の交信を行な
うことができる。PHS サービス制御局72へ発呼し、PHS
基地局28に直接電波が到達すれば、基地局28からの応答
波により受信感度デシベルを測定して記憶する。基地局
28と直接交信ができれば、位置用IDコードに直接交信を
示す第1群マークも含む記号を付けて記憶する。
【0054】たとえば、設定器52によって端末機14を介
してPHS サービス制御局72に識別登録をする際、前述し
たステップ 104(図5)において、PHS 基地局28から返
送される応答信号には、位置IDコード 278に有効な値が
含まれていない。そこで、この端末機14は、位置IDコー
ド 278が無効な値を示していることを識別すれば、PHS
基地局28から応答信号を直接、受信したか否かが判別で
きる。無効な値の位置IDコード 278を受信した場合は、
端末機14は、自局14の群コードを第1群と判定して、こ
の値を識別情報保持回路36に蓄積する。受信した位置ID
コード 278が有効な値、たとえば群コードが第1群を示
している場合は、端末機14は、自局14の群コードを第2
群と判定して、この値を識別情報保持回路36に蓄積す
る。
【0055】ところで、集中監視端末機14は、PHS 電話
機68から発信信号を受けると、これをPHS 基地局28へ直
接、または他の端末機14を経由して、リピート中継する
ことができる。その動作は、基本的には図7を参照して
説明したリピート中継動作と同様である。前述した位置
登録制御動作において、リピート制御回路34に記憶され
た位置登録確認制御情報 270およびリピート制御情報 2
90、および識別情報保持回路36に保持された群番号に従
って、リピート中継が行なわれる。
【0056】集中監視端末機14は、PHS 携帯無線電話機
68からの呼を待機している状態では、受信可能な集中監
視端末機14のなかで最強の受発信感度を有するものが群
番号順にPHS 電話機68の電話番号を記憶しておく。PHS
サービス制御局72からそれらのPHS 電話機68のいずれか
への呼出しがあると、被呼PHS 電話番号を記憶している
集中監視端末機14が群番号順に従ってリピート応答し、
被呼PHS 電話機68に接続する。
【0057】ところで、PHS 基地局28からPHS 無線電話
機68にアクセスがあると、基地局28から発信された電波
26は、受信可能な集中監視端末機14で受信される。着信
電波28を検出した集中監視端末機14は、受信した制御信
号に含まれる被呼PHS 電話機68のIDコードや電話番号を
識別情報保持回路38に記憶されている対応の識別情報と
照合する。記憶した識別情報に該当するものがなけれ
ば、リピート動作を行なわない。該当する情報があれ
ば、受信PHS 電話情報に自局のIDコードおよび位置IDコ
ードを付加して、受信周波数と異なる周波数波でリピー
ト発信する。こうして着信呼は、順次、集中監視端末機
14を介して、前述と同様の動作で被呼電話番号のPHS 電
話機68へ向けて接続される。
【0058】実施例の集中監視端末機14は、GPS 位置情
報を発信する機能を有している。この機能は、前述のよ
うに、あらかじめ設定器52により端末機14の位置情報保
持回路38に半固定的に記録されたその端末機のGPS 位置
情報を利用する。集中監視端末機14は、たとえば、GPS
位置情報を索出する呼を発呼するPHS 発呼機能を有し
た、たとえばカーナビゲータ 214(図2)などの移動端
末機からアクセスされると、端末機14のIDコードとGPS
位置情報を前述と同様の手順により発呼移動端末機 214
へ送信する。こうして、移動端末機 214の利用者は、集
中監視端末機14にアクセスすることにより、移動端末機
214の現在位置付近の緯度および経度を知ることができ
る。また、このように移動端末機 214自体が集中監視端
末機14にアクセスする機能に加えて、たとえば、集中監
視センタ10から移動端末機 214にアクセスし、移動端末
機 214がこれに応動して集中監視端末機14からGPS 位置
情報を発呼移動端末機 214を経由してセンタ10へ送信さ
せ、これによって、センタ10はセレクトした移動端末機
214の現在の緯度および経度を知る機能も有している。
【0059】カーナビゲータ 214などのナビゲーション
システムが目的地を設定するとき、その表示器(図示せ
ず)に表示された地図に目的地の緯度、経度を表示さ
せ、その場所を設定し、記憶させることができる。目的
地が設定されると、出発地点との間のコースを地図上で
決定し、たとえば自走する移動体の位置をGPS 信号から
地図上に表示して、コースを案内してゆく。目的地付近
に到達すると、その目的地のデータがGPS 情報に対応で
きない場合、表示器の地図上で現在位置と目的位置の緯
度、経度を比較し、地図上にコースを引いてそのコース
に従って走行することができる。
【0060】本発明の実施例によれば、図9に例示する
ように、PHS 電話機68-2が搭載されたナビゲータ 214が
目的地のピンポイントに近づいたら、目的地付近の集中
監視端末機に発呼してGPS 位置情報を索出することがで
きる。たとえば、複数の集中監視端末機、この例では14
-3、14-6および14-7がこの呼に応答すると、それらの集
中端末機14-3、14-6および14-7が発信するそれぞれの緯
度、経度のGPS 位置情報に基づいて各端末機14-3、14-6
および14-7の位置を表示器の地図上に表示させることが
できる。これによって、コースを修正して再設定し、操
作者は、その画面情報から正確に目的地へ到達すること
ができる。
【0061】従来のナビゲーションシステムでは、目的
地の付近へ接近しても、最終目的地まで案内せずに案内
を終了し、最終目的地を把握するのが困難なものが多か
った。本来は、最終点まで案内すべきである。本実施例
によれば、最終目的地への正確な案内が可能となる。
【0062】ガス集中監視システムはその地域全体に設
置しなければ効果が十分に発揮されない。本実施例によ
れば、無線方式によって運用効率を十分に向上させるこ
とができる。たとえば、LPガス配送者においても一軒々
々の配送伝票を持って訪問する必要がなく、バーコード
リーダ54からボンベ番号を読み取り、微弱電波66でガス
集中監視端末機14に送り、その端末機14からPHS 電波26
でガスセンタ10へ転送することができる。これにより、
作業工程が省力化され、配送の効率が上がり、入力ミス
がなくなり、リアルタイムのデータ処理と、そのデータ
活用が実現される。
【0063】PHS はデジタル回線で品質の良い通信が行
える。未着呼が少なく、端末機14の取付け工事も、固定
有線電話線との配線工事が不要であるので、設置工事性
がよい。PHS 通信によれば、アンテナなどの中継設備の
設置を、通信事業者だけでなくガス業者と供同で行なう
ことができ、これによって費用の分散が図れ、アンテナ
設置の依頼による煩わしさも少なくなる。したがって、
設置作業が効率化され、面様にサブアンテナを配設する
ことができる。このような面状の中継設備配置でPHS シ
ステム本来の通信の良さが発揮できる。より具体的に
は、ガス需要家は全国で約4千万世帯あり、取付け可能
な機器数は膨大である。逆に見れば、PHSの需要者を満
たすだけのきめ細かなアンテナ設置が可能ともいえる。
ガス集中監視とPHS 中継器の複合機器の数が大量になる
ことで、量産効果が生じコストが大幅に下がる。したが
って、LPガスのみでなく、たとえば自動販売機の集中監
視にも活用され、応用範囲は広い。
【0064】上述の実施例は、本発明をPHS 電話システ
ムに適用したものであった。しかし本発明はこれのみに
限定されず、PHS 方式以外のパーソナル移動通信サービ
ス方式、たとえばPCS (Personal Communications Syste
m)、CT-2 (Cordless Telephone-2) 、DECT (Digital Eu
ropean Cordless Telecommunication)、CAS (Cordless
Access Service) などにも有利に適用される。
【0065】
【発明の効果】このように本発明によれば、有線固定電
話のない被供給体需要家にも被供給体集中監視システム
を導入することができる。また、既存の建物でも費用の
かかる有線電話回線で集中監視システムと接続する必要
がない。さらに、PHS 基地局と同様に機能する集中監視
端末機を網の目のように配置できるので、小電力で電波
が弱いPHS を多くのPHS 端末機が利用することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明をガス集中監視システムに適用した例に
おける集中監視端末機の実施例を示す機能ブロック図で
ある。
【図2】本発明を適用したガス集中監視システムの構成
例を示す機能ブロック図である。
【図3】図1に示す実施例の集中監視端末機が設置され
た需要家宅の例を概略的に示す概念図である。
【図4】同実施例の集中監視端末機に適用される設定器
の実施例を示す機能ブロック図である。
【図5】同実施例の集中監視端末機の操作フローの例を
示すフロー図である。
【図6】同実施例の集中監視端末機の群構成を説明する
ための端末機の配置例を示す説明図である。
【図7】同実施例の集中監視端末機のリピート中継動作
フローの例を示すフロー図である。
【図8】同実施例の集中監視端末機で送信される位置登
録確認制御情報の例を示す図である。
【図9】同実施例の集中監視端末機でGPS 位置情報の送
信動作を説明するための説明図である。
【図10】同実施例の集中監視端末機で送信されるリピ
ート制御情報の例を示す図である。
【符号の説明】
12 ガス集中監視システム 14 ガス集中監視端末機 28 PHS 基地局 34 リピート制御回路 30 集中監視情報回路 36 識別情報保持回路 38 位置情報保持回路 42 発信起動回路 46 システム制御部 52 設定器 68 PHS 電話機

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被供給体の需要家に設置され、該需要家
    に供給される被供給体の状況を集中監視する監視センタ
    に公衆回線網を介して接続可能であり、該監視センタか
    らの指示に応動して前記需要家における被供給体の使用
    についての情報を前記監視センタとの間で授受する被供
    給体の集中監視端末機において、該端末機は、 前記需要家における被供給体の供給系に接続され、該被
    供給体の使用量を示す第1の信号を取り込む第1の入力
    手段と、 前記公衆回線網のパーソナル移動通信システムにおける
    電波を送受信する送受信手段と、 前記需要家を識別する第1の情報および該端末機を識別
    する第2の情報を蓄積する蓄積手段と、 前記送受信手段が前記指示を受信すると、該指示に応じ
    て第1の入力手段に第1の信号を取り込み、前記送受信
    手段を制御して、第1の信号に応じた第3の情報を形成
    し、第3の情報を第1および第2の情報とともに前記監
    視センタに宛てて送信させる制御手段と 前記送受信手段が前記電波を受信すると、該電波によっ
    て伝送された第2の情報を前記蓄積手段に蓄積されてい
    る第2の情報と比較し、前者より後者の方が高い優先順
    位を示しているときは、前記受信した第2の情報を前記
    蓄積手段に蓄積されている第2の情報に置換して前記送
    受信手段に送信させる送受信制御手段と を含むことを特
    徴とする集中監視端末機。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の端末機において、前記
    送受信手段は、前記電波を受信すると、該電波の受信電
    界強度を測定し、 前記送受信制御手段は、該受信電界強度を示す第4の情
    報を第1および第2の情報に付加して前記送受信手段に
    送信させる ことを特徴とする集中監視端末機。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の端末機において、前記
    送受信制御手段は、受信した第4の情報の示す受信電界
    強度の値を前記測定した受信電界強度の値と比較し、前
    者が後者より大きいときは、第4の情報を前記測定した
    受信電界強度の値に置換して、該置換した第4の情報を
    前記送受信手段に第1および第2 の情報とともに送信さ
    せることを特徴とする集中監視端末機。
  4. 【請求項4】 請求項に記載の端末機において、前
    御手段は、受信した第の情報が他の集中監視端末機
    を示すか、または前記パーソナル移動通信システムの基
    地局を示すかを識別し、この識別結果に応じて、該シス
    テムまでの中継段数に応じた第5の情報を作成し、第5
    の情報を第2の情報に含めて前記蓄積手段に記憶させる
    ことを特徴とする集中監視端末機。
  5. 【請求項5】 請求項に記載の端末機において、前記
    送受信制御手段は、前記送受信手段の受信した第5の情
    報を前記蓄積手段に蓄積されている第5の情報と比較
    し、この比較の結果、後者の示す中継段数が前者の示す
    中継段数より少ないときは、前記送受信手段に第1、第
    2および第4の情報を送信させることを特徴とする集中
    監視端末機。
  6. 【請求項6】 被供給体の需要家に設置され、該需要家
    に供給される被供給体の状況を集中監視する監視センタ
    に公衆回線網を介して接続可能であり、該監視センタか
    らの指示に応動して前記需要家における被供給体の使用
    についての情報を前記監視センタとの間で授受する被供
    給体の集中監視端末機において、該端末機は、 前記需要家における被供給体の供給系に接続され、該被
    供給体の使用量を示す第1の信号を取り込む第1の入力
    手段と、 前記公衆回線網のパーソナル移動通信システムにおける
    電波を送受信する送受信手段と、 前記需要家を識別する第1の情報および該端末機を識別
    する第2の情報を蓄積する蓄積手段と、 前記送受信手段が前記指示を受信すると、該指示に応じ
    て第1の入力手段に第1の信号を取り込み、前記送受信
    手段を制御して、第1の信号に応じた第3の情報を形成
    し、第3の情報を第1および第2の情報とともに前記監
    視センタに宛てて送信させるとともに、全地球測位シス
    テムによる位置を示す第6の情報を第2の情報に含めて
    前記蓄積手段に蓄積する制御手段とを含む ことを特徴と
    する集中監視端末機。
  7. 【請求項7】 請求項に記載の端末機において、前記
    制御手段は、 記送受信手段が第6の情報を送出する指
    示を受信したときは、前記蓄積手段に蓄積されている第
    6の情報を前記送受信手段に送信させることを特徴とす
    る集中監視端末機。
  8. 【請求項8】 被供給体の需要家に設置され、該需要家
    に供給される被供給体の状況を集中監視する監視センタ
    に公衆回線網を介して接続可能であり、該監視センタか
    らの指示に応動して前記需要家における被供給体の使用
    についての情報を前記監視センタとの間で授受する被供
    給体の集中監視端末機において、該端末機は、 前記需要家における被供給体の供給系に接続され、該被
    供給体の使用量を示す第1の信号を取り込む第1の入力
    手段と、 前記公衆回線網のパーソナル移動通信システムにおける
    電波を送受信する送受信手段と、 前記需要家を識別する第1の情報および該端末機を識別
    する第2の情報を蓄積する蓄積手段と、 前記送受信手段が前記指示を受信すると、該指示に応じ
    て第1の入力手段に第1の信号を取り込み、前記送受信
    手段を制御して、第1の信号に応じた第3の情報を形成
    し、第3の情報を第1および第2の情報とともに前記監
    視センタに宛てて送信させる制御手段と、 所定の日時に前記制御手段に割込みをかける時限手段と
    を含み、 前記制御手段は、該割込みに応動して、第1の入力手段
    に第1の信号を取り込んで第1の信号に応じた第3の情
    報を形成し、前記送受信手段を制御して第3の情報を前
    記監視センタに宛てて 送信させることを特徴とする集中
    監視端末機。
  9. 【請求項9】 被供給体の需要家に設置され、該需要家
    に供給される被供給体の状況を集中監視する監視センタ
    に公衆回線網のパーソナル通信システムを介して接続可
    能であり、該監視センタからの指示に応動して前記需要
    家における被供給体の使用についての情報を前記監視セ
    ンタとの間で授受する被供給体の集中監視端末機に接続
    可能な集中監視端末機の設定装置において、該装置は、
    前記需要家を識別する第1の情報および前記集中監視端
    末機を識別する第2の情報を入力する第1の入力手段
    と、 第1および第2の情報を前記集中監視端末機へ転送し、
    これに記憶させる第1の制御手段と、 前記集中監視端末機を通して、前記パーソナル移動通信
    システムの制御局へ第2の情報を送信させて該制御局に
    前記集中監視端末機を登録し、前記監視センタへ発呼し
    て、第1の情報を送信させて該監視センタに前記需要家
    を登録する第2の制御手段とを含む ことを特徴とする集
    中監視端末機の設定装置
  10. 【請求項10】 請求項9に記載の装置において、該装
    置は、全地球測位システムから該装置の位置を測定する
    位置検出手段を含み、 第1の制御手段は、前記測定した位置を示す第3の情報
    を前記集中監視端末機へ転送する ことを特徴とする設
    装置。
  11. 【請求項11】 被供給体の需要家に供給される被供給
    体の状況を集中監視する監視センタと、 前記需要家に設置され、該需要家における被供給体の使
    用についての情報を前記監視センタとの間で授受する複
    数の集中監視端末機と、 該複数の集中監視端末機に電波で接続可能なパーソナル
    移動通信システムを含み、該パーソナル移動通信システ
    ムを介して前記複数の集中監視端末機を選択的に前記監
    視センタに接続する公衆回線網とを含み、 前記複数の集中監視端末機のいずれかが前記パーソナル
    移動通信システムに第1の信号を送信すると、前記複数
    の集中監視端末機のうち第1の信号による電波を検出し
    たいずれかの端末機は、該電波の受信電界強度を測定し
    て該受信電界強度を示す第1の情報を担持させて第2の
    信号を送信し、 前記複数の集中監視端末機のうち第2の信号による電波
    を検出したいずれかの端末機は、該電波の受信電界強度
    を測定し、第2の信号に含まれる第1の情報の示す受信
    電界強度が前記測定した受信電界強度より弱いときは、
    該測定した受信電界強度を示す第1の情報を担持させて
    第3の信号を送信し、 これによって、信号を順次、前記パーソナル移動通信シ
    ステムの基地局まで中継し、 前記集中監視端末機は、前記監視センタからの指示を受
    信すると、前記需要家における被供給体の使用について
    の情報を前記監視センタとの間で授受 することを特徴と
    する被供給体の集中監視システム
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