JP3201065B2 - メータ制御装置 - Google Patents

メータ制御装置

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JP3201065B2
JP3201065B2 JP8840993A JP8840993A JP3201065B2 JP 3201065 B2 JP3201065 B2 JP 3201065B2 JP 8840993 A JP8840993 A JP 8840993A JP 8840993 A JP8840993 A JP 8840993A JP 3201065 B2 JP3201065 B2 JP 3201065B2
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伸一 中根
良雄 堀池
雅弘 山本
邦彦 山下
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、無線信号によりメータ
などの検針値や制御内容を情報伝送する装置の各通信手
段および制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のメータ制御装置は図5に示すよう
に、ガスメータ1と回線網制御装置2の間が信号線3で
接続されていた。ガスメータ1の検針情報などは、回線
網制御装置2から電話回線4を介してセンター装置(図
示していない)に伝送されていた。5はメータリモコン
でありユーザーの家屋内に設置される場合が大半で、ガ
スメータ1の検針情報表示や遮断弁の遠隔制御機能を有
していた。前記メータリモコン5は、有線の信号線6に
よりガスメータ1に接続されていた。同様に7はガス漏
れ警報器で、有線の信号線8によりガスメータ1に接続
されていた。9はガス配管、10はガス燃焼機器で、ガ
スメータ9を介してガスが供給されていた。11は家屋
を示す。
【0003】上記従来の構成により、ガスメータ1の検
針情報や遮断弁の制御情報は、センター装置側へは回線
網制御装置2を介して電話回線4で伝送され、また家屋
内のメータリモコン5へは有線の信号線6を介して伝送
されていた。また、ガス漏れ警報器7の検知信号も、有
線の信号線8を介してガスメータ1に伝送されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、メータや回線網制御装置をユーザー宅の現
場にて設置作業してから、家屋内に設置されたメータリ
モコンやガス漏れ警報器との信号線工事を行う場合に
は、わざわざ家屋の壁などに穴開けを行う必要があり、
作業に手間と経費がかかるという課題があった。
【0005】本発明は上記課題を解決するもので、宅内
に設けられたメータリモコンとの信号伝送を容易にする
メータ制御装置を提供することを目的としたものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のメータ制御装置
は上記目的を達成するために、ガス・電気などのメータ
の計測値情報または遮断装置など端末側機器の制御情報
の情報伝送を無線信号により行う第1の端末側無線通信
手段と、前記第1の端末側無線通信手段との間で無線信
号による情報伝送を行い前記メータの計測値等の情報収
集または前記端末側機器の遠隔制御を行うために通信回
網制御装置に接続される第2の端末側無線通信手段
と、前記第1および/または第2の端末側無線通信手段
と各種制御情報やデータ情報を無線信号により情報伝送
するメータリモコン側無線通信手段と、前記メータリモ
コン側無線通信手段に接続されたメータリモコンと、漏
れ警報器とから構成され、前記漏れ警報器からの信号を
前記メータリモコンに入力し、前記信号を前記メータリ
モコン側無線通信手段を介して前記メータに接続された
第1の端末側無線通信手段に伝達するものである。
【0007】
【作用】本発明は上記構成によって、第1の端末側無線
通信手段がガス・電気などのメータの計測値情報または
遮断装置などの制御情報の情報伝送を無線信号により行
い、第2の端末側無線通信手段が前記第1の端末側無線
通信手段との間で無線信号による情報伝送を行い前記メ
ータの計測値等の情報収集または前記端末側機器の遠隔
制御を行う。そして、メータリモコン側無線通信手段は
前記第1および第2の端末側無線通信手段と計測値情報
や制御情報を無線信号により情報伝送する。さらに漏れ
警報器の検知信号を一担メータリモコンに取り込むこと
により、従来メータまで引いていた有線を短縮すること
ができ設置作業の大幅な効率化を実現できる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。
【0009】図1において、本発明のメータ制御装置
は、ガスメータ1の計測値情報の伝送を無線信号により
行う第1の端末側無線通信手段12と、前記第1の端末
側無線通信手段12との間で無線信号による情報伝送を
行い前記メータ1の計測値等の情報収集を行う第2の端
末側無線通信手段13と、前記第1および第2の端末側
無線通信手段12および13と各種制御情報やデータ情
報を無線信号により情報伝送する宅内に設けられたメー
タリモコン側無線通信手段14とから構成されている。
15、16、17は前記12、13、14の各無線通信
手段に設けられたアンテナである。図5と同一番号を付
したものは同じ機能を有する構成要素である。本図のガ
ス漏れ警報器7は、信号線8を介してメータリモコン5
に接続されている。
【0010】上記構成において、第1の端末側無線通信
手段12は、ガスメータ1の計測値情報をアンテナ15
を介して第2の端末側無線通信手段13に無線信号で伝
送する。前記第2の端末側無線通信手段13は、アンテ
ナ16を介して入力した前記情報を回線網制御装置2に
送り、電話回線4を通してセンター装置に伝送する。逆
に、センター装置からの制御情報や回線網制御装置2か
らのデータ要求情報は、第2の端末側無線通信手段13
からアンテナ16を介して第1の端末側無線通信手段1
2に伝送される。前記第1の端末側無線通信手段12
は、アンテナ15を介して入力した前記情報をガスメー
タ1に送る。このようにガスメータ1と回線網制御装置
2との間の通信は、各端末側無線通信手段12および1
3を介して無線信号で行う。また、メータリモコン側無
線通信手段14は、アンテナ17を介して第1および第
2の端末側無線通信手段12および13と各種制御情報
やデータ情報を無線信号により情報伝送する。
【0011】次に図2にて前記各無線通信手段の詳細な
構成を説明する。図2の第1の端末側無線通信手段12
は、無線送信部18と、の無線受信部19と、切替部2
0と、インターフェース部21から構成されている。図
1と同一番号のものは同じ機能を有する構成要素であ
る。
【0012】上記構成において、切替部20は、無線送
信部18からの信号をアンテナ15から送信するか、逆
にアンテナ15からの無線情報を無線受信部19で受信
するかを切り替える。インターフェース部21は、ガス
メータ1との通信信号や制御信号を伝送する部分であ
り、前記無線送信部18や無線受信部19または切替部
20との間で信号伝送を行う。本図では示していない
が、第2の端末側無線通信手段13およびメータリモコ
ン側無線通信手段14の内部構成も、図2で説明したよ
うに第1の端末側無線通信手段12の内部構成要素と同
一の機能を有する。
【0013】次に図3にてガスメータの詳細な構成を説
明する。22はガスメータで、その中にはガス供給遮断
機構23と、ガス流量検出手段24と、制御手段25
と、第1の端末側無線通信手段12とを有している。そ
の他図1と同一番号のものは同じ機能を有する構成要素
である。
【0014】上記構成において、ガス供給遮断機構23
は、制御手段25からの制御信号すなわち開閉信号に応
じてガス供給路を開閉操作する。前記開閉信号は、ガス
流量検出手段24からの流量信号が前記制御手段25に
組み込まれた判断ロジックに従って遮断と判定されたと
き、あるいはアンテナ15を介して第1の端末側無線通
信手段12にて開閉制御信号が受信され制御手段25に
伝達されたとき発生する。
【0015】さらに図4で本発明のメータ制御装置のメ
ータリモコンおよび情報表示システムを説明する。メー
タリモコン5には、開操作手段26と、閉操作手段27
と、情報表示部28と、ガスメータの計測値情報や制御
情報をTV33に伝送するための情報インターフェース
29とが搭載されている。30は家の中に配置された情
報ラインで、メータリモコン5とはアダプタ31で接続
され、TV33とはアダプタ32で接続されている。そ
の他図1と同一番号のものは同じ機能を有する構成要素
である。
【0016】上記構成において、メータリモコン5に搭
載された開操作手段26あるいは閉操作手段27が操作
されると、メータリモコン側無線通信手段14およびア
ンテナ17を介してガスメータ1に信号伝送される。ガ
スメータ1では前記信号をアンテナ15および第1の端
末側無線通信手段13を介して受信し、ガス供給遮断機
構23を制御する。また、ガスメータ1からの信号はメ
ータリモコン側無線通信手段14を介して受信され、情
報インターフェース部29から情報ライン30に送ら
れ、アダプタ32を経由してTV33に伝送される。T
V33では、その画面に検針値やガス供給状態などを表
示する。特に安全に関するセキュリティ情報は、TVプ
ログラムに優先して割り込み処理させたり、TV33の
電源を自動立ちあげして表示させることもできる。
【0017】この実施例の構成によれば、屋内に設置す
るメータリモコン5が、ワイヤレスでガスメータ1や回
線網制御装置2と信号伝送し検針情報や制御情報を受け
渡すことができるので、各装置の設置に際して家の壁に
穴を開けなくてならないという従来の課題が解決され
る。それ故、設置工事に要する手間と経費を大幅に軽減
することができるという効果がある。
【0018】さらに、屋内に設置されるガス漏れ警報器
7の検知信号を一担メータリモコン5に取り込むことに
より、従来ガスメータ1まで引いていた有線を短縮する
ことができ、上記同様に設置作業の大幅な効率化を実現
できる。
【0019】また、メータリモコン5に装備された開操
作手段あるいは閉操作手段の操作信号を無線通信でガス
メータ1まで伝送し、ガス供給遮断機構23を動作させ
ることができる。逆に、メータリモコン5上の情報表示
部28に通信で受信した検針情報や制御情報を表示さ
せ、ユーザーに情報提供を行うことができる。同様に、
情報インターフェース29を介してTV33の画面上に
前記各情報を割り込み表示させることにより、緊急情報
等の早期確認が可能となる。
【0020】上記説明では、端末機器としてガスメータ
を示したが、その他のメータや制御機器を対象にしても
よい。また、各端末装置や無線通信手段への初期設定情
報をメータリモコン5を経由して無線通信にて実施する
こともできる。
【0021】ところで、各端末側無線通信装置の機能
は、マイクロコンピュータなどの制御中枢機能を有する
もので実現することができる。
【0022】なお上記説明では、ガス漏れ警報器7とメ
ータリモコン5との間を有線にて接続した例を示した
が、無線通信手段を用いてガス漏れ警報器7がガスメー
タ1に直接信号伝送する構成もある。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように本発明のデータ設定
装置は、ガス・電気などのメータの計測値情報または遮
断装置などの制御情報の情報伝送を無線信号により行う
第1の端末側無線通信手段と、前記第1の端末側無線通
信手段との間で無線信号による情報伝送を行い前記メー
タの計測値等の情報収集または前記端末側機器の遠隔制
御を行うために電話回線網制御装置に接続される第2の
端末側無線通信手段と、前記第1および第2の端末側無
線通信手段と各種制御情報やデータ情報を無線信号によ
り情報伝送するメータリモコン側無線通信手段を有する
ので、屋内に設置するメータリモコンが、ワイヤレスで
ガスメータや回線網制御装置と信号伝送し検針情報や制
御情報を受け渡すことができるので、各装置の設置に際
して家の壁に穴を開ける必要はなく、建物の外観に損傷
を与えることなく、さらに設置工事に要する手間と経費
を大幅に軽減することができるという効果がある。そし
て、漏れ警報器の検知信号を一担メータリモコンに取り
込むことにより、従来メータまで引いていた有線を短縮
することができ設置作業の大幅な効率化を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるメータ制御装置の機
能ブロック構成図
【図2】同装置の第1の端末側無線通信装置の機能ブロ
ック構成図
【図3】同装置のガスメータの機能ブロック構成図
【図4】同装置のメータリモコンの機能ブロック構成図
【図5】従来のメータ制御装置の機能ブロック構成図
【符号の説明】
1 メータ 2 回線網制御装置 5 メータリモコン 7 ガス漏れ警報器 12 第1の端末側無線通信手段 13 第2の端末側無線通信手段 14 メータリモコン側無線通信手段 23 ガス供給遮断機構 26 開操作手段 27 閉操作手段 29 情報インターフェース部 33 TV
フロントページの続き (72)発明者 山下 邦彦 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 平4−51696(JP,A) 特開 平3−137794(JP,A) 実開 昭63−196189(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G08C 17/00 H03J 9/00 - 9/06 H04M 11/00 - 11/10 H04Q 9/00 - 9/16

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガス・電気などのメータの計測値情報ま
    たは遮断装置など端末側機器の制御情報の情報伝送を無
    線信号により行う第1の端末側無線通信手段と、前記第
    1の端末側無線通信手段との間で無線信号による情報伝
    送を行い前記メータの計測値等の情報収集または前記端
    末側機器の遠隔制御を行うために通信回線網制御装置に
    接続される第2の端末側無線通信手段と、前記第1およ
    び/または第2の端末側無線通信手段と各種制御情報や
    データ情報を無線信号により情報伝送するメータリモコ
    ン側無線通信手段と、前記メータリモコン側無線通信手
    段に接続されたメータリモコンと、漏れ警報器とから構
    成され、前記漏れ警報器からの信号を前記メータリモコ
    ンに入力し、前記信号を前記メータリモコン側無線通信
    手段を介して前記メータに接続された第1の端末側無線
    通信手段に伝達するメータ制御装置。
  2. 【請求項2】 ガス・電気などのメータの計測値情報ま
    たは遮断装置など端末側機器の制御情報の情報伝送を無
    線信号により行う第1の端末側無線通信手段と、前記第
    1の端末側無線通信手段との間で無線信号による情報伝
    送を行い前記メータの計測値等の情報収集または前記端
    末側機器の遠隔制御を行うために通信回線網制御装置に
    接続される第2の端末側無線通信手段と、前記第1およ
    び/または第2の端末側無線通信手段と各種制御情報や
    データ情報を無線信号により情報伝送するメータリモコ
    ン側無線通信手段と、前記メータリモコン側無線通信手
    段に接続されたメータリモコンとから構成され、前記メ
    ータや前記端末側機器、前記第1および/または第2の
    端末側無線通信手段への初期設定情報を前記メータリモ
    コンを経由して前記メータや前記端末側機器、前記第1
    および/または第2の端末側無線通信手段へ無線にて通
    信するメータ制御装置。
  3. 【請求項3】 メータリモコン側無線通信手段は家屋内
    に設置される請求項1または2記載のメータ制御装置。
  4. 【請求項4】 供給遮断機構を内蔵するメータに接続さ
    れた第1の端末側無線通信手段と、前記遮断機構の開動
    作または閉動作を起動する操作手段を有するメータリモ
    コンに接続されたメータリモコン側無線通信手段からな
    る請求項1または2記載のメータ制御装置。
  5. 【請求項5】 メータの計測値情報および遮断装置など
    の制御情報をメータリモコン以外の表示装置に表示する
    情報インターフェース部を有する前記メータリモコンに
    接続されたメータリモコン側無線通信手段からなる請求
    1または2記載のメータ制御装置。
  6. 【請求項6】 メータの計測値情報および遮断装置など
    端末側機器の制御情報でセキュリティに関する情報は最
    優先して表示装置に表示する請求項5記載のメータ制御
    装置。
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KR19990005838A (ko) * 1997-06-30 1999-01-25 배순훈 원격검침장치
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