JP2001257273A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JP2001257273A JP2000069576A JP2000069576A JP2001257273A JP 2001257273 A JP2001257273 A JP 2001257273A JP 2000069576 A JP2000069576 A JP 2000069576A JP 2000069576 A JP2000069576 A JP 2000069576A JP 2001257273 A JP2001257273 A JP 2001257273A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 サリサイド構造と非サリサイド構造を有する
半導体集積回路装置を製造する工程において、サリサイ
ド構造トランジスタのサイドウォールの膜減りを防ぐこ
とを目的とする。 【解決手段】 半導体装置の製造方法において、レジス
ト22により選択的に開口された半導体基板13上に酸
化膜23を約300℃以下の低温プラズマCVDまたは
スパッタリングで0.8nm〜5nm形成する。レジス
ト22上の酸化膜23を硫酸と過酸化水素の混合液でリ
フトオフし、その上に堆積したCoなどの高融点金属2
4とポリシリコンゲートやソース・ドレイン拡散層を熱
処理する事によりシリサイド層を形成する。この後、高
融点金属24の未反応部分を選択的に除去する。酸化膜
23のリフトオフ時、サリサイドトランジスタのゲート
18のサイドウォール20はレジスト22で覆われてい
るので、従来のようなエッチングによる膜減りはなくな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、サリサイド構造の
半導体装置の製造方法に係わり、特にサリサイド構造と
非サリサイド構造の半導体装置を同一ウェハ上に形成す
ることが必要な場合に、非サリサイド構造MOSトラン
ジスタのソース、ドレイン、ゲート部に酸化膜を形成す
ることでシリサイド化させない方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】MOS型半導体集積回路の微細化につれ
て、ゲート、ソース・ドレイン拡散層ともに低抵抗な電
極を形成できるサリサイド構造トランジスタ形成技術の
開発が要求されている。このサリサイド構造トランジス
タは、シリコン基板の拡散層になる部分とシリコン膜か
らなるゲート電極上に高融点金属膜を形成して熱処理
し、自己整合的にこれら拡散層とゲート電極上に高融点
金属のシリサイドを生成するものである。
【0003】しかし、このサリサイド構造は例えば外部
からのサージなど高電圧に弱いと言われている。すなわ
ち、拡散層の表面がシリサイド化されたものでは、通常
のシリサイド層のない拡散層に比較して接合耐圧が、デ
バイス特性に影響が出るほどではないが低く、そのため
瞬間的に高電圧が印加されると破壊される恐れがある。
また、サリサイド構造ではゲート電極上のシリサイド層
と拡散層上のシリサイド層が、ゲート電極側壁に形成さ
れた厚さ約0.1μm程度のサイドウォール絶縁膜によ
って離間されているだけなのでやはりこれらのシリサイ
ド層間に高電圧がかかるとショートする確率が高い。
【0004】したがって高電圧に耐える非サリサイド構
造トランジスタが望まれる場合もある。半導体集積回路
においては、突発的なサージなど高電圧が印加されやす
い回路領域ではシリサイド層を形成しないようにされ、
サリサイド構造トランジスタと非サリサイド構造トラン
ジスタが混在する半導体装置も存在する。そのようなサ
リサイド構造と非サリサイド構造との両方を同時に有す
る半導体装置を形成する従来の方法について図2を用い
て説明する。
【0005】図2は従来のMOS型半導体集積回路の製
造方法の概略を示す工程断面図であり、右側が非サリサ
イドMOSトランジスタ、左側がサリサイドMOSトラ
ンジスタである。図2(a)で、1はSi基板、2はS
i基板1上の素子分離部、3と4は素子分離部2によっ
て分離された拡散層、5は拡散層3および4上に形成さ
れたゲート酸化膜、8と9はシリコン酸化膜よりなるサ
イドウォール、6と7は拡散層3および4上にゲート酸
化膜5を介し生成した高さ0.2μmのポリシリコンゲ
ートである。10は酸化膜、11はレジストとして、こ
の構造の上に30nmの酸化膜10をCVDで堆積し、
レジスト11によりサリサイド構造を形成する領域を開
口する。酸化膜10をウエット処理によりエッチングす
るとレジスト11で開口されている領域の酸化膜10が
除去され、図2(b)のようになる。
【0006】この後、コバルト(Co)またはチタン
(Ti)を全面に堆積し、熱処理を行えば開口部のソー
ス・ドレイン領域3とポリシリコンゲート6の表面には
シリサイドが形成され、非開口部のソース・ドレイン領
域4およびポリシリコンゲート7上の酸化膜10が熱処
理によるシリサイド化を阻害するため、右側のMOSト
ランジスタに非シリサイド領域が形成される。このよう
に30nm程度の厚い酸化膜10を堆積し選択的に除去
することで、サリサイド化された回路領域と非サリサイ
ド構造の回路領域とを形成することができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな方法では、図2(a)で示した酸化膜10を選択的
に除去する際に、シリサイド付きMOSトランジスタの
サイドウォール8も、酸化膜10のオーバーエッチ時に
ある程度除去されることになり、図2(b)に示すよう
にポリシリコンゲート6の最上部よりサイドウォールが
下がり、サイドウォール12のようになる。すでに説明
したように、このサイドウォールが下がった状態で高融
点金属を形成し、熱処理する事により拡散層3やポリシ
リコンゲート6と高融点金属とが反応してシリサイド化
する時、もしシリサイドが一部サイドウォール12の上
にも形成された場合、ポリシリコンゲート6と拡散層3
との間の距離がより近くなることで、ポリシリコンゲー
ト6と拡散層3との間でショートやリークをする確率が
増加するという問題があった。
【0008】そのために、サイドウォール8が酸化膜1
0のエッチングによって除去されないようにエッチング
量を少なくすると良いが、そうすると、シリサイド層を
形成すべきポリシリコンゲート6、拡散層3上に酸化膜
10が残る場合があり、CoまたはTiを堆積しても残
った酸化膜10によりシリサイド化が阻害され目的とす
るシリサイド領域が形成されない。
【0009】本発明は上記の問題点に鑑み、酸化膜10
の除去によるサイドウォールの膜減りに起因するサリサ
イド構造トランジスタのゲートとソース・ドレイン間リ
ークをなくすことが可能な半導体装置の製造方法を提供
することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体装置の製
造方法は、上記問題点を解決するため、半導体基板に形
成された拡散層と、拡散層に挟まれた半導体基板上に形
成されたゲートと、ゲートの側壁に形成された第1の絶
縁膜からなるサイドウォールとで構成される第1および
第2のトランジスタにおいて、第1のトランジスタ領域
は露出し、第2のトランジスタの拡散層、ゲートおよび
サイドウォール上を覆う感光性樹脂膜を選択的に形成す
る工程と、第1のトランジスタ領域上と感光性樹脂膜上
に第2の絶縁膜を形成する工程と、感光性樹脂膜とその
上の第2の絶縁膜をともに除去する工程と、全面に金属
膜を形成する工程と、第1のトランジスタの拡散層およ
びゲートと金属との反応による化合物層を熱処理により
選択的に形成する工程と、金属膜の未反応部分を選択的
に除去する工程とを含むものである。
【0011】以上の行程による製造方法によれば、第2
のトランジスタ領域上に感光性樹脂膜を介して第2の絶
縁膜があることから、感光性樹脂膜を除去することによ
って第2の絶縁膜をともに除去することができ、第2の
トランジスタのサイドウォールはエッチングされること
がなく膜減りすることがない。したがって後に金属との
反応による化合物層を形成してもゲートと拡散層間の距
離は充分確保され、ショートやリークを抑制する事がで
きる。
【0012】また、第2の絶縁膜形成温度は300℃以
下で形成されることが望ましい。これ以下の温度で処理
すると、感光性樹脂膜が熱により変形する事を避ける事
ができる。
【0013】また、第2の絶縁膜の膜厚が0.8nm〜
5nmであることが望ましい。この膜厚であれば金属と
の反応による化合物層を熱処理により選択的に形成する
時、金属と第2の絶縁膜との反応を充分に阻止すること
ができ、しかも感光性樹脂膜とその上の第2の絶縁膜は
ともに容易に除去することができる。
【0014】また、半導体基板がシリコンであり、第2
の絶縁膜がシリコン酸化膜であり、金属膜はその酸化物
生成エネルギーがシリコンの酸化物生成エネルギーより
も小さい材料からなることが望ましい。この場合だと、
第2の絶縁膜と金属膜が熱処理によってほとんど反応す
る事なく、この第2の絶縁膜の介在によって化合物層の
選択形成が容易となる。
【0015】さらに、第2の絶縁膜の形成方法はプラズ
マCVD法またはスパッタリングであることが望まし
い。これらの方法によれば、低温で処理できるので感光
性樹脂膜に変形などを与えずにその上に第2の絶縁膜を
形成することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面を参照
しながら説明する。図1は、本発明の実施の形態によ
る、サリサイド構造と非サリサイド構造とを有するMO
S型半導体装置の製造方法の工程断面図を示すものであ
る。この図において右側が非サリサイド構造MOSトラ
ンジスタ、左側がサリサイド構造MOSトランジスタの
行程断面図である。図1では2種類のMOSトランジス
タを便宜上並べて示しているが、実際の回路ではこれ以
外の任意の種類、配置が可能である。
【0017】まず、図1(a)に示すように、13はS
i基板、14は素子分離部、17はSi基板13上のゲ
ート酸化膜、18と19はポリシリコンゲート、20と
21はシリコン酸化膜からなるサイドウォール、15と
16は拡散層、22は選択的に非サリサイド構造領域を
開口するレジストとする。
【0018】23はプラズマCVD法にてこの基板上に
レジスト22の膜厚よりも極めて薄く0.8nm〜2n
m堆積する酸化膜で、レジスト22で覆われている拡散
層15やポリシリコンゲート18上に直接接触すること
はない。レジスト22で覆われていない拡散層16、ポ
リシリコンゲート19上は0.8nm〜2nmの酸化膜
23で覆われる。このような薄い酸化膜23の堆積は、
例えば平行平板型のプラズマCVD装置を用いて可能で
ある。その時の反応ガスはSiH4とNO2、基板温度は
200℃で堆積時間は10秒である。
【0019】酸化膜23はレジスト22の膜厚よりも十
分薄いためにレジスト22の側壁部には酸化膜23のほ
とんど堆積していない部分ができ、130℃〜160℃
の硫酸と過酸化水素の混合液、または70℃〜90℃の
アンモニアと過酸化水素の混合液でレジスト22を除去
すると側壁部からレジスト22が除去されていき、ウェ
ハ面内のすべてのレジスト22とともにレジスト22上
の酸化膜23はすべてリフトオフされて除去される。
【0020】この結果、図1(b)に示すように右側の
非サリサイド構造MOSトランジスタの拡散層16、ポ
リシリコンゲート19、サイドウォール21上に酸化膜
23が残り、左側のサリサイド構造MOSトランジスタ
の拡散層15、ポリシリコンゲート18がレジスト22
と酸化膜23が除去されて露出し、サイドウォール20
は膜減りが起こらず残る。
【0021】この後、図1(c)に示すように半導体装
置全体にCo膜24を堆積し500℃60秒の熱処理を
行うと拡散層15とポリシリコン18上に不安定なCo
シリサイドが形成されるが、拡散層16上、ポリシリコ
ン19上にはCoシリサイド化反応を阻害するのに十分
な0.8nm〜2nmの酸化膜が存在することでシリサ
イドは形成されない。
【0022】さらに図1(d)のように拡散層15ある
いは16を構成するシリコンやポリシリコンゲート18
あるいは19と反応しなかった未反応Co膜を180℃
の硫酸、過酸化水素およびアンモニアの混合液で選択的
に除去する。25はCoシリサイドで、約800℃10
秒の熱処理にて安定な結晶相に変える。図1(d)のよ
うにサイドウォール20の膜減りがないのでポリシリコ
ンゲート18と拡散層15との距離が大きく保たれ、シ
リサイドによるショート・リークの発生を抑制する事が
できる。
【0023】本発明の製造方法では、レジスト22上に
低温で薄い酸化膜23を形成する点が1つの特徴であ
る。通常のCVD法においては、基板温度を約300℃
以上に設定するのであるが、本発明の実施の形態では2
00℃にし、しかも堆積時間が10秒である。このよう
な低温短時間の堆積では、感光性樹脂膜は断面や寸法の
変形が生じない。そして堆積される膜厚は0.8nm〜
2nmと薄いがシリサイド化を阻害する為には充分であ
る。感光性樹脂膜としてポリイミドなどを使用すれば堆
積温度を300℃まで上げる事ができる。
【0024】酸化膜の堆積方法としては低温で薄い膜を
制御性良く形成できればよく、高周波スパッタリング法
も使用することができる。この場合は基板が室温でも酸
化膜を堆積できる。
【0025】本実施の形態では、Coシリサイド化反応
においては形成する酸化膜厚として0.8nm〜2nm
を例にとり説明したが、これはCoおよびSiの酸化物
生成エネルギーを考えた場合にCoの方がSiよりも小
さいので、酸化膜がこの厚さでもCoがシリコン酸化膜
とほとんど反応しないためである。一方、Coの代わり
に高融点金属としてTiを用いるシリサイド化反応で
は、これらTiおよびSiの酸化物生成エネルギーを考
えるとTiの方がSiよりも大きいために、酸化膜がこ
の厚さならシリコン酸化膜との反応が起こるが、酸化膜
として2nm〜5nmとすれば酸化膜堆積領域において
は、TiとSiの反応がシリサイド化するときの時間の
範囲内では阻害され上記と全く同様の効果が得られる。
【0026】また以上の金属以外に、例えば、酸化物生
成エネルギーがSiよりも小さいMo、Wの場合は0.
8nm〜2nmの酸化膜を、酸化物生成エネルギーがS
iよりも大きいZr、Hfの場合は2nm〜5nmの酸
化膜を形成する場合には上記と同じ効果が得られる。こ
こで、酸化膜厚はある程度薄い方が除去しやすいが、5
nm以下の膜厚ならば充分除去しやすく、酸化物生成エ
ネルギーがSiより小さい金属の酸化膜でも、0.8〜
5nmならば充分上記と同様の効果が得られる。
【0027】
【発明の効果】以上のように本発明は、非サリサイド構
造トランジスタとサリサイド構造トランジスタが混在す
る半導体装置を同一ウェハ上に形成するさいに、非サリ
サイド構造とする回路領域に、レジストにより選択的に
開口して薄い酸化膜を形成した後、サリサイド構造とす
る回路領域のレジストとレジスト上の酸化膜をサイドウ
ォールを膜減らしさせる事なく除去し、高融点金属を堆
積して熱処理を行うことでシリサイドを形成することが
できる。これにより、従来の方法で問題となっていた、
非サリサイド構造領域の酸化膜を除去する際のサイドウ
ォールの膜減りを減らし、ゲートとソース・ドレイン間
のリークを抑制することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による半導体装置の製造方法を示す工程
断面図(a),(b),(c),(d)
【図2】従来の半導体装置の製造方法を示す工程断面図
(a),(b)
【符号の説明】
1 Si基板 2 素子分離部 3 拡散層 4 拡散層 5 ゲート酸化膜 6 ポリシリコンゲート 7 ポリシリコンゲート 8 サイドウォール 9 サイドウォール 10 酸化膜 11 レジスト 12 サイドウォール 13 Si基板 14 素子分離部 15 拡散層 16 拡散層 17 ゲート酸化膜 18 ポリシリコンゲート 19 ポリシリコンゲート 20 サイドウォール 21 サイドウォール 22 レジスト 23 酸化膜 24 Co膜 25 Coシリサイド
フロントページの続き Fターム(参考) 4M104 AA01 BB01 BB20 BB24 BB25 BB26 BB28 CC01 CC05 DD04 DD31 DD64 DD78 DD79 DD84 EE09 EE14 FF14 GG09 GG14 5F045 AA08 AA19 AB32 AC01 AD06 AF03 CA06 EH13 HA14 5F048 AA07 AC01 BA01 BB05 BB08 BB10 BF06 BG11

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板に形成されたソース・ドレイ
    ン拡散層と、前記ソース・ドレイン拡散層に挟まれた前
    記半導体基板上に形成されたゲートと、前記ゲートの側
    壁に形成された第1の絶縁膜からなるサイドウォールと
    で構成される第1および第2のトランジスタにおいて、
    前記第1のトランジスタ領域は露出し、前記第2のトラ
    ンジスタのソース・ドレイン拡散層、ゲートおよびサイ
    ドウォール上を覆う感光性樹脂膜を選択的に形成する工
    程と、前記第1のトランジスタ領域上と前記感光性樹脂
    膜上に第2の絶縁膜を形成する工程と、前記感光性樹脂
    膜とその上の前記第2の絶縁膜をともに除去する工程
    と、全面に金属膜を形成する工程と、前記第1のトラン
    ジスタのソース・ドレイン拡散層およびゲートと前記金
    属との反応による化合物層を熱処理により選択的に形成
    する工程と、前記金属膜の未反応部分を選択的に除去す
    る工程とを含むことを特徴とする半導体装置の製造方
    法。
  2. 【請求項2】 前記第2の絶縁膜形成時の温度は300
    ℃以下で形成されることを特徴とする請求項1記載の半
    導体装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記第2の絶縁膜の膜厚が0.8nm〜
    5nmであることを特徴とする請求項1または2のいず
    れかに記載の半導体装置の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記半導体基板がシリコンであり、前記
    第2の絶縁膜がシリコン酸化膜であり、前記金属膜はそ
    の酸化物生成エネルギーがシリコンの酸化物生成エネル
    ギーよりも小さい材料からなることを特徴とする請求項
    1〜3のいずれかに記載の半導体装置の製造方法。
  5. 【請求項5】 前記第2の絶縁膜の形成方法がプラズマ
    CVD法またはスパッタリングであることを特徴とする
    請求項2または3のいずれかに記載の半導体装置の製造
    方法。
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